JPH08213453A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPH08213453A
JPH08213453A JP1502295A JP1502295A JPH08213453A JP H08213453 A JPH08213453 A JP H08213453A JP 1502295 A JP1502295 A JP 1502295A JP 1502295 A JP1502295 A JP 1502295A JP H08213453 A JPH08213453 A JP H08213453A
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JP
Japan
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contact hole
semiconductor substrate
semiconductor device
barrier metal
polysilicon layer
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JP1502295A
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English (en)
Inventor
Osamu Yaida
収 八井田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワイヤボンディングの信頼性が向上しトラン
ジスタの破壊耐量が向上した、半導体装置とその製造方
法を提供する。 【構成】 半導体基板11上に形成された層間絶縁膜を
選択的にエッチングし上記半導体基板を露出させるコン
タクト孔を開孔する工程と、上記露出した上記半導体基
板上にバリアメタル13を形成する工程と、上記バリア
メタル13の表面にポリシリコン層14を形成する工程
と、上記ポリシリコン層の平たん化を行う工程と、上記
ポリシリコン層14に電気的に接続する配線3を行う工
程と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置とその製造
方法に関し、詳しくは電力用半導体装置であってワイヤ
ボンディングの信頼性を向上させる半導体装置とその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
電力用MOSトランジスタの構造では、トランジスタの
微細化が進むと、トランジスタのソース部分においてソ
ース用電極を構成する配線のカバレージが悪くなるとい
う問題点がある。即ち、図8に示すように、ゲート電極
を構成するポリシリコン1における電気抵抗を低くする
ため、ポリシリコン1の膜厚を5000Å程度に形成す
る。また、ポリシリコン1の表面には、層間SiO2
2が約8000Åから10000Å程度の厚さにて堆積
される。その後、ソース電極用として、例えばアルミニ
ウムにてなる金属配線3が蒸着又はスパッタにて層間S
iO2膜2の表面に形成される。しかし、上記ポリシリ
コン1及び層間SiO2膜2の膜厚が大きいことから、
ソース部分4に形成される金属配線3には、場合によっ
ては「す」5が発生することがある。特に、現在ではソ
ースパッドをトランジスタ上に配置するため、ソース部
分4における金属配線3の平たん性が悪いとワイヤボン
ディングにおける信頼性が悪くなるという問題点があ
る。又、形成された数千〜数万個のトランジスタのそれ
ぞれの特性がまちまちであれば、ある特定のトランジス
タに過電流が集中しそのトランジスタの破壊が早く起こ
るという問題点もある。本発明はこのような問題点を解
決するためになされたもので、配線金属へのワイヤボン
ディングの信頼性を向上させることができ、又、トラン
ジスタの破壊耐量を向上させることができる、半導体装
置とその製造方法を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に形成された層間絶縁膜を選択
的にエッチングし上記半導体基板を露出させるコンタク
ト孔を開孔するコンタクト開孔工程と、上記コンタクト
開孔工程の後、上記コンタクト孔にて露出した上記半導
体基板上にバリアメタルを形成するバリアメタル形成工
程と、上記バリアメタル形成工程の後、上記コンタクト
孔を埋めるように上記バリアメタルの表面にポリシリコ
ン層を形成するポリシリコン形成工程と、上記ポリシリ
コン形成工程の後、上記ポリシリコン層に電気的に接続
する配線を行う配線工程と、を備えたことを特徴とす
る。
【0004】又、本発明の半導体装置は、半導体基板上
に形成された層間絶縁膜を選択的にエッチングすること
で上記半導体基板を露出させるコンタクト孔と、上記コ
ンタクト孔にて露出された半導体基板表面に形成される
バリアメタルと、上記バリアメタル上に形成され所望の
電気抵抗値を有するために所定量のイオンが注入された
ポリシリコン層と、を備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の半導体装置は、上述のように構成する
ことで、ポリシリコン層は、コンタクト孔部分における
平たん化を容易にし、金属配線の平たん性がよくなり、
該金属配線におけるワイヤボンディングの信頼性を向上
するように作用する。又、ポリシリコン層に注入された
イオンによりポリシリコン層は所望の電気抵抗を有し、
過電流が流れる場合には負帰還が生じトランジスタの破
壊耐量を向上させるように作用する。
【0006】
【実施例】本発明の半導体装置の製造方法の一実施例で
ある製造方法について、図を参照して以下に説明する。
尚、本発明の半導体装置は、上記実施例の製造方法によ
り製造されるものである。又、各図において、同じ構成
部分については同じ符号を付している。又、本実施例で
は、電力用MOSFET(MOS型電界効果トランジス
タ)を例に説明するが、本発明の製造方法はこれに限る
ものではない。
【0007】公知の電力用MOSFETの製造技術によ
り電力用MOSFETを製造していくが、その途中の工
程における半導体装置の状態を示す図3に示すように、
層間絶縁膜であるSiO2膜2を選択的にエッチングす
ることで、コンタクト孔12が半導体基板11を露出さ
せるまで開孔される。尚、コンタクト孔12が形成され
る箇所は、半導体基板11において、上記MOSFET
のソース領域又はドレイン領域に対応する。又、この工
程が図2に示すステップ(図内では「S」にて示す)1
に相当する。次に、図4に示すように、形成されたコン
タクト孔12において、上記露出した半導体基板11の
表面11aに、例えばチタン、タングステン等のバリア
メタル13が形成される。尚、この工程が図2に示すス
テップ2に相当する。さらに、図5に示すように、バリ
アメタル13の表面13aを含みSiO2膜2の全面に
は、約2μmの厚さにてポリシリコン層14を蒸着す
る。尚、この工程が図2に示すステップ3に相当する。
又、適宜なマスクを用いることで、ポリシリコン層14
はバリアメタル13の表面13aにのみ、ほぼSiO2
膜2とほぼ同じ高さとなるように形成するようにしても
よい。
【0008】次に、図5に示すように、ポリシリコン層
14の全面にリンをイオン注入する。この注入は、ポリ
シリコン層14が所望の電気抵抗値を有するようにする
ためであり、所定のドーズ量にて行われる。尚、この工
程が図2に示すステップ4に相当する。次に、バリアメ
タル13のシリサイド化、及び活性化のため、約700
〜約750℃にて熱処理を行う。尚、この工程が図2に
示すステップ5に相当する。次に、図6に示すように、
ゲート電極のポリシリコン1を覆って形成されているS
iO2膜2が露出するまでポリシリコン層14の全面を
エッチする。尚、この工程が図2に示すステップ6に相
当する。次に、図7に示すように、露出したSiO2
2、及びポリシリコン層14の全面に公知の技術によ
り、メタルパターニングとパッドの形成を行う。本実施
例では、配線に使用する金属はアルミニウムを使用し
た。又、この工程が図2に示すステップ7に相当する。
【0009】このように本実施例の製造方法によれば、
例えばソース電極部分におけるコンタクト孔12には、
ポリシリコン層14を埋め込むことより、ソース電極と
しての金属配線3の平たん性が良くなる。したがって、
半導体基板のアッセンブリ時におけるソース電極へのワ
イヤボンディングの信頼性を向上させることができる。
又、半導体基板に形成される各トランジスタのソースと
ソース電極との間に介在させたポリシリコン層14が所
望の電気抵抗値を有するように、ポリシリコン層14に
イオン注入したことより、該ポリシリコン層14はバラ
スト抵抗として働き、上記各トランジスタの内、あるト
ランジスタに過電流が流れようとするときには負帰還が
かかることになり、該トランジスタの破壊耐量を向上さ
せることができる。
【0010】尚、半導体装置を示す各図において、本実
施例ではnチャネルのMOSFETを示しているが、こ
れに限るものではなく、公知の半導体装置製造技術によ
り製造されるpチャネルのMOSFETにも本発明の製
造方法及び半導体装置を適用することができる。
【0011】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の半導体装置
の製造方法によれば、コンタクト孔にバリアメタル及び
ポリシリコン層を埋め込んだことより、コンタクト孔部
分に形成される配線金属は平たん化され、上記配線金属
へのワイヤボンディングが良好に行えワイヤボンディン
グの信頼性を向上させることができる。
【0012】本発明の半導体装置によれば、コンタクト
孔部分にポリシリコン層を形成したことより、上記コン
タクト孔部分を平たん化し、よって金属配線の平たん性
をよくし、上記金属配線へのワイヤボンディングの信頼
性を向上することができる。さらに、ポリシリコン層に
は該ポリシリコン層が所望の電気抵抗を有するようにイ
オン注入したことより、トランジスタに過電流が流れる
場合には負帰還が生じトランジスタの破壊耐量を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体装置の一実施例における半導
体装置の断面図である。
【図2】 本発明の半導体装置の製造方法の一実施例に
おける製造方法の各工程を示すフローチャートである。
【図3】 図2に示す製造方法におけるステップ1にお
ける半導体装置の状態を示す半導体装置の断面図であ
る。
【図4】 図2に示す製造方法におけるステップ2にお
ける半導体装置の状態を示す半導体装置の断面図であ
る。
【図5】 図2に示す製造方法におけるステップ3及び
ステップ4における半導体装置の状態を示す半導体装置
の断面図である。
【図6】 図2に示す製造方法におけるステップ6にお
ける半導体装置の状態を示す半導体装置の断面図であ
る。
【図7】 図2に示す製造方法におけるステップ7にお
ける半導体装置の状態を示す半導体装置の断面図であ
る。
【図8】 従来の電力用MOSFETの断面図である。
【符号の説明】
11…半導体基板、1…ゲート電極におけるポリシリコ
ン、2…SiO2膜、3…金属配線、12…コンタクト
孔、13…バリアメタル、14…ポリシリコン層。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された層間絶縁膜を
    選択的にエッチングし上記半導体基板を露出させるコン
    タクト孔を開孔するコンタクト開孔工程と、 上記コンタクト開孔工程の後、上記コンタクト孔にて露
    出した上記半導体基板上にバリアメタルを形成するバリ
    アメタル形成工程と、 上記バリアメタル形成工程の後、上記コンタクト孔を埋
    めるように上記バリアメタルの表面にポリシリコン層を
    形成するポリシリコン形成工程と、 上記ポリシリコン形成工程の後、上記ポリシリコン層に
    電気的に接続する配線を行う配線工程と、を備えたこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記ポリシリコン形成工程の後上記配線
    工程の前に、 上記ポリシリコン層が所望の電気抵抗値を得るようにイ
    オン注入を行う注入工程を備えた、請求項1記載の半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記半導体基板において上記コンタクト
    孔に対応する領域はソース領域又はドレイン領域であ
    る、請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記バリアメタルはチタン又はタングス
    テンである、請求項1ないし3のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成された層間絶縁膜を
    選択的にエッチングすることで上記半導体基板を露出さ
    せるコンタクト孔と、 上記コンタクト孔にて露出された半導体基板表面に形成
    されるバリアメタルと、 上記バリアメタル上に形成され所望の電気抵抗値を有す
    るために所定量のイオンが注入されたポリシリコン層
    と、を備えたことを特徴とする半導体装置。
JP1502295A 1995-02-01 1995-02-01 半導体装置とその製造方法 Pending JPH08213453A (ja)

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