JP4985900B2 - 菌代謝阻害剤及び口臭発生抑制組成物 - Google Patents

菌代謝阻害剤及び口臭発生抑制組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、効果の強い抗菌剤の代わりに、菌の代謝に起因するトラブルを効果的に除去できる菌代謝阻害剤及び該菌代謝阻害剤を使用することにより、悪臭の原因菌の代謝により発生する臭気を効果的に除去できる臭気発生抑制組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
菌が原因となって発生する臭気には、腋臭、体臭、足むれ臭、毛髪臭、口臭、衣類などの生乾き臭、生ゴミ臭などがある。
【0003】
従来、これらの臭気を抑制する手段として、抗菌剤を用いて原因菌を除去することが行われているが、その安全性の点が懸念される。特に、生体からの臭気発生では、原因菌がその常在菌である場合、強い抗菌剤で除去することにより、菌叢が乱れ、外からの有害菌の侵入に対する抵抗力が低下するなど、別の問題が生じる。
【0004】
そこで、マイルドな天然系の抗菌剤(特開平7−69853号公報等)、口臭産生菌に対し特異的に働く抗菌剤(特開平9−110662号公報)の探索がなされている。しかしながら、抗菌剤である以上、菌叢が乱れることは避けられなかった。また、各種植物の抽出物を有効成分とする消臭剤(特開昭60−77763号公報等)も提案されているが、この消臭剤は、既に発生した悪臭の源である硫黄化合物に作用して、その量を減少させることによって消臭効果を発揮するものであり、臭気の発生そのものを抑えるものではなかった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、抗菌活性が弱く、あるいは認められず、優れた菌代謝阻害活性を有する菌代謝阻害剤及び該菌代謝阻害剤を含有する臭気発生抑制組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、ミカン科サンショウ属(Zanthoxylum)植物に着目するに至り、該植物の特定の抽出物が抗菌活性が弱く、あるいは認められず、優れた菌代謝阻害活性を有することを知見し、更に、その有効成分について鋭意検討した結果、上記植物が含有する成分の中でも、特に2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、炭素数16以上の不飽和脂肪酸、炭素数6以上の不飽和アルデヒドがそれぞれ1種単独であっても、上記植物抽出物と同様に、抗菌活性が弱く、あるいは認められず、優れた菌代謝阻害活性を有するという特性を備えていることを知見した。
【0007】
即ち、口臭原因菌であるフゾバクテリウム・ヌクレアツムに対する代謝阻害活性と抗菌活性を評価した結果、後述する実施例に示すように、サンショウ属植物の各種抽出物、含有成分の中でも、非水溶性画分を含有する抽出物、特定の画分及び2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、及び9−ヘキサデセン酸、リノレン酸、リノール酸等の炭素数16以上の不飽和脂肪酸、2−デセナール、2−ウンデセナール、2−ドデセナール等の炭素数6以上の不飽和アルデヒドがそれぞれ上述した特徴のある優れた代謝阻害活性を有することを見出し、本発明をなすに至った。
【0008】
従って、本発明は、
(1)ミカン科サンショウ属(Zanthoxylum)植物より選ばれた植物がメタノール、エタノール、含水メタノール又は含水エタノールで抽出され、非水溶性画分を含有する抽出物であって、2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、シス−9−ヘキサデセン酸、リノレン酸、リノール酸、2−オクテナール、2,4−オクタジエナール、2−ノネナール、2,4−ノナジエナール、2−デセナール、2,4−デカジエナール、2−ウンデセナール及び2−ドデセナールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を含有する抽出物を有効成分とする、口臭原因菌によるL−メチオニンからメチルメルカプタンへの代謝を阻害する菌代謝阻害剤、
(2)2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、シス−9−ヘキサデセン酸、リノレン酸、リノール酸、2−オクテナール、2,4−オクタジエナール、2−ノネナール、2,4−ノナジエナール、2−デセナール、2,4−デカジエナール、2−ウンデセナール及び2−ドデセナールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を有効成分とする、口臭原因菌によるL−メチオニンからメチルメルカプタンへの代謝を阻害する菌代謝阻害剤
及び上記(1)又は(2)の菌代謝阻害剤を有効成分として含有する口臭発生抑制組成物を提供する。
【0009】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。本発明の菌代謝阻害剤は、その代謝によって悪臭の原因となるメチルメルカプタン等の硫黄化合物を発生する悪臭の原因菌などに作用して、菌の代謝を阻害するが、菌の生育を抑制するといった所謂抗菌活性は、ほとんどないか、あっても弱く、殺菌剤、抗菌剤とは異なるものである。そして、本発明の臭気発生抑制組成物は、上記菌代謝阻害剤を臭気の発生を抑制する有効成分として含有するものであり、従来の消臭剤のように、一旦、発生した悪臭源を減少させることによって、悪臭を消去せしめるのではなく、悪臭の原因菌の代謝によって発生するメチルメルカプタン等の硫黄化合物などに起因する悪臭が発生することを抑制するものである。
【0010】
本発明の第一の菌代謝阻害剤は、ミカン科サンショウ属(Zanthoxylum)植物より選ばれた植物の非水溶性画分を含有する抽出物、又は2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、炭素数16以上の不飽和脂肪酸、炭素数6以上の不飽和アルデヒドのいずれか1種以上を有効成分とするものである。
【0011】
本発明において用いられるサンショウ属(Zanthoxylum)植物としては、モウシカショウ(毛刺花椒Zanthoxylum acanthopodium var.villosum)、カラスザンショウ(Z.ailanthoides)、ザントキシルム・アルマツム(Z.armatum)、カショウ(花椒Z.bungeanum)、シイヨウカショウ(刺異葉花椒Z.dimorphophyllum var.spinifolium)、エスピニェイラ(Z.fagara)、コエントリーリョ(Z.hyemale)、サンショウ(山椒Z.piperitum)、ヤマアサクラザンショウ(Z.piperitum forma brevispinum)、アサクラザンショウ(Z.piperitum forma inerme)、フユザンショウ(Z.planispinum)、マミカ・デ・カデーラ(Z.rhoifolium)、マミカ・デ・ポルカ(Z.riedelianum)、イヌザンショウ(Z.schinifolium)、カホクサンショウ(Z.simulans)、ヘイカカショウ(柄果花椒Z.simulans var.podocarpum)、チベットカショウ(Z.tibetanum)、ティングアシーバ(Z.tingoassuiba)などがある。特にサンショウあるいはアサクラザンショウの果実は、日本では香辛料として広く用いられている。これらの植物は、その木部、心材部、樹皮部、茎部、枝部、葉部、根部、種子部、果実部、花部などを用いることができる。
【0012】
上記植物の抽出物としては、非水溶性画分を含む限り、粗抽出液でもよく、また、抽出液から非水溶性画分を分離調製したものでもよいが、抽出物中に2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、炭素数16以上の不飽和脂肪酸、炭素数6以上の不飽和アルデヒドのいずれか1種又は2種以上が多く含まれるような調製法であることが望ましい。上記成分の抽出物における含有量(2種以上の場合は、合計量)は、特に制限されるものではないが、0.001〜100%(質量%、以下同様)、好ましくは0.1〜100%、より好ましくは1〜100%であることが望ましい。なお、上記分画物は、上記化合物の1種以上を含むものであればよい。
【0013】
このような抽出法について説明すると、上記植物の抽出物としては、抽出エキスの場合は、上記植物体を乾燥あるいはそのまま粉砕したものを溶媒抽出することによって得ることができ、抽出溶媒が使用上無毒性のものであれば、抽出液をそのまま用いても、適宜な溶媒で希釈した希釈液又は賦形剤で希釈した混合粉末として用いてもよく、あるいは濃縮エキスとしたり、凍結乾燥などにより乾燥粉末としたり、ペースト状に調製したものなどが利用できる。ここで、本発明の場合、上記植物の非水溶性画分を含有する限り、上記抽出物を菌代謝阻害剤の有効成分とすることもできるが、更に、上記抽出物から非水溶性画分を分離精製して使用すると、より好ましく、特に、上記抽出物から2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、炭素数16以上の不飽和脂肪酸、炭素数6以上の不飽和アルデヒドを含有する画分を分離精製して使用すると、更に好適である。
【0014】
上記植物の抽出物を得るのに用いる溶媒としては、メタノール、エタノール、ブタノール、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、酢酸エチル、アセトンなどの一般に用いられる有機溶媒などを挙げることができ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合して、また、水溶性溶媒の場合、含水溶媒として使用することができる。これらの溶媒の中では、特にメタノール、エタノール、含水アルコールなどが好ましく、中でも水を10〜50%含有する含水エタノール溶液が特に好適である。なお、抽出処理は、通常、3〜70℃程度の温度で常法によって行うことができる。
【0015】
また、上記抽出物から非水溶性画分を分離精製するには、抽出物を非水溶性有機溶媒に溶解させ、水溶性画分を除去することにより得られる。更に、上記抽出物から2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、炭素数16以上の不飽和脂肪酸、炭素数6以上の不飽和アルデヒドを含有する画分は、吸着剤を用い、有機溶媒で溶離させることによって得られる。
【0016】
次に、本発明の第二の菌代謝阻害剤は、2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、炭素数16以上の不飽和脂肪酸、炭素数6以上の不飽和アルデヒドを有効成分とするものである。これらの化合物は、上述したように、サンショウ属植物から単離したものであっても、サンショウ属植物以外の植物から単離したものでもよい。従って、本発明の第二の菌代謝阻害剤においては、上記化合物の1種以上を含有するものであれば、サンショウ属植物以外の植物からの抽出物も有効成分として使用することができる。更に、上記化合物としては、他の天然資源から分画したものでも、また、合成品でも有効に利用できる。なお、上記化合物を植物、他の天然資源から単離、分画する方法は、特に制限されるものではなく、例えば上述した抽出法、分離精製法に準じて行うことができる。また、合成法は公知の方法を採用することができる。
【0017】
ここで、上記炭素数16以上の不飽和脂肪酸としては、具体的には、シス−9−ヘキサデセン酸、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸等が挙げられる。また、炭素数6以上の不飽和アルデヒドとしては、具体的には、2−オクテナール、2,4−オクタジエナール、2−ノネナール、2,4−ノナジエナール、2−デセナール、2,4−デカジエナール、2−ウンデセナール、2−ドデセナール、2−ヘプテナール、2,4−ヘプタジエナール、2,4−ウンデカジエナール、2,4−ドデカジエナール等が挙げられる。
【0018】
本発明の菌代謝阻害剤は、医薬部外品、化粧料等に用いられている有効成分及び製剤上許容し得る基材又は食品などを本発明の効果を妨げない範囲で配合することによって、菌の代謝を阻害して臭気の発生を抑制する皮膚外用剤、口腔用組成物、毛髪用組成物、食品組成物などとして使用される臭気発生抑制組成物とすることができる。
【0019】
本発明の臭気発生抑制組成物における上記菌代謝阻害剤の配合量は、使用形態などによって適宜選定することができるが、通常、その配合量は、菌代謝阻害剤が上記特定の抽出物、特定の画分、合成品のいずれであっても、上記化合物の(合計)配合量となるように純分換算した時の配合量として、組成物全体の0.0001〜20%、好ましくは0.005〜5%、より好ましくは0.1〜3%とすることが好ましい。0.0001%に満たないと満足な効果が発揮されない場合があり、20%を超えると組成物の安定性又は香味を損なう場合がある。
【0020】
本発明の臭気発生抑制組成物は、化粧料(クリーム、整髪料、育毛剤、制汗剤など)、身体洗浄剤(石けん、シャンプー、リンスなど)、口腔用組成物(歯磨類、洗口剤、歯肉マッサージクリーム、口腔用軟膏、うがい用錠剤、トローチ、キャンディ、チューインガムなど)、一般臭気発生抑制組成物(生ゴミ用臭気発生抑制剤など)、洗浄剤(洗濯剤、台所用洗剤など)、浴用剤などとして調製でき、その種類、剤型に応じ、上記必須成分に加えて任意成分としてその他の公知の添加剤を配合し、常法に準じて調製することができる。
【0021】
具体的には、歯磨類の場合は、例えば研磨剤、粘稠剤、粘結剤、界面活性剤、甘味剤、防腐剤、着色剤、各種有効成分などを配合し得、これら成分を水と混合して製造することができる。
【0022】
なお、本発明の臭気発生抑制組成物の使用方法は、特に制限されず、その使用形態、剤型の常用量を常法により使用することができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の菌代謝阻害剤は、菌の生育に強い影響を与えることなく、菌の代謝を阻害するので、その菌の代謝に起因するトラブルを効果的に抑制することができる。従って、本発明の臭気発生抑制組成物によれば、菌の生育に影響を与えないため、菌叢を乱すことなく、その菌の代謝によって発生する臭気だけを効果的に抑制することができる。
【0024】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
【0025】
〔実施例1〜19及び比較例1〜4〕
表1に示す化合物、抽出物、分画物、単離成分について下記試験を行った。結果を表1に示す。まず、以下にサンショウの抽出物、分画物、単離成分の調製方法を説明する。
【0026】
<サンショウの抽出物、分画物及び単離成分の調製方法>
▲1▼サンショウ80%エタノール抽出物
乾燥サンショウ果実粉末に3倍量の80%エタノールを加え、1時間撹拌し、濾液を得た。残渣を更に2回、同様に抽出し、濾液をまとめて濃縮した。
▲2▼サンショウ80%エタノール抽出物の水溶性画分
上記▲1▼で得られたサンショウ80%エタノール抽出物を分液ロートを用いて、水と酢酸エチルとに分配させ、水可溶区を得た。更に酢酸エチル可溶区には新しい水を加えて同様の操作を2回行い、水可溶区をまとめて濃縮した。
▲3▼サンショウ80%エタノール抽出物の非水溶性画分
上記▲2▼で得られた酢酸エチル可溶区を濃縮した。
▲4▼2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、炭素数16以上の不飽和脂肪酸、炭素数6以上の不飽和アルデヒドを含有するサンショウ画分
上記▲1▼で得られたサンショウ80%エタノール抽出物を60%エタノールに溶解させ、三菱化学製、ダイヤイオンHP20に吸着させた。60%エタノール溶離区を除去した後、99%エタノール溶離区を濃縮した。
▲5▼各単離成分
上記▲4▼で得られた画分をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分画し、それぞれ溶媒を除去した。
【0027】
(1)菌代謝阻害試験
本試験は、臭気の研究31(2)91−96(2000)に記載されている方法を一部変更して実施した。
【0028】
1)実験材料
▲1▼被検液
サンショウ抽出物あるいは分画物、単離成分の1g/100mL溶液をエタノールで調製した。
▲2▼菌液
L−システイン塩酸塩を0.05%含む3%トッド・ヘウィット・ブロス培地でFusobacterium nucleatum 1436を嫌気的に1日培養した。550nmにおける吸光度が0.8以上あることを確認後、5000rpmで4分間遠沈し、上清を捨てた。菌体を生理的食塩水に懸濁させ、再び同様の操作を行ない、得られた菌体をもとの菌液と同容量の生理的食塩水に懸濁させ、水冷しながら試験に供した。
▲3▼L−メチオニン溶液
L−メチオニンの0.5%溶液を水で調製した。
【0029】
2)実験方法
内容量23mLの試験管にpH6.5の0.1mol/Lリン酸緩衝液2.47mL、▲1▼の被検液(コントロールの場合はエタノール)を0.03mL入れ、シリコン栓をして、撹拌した後、37℃の水浴に保温した。5分後、▲2▼の菌液0.2mLをツベルクリン注射器を用いて注入、撹拌し、保温した。5分後、▲3▼のL−メチオニン溶液0.3mLを同様に注射器を用いて注入、撹拌し、保温した。10分後、ガスタイトシリンジで空気を5mL注入、撹拌し、ヘッドスペース5mLを抜き取り、ガスクロマトグラフ分析でメチルメルカプタン量を測定した。
【0030】
上記実験を同一被検液で2回繰り返し、その平均から代謝阻害率を次のように計算した。なお、系内のサンプル濃度は100ppmとなる。
【0031】
代謝阻害率=(C−S)/C×100(%)
C:コントロールのメチルメルカプタン量
S:被検液添加時のメチルメルカプタン量
【0032】
<ガスクロマトグラフィー>
島津ガスクロマトグラフGC−14A型を使用し、次の条件で測定した。
カラム:Dinoryl phthalate 20%、ChromosorbW AW DMCS 60−80メッシュ、テフロンチューブ6m×3.2mmφ、カラム温度:80℃、キャリアガス:窒素55mL/min、検出器:FPD
【0033】
(2)抗菌試験
1)実験材料
▲1▼被検液
上記サンショウ抽出物あるいは分画物、単離成分の1g/100mL、0.1g/100mL、0.01g/100mL溶液をエタノールで調製した。
▲2▼菌液
L−システイン塩酸塩を0.05%含む3%トッド・ヘウィット・ブロス培地でFusobacterium nucleatum 1436を嫌気的に1日前培養し、550nmにおける吸光度を同培地を用いて0.8に調節した。
【0034】
2)実験方法
上記培地3.92mLが入った試験管(直径13mm×100mm)に、▲1▼の被検液0.04mLと▲2▼の菌液0.04mLを加えて撹拌し、37℃、3日間嫌気培養の後、550nmの吸光度を測定した。吸光度0.05未満となった最低濃度を最低発育阻止濃度(MIC)とした。なお、それぞれのサンプル濃度では、この系内で100ppm、10ppm、1ppmとなる。
【0035】
【表1】
Figure 0004985900
【0036】
上記2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、炭素数16以上の不飽和脂肪酸、炭素数6以上の不飽和アルデヒドを含有する画分あるいは各成分の菌代謝阻害活性は強かった。また、いずれも抗菌活性は弱く、あるいは認められなかった。
【0037】
以下、本発明の菌代謝阻害剤を配合した臭気発生抑制組成物の実施例を示す。
これらは、いずれも臭気発生抑制効果に優れており、安全性も良好なものであった。
【0038】
Figure 0004985900
【0039】
〔実施例21〕 乳液
モンモリロナイト 1.00
デカグリセリルトリイソステアレート 0.50
デカグリセリルモノステアレート 1.60
グリチルリチン酸ジカリウム 0.20
ジメチルシリコーン 0.50
植物性スクワラン 5.50
ホホバ油 3.00
アルモンド油 0.50
マカデミアナッツ油 0.50
ヒマワリ油 0.50
レシチン 0.80
ベヘニルアルコール 1.00
グリセリン 7.00
カルボキシビニルポリマー(分子量100万〜150万) 0.10
キサンタンガム 0.10
メチルパラベン 0.40
酢酸トコフェロール 0.20
アルギニン 0.10
コロイド状ムタン 1.00
エタノール 2.00
実施例6の菌代謝阻害剤(3−アセトキシ−1−p−メンテン)0.50
香料 微量
精製水 残部
計(質量%) 100.0
【0040】
Figure 0004985900
【0041】
Figure 0004985900
【0042】
〔実施例24〕 育毛剤
コロイド状ムタン 3.0
ペンタデカン酸モノグリセライド 2.5
酢酸トコフェロール 0.2
ソルビタンモノラウレート 3.0
オレイン酸エチル 2.5
ユカフォーマー2011) 0.1
シクロピロクスオラミン−ラポナイト複合体 0.5
実施例9の菌代謝阻害剤(9−ヘキサデセン酸) 0.2
香料 微量
エタノール 残部
計(質量%) 100.0
1):三菱化学社製
【0043】
〔実施例25〕 ロールオンタイプ制汗剤
コロイド状ムタン 3.0
クロルヒドロキシアルミニウム 20.0
エタノール 35.0
ハイドロキシエチルセルロース 0.6
NIKKOL PBC−222) 2.0
実施例10の菌代謝阻害剤(リノレン酸) 0.5
実施例11の菌代謝阻害剤(リノール酸) 0.5
香料 0.5
精製水 残部
計(質量%) 100.0
2):日光ケミカルズ社製
【0044】
〔実施例26〕 パウダースプレータイプ制汗剤
クロルヒドロキシアルミニウム 4.0
マグネシアシリカ 3.0
無水珪酸 4.0
ミリスチン酸イソプロピル 3.0
メチルシクロポリシロキサン 1.5
デカメチルペンタシロキサン 3.0
ソルビタントリオレエート 0.5
グリチルレチン酸ステアリル 0.02
植物性スクワラン 0.1
トリクロサン−ベンクレーSL複合体 0.3
2−ヘプテナール(合成品) 0.3
香料 0.2
液化石油ガス 残部
計(質量%) 100.0
【0045】
〔実施例27〕 アトピー性皮膚炎用ローション
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
カルボキシビニルポリマー 0.5
水酸化カリウム 微量
酢酸トコフェロール 0.2
モノイソステアリン酸デカグリセリル 1.0
トリステアリン酸デカグリセリル 0.5
エタノール 1.0
POE(40)硬化ヒマシ油 0.5
トリメチルグリシン 3.0
ピロクトンオラミン−ベンクレーSL複合体 0.25
2,4−ヘプタジエナール(合成品) 0.3
香料 微量
精製水 残部
計(質量%) 100.0
【0046】
Figure 0004985900
【0047】
〔実施例29〕 ふけとりシャンプー
ラウリル硫酸トリエタノールアミン 8.0
POE(EO=3)ラウリル硫酸トリエタノールアミン 8.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
エチレングリコールモノステアレート 2.0
ピロクトンオラミン−クニピアF複合体 2.0
実施例13の菌代謝阻害剤(2,4−オクタジエナール) 0.1
香料 微量
精製水 残部
計(質量%) 100.0
【0048】
Figure 0004985900
【0049】
〔実施例31〕 練歯磨
沈降性シリカ 25.00
グリセリン 25.00
ソルビット 15.00
キシリトール 10.00
ラウロイルデカグリセリンエステル 1.00
ミリスチン酸ジエタノールアミド 2.00
香料 1.00
サッカリンナトリウム 0.20
実施例14の菌代謝阻害剤(2−ノネナール) 0.10
精製水 残部
計(質量%) 100.0
【0050】
Figure 0004985900
【0051】
〔実施例33〕口腔用軟膏
流動パラフィン 15.00
セタノール 10.00
グリセリン 20.00
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 5.00
香料 0.50
サッカリンナトリウム 0.10
実施例16の菌代謝阻害剤(2−デセナール) 0.10
実施例6の菌代謝阻害剤(3−アセトキシ−1−p−メンテン)0.10
精製水 残部
計(質量%) 100.0
【0052】
〔実施例34〕 洗口液
エタノール 20.00
香料 1.00
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(EO=60) 0.30
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.10
サッカリンナトリウム 0.05
実施例17の菌代謝阻害剤(2,4−デカジエナール) 0.20
実施例9の菌代謝阻害剤(9−ヘキサデセン酸) 0.30
精製水 残部
計(質量%) 100.0
【0053】
〔実施例35〕 うがい用錠剤
炭酸水素ナトリウム 54.00
クエン酸 17.00
無水硫酸ナトリウム 12.80
第2リン酸ナトリウム 10.00
ポリエチレングリコール 3.00
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.10
香料 2.00
オレイン酸(合成品) 0.10
実施例18の菌代謝阻害剤(2−ウンデセナール) 1.00
計(質量%) 100.0
【0054】
〔実施例36〕 トローチ
キシリトール 92.00
アラビアゴム 5.00
タルク 2.00
ステアリン酸マグネシウム 0.70
2,4−ウンデカジエナール(合成品) 0.30
計(質量%) 100.0
【0055】
〔実施例37〕 キャンディ
砂糖 50.00
水飴 33.00
クエン酸 2.00
香料 0.20
実施例6の菌代謝阻害剤(3−アセトキシ−1−p−メンテン)0.10
実施例1の菌代謝阻害剤(サンショウ80%エタノール抽出物)0.10
精製水 残部
計(質量%) 100.0
【0056】
Figure 0004985900
【0057】
〔実施例39〕 液体臭気発生抑制剤
エタノール 99.4
香料 0.1
実施例19の菌代謝阻害剤(2−ドデセナール) 0.5
計(質量%) 100.0
【0058】
Figure 0004985900

Claims (9)

  1. ミカン科サンショウ属(Zanthoxylum)植物より選ばれた植物の果実がメタノール、エタノール、含水メタノール又は含水エタノールで抽出され、非水溶性画分を含有する抽出物であって、2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、シス−9−ヘキサデセン酸、リノレン酸、リノール酸、2−オクテナール、2,4−オクタジエナール、2−ノネナール、2,4−ノナジエナール、2−デセナール、2,4−デカジエナール、2−ウンデセナール及び2−ドデセナールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を含有する抽出物を有効成分とする、口臭原因菌によるL−メチオニンからメチルメルカプタンへの代謝を阻害する菌代謝阻害剤。
  2. MIC100ppm以上の抗菌活性又は抗菌活性が認められないことを特徴とする請求項1記載の菌代謝阻害剤。
  3. フゾバクテリウム・ヌクレアツムによるL−メチオニンからメチルメルカプタンへの代謝を阻害する、請求項1又は2記載の菌代謝阻害剤。
  4. ミカン科サンショウ属(Zanthoxylum)植物より選ばれた植物の果実がメタノール、エタノール、含水メタノール又は含水エタノールで抽出され、非水溶性画分を含有する抽出物であって、2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、シス−9−ヘキサデセン酸、リノレン酸、リノール酸、2−オクテナール、2,4−オクタジエナール、2−ノネナール、2,4−ノナジエナール、2−デセナール、2,4−デカジエナール、2−ウンデセナール及び2−ドデセナールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を含有する抽出物(ただし、ニチジンを含むものを除く)からなり、口臭原因菌によるL−メチオニンからメチルメルカプタンへの代謝を阻害する菌代謝阻害剤を、有効成分として含有する口臭発生抑制組成物。
  5. ミカン科サンショウ属(Zanthoxylum)植物より選ばれた植物の果実がメタノール、エタノール、含水メタノール又は含水エタノールで抽出され、非水溶性画分を含有する抽出物であって、2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、シス−9−ヘキサデセン酸、リノレン酸、リノール酸、2−オクテナール、2,4−オクタジエナール、2−ノネナール、2,4−ノナジエナール、2−デセナール、2,4−デカジエナール、2−ウンデセナール及び2−ドデセナールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を含有する抽出物(ただし、ニチジンを含むものを除く)を有効成分として含有する口臭発生抑制組成物。
  6. 2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、シス−9−ヘキサデセン酸、リノレン酸、リノール酸、2−オクテナール、2,4−オクタジエナール、2−ノネナール、2,4−ノナジエナール、2−デセナール、2,4−デカジエナール、2−ウンデセナール及び2−ドデセナールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を有効成分とする、口臭原因菌によるL−メチオニンからメチルメルカプタンへの代謝を阻害する菌代謝阻害剤。
  7. フゾバクテリウム・ヌクレアツムによるL−メチオニンからメチルメルカプタンへの代謝を阻害する、請求項記載の菌代謝阻害剤。
  8. 請求項又は記載の菌代謝阻害剤を有効成分として含有する口臭発生抑制組成物。
  9. 2,6−ジメチル−3,7−オクタジエン−2,6−ジオール、2,6−ジメチル−1,7−オクタジエン−3,6−ジオール、3−アセトキシ−1−p−メンテン、8−アセトアミノ−1−p−メンテン、11−ハイドロキシ−8−オイデスメン、シス−9−ヘキサデセン酸、リノレン酸、リノール酸、2−オクテナール、2,4−オクタジエナール、2−ノネナール、2,4−ノナジエナール、2−デセナール、2,4−デカジエナール、2−ウンデセナール及び2−ドデセナールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を有効成分として含有する口臭発生抑制組成物。
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