JP4984941B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

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Description

本願発明は、電気炊飯器に関し、さらに詳しくは非金属材料からなる内鍋を用いた電気炊飯器に関するものである。
内鍋が収納される炊飯器本体と、前記内鍋の外周面に対向するように配置され、前記内鍋を誘導加熱する誘導加熱コイルとを備えた電気炊飯器であって、前記内鍋を蓄熱性の高いセラミック材又はセラミックとガラスとの混合材で構成し、少なくとも前記内鍋外周面における前記誘導加熱コイルに対向した部分に磁性材からなる加熱部材を接合したものがある。
そして、このような内鍋では、その内周面側には、光沢を出して滑らかにするとともに、ご飯のこびりつき、焦げつきを生じさせないために、例えばリチウム系結晶化ガラスなどからなるガラス質の釉薬を施すか、フッ素樹脂コーティング加工を施すようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
このような構成の内鍋では、炊飯開始スイッチのON操作によって炊飯動作が開始されると、所定の手順にしたがって誘導加熱コイルに高周波電流が供給される。そして、前記誘導加熱コイルに発生する交番磁界により、誘導加熱コイルと対向した部分の内鍋の外周面に配設された磁性材からなる加熱部材が磁気結合して渦電流が流れる。
そして、前記加熱部材は、この渦電流によるジュール熱により発熱し、その熱が加熱部材の内側の内鍋へ伝達され、該内鍋の内周面側に施されたガラス質の釉薬層、又はフッ素樹脂コーティング層を介して米と水とを加熱する。このとき、熱の一部は、前記内鍋基材を通して内鍋の底面部から側壁部へと伝わり、内鍋全体が温められて米と水とが均一に加熱される。
このとき、内鍋基材をセラミック材又はガラスとの混合材で構成したことにより、ご飯の味が向上するとともに蓄熱性がよくなり、保温時の加熱通電時間を短くすることができ、電気エネルギーの節約が図られる。
また、内鍋の内周面にガラス質の釉薬又はフッ素樹脂コーティングが施されていることから、ある程度の撥水性が確保されるので、一応ご飯の付着しにくい内鍋が得られるであろうことが推測される。
特開2005−413号公報。
以上のように、現行の釉薬又はフッ素樹脂コーティング等の内鍋内トップコートには、セラミック系基材よりなる内鍋への吸水を抑える目的と、ご飯のこびりつき、焦げつきを抑える二つの目的があるが、非通水機能はともかくとして、ご飯のこびりつき、焦げつきの回避に対しては、まだ満足の行くものではない。
また、セラミック基材の素焼面部に釉薬を塗布し、フッ素樹脂コーティングしただけの場合、上記特許文献中にも記載されているように、基材表面から釉薬やフッ素樹脂が剥がれ落ちるおそれがある。
これらの問題は、例えば耐熱温度の高い焼物形成材料として知られるコーディエライト系の粘土材を用いて内鍋本体を形成した場合にも同様である。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、内鍋の非通水性を維持しながら、可及的にご飯のこびりつき、焦げつきを防止し得るようにすることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、内鍋が収納される炊飯器本体と、前記内鍋の外周面に対向するように配置され、前記内鍋を誘導加熱する誘導加熱コイルとを備えた電気炊飯器において前記内鍋を、非金属材料からなる内鍋本体と、該内鍋本体の内周面および外周面に塗布された非通水性の釉薬層と、前記内鍋本体の内周面に非粘着性に優れた塗料を塗布して形成された非粘着性塗料層と、前記内鍋本体の外周面に設けられた誘導加熱用の加熱部材とにより構成するとともに、前記内鍋本体の内周面に塗布された前記釉薬層を、非粘着性に優れた塗料の密着性を高めるためのリチア系釉薬層により構成してサンドブラスト加工を施さないようにしている。
上記のように構成したことにより、内鍋本体の内周面に塗布された釉薬層を、非粘着性に優れた塗料の密着性を高めるためのリチア系釉薬層により構成したことによって、内鍋本体の内周面に塗布された釉薬層の表面に、非粘着性に優れた塗料(例えば、フッ素樹脂)を密着性よく塗布することができることとなり、非通水性を維持しながら、ご飯のこびりつきや焦げ付きを効果的に防止することができる。しかも、加工作業が極めて繁雑なサンドブラスト加工を施すことなく、非粘着性に優れた塗料(例えば、フッ素樹脂)を密着性よく塗布することができる。
本願発明の第1の手段によれば、内鍋が収納される炊飯器本体と、前記内鍋の外周面に対向するように配置され、前記内鍋を誘導加熱する誘導加熱コイルとを備えた電気炊飯器において前記内鍋を、非金属材料からなる内鍋本体と、該内鍋本体の内周面および外周面に塗布された非通水性の釉薬層と、前記内鍋本体の内周面に非粘着性に優れた塗料を塗布して形成された非粘着性塗料層と、前記内鍋本体の外周面に設けられた誘導加熱用の加熱部材とにより構成するとともに、前記内鍋本体の内周面に塗布された前記釉薬層を、非粘着性に優れた塗料の密着性を高めるためのリチア系釉薬層により構成してサンドブラスト加工を施さないようにして、内鍋本体の内周面に塗布された釉薬層の表面に、非粘着性に優れた塗料(例えば、フッ素樹脂)を密着性よく塗布することができるようにしたので、非通水性を維持しながら、ご飯のこびりつきや焦げ付きを効果的に防止することができる効果がある。しかも、加工作業が極めて繁雑なサンドブラスト加工を施すことなく、非粘着性に優れた塗料(例えば、フッ素樹脂)を密着性よく塗布することができるという効果もある。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について説明する。
第1の参考例
図1〜図4は、本願発明の第1の参考例にかかる電気炊飯器における内鍋の構成が示されている。
この内鍋1は、既に述べたような一般に土鍋と呼ばれるタイプの内鍋であって、例えば中心となる内鍋本体1a〜1d部分は、焼結時の耐熱温度が高く、保温時の蓄熱性の良いコーディエライト系の焼物材料により形成されている。
そして、その底部1aには、内周側に位置する第1の加熱部材2aと外周側に位置する第2の加熱部材2bとがそれぞれ接合一体化されており、底部1aから側壁部1cに連結する湾曲形状のコーナー部1bの外面側には、第3の加熱部材2cが接合一体化されている。
これら第1〜第3の各加熱部材2a〜2cは、例えば後述する炊飯器本体側の誘導加熱コイルによって内部に誘起される渦電流によって自己発熱が可能な部材、例えば銀ペースト等の金属製の誘導発熱シートよりなっている。
そして、この内鍋1は、同内鍋1が収納される図示しない炊飯器本体と、上記内鍋1の外周面に対向するように配置され、上記内鍋1を誘導加熱する誘導加熱コイルとを備えた電気炊飯器の上記炊飯器本体内にセットして使用される。
同セット状態においては、例えば炊飯開始スイッチのON操作によって炊飯動作が開始されると、所定の手順に従って上記誘導加熱コイルに高周波電流が供給され、上記誘導加熱コイルに発生する交番磁界により、同誘導加熱コイルと対向する上記第1〜第3の各加熱部材2a〜2cが磁気結合して渦電流が流れる。
そして、前記第1〜第3の加熱部材2a〜2cは、この渦電流によるジュール熱によって発熱し、その熱が第1〜第3の加熱部材2a〜2cの内側の内鍋1へ伝達され、同内鍋1内の米と水を加熱する。このとき、熱の一部は上記内鍋1基材を通して内鍋1の底部1aからコーナー部1b、側壁部1cへと伝わり、内鍋1全体が温められて米と水が均一に加熱される。
なお、前記側壁部1c外周には、必要に応じて保温ヒータが設けられる。そして、この側壁部1cは、上記底部1aおよびコーナー部1bよりも壁厚が厚くなっており、保熱性が高くなっている
ところで、すでに述べたように、現行の内鍋の場合には、上記内鍋の内周面に釉薬の塗布又はフッ素樹脂コーティング等の表面処理が施されており、これは各種セラミック系基材よりなる内鍋への吸水を押さえる目的と、ご飯のこびりつき、焦げつきを押さえる2つの目的でなされているものであるが、これまでの表面処理の場合、非通水機能はともかくとして、ご飯のこびりつきや焦げつきの回避に対しては、まだまだ満足の行くものではなかった。
また、素焼面部に釉薬を塗布したり、フッ素樹脂をコーティングしただけの構成の場合、基材表面から釉薬やフッ素樹脂が剥がれる恐れがあり、信頼性に欠ける。
そこで、本願発明は、このような問題を解決するために、図1のごとく一般に土鍋を代表する耐熱性の高いコーディエライト系の焼物によって内鍋本体1a〜1dを形成するとともに、同内鍋本体1a〜1dへの非通水性は維持しながら、しかも、ご飯のこびりつき、焦げつきを防止する方法として、例えば図2および図3に示すように、先ず素焼状態の内鍋本体1の内周面および外周面に非通水性の釉薬層4aを形成した上で、さらに、内鍋本体1a〜1dの内周面に非粘着性に優れた塗料(例えば、フッ素樹脂)を塗布して形成された非粘着性塗料層5aを形成することにより、可及的にご飯のこびりつきと、焦げつきを防止するようにした電気炊飯器用の内鍋を提供することを目的としている。
即ち、本実施の形態の内鍋1では、例えば図1のA〜Bに示される底部から側壁部に亘る内鍋本体1a〜1cの各部(加熱部材2a〜2cのある部分もない部分も含めて)の内周面と外周面の両面に、第1,第2の釉薬層4a,4bを形成し、さらに少なくとも内周面側には、その上に非粘着性に優れた塗料(例えば、フッ素樹脂)を塗布して形成された第1,第2,第3の非粘着性塗料層5a,5b,5cが形成されている。
この場合、上記第1の釉薬層4aは、例えば茶色系統の釉薬を用い、好ましくは素焼状態の内鍋本体1a〜1dの内外周面全体に付着性が良好となるブラスト処理等を行った上で塗布乾燥され、その後、第2の釉薬層4bと共に焼き付け処理される。上記ブラスト処理は、してもしなくてもいいが、ブラストすると、より密着強度が増す。
上記第2の釉薬層4bは、焼き付け後は透明になるクリア系の釉薬であり、上記第1の釉薬層4aの塗布乾燥が終わった後に上記第1の釉薬層4aの上に塗布され、その後乾燥された後に一緒に焼き付け処理される。
この結果、内鍋本体1a〜1dの内外周面全体が、ベース色が茶系統で、その上に透明なクリアコートが施された見映えの良い色合いのものとなる。
そして、それによって素焼状態の内鍋本体1a〜1dが、硬く、かつ強度の高いものに補強され、割れにくいものとなる。
さらに、同状態において、上記内鍋本体1a〜1dの内周面全体には、例えば図2および図3に示されるように、非粘着性に優れた塗料(例えば、フッ素樹脂)の密着性を高めるための表面処理(例えば、サンドブラスト処理)を施してなる表面処理層6(即ち、サンドブラスト層)が形成され、その上に非粘着性に優れた塗料(例えば、フッ素樹脂)を塗布して形成された第1,第2,第3の非粘着性塗料層5a,5b,5cが順次積層状態にコーティングされる。ここで、陶器用プライマリーである第1の表面側塗料層5aが塗布される第2の釉薬層4bの表面は、粗さがRa2〜10になるよう、サンドブラスト処理されるのが好ましい。
第1の非粘着性塗料層5aは、陶器用プライマリー層(有色ベース層)として前記第2の釉薬層4bの表面(即ち、サンドブラスト層6)に直接コーティングされ、第2の非粘着性塗料層5bは、フッ素用プライマリー層(有色層)として前記第1の非粘着性塗料層5aの表面にコーティングされる一方、第3の非粘着性塗料層5cは、トップコート層(透明なクリア層)として、第2の非粘着性塗料層5bの上に積層する形でコーティングされる。ここで、トップコート層5cとしては、PFAあるいはPTFEが使用されるが、PFAの方が非粘着性が高い。
耐久性があり、かつご飯のこびりつき、焦げつきの防止に有効な非粘着性塗料層を形成するためには、それ自体の撥水性の高さとともに、内鍋本体1a〜1dの内周面における熱の伝わり方や熱の分布を考慮した所定値以上の膜厚、最適な膜断面構造が必要である。
前記第3の非粘着性塗料層5cはクリア系のフッ素樹脂からなっており、例えば前記第2の非粘着性塗料層5bと第3の非粘着性塗料層5cとの間には、水目盛り用の印刷表示Wが設けられる。
炊飯器では、内鍋1が土鍋等極めて耐熱性の高いコーディエライト系の基材よりなるものであっても、適切な水量を示すために炊飯量に応じた水目盛が必要である。
この水目盛は、従来だと当然ながら上記第2の釉薬層4bの表面に印刷等の方法で設けられているが、その場合長年の使用(摩耗)によって消えやすい難点があった。
そこで、第2の非粘着性塗料層5bの表面にコーティングする第3の非粘着性塗料層5cをクリア系のフッ素樹脂とし、第2の非粘着性塗料層5bと第3の非粘着性塗料層5cとの間に、水目盛り用の印刷表示Wを設けるようにする。
このようにすると、水目盛り用の印刷表示Wが摩耗強度の高い非粘着性塗料層5cによってカバーされるので、長年に亘って使用しても決して消えることがなく、しかも透明の非粘着性塗料層5cを介した光の屈折により浮き上がった状態で外部から良く見えるようになる。
以上のように、本実施の形態では、内鍋1を、コーディエライト系の焼き物よりなる内鍋本体1a〜1cと、この内鍋本体の内周面および外周面に塗布された非通水性の第1,第2の釉薬層4a,4bと、上記内鍋1内周面の上記第1,第2の釉薬層4a,4bの表面にコーティングされた第1,第2,第3の非粘着性塗料層5a,5b,5cとから形成し、該内鍋1の底部外周面に誘導加熱用の加熱部材を設けたことを特徴としている。
このような構成によれば、釉薬層4a,4bの表面に、さらに撥水性の高い非粘着性塗料層5a,5b,5cが形成されているので、釉薬層4a,4bだけの場合に比べて遥かに内鍋1内周面の非粘着性が高くなり、ご飯のこびりつき、焦げつきが生じにくくなる。
また、第1,第2の釉薬層4a,4bの表面にサンドブラスト層6を形成して、該サンドブラスト層6に対して第1,第2,第3の非粘着性塗料層5a,5b,5cを積層コーティングしているので、非粘着性塗料層5a,5b,5cの剥がれ等を抑制することができる。
本実施の形態においては、釉薬層を2層としているが、1層の釉薬層とし、該釉薬層の表面にサンドブラスト処理を施すようにする場合もある。
ところで、図4に示すように、内鍋1の底部1aに凹凸形状Kを設け、凸部Kaに非粘着性塗料層(例えば、フッ素樹脂コーティング層)5を形成することもできる。このようにすると、内鍋1の底部からの泡立ちが良くなるところから、炊飯時における内鍋中央部の加熱不足が解消する。なお、フッ素樹脂コーティング層5には、セラミックやガラスビーズ、珪藻土等を、10%以上、80%未満含有させると、より効果的となる。
また、図5(イ)および(ロ)に示すように、内鍋1の底部1aに、水玉や同心円形状にセラミック、ガラスビーズ等を含有させた非粘着性塗料層(例えば、フッ素樹脂コーティング層)5,5・・を形成する場合もある。このようにすると、内鍋1の底部からの泡立ちが良くなるところから、炊飯時における内鍋中央部の加熱不足が解消する。
また、図6に示すように、内鍋1の底部1aだけにセラミック、ガラスビーズ等を含有させた非粘着性塗料層(例えば、フッ素樹脂コーティング層)5を形成する場合もある。内鍋1の底部からの泡立ちが良くなるところから、炊飯時における内鍋中央部の加熱不足が解消する。
の実施の形態
図7および図8には、本願発明の第の実施の形態にかかる電気炊飯器における内鍋の要部拡大断面が示されている。
この場合、内鍋本体1a〜1dの内周面に形成される釉薬層4a,4bのうちの表面側の釉薬層4bが非粘着性塗料層5a,5b,5cとの密着性が高いリチア系釉薬層とされている。このようにすると、加工作業が極めて繁雑なサンドブラスト加工を施すことなく、非粘着性塗料層5a,5b,5cの釉薬層4bへの密着性を確保することができることとなる。
その他の構成および作用効果は、第1の参考例におけると同様なので説明を省略する。
の実施の形態
図9および図10には、本願発明の第の実施の形態にかかる電気炊飯器における内鍋の要部拡大断面が示されている。
この場合、内鍋本体1a〜1dの内周面に1層のみの釉薬層4を形成し、該釉薬層4が非粘着性塗料層5a,5b,5cとの密着性が高いリチア系釉薬層とされている。このようにすると、加工作業が極めて繁雑なサンドブラスト加工を施すことなく、非粘着性塗料層5a,5b,5cの釉薬層4への密着性を確保することができることとなる。
その他の構成および作用効果は、第1の参考例におけると同様なので説明を省略する。
本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
本願発明の第1の参考例にかかる電気炊飯器における内鍋の全体的な断熱面構造を示す半断面図である。 本願発明の第1の参考例にかかる電気炊飯器における内鍋の底部の断熱面構造を拡大して示す断面図である。 本願発明の第1の参考例にかかる電気炊飯器における内鍋の側壁部の断熱面構造を拡大して示す断面図である。 本願発明の第1の参考例にかかる電気炊飯器における内鍋の変形例を示す底部断面図である。 本願発明の第1の参考例にかかる電気炊飯器における内鍋の他の変形例を示す底部平面図であり、(イ)は水玉模様の場合、(ロ)は同心円形状の場合を示す。 本願発明の第1の参考例にかかる電気炊飯器における内鍋のもう一つの変形例を示す半断面図である。 本願発明の第の実施の形態にかかる電気炊飯器における内鍋の底部の断熱面構造を拡大して示す断面図である。 本願発明の第の実施の形態にかかる電気炊飯器における内鍋の側壁部の断熱面構造を拡大して示す断面図である。 本願発明の第の実施の形態にかかる電気炊飯器における内鍋の底部の断熱面構造を拡大して示す断面図である。 本願発明の第の実施の形態にかかる電気炊飯器における内鍋の側壁部の断熱面構造を拡大して示す断面図である。
1は内鍋、1aは内鍋底部、1bは内鍋コーナ部、1cは内鍋側壁部、1dは内鍋開口部、1a〜1dは内鍋本体、2a〜2cは第1〜第3の加熱部材、4a,4bは第1,第2の釉薬層、5a,5b,5cは第1,第2,第3の非粘着性塗料層(フッ素樹脂コーティング層)。

Claims (1)

  1. 内鍋が収納される炊飯器本体と、前記内鍋の外周面に対向するように配置され、前記内鍋を誘導加熱する誘導加熱コイルとを備えた電気炊飯器であって前記内鍋を、非金属材料からなる内鍋本体と、該内鍋本体の内周面および外周面に塗布された非通水性の釉薬層と、前記内鍋本体の内周面に非粘着性に優れた塗料を塗布して形成された非粘着性塗料層と、前記内鍋本体の外周面に設けられた誘導加熱用の加熱部材とにより構成するとともに、前記内鍋本体の内周面に塗布された前記釉薬層を、非粘着性に優れた塗料の密着性を高めるためのリチア系釉薬層により構成してサンドブラスト加工を施さないようにしたことを特徴とする電気炊飯
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