JP4977550B2 - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、タンデム方式の画像形成装置およびプログラムに関する。
今日、電子写真装置では、市場からの要求にともない、カラー複写機やカラープリンタなどカラー出力のものが多くなってきている。とくに最近では、カラー出力時もモノクロ並みのスピードが望まれることから、感光体と現像装置とを各色ごとに備え、各感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、それらの単色トナー画像を順次転写して転写紙上にカラー画像を記録するタンデム方式のプリンタが主流となってきている。
タンデム方式のプリンタには、図11に示すように、各感光体(302K、302M、302C、302Y)上に現像ユニット(303K、303M、303C、303Y)により形成されるトナー画像を転写装置(304K、304M、304C、304Y)により、転写ベルト310で搬送する転写紙(図示せず)上に順次転写する直接転写方式のものと、図12に示すように、各感光体(302K、302M、302C、302Y)上に現像ユニット(303K、303M、303C、303Y)により形成されるトナー画像を転写装置(304K、304M、304C、304Y)によりいったん転写ベルト310上に順次転写し、その転写ベルト310上の画像を2次転写装置320により転写紙上に一括転写する間接転写方式のものがあるが、2次転写装置320にはベルトを使用した構成をとるものが多い。
ところで、直接転写方式と間接転写方式とのいずれの場合も、各色の感光体上の画像は転写ベルト310上の異なる位置で転写紙もしくはベルト上に転写されるため、転写ベルト310の移動速度に微小な変化があった場合、次の色の転写位置までの到達時間が変動するために各色の転写位置にずれが生じ、結果的に出力された画像に副走査方向の色ずれが発生してしまうことになる。
また、書き込みユニット(301K、301M、301C、301Y)も、各色で独立しているため、温度等の環境変化により構成部品が変位することにより主走査方向の倍率や書き込みの位置が変化した場合、結果的に出力された画像に主走査方向の色ずれが発生してしまうことになる。
そこで、特許文献1に示されているカラー画像形成装置では、実際のカラー画像を形成する前に転写ベルト310上に、図13に示すような色ずれ補正用のトナーパターンtpを出力し、このパターンtpをトナーマークセンサ315で検出し、その検出結果から、各色の正規の位置からのずれ量と補正量を演算し、その補正量に基づいて画像の書き出しタイミングや倍率を補正することで色ずれの補正行うようにしている。実際の色ずれ量の検出時には、図13に示すような色ずれ補正用のトナーパターンtpをベルトの移動方向に沿って複数回繰り返して出力したものをトナーマークセンサ315で検出し、複数回分の検出値を平均化処理することで、ノイズやメカのばらつきによる変動の影響を低減し検出値の精度を向上させる処理を行っている。
ところで、上述したような色ずれ補正の手法によれば、転写ベルト310上に形成されたトナーパターンtpをトナーマークセンサ315によって検出して補正することになるが、転写ベルト310上にキズや異物があった場合には、キズや異物をトナーパターンtpとして誤検出してしまうことにより、色ずれ補正の失敗に至ることがある。
そこで、特許文献2には、色ずれ補正の失敗を防止する目的で、色ずれ補正用のパターンと中間転写ベルト上のキズを判別するためにパルス幅に閾値を設け、閾値から外れたデータを除外するようにした技術が開示されている。
特開2002−244387号公報 特開2002−23444号公報
しかし、特許文献2に開示されている技術によれば、電源投入時や規定枚数到達後に、キズの状態を確認し、色ずれ補正用のパターンとキズを見分けるための閾値を更新する動作が必要になるので、ファーストプリントの遅れやダウンタイムが発生することになり、ユーザにとって使い勝手が悪いという問題がある。
また、突発的に紙粉等の異物が中間転写ベルト上に入った場合であって、その時の閾値と異物の大きさが閾値内の場合には、「色ずれ補正用のパターンとキズ或いは異物を見分けられず、色ずれ補正を失敗してしまう」という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、色ずれ補正において突発的な紙粉等が入った場合でも、色ずれ補正パターンとキズ或いは異物を見分け、色ずれ補正を確実に成功させることができ、また、ファーストプリントの遅れやダウンタイムの発生を減少させることができる画像形成装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明の画像形成装置は、各色ごとに備えられる像担持体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、前記各単色トナー画像を中間媒体または中間媒体により搬送される転写体に順次転写してカラー画像を記録するタンデム方式の画像形成装置において、前記中間媒体に対して、複数色で構成されるパターンを主走査方向に沿って3箇所に形成したパターンセットを副走査方向に複数形成するパターン形成手段と、前記パターンセットの前記パターンの位置に対応させて備えられる3つのセンサと、前記各センサによる前記パターンの検出結果であるパターン検出データを取得するパターン検出データ取得手段と、前記パターン検出データに基づいて同一パターンセットにおける前記各センサ間のデータ差情報をそれぞれ算出するデータ差算出手段と、所定の閾値から外れている前記データ差情報があるか否かを判定する判定手段と、前記閾値から外れている前記データ差情報があると判定した場合には、前記閾値から外れている当該データ差情報の要因となっている前記パターン検出データを除外する除外手段と、データ差情報の要因となる前記パターン検出データがない場合には前記パターン検出データから、データ差情報の要因となる前記パターン検出データがある場合には前記除外手段によりデータ差情報の要因となる前記パターン検出データを除外した前記パターン検出データから、各色の正規の位置からのずれ量を算出して色ずれを補正する補正手段と、を備える。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記データ差算出手段は、前記各センサ間における前記パターンの最終のエッジと最初のエッジのデータのカウント差を、前記各センサ間のデータ差情報として算出する。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、前記判定手段で用いる前記閾値は、任意の値に変更可能である。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1ないし3のいずれか一記載の画像形成装置において、前記除外手段により除外された前記パターン検出データを報知する報知手段を更に備える。
また、請求項5にかかる発明のプログラムは、各色ごとに備えられる像担持体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、前記各単色トナー画像を中間媒体または中間媒体により搬送される転写体に順次転写してカラー画像を記録するタンデム方式の画像形成装置の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記中間媒体に対して、複数色で構成されるパターンを主走査方向に沿って3箇所に形成したパターンセットを副走査方向に複数形成するパターン形成機能と、前記パターンセットの前記パターンの位置に対応させて備えられる3つのセンサによる前記パターンの検出結果であるパターン検出データを取得するパターン検出データ取得機能と、前記パターン検出データに基づいて同一パターンセットにおける前記各センサ間のデータ差情報をそれぞれ算出するデータ差算出機能と、所定の閾値から外れている前記データ差情報があるか否かを判定する判定機能と、前記閾値から外れている前記データ差情報があると判定した場合には、前記閾値から外れている当該データ差情報の要因となっている前記パターン検出データを除外する除外機能と、データ差情報の要因となる前記パターン検出データがない場合には前記パターン検出データから、データ差情報の要因となる前記パターン検出データがある場合には前記除外手段によりデータ差情報の要因となる前記パターン検出データを除外した前記パターン検出データから、各色の正規の位置からのずれ量を算出して色ずれを補正する補正機能と、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、中間媒体に対して、複数色で構成されるパターンを主走査方向に沿って3箇所に形成したパターンセットを副走査方向に複数形成し、当該パターンの主走査方向の位置に対応させて備えられる3つのセンサによって検出したパターンの検出結果であるパターン検出データに基づいて同一パターンセットにおける各センサ間のデータ差情報をそれぞれ算出し、閾値から外れているデータ差情報があると判定した場合には、閾値から外れている当該データ差情報の要因となっているパターン検出データを除外して各色の正規の位置からのずれ量を算出することにより、色ずれ補正において突発的な紙粉等が入った場合でも、色ずれ補正パターンとキズ或いは異物を見分け、色ずれ補正を確実に成功させることができる、という効果を奏する。また、ファーストプリントの遅れやダウンタイムの発生を減少させることができるので、ユーザの使い勝手を向上させることができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の一形態を図1ないし図10に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の一形態にかかるカラーレーザプリンタ1の構成を概略的に示す模式図である。図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、概略的には、電子写真によるタンデム方式のもので、像担持体である4つのドラム状の感光体ドラム2Y(イエロー),2C(シアン),2M(マゼンダ),2K(ブラック)と、その感光体ドラム2Y,2C,2M,2K上の静電潜像を現像ユニット3Y,3C,3M,3Kにより現像することにより形成されるトナー画像を転写ローラ4Y,4C,4M,4Kにより中間媒体としての中間転写ベルト5上に順次転写し、その中間転写ベルト5上の画像を2次転写ローラ6により転写体である転写紙P上に一括転写する間接転写方式を採用したものである。以下において、詳細に説明する。
中間転写ベルト5は、無端状のベルトであって、複数のローラ9〜12によって張架されており、ローラ9〜12のいずれかの軸に連結されたモータ(図示せず)により一定速度で回動方向Aに駆動される。このような中間転写ベルト5の下部側には、その中間転写ベルト5の回動方向Aに沿って、イエロー,シアン,マゼンダ,ブラックの各色用に4個の上述した感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kを並列にそれぞれ配置している。
感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kの周回には、帯電装置7Y,7C,7M,7Kと、前述した現像ユニット3Y,3C,3M,3Kと、1次転写装置を構成する転写ローラ4Y,4C,4M,4Kと、クリーニング装置8Y,8C,8M,8Kがそれぞれ配設されている。
転写ローラ4Y,4C,4M,4Kは、中間転写ベルト5を挟んで感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kにそれぞれ対向配置されている。すなわち、中間転写ベルト5は、各転写ローラ4Y,4C,4M,4Kと感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kとの間には挟まれた状態で回動するようになっている。
感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kは、回転方向Bに回転駆動され、このとき帯電装置7Y,7C,7M,7Kによって感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kの表面が所定の極性に帯電される。次いで、感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kの帯電面に、露光装置13から画像データに応じたレーザ光が照射されることによって、感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kに静電潜像が形成される。このようにして形成された静電潜像は、現像ユニット3Y,3C,3M,3Kにより各色のトナー像にそれぞれ現像されて可視像化される。
このようにして現像された感光体ドラム2Y,2C,2M,2K上のイエロー,シアン,マゼンタ,ブラックのトナー像は、転写ローラ4Y,4C,4M,4Kの作用によって中間転写ベルト5の表面に順次重ね合わされた状態で転写されていき、フルカラーの合成カラー画像が形成される。
2次転写ローラ6は、中間転写ベルト5を挟んでローラ9に対向配置されており、中間転写ベルト5に対して接触・離間自在に支持されている。このようなローラ9(中間転写ベルト5)と2次転写ローラ6の間(Cで示す)には、給紙ユニット14から給紙された転写紙Pが、レジストローラ15の回転によって所定のタイミングで送り込まれる。
2次転写ローラ6が中間転写ベルト5に対して接触している状態で、ローラ9(中間転写ベルト5)と2次転写ローラ6の間(Cで示す)に転写紙Pが送り込まれると、中間転写ベルト5に担持されている合成カラー画像が2次転写ローラ6の作用により転写紙Pに一括して転写される。
その後、転写紙P上の合成カラー画像は、定着装置16により熱と圧力によって定着され、図示しない排紙トレイ上に排出される。
一方、合成カラー画像の転写後の中間転写ベルト5の表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置17によって除去される。
図1に示す符号20は、本実施の形態のカラーレーザプリンタ1が有している特徴的な機能であって、中間転写ベルト5上における画像形成時の色ずれを補正する色ずれ補正制御機能において用いられるセンサユニットである。このようなセンサユニット20には、色ずれ量を計測するためのトナーパターンTP(図2参照)を検出する検出センサ21,22,23が主走査方向に沿って備えられている。例えば、検出センサ21,22,23として反射型の光学式センサ(正反射光センサ)を使用した場合は、検出センサ21,22,23は、中間転写ベルト5に光を照射し、中間転写ベルト5上に形成したトナーパターンTP及び中間転写ベルト5からの反射光を検出することで、色ずれ量を計測するための情報を得るものである。色ずれ補正制御機能は、基準色(この場合K)に対するスキュー、副走査レジストずれ、主走査レジストずれ、主走査倍率誤差の計測が可能である。また、検出センサ21,22,23により3点を計測することにより、走査線曲がり(湾曲)も合わせて検出するため、副走査レジスト補正を最適化することが出来る。
なお、本実施の形態においては、センサユニット20として正反射光センサを適用するようにしたが、これに限るものではなく、トナーパターンTP及び中間転写ベルト5により拡散された光を読み取る拡散光センサユニットを適用するようにしても良い。
ここで、図2はトナーパターンTPの一例を示す平面図である。図2に示すように、本実施の形態においては、正反射光用のトナーパターンTPを検出センサ21,22,23の配置にあわせて主走査方向の3箇所に出力する。
それぞれのトナーパターンTPは、4本の平行なパターンと、4本の斜め線のパターンを副走査方向に一定間隔に配置したものとし、それらを複数組繰り返し中間転写ベルト5の移動方向に沿って形成したものである。ここでトナーパターンTPを形成する4本のパターンは、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色で形成するものとする。ここに、パターン形成手段が実現されている。
図2に示すように、フロントの検出センサ21により検出されるトナーパターンTPは、YFHx,CFHx,MFHx,KFHx,YFSx,CFSx,MFSx,KFSx(x=1,2・・・・)として表すことができる。また、センタの検出センサ22により検出されるトナーパターンTPは、YCHx,CCHx,MCHx,KCHx,YCSx,CCSx,MCSx,KCSx(x=1,2・・・・)として表すことができる。さらに、リアの検出センサ23により検出されるトナーパターンTPは、YRHx,CRHx,MRHx,KRHx,YRSx,CRSx,MRSx,KRSx(x=1,2・・・・)として表すことができる。
次いで、上述した色ずれ補正制御について詳述する。色ずれ補正制御は、カラーレーザプリンタ1のユーザメニュー、サービスメニューまたはプリンタドライバからの指示により実行するか、もしくは所定の実行判定条件(例えば、電源ON時、積算プリント枚数や図示しないカラーレーザプリンタ1内の温度上昇等)により自動実行される。
ここで、図3は色ずれ補正制御機能にかかる構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、制御の主体となるCPU(Central Processing Unit)45には、アドレスバス46およびデータバス47を介して、IO I/F31,ROM(Read Only Memory)44,RAM(Random Access Memory)43が接続されている。
本実施の形態においては、CPU45が、中間転写ベルト5上における画像形成時の色ずれ量の算出、補正量の算出および補正の実行命令を行う。より詳細には、CPU45は、ROM44に格納されているプログラムに従い、RAM43に色ずれ量のデータの格納を行いながら、色ずれの補正量の演算を行う。色ずれ補正量の演算結果は、IO I/F31を介し、露光装置13を制御する書き込み制御部(図示せず)へ反映される。
また、CPU45には、レジスタ42がアドレスバス46およびデータバス47を介して接続されている。CPU45は、レジスタ42の設定値を変更することにより、積和演算回路であるLPF回路(デジタルフィルタ回路)36,37,38のカットオフ周波数を変更することができる。また、CPU45は、レジスタ42の設定値を変更することにより、エッジ検出回路39,40,41のスレッシュ電圧を設定することができる。なお、エッジ検出回路39,40,41は、トナーパターンTPの検出センサ21,22,23の出力電圧(A/D変換およびフィルタ処理後)とスレッシュ電圧との比較を行い、スレッシュ電圧を最初に下回ったポイント(パターンのエッジ部)を立下りポイント、次にスレッシュ電圧を最初に上回ったポイント(パターンのエッジ部)を立ち上がりポイントと認識し、その中央をパターン中央位置として認識する。
さらに、CPU45には、レジスタ42を介して制御回路35が接続されている。CPU45は、レジスタ42の設定値を変更することにより、制御回路35を介したサンプリングスタート/ストップ、A/Dコンバータ33でA/D変換を行う検出センサ21,22,23の切り替え等の動作制御を実行することができる。
マルチプレクサ(multiplexer)32は、制御回路35に制御され、多数の入力信号について、1つずつ信号を切り替えることによって、A/Dコンバータ33に信号を伝達するもののことである。デマルチプレクサ(demultiplexer)34は、制御回路35に制御され、マルチプレクサ32により多重化した信号をそれぞれの出力に分配する。
このような構成により、検出センサ21,22,23の検出電圧は、IO I/F31を介しマルチプレクサ32で複数の入力を1つの信号としてまとめられた後、A/Dコンバータ33を介してデジタルデータに変換される。変換されたデジタルデータは、デマルチプレクサ34に入力され、マルチプレクサ32により多重化した信号をそれぞれの出力に分配する。
ここで、マルチプレクサ32およびA/Dコンバータ33は、トナーパターンTPの形成中にのみ、制御回路35により検出センサ21,22,23の選択およびA/D変換動作を行うように制御される。
デマルチプレクサ34は、フロント,センタ,リアの検出センサ21,22,23毎に用意されたLPF回路36,37,38の何れにデジタルデータを出力するかを選択するように制御回路35に制御される。
LPF回路36,37,38は、より正確に後段回路によりパターン位置を認識することができるように、高周波成分をカットする。
LPF回路36,37,38の後段には、エッジ検出回路39,40,41が設けられており、LPF回路36,37,38から出力された検出電圧波形を所定のスレッシュ電圧と比較して立下りエッジ,立上りエッジのカウント値を抽出し、レジスタ42に格納する。
ここで、ROM44に格納されているプログラムに従ってCPU45が実行するトナーパターンTPの検出処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
図4に示すように、CPU45は、エッジ検出回路39,40,41で検出電圧波形を所定のスレッシュ電圧と比較して立下りエッジ,立上りエッジのカウント値を抽出し、レジスタ42に格納した後(ステップS1)、レジスタ42においてトナーパターンTPの1セット分の8個のエッジ((立下りエッジ,立上りエッジ)×4)のデータを取得したと判定した場合には(ステップS2のYes)、1セット分のデータを取得した検出センサ21,22,23のエッジ検出を一時停止し(ステップS3)、1セット分のデータをレジスタ42からRAM43に転送する(ステップS4)。
次いで、CPU45は、フロント,センタ,リアの検出センサ21,22,23の全てのパターンセットでトナーパターンTPの1セット分の8個のデータを取得したか否かを判定する(ステップS5)。
全ての検出センサ21,22,23でデータが取得できていない場合は(ステップS5のNo)、ステップS1に戻り、エッジ検出を再開する。
一方、全ての検出センサ21,22,23でデータが取得できている場合は(ステップS5のYes)、ステップS6に進み、トナーパターンTPの最終セットか否かを判定する。
トナーパターンTPの最終セットであると判定した場合は(ステップS6のYes)、トナーパターンTPの検出処理を完了する。本実施の形態では、水平パターン8セット,斜めパターン8セットの合計16セット分のパターン検出データを取得するものとしている。ここに、パターン検出データ取得手段の機能が実行される。
一方、トナーパターンTPの最終セットでないと判定した場合は(ステップS6のNo)、ステップS1に戻り、次のトナーパターンTPを検出するためにエッジ検出を再開する。
ここで、図5はトナーパターンTPが形成された中間転写ベルト5の一例を示す平面図、図6は図5の検出電圧波形信号を示す波形図、図7は図6の検出電圧波形信号に基づいてトナーパターン検出したデータを示す模式図である。図5に示す例は、リアの検出センサ23側に位置する水平パターン7セット目のCRH7のパターンの手前の中間転写ベルト5上にキズ又は異物があることを示している。そして、図6に示すように、リアの検出センサ23側に位置する水平パターン7セット目のCRH7のパターンの手間にキズ又は異物があるため、キズ又は異物を色ずれ補正パターンと誤検出して信号レベルが落ち込んでいる。したがって、図5で示した通り、リアの検出センサ23側に位置する水平パターン7セット目のCRH7手間にキズ又は異物があるため、図7に示すように、CRH7DからKRH7Uまでのデータと、フロントの検出センサ21側に位置する水平パターンのデータおよびセンタの検出センサ22側に位置する水平パターンのデータとの差が大きくなっている。
図7に示す例によれば、中間転写ベルト5のキズ又は異物はCRH7D,CRH7Uとして検出されており、CRH7のパターンはMRH7D,MRH7Uとして検出され、MRH7のパターンがKRH7D,KRH7Uとして検出されている。そして、KRH7のパターンは8個のデータを取得しエッジ検出を一時停止しているため、データは取得されていない。そして、リアの検出センサ23に遅れてフロントの検出センサ21およびセンタの検出センサ22のエッジ検出を完了すると、エッジ検出を再開し、斜めパターン7セット目のデータ取得を開始することになる。
次に、各セット毎の取得データについての検出センサ21,22,23間の差の算出処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
図8に示すように、CPU45は、まず、各トナーパターンTPのセットの最終のエッジ(ブラックの立上りエッジ)と最初のエッジ(イエロー立下りエッジ)のデータのカウント差を算出する(ステップS11)。
ここで、カウント差の算出方法の一例を示す。
(1)水平パターン
・フロントの検出センサ21側の水平xセットにおけるカウント差
FHx=KFHxU−YFHxD
・センタの検出センサ22側の水平xセットにおけるカウント差
CHx=KCHxU−YCHxD
・リアの検出センサ23側の水平xセットにおけるカウント差
RHx=KRHxU−YRHxD
(2)斜めパターン
・フロントの検出センサ21側の斜めxセットにおけるカウント差
FSx=KFSxU−YFSxD
・センタの検出センサ22側の斜めxセットにおけるカウント差
CSx=KCSxU−YCSxD
・リアの検出センサ23側の斜めxセットにおけるカウント差
RSx=KRSxU−YRSxD
上述したような算出方法により、水平パターン8セット、斜めパターン8セットの合計16セットのデータの差を算出する。
続くステップS12においては、ステップS11で得られたデータ差に基づいて、フロント,センタ,リアの検出センサ21,22,23間の差を算出する。
ここで、センサ間の差の算出方法の一例を示す。
(1)水平パターン
・フロントの検出センサ21−センタの検出センサ22の水平xセットにおける差
FCHx=FHx−CHx
・センタの検出センサ22−リアの検出センサ23の水平xセットにおける差
CRHx=CHx−RHx
・フロントの検出センサ21−リアの検出センサ23の水平xセットにおける差
FRHx=FHx−RHx
(2)斜めパターン
・フロントの検出センサ21−センタの検出センサ22の斜めxセットにおける差
FCSx=FSx−CSx
・センタの検出センサ22−リアの検出センサ23の斜めxセットにおける差
CRSx=CSx−RSx
・フロントの検出センサ21−リアの検出センサ23の斜め水平xセットにおける差
FRSx=FSx−RSx
上述したような算出方法により、水平パターン8セット、斜めパターン8セットの合計16セットのデータの差を算出する。ここに、データ差算出手段の機能が実行される。
続くステップS13においては、ステップS12で得られたデータ差が閾値から外れているか否かを判定する。例えば、閾値は±100以内とする。ここに、判定手段の機能が実行される。
ステップS12で得られたデータ差が閾値から外れていないと判定した場合、すなわち各センサの差が±100の範囲内であった場合には(ステップS13のYes)、ステップS16に進む。
一方、ステップS12で得られたデータ差が閾値から外れていると判定した場合、すなわち各センサの差が±100の範囲外であった場合には(ステップS13のNo)、ステップS14に進み、閾値から外れているデータから異常のあるデータを特定する。
ここで、データ差が閾値から外れているか否かの判定方法の一例を示す。
(1)フロントの検出センサ21側の水平パターンxセットに異常がある場合
・フロントの検出センサ21−センタの検出センサ22の差
FCHx:閾値から外れている
・センタの検出センサ22−リアの検出センサ23の差
CRHx:閾値から外れていない
・フロントの検出センサ21−リアの検出センサ23の差
FRHx:閾値から外れている
上記より、CRHxは閾値から外れてないので、センタとリアに異常はなく、フロントの検出センサ21側の水平パターンxセットに異常があることが特定できる。
(2)センタの検出センサ22側の水平パターンxセットに異常がある場合
・フロントの検出センサ21−センタの検出センサ22の差
FCHx:閾値から外れている
・センタの検出センサ22−リアの検出センサ23の差
CRHx:閾値から外れている
・フロントの検出センサ21−リアの検出センサ23の差
FRHx:閾値から外れていない
上記より、FRHxは閾値から外れてないので、フロントとリアに異常はなく、センタの検出センサ22側の水平パターンxセットに異常があることが特定できる。
(3)リアの検出センサ23側の水平パターンxセットに異常がある場合
・フロントの検出センサ21−センタの検出センサ22の差
FCHx:閾値から外れていない
・センタの検出センサ22−リアの検出センサ23の差
CRHx:閾値から外れている
・フロントの検出センサ21−リアの検出センサ23の差
FRHx:閾値から外れている
上記より、FCHxは閾値から外れてないので、フロントとセンタに異常はなく、リアの検出センサ23側の水平パターンxセットに異常があることが特定できる。
(4)フロントの検出センサ21側の斜めパターンxセットに異常がある場合
・フロントの検出センサ21−センタの検出センサ22の差
FCSx:閾値から外れている
・センタの検出センサ22−リアの検出センサ23の差
CRSx:閾値から外れていない
・フロントの検出センサ21−リアの検出センサ23の差
FRSx:閾値から外れている
上記より、CRSxは閾値から外れてないので、センタとリアに異常はなく、フロントの検出センサ21側の斜めパターンxセットに異常があることが特定できる。
(5)センタの検出センサ22側の斜めパターンxセットに異常がある場合
・フロントの検出センサ21−センタの検出センサ22の差
FCSx:閾値から外れている
・センタの検出センサ22−リアの検出センサ23の差
CRSx:閾値から外れている
・フロントの検出センサ21−リアの検出センサ23の差
FRSx:閾値から外れていない
上記より、FRSxは閾値から外れてないので、フロントとリアに異常はなく、センタの検出センサ22側の斜めパターンxセットに異常があることが特定できる。
(6)リアの検出センサ23側の斜めパターンxセットに異常がある場合
・フロントの検出センサ21−センタの検出センサ22の差
FCSx:閾値から外れていない
・センタの検出センサ22−リアの検出センサ23の差
CRSx:閾値から外れている
・フロントの検出センサ21−リアの検出センサ23の差
FRSx:閾値から外れている
上記より、FCSxは閾値から外れてないので、フロントとセンタに異常はなく、リアの検出センサ23側の斜めパターンxセットに異常があることが特定できる。
なお、上述した閾値は、任意の値に変更可能である。例えば、ROM44を不揮発性のものとし、閾値を書き換え自在に保持するようにすれば良い。閾値の書き換えは、ユーザが自ら操作部(図示せず)を介して行うものでも良いし、インターネット等を経由して自動的に行うものであっても良い。
ここで、図9は図7で取得したデータのデータ差を示す模式図である。具体的には、各色ずれ補正用のトナーパターンTPのセットの最終のエッジ(ブラックの立上り)と最初のエッジ(イエロー立下り)のデータのカウント差を算出したデータとフロント−センタ、センタ−リア、フロント−リアのセンサ間の差である。
図5で示した通り、リアの検出センサ23側の水平パターン7セット目のCRH7手間にキズ又は異物があるため、リアの検出センサ23側の最終のエッジ(ブラックの立上り)エッジと最初のエッジ(イエロー立下り)エッジのデータのカウント差が大きくなっている。また、フロントの検出センサ21とセンタの検出センサ22の差は小さいが、センタの検出センサ22とリアの検出センサ23の差とフロントの検出センサ21とリアの検出センサ23の差が大きくなっている。このことから、フロントとセンタには異常がないがリアの検出センサ23に異常があることを特定することができる。
上述のようにして異常のあるデータを特定した後は、ステップS15に進み、異常があったと特定した箇所のパターン検出データを除外する。図9に示す例によれば、リアの検出センサ23側の水平パターン7セット目のデータを除外する。ここに、除外手段の機能が実行される。
なお、除外されたパターン検出データを報知する報知手段を更に備えるようにしても良い。報知手段としては、例えば、音声、表示、電子メールなどが挙げられる。また、報知手段は、除外されたパターン検出データが一定数以上あった場合にのみ、報知するようにしても良い。
続いて、パターン検出データ(異常のあるパターン検出データを特定した場合には、異常があったと特定した箇所のパターン検出データを除外したパターン検出データ)から各色の正規の位置からのずれ量と補正量の演算を行い(ステップS16:補正手段)、色ずれ補正の演算結果(ずれ量および補正量)を書込みパラメータに反映し、補正値として使用する(ステップS17)。
ここで、色ずれ量の演算例について説明する。色ずれ量の検出は1セットのトナーパターンTPで色ずれ量が可能である。図10に示すように、ブラック(K)を基準色としたときのマゼンタ(M)の副走査方向の色ずれ量ΔMは、図10中で検出したブラック(K)とマゼンタ(M)の距離Δ(M−K)から、正規の値Δ(M−K)を引いた値となる。トナーパターンTPを最大20セット繰り返して出力するものとすると、個々のセットごとにマゼンタ(M)の色ずれ量が求まるので、求めた色ずれ量をそれぞれΔm1、Δm、Δm、Δm・・・・Δm20とする。
このようにして、検出精度を向上させるために、トナーパターンTPを複数セット繰り返して出力し、それぞれのトナーパターンTPのセットごとに色ずれ量を算出し、それぞれのセットで求めた色ずれ量を平均化処理した値を最終的な色ずれ量とする。
このように本実施の形態によれば、中間転写ベルト5に対して、複数色で構成されるトナーパターンTPを主走査方向に沿って複数形成したパターンセットを副走査方向に複数形成し、当該トナーパターンTPの主走査方向の位置に対応させて備えられる複数の検出センサ21,22,23によって検出したトナーパターンTPの検出結果であるパターン検出データに基づいて同一パターンセットにおける各検出センサ21,22,23間のデータ差情報をそれぞれ算出し、閾値から外れているデータ差情報があると判定した場合には、閾値から外れている当該データ差情報の要因となっているパターン検出データを除外して各色の正規の位置からのずれ量を算出する。これにより、色ずれ補正において突発的な紙粉等が入った場合でも、色ずれ補正パターンとキズ或いは異物を見分け、色ずれ補正を確実に成功させることができる、という効果を奏する。また、ファーストプリントの遅れやダウンタイムの発生を減少させることができるので、ユーザの使い勝手を向上させることができる、という効果を奏する。
なお、各実施の形態においては、中間転写ベルト5上に一旦カラー画像を形成し2次転写部で転写紙に一度に転写を行う間接転写方式のカラーレーザプリンタへの適用例について説明したが、各像担持体上にそれぞれ形成される単色トナー画像を、中間媒体(搬送ベルト)により搬送される転写体である転写紙上に順次転写する直接転写方式のカラーレーザプリンタ(図11参照)についても同様に適用することも可能である。
また、本実施の形態においては、像担持体として感光体ドラムを適用したが、これに限るものではなく、感光体ベルトを適用しても何ら問題は無い。
さらに、本実施の形態においては、画像形成装置としてレーザプリンタを適用したが、これに限るものではなく、MFP(Multi Function Peripheral)や複写機などにも適用可能である。
本発明の実施の一形態にかかるカラーレーザプリンタの構成を概略的に示す模式図である。 トナーパターンの一例を示す平面図である。 色ずれ補正制御機能にかかる構成を示す機能ブロック図である。 トナーパターンの検出処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 トナーパターンが形成された中間転写ベルトの一例を示す平面図である。 図5の検出電圧波形信号を示す波形図である。 図6の検出電圧波形信号に基づいてトナーパターン検出したデータを示す模式図である。 センサ間の差の算出処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図7で取得したデータのデータ差を示す模式図である。 色ずれ検出例を示す説明図である。 直接転写方式のタンデム型レーザプリンタの構成を示すブロック図である。 間接転写方式のタンデム型レーザプリンタの構成を示すブロック図である。 トナーパターンの一例を示す平面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 像担持体
5 中間媒体
21,22,23 センサ

Claims (5)

  1. 各色ごとに備えられる像担持体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、前記各単色トナー画像を中間媒体または中間媒体により搬送される転写体に順次転写してカラー画像を記録するタンデム方式の画像形成装置において、
    前記中間媒体に対して、複数色で構成されるパターンを主走査方向に沿って3箇所に形成したパターンセットを副走査方向に複数形成するパターン形成手段と、
    前記パターンセットの前記パターンの位置に対応させて備えられる3つのセンサと、
    前記各センサによる前記パターンの検出結果であるパターン検出データを取得するパターン検出データ取得手段と、
    前記パターン検出データに基づいて同一パターンセットにおける前記各センサ間のデータ差情報をそれぞれ算出するデータ差算出手段と、
    所定の閾値から外れている前記データ差情報があるか否かを判定する判定手段と、
    前記閾値から外れている前記データ差情報があると判定した場合には、前記閾値から外れている当該データ差情報の要因となっている前記パターン検出データを除外する除外手段と、
    データ差情報の要因となる前記パターン検出データがない場合には前記パターン検出データから、データ差情報の要因となる前記パターン検出データがある場合には前記除外手段によりデータ差情報の要因となる前記パターン検出データを除外した前記パターン検出データから、各色の正規の位置からのずれ量を算出して色ずれを補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記データ差算出手段は、前記各センサ間における前記パターンの最終のエッジと最初のエッジのデータのカウント差を、前記各センサ間のデータ差情報として算出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記判定手段で用いる前記閾値は、任意の値に変更可能である、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記除外手段により除外された前記パターン検出データを報知する報知手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の画像形成装置。
  5. 各色ごとに備えられる像担持体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、前記各単色トナー画像を中間媒体または中間媒体により搬送される転写体に順次転写してカラー画像を記録するタンデム方式の画像形成装置の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記中間媒体に対して、複数色で構成されるパターンを主走査方向に沿って3箇所に形成したパターンセットを副走査方向に複数形成するパターン形成機能と、
    前記パターンセットの前記パターンの位置に対応させて備えられる3つのセンサによる前記パターンの検出結果であるパターン検出データを取得するパターン検出データ取得機能と、
    前記パターン検出データに基づいて同一パターンセットにおける前記各センサ間のデータ差情報をそれぞれ算出するデータ差算出機能と、
    所定の閾値から外れている前記データ差情報があるか否かを判定する判定機能と、
    前記閾値から外れている前記データ差情報があると判定した場合には、前記閾値から外れている当該データ差情報の要因となっている前記パターン検出データを除外する除外機能と、
    データ差情報の要因となる前記パターン検出データがない場合には前記パターン検出データから、データ差情報の要因となる前記パターン検出データがある場合には前記除外機能によりデータ差情報の要因となる前記パターン検出データを除外した前記パターン検出データから、各色の正規の位置からのずれ量を算出して色ずれを補正する補正機能と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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