JP2002023444A - 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体

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JP2002023444A
JP2002023444A JP2000206190A JP2000206190A JP2002023444A JP 2002023444 A JP2002023444 A JP 2002023444A JP 2000206190 A JP2000206190 A JP 2000206190A JP 2000206190 A JP2000206190 A JP 2000206190A JP 2002023444 A JP2002023444 A JP 2002023444A
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Seiji Yokoyama
誠二 横山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成枚数の増加によって無端状ベルトの
キズが大きくなったとしも、色ずれ検出パターンとベル
トのキズを正確に判別することができ、色ずれ検出パタ
ーンの検出データだけを参照して色ずれ量を算出するこ
と。 【解決手段】 パターン検出部15により、検出パルス
の立ち下がり立ち上がりの両エッジを検出し、パルス幅
算出部63により、検出パルスの幅を算出して、しきい
値に満たないパルス幅はベルトのキズと判断して検出デ
ータを破棄し、制御部66の制御により、画像形成を行
わない状態で無端状ベルトを駆動させて、パターン検出
部15に無端状ベルトのキズを検出させ、しきい値算出
部97により、該検出した無端状ベルトのキズのパルス
幅の最大値を前記しきい値処理で用いるしきい値として
選択する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各々光学部と潜像
形成媒体としての感光ドラムを有する複数の画像形成部
により形成された各画像を無端状ベルト上に重ねて転写
して多重画像を形成可能な画像形成装置並びに画像形成
装置の制御方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電子写真方式のカラー画像形成
装置においては、高速化のために複数の画像形成部を有
し、順次中間転写ベルト上に異なる色の画像を転写して
フルカラー画像を形成する方式が各種提案されている。
【0003】ところで、複数の画像形成部を有する装置
は、機械精度等の原因により、複数の感光ドラムや中間
転写ベルトの駆動ムラや、各画像形成部の転写位置での
感光ドラム外周面と中間転写ベルトの移動量の関係等が
各色毎に発生し、画像を重ね合わせたときに一致せず、
色ずれ(位置ずれ)を生じることが挙げられる。特に、
複数のレーザスキャナと感光ドラムを有する画像形成装
置では、各画像形成部でレーザスキャナと感光ドラム間
の距離に誤差があり、この誤差が各画像形成部間で異な
ると、感光ドラム上でのレーザの走査幅に違いが発生
し、色ずれが発生する。
【0004】これら色ずれを修正する為に、中間転写ベ
ルト上に、各色毎に色ずれ検出用のパターンを形成し、
このパターンを中間転写ベルト下流部の両サイドに設け
られた1対のパターン検出部で検出し、検出結果に応じ
て、各種の調整を従来より実施していた。
【0005】以下、図12〜図14を参照して、この種
の画像形成装置の色ずれ検出処理について説明する。
【0006】図12は、この種の画像形成装置の色ずれ
検出処理に使用される色ずれ検出パターンの一例を示す
模式図である。
【0007】図において、13は中間転写ベルトで、図
中矢印方向に移動する。15a,15bは1対のパター
ン検出部(色ずれ検出センサ)で、中間転写ベルト13
上に形成された位置ずれ検出パターンを検出するもの
で、中間転写ベルト13の移動方向(図中矢印)に対し
て直交するように(主走査方向に)ベルト端側に設けら
れている。
【0008】31,32は用紙搬送方向の色ずれ量を検
出する為のライン、33,34は主走査方向の色ずれ量
を検出する為のラインで、この例では45度の傾きであ
る。a,b,c,dは各々Y,M,C,Kを示す。矢印
は中間転写ベルト13の移動方向を示す。
【0009】図13は、従来の画像形成装置のパターン
処理部を説明するブロック図であり、図12と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0010】図において、パターン検出部15(15
a,15b)は、LED発光部とフォトセンサ受光部等
からなり、色ずれ検出パターン通過時にパルス信号を出
力する。32は検出データ格納部で、パルス信号の読み
取り時のカウンタ31のカウント値を格納する。
【0011】33は色ずれ算出部で、検出データ格納部
32の格納データから色ずれ量を算出する。34は制御
部で、色ずれ算出部33の算出結果に従って各色の画像
形成部の露光タイミングなどを制御する。
【0012】図14は、従来の画像形成装置の色ずれ検
出手順を説明するフローチャートであり、図13に示し
た制御部34内の不図示のCPUがROMに格納される
プログラムに基づいて実行する。なお、S41〜S45
は各ステップを示す。
【0013】まず、色ずれ検出処理が開始されると、各
レーザスキャナは、図示しないメモリに記憶されている
色ずれ検出パターンデータを基に各感光体ドラムに色ず
れ検出パターンの静電潜像を形成するレーザ光を照射
し、各感光体ドラムの表面に色ずれ検出パターンの静電
潜像が形成される。
【0014】各感光体ドラムの表面に形成された色ずれ
検出パターンの静電潜像は、図示しない現像器により現
像されてトナー像とされた後、中間転写ベルト13に順
次転写される。これにより図12に示したような色ずれ
検出パターン31〜34が中間転写ベルト13上に形成
される(S41)。
【0015】そして、中間転写ベルト13上に転写され
た色ずれ検出パターンが駆動ローラによりパターン検出
部15のパターン検出位置に到達すると、パターン検出
部15は色ずれ検出パターンを構成する各ラインが通過
するときに、パルス信号を出力する(S42)。
【0016】検出データ格納部32は、パルス信号が出
力されたときのカウンタ31のカウンタ値をライン通過
時間としてメモリに記憶する(S43)。
【0017】パターン検出部15による色ずれ検出パタ
ーンを構成する全てのラインの検出が完了すると(S4
4)、色ずれ算出部33は、検出データ格納部32に記
憶したライン通過時間を基に、基準色Yに対するM,
C,Kの各色の色ずれ量を算出する(S45)。
【0018】以上の処理を中間転写ベルト13の両側の
色ずれ検出パターン31〜34について行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、以下のような問題点があった。
【0020】上述したような画像形成装置の場合、印字
枚数が増加してくるとベルトの劣化により、中間転写ベ
ルト13表面にキズがついてくる。
【0021】このようなベルト上のキズは色ずれ検出の
際に色ずれ検出センサ15によって検出されるため誤検
出の原因となることがある。
【0022】以下、図15を参照して、中間転写ベルト
13のキズと色ずれ検出センサの検出パルスについて説
明する。
【0023】図15は、図12に示した中間転写ベルト
13のキズと色ずれ検出センサの検出パルスを説明する
図であり、(a)は色ずれ検出パターンと中間転写ベル
ト13のキズを示す模式図に対応し、(b)は(a)の
色ずれ検出パターンを図12に示した色ずれ検出センサ
15で検出したときの検出パルスを示す図に対応する。
【0024】図において、31は中間転写ベルト13上
に形成された色ずれ検出パターン、51は前記中間転写
ベルト13のキズ、52は中間転写ベルト13のキズ5
1の検出パルス、53は色ずれ検出パターン31の検出
パルスである。
【0025】(a)に示すように色ずれ検出センサ15
の検出線上にベルトのキズがある場合、(b)に示す色
ずれ検出センサの出力波形は、色ずれ検出パターンに加
え、キズも検出してしまう。
【0026】従来の画像形成装置では、検出パルスの立
ち上がり、あるいは立ち下がりのみを検出していたた
め、色ずれ検出パターンの検出パルス以外のパルス(キ
ズの検出パルス)を色ずれ検出センサによって検出した
場合、色ずれ検出パターンと中間転写ベルト13のキズ
とを判別できず、(b)のような検出パルスの場合は色
ずれ検出エラーと判断していた。そのため、色ずれ検出
補正を行うことができないという問題点があった。
【0027】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第5の発明
の目的は、複数の画像形成部のうち、所定の画像形成部
による基準色の色ずれ検出パターンと他の画像形成部に
よる検出色の色ずれ検出パターンを前記無端状ベルト上
に形成し、前記無端状ベルト上に形成された前記一連の
色ずれ検出パターンを読み取ってパルス信号を出力し、
色ずれ検出パターンとベルトのキズの検出パルスのパル
ス幅の違いに着目し、パルス信号の立ち上がりエッジと
立ち下がりエッジの両エッジの検出時間より検出パルス
のパルス幅を算出し、該算出されたパルス幅をしきい値
処理することで、前記色ずれ検出パターンと前記無端状
ベルトのキズとを判別し、色ずれ検出パターンと判別さ
れたパルス信号から、前記基準色に対する検出色の色ず
れ量を算出するものであって、画像形成を行わない状態
で前記無端状ベルトを駆動させて、前記無端状ベルトの
キズを検出させ、該検出した無端状ベルトのキズのパル
ス幅の最大値を、前記しきい値処理で用いるしきい値と
して選択することにより、画像形成枚数の増加によって
無端状ベルトのキズが大きくなったとしも、色ずれ検出
パターンとベルトのキズを正確に判別することができ、
色ずれ検出パターンの検出データだけを参照して色ずれ
量を算出することができる画像形成装置並びに画像形成
装置の制御方法および記憶媒体を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、各々光学部(図1に示すレーザスキャナ12a,1
2b,12c,12d)と潜像形成媒体としての感光ド
ラム(図1に示す感光ドラム11a,11b,11c,
11d)を有する複数の画像形成部(画像ステーショ
ン)により形成された各画像を無端状ベルト(図1に示
す中間転写ベルト13)上に重ねて転写して多重画像を
形成可能な画像形成装置において、前記複数の画像形成
部のうち、所定の画像形成部による基準色の色ずれ検出
パターンと他の画像形成部による検出色の色ずれ検出パ
ターンを前記無端状ベルト上に形成するように前記複数
の画像形成部を制御するパターン形成手段(図5に示す
制御部66)と、前記パターン形成手段により前記無端
状ベルト上に形成された前記一連の色ずれ検出パターン
を読み取ってパルス信号を出力するパターン検出手段
(図1に示すパターン検出部15a,15b)と、前記
パターン検出手段から出力されるパルス信号の立ち上が
りエッジと立ち下がりエッジの両エッジの検出時間より
検出パルスのパルス幅を算出するパルス幅算出手段(図
5に示すパルス幅算出部63)と、前記パルス幅算出手
段により算出されたパルス幅をしきい値処理すること
で、前記色ずれ検出パターンと前記無端状ベルトのキズ
とを判別する判別手段(図5に示すパルス幅算出部6
3)と、前記判別手段により色ずれ検出パターンと判別
されたパルス信号から、前記基準色に対する検出色の色
ずれ量を算出する演算手段(図5に示す色ずれ算出部6
5)と、画像形成を行わない状態で前記無端状ベルトを
駆動させ、前記パターン検出手段により前記無端状ベル
トのキズを検出させ、該検出した無端状ベルトのキズの
パルス幅の最大値を、前記判別手段がしきい値処理で用
いるしきい値として選択するしきい値選択手段(図5に
示すしきい値算出部97)とを有するものである。
【0029】本発明に係る第2の発明は、前記パターン
形成手段は、前記しきい値選択手段により選択されたし
きい値の大きさに基づいて、複数の色ずれ検出パターン
(図7に示すパターン格納部118に格納さらた複数の
色ずれ検出パターン)から最適な色ずれ検出パターンを
選択するものである。
【0030】本発明に係る第3の発明は、前記パターン
検出手段は、発光部(図8に示す発光部121)と受光
部(図8に示す受光部122)が前記無端状ベルトを反
射面とした正反射光学系で構成されるものである。
【0031】本発明に係る第4の発明は、各々光学部と
潜像形成媒体としての感光ドラムを有する複数の画像形
成部により形成された各画像を無端状ベルト上に重ねて
転写して多重画像を形成可能な画像形成装置の制御方法
において、前記複数の画像形成部のうち、所定の画像形
成部による基準色の色ずれ検出パターンと他の画像形成
部による検出色の色ずれ検出パターンを前記無端状ベル
ト上に形成するパターン形成工程(図3のステップS7
1)と、前記無端状ベルト上に形成された前記一連の色
ずれ検出パターンを読み取ってパルス信号を出力するパ
ターン検出工程(図3のステップS72〜S76)と、
該一連の色ずれ検出パターンを読み取って出力されるパ
ルス信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両エ
ッジの検出時間より検出パルスのパルス幅を算出するパ
ルス幅算出工程(図4のステップS81)と、該算出さ
れたパルス幅をしきい値処理することで、前記色ずれ検
出パターンと前記無端状ベルトのキズとを判別する判別
工程(図4のステップS82,S83)と、該色ずれ検
出パターンと判別されたパルス信号から、前記基準色に
対する検出色の色ずれ量を算出する演算工程(図3のス
テップS78)と、画像形成を行わない状態で前記無端
状ベルトを駆動させ、前記無端状ベルトのキズを検出さ
せ、該検出した無端状ベルトのキズのパルス幅の最大値
をしきい値処理で用いるしきい値として選択するしきい
値選択工程(図6のステップS101〜S111)とを
有するものである。
【0032】本発明に係る第5の発明は、各々光学部と
潜像形成媒体としての感光ドラムを有する複数の画像形
成部により形成された各画像を無端状ベルト上に重ねて
転写して多重画像を形成可能な画像形成装置に、前記複
数の画像形成部のうち、所定の画像形成部による基準色
の色ずれ検出パターンと他の画像形成部による検出色の
色ずれ検出パターンを前記無端状ベルト上に形成するパ
ターン形成工程(図3のステップS71)と、前記無端
状ベルト上に形成された前記一連の色ずれ検出パターン
を読み取ってパルス信号を出力するパターン検出工程
(図3のステップS72〜S76)と、該一連の色ずれ
検出パターンを読み取って出力されるパルス信号の立ち
上がりエッジと立ち下がりエッジの両エッジの検出時間
より検出パルスのパルス幅を算出するパルス幅算出工程
(図4のステップS81)と、該算出されたパルス幅を
しきい値処理することで、前記色ずれ検出パターンと前
記無端状ベルトのキズとを判別する判別工程(図4のス
テップS82,S83)と、該色ずれ検出パターンと判
別されたパルス信号から、前記基準色に対する検出色の
色ずれ量を算出する演算工程(図3のステップS78)
と、画像形成を行わない状態で前記無端状ベルトを駆動
させ、前記無端状ベルトのキズを検出させ、該検出した
無端状ベルトのキズのパルス幅の最大値をしきい値処理
で用いるしきい値として選択するしきい値選択工程(図
6のステップS101〜S111)とを実行させるため
のプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能
に記憶させたものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
そって説明する。
【0034】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態を示す画像形成装置の一例を説明する概略斜視図
であり、例えば4色すなわち、イエロー(以下、Y)、
マゼンタ(以下、M)、シアン(以下、C)、ブラック
(以下、K)の画像形成手段(画像形成ステーション)
を並置したカラー画像形成装置に対応する。なお、本発
明の画像形成装置における色ずれ検出パターンは、「従
来の技術」の欄で説明した図12に示した色ずれ検出パ
ターンを採用するものとする。
【0035】図において、11は静電潜像を形成する感
光ドラム(11a,11b,11c,11dは各々Y,
M,C,K用の感光ドラム)である。また、12は画像
信号に応じて露光を行い感光ドラム11(11a,11
b,11c,11d)上に静電潜像を形成するレーザス
キャナ(12a,12b,12c,12dは各々Y,
M,C,K用のレーザスキャナ)である。
【0036】中間転写ベルト13は、感光ドラム11
(11a,11b,11c,11d)に形成された各色
の画像が転写される無端状のベルトで、図示しないモー
タにより駆動される駆動ローラ14により回転駆動す
る。
【0037】なお、駆動ローラ14は、図示しないモー
タとギア等でなる駆動手段と接続され、中間転写ベルト
13を所定速度で駆動する。また、中間転写ベルト13
は、中間転写ベルト13の移動に従って回転する従動ロ
ーラにより、一定の張力が付与されている。
【0038】15(15a,15b)は1対のパターン
検出部で、中間転写ベルト13上に形成された位置ずれ
検出パターンを検出するもので、中間転写ベルト13の
移動方向(図中矢印で示す)に対して直交するように
(主走査方向に)ベルト端側に設けられている。
【0039】CONTはコントロールユニットで、内部
に後述する図2に示すパターン処理部を備え、図示しな
い入力ポートを介して入力されるセンサ信号,画像デー
タなどを処理して、エンジン駆動制御,レーザスキャナ
12の駆動制御等を行う。
【0040】また、図示しないホストコンピュータで構
成されるパーソナルコンピュータ(PC)又はスキャナ
等の画像読み取り部又は通信回線を介してファクシミリ
受信可能な図示しないファクシミリ部からプリントすべ
きデータがプリンタに送られ、プリンタエンジンの方式
に応じた画像形成が終了しプリンタ可能状態となると、
図示しない用紙カセットから用紙が供給され中間転写ベ
ルト13に到達し、中間転写ベルト13により用紙が各
色の画像形成部に順次搬送される。
【0041】そして、図示しない用紙搬送部による用紙
搬送とタイミングを合せて、各色の画像信号が各レーザ
スキャナ12のそれぞれに送られ、感光ドラム11上に
静電潜像が形成され、図示しない現像器でトナーが現像
され、図示しない転写部で中間転写ベルト13上に転写
され、中間転写ベルト13に重ねて転写された画像が図
示しない用紙搬送部により搬送される用紙に一括転写さ
れる。
【0042】図1では、Y、M、C、Kの順に順次画像
形成される。その後、図示しない定着器で熱によってト
ナー像が用紙上に定着され、外部へ排出される。
【0043】図2は、図1に示したコントロールユニッ
トCONT内に備えられたパターン処理部の構成を説明
するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符
号を付してある。
【0044】図において、パターン検出部15(15
a,15b)は、LED発光部とフォトセンサ受光部等
からなり、色ずれ検出パターン通過時にパルス信号を出
力する。62は検出データ格納部で、パルス信号の立ち
上がり、立ち下がり両エッジの読み取り時のそれぞれの
カウンタ61のカウンタ値を格納する。
【0045】63はパルス幅算出部で、検出データ格納
部62の格納データからパルス幅を算出し、色ずれ検出
パターンと中間転写ベルト13のキズを判別する。64
は色ずれ検出データ格納部で、パルス幅算出部63によ
り色ずれ検出パターンと判断された検出データのみを格
納する。65は色ずれ算出部で、色ずれ検出データ格納
部64に格納される色ずれ検出データから色ずれ量を算
出する。66は制御部で、色ずれ算出部65の算出結果
に従って露光タイミングなどを制御する。
【0046】なお、制御部24は、内部に図示しないC
PU,RAM,ROMを備え、該ROMに記憶される制
御プログラムを実行することにより、画像形成装置全体
を制御する。
【0047】以下、図3,図4のフローチャートを参照
して、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置におけ
る色ずれ検出処理について説明する。
【0048】図3は、本発明の画像形成装置の第1の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本発明
の第1実施形態を示す画像形成装置における色ずれ検出
処理に対応し、図2に示した制御部66内の不図示のC
PUがROM又は図示しないその他の記憶媒体に格納さ
れたプログラムに基づいて実行を制御するものである。
なお、S71〜S78は各ステップを示す。
【0049】まず、色ずれ検出処理が開始されると、レ
ーザスキャナ12a,12b,12c,12dは、図示
しないメモリ(制御部66内の図示しないROM等)に
記憶されている色ずれ検出パターンデータを基に感光ド
ラム11に色ずれ検出パターン(図12に示した色ずれ
検出パターン)の静電潜像を形成するレーザ光を照射
し、各感光ドラム11a,11b,11c,11dの表
面に色ずれ検出パターンの静電潜像が形成される。各感
光ドラムの表面に形成された色ずれ検出パターンの静電
潜像は、図示しない現像器により現像されてトナー像と
された後、中間転写ベルト13に順次転写される。これ
により図12に示すような色ずれ検出パターンが中間転
写ベルト13上に形成される(S71)。
【0050】そして中間転写ベルト13上に転写された
色ずれ検出パターンが駆動ローラ14によりパターン検
出部15のパターン検出位置に到達すると、パターン検
出部15(15a,15b)は色ずれ検出パターンを構
成する各ラインが通過する時に、パルス信号を出力する
(S72,S74)。
【0051】検出データ格納部62は、パターン検出部
15(15a,15b)からパルス信号の立ち上がりエ
ッジ,立ち下がエッジりの両エッジが出力されたときの
カウンタ61のそれぞれのカウンタ値をライン通過時間
としてメモリに記憶する(S73、S75)。
【0052】パターン検出部15による色ずれ検出パタ
ーンを構成する全てのラインの検出が完了したか否かを
判定し(S76)、まだ完了していないと判定された場
合は、ステップS72の処理に戻り、一方、完了したと
判定された場合は、パルス幅算出部63は検出データ格
納部62に格納されている立ち上がり、立ち下がりの両
エッジの検出データよりパルス幅を算出し、色ずれ検出
パターンとベルトのキズを判別し、色ずれ検出パターン
の検出データのみを色ずれ検出データ格納部64に格納
する(S77)なお、詳細は図4に示す。
【0053】色ずれ算出部65は、色ずれ検出データ格
納部64に記憶したライン通過時間を基に、基準色Yに
対するM,C,Kの各色のずれ量を算出する(S7
8)。詳細には、色ずれ算出部65は、色ずれ検出デー
タ格納部64に記憶されたYの立ち上がりエッジ(又は
立ち下がりエッジ、又は立ち上がり立ち下がり両エッジ
の中心)のカウンタ値とMCK各色の立ち上がりエッジ
(又は立ち下がりエッジ、又は立ち上がり立ち下がり両
エッジの中心)のカウンタ値との差分を算出する。この
YとMCK各色との各差分データと予め制御部66内の
ROM等に記憶されている所定の値(設計上のYとMC
K各色との各差分値)との差分を算出し、該算出される
差分データに基づいて、基準色Yに対するM,C,Kの
各色のずれ量を算出する。
【0054】以上の処理を中間転写ベルト13の両側の
色ずれ検出パターンについて行う。
【0055】図4は、本発明の画像形成装置の第2の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図3の
ステップS77に示したパルス幅算出処理手順の一例に
対応し、図2に示した制御部66内の不図示のCPUが
ROM又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプ
ログラムに基づいて実行を制御するものである。なお、
S81〜S87は各ステップを示す。
【0056】パルス幅算出処理が始まると、立ち上がり
エッジのカウンタ値と立ち下がりエッジのカウンタ値の
減算を行い、演算結果をパルス幅とする(S81)。算
出されたパルス幅と予め定められているしきい値(制御
部66内の不図示のROM等に格納される)を比較する
(S82)。
【0057】ステップS82で、算出されたパルス幅が
しきい値より大きいと判定された場合は、色ずれ検出パ
ターンの検出データであると判断し、色ずれ検出データ
格納部64に検出データを格納し(S83)、ステップ
S84に進む。
【0058】一方、ステップS82で、算出されたパル
ス幅がしきい値より大きくないと判定された場合は、色
ずれ検出パターンの検出データでないと判断し、ステッ
プS84に進む。
【0059】次に、全ての検出データに対して以上の処
理(S81〜S83)を行ったか否かを判定し(S8
4)、まだ全ての検出データに対してステップS81〜
S83の処理を行っていないと判定された場合は、ステ
ップS81の処理に戻り、一方、もう全ての検出データ
に対してステップS81〜S83の処理を行ったと判定
された場合は、色ずれ検出パターンと判断した数(パル
ス数)とパターン形成部によって実際に形成された色ず
れ検出パターンのライン数を比較し(S85)、同数で
あると判定された場合は、色ずれ検出センサ15による
色ずれ検出パターンの検出に成功したと判断し(S8
6)、処理を終了する。
【0060】一方、ステップS85で、色ずれ検出パタ
ーンと判断した数(パルス数)とパターン形成部によっ
て実際に形成された色ずれ検出パターンのライン数が等
しくないと判定された場合は、検出に失敗したと判断し
(S87)、処理を終了する。なお、この検出結果を図
3のフローチャートの処理に戻し、検出に失敗した場合
は、図3のフローチャートの色ずれ算出処理(S78)
は行われないものとする。
【0061】以上説明したように本発明の第1の実施形
態によれば、検出パルスの立ち上がり、立ち下がりの両
エッジを検出しパルス幅を算出することで、色ずれ検出
パターン(「発明が解決しようとする課題」の欄で説明
した図15に示した色ずれ検出パターン21の検出パル
ス53)とベルトのキズ(図15に示したキズ51の検
出パルス52)を判別することができる。そのため、ベ
ルトのキズを誤検出した場合であっても色ずれ検出パタ
ーンの検出データだけを参照して色ずれ量を算出するこ
とができる。
【0062】その後、算出された色ずれ量に基づいて、
各色画像形成部の色ずれ補正処理を行うことにより、色
ずれのない高品位なフルカラー画像を形成することがで
きる。
【0063】以上より、色ずれ検出パターンとベルトの
キズの検出パルスのパルス幅の違いに着目し、パターン
検出部は検出パルスの立ち下がり、立ち上がりの両エッ
ジを検出する。色ずれ算出部は検出パルスの幅を算出
し、しきい値に満たないパルス幅はベルトのキズと判断
し、検出データを破棄するので、検出パルスの立ち上が
り、立ち下がりの両エッジを検出しパルス幅を算出し、
色ずれ検出パターンとベルトのキズを判別することがで
きるため、ベルトのキズを検出した場合であっても色ず
れ量を算出することができる。
【0064】〔第2実施形態〕上記第1の実施形態で
は、色ずれ検出パターンと中間転写ベルト13のキズを
判別する時のしきい値は、予め設定された値であった。
しかし、印字枚数の増加によってベルトのキズが大きく
なり、ベルトのキズの検出パルス幅が予め設定されたし
きい値を超えてしまうことがある。このように、しきい
値より大きなパルス幅となるベルトのキズは、色ずれ検
出パターンと誤って判断されるため、良好な色ずれ検出
を行えない。
【0065】そこで、以下、第2実施形態では、ベルト
のキズに応じてしきい値を更新することで、さらに正確
な色ずれ検出を行う方法について説明する。
【0066】図5は、本発明の第2実施形態を示す画像
形成装置のパターン処理部の構成を説明するブロック図
であり、図2と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0067】図において、97はしきい値算出部で、パ
ルス幅算出部63の算出結果に基づいて、しきい値を更
新する。
【0068】図6は、本発明の画像形成装置の第3の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本発明
の第2実施形態を示す画像形成装置におけるベルトキズ
検出処理に対応し、図5に示した制御部66内の不図示
のCPUがROM又は図示しないその他の記憶媒体に格
納されたプログラムに基づいて実行を制御するものであ
る。なお、S101〜S111は各ステップを示す。
【0069】まず、画像形成を行わずにベルト駆動ロー
ラを駆動する(S101)。パターン検出部15はベル
トの表面の状態を読み取りベルト上のキズが通過すると
きに、パルス信号を出力する(S102,S104)。
検出データ格納部62はパルス信号の立ち上がりエッ
ジ、立ち下がりの両エッジが出力されたときのカウンタ
61のそれぞれのカウンタ値をベルトキズの通過時間と
してメモリに記憶する(S103,S105)。
【0070】次に、中間転写ベルト13が1周したか否
かを判定し(S106)、ベルト1周の検出を完了した
と判定された場合は、ベルト駆動ローラ14を停止し
(S107)、ステップS108に進み、一方、まだ、
ベルト1周の検出を完了していないと判定された場合
は、ステップS102に戻る。
【0071】次に、検出データ格納部62に格納されて
いる立ち上がりエッジのカウンタ値と立ち下がりエッジ
のカウンタ値の減算を行い、パルス幅を算出する(S1
08)。算出されたパルス幅と現在のしきい値を比較し
(S109)、算出されたパルス幅がしきい値より大き
いと判定された場合は、しきい値を算出されたパルス幅
に更新する(S110)。全ての検出データに対してス
テップS108〜S110の処理が終了したか否かを判
定し(S111)、終了したと判定された場合は、キズ
検出処理を終了し、一方、まだ終了していないと判定さ
れた場合は、ステップS108の処理に戻る。
【0072】以上の処理を行うことで、ベルト上のキズ
の最大値をしきい値に選択することができる。
【0073】このベルトキズ検出処理を電源投入時ある
いは所定印字枚数経過後に行い、ベルトのキズの状態に
応じてしきい値を更新する。このような処理を行うこと
で、印字枚数の増加によるベルトの劣化に対しては色ず
れ検出パターンと判断する許容範囲を広げ、新品ベルト
に交換された場合には許容範囲を狭くすることができ
る。
【0074】以上説明したように本発明の第2実施形態
によれば、色ずれ検出を行う際のベルトのキズと判断す
るしきい値を実際に検出したベルトのキズのパルス幅と
することで、より正確に色ずれ検出パターンとベルトの
キズを判別することができる。
【0075】〔第3実施形態〕上記第1,2実施形態で
説明したように、ベルトのキズと色ずれ検出パターンを
しきい値により判別する場合、ベルトのキズの検出パル
ス幅に対して色ずれ検出パターンの検出パルス幅を大き
くするために色ずれ検出パターンを構成する各色のライ
ンを大くしなければならない。
【0076】また、ラインを太くする場合、各色のライ
ンを重ならないようにライン間距離も大きくする必要が
ある。
【0077】しかし、色ずれ検出パターンを構成する各
色のライン間距離が大きくなると複数の感光ドラムや中
間転写ベルトの駆動ムラの影響を受けやすくなるため、
色ずれ検出には搬送方向の長さの短い色ずれ検出パター
ンが望ましい。
【0078】そこで、以下、第3実施形態では、ベルト
のキズに応じてしきい値を更新するとともに、色ずれ検
出パターンを変更する方法について説明する。
【0079】図7は、本発明の第3実施形態を示す画像
形成装置のパターン処理部の構成を説明するブロック図
であり、図5と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0080】図において、118はパターン格納部で、
各色のラインの幅およびライン間距離の異なる少なくと
も2つ以上の色ずれ検出パターンを格納する。
【0081】以下、色ずれ検出パターン変更処理につい
て説明する。なお、以下に示す色ずれ検出パターン変更
処理は、図7に示した制御部66内の不図示のCPUが
ROM又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプ
ログラムに基づいて実行を制御するものである。
【0082】まず、電源投入時あるいは所定印字枚数経
過後に、画像形成を行わず中間転写ベルト13を1周さ
せ、色ずれ検出センサによりベルトのキズを検出する。
パルス幅算出部63は検出されたデータよりパルス幅を
算出する。しきい値算出部97は算出されたパルス幅の
内、最大のパルス幅をしきい値として更新し、更新され
たしきい値の大きさに対して最適なライン幅の色ずれ検
出パターンをパターン格納部118に格納される複数の
色ずれ検出パターンから選択する。
【0083】再びベルトキズ検出処理を行うまでは、制
御部66は選択された色ずれ検出パターンを用いて色ず
れ検出処理を行う。
【0084】以上説明したように本発明の第3実施形態
によれば、中間転写ベルト13のキズに応じて、しきい
値を更新するとともに、色ずれ検出パターンを変更する
ことにより、ベルトのキズが小さなときは搬送方向の長
さの短い色ずれ検出パターンで高精度の色ずれ検出を行
うことができ、ベルトのキズが大きくなるとラインの太
い色ずれ検出パターンでベルトのキズの影響を受け難い
色ずれ検出を行うことができる。
【0085】〔第4実施形態〕上記第1〜3実施形態で
は、色ずれを検出する手段として図1に示したパターン
検出部15a,15bがLED発光部とフォトセンサ受
光部から構成される場合について説明したが、パターン
検出部を正反射光学系で構成してもよい。以下、その実
施形態について説明する。
【0086】図8は、本発明の第4実施形態を示す画像
形成装置におけるパターン検出部の構成を説明する図で
ある。
【0087】図において、本実施形態のパターン検出部
は(一対のパターン検出部はそれぞれ)、発光部12
1、受光部122を備え、中間転写ベルト13を反射面
とした正反射光学系で構成されている。
【0088】123は前記発光部121の発光光であ
り、正反射光124は前記発光光123の中間転写ベル
ト13での正反射光で、受光素子(受光部122)に受
光される。
【0089】図9は、図8に示したパターン検出部で色
ずれ検出パターンを検出した場合の、検出波形を示す特
性図である。なお、図中の横軸は時間tを示す。
【0090】図において、(a)は受光素子122が受
光している色ずれ検出パターンの位置と幅を中間転写ベ
ルト13の移動方向の時間tで表し、受光素子122の
出力波形(b)の推移と受光素子122の位置関係を示
す。
【0091】図8に示したようなパターン検出部に正反
射光学系を用いる構成の場合は、中間転写ベルト13と
色ずれ検出パターンの正反射率の差、即ちグロスの差に
よって、色ずれ検出パターンの位置を検出する。
【0092】中間転写ベルト13は、グロスが高く、発
光光123の大部分が正反射光124となり、受光素子
122にて受光される。トナー像である色ずれ検出パタ
ーンはグロスが低く、発光光123の大部分が散乱さ
れ、受光素子122にて受光される正反射光124は僅
かである。即ち、受光素子122の出力は、中間転写ベ
ルト13を検出している時(即ち、色ずれ検出パターン
を検出していない時)は高く、色ずれ検出パターンを検
出している時は低くなる(又は無くなる)。なお、中間
転写ベルト13からの正反射光は十分な光量があり、受
光素子122では、検出するのに十分な振幅の出力波形
(b)が得られる。
【0093】以下、図10を参照して、本発明の第4実
施形態を示す画像形成装置の色ずれ検出処理手順の一例
について説明する。
【0094】図10は、本発明の画像形成装置の第4の
制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本発
明の第4実施形態を示す画像形成装置における色ずれ検
出処理に対応し、図2に示した制御部66内の不図示の
CPUがROM又は図示しないその他の記憶媒体に格納
されたプログラムに基づいて実行を制御するものであ
る。なお、S141〜S148は各ステップを示す。
【0095】まず、色ずれ検出処理が開始されると、レ
ーザスキャナ12a,12b,12c,12dは、図示
しないメモリ(図2に示した制御部66内の図示しない
ROM等)に記憶されている色ずれ検出パターンデータ
を基に感光ドラム11に色ずれ検出パターン(図12に
示した色ずれ検出パターン)の静電潜像を形成するレー
ザ光を照射し、各感光ドラム11a,11b,11c,
11dの表面に色ずれ検出パターンの静電潜像が形成さ
れる。各感光ドラムの表面に形成された色ずれ検出パタ
ーンの静電潜像は、図示しない現像器により現像されて
トナー像とされた後、中間転写ベルト13に順次転写さ
れる。これにより図12に示すような色ずれ検出パター
ンが中間転写ベルト13上に形成される(S141)。
【0096】図8に示した正反射光学系の色ずれ検出セ
ンサを用いた色ずれ検出処理においては、前述したよう
に検出されるパルスは中間転写ベルト13の下地を検出
しているときは高く、トナー像を検出しているときは低
くなる。そのため、色ずれ検出を行う際には、まず、図
8に示したパターン検出部により、立ち下がりエッジを
検出し、カウンタ61の値を検出データ格納部62に記
録する(S142,S143)。続いて、立ち上がりエ
ッジを検出し、カウンタ61の値を検出データ格納部6
2に記録する(S144,S145)。
【0097】色ずれ検出パターンを構成する全てのライ
ンの検出が完了したか否かを判定し(S146)、まだ
完了していないと判定された場合は、ステップS142
の処理に戻り、一方、完了したと判定された場合は、パ
ルス幅算出部63によりパルス幅の算出処理を行う(1
47)。
【0098】パルス幅の算出処理では、立ち上がりエッ
ジの検出時間(カウンタ値)から立ち下がりエッジの検
出時間(カウンタ値)を減算した値をパルス幅とし、し
きい値に満たないパルス幅のものはベルトのキズと判断
し、データを破棄し、色ずれ量の算出は色ずれパターン
と判断されたデータに対してのみ色ずれ検出データ格納
部64に格納する。
【0099】色ずれ算出部65は、色ずれ検出データ格
納部64に記憶したライン通過時間を基に、基準色Yに
対するM,C,Kの各色のずれ量を算出する(S14
8)。詳細には、色ずれ算出部65は、色ずれ検出デー
タ格納部64に記憶されたYの立ち下がりエッジ(又は
立ち上りエッジ、又は立ち下がり立ち上り両エッジの中
心)のカウンタ値とM,C,K各色の立ち下がりエッジ
(又は立ち上りエッジ、又は立ち下がり立ち上り両エッ
ジの中心)のカウンタ値との差分を算出する。このYと
M,C,K各色との各差分データと予め制御部66内の
ROM等に記憶されている所定の値(設計上のYとM,
C,K各色との各差分値)との差分を算出し、該算出さ
れる差分データに基づいて、基準色Yに対するM,C,
Kの各色のずれ量を算出する。
【0100】以上説明したように、検出パルスの立ち上
がり、立ち下がりの両エッジを検出しパルス幅を算出す
ることで、色ずれ検出パターンとベルトのキズを判別す
ることができる。そのため、ベルトのキズを誤検出した
場合であっても、色ずれ検出パターンの検出データだけ
を参照して色ずれ量を算出することができる。
【0101】また、色ずれ検出を行う際のベルトのキズ
と判断するしきい値を実際に検出したベルトのキズのパ
ルス幅とすることで、より正確に色ずれ検出パターンと
ベルトのキズを判別することができる。
【0102】さらに、ベルトのキズに応じてしきい値を
更新するとともに、色ずれ検出パターンを変更すること
により、ベルトのキズが小さなときは搬送方向の長さの
短い色ずれ検出パターンで高精度の色ずれ検出を行うこ
とができ、ベルトのキズが大きくなるとラインの太い色
ずれ検出パターンでベルトのキズの影響を受け難い色ず
れ検出を行うことができる。
【0103】なお、上記各実施形態では、中間転写ベル
ト13上に位置ずれ検出用マークを形成し検出する場合
について説明したが、各感光ドラム11a,11b,1
1c,11d上に形成された画像を搬送ベルトで保持搬
送される記録媒体に重ねて転写してフルカラー画像を形
成する画像形成装置においては、搬送ベルト又は搬送ベ
ルトにより搬送される用紙等の記録媒体上に形成し検出
するように構成してもよい。
【0104】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0105】図11は、本発明に係る画像形成装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0106】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0107】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0108】本実施形態における図3,図4,図6,図
10に示す機能が外部からインストールされるプログラ
ムによって、ホストコンピュータにより遂行されていて
もよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュ
メモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワー
クを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報
群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用される
ものである。
【0109】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0110】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0111】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0112】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0113】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0114】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0115】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,3,4,5の発明によれば、複数の画像形成部のう
ち、所定の画像形成部による基準色の色ずれ検出パター
ンと他の画像形成部による検出色の色ずれ検出パターン
を前記無端状ベルト上に形成し、前記無端状ベルト上に
形成された前記一連の色ずれ検出パターンを読み取って
パルス信号を出力し、該一連の色ずれ検出パターンを読
み取って出力されるパルス信号の立ち上がりエッジと立
ち下がりエッジの両エッジの検出時間より検出パルスの
パルス幅を算出し、該算出されたパルス幅をしきい値処
理することで、前記色ずれ検出パターンと前記無端状ベ
ルトのキズとを判別し、色ずれ検出パターンと判別され
たパルス信号から、前記基準色に対する検出色の色ずれ
量を算出するものであって、画像形成を行わない状態で
前記無端状ベルトを駆動させて、前記無端状ベルトのキ
ズを検出させ、該検出した無端状ベルトのキズのパルス
幅の最大値を、前記しきい値処理で用いるしきい値とし
て選択するので、画像形成枚数の増加によって無端状ベ
ルトのキズが大きくなったとしも、色ずれ検出パターン
とベルトのキズを正確に判別することができ、色ずれ検
出パターンの検出データだけを参照して色ずれ量を算出
することができる。
【0117】第2の発明によれば、前記パターン形成手
段は、前記しきい値選択手段により選択されたしきい値
の大きさに基づいて、複数の色ずれ検出パターンから最
適な色ずれ検出パターンを選択するので、ベルトのキズ
が小さなときはラインの細い(無端状ベルトの移動方向
の長さの短い)色ずれ検出パターンで高精度の色ずれ検
出を行うことができ、ベルトのキズが大きくなるとライ
ンの太い(無端状ベルトの移動方向の長さの長い)色ず
れ検出パターンでベルトのキズの影響を受け難い色ずれ
検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の一
例を説明する概略斜視図である。
【図2】図1に示したコントロールユニット内に備えら
れたパターン処理部の構成を説明するブロック図であ
る。
【図3】本発明の画像形成装置の第1の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の画像形成装置の第2の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態を示す画像形成装置のパ
ターン処理部の構成を説明するブロック図である。
【図6】本発明の画像形成装置の第3の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置のパ
ターン処理部の構成を説明するブロック図である。
【図8】本発明の第4実施形態を示す画像形成装置にお
けるパターン検出部の構成を説明する図である。
【図9】図8に示したパターン検出部で色ずれ検出パタ
ーンを検出した場合の、検出波形を示す特性図である。
【図10】本発明の画像形成装置の第4の制御処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【図12】この種の画像形成装置の色ずれ検出処理に使
用される色ずれ検出パターンの一例を示す模式図であ
る。
【図13】従来の画像形成装置のパターン処理部を説明
するブロック図である。
【図14】従来の画像形成装置の色ずれ検出手順を説明
するフローチャートである。
【図15】図12に示した中間転写ベルトのキズと色ず
れ検出センサの検出パルスを説明する図である。
【符号の説明】
11(11a,11b,11c,11d) 感光ドラム 12(12a,12b,12c,12d) レーザスキ
ャナ 13 中間転写ベルト 14 ベルト駆動ローラ 15(15a,15b) パターン検出部 61 カウンタ 62 検出データ格納部 63 パルス幅算出部 64 色ずれ検出データ格納部 65 色ずれ算出部 66 制御部 97 しきい値算出部 118 パターン格納部 121 発光素子 122 受光素子 CONT コントロールユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々光学部と潜像形成媒体としての感光
    ドラムを有する複数の画像形成部により形成された各画
    像を無端状ベルト上に重ねて転写して多重画像を形成可
    能な画像形成装置において、 前記複数の画像形成部のうち、所定の画像形成部による
    基準色の色ずれ検出パターンと他の画像形成部による検
    出色の色ずれ検出パターンを前記無端状ベルト上に形成
    するように前記複数の画像形成部を制御するパターン形
    成手段と、 前記パターン形成手段により前記無端状ベルト上に形成
    された前記一連の色ずれ検出パターンを読み取ってパル
    ス信号を出力するパターン検出手段と、 前記パターン検出手段から出力されるパルス信号の立ち
    上がりエッジと立ち下がりエッジの両エッジの検出時間
    より検出パルスのパルス幅を算出するパルス幅算出手段
    と、 前記パルス幅算出手段により算出されたパルス幅をしき
    い値処理することで、前記色ずれ検出パターンと前記無
    端状ベルトのキズとを判別する判別手段と、 前記判別手段により色ずれ検出パターンと判別されたパ
    ルス信号から、前記基準色に対する検出色の色ずれ量を
    算出する演算手段と、 画像形成を行わない状態で前記無端状ベルトを駆動さ
    せ、前記パターン検出手段により前記無端状ベルトのキ
    ズを検出させ、該検出した無端状ベルトのキズのパルス
    幅の最大値を、前記判別手段がしきい値処理で用いるし
    きい値として選択するしきい値選択手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記パターン形成手段は、前記しきい値
    選択手段により選択されたしきい値の大きさに基づい
    て、複数の色ずれ検出パターンから最適な色ずれ検出パ
    ターンを選択することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記パターン検出手段は、発光部と受光
    部が前記無端状ベルトを反射面とした正反射光学系で構
    成されることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 各々光学部と潜像形成媒体としての感光
    ドラムを有する複数の画像形成部により形成された各画
    像を無端状ベルト上に重ねて転写して多重画像を形成可
    能な画像形成装置の制御方法において、 前記複数の画像形成部のうち、所定の画像形成部による
    基準色の色ずれ検出パターンと他の画像形成部による検
    出色の色ずれ検出パターンを前記無端状ベルト上に形成
    するパターン形成工程と、 前記無端状ベルト上に形成された前記一連の色ずれ検出
    パターンを読み取ってパルス信号を出力するパターン検
    出工程と、 該一連の色ずれ検出パターンを読み取って出力されるパ
    ルス信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両エ
    ッジの検出時間より検出パルスのパルス幅を算出するパ
    ルス幅算出工程と、 該算出されたパルス幅をしきい値処理することで、前記
    色ずれ検出パターンと前記無端状ベルトのキズとを判別
    する判別工程と、 該色ずれ検出パターンと判別されたパルス信号から、前
    記基準色に対する検出色の色ずれ量を算出する演算工程
    と、 画像形成を行わない状態で前記無端状ベルトを駆動さ
    せ、前記無端状ベルトのキズを検出させ、該検出した無
    端状ベルトのキズのパルス幅の最大値をしきい値処理で
    用いるしきい値として選択するしきい値選択工程と、を
    有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 各々光学部と潜像形成媒体としての感光
    ドラムを有する複数の画像形成部により形成された各画
    像を無端状ベルト上に重ねて転写して多重画像を形成可
    能な画像形成装置に、 前記複数の画像形成部のうち、所定の画像形成部による
    基準色の色ずれ検出パターンと他の画像形成部による検
    出色の色ずれ検出パターンを前記無端状ベルト上に形成
    するパターン形成工程と、 前記無端状ベルト上に形成された前記一連の色ずれ検出
    パターンを読み取ってパルス信号を出力するパターン検
    出工程と、 該一連の色ずれ検出パターンを読み取って出力されるパ
    ルス信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両エ
    ッジの検出時間より検出パルスのパルス幅を算出するパ
    ルス幅算出工程と、 該算出されたパルス幅をしきい値処理することで、前記
    色ずれ検出パターンと前記無端状ベルトのキズとを判別
    する判別工程と、 該色ずれ検出パターンと判別されたパルス信号から、前
    記基準色に対する検出色の色ずれ量を算出する演算工程
    と、 画像形成を行わない状態で前記無端状ベルトを駆動さ
    せ、前記無端状ベルトのキズを検出させ、該検出した無
    端状ベルトのキズのパルス幅の最大値をしきい値処理で
    用いるしきい値として選択するしきい値選択工程と、を
    実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り
    可能に記憶した記憶媒体。
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