JP4976403B2 - 微粒状c.i.ピグメントレッド254の製造方法 - Google Patents

微粒状c.i.ピグメントレッド254の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、攪拌ボールミルを用いた微粒状C.I.ピグメントレッド254の新規製造方法に関する。
高透明性で耐久性のある着色を得るためには、粒子の散乱を大幅に排除するために格別に微粒の有機有色顔料が必要である。同程度に高透明性の染料着色と比べると、顔料はかなりより良好な耐光性を示す。印刷法から知られるシアン−マゼンタ−イエローの慣用の公知の色素の組み合わせの他に、カラーフィルターなどの新しい分野では、赤−緑−青(RGB)の三色表色系がますます広まりつつある。それぞれの三つの基本色相の様々な組み合わせによって、できるだけ大きい色空間を表現することが試みられている。この際、各基本色相は、単独の顔料の使用または様々な顔料の組み合わせによってあるいは顔料と染料との組み合わせによって作ることができる。赤色の基本色相のためには、単独でまたは他の着色剤との組み合わせでの次式の微粒状のC.I.ピグメントレッド254(I)の使用が益々増えつつある。
Figure 0004976403
なぜならば、前記顔料は、純粋な色相と良好な透明性及び良好な堅牢性とを併せ持つからである。
国際公開第01/04215号パンフレットは、高い結晶化度及び特殊な吸光特性と結びついた格別狭い粒度分布を特徴とする非常に微粒状のC.I.ピグメントレッド254を開示している。このようなC.I.ピグメントレッド254は、先ず、粗製顔料を、乾燥状態で無機塩と一緒に少なくとも80℃で攪拌し、それによってほぼ非晶質の形に転化し、次いで有機溶剤の存在下に無機塩と一緒に混練プロセスに付すことによって得ることができる。
しかし、前記の高透明性の顔料について開示された前記の製造方法には欠点がある。混練プロセスによって多量の塩及び高沸点溶剤が生じ、これは、得られる顔料の量を遙かに上回りそして技術的に煩雑な方法で回収または廃棄しなければならない。それゆえ、前記の微粒状粉末顔料の製造方法は、全体で、非晶質の状態への予備粉砕、ソルトニーディング、水中でのペースト化、濾過、塩を除くための洗浄及び乾燥の工程を含み、それため非常に煩雑である。それに加え、粉砕する粗製顔料は乾燥した形でしか使用することができない。これは、すなわち、この材料の合成後の追加の処理工程を意味する。通常、C.I.ピグメントレッド254は、合成後は含湿のフィルターケーキとして得られる。
それゆえ、上記の欠点を解消し、そして含水のフィルターケーキの形の粗製顔料を原料として使用し得る、微粒状C.I.ピグメントレッド254、特に国際公開第01/04215号パンフレットに記載の性質を有する微粒状C.I.ピグメントレッド254の製造方法を提供するという課題がある。
攪拌ボールミル中でC.I.ピグメントレッド254を粉砕すると、この場合にはどの時点でも顔料の非晶質形は経由せず、これは国際公開第01/04215号パンフレットの教示によれば絶対に必要であるにも拘わらず、上記の課題が図らずしも解決されることが見出された。
本発明の方法は、必要な結晶化度を失うことなく、0.01〜0.12μm(d50)の範囲の微細度を目的通りに達成することができる。この結晶化度は、粉末X線回折図(CuKα線)における最も大きなピーク(28.3°2シータでのピーク)の0.7°2シータ未満の半値幅によって特徴づけられる。粉末X線回折図における線の位置は、通常、±0.2°の誤差がある。
本発明の対象は、10〜120nm、好ましくは20〜100nmの平均粒度(d50)を有し、及びCuKalpha線を用いた粉末X線回折図において28.3°2シータでのピークの半値幅が0.2〜0.7°2シータ、特に0.3〜0.66°2シータである、C.I.ピグメントレッド254の製造方法であって、粉砕空間1リットル当たり1.0kw超の出力密度、特に1.5kW超の出力密度及び12m/s超の攪拌機周速度で運転された攪拌ボールミルで、粉体媒体、好ましくは0.9mm以下の直径を有する粉砕媒体の作用下に液状媒体中でC.I.ピグメントレッド254の結晶性粗製生成物を粉砕することを特徴とする前記方法である。
本発明の攪拌ボールミルは、円柱形または中空円柱形の粉砕空間を備え、そして水平または垂直の構築方式で、非連続的または連続的運転式に設計される。これに好適な粉砕機は、例えば独国特許第3 716 587号明細書に記載されている。単位時間当たりで攪拌機から放出されるエネルギーは、細化仕事量として及び熱の形の摩擦エネルギーとしてミルベースに伝えられる。この大きな熱量を問題なく放出するためには、構造的な対策によって、粉砕空間表面(冷却面)に対する粉砕空間の比率をできるだけ小さく保たなければならない。処理量が多い場合には、循環して粉砕し、そして熱は、主としてミルベースを介して外側へ放出する。粉砕媒体としては、酸化ジルコニウム、ジルコニウム混合酸化物、酸化アルミニウムまたは石英製のボールを使用する。好ましい直径は、0.9mm以下であり、有利には、0.2〜0.9mm、好ましくは0.3〜0.5mmの直径のこのようなボールが使用される。しかし、30〜50μmの大きさの粉砕媒体を用いて運転できそして上記の必要なエネルギーの入力をもたらす粉砕機もある。
連続式攪拌ボールミルが微細化に使用される場合は、ミルベースからの粉砕媒体の分離は、好ましくは、分離装置が実質的に粉砕媒体に接触しないようにして遠心分離によって行われる。それによって、それの閉塞がほぼ防がれる。この際、攪拌ボールミルは、高い粉砕媒体装填度で運転される。連続式の攪拌ボールミルでは、粉砕空間は、実質的に完全に粉体媒体で満たされる。
粉砕時間は、C.I.ピグメントレッド254に望まれる微粒度に依存する。それゆえ、攪拌ボールミル内でのミルベースの滞留時間は、一般的に3〜60分間、好ましくは4〜45分間、特に好ましくは5〜30分間である。
粉砕は、有利には0〜100℃の範囲の温度、好ましくは10〜60℃の温度、特に好ましくは20〜50℃の温度で行われる。
本発明の方法で使用される液状媒体は水が好適である。しかし、水性有機媒体も使用することができる。有機溶剤としては、炭素原子数が1〜10のアルコール、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、ブタノール類、例えばn−ブタノール、iso−ブタノール、tert−ブタノール、ペンタノール類、例えばn−ペンタノール、2−メチル−2−ブタノール、ヘキサノール類、例えば2−メチル−2−ペンタノール、3−メチル−3−ペンタノール、2−メチル−2−ヘキサノール、3−エチル−3−ペンタノール、オクタノール類、例えば2,4,4−トリメチル−2−ペンタノール、シクロヘキサノール; またはグリコール類、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、またはグリセリン; ポリグリコール類、例えばポリエチレングリコール類またはポリプロピレングリコール類; エーテル類、例えばメチルイソブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタンまたはジオキサン; グリコールエーテル類、例えばエチレングリコールまたはプロピレングリコールのモノメチルエーテルまたはモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール−モノエチルエーテル、ブチルグリコール類またはメトキシブタノール; ケトン類、例えばアセトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトンまたはシクロヘキサノン; 脂肪族酸アミド類、例えばホルムアミド、ジメチルホルムアミド、N−メチルアセトアミドまたはN,N−ジメチルアセトアミド; 尿素誘導体、例えばテトラメチル尿素; または環状カルボン酸アミド、例えばN−メチルピロリドン、バレロ−もしくはカプロラクタム; エステル類、例えばカルボン酸−C1〜C6−アルキルエステル類、例えばギ酸ブチルエステル、酢酸エチルエステルまたはプロピオン酸プロピルエステル; またはカルボン酸−C1〜C6−グルコールエステル; またはグリコールエーテルアセテート類、例えば1−メトキシ−2−プロピルアセテート; またはフタル酸−もしくは安息香酸−C1〜C6−アルキルエステル、例えば安息香酸エチルエステル; 環状エステル類、例えばカプロラクトン; ニトリル類、例えばアセトニトリルまたはベンゾニトリル; 脂肪族または芳香族炭化水素類、例えばシクロヘキサンまたはベンゼン; またはアルキル、アルコキシ、ニトロもしくはハロゲンで置換されたベンゼン、例えばトルエン、キシレン、エチルベンゼン、アニソール、ニトロベンゼン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、1,2,4−トリクロロベンゼンまたはブロモベンゼン; または他の置換された芳香族化合物、例えば安息香酸またはフェノール; 芳香族複素環式化合物、例えばモルホリン、ピコリンまたはキノリン; 並びにヘキサメチルリン酸トリアミド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド及びスルホランなどが挙げられる。
特に好ましいものは、水、及びC1〜C6アルコール、N−メチルピロリドン及び/またはグルコール類と水との混合物である。
粉砕の完了後は、顔料を通常の方法で濾過によって分離する。顔料の分離の前に、場合により使用された溶剤を、(場合によっては減圧下に)蒸留することによって、あるいは水蒸気蒸留によって除去することができる。
使用する粗製顔料は結晶性であり、好ましくは、Cu−Kalpha線を用いた粉末X線回折図における28.3°2シータでの最も大きいピークの半値幅が0.1〜0.5°2シータ、特に0.2〜0.4°2シータであること、及び平均粒度が150〜1000nm、好ましくは200〜500nmであることを特徴とする。これは、例えば、米国特許第4,579,949号明細書に従い製造することができ、そして粉末の形または好ましくは含水のフィルターケーキもしくは含水顆粒物として使用できる。
本発明に従い粉砕して得られる粉砕懸濁物は、粒度をそれほど大きくすることなく均一な粒子形態を得るために、そのままで、あるいは濾過した後にフィルターケーキとしてまたは乾燥した材料として、場合により溶剤後処理に付すことができる。好ましくは、水か、または水蒸気揮発性の溶剤、例えばアルコール及び芳香族溶剤、特に好ましくは分枝状もしくは非分枝状C1〜C6アルコール、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ニトロトルエンまたはニトロベンゼンを、大概は高められた温度、例えば200℃までの温度、場合によっては及び高められた圧力下に使用する。
含湿顔料の乾燥の際は、公知の乾燥装置、例えば乾燥箱、パドルホイール乾燥器、タンブル式乾燥器、接触式乾燥機、及び特にスピンフラッシュもしくはスプレー式乾燥器を使用することができる。
本発明方法に従い得られた顔料は、更に別の慣用の助剤または添加剤、例えば界面活性剤、非顔料系もしくは顔料系分散剤、フィラー、規定剤(Stellmittel)、樹脂、ワックス、消泡剤、防塵剤、エクステンダー、帯電防止剤、防腐剤、乾燥遅延剤、湿潤剤、酸化防止剤、UV吸収剤及び光安定剤を、該顔料の総重量を基準にして好ましくは0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%の量で含むことができる。
界面活性剤としては、アニオンもしくはアニオン活性物質、カチオンもしくはカチオン活性物質、及びノニオンまたは両性物質、あるいはこれらの物質の混合物が挙げられる。
アニオン活性物質としては、例えば脂肪酸タウリド類、脂肪酸−N−メチルタウリド類、脂肪酸イセチオネート類、アルキルフェニルスルホネート類、例えばドデシルベンゼンスルホン酸、アルキルナフタレンスルホネート類、アルキルフェノールポリグリコールエーテルスルフェート類、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェート類、脂肪酸アミド−ポリグリコールエーテルスルフェート類、アルキルスルホスクシナメート類、アルケニルコハク酸モノエステル類、脂肪アルコールポリグリコール−エーテルスルホスクシネート類、アルカンスルホネート類、脂肪酸グルタメート類、アルキルスルホスクシネート類、脂肪酸サルコシド類; 脂肪酸、例えばパルミチン酸、ステアリン酸及びオレイン酸; これらのアニオン性物質の塩及び石鹸、例えば脂肪酸、ナフテン酸及び樹脂酸(例えばアビエチン酸)のアルカリ塩、アルカリ可溶性樹脂、例えばロジン変性マレエート樹脂、並びに塩化シアヌル、タウリン、N,N’−ジエチルアミノ−プロピルアミン及びp−フェニレンジアミンに基づく縮合物などが挙げられる。好ましいものは、樹脂石鹸、すなわち樹脂酸のアルカリ塩である。
カチオン活性物質としては、例えば、第四級アンモニウム塩、脂肪アミンオキシアルキレート類、ポリオキシアルキレンアミン類、オキシアルキル化ポリアミン類、脂肪アミンポリグリコールエーテル類、第一、第二もしくは第三アミン類、例えばアルキルアミン類、シクロアルキルアミン類もしくは環状アルキルアミン類、特に脂肪アミン類; 脂肪アミン類または脂肪アルコール類から誘導されるジ−もしくはポリアミン類及びこれらのオキシアルキレート; 脂肪酸から誘導されるイミダゾリン類; ポリアミノアミド化合物もしくはポリアミノ化合物の1g当たりで100〜800mgKOHのアミン指数を有するポリアミノアミド−またはポリアミノ化合物または−樹脂; 及びこれらのカチオン活性物質の塩、例えばアセテートまたは塩化物などが挙げられる。
非イオノゲン及び両性物質としては、例えば、脂肪アミンカルボキシグリシネート類、アミンオキシド類、脂肪アルコールポリグリコールエーテル類、脂肪酸ポリグリコールエステル類、ベタイン類、例えば脂肪酸アミド−N−プロピル−ベタイン類; 脂肪族もしくは芳香族アルコールのリン酸エステル; 脂肪アルコールもしくは脂肪アルコールポリグリコールエーテル類、脂肪酸アミドエトキシレート、脂肪アルコール−アルキレンオキシド−付加物及びアルキルフェノールポリグリコールエーテル類などが挙げられる。
非顔料系の分散剤とは、好ましくは、構造的に有機顔料に由来するものではない物質のことである。これらは、顔料の製造の際に分散剤として既に加えられるか、あるいはしばしば、着色する応用媒体に顔料を配合する際に、例えば対応するバインダーに顔料を分散させることによってカラーフィルターを製造する際にも分散剤として加えられる。これらは、ポリマー性物質、例えばポリオレフィン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミン、ポリアクリレート、ポリイソシアネート、これらのブロックコポリマー、対応するモノマーからなるコポリマー、または他の部類の少しのモノマーで変性された部類のポリマーであることができる。これらのポリマー性物質は、極性のアンカー基、例えばヒドロキシ基、アミノ基、イミノ基もしくはアンモニウム基、カルボン酸基もしくはカルボキシレート基、スルホン酸基もしくはスルホネート基、またはホスホン酸基もしくはホスホネート基を有し、また非顔料系の芳香族物質で変性されていてもよい。更に、分散剤は、官能性基で化学的に変性された芳香族物質であることもできる。このような分散剤は当業者には公知であり、その一部は商業的に入手することができる(例えば、Solsperse(R), Avecia社; Disperbyk(R), Byk-Chemie社; Efka(R), Efka社)。以下に、代表的に幾つかのタイプのものを挙げるが、原則的には任意の他の記載の物質も使用することができ、例としては、イソシアネートとアルコール、ジ−もしくはポリオール、アミノアルコールまたはジ−もしくはポリアミンからなる縮合生成物、ヒドロキシカルボン酸からなるポリマー、オレフィンモノマーもしくはビニルモノマーとエチレン性不飽和カルボン酸もしくは−エステルからなるコポリマー、エチレン性不飽和モノマーのウレタン含有ポリマー、ウレタン変性ポリエステル、シアヌルハロゲニドに基づく縮合物、ニトロキシル化合物含有ポリマー、ポリエステルアミド、変性ポリアミド、変性アクリルポリマー; ポリエステル及びアクリルポリマーからなる櫛状構造を有する分散剤、リン酸エステル、トリアジンから誘導されたポリマー、変性ポリエーテル、または芳香族物質から誘導された分散剤などが挙げられる。この際、これらの基本構造は多くの場合に更に変性され、例えば官能性基を有する更に別の物質との化学反応によってかまたは塩の形成によって変性される。
顔料系の分散剤とは、基本骨格としての有機顔料から誘導され、そしてこの基本骨格を化学的に変性することによって製造される顔料系分散剤、例えばサッカリン含有顔料系分散剤、ピペリジル含有顔料系分散剤、ナフタレンもしくはペリレンから誘導される顔料系分散剤、メチレン基を介して顔料の基本骨格と結合した官能基を有する顔料系分散剤、ポリマーで化学的に変性された顔料基本骨格、スルホン酸−、スルホンアミド−またはスルホン酸エステル基を含む顔料系分散剤、エーテル−またはチオエーテル基含有顔料系分散剤、またはカルボン酸−、カルボン酸エステル−もしくはカルボンアミド基含有顔料系分散剤である。
助剤として使用される非顔料系及び顔料系分散剤、界面活性剤または樹脂のアニオン性基はレーキ化、例えばCaイオン、Mgイオン、Baイオン、Srイオン、MnイオンもしくはAlイオンまたは第四アンモニウムイオンによってレーキ化することもできる。
フィラーまたはエクステンダーとは、DIN55943及びDIN EN 971−1に従う多数の物質、例えば様々なタイプのタルク、カオリン、雲母、ドロマイト、石灰、硫酸バリウムまたは二酸化チタンなどを意味する。この際、乾燥した顔料調合物を粉末化する前に添加することが特に有利であることが判明した。
半値幅HWBは、半分の高さ(最大値の半分)での反射の幅のことである。試料の半値幅は、STOE/θ−回折装置(CuKα、U=40kV、I=40mA)を用いて測定する(スリット: プライマリサイド/垂直2×8mm、プライマリサイド/水平1.0mm、セカンダリサイド0.5mm)。試料のホルダーとしては、標準の鋼製ホルダーを使用する。測定時間は、望む統計的信頼性に適合させ、角度幅2θは全体測定(Uebersichtsmessung)では5〜30°であり、そしてステップ幅は、3秒の時間で0.02°である。特定範囲では、0.02°のステップ幅及び6秒の時間で23〜30°の範囲で測定する。
X線は、グラファイトセカンダリモノクロメータによって単光化し、そして試料を連続して回転させながらシンチレーションカウンタを用いて測定する。評価のために、第二の測定2θ=23〜30°の全角度範囲においてプロファイルフィットを行う(フィットファンクション:ローレンツ2(4回の反射))。
粒度分布には一続きの電子顕微鏡写真を使用する。一次粒子は視覚的に確認される。個々の一次粒子の面積をグラフィックタブレットを用いて測定する。この面積から、面積が同じ円の直径を求める。こうして計算された相当径の頻度分布を求め、そして頻度を体積割合に換算しそして粒度分布として記載する。
例1
米国特許第4,579,949号明細書に記載の例6に従い製造した、250nmの平均粒度を有し及び28.3°2シータ(CuKα)の主ピークの半値幅が0.233°2シータである10gのP.R.254、360gのジルコニウム混合酸化物ビーズ(0.3〜0.4mm)、及び90gの水からなる混合物を、15.6m/sの攪拌機周速度及び粉砕空間1リットル当たり3.1kWの比出力密度のDrais(R)PMLミル中で15分間粉砕する。得られたミルベースをビーズから分離し、濾過し、真空下に乾燥し、最後に粉末化する。生じた生成物は、28.3°2シータ(CuKα)の主ピークの半値幅が0.538°2シータであり、d50値が約60nmであり、そして粗粒画分(100nmを超える粒子)が5%未満である。
例2
米国特許第4,579,949号明細書に記載の例6に従い製造した、平均粒度が250nmであり及び28.3°2シータ(CuKα)の主ピークの半値幅が0.233°2シータである10gのP.R.254、360gのジルコニウム混合酸化物ビーズ(0.3〜0.4mm)及び90gの水からなる混合物を、15.6m/sの攪拌機周速度及び粉砕空間1リットル当たり3.1kWの比出力密度のDrais(R)PMLミル中で30分間粉砕する。得られたミルベースをビーズから分離し、濾過し、真空下に乾燥し、最後に粉末化する。生じた生成物は、28.3°2シータ(CuKα)での主ピークの半値幅が0.630°2シータであり、d50値が約60nmであり、そして粗粒画分(100nmを超える粒子)が5%未満である。
例3
米国特許第4,579,949号明細書に記載の例6に従い製造した平均粒度が250nmであり及び28.3°2シータ(CuKα)での主ピークの半値幅が0.233°2シータである10gのP.R.254、360gのジルコニウム混合酸化物ビーズ(0.3〜0.4mm)及び90gの水からなる混合物を、15.6m/sの攪拌機周速度及び粉砕空間1リットル当たり3.1kWの比出力密度のDrais(R)PMLミル中で45分間粉砕する。得られたミルベースをビーズから分離し、濾過し、真空下に乾燥し、最後に粉末化する。生じた生成物は、28.3°2シータ(CuKα)での主ピークの半値幅が0.652°2シータであり、d50値が約60nmであり、そして粗粒画分(100nmよりも大きい粒子)は5%未満である。
例4
米国特許第4,579,949号明細書に記載の例6に従い製造した平均粒度が250nmであり及び28.3°2シータ(CuKα)での主ピークの半値幅が0.233°2シータであるC.I.ピグメントレッド254の含湿フィルターケーキ(39重量%濃度)2564g、及びナフタレンスルホン酸に基づく慣用の流動性向上剤100gからなる混合物を均一に捏ねてペーストとし、そしてDrais(R)スーパーフローミルを用いて、2190gの二酸化ジルコニウムビーズ(0.3〜0.4mm)の存在下に、13.3m/sの攪拌機周速度及び5.5kWの比出力密度(粉砕空間1.2リットル)で粉砕し、この際、その顔料濃度は水を加えて10重量%に調節する。粉砕時間は、2〜3回の理論粉砕パス数に相当する。この粉砕懸濁物をイソブタノールと混合して、イソブタノール及び水からなる1:1混合物を生じせしめる。この懸濁液を、pH7でリン酸塩緩衝剤の存在下に2時間還流下に加熱し、水蒸気蒸留によってイソブタノールを除去した後に濾過し、リン酸塩が不含となるまで水で洗浄し、真空下に乾燥し、最後に粉末化する。100nmの平均粒度(TEM)を有する800gの顔料が得られ、この際、150nmを超える粒子の割合は5%未満である。この生成物は、28.3°2シータ(CuKα)における主ピークにおいて0.342°2シータの半値幅を有する。
例5
米国特許第4,579,949号明細書に記載の例6に従い製造した平均粒度が250nmでありそして28.3°2シータ(CuKα)における主ピークの半値幅が0.233°2シータのC.I.ピグメントレッド254の含湿フィルターケーキ(44重量%濃度)911g、ナフタレンスルホン酸に基づく慣用の流動性向上剤12g、及び欧州特許出願公開第1 362 081号明細書に記載の例1aに従い製造した次式(II)
Figure 0004976403
で表される顔料系分散剤40gからなる混合物を、溶解器中で均一に捏ねて(900rpm)ペーストとし、次いでDrais(R)スーパーフローミルを用いて、2190gの二酸化ジルコニウムビーズ(0.3〜0.4mm)の存在下に、13.3m/sの攪拌機周速度及び5.5kWの比出力密度(粉砕空間1.2リットル)で粉砕し、この際、顔料濃度は水を加えて10重量%に調節する。粉砕時間は、2乃至3回の理論粉砕パス数に相当する。この粉砕懸濁物をイソブタノールと混合して、イソブタノール及び水からなる1:1混合物を生じせしめる。この懸濁物を、リン酸を用いてpH2に酸性化し、そして還流下に2時間加熱し、水蒸気蒸留によってイソブタノールを除去した後に濾過する。得られたフィルターケーキを水で洗浄し、真空下に乾燥し、最後に粉末化する。37nmの平均粒度(TEM)を有する350gの顔料が得られ、この際、73nmを超える粒子の割合は5%未満である。28.3°2シータ(CuKα)での主ピークの半値幅は0.431°2シータである。
例6
米国特許第4,579,949号明細書に記載の例6に従い製造した平均粒度が250nmでありそして28.3°2シータ(CuKα)での主ピークの半値幅が0.233°2シータであるC.I.ピグメントレッド254の含湿フィルターケーキ(40重量%濃度)995g、慣用のスチレンアクリレート樹脂(M>15000)のナトリウム塩を水中に含む25%濃度溶液32g、及び欧州特許出願公開第1362081号明細書に記載の例1aに従い製造された上記式(II)の顔料系分散剤20gからなる混合物を、溶解器中で均一に捏ねて(900rpm)ペーストとし、次いでDrais(R)スーパーフローミルを用いて、2190gの二酸化ジルコニウムビーズ(0.3〜0.4mm)の存在下に、13.3m/sの攪拌機周速度及び5.5kWの比出力密度(粉砕空間1.2リットル)で粉砕し、この際、顔料濃度を水を加えて10重量%に調節する。粉砕時間は、2〜3回の理論粉砕パス数に相当する。得られた粉砕懸濁物をイソブタノールと混合して、イソブタノール及び水からなる1:1混合物を生じせしめる。この懸濁物をリン酸でpH2に酸性化し、そして2時間還流下に加熱し、水蒸気蒸留によってイソブタノールを除去した後に濾過する。得られたフィルターケーキを水で洗浄し、真空下に乾燥し、最後に粉末化する。348gの顔料が得られ、これは、28.3°2シータ(CuKα)での主ピークの半値幅が0.485°2シータであり、そして平均粒度(TEM)が36nmである。79nmを超える粒子の割合は5%未満である。
使用例: カラーフィルター
(R)Joncryl 611(スチレン−アクリレート樹脂、Johnson Polymers)7.2gを、PGMEA13.4g中で1時間攪拌し、そして攪拌しながら、更に42gのPGMEA、7.2gの顔料、1.8gの(R)Solsperse 24000、及び0.36gのSolsperse 22000(Avecia)と混合する。122gの酸化ジルコニウムビーズ(0.5〜0.7mm)を加えた後、ペイントシェーカー中で2時間分散する。得られた顔料分散物を、スピンコーター(POLOSウェハスピナー)を用いてガラスプレート(SCHOTT、レーザーで10×10cmに切断したもの)上に塗布し、そしてそのコントラスト値(ゴニオメータDMS803、スペクトログラフCCD−SPECT2)を測定する。例1〜6の顔料は、それらの高いコントラスト値の故にカラーフィルター用として非常に好適である。

Claims (10)

  1. 平均粒度d50が10〜120nmでありかつCuKalpha線を用いた粉末X線回折図における28.3°2シータでのピークの半値幅が0.2〜0.7°2シータであるC.I.ピグメントレッド254の製造方法であって、C.I.ピグメントレッド254の結晶性粗製生成物を、粉砕空間1リットル当たり1.0kWより高い出力密度及び12m/sを超える攪拌機周速度で運転された攪拌ボールミルで、粉砕媒体の作用下に液状媒体中で粉砕することを特徴とする、前記方法。
  2. 前記結晶性粗製生成物が、CuKalpha線を用いた粉末X線回折図において28.3°2シータでのピークの半値幅が0.1〜0.5°2シータであることを特徴とする、請求項1の方法。
  3. 前記結晶性粗製生成物が150〜1000nmの平均粒度を有することを特徴とする、請求項1または2の方法。
  4. 前記液状媒体が、水または水性有機媒体であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つの方法。
  5. 前記液状媒体が、水であるか、または水とC〜Cアルコール、グリコール類及び/またはN−メチルピロリドンとの混合物であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つの方法。
  6. 攪拌ボールミルが、粉砕空間1リットル当たり1.5kWを超える出力密度で運転されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つの方法。
  7. 粉砕媒体として、酸化ジルコニウム、ジルコニウム混合酸化物、酸化アルミニウムまたは石英製のボールが使用されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つの方法。
  8. 攪拌ボールミル中でのミルベースの滞留時間が3〜60分間であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つの方法。
  9. 粉砕が0〜100℃の範囲の温度で行われることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つの方法。
  10. 前記結晶性粗製生成物が、含湿のフィルターケーキまたは含湿の顆粒物として使用されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つの方法。
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