JP2006518400A - ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミンを主成分とする透明色素調製物の製造方法 - Google Patents

ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミンを主成分とする透明色素調製物の製造方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2006518400

本発明は、(XXX)の式のペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミンを主成分とする色素透明調製物を調製する方法に関し、式中、uは0から8の間の数であり、uが0より大きい場合はEは塩素原子または臭素原子であり、uが1より大きい場合は前記原子の組合せであってもよい。本発明の方法は、水性液体媒体中においてペリレン分散物質群およびP.V.から誘導された分散物質のうち少なくとも1つの色素分散剤の存在下、リットルあたり最大動力1.0kWで稼動されるボール粉砕ミルの補助で、直径が5mmに等しいまたはそれ以下の粉砕盤の作用により、50℃以上の温度で、式(XXX)のペリルイミド未精製色素を湿式粉砕すること、およびこうして得られた色素調製物を分離することを含む。

Description

本発明は、ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミンを主成分とする透明色素調製物を調製するための、特に環境にやさしく経済的な方法に関する。
自動車仕上げ、特にメタリック仕上げの着色では、高い透明度およびはっきりした色調により、鮮やかに着色し光沢度が高く仕上がる色素が必要とされる。色素が濃縮するため、塗料は低粘度でなければならず、擬似塑性を示してはならない。さらに、例えば耐候性および上塗りに対する堅牢度などの、非常に良好な堅牢特性が要求される。色素は、溶媒系および水性塗料系の両方において使用できなければならない。
合成経路に応じて、有機色素は粗結晶形態または微粉砕形態で得られる。粗結晶形態で得られた粗製色素は、使用前に微粉砕する必要がある。このような微粉砕方法の例として、ロール製粉機または振動ミルにおける粉砕(湿式または乾式で、塩のような粉砕補助剤を用いるか用いない)、混練、再建浴、例えば硫酸またはポリリン酸からの再沈殿(酸ペースト化)、ならびに例えば硫酸またはポリリン酸中における懸濁(酸膨潤)がある。
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミン(以下、ペリルイミドと呼ぶ)の場合は、加工途中および特に乾燥途中に凝結体および凝集体を形成する傾向が強く、そのため分散性が悪くなり、結果として例えば色の強度が失われてしまうために、合成で得られる色素前駆体も、今日まで知られる微細分割からの微粉砕の形態で得られる色素前駆体も、色素として直接使用することができない。さらに、ペリルイミド色素は、塗料中で凝集する傾向が大変強い。この2つの現象により、その性能特性は、今日の要件をもはや満たすことができない。
ペリルイミドは長い間、オーガニックブラウンから赤みがかった紫色の色素として使われてきた(C.I.Pigment Violet 29,C.I.No.71129)。ハロゲン化誘導体が色素として適していることもまた、知られている。粗製色素は、例えばEP−A−0 123 256で記載されたように、アルカリ金属ヒドロキシル化物溶解物中で1,8−ナフタレンジカルボキシイミドを反応させ、次いで生じたロイコ塩基型を酸化することにより、または、例えばDE−A−386 057で記載されたようにペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸もしくはその無水物、またはカルボン酸塩(以下、過酸と呼ぶ)をアンモニアとともに縮合させることにより調製する。ハロゲン化誘導体の調製については、例えばEPA−0 260 648に記載されている。以下の方法は、得られたペリルイミドを着色上有用な色素の形態に転換することについて記載している。
DE−A−20 43 820では、水性アルカリ媒体中での湿式粉砕方法について記載している。しかし、記載された条件で得られた色素は、今日の要件をもはや満たさない。
EP−A−1 130 062では、高エネルギー投入を特徴とする特殊なビーズミルを用いる湿式粉砕により粗製ペリルイミドを色素へ変換することについて記載している。これらの粉砕機は、入手するのも稼動するのも費用がかかる。
透明なペリルイミド色素を、簡単に、費用対効果を大きく、および環境を損なわない方法で、一段階方法で調製する必要があった。
色彩的および流動学的に有利な特性をもつ透明ペリルイミド色素調製物が、粗製ペリルイミド色素から、低エネルギー撹拌式ボールミルで水性湿式粉砕することにより、ペリレン分散剤およびP.V.23から誘導された分散剤の群からの少なくとも1つの色素分散剤の存在下、アルカリ性のpHおよび高温で、簡単で環境を損なわない方法で調製できることが見出された。
本発明は、式(XXX):
Figure 2006518400
[式中、
uは、0から8の数であり、uが0より大きい場合は、
Eは、塩素原子または臭素原子であり、uが1より大きい場合はそれらの組合せでもよい]
のペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミドを主成分とする透明ペリルイミド色素調製物を調製する方法であって、式(XXX)の粗製ペリルイミド色素は液体水性媒体中、ペリレン分散剤およびP.V.23から誘導される分散剤の群からの少なくとも1つの色素分散剤の存在下、粉砕スペース1リットルあたり1.0kWを超えない出力密度で操作される撹拌式ボールミル中で、5mmまたはそれを下回る直径を有する粉砕媒体の作用のもとで、少なくとも50℃の温度で湿式粉砕されることを特徴とする方法、また、得られた色素調製物を分離する方法を提供するものである。
本発明の色素調製物は、ベース色素として式(XXX)のペリルイミド色素の2つ以上の混合物を含むこともできる。
粗製ペリルイミド色素は、アルカリ金属ヒドロキシル化物溶解物中で1,8−ナフタレンジカルボキシイミドを反応させ、続いてロイコ塩基型を酸化することにより、またはアンモニアとともに上記で定義した過酸から濃縮することにより調製することができた。
合成で得られた粗製の粗結晶ペリルイミド色素、または微細結晶ペリルイミド色素前駆体は、粉末形態、もしくは好都合には懸濁液として、または合成されたままの湿性プレスケーキの形態で、さらなる乾燥をせずに、湿式粉砕操作に供することができる。粗製ペリルイミド色素は、例えば再結晶により、または硫酸などとともに抽出撹拌をすることによっても精製することができる。
本発明の方法で使用されP.V.23から誘導される色素分散剤は、それ自体知られている。式(I):
Figure 2006518400
[式中、
nは、1から4の数であり、好ましくは1から2である]
の化合物が好ましい。
本発明の方法で使用されるペリレン分散剤は、それ自体知られている。式(II):
Figure 2006518400
[式中、
は、水素原子、ヒドロキシル基、もしくはアミノ基、または1個から4個の塩素原子もしくは臭素原子により、またはフェニル基、シアノ基、ヒドロキシル基、カルバモイル基、C〜Cアシル基、もしくはC〜Cアルコキシ基により置換されていてもよい、または過フッ素化もしくは部分フッ素化されたC〜Cアルキル基であり、
およびRは、互いに独立して水素原子、置換もしくは非置換の、または部分フッ素化または過フッ素化された、1個から20個の炭素原子を有するアルキル基、または置換もしくは非置換の、もしくは部分フッ素化された、または過フッ素化された2個から20個の炭素原子を有するアルケニル基であり、置換基がヒドロキシル、フェニル、シアノ、塩素、臭素、C〜Cアシル、またはC〜Cアルコキシであることができ、
5から7員環またはRおよびRは窒素原子とともに、飽和、不飽和、または芳香族性複素環を形成し、所望によりこの複素環はさらなる窒素、酸素、イオウ原子を含み、
nは、1から6の数である]
の化合物、
または式(III):
Figure 2006518400
[式中、
Vは、2価の基−O−、>NR、または>NR−Yであり、
Wは、2価の基>NR−Yであり、
oは、0から8の数であり、好ましくは0から4であり、oが0より大きい場合は、
Dは、塩素原子または臭素原子であり、oが1より大きい場合はそれらの組合せでもよく、
は、水素原子、C〜C18アルキル基、特にC〜Cアルキルであるか、または非置換の、または1もしくは複数箇所、好ましくは1、2、もしくは3箇所、塩素もしくは臭素などのハロゲン、メチルもしくはエチルなどのC〜Cアルキル、メトキシ、もしくはエトキシなどのC〜Cアルコキシ、またはフェニルアゾにより置換されていてもよいフェニル基であり、
は、C−C鎖内に−O−、−NR−、−S−、フェニレン、−CO−、−SO−、もしくは−CR−の系に由来する架橋結合、またはそれらの化学的に合理的な組合せにより、1または複数箇所割りこまれることがあるC〜C18アルキレン基であり、ここで基R、R、およびRは互いに独立してそれぞれ水素原子、またはC〜Cアルキル基であり、C〜Cアルキル基は非置換、もしくは複素環基、好ましくはイミダゾールタイプまたはピペラジンタイプにより、特に好ましくはエチレンまたはプロピレンのような直鎖状もしくは分枝鎖状C〜Cアルキレン基であるC〜Cアルキル基により置換されてもよいか、
またはRは、非置換、または1もしくは複数箇所、好ましくは1、2、もしくは3箇所、メチルもしくはエチルのようなC〜Cアルキル、またはメトキシもしくはエトキシのようなC〜Cアルコキシにより置換されてもよいフェニレン基であり、
は、陰イオン基−SO または−COOのうちの一方であり、
は、Hまたは元素周期律表の主族の1から5、または遷移族の1、もしくは2、もしくは4から8からの金属陽イオンの
Figure 2006518400
の等量の定義を有し、mは1、2、または3のうちの1つであり、Mm+は例えば、Li1+、Na1+、K1+、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Cu2+、Ni2+、Co2+、Zn2+、Fe2+、Al3+、Cr3+、またはFe3+であり、
または、アンモニウムイオンN101112を定義し、ここで置換基R、R10、R11、およびR12は互いに独立してそれぞれ水素原子、またはC〜C30アルキル、C〜C30アルケニル、C〜C30シクロアルキル、非置換またはC〜Cアルキル化フェニル、(C〜C)アルキレン−フェニルの系列からの基であり、好ましくはベンジル基、または(ポリ)アルキレンオキシ基:
Figure 2006518400
[式中、
kは、1から30の数であり、
80は、水素、C〜Cアルキル、またはkが1より大きい場合はこれらの組合せである]
であり、
ここでアルキル、アルケニル、シクロアルキル、フェニルまたはアルキルフェニルと定義されるR、R10、R11およびR12はアミノ、ヒドロキシルおよび/またはカルボキシルで置換されてもよいか、
またはここで、置換基RおよびR10は4級窒素原子とともに5から7員環飽和環系を形成してもよく、この飽和環系は、所望により、例えばピロリドン、イミダゾリジン、ヘキサメチレンイミン、ピペリジン、ピペラジン、またはモルホリンのように、O、S、およびNの群からさらなるヘテロ原子を含むか、
またはここで、置換基R、R10およびR11は4級窒素原子とともに5から7員環芳香族環系を形成してもよく、この芳香族環系は、所望によりO、S、およびNの群からさらなるヘテロ原子を含み、所望によりこの環系に、例えばピロール、イミダゾール、ピリジン、ピコリン、ピラジン、キノリン、またはイソキノリンのような、さらなる環が縮合される]
の化合物、
または一般式(IV):
Figure 2006518400
[式中、
Aは、式N−R13−NH1415の2価陽イオンの基であり、
Bは、式:
Figure 2006518400
の2価陰イオンの基であり、
eは、0から8の数であり、好ましくは1から6であり、eが0より大きい場合、
Pは、塩素原子または臭素原子であり、eが1より大きい場合はこれらの組合せであってもよく、
13は、C〜C12アルケニレン基、好ましくはC〜Cアルケニレン基、(C〜C10)アリル(C〜C)アルキレン基、または(C〜C10)アリーレン基、好ましくはフェニレンであり、
14およびR15は同一または異なり、水素原子、C〜C20アルキル、好ましくはC〜Cアルキル、またはC〜C20アルケニルであるか、または、
14およびR15は、隣接する窒素原子とともに複素環系を形成し、この複素環系は、所望により、さらなるヘテロ原子環メンバーN、S、および/またはOを含み、所望によりこれにさらなる環が縮合し、
16は、直鎖状または分枝鎖状のC〜C12アルキレン基、好ましくはC〜Cアルキレン基である]
の化合物、
または、一般式(V):
Figure 2006518400
[式中、
2つの基Zは同一または異なり、ZはZ、Z、またはZの定義を有し、ただし両方の基Zは同時にZではなく、ここで、
は式(Va):
−[X−Y]−[X−Y−[X−NH]H (Va)
[式中、
X、X、およびXは、同一または異なり、分枝鎖状または非分枝鎖状C〜Cアルキレン基、または1から4個のC〜Cアルキル基、ヒドロキシル基、1個から4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基、および/または1個または2個のさらなるC〜Cシクロアルキル基で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキレン基であり、
YおよびYは、同一または異なり、NH、−O−、N(C〜Cアルキル)基好ましくは−NCH、または
Figure 2006518400
であり、
qは、1から6の数であり、好ましくは1、2、3、または4であり、
rおよびsは、互いに独立して0から6の数であり、好ましくは0、1、または2であり、rおよびsは、同時にゼロではないのが好ましい]
の基であり、
は、式(Vc):
Figure 2006518400
[式中、 R20およびR21は、互いに独立して、水素原子、置換もしくは非置換の、または部分フッ素化もしくは過フッ素化された1個から20個の炭素原子を有するアルキル基、または置換もしくは非置換、または部分フッ素化もしくは過フッ素化された2個から20個の炭素原子を有するアルケニル基であり、置換基はヒドロキシル、フェニル、シアノ、塩素、臭素、C〜CアシルまたはC〜Cアルコキシであることができるか、あるいは、
20およびR21は、窒素原子とともに飽和、不飽和、または芳香族性5〜7員複数環を形成し、所望により環はさらなる窒素、酸素、またはイオウ原子を含み、
Xは、上記で定義したとおりである]
の基であり、および式中、
は、水素、ヒドロキシル、アミノ、フェニル、またはC〜C20アルキルであり、フェニル環およびアルキル基は、Cl、Br、CN、OH、C、カルバモイル、C〜Cアシル、およびC〜Cアルコキシからなる群からの1個または複数個、好ましくは1、2、3、または4個の置換基で置換されることができ、フェニル環はまた、上記で定義されたNR2021、R20、およびR21で置換されることもでき、またはアルキル基は過フッ素化または部分フッ素化される]
の化合物が好ましい。
基Zの選択に応じて、対称または非対称のペリレン分散剤を使用することができ、非対称ペリレン分散剤には異なる基ZまたはZを有するものが含まれる。
目的とするペリレン分散剤は、例えば式(V)のものであり、ここでX、X、およびXは、C〜Cアルキレン基またはシクロヘキシレンである。
特に目的とするものは、例えば式(V)のペリレン分散剤であり、ここでZは以下に定義するものの1つを有する:
−[(CH−NH]−H、−(CH−CH−NH)H、−(CH−NH−(CH−NH−(CH−NH
Figure 2006518400
−(CH−N(CH)−(CH−NH、−(CH−O−(CH−O−(CH−NH、−(CH−O−(CH−O−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH
−(CH−CH−NH)−H、−(CH−CH−NH)−H、−(CH−CH−NH)−H、
−(CH−O−(CH−O−(CH−O−(CH−NH、−(CH−O−(CH−O−(CH−NH
Figure 2006518400
−(CH−OH、−(CH−OH、−CH−CH(CH)−OH、−CH(CH−CH)CH−OH、−CH(CHOH)、−(CH−O−(CH−OH、−(CH−O−(CH−O−(CH−OH。
好ましくは、基R20および基R21は、水素、C〜Cアルキル、またはヒドロキシル、アセチル、メトキシ、エトキシ、塩素および臭素からなる群からの1個または2個の置換基で置換されたC〜Cアルキルであり、またはR20およびR21は隣接する窒素原子とともにイミダゾリル環、ピペリジニル環、モルホリニル環、ピペコリニル(pipecolinyl)環、ピロリル環、ピロリジニル環、ピラゾリル環、またはピペラジニル環を形成する。
好ましくは、Zは、−(CH−NH、−(CH−NH、−CH−CH(CH)−NH
Figure 2006518400
−H−C(CH−CH−NH
−(CH−NH−CH、−(CH−N(CH、−(CH−NH−CH−CH、−(CH−N(CH−CH、−(CH−NH−CH、−(CH−N(CH、−(CH−NH−CH−CH、または−(CH−N(CH−CH−である。
好ましくは、Zは水素、アミノ、フェニル、ベンジル、NR2021置換フェニルもしくはベンジル、C〜Cアルキル基、またはヒドロキシル、アセチル、メトキシ、エトキシ、特に好ましくは水素、
Figure 2006518400
メチル、エチル、プロピル、ブチル、ベンジル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、またはメトキシプロピルからなる群からの1個から2個の置換基で置換されたC〜Cアルキル基である。
特に好ましい色素分散剤は、式(II)のものであり、ただし、式中、
は、水素原子、ベンジル、C〜Cアルキル基、またはヒドロキシル、アセチル、メトキシ、エトキシ、塩素、および臭素からなる群からの1個または2個の置換基で置換されたC〜Cアルキル基であり、
およびRは、互いに独立して、水素原子、C〜Cアルキル基、またはヒドロキシル、アセチル、メトキシ、エトキシ、塩素、および臭素からなる群から1個または2個の置換基で置換されたC〜Cアルキル基であり、またはRおよびRは、隣接する窒素原子とともに、イミダゾリル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペコリニル(pipecolinyl)、ピロリル、ピロリジニル、ピラゾリル、またはピペラジニル環を形成し、
nは、2または3である。
特に目的とするものは、式(II)の色素分散剤であり、ただし、式中、
は水素、ヒドロキシエチレン、メチル、もしくはエチルであり、RおよびRはそれぞれメチルもしくはエチルであり、nは3であり、またはRおよびRは隣接する窒素原子とともにイミダゾリル基もしくはモルホリニル基を形成し、nは3である。
さらに、特に好ましい色素分散剤は、式(IV)であり、ただし、式中、
eは、0であり、
13は、エチレン基またはプロピレン基であり、
14およびR15は、異なるか、または好ましくは同一であり、エチル基、プロピル基、またはブチル基であるか、または、
14およびR15は、隣接する窒素原子とともに、1個または2個のさらなるヘテロ原子環メンバーであるN、S、および/またはOとともに、例えばピロリジン、ピペラジン、特にピペリジンまたはモルホリンタイプのような脂肪族複素環5または6員環を形成するか、または、
14およびR15は同様に、隣接する窒素元素とともに、例えばピロール、イミダゾリン、特にイミダゾールタイプのような芳香族複素環5または6員環を形成し、
環は、例えばインドール、インドリン、またはベンズイミダゾールタイプのようなベンゼン縮合環を有することができ、この環系はメチル、エチル、または塩素で置換されていてもよく、
16はエチレン基またはプロピレン基である。
使用される色素分散剤の総量は、粗製色素に対し、重量で0.1%から25%であり、好ましくは0.5から20%であり、特に好ましくは1%から15%である。
本発明による透明ペリルイミド色素調製物の調製は、驚くべきことに予め乾式粉砕をせずに達成される。本発明の湿式粉砕を行うのに適する粉砕機は、バッチ式用および連続操作用に設計された一般的な撹拌式ボールミルであり、撹拌式ボールミルは水平または垂直構造の円筒形または中空円筒形の粉砕部を有し、粉砕スペース1リットルあたり1.0kWを超えない、好ましくは粉砕スペース1リットルあたり0.1から1.0kWの間特定の出力密度で操作され、周辺撹拌機速度は、12m/sを超えないと好都合であり、好ましくは2から12m/sであり、特には5から11m/sである。この構造上の設計によって、十分な粉砕エネルギーが確実にミルベースに伝達される。撹拌機の仕組みによる単位時間当たりに出力されるエネルギーは、破壊エネルギーとして、および摩擦エネルギーとして熱の形でミルベースに伝達される。熱量を取り除くために、粉砕機を冷却することができる。高処理量では粉砕は循環的に行われ、熱は主にミルベースを通って外部に放散されることができる。使用される粉砕媒体は、例えば鋼鉄、磁器、ステアタイト、酸化アルミニウムもしくは酸化ジルコニウムのような酸化物、ジルコニウム混合酸化物のような混合酸化物、または液晶ガラスのようなガラスで作られたビーズであり、直径は5mmに等しいかそれより小さく、0.2から5mm、好ましくは0.3から3mm、特には0.5から2mm、または1.0から2mmの直径を有するものを使用することが好都合である。
微粉砕に連続撹拌式ボールミルを使用する場合は、粉砕媒体は好ましくは遠心分離によりミルベースから分離されるため、分離装置と粉砕媒体とは実質的に接触せず、その結果分離装置が遮られるのを防ぐことがかなり可能となっている。
粉砕は、液体の水性媒体中で、水に対して10重量%までの有機溶剤の少量を適宜添加して行う。
所望により少量加えられる有機溶剤として適当な溶剤としては、C〜Cアルカノール、好都合には水混和性アルカノール、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、tert−ブタノール、イソブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、アルキルヘキサノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、またはグリセロール;環式アルカノール、例えばシクロヘキサノール;C〜Cジアルキルケトン、例えばアセトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、またはメチルエチルケトン;エーテルおよびグリコールエーテル、例えばジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、メチルグリコール、エチルグリコール、ブチルグリコール、エチルジグリコール、メトキシプロパノール、もしくはメトキシブタノール;脂肪酸アミド、例えばジメチルアセタミド、またはジメチルホルムアミド;環状カルボキサミド、例えばN−メチルピロリドン、バレロラクタム、およびカプロラクタム;複素環式塩基、例えばピリジン、モルホリン、またはピコリン;ならびにジメチルスルホキシド、またはこれらの溶剤の混合物が含まれる。C〜Cアルコールが好ましいが、有機溶剤を添加せずに操作を行うのが特に好ましい。
ミルベースにおける色素濃度は、懸濁剤の流動性に応じて決まる。その濃度は、40重量%より低くなければならず、一般的には2.5重量%から30重量%であり、好ましくは5重量%から20重量%の間である。都合のよいpHは9.0に等しいかそれを上回るものであり、好ましくは10に等しいかそれを上回るものである。通常は、11.0に等しいかそれを上回るpHで操作を行う。
粉砕時間は、当の使用分野で求められる微細さに応じて決まる。したがって、求められる微細さに応じて、撹拌式ボールミルにおけるミルベースの滞留時間は一般的に10分から5時間の間である。滞留時間は通常、15分から2時間の間であり、好ましくは15分から1時間の間である。
粉砕は、50℃から100℃の範囲の温度で、好都合には60℃から95℃の湿度、好ましくは70℃から90℃で行う。
液相および粗製色素の他に、ミルベースは、例えば界面活性剤、他の色素分散剤、充填剤、標準化剤、樹脂、変形剤、防塵剤、増量剤、シェーディング着色剤、保存剤、乾燥遅延剤、レオロジー調整添加剤などの助剤、またはこれらの組合せをさらに含んでもよい。
前記の助剤の添加は、乾燥色素(粉末もしくは顆粒)に対し、色素調製方法全体の途中、1回または複数回の任意の時点で添加してよく、好ましくは濃縮の前または湿式粉砕の前であるが、濃縮の間、湿式粉砕の間、分離の前もしくは間、乾燥の前もしくは間、一括して、または2回以上に分けて行うことができる。添加する助剤の総量は粗製色素に対し、0から40重量%、好ましくは1から25重量%、特に好ましくは5から15重量%とすることができる。
適する界面活性剤としては、陰イオンもしくは陰イオン活性、陽イオンもしくは陽イオン活性、および非イオン物質、またはこれら物質の混合物を含む。アンモニアの蒸留中および湿式粉砕の途中に泡立たない界面活性剤または界面活性剤混合物が好ましい。
適する陰イオン活性物質の例としては、脂肪酸タウリン酸塩、脂肪酸N−メチルタウリン酸塩、脂肪酸イセチオン酸塩、アルキルフェニスルホン酸、アルキルナフタレンスルホン酸、アルキルフェノールポリグリコールエーテル硫酸塩、脂肪アルコールポリグリコールエーテル硫酸塩、脂肪酸アミドポリグリコールエーテル硫酸塩、アルキルスルホサクシナメート(alkylsulfosuccinamates)、アルケニルコハク酸モノエステル、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルホコハク酸、アルカンスルホン酸塩、脂肪酸グルタミン酸塩、アルキルスルホコハク酸、脂肪酸サルコシド(sarcosides)、例えばパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸のような脂肪酸、例えば脂肪酸、ナフテン酸、および樹脂酸(例えばアビエチン酸、アルカリ可溶樹脂、例えばロジン修飾(rosin−modified)マレイン酸塩樹脂)のアルカリ金属塩のような石けん、ならびにシアヌル酸塩化物、タウリン、N,N’−ジエチルアミノプロピラミンおよびp−フェニレンジアミンを主成分とする縮合産物がある。樹脂石けん、すなわち樹脂酸のアルカリ金属塩が特に好ましい。
適する陽イオン性物質の例としては、第4級アンモニウム塩、脂肪アミンアルコキシレート、アルコキシル化ポリアミン、脂肪アミンポリグリコールエーテル、脂肪アミン、脂肪アミンまたは脂肪アルコールから誘導されるジアミン、およびポリアミン、ならびにそれらのアルコキシレート、脂肪酸から誘導されるイミダゾリン、ならびにこれら陽イオン性物質の塩がある。
適する非イオン性物質の例としては、酸化アミン、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、例えば脂肪酸アミド−N−プロピルベタイン、脂肪アルコールリン酸エステル、または脂肪アルコールポリグリコールエーテルのようなベタイン、脂肪酸アミドエトキシレート、脂肪アルコール−酸化アルキレン付加物、およびアルキルフェノールポリグリコールエーテルがある。
充填剤および/または増量剤とは、DIN 55943およびDIN EN971−1による多くの物質を意味し、例としては様々な種類のタルク、カオリン、雲母、ドロマイト、生石灰、硫酸バリウム、または二酸化チタンがある。
色素調製物は、湿式粉砕後に直接分離するのが好ましい。一方、例えば20℃から180℃の温度で、上述したように、水および/または有機溶剤で後処理(仕上げ)を行うことができる。
粉砕したままの色素懸濁剤を濃縮するか噴霧乾燥に供することも可能であり、こうして、ろ過を省略することができる。
本発明の方法によるペリルイミド色素調製物の調製は、本質的に廃棄物を生じずに行われる。廃棄物中に、さらに加工処理できるものまたは完全に再利用できる化学物質は殆どない。
特にEP−A−1 130 062の教示のような知られている方法によると、透明ペリルイミド色素は高エネルギーの撹拌式ボールミルを使用することによってのみ調製されるが、これは入手をするのも稼動をするのも費用がかかるため、透明ペリルイミド色素調製物がこの簡単で技術的に洗練され簡潔な方法で環境問題を生じずに調製できることは、驚くべきことであり予測できないことであった。本発明の方法により調製されるペリルイミド色素調製物の色彩的および性能特性に関しては、知られている方法で調製した色素よりすぐれている。
本発明の方法により調製されるペリルイミド色素調製物を使用して、自動車仕上げ、特に色素濃度の高いメタリック仕上げを作り出すことが可能である。ペリルイミド色素調製物は、溶剤中および水性塗料系の両方における使用に適する。色彩強度が高く透明で光沢のある仕上がりとなり、上塗りに対する堅牢度および耐候性は大変良好である。色素は濃縮するため(ミルベース)、塗料はさらに流動特性が大変良好で、色素の濃縮性は高く、凝集安定性は際立っている。
本発明により調製されるペリルイミド色素調製物は、個別にまたは混合して、セルロースエーテルおよびセルロースエステル(例えば、エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース)のような高分子量の天然または合成有機材料、天然樹脂、付加重合樹脂または縮合樹脂(例えば、アミノ樹脂、特に尿素ホルマリン樹脂およびメラミンホルマリン樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂)のような合成樹脂、ポリカーボネート、ポリオレフィン(例えば、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリアクリル酸、ポリアミド、ポリウレタン、またはポリエステル)、ゴム、カゼイン、シリコーンおよびシリコーン樹脂を着色するのに適する。
このような意味で、上記に述べた高分子量有機化合物が、プラスチック塊、溶解物、紡糸液、ワニス、塗料、または印刷インキの形態で存在するか否かは重要ではない。使用目的に応じ、本発明により得られた色素をブレンドとして、または調製された配合物もしくは分散剤の形態として使用するのが好都合であることが判った。着色される高分子量有機材料に対して、本発明による色素調製物は、好ましくは0.05から30重量%、より好ましくは、0.1から15重量%の量で使用される。
本発明の方法で調製した色素調製物を使用して、アルキドメラミン樹脂ワニス、アクリルメラミンワニス、ポリエステルワニス、硬質アクリル樹脂ワニス、ポリウレタンを主成分とする水性ワニス、ならびにポリイソシアン酸架橋性のアクリル樹脂を主成分とする2成分含有ワニス、および特に自動車用メタリックワニスの部類からなる当技術分野では慣用とされる焼付エナメル塗料を着色することが可能である。
本発明により調製された色素調製物は、例えば一成分または二成分の粉末トナー(一または二成分現像薬とも呼ばれる)、磁性トナー、液体トナー、重合トナー、および特殊トナーのような電子写真用トナーおよび現像薬における色素としても適する。
典型的なトナーバインダーとして、スチレン、スチレンアクリル酸、スチレンブタジエン、アクリル酸、ポリエステル、フェノールエポキシ樹脂、ポリスルホン、およびポリウレタンのような付加重合樹脂、縮付加樹脂、および縮重合樹脂を個別にまたは組み合わせて、ならびにポリエチレンおよびポリプロピレンがあり、トナーバインダーは電荷調整剤、ワックス、または流動助剤のようなさらなる成分を含むことができ、またはこれらの添加物により引き続き改良されることがある。
さらに、本発明により調製された色素調製物は、粉末および粉末コーティング材料、特に摩擦電気的または動電学的に噴霧可能な粉末コーティング材料の着色料としても適しており、粉末コーティング材料は、例えば金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンクリート、繊維材料、紙、またはゴムで作られた製品の表面を被覆するのに使用される。
使用される典型的な粉末コーティング樹脂には、慣用の硬化剤とともに、エポキシ樹脂、カルボキシルおよびヒドロキシル含有ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、およびアクリル樹脂が含まれる。樹脂を組み合わせたものも、使用される。例えば、エポキシ樹脂は、カルボキシルおよびヒドロキシル含有ポリエステル樹脂と組み合わせて使われることが多い。(樹脂系に応じて決まる)典型的な硬化剤の成分としては、例えば、酸無水物、イミダゾールおよびジシアンジアミドおよびその誘導体、ブロック化イソシアン酸、ビスアシルウレタン、フェノール樹脂およびメラミン樹脂、トリグリシジルイソシアヌル酸、オキサゾリンおよびジカルボキシル酸がある。
さらに、本発明により調製される色素調製物は、インク、好ましくは水性または非水性ベースのインクジェットインク、マイクロエマルジョンインク、およびホットメルト技法により扱われるこれらのインクの着色料に適している。
さらに、本発明により調製される色素調製物は、減法混色の原色および加法混色の原色の両方を生成するカラーフィルタの着色料として、およびエレクトリックインク(すなわち「e−インク」)またはエレクトリックペーパー(「e−ペーパー」)の着色料として適している。
本発明により調製される色素調製物のコーティング部門における特性を評価するため、非水性分散剤を主成分とする硬質(HS)アクリル樹脂焼成ワニスの多くの知られたワニスから選択を行った。
色の強度および暗度は、DIN 55986により決定した。
分散後のミルベースの流動性(ミルベースレオロジー)を、以下の5点スケールに基づいて評価した。
5 高度に流動性
4 液状
3 粘稠性
2 わずかに凝固
1 凝固
その後ミルベースを希釈し最終色素濃度とし、Erichsen製301型Rossmann viscospatulaを使用し、粘性を測定した。
光沢性の測定は、DIN 67530(ASTMD 523)によりByk−Mallinckrodt製「multigloss」光沢計を用い、20°の角度にしたキャストフィルム上で行った。
下記の実施例では、各事例の部およびパーセントは、そのように記載された物質の重量に基づくものである。
粉砕媒体として直径1mmのガラスビーズを1100部、水300部およびヒドロキシル化ナトリウム0.6部をpH12.3に調整し、1リットル撹拌式ボールミルの粉砕ポット中80℃まで加熱する。次に、1,8−ナフタレンジカルボキシミドのアルカリ金属ヒドロキシル化物溶解物から調製した粗製ペリルイミド32部、およびEP−A−0 321 919 例17により調製した色素分散剤(P.V.23−5−ヒドロキシメチル−4−メチルイミダゾリル)の29.1%プレスケーキ8.2部を加え、ミルベースを周辺速度10.2m/sおよび粉砕スペースの出力密度0.45kW/lで、80℃で30分間粉砕する。この途中に、分散剤が常に撹拌できるよう、50部の水を加える。粉砕媒体をふるいにかけてミルベースから再び分離し、分散剤をろ過し、プレスケーキを水で洗浄し乾燥する。
これにより色素調製物28部を生じる。
(比較例)
粉砕を80℃で行うこと以外は同様にして、EP−A−1 130 062、例3により色素調製物を調製する。
試験
実施例1により調製された色素調製物は、HSワニス中で大変強力に着色され、メタリック仕上げは強力に着色され鮮明である。分散剤のミルベース流動性は5であると評価され、ミルベースは擬似塑性を示さない。ワニスの粘度は1.6secである。
実施例2により調製された色素調製物のミルベース流動性は、それより劣り、4であるとの評価にすぎず、不要なチキソトロピーを示す。ワニスの粘度は大幅に増加し、4.6secである。仕上がりは大変くすんでおり、鋳造ワニスの光沢度は、実施例1が76であったのに対し、21という値である。
実施例1により調製された色素調製物は、市販されている通例のP.V.29色素よりも透明で、HSワニス中でかなり強力に着色され、メタリック仕上げもかなり強力に着色される。
実施例1におけるP.V.23から誘導された色素分散剤のプレスケーキの8.2部の代わりに、EP−A−486 531 例3により調製された式(III)[式中、Vは2価の基>NRであり、Rはメチルであり、Wは2価の基>NRであり、Rはエチレンであり、Yは基−SOH基である]の色素分散剤を1.6部使用すること以外は同様にして、実施例1を行った。
実施例1におけるP.V.23から誘導された色素分散剤のプレスケーキの8.2部の代わりに、US−A−6413309 例32aにより調製された式(III)[式中、VおよびWは2価の基>−NRであり、ここでRはエチレンであり、Yは−COOH基である]の色素分散剤を0.8部使用し、ならびにUS−A−6 221 150 例2により調製された式(Va):
Figure 2006518400
の色素分散剤用28.5%プレスケーキの5.6部を使用する以外は同様にして、実施例1を行った。
P.V.23から誘導された色素分散剤のプレスケーキの8.2部の代わりに、実施例4の式(Va)の色素分散剤の28.5%プレスケーキを11.2部使用する以外は同様にして、実施例1を行った。
実施例3、4、および5の試験
実施例3、4、および5の3つの色素は全て、HSワニス中において強力に着色し透明な仕上がりであり、メタリック仕上げは強力に着色し鮮明である。

Claims (13)

  1. 式(XXX):
    Figure 2006518400
    [式中、
    uは、0から8の数であり、uが0より大きい場合は、
    Eは、塩素原子または臭素原子であり、uが1より大きい場合はそれらの組合せでもよい]
    のペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミドを主成分とする透明ペリルイミド色素調製物の調製方法であって、式(XXX)の粗製ペリルイミド色素は、液体水性媒体中、ペリレン分散剤およびP.V.23から誘導される分散剤の群からの少なくとも1つの色素分散剤の存在下、粉砕スペース1リットルあたり1.0kWを超えない出力密度で操作される撹拌式ボールミル中で、5mmまたはそれを下回るの直径を有する粉砕媒体の作用のもとで、少なくとも50℃の温度で湿式粉砕されることを特徴とする調製方法、および得られた色素調製物を分離する方法。
  2. ペリレン分散剤が式(II):
    Figure 2006518400
    [式中、
    は、水素原子、ヒドロキシル基、もしくはアミノ基、または1から4個の塩素原子もしくは臭素原子により、またはフェニル基、シアノ基、ヒドロキシル基、カルバモイル基、C〜Cアシル基、もしくはC〜Cアルコキシ基により置換されていてもよい、または過フッ素化もしくは部分フッ素化されたC〜Cアルキル基であり、
    およびRは、互いに独立して水素原子、置換もしくは非置換の、もしくは部分フッ素化、もしくは過フッ素化された1個から20個の炭素原子を有するアルキル基、または置換もしくは非置換の、もしくは部分フッ素化された、もしくは過フッ素化された2個から20個の炭素原子を有するアルケニル基であり、置換基がヒドロキシル、フェニル、シアノ、塩素、臭素、C〜Cアシル、またはC〜Cアルコキシであることができ、
    5から7員環またはRおよびRは窒素原子とともに、飽和、不飽和、または芳香族性複素環を形成し、所望により前記環にさらなる窒素、酸素、イオウ原子を含み、
    nは、1から6の数である]
    の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. が水素、ヒドロキシエチレン、メチル、またはエチルであり、RおよびRはそれぞれメチルまたはエチルであり、nは3であるか、または、RおよびRは隣接する窒素原子とともにイミダゾリル基またはモルホリニル基を形成し、nは3であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. ペリレン分散剤が式(III):
    Figure 2006518400
    [式中、
    Vは、2価の基−O−、>NR、または>NR−Yであり、
    Wは、2価の基>NR−Yであり、
    oは、0から8の数であり、oが0より大きい場合は、
    Dは、塩素原子または臭素原子であり、oが1より大きい場合はそれらの組合せでもよく、
    は、水素原子またはC〜C18アルキル基であるか、または非置換の、もしくはハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、またはフェニルアゾにより1または複数箇所置換されていてもよいフェニル基であり、
    は、C−C鎖内に−O−、−NR−、−S−、フェニレン、−CO−、−SO−、もしくは−CR−の系列に由来する架橋結合、またはそれらの化学的に合理的な組合せにより1または複数箇所割りこまれることがあるC〜C18アルキレン基であり、ここで基R、R、およびRは互いに独立してそれぞれ水素原子、または非置換、もしくは複素環基で置換されることがあるC〜Cアルキル基であるか、
    またはRは、非置換、または、C〜Cアルキル、もしくはC〜Cアルコキシにより1または複数箇所置換されていてもよいフェニレン基であり、
    は、陰イオン基−SO または−COOのうちの一方であり、
    は、H、または元素周期律表の主族1から5、または遷移族1、もしくは2、もしくは4から8からの金属陽イオンの
    Figure 2006518400
    の等量の定義を有し、mは1、2、または3のうちの1つであるか、
    またはMm+は、アンモニウムイオンN101112を定義し、ここで置換基R、R10、R11、およびR12は互いに独立してそれぞれ水素原子、またはC〜C30アルキル、C〜C30アルケニル、C〜C30シクロアルキル、非置換またはC〜Cアルキル化フェニル、(C〜C)アルキレン−フェニルの系列に由来する基であり、好ましくはベンジル基、または(ポリ)アルキレンオキシ基:
    Figure 2006518400
    [式中、
    kは、1から30の数であり、 R80は、水素、C〜Cアルキル、またはkが1より大きい場合はこれらの組合せである]
    であり、
    ここでアルキル、アルケニル、シクロアルキル、フェニルまたはアルキルフェニルと定義されるR、R10、R11およびR12はアミノ、ヒドロキシルおよび/またはカルボキシルで置換されていてもよいか、
    またはここで、置換基RおよびR10は4級窒素原子とともに5から7員環飽和環系を形成してもよく、この飽和環系は、所望によりO、S、およびNの群からのさらなるヘテロ原子を含むか、
    またはここで、置換基R、R10およびR11は4級窒素原子とともに5から7員環芳香族環系を形成してもよく、この芳香族環系は所望によりO、S、およびNの群からさらなるヘテロ原子を含み、所望によりこの環系にさらなる環が縮合される]
    の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. ペリレン分散剤が式(IV):
    Figure 2006518400
    [式中、
    Aは、式N−R13−NH1415の2価陽イオンの基であり、
    Bは、式:
    Figure 2006518400
    の2価陰イオンの基であり、
    eは、0から8の数であり、eが0より大きい場合、
    Pは、塩素原子または臭素原子であり、eが1より大きい場合はこれらの組合せであってもよく、
    13は、C〜C12アルキレン基、(C〜C10)アリル(C〜C)アルキレン基、または(C〜C10)アリーレン基であり、
    14およびR15は同一または異なり、水素原子、C〜C20アルキル、またはC〜C20アルケニルであるか、または、
    14およびR15は、隣接する窒素原子とともに複素環系を形成し、この複素環系は、所望によりさらなるヘテロ原子環メンバーN、S、および/またはOを含み、所望によりこれにさらなる環が縮合し、
    16は、直鎖状または分枝鎖状のC〜C12アルキレン基である]
    の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. eが0であり、
    13が、エチレン基またはプロピレン基であり、
    14およびR15は異なるか、または好ましくは同一であり、エチル基、プロピル基、もしくはブチル基であるか、あるいは、
    14およびR15は、隣接する窒素原子とともにピロリジン環、ピペラジン環、ピペリジン環、ピロール環、イミダゾリン環、イミダゾール環、またはモルホリン環を形成するか、または、メチル、エチル、または塩素で置換されていてもよいインドール環、インドリン環、またはベンズイミダゾール環系列を形成し、
    16は、エチレン基またはプロピレン基であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. ペリレン分散剤が式(V):
    Figure 2006518400
    [式中、
    2つの基Zは、同一または異なり、ZはZ、Z、またはZの定義を有し、ただし両方の基Zは同時にZではなく、ここで、
    は式(Va):
    −[X−Y]−[X−Y−[X−NH]H (Va)
    [式中、
    X、X、およびXは、同一または異なり、分枝鎖状または非分枝鎖状のC〜Cアルキレン基、または1から4個のC〜Cアルキル基、ヒドロキシル基、1個から4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基、および/または1個または2個のさらなるC〜Cシクロアルキル基で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキレン基であり、
    YおよびYは、同一または異なり、NH−、−O−、N(C〜Cアルキル)基、または
    Figure 2006518400
    であり、
    qは、1から6の数であり、
    rおよびsは、互いに独立して0から6の数であり、rおよびsは、同時にゼロではないのが好ましい]
    の基であり、
    は、式(Vc):
    Figure 2006518400
    [式中、
    20およびR21は、互いに独立して、水素原子、置換もしくは非置換の、または部分フッ素化もしくは過フッ素化された1個から20個の炭素原子を有するアルキル基、または、置換もしくは非置換、または部分フッ素化もしくは過フッ素化された2個から20個の炭素原子を有するアルケニル基であり、置換基はヒドロキシル、フェニル、シアノ、塩素、臭素、C〜CアシルまたはC〜Cアルコキシであることができるか、あるいは、
    20およびR21は、窒素原子とともに飽和、不飽和、または芳香族性5〜7員複素環を形成し、所望により環にさらなる窒素、酸素、またはイオウ原子を含み、
    Xは、上記で定義したとおりである]
    の基であり、および式中、
    は、水素、ヒドロキシル、アミノ、フェニル、またはC〜C20アルキルであり、フェニル環およびアルキル基は、Cl、Br、CN、OH、C、カルバモイル、C〜Cアシル、およびC〜Cアルコキシからなる群からの1個または複数個の置換基で置換されることができ、フェニル環はまた、上記で定義されたNR2021、R20、およびR21で置換されることもでき、またはアルキル基は過フッ素化または部分フッ素化されている]
    の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 分散剤が式(I):
    Figure 2006518400
    [式中、
    nは、1から4の数である。]
    の化合物としてP.V.23から誘導されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 色素分散剤が、粗製色素に対して0.1重量%から25重量%の量で使用されることを特徴とする請求項1から8の一項に記載の方法。
  10. 水性媒体が、水に対して0から10重量%までの有機溶媒を含むことを特徴とする請求項1から9の一項に記載の方法。
  11. 水性媒体のpHが9またはそれを上回ることを特徴とする請求項1から10の一項に記載の方法。
  12. 粉砕時間が10分から5時間であることを特徴とする請求項1から11の一項に記載の方法。
  13. 粉砕が60℃から95℃の温度で行われることを特徴とする請求項1から12の一項に記載の方法。
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