JP4972827B2 - 排煙脱硫排水の処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はホウ素を含有する排煙脱硫排水をアルミニウム化合物およびカルシウム化合物により処理する排煙脱硫排水の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
発電所などの排煙脱硫プロセスから排出される排煙脱硫排水にはホウ素化合物が含まれている場合があるので、排煙脱硫排水からホウ素を除去する必要がある。
【0003】
ホウ素含有水の処理方法として、特開昭57−81881号には、アルミニウム化合物およびカルシウム化合物によりpH9以上で不溶化物として沈澱させ、固液分離する方法が記載されている。
しかしこの方法では大量の汚泥が生成するほか、生成した不溶化物を中和するとホウ素が溶出しやすい。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】
本発明の課題は、ホウ素を含有する排煙脱硫排水からホウ素を除去する際に生じる汚泥からのホウ素の溶出量を少なくすることができ、このため汚泥の再利用を可能にして廃棄する汚泥の量を少なくすることができる排煙脱硫排水の処理方法を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は次の排煙脱硫排水の処理方法である。
(1) 排煙脱硫プロセスから排出され、ホウ素を含有する排煙脱硫排水を、アルミニウム化合物およびカルシウム化合物の存在下にpH9以上に調整して不溶性析出物を生成させる反応工程と、
反応工程の反応液を分離液と分離汚泥とに固液分離する固液分離工程と、
固液分離工程の分離汚泥に鉱酸を添加してpHを5〜8に調整したのち、排煙脱硫プロセスから排出される石膏を添加することにより、汚泥からのホウ素の溶出量を少なくする石膏添加工程と
を含む排煙脱硫排水の処理方法。
(2) 石膏添加工程において、石膏の添加量は、分離汚泥:石膏スラリーの容量比(同じSS濃度に換算して算出した容量比)として1:1以上である上記(1)記載の方法。
【0006】
本発明において処理の対象となる排煙脱硫排水は排煙脱硫プロセスから排出され、ホウ素を含有する排水である。具体的には、排煙を吸収液と接触させて脱流する湿式排煙脱硫プロセスから排出される排煙脱硫排水、より具体的には発電所などから排出される排煙を石灰石膏法で脱硫処理している排煙脱硫プロセスから排出される排煙脱硫排水などがあげられる。このような排煙脱硫排水には通常オルトホウ酸(H3BO3)が含まれている。
【0007】
本発明では上記のような排煙脱硫排水(被処理水)を反応工程において、アルミニウム化合物およびカルシウム化合物の存在下にpH9以上、好ましくは11以上に調整して反応させ不溶性析出物を析出させる。
【0008】
アルミニウム化合物およびカルシウム化合物を存在させる量は被処理水のホウ素濃度その他の条件によって異なるが、例えば被処理水中のホウ素濃度が1000〜3000mg/lの場合、アルミニウムとして200〜5,000mg/l、好ましくは400〜3,000mg/l、カルシウムとして2,000〜50,000mg/l、好ましくは4,000〜30,000mg/lとすることができる。
【0009】
添加するアルミニウム化合物としては硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム等のアルミニウム塩が好ましいが、水酸化アルミニウムその他のアルミニウム化合物でもよい。カルシウム化合物としては水酸化カルシウムがpH調整剤と兼用できるため好ましいが、酸化カルシウム、塩化カルシウム、硫酸カルシウムその他のカルシウム化合物でもよい。このほかにpH調整剤が必要な場合には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリが一般に添加することができるが、場合によっては塩酸、硫酸等の酸を添加することもできる。
【0010】
これらの薬剤の添加順序は特に制限されず、アルミニウム化合物およびカルシウム化合物を同時に添加することもできるし、アルミニウム化合物を添加したのちカルシウム化合物を添加することもできるし、カルシウム化合物を添加したのちアルミニウム化合物を添加することもできるが、水酸化カルシウムを含むpH調整剤は最後に添加するのが好ましい。従ってアルミニウム化合物およびカルシウム化合物が塩の場合は両者のいずれを先に添加してもよいが、水酸化カルシウムのようにpH調整剤として兼用する場合は水酸化カルシウムは最後に添加する。また水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム等の不溶性または難溶性化合物を添加する場合には酸性条件下で添加するなどして溶解し、イオン化することができる。
【0011】
反応工程における反応は排煙脱硫排水にアルミニウム化合物、カルシウム化合物、pH調整剤等を添加して攪拌して行う。この場合アルミニウム化合物およびカルシウム化合物が水酸化物となって析出する際、ホウ素は析出する不溶性析出物中に取り込まれる。この反応は常温、常圧で行うことができるが、加熱、加圧下に行ってもよい。
【0012】
このように反応を行ったのち、反応液を固液分離工程において分離液と分離汚泥とに分離する。これにより、ホウ素が分離汚泥に捕捉された状態で分離され、被処理水中から除去される。固液分離手段としては沈降分離が一般的であるが、濾過、遠心分離、膜分離その他の分離手段でもよい。分離液はホウ素濃度が許容限度以内となっている場合にはそのまま放流したり、再利用してもよいが、許容限度を超える場合には別途処理することができる。また、分離液にホウ素以外の重金属やフッ素などが含まれる場合も、凝集処理や吸着処理などにより別途処理することができる。分離された分離汚泥は石膏添加工程に供する。なお、この分離汚泥には通常50〜70重量%程度の割合で石膏が含まれている。
【0013】
石膏添加工程では上記分離汚泥に排煙脱硫プロセスから排出される石膏(以下、脱硫石膏という場合がある)を添加する。具体的な脱硫石膏としては、排煙を吸収液と接触させて脱流する湿式排煙脱硫プロセスから排出(回収)される石膏スラリーまたは石膏、より具体的には発電所などから排出される排煙を石灰石膏法で脱硫処理している排煙脱硫プロセスから排出される石膏スラリーまたは石膏などがあげられる。脱硫石膏は前記排煙脱硫排水と同じ排煙脱硫プロセスから排出されるものでもよいし、別の排煙脱硫プロセスから排出されるものでもよい。脱硫石膏は石膏スラリーとして添加するのが好ましい。
【0014】
例えば、石灰石膏法の排煙脱硫プロセスの場合、排煙は冷却塔で冷却されたのち吸収塔で炭酸カルシウムスラリーまたは消石灰スラリーなどの吸収液と接触させ、亜硫酸ガスその他の物質を吸収させ、処理ガスを排出している。亜硫酸ガスを吸収した吸収液は亜硫酸カルシウムを含むスラリーとなり、さらに酸化塔で酸化されて石膏スラリーとなり、排出される。また吸収と酸化とを一塔で行う場合があり、同様に石膏スラリーが排出される。石膏スラリーは沈降分離や脱水によって固液分離され、一方は排煙脱硫排水となり、他方は石膏汚泥となる。本発明では排煙脱硫排水を処理して生成したホウ素含有分離汚泥に添加する脱硫汚泥として、前記石膏スラリーそのもの、または石膏汚泥を使用できる。
【0015】
脱硫石膏の添加量は、分離汚泥:石膏スラリーの容量比として1:1以上、好ましくは1:3〜1:50、さらに好ましくは1:10〜1:30であるのが望ましい。ただし、上記容量比はSS濃度が同じ分離汚泥および石膏スラリーを用いた場合の容量比であり、実際に添加する場合にSS濃度が異なる場合は、同じSS濃度に換算して算出した容量比が上記範囲にあればよい。脱硫石膏の添加量が多いほど、回収して再利用する場合の石膏純度が高くなるので好ましい。
【0016】
排煙脱硫プロセスから排出される石膏(脱硫石膏)の添加により、石膏添加工程の汚泥を中和しても汚泥からのホウ素の溶出を効果的に防止して溶出量を少なくすることができる。これにより、汚泥を回収して石膏として再利用することが可能となる。
【0017】
石膏添加工程において、排煙脱硫プロセスから排出される石膏の代わりに試薬としての石膏や硫酸カルシウムを使用しても、汚泥からのホウ素の溶出を防止する効果は小さい。この理由は明らかではないが、排煙脱硫プロセスから排出される石膏中に含まれる不純物がホウ素の溶出を抑制する何らかの作用を有しているものと推測される。
【0018】
石膏添加工程において脱硫石膏を添加する場合、分離汚泥に硫酸や塩酸等の鉱酸を添加してpHを5〜8、好ましくは7〜8に中和したのち脱硫石膏を添加する。pHを5〜8に調整したのち脱硫石膏を添加することにより、汚泥からのホウ素の溶出量をより少なくすることができる。
【0019】
石膏添加工程において脱硫石膏を添加した汚泥は、必要により高分子凝集剤を添加したり、またはpH調整したのち脱水機で脱水し、脱水ケーキとして回収することができる。また汚泥を中和後脱水し、脱水石膏と混合することもできる。
【0020】
脱硫石膏が添加された汚泥はpHが6〜8程度の中性域にある場合でも、この汚泥から溶出するホウ素の量は少なく環境汚染のおそれは低いので、石膏ボードなどとして再利用することができる。このため、排煙脱硫排水の処理系から排出し、廃棄する汚泥の量を少なくすることができる。
【0021】
固液分離工程の汚泥はpHが9以上であるので、石膏として回収するときはいずれかの段階で中和するが、前記のように脱硫石膏添加前にpH調整するのが汚泥からのホウ素の溶出量を最も少なくすることができるので好ましい。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、排煙脱硫排水をアルミニウム化合物およびカルシウム化合物の存在下にpH9以上に調整して生成させた不溶性析出物を固液分離し、この分離汚泥に鉱酸を添加してpHを5〜8に調整したのち、排煙脱硫プロセスから排出される石膏を添加しているので、排水からホウ素を除去する際に生じる汚泥からのホウ素の溶出量を少なくすることができ、このため汚泥の再利用を可能にして廃棄する汚泥の量を少なくすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。図1は実施形態の排煙脱硫排水の処理方法を示すフロー図であり、石灰石膏法の排煙脱硫プロセスに本発明の処理方法を適用した場合の例を示している。
図1において、1は脱硫部、例えば吸収・酸化塔であり、2は固液分離部、例えば沈降分離槽や脱水機であり、これらの装置により石灰石膏法の排煙脱硫プロセスが構成される。5は反応槽、6は固液分離槽、7はpH調整槽、8は石膏添加槽、9は脱水機であり、これらの装置により排煙脱硫排水の処理プロセスが構成される。
【0024】
図1の処理方法では、ボイラ等で発生した燃焼ガス11は必要に応じて集塵され、冷却されて脱硫部1に導入され、吸収液と接触し脱硫され、脱硫ガス12として排出される。
脱硫部1では燃焼ガス11中に含まれる亜硫酸ガスは吸収液に吸収されて亜硫酸カルシウムとなり、さらに酸化されて石膏となり、石膏スラリー13として排出される。石膏スラリー13の一部は固液分離部2で固液分離され、分離液の一部は脱硫部1に戻されて再び吸収液として使用され、残部は排煙脱硫排水15として後工程の排煙脱硫排水の処理プロセスで処理される。固液分離部2で濃縮された石膏スラリー13は石膏汚泥16として排出され、石膏として再利用するために回収される。なお固液分離部2の後段に脱水機を設け、石膏汚泥16をさらに脱水して含水率の小さい回収石膏とするのが好ましい。
【0025】
上記のようにして排煙脱硫プロセスから排出される排煙脱硫排水15は、反応工程において反応槽5に導入し、アルミニウム化合物18、カルシウム化合物17、pH調整剤20等を注入してpH9以上に調整し、攪拌機21で攪拌混合して反応させ不溶性析出物を生成させる。
【0026】
固液分離工程として反応槽5の反応液23は固液分離槽6に送り、その際必要により高分子凝集剤等の凝集剤24を添加してフロックを生成させ、固液分離槽6で静置させることにより固液分離を行う。これにより、排煙脱硫排水15中のホウ素が不溶性析出物に捕捉された状態で分離される。固液分離槽6で分離した分離液は処理水25として排出する。
【0027】
石膏添加工程において固液分離槽6の分離汚泥27はpH調整槽7に送り、攪拌機28で攪拌しながら酸29を添加してpH5〜8に中和したのち、この中和液31を石膏添加槽8に導入し、攪拌機32で攪拌しながら脱硫部1から排出される石膏スラリー13の一部または全部を排煙脱硫プロセスから排出される石膏33として添加する。石膏添加工程では必要により高分子凝集剤等の凝集剤34を添加することもできる。
【0028】
石膏添加槽8の石膏添加汚泥36は脱水機9に導入して脱水し、固形分は脱水ケーキ37として回収する。分離液38は排煙脱硫排水15と混合してもよいし、固液分離槽6から排出する処理水25をさらに別途処理する場合にはその処理水25に混合してもよい。
なお上記説明では固液分離槽6の分離汚泥27を石膏添加槽8に導入して石膏33と混合しているが、石膏添加槽8を省略し、必要により中和した分離汚泥27を脱硫部1からの石膏スラリー13と混合し、固液分離部2に導入して固液分離し、石膏汚泥16として回収してもよい。
【0029】
このようにして排煙脱硫プロセスから排出される石膏33を添加して得られる脱水ケーキ37からのホウ素の溶出量は、中和されているにもかかわらず少ないので、石膏として再利用することができ、このため廃棄する汚泥の量を少なくすることができる。
【0030】
図1ではpH調整槽7を設けて中和しているが、pH調整槽7を省略することもできる。また図1ではアルミニウム化合物18およびカルシウム化合物17を反応槽5で添加しているが、アルミニウム化合物18を添加する槽とカルシウム化合物17を添加する槽とを別々に設けることもできる。この場合、前段にアルミニウム化合物18を添加する槽を設けるのが好ましい。
【0031】
【実施例】
以下、本発明の実施例および比較例について説明する。各例中、%は特に記載ない限り重量%である。
【0032】
比較例1
ホウ素を380mg/L含みpH7の石炭火力排煙脱硫排水の処理を行った。すなわち、上記排煙脱硫排水にアルミニウム化合物として硫酸バンドを11,000mg/L(固形)添加し、カルシウム化合物およびpH調整剤としての消石灰を17g添加してpHを12.3とし、30分間反応させて不溶性析出物を生成させた。その後、反応液を濾過して不溶性析出物を分離した。得られた濾液中のホウ素濃度を測定したところ120mg/Lであった。また得られた分離汚泥のSS濃度は11.4%、ホウ素含有割合は1.04%、pH12.3であった。
【0033】
上記分離汚泥(pH12.3)に、脱硫装置から排出される石膏スラリー(SS濃度:11.8%、濾液中のホウ素濃度:463mg/L、pH7)を下記の割合で添加し、混合した。その後硫酸を添加して中和し、pHを7〜7.3に調整したのち1.5時間攪拌した。攪拌終了後、No.5Cの濾紙で濾過した。この濾液中のホウ素濃度を測定し、ホウ素溶出量を求めた。結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
実施例1
石膏スラリーを添加する前に分離汚泥をpH調整した以外は比較例1と同じ方法で行った。すなわち、比較例1と同じ分離汚泥に硫酸を添加してpHを7.2に調整したのち、比較例1と同じ石膏スラリーを添加し、混合した。その後硫酸を添加して中和し、pHを6.9〜7.2に調整したのち1.5時間攪拌した。攪拌終了後、No.5Cの濾紙で濾過した。この濾液中のホウ素濃度を測定し、ホウ素溶出量を求めた。結果を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】
比較例2
比較例1において、脱硫装置から排出される石膏スラリーの代わりに試薬石膏の懸濁液(SS濃度:11%、pH7.5)または純水を用いた以外は比較例1と同じ方法で行った。結果を表3に示す。
【0038】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の排煙脱硫排水の処理方法のフロー図である。
【符号の説明】
1 脱硫部
2 固液分離部
5 反応槽
6 固液分離槽
7 pH調整槽
8 石膏添加槽
9 脱水機
11 燃焼ガス
12 脱硫ガス
13 石膏スラリー
15 排煙脱硫排水
16 石膏汚泥
17 カルシウム化合物
18 アルミニウム化合物
20 pH調整剤
21、28、32 攪拌機
23 反応液
24、34 凝集剤
25 処理水
27 分離汚泥
29 酸
31 中和液
33 石膏
36 石膏添加汚泥
37 脱水ケーキ
38 分離液
Claims (2)
- 排煙脱硫プロセスから排出され、ホウ素を含有する排煙脱硫排水を、アルミニウム化合物およびカルシウム化合物の存在下にpH9以上に調整して不溶性析出物を生成させる反応工程と、
反応工程の反応液を分離液と分離汚泥とに固液分離する固液分離工程と、
固液分離工程の分離汚泥に鉱酸を添加してpHを5〜8に調整したのち、排煙脱硫プロセスから排出される石膏を添加することにより、汚泥からのホウ素の溶出量を少なくする石膏添加工程と
を含む排煙脱硫排水の処理方法。 - 石膏添加工程において、石膏の添加量は、分離汚泥:石膏スラリーの容量比(同じSS濃度に換算して算出した容量比)として1:1以上である請求項1記載の方法。
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