JP4970529B2 - 連続鋳造設備の鋳片案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、連続鋳造設備に備えられた鋳片案内装置に関するものである。
連続鋳造設備では、鋳型の下部から鋳片を鋳片案内装置を用いて下方に引き抜きながら凝固させることでビレットやスラブなどの鋳片が鋳造される。この鋳片案内装置に関してはいくつもの特許文献が知られている。
例えば、特許文献1には、鋳片の流れ方向に沿って複数組のドライブロールを備えた鋳片案内装置が記載されている。ドライブロールは、鋳片を挟み込んで案内できるように1組(一対)設けられ、駆動モータからの駆動力が減速機を介して伝達する構成とされている。この特許文献1の鋳片案内装置では、減速機にウォーム減速機が用いられている。
このようなウォーム減速機を用いる理由は、大きく分けると3つあるとされている。
第1の理由は、設置スペースの制約に関係するものである。つまり、生産性が要求される近年の連続鋳造設備では多ストランドの連続鋳造が行われることが多く、多ストランドの連続鋳造設備では鋳片案内装置を水平方向に並べて鋳造が行われる。つまり、鋳片案内装置の両側には別の鋳片案内装置があり、駆動モータなどの設置スペースを側方に確保できないことが多い。このような場合であっても、直交方向に駆動力を伝達できるウォーム減速機を用いていれば、別の鋳片案内装置と駆動モータなどとの間に位置的な干渉が起きる心配がない。
第2の理由は、ウォーム減速機の設置スペースに関係するものである。つまり、ウォーム減速機では、減速機の外寸法を変えずに、ウォームの進み角を小さくするだけで大きな減速比が得られる。ウォーム減速機で大きな減速比を賄えば、1次減速機の能力を小さくでき、1次減速機やユニバーサルスピンドルにコンパクトなものを採用することも可能となる。それゆえ、スペースが限られた多ストランドの連続鋳造設備に用いる際には、設置スペースを取らずにコンパクトな機構で大きな減速比が得られるウォーム減速機が好適に用いられる。
第3の理由は、鋳片の落下防止に関係するものである。つまり、ウォーム減速機では、ギア比を40〜60と大きくすれば、ウォームを用いた駆動機構に特有のセルフロックが発生する。このセルフロックが発生すると、駆動モータからドライブロールを回転させることができても、ドライブロールから駆動モータを回転させることはできなくなる。つまり、停電時のように何らかの理由で駆動モータが停止しても、ウォーム減速機がセルフロック状態になっていればドライブロールが停止状態のままロックされるため、鋳片が落下する心配がない。それゆえ、連続鋳造設備の中でも特に鋳片の自重がかかりやすい垂直型の連続鋳造設備に対しては、ギア比を40〜60と大きく設定したウォーム減速機が好ましく用いられる。
特公平2−32062号公報
上述のように、ウォーム減速機は、停電時の鋳片の落下防止が可能なように、通常はセルフロックが起こりやすいような大きなギア比に設定されている。ところが、連続鋳造設備、特に垂直型の連続鋳造設備でダミーバを用いて最初に鋳造する際や鋳造中には、ドライブロールに鋳片やダミーバの大きな重量がかかる。このような場合は、鋳片やダミーバから加わる落下力がドライブロールと鋳片との当接面に発生する摩擦力によってドライブロールが「回される状態」、言い換えれば「回生状態」になる場合がある。
ところが、ウォーム減速機を上述のようにセルフロックが起きるような大きなギア比に設定していると、ドライブロールから駆動モータ側に負荷が伝わらないため、ドライブロールが「回生状態」であることは駆動モータ側では検知されないし、駆動モータ側で検知された負荷に基づいて駆動モータの出力を制御することも困難になってしまう。その結果、鋳片やダミーバの保持あるいは鋳片やダミーバの引抜きを、複数の駆動モータで構成する場合、本来であればドライブロールの出力を下げなくてはならない場合にも駆動モータが駆動し続けて、過大な負荷が加わってウォーム減速機が破損されるという問題も生じやすくなる。
ドライブロールを駆動モータ側に生じる負荷に関わらず、複数のドライブロール(駆動モータ)を所定の回転数に制御することもできるが、ドライブロールの径は製作誤差や摩耗によりドライブロールごとに微妙に変化するため、回転数を同じにしてもそれぞれのドライブロールの周速は厳密に同じにならない。また、鋳片案内装置の下側、特に鋳片圧下装置の下方では圧下分だけ鋳片の移動速度が変化するため、すべてのドライブロールの周速を確実に鋳片の移動速度に合わせることも困難である。
つまり、ドライブロールの回転数を制御しようとしても、あるドライブロールでは周速が鋳片の移動速度より速くなるが、別のドライブロールでは遅くなるといったロール間での周速の不一致を招く可能性がある。このように周速が揃っていないドライブロールで鋳片を案内すると、鋳片とドライブロール表面との間に滑りが生じて鋳片の表面品質が損なわれるという問題や鋳片に引張方向や圧縮方向に力が加わって鋳片の「びびり」が生じるという問題が発生するおそれがある。当然、ウォーム減速機に対しても大きな負荷が加わり、ウォームやウォームホイールの歯を破損してしまうおそれがあるため、好ましくはない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、コンパクトな機構で大きな減速比が得られるウォーム減速機を用いつつも、表面品質の低下やびびりを起こすことなくドライブロールを適正な回転速度に確実に制御できる連続鋳造設備の鋳片案内装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の連続鋳造設備の鋳片案内装置は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の連続鋳造設備の鋳片案内装置は、鋳片を挟持するドライブロールが鋳片の流れ方向に沿って複数配備され、当該ドライブロールを回転駆動する駆動力を発生する複数の駆動モータと、前記ドライブロールの回転軸心と直交する方向から入力された駆動モータの駆動力を減速しつつ前記ドライブロールに伝達するウォーム減速機と、前記ドライブロールの回転速度及び/又は前記駆動モータの駆動力を制御する制御部と、を備えた鋳片案内装置であって、前記ウォーム減速機は、前記ドライブロールのうち鋳片の引き抜き速度を付与する基準ドライブロール以外のドライブロールである非基準ドライブロールについては、当該非基準ドライブロールで発生した負荷駆動モータに伝達る構成となっており、前記制御部は、前記非基準ドライブロールで発生した前記駆動モータの負荷に基づいて、当該負荷が発生した駆動モータに連結する非基準ドライブロールの回転速度及び/又は前記駆動モータの駆動力を制御することを特徴とする連続鋳造設備の鋳片案内装置。
本発明者は、コンパクトな機構で大きな減速比が得られるというウォーム減速機の利点を活かしたまま、駆動モータに伝達する負荷に基づいてドライブロールの回転速度を何とか制御することはできないかと考えた。そして、通常は大きなギア比とされているウォーム減速機に対して、このウォーム減速機のギア比をあえて小さな値に設定すれば、セルフロックが起きなくなってドライブロールで発生した負荷が駆動モータに伝達するようになり、駆動モータに伝達した負荷に基づいて表面品質の低下やびびりを起こすことなくドライブロールの回転速度を精度良く制御できることを知見して本発明を完成させたのである。
なお、ドライブロールで発生した負荷を駆動モータに伝達させるには、進み角が非セルフロック領域に設定されたウォームを前記ウォーム減速機が有していると良い。ドライブロールで発生した負荷が駆動モータに伝達する、言い換えればセルフロックを起きなくするには、ウォームの潤滑状態と進み角との関係をセルフロック限界特性線図としてまとめ、このセルフロック限界特性線図の非セルフロック領域に進み角を設定する必要があるからである。
ただ、セルフロック限界特性線図の作成は非常に煩雑であるため、より簡便なやり方としては、前記ウォーム減速機を1/40以下の減速比(例えば1/30や1/20の減速比)に設定しても良い。なぜならば、通常入手可能なウォーム減速機では、減速比を1/40以下に設定すればセルフロックが生じることはなく、このようなウォーム減速機を用いればドライブロールで発生した負荷が駆動モータに確実に伝達することができる。
前記鋳片案内装置は垂直型の連続鋳造設備に配備されているのが好ましい。このような垂直型の連続鋳造設備では、鋳片やダミーバの重量の殆どがドライブロールに加わるため、ドライブロールが回生状態となりやすい。このような場合にドライブロールから駆動モータに伝達した負荷に基づいてドライブロールの回転速度を制御する本発明の鋳片案内装置を用いていれば、ドライブロールが回生状態となったことが負荷として駆動モータに伝わるため、駆動モータを回生状態に合わせて運転(制御)することが可能となるからである。
また、前記連続鋳造設備が複数の鋳片を垂直方向に案内できるように鋳片毎に鋳片案内装置を備えている場合にあっては、前記ウォーム減速機は隣接し合う鋳片の間に配備されていると良い。このようにウォーム減速機を隣接し合う鋳片の間に配備すれば、このウォーム減速機に駆動力を供給する駆動モータなどを鋳片と位置的に干渉しない場所に設置することができ、設置スペースが限られた多ストランドの連続鋳造設備であっても複数の鋳片案内装置を確実に設置することが可能となる。
なお、前記ウォーム減速機と駆動モータとの間に前記駆動モータの駆動力を減速しつつウォーム減速機に伝達する1次減速機が備えられている場合にあっては、前記鋳片案内装置は、前記1次減速機で減速された駆動力を前記ウォーム減速機でさらに減速してドライブロールに伝達する構成とされているのが好ましい。
上述したウォーム減速機で大きな減速比を賄えば、1次減速機の能力を小さくでき、1次減速機やユニバーサルスピンドルにコンパクトなものを採用することも可能となるからである。
また、前記ドライブロール及び当該ドライブロールに駆動力を付与する駆動モータが前記鋳片の流れ方向に沿って複数備えられている場合にあっては、前記制御部は、それぞれの駆動モータの負荷を検出し、検出された負荷が予め定められた負荷を超過する場合には、超過分の負荷を他の駆動モータに分担させる負荷分担制御を行う構成とされているのが好ましい。このような負荷分担制御を行えば、複数のドライブロール間で負荷のバランスをとりながら複数のドライブロールのそれぞれを鋳片の移動速度に厳密に合わせることが可能となるからである。
本発明の連続鋳造設備の鋳片案内装置により、コンパクトな機構で大きな減速比が得られるウォーム減速機を用いつつも、表面品質の低下やびびりを起こすことなくドライブロールを適正な回転速度に確実に制御するができる。
本発明の鋳片案内装置の正面図である。 図1のA部分の拡大図である。 図2のB部分の拡大図である。 ウォーム減速機の一部断面正面図である。 多ストランドの連続鋳造設備の斜視図である。 ウォーム減速機のセルフロック限界特性線図である。 制御部に入力されるトルクと制御部から出力される回転速度の指令値との関係を示す図である。
以下、本発明に係る鋳片案内装置1の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
図1は、本発明の鋳片案内装置1が設けられた垂直型の連続鋳造設備2を示している。
連続鋳造設備2は、ブルーム、ビレットまたはスラブなどの鋳片Sを連続的に鋳造する設備であって、取鍋3から供給される溶鋼を一時的に貯留する有底箱形のタンディッシュ4と、このタンディッシュ4の底部に設けられた浸漬ノズル5から溶鋼が供給される鋳型6と、鋳型6の下部に鋳造方向(長手方向)に沿って設けられた鋳片案内装置1とを有している。連続鋳造設備2では、鋳片案内装置1を用いて鋳型6から鉛直下方に向かって断面が略矩形状とされた長尺の鋳片Sを引き抜くことで鋳造が行われる。
図2に示すように、鋳片案内装置1は、鋳型6から引き抜かれた鋳片Sを流れ方向(図1の紙面における上下方向)に沿って案内するものである。鋳片案内装置1は、鋳片Sを囲むように鋳片Sの周りに配置されたフレーム7と、このフレーム7に備えられて鋳片Sを挟み込んで案内する複数のガイドロール8(フリーロール)と、鋳片Sを挟み込んで流れ方向に沿って移送するドライブロール9とを有している。
また、鋳片案内装置1は、ドライブロール9を回転駆動する駆動力を発生する駆動モータ10と、ドライブロール9の回転軸心と直交する方向から入力された駆動モータ10の駆動力を減速しつつドライブロール9に伝達するウォーム減速機11と、ドライブロール9の回転速度及び/又は駆動力を制御する制御部12とを備えている。
ドライブロール9は、幅方向に沿った長さが鋳片Sの広面側の幅より長くなるように形成されており、鋳片Sの広面に全幅に亘って接するように構成されている。ガイドロール8は、水平方向に距離をあけて1組設けられていて、いずれもフレーム7に対して水平方向(図1の紙面における紙面貫通方向)に沿った軸回りに回動自在とされており、互いのロール間に鋳片Sを挟み込んで案内できる構成となっている。
なお、ガイドロール8は、鋳型6に近い位置(鋳型6の直下)では狭面側からも鋳片Sを挟み込むが、以降では広面側から鋳片Sを挟み込むガイドロール8を例に挙げて本発明の鋳片案内装置1を説明する。
図2に示す如く、本実施形態の鋳片案内装置1では、ガイドロール8は、鋳片Sの流れ方向に沿って6組連続して設けられ、その下側にはドライブロール9が3組連続して設けられている。このようにして、ガイドロール8とドライブロール9とがそれぞれ複数組ずつ交互に入れ替わって配備されている。
ドライブロール9は、全部で複数組(本実施形態では9組)のロールから構成されている。それぞれのドライブロール9は、鋳片Sの側面のうち駆動モータ10に近い側の側面に接する反基準側のドライブロール9aと、駆動モータ10から遠い側の側面に接する基準側のドライブロール9bとの2本1組で構成されており、これらのロール間に鋳片Sを水平方向に挟み込んで回転駆動させることで鋳片Sを移送する構成とされている。
ドライブロール9の幅方向の両端には軸部が設けられており、この軸部はそれぞれフレーム7に図示しない軸受部を用いて回転自在に支持されている。一方の軸受部に支持されたドライブロール9の軸部の先端はフレーム7を貫通して外側に延設されており、この延設された軸部の先端にはウォーム減速機11が連結されている。
図3〜図5に示すように、ウォーム減速機11は、駆動モータ10からユニバーサルジョイント17を介して伝達されてきた駆動力を減速しつつドライブロール9に伝達するものであり、反基準側のドライブロール9aと基準側のドライブロール9bとのそれぞれに設けられている。ウォーム減速機11は、それぞれドライブロール9の軸部に取り付けられてドライブロール9と一体に回転するウォームホイール13と、それぞれのドライブロール9の軸心と直交する方向に取り付けられてウォームホイール13に噛み合うウォーム14と、このウォーム14を回転させるウォーム軸15とを備えている。反基準側のウォーム軸15と基準側のウォーム軸15との間には、駆動モータ10からの駆動力を2つのロールに2分して伝達するカップリング16が設けられている。
なお、本実施形態の係る鋳片案内装置1では、上述のように駆動モータ10からの駆動力をカップリング16を介して伝達して、反基準側のドライブロール9aと基準側のドライブロール9bとを双方駆動(コモン駆動)している。ただ、このような駆動形態を採用すると、反基準側ドライブロール9aと基準側ドライブロール9bの直径を厳密に管理して、両ロールの周速が一致するようにする必要があるので、反基準側ドライブロール9aのウォーム減速機11及び駆動モータ10と基準側ドライブロール9bのウォーム減速機11及び駆動モータ10とを鋳片Sを挟んで両側に配備して、それぞれのドライブロール9を個別に駆動モータ10で駆動することもできる。
図4に示すように、ウォーム減速機11では、ウォームホイール13の外周に形成された歯18と、ウォーム14の外周に形成されたねじ部19とが噛み合うことで減速が行われる。このねじ部19はウォーム14を側方から見た場合にウォーム軸15の軸心に対して後述する進み角γとなるように形成されており、ウォーム14の進み角γ、ウォームホイール13のピッチ直径、歯数などを変えることで減速比を任意に設定できる構成となっている。なお、この進み角γは、反基準側のドライブロール9aと、基準側のドライブロール9bとでは絶対値が同じで正負が互いに異なる角度に設定されており、反基準側のドライブロール9aと基準側のドライブロール9bとを互いに異なる回転方向に回転できる構成となっている。
図3に示すように、駆動モータ10は、ドライブロール9の軸心に対して垂直な方向に向かってドライブロール9から水平方向に沿って離れて配備されている。駆動モータ10は、一対のドライブロール9につき1台ずつ設けられている。そして、この駆動モータ10とドライブロール9との間には内部に遊星ギヤを備えた1次減速機20とユニバーサルジョイント17とが配備されている。
ところで、ウォーム減速機11は、セルフロックを積極的に用いて鋳片Sが落下するのを防止するために、従来は1/40〜1/60、あるいはそれ以上の大きな減速比に設定されている。
このようなウォーム減速機11に対して、本発明の鋳片案内装置1は、ドライブロール9で発生した負荷が駆動モータ10に伝達されるウォーム減速機11を用いることを特徴としている。具体的には、このようなウォーム減速機11は、進み角γが非セルフロック領域に設定されたウォーム14を有するようなものであり、一般的には減速比が1/40以下、例えば1/20、1/30とされたものである。
次に、ウォーム減速機11のウォーム14の進み角γや減速比について、詳しく説明する。
ウォーム14の進み角γは、上述のように、ウォーム14を側方から見た場合にウォーム14の歯18がウォーム軸15の軸心に対して為す角度である。このウォーム14の進み角γを横軸にとり、ウォーム14とウォームホイール13との間の静摩擦係数μを縦軸にとって両者の関係を示したものが、セルフロック限界特性線図である。
図6に示すように、セルフロック限界特性線図は、あるウォーム減速機11のウォーム14の進み角γと静摩擦係数μとの関係を図示したものであり、図中に示されるセルフロック限界特性線Lより上方の領域がセルフロックが起きるセルフロック領域、下方の領域がセルフロックが起きない非セルフロック領域(図中でグレーで示した部分)とされている。
例えば、ある材質でウォーム14やウォームホイール13を形成し、これらの表面を研磨等して仕上げ、両者の間に潤滑剤を供給した状態において、図6に示すようにウォーム14とウォームホイール13との間の静摩擦係数が0.10となった場合を考える。このとき、ウォーム14の進み角γを3°に形成したウォーム減速機11では、進み角3°はセルフロック領域にあるのでセルフロックが発生する。しかし、ウォーム14の進み角γを6°以上、例えば9°とすれば、非セルフロック領域内にあるためセルフロックは発生しない。
なお、図6に示したセルフロック限界特性線図は一例である。セルフロック限界特性線図は、ウォーム14とウォームホイール13との間の潤滑状態(摩擦状態)が変化すると変わってしまうからである。それゆえ、非セルフロック領域を厳密に求めるに当たっては実測によりセルフロック限界特性線図を求めるのが好ましいが、このようなセルフロック限界特性線図の作成は非常に煩雑であるため、簡便なやり方としては、減速比が1/40以下、例えば1/20や1/30のウォーム減速機11を採用すると良い。このような減速比のウォーム減速機11であればセルフロックを起こすことはないことが、実績としてわかっているからである。
上述のようにウォーム14の進み角γを非セルフロック領域に設定すれば、あるいは1/40以下の減速比のウォーム減速機11を用いれば、ウォーム減速機11でセルフロックが発生しなくなり、ドライブロール9で発生した負荷が駆動モータ10に支障なく伝達するようになる。そして、ドライブロール9で発生した負荷が駆動モータ10に伝達するようになれば、駆動モータ10の負荷状態からドライブロール9の負荷状態を知ることができる。そのため、駆動モータ10の負荷に基づいてドライブロール9の回転速度または駆動力あるいはその両方を制御することが可能となる。
本発明の鋳片案内装置1は、駆動モータ10の回転速度を検出する速度検出器24と、駆動モータ10の出力を制御する駆動制御部23と、速度検出器24で検出された駆動モータ10の回転速度に基づいて駆動制御部23に指令を送る制御部12とを備えている。次に、速度検出器24、駆動制御部23及び制御部12について説明する。
速度検出器24は、駆動モータ10の駆動軸に取り付けられて、この駆動軸の回転速度から駆動モータ10の回転速度を検出するものであり、本実施形態ではPLG(Pulse Logic Generator)が用いられている。この速度検出器24は、それぞれの駆動モータ10に一つずつ取り付けられており、それぞれの駆動モータ10の回転速度を検出して制御部12に送っている。
駆動制御部23は、駆動モータ10の出力を制御する部分であり、本実施形態では駆動モータ10に供給される電流を変化させることで出力を変化する電流制御型のインバータが用いられている。なお、図示は省略するが、駆動制御部23には、駆動モータ10に供給される電流を制御する電流制御部(ACR)と、この電流制御部に速度に応じた制御信号を出力する速度制御部(ASR)とが設けられている。この駆動制御部23も、速度検出器24と同様にそれぞれの駆動モータ10に一つずつ取り付けられており、それぞれの駆動モータ10の出力を制御している。
制御部12は、内部に入力されたプログラムにより駆動モータ10の負荷に基づいてドライブロール9の回転速度及または駆動力あるいはその両方を制御するものであり、速度制御部22と負荷制御部21とを有している。具体的には、制御部12は、コンピュータ又はPLCから構成されていて、それぞれの速度検出器24で検出された駆動モータ10の回転速度及び予め入力等された鋳造速度に基づいて、それぞれの駆動制御部23に制御信号を出力している。
速度制御部22は、上下方向に沿って設けられた複数組のドライブロール9のうち、基準ロール9cの周速度が予め定められた鋳造速度になるよう基準ロール9cを所定の回転数で回転させるものである。本実施形態では、基準ロール9cは、上下方向に沿って設けられた複数組のドライブロール9のうち一番下側に配備されたものである。
速度制御部22には、予め鋳片Sの鋳造速度が与えられており、鋳片Sが予め与えられた鋳造速度となる基準ロール9cの回転速度を算出できるようになっている。速度制御部23では、このようにして算出された基準ロール9cの回転速度と、速度検出器24で実際に検出された駆動モータ10の回転速度との差分が算出される。そして、算出された差分を速度指令にフィードバックし、フィードバックされた速度指令を駆動制御部23の速度制御部に出力することで、駆動モータ10の回転速度が予め与えられた鋳造速度に対応したものになるように制御を行っている。
なお、基準ロール9cは、一番下側以外のドライブロールであっても良い。例えば、基準ロール9cを複数のドライブロール9のうち一番上に位置するドライブロール9や上下方向の中程に位置するドライブロール9としても良い。また、複数のドライブロール9のうち、いずれかのドライブロール9を任意に基準ロール9cとして選択する構成を採用しても良い。
負荷制御部21は、基準ロール9c以外のすべてのドライブロール9(非基準ロール)について、それぞれの駆動モータ10の負荷を検出し、検出された負荷が予め定められた負荷を超過する場合には、超過分の負荷を他の駆動モータ10に分担させる負荷分担制御を行っている。この負荷分担制御は、それぞれの駆動モータ10に垂下特性を設定し、それぞれの駆動モータ10に発生する負荷変動に対して垂下特性率を乗じた回転速度の速度指令を駆動制御部23の電流制御部に出力することで行われる。
図7に示すように、垂下特性は、基準ロール9cの回転速度と同じ速度でドライブロール9が回転する際に発生する駆動モータ10のトルクを基準として、この基準となるトルクより駆動モータ10で実際に必要とされたトルク(トルク指令)が大きくなった場合は垂下特性率に応じて回転速度の指令値を減少させ、逆にトルク(トルク指令)が減少した場合は垂下特性率に応じて回転速度の指令値を上昇させるものである。
このような垂下特性を採用すれば、ある駆動モータ10の負荷が大きくなると、負荷制御部21がこの駆動モータ10の回転速度の指令値を減少させ、駆動モータ10に過大な負荷が加わることを防止することができる。同時に、負荷が大きくなった駆動モータ10以外の駆動モータ10については、負荷が大きくなった駆動モータ10の回転速度が減少した分だけ、それ以外の駆動モータ10の仕事が増え、駆動モータ10間での負荷のバランスが自然に保たれる。
なお、負荷分担制御としては、垂下特性を利用した上述の例以外にも、次に示すような制御を行うことができる。
すなわち、基準ロール9cをPI制御で駆動するようにし、基準ロール9c以外のドライブロール9をP制御で駆動するようにして、基準ロール9cのトルクを基準ロール9c以外のドライブロール9のトルク補償として制御に用いることもできる。
こうすることで基準ロール9cに加わる負荷が基準ロール9c以外のドライブロール9よりも大きい場合には、基準ロール9c以外のドライブロール9に加わるトルク補償がプラスになり、回転速度が上がることで基準ロール9c以外のドライブロール9に対する負荷が大きくなる。一方、基準ロール9c以外のドライブロール9の負荷が大きくなることで、基準ロール9cに加わる負荷は下がる。その結果、基準ロール9cと基準ロール9c以外のドライブロール9との負荷バランスが調整される。
また、別の方法としては、基準ロール9cのトルクをトルク補償にそのまま用いるのではなく、それぞれのドライブロール9が分担すべき基準となるトルクを算出し、基準となるトルクからの偏差をトルク補償として用いることもできる。なお、基準となるトルクは、例えば基準ロール9cを含めた全てのドライブロール9に加わる負荷の合計をドライブロール9の総数で除して得ることができる。
以上のように本発明の鋳片案内装置1を用いれば、以下のような作用効果が期待できる。
つまり、本発明のように進み角γが非セルフロック領域に設定されたウォーム14を有するようなウォーム減速機11、一般的には減速比が1/40以下のウォーム減速機11を用いていれば、ウォーム減速機11でセルフロックが起きることがなくドライブロール9で発生した負荷が駆動モータ10にも伝達するため、ドライブロール9の負荷を見ながらドライブロール9の負荷に応じて複数の駆動モータ10の出力を確実に調整することができる。
例えば、上述のような負荷分担制御を用いれば、大きな負荷が加わったドライブロール9については回転速度やトルクを下げ、負荷が小さなドライブロール9については回転速度やトルクを上げて、複数のドライブロール9間で回転速度やトルクのバランスを取りながらドライブロールの回転を制御することができる。
特に、垂直型の連続鋳造設備のように鋳片Sからの落下力が直にドライブロール9に加わる場合には、複数の駆動モータ10は回生状態(駆動モータ10が回されている状態)と力行状態(駆動モータ10により回っている状態)とのいずれかになっており、駆動状態に合わせて駆動モータ10の出力を調整する必要がある。このような場合であっても、ドライブロール9の負荷に応じて駆動モータ10の出力を調整する本発明の鋳片案内装置であれば、駆動状態に合わせて複数の駆動モータ10の出力を効率的に制御することが可能になり、負荷が過大になってウォーム減速機11が破損される心配もない。
また、本発明の鋳片案内装置1では、複数の駆動モータ10をバランスを取りながら制御できるので、複数のドライブロール9間で周速の不一致を招くことがなく、鋳片Sとドライブロール9との間に滑りが生じて表面品質が損なわれるという問題や鋳片Sに引張方向や圧縮方向に力が加わって鋳片Sの「びびり」が生じるという問題が発生するおそれもない。
加えて、本発明の鋳片案内装置1は、ウォーム減速機11を用いることで得られる効果、つまり設置スペースが少ない上に大きな減速比が得られるという効果を、依然として備えている。それゆえ、設置スペースに限りがある多ストランドの連続鋳造設備2に特に好ましく用いることができる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、発明の本質を変更しない範囲で各 例えば、上記実施形態では垂直型の連続鋳造設備2に設けられた鋳片案内装置1を例に挙げて、本発明の鋳片案内装置1を説明した。しかしながら、本発明の鋳片案内装置1は、例えば垂直曲げ型の連続鋳造設備2に設けられたものにも用いることもできる。
上記実施形態では、ドライブロール9が鋳片Sの流れ方向に複数設けられた鋳片案内装置1を例に挙げたが、本発明の鋳片案内装置1はドライブロール9が1対しかないものにも適用できる。
上記実施形態では、反基準側のドライブロール9aと基準側のドライブロール9bとを1台の駆動モータ10で駆動するものを例に挙げたが、本発明の鋳片案内装置1は、例えば鋳片Sを保持する能力に問題が生じない範囲で、基準側または反基準側のいずれか一方のみをドライブロール9とし、他方をフリーロールとしてもよいし、反基準側のドライブロール9aと基準側のドライブロール9bとをそれぞれ個別に駆動する構成としてもよい。
上記実施形態では、上下方向に複数設けられたドライブロール9のうち、基準ロール9cについては速度制御を行い、基準ロール9c以外のドライブロール9については負荷分担制御を行う例を挙げた。しかし、負荷分担制御を基準ロール9cを含む全てのドライブロール9に適用することもできる。
1 鋳片案内装置
2 連続鋳造設備
3 取鍋
4 タンディッシュ
5 浸漬ノズル
6 鋳型
7 フレーム
8 ガイドロール
9 ドライブロール
9a 反基準側のドライブロール
9b 基準側のドライブロール
9c 基準ロール
10 駆動モータ
11 ウォーム減速機
12 制御部
13 ウォームホイール
14 ウォーム
15 ウォーム軸
16 カップリング
17 ユニバーサルジョイント
18 歯
19 ねじ部
20 1次減速機
21 負荷制御部
22 速度制御部
23 駆動制御部
24 速度検出器
γ 進み角
μ 静摩擦係数
L セルフロック限界特性線
S 鋳片

Claims (7)

  1. 鋳片を挟持するドライブロールが鋳片の流れ方向に沿って複数配備され、当該ドライブロールを回転駆動する駆動力を発生する複数の駆動モータと、前記ドライブロールの回転軸心と直交する方向から入力された駆動モータの駆動力を減速しつつ前記ドライブロールに伝達するウォーム減速機と、前記ドライブロールの回転速度及び/又は前記駆動モータの駆動力を制御する制御部と、を備えた鋳片案内装置であって、
    前記ウォーム減速機は、前記ドライブロールのうち鋳片の引き抜き速度を付与する基準ドライブロール以外のドライブロールである非基準ドライブロールについては、当該非基準ドライブロールで発生した負荷駆動モータに伝達る構成となっており、
    前記制御部は、前記非基準ドライブロールで発生した前記駆動モータの負荷に基づいて、当該負荷が発生した駆動モータに連結する非基準ドライブロールの回転速度及び/又は前記駆動モータの駆動力を制御することを特徴とする連続鋳造設備の鋳片案内装置。
  2. 前記ウォーム減速機は、進み角が非セルフロック領域に設定されたウォームを有していることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造設備の鋳片案内装置。
  3. 前記ウォーム減速機は、1/40以下の減速比で前記駆動力を減速するように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の連続鋳造設備の鋳片案内装置。
  4. 前記鋳片案内装置は、垂直型の連続鋳造設備に配備されていることを特徴とする請求項1〜3にいずれかに記載の連続鋳造設備の鋳片案内装置。
  5. 前記連続鋳造設備は複数の鋳片を垂直方向に案内できるように鋳片毎に鋳片案内装置を備えており、
    前記ウォーム減速機は、隣接し合う鋳片の間に配備されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の連続鋳造設備の鋳片案内装置。
  6. 前記ウォーム減速機と駆動モータとの間には、前記駆動モータの駆動力を減速しつつウォーム減速機に伝達する1次減速機が備えられており、
    前記鋳片案内装置は、前記1次減速機で減速された駆動力を前記ウォーム減速機でさら
    に減速してドライブロールに伝達する構成とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の連続鋳造設備の鋳片案内装置。
  7. 前記ドライブロール及び当該ドライブロールに駆動力を付与する駆動モータは、前記鋳片の流れ方向に沿って複数備えられており、
    前記制御部は、それぞれの駆動モータの負荷を検出し、検出された負荷が予め定められた負荷を超過する場合には、超過分の負荷を他の駆動モータに分担させる負荷分担制御を行う構成とされていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の連続鋳造設備の鋳片案内装置。
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