JP5102527B2 - 連続鋳造設備における鋳片引抜装置 - Google Patents

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Description

本発明は、連続鋳造設備における鋳片引抜装置の改善に係り、より詳しくは、ピンチロールユニットの構造が簡単、かつ狭いスペースに設置することができ、ピンチロールの直径のばらつきを吸収することができ、しかも鋳片案内通路の湾曲領域におけるピンチロールユニットでも実質的に同一径のピンチロールを使用することができるようにした連続鋳造設備における鋳片引抜装置に関するものである。
連続鋳造設備における鋳片引抜装置としては、例えば後述する構成になるものが公知である。以下、従来例に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置の3例を、添付図面を順次参照しながら説明する。
先ず、従来例1に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置の概要を、添付図面を参照しながら説明する。図7は鋳片引抜装置を含む連続鋳造設備の全体正面図であり、また図8は図7のE矢視図である。即ち、この従来例1に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置53(または符号53A,53B,53Cで示す)は、鋳型51の下方の鋳片案内ロールユニット52の間の3個所に配置されている。この鋳片引抜装置53は、鋳型51の下から出てくる鋳片Sを引抜くものであり、ピンチロールユニット54のフレーム55内の鋳片案内通路56に沿って間隔を開けて2組の上下一対の駆動ロール(ピンチロール)57Cと57Dが組込まれている。
そして、鋳片引抜装置53の上下一対の駆動ロール57Cと57Dのそれぞれは、ピンチロールユニット54の上方の鉄骨架構59または60の上に設置した駆動装置61により、長尺なユニバーサルスピンドル62A,62Bを介して回転駆動されるように構成されている。前記駆動装置61は、電動機63、減速機64、この減速機64の出力軸65とユニバーサルスピンドル66とを介して駆動されるマイタギヤボックス67A,67Bとから構成されている。そして、これらのマイタギヤボックス67A,67Bの図示しない出力側ギヤに前記ユニバーサルスピンドル62A,62Bが接続されている。
前記ピンチロールユニット54のピンチロールの端部のロール支持軸を軸受を介して支持するフレーム68,68の一方の外側には、カップリング69により接続された上下一対のウォーム減速機70C,70Dがブラケット72を介して取付けられている。前記上側ウォーム減速機70Cの図示しないウォームホイールが上駆動ロール57Cに、また前記下側ウォーム減速機70Dの図示しない各ウォームホイールが前記下駆動ロール57Dに連結されると共に、前記上側ウォーム減速機70Cのウォームギヤの上端が前記ユニバーサルスピンドル62の下端に連結されている。なお、図に示す符号73は、昇降用シリンダであって、この昇降用シリンダ73の作動により上駆動ロール57Cが下駆動ロール57Dに対して昇降され、鋳片Sを引抜く際に、この鋳片Sを押圧してピンチするように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
従来例2に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置の概要を、添付図面を参照しながら説明する。図9は連続鋳造設備における鋳片引抜装置の正面図であり、図10は図9のF−F線矢視図である。この従来例2に係る鋳片引抜装置は、4ストランドの湾曲型連続鋳造設備であるが、この鋳片引抜装置は、基本的には、上記従来例1に係る鋳片引抜装置と同構成になるものである。即ち、この従来例2に係る鋳片引抜装置53のピンチロールユニット54には、ロールユニットのフレーム55内の鋳片案内通路56に沿って間隔を開けて2組の上下一対の駆動ロール57Cと57Dとが組込まれている。これら駆動ロール57Cと57Dとのそれぞれは、上方の鉄骨架構60の上に設置され、駆動用電動機75と減速機76とが一体的に組立てられてなる駆動装置74(74A,74B)により長尺のユニバーサルスピンドル62(62A,62B)を介して駆動されるように構成されている(例えば、特許文献2参照。)。
従来例3に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置の概要を、添付図面を参照しながら説明する。図11は連続鋳造設備における鋳片引抜装置の平面図であり、図12は連続鋳造設備における鋳片引抜装置の正面図である。即ち、この鋳片引抜装置は、垂直型連続鋳造設備であって、鋳型から流下してくる鋳片を鋳片引抜装置83により引抜くように構成されている。即ち、この従来例3に係る鋳片引抜装置83は、フレーム86に取付けられた固定側ロール87と、この固定側ロール87の方向に進退自在に取付けられた押圧側ロール88とを備えている。そして、油圧シリンダ89で前記押圧側ロール88を固定側ロール87の方向に押圧して、前記両ロール87,88で鋳片82を挟んで引抜くように構成されている。前記固定側ロール87と押圧側ロール88とに、それぞれウォーム減速機91,92のウォームホイール91a,92aが取付けられている。
前記ウォーム減速機91のウォーム軸91bと、前記ウォーム減速機92のウォーム軸92bとは押圧側ロール88の押圧方向に沿った一直線上に配置されている。そして、前記ウォーム軸91bとウォーム軸92bとが、前記押圧方向に伸縮するギヤカップリング93で連結されている。前記ウォーム減速機92のウォーム軸92bの入力側には、押圧方向に延在するユニバーサルスピンドル96の一端が連結され、このユニバーサルスピンドル96の他端が減速機97を介して、駆動用モータ98により回転駆動されるように構成されている(例えば、特許文献3参照。)。
特公昭62−32019号公報 特開平8−155615号公報 特開平2−32062号公報
従来例1,2の場合には、鋳片引抜装置のピンチロールユニットの一対のピンチロールは、何れも上方の鉄骨架構の上に設置された駆動装置に一端が連結されてなるユニバーサルスピンドルによって回転駆動されるように構成されている。また、従来例3の場合には、鋳片引抜装置のピンチロールユニットの一対のピンチロールは、その側部の固定側(基礎上)に設置された駆動装置に一端が連結されてなるユニバーサルスピンドルによって回転駆動されるように構成されている。このような構成の場合、鋳片引抜装置の一対のロールのそれぞれを、ウォームホイールとウォームギヤとからなるウォーム減速機により回転駆動させなければならず、鋳片引抜装置のピンチロールユニットの構成が複雑になり、コスト低減が難しい。
また、一対のピンチロールそれぞれの周速は鋳片の表面の移動速度に一致しなければならない。例えば、鋳片案内通路の水平領域に配設されている鋳片引抜装置の場合は、一対のピンチロールの寸法を同一径にしなければならない。しかしながら、ピンチロールの製造に際して製作誤差を回避することができないのに加えて、稼動時間の経過に伴う縮径よりピンチロールの直径にばらつきが生じる。ピンチロールの直径のばらつきにより減速機のギヤが回転不一致になり、従来例1乃至3に係る鋳片引抜装置のそれぞれに下記のような不具合が生じる。
(1)従来例1:1台のモータにより4本のピンチロールを駆動しているので、4台のウォームギヤ間に内部干渉および2台のマイタギヤ間に内部干渉が生じる。
(2)従来例2:1台のモータにより1対のピンチロールを駆動しているので、2台のウォームギヤ間に内部干渉が生じる。
(3)従来例3:1台のモータにより4本のピンチロールを駆動しているので、4台のウォームギヤ間の内部干渉および減速機97の内部に構成された歯車間に干渉が生じる。
即ち、モータの駆動力の一部はギヤの内部干渉に費やされるため、モータの所定の駆動力の全てをピンチロールに伝達することができなくなると共に、減速機の寿命も低下するという不具合が生じる。
一方、鋳片側からすると、各ピンチロールの回転数が一致していても、直径差により各ピンチロールの周速が不一致になり、隣接するピンチロールの間の鋳片に無用な引張力または圧縮力が生じるため、鋳片の品質が悪化する。また、相対向する一対のピンチロール間に周速の不一致が生じる。このようなピンチロール間の周速の不一致に基づいて、鋳片の表面とピンチロールの表面との間に生じる滑りによって、鋳片の表面に擦り傷が生じるため、鋳片の表面品質が損なわれる。また、鋳片案内通路の湾曲領域に配設されている鋳片引抜装置の場合には、一対のピンチロールの間に、予め直径差を付けなければならないため、ピンチロールの共用化ができないのに加えて、ピンチロールの径の厳密な管理と保持が必要で、管理コストに関しても不利になる。
従って、本発明の目的は、鋳片引抜装置のピンチロールユニットの構造が簡単、かつ狭いスペースに設置することができ、ピンチロールの直径にばらつきが生じても、直径のばらつきを吸収することができ、しかも鋳片案内通路の湾曲領域に配設されている鋳片引抜装置のピンチロールに直径差を設ける必要がなく、実質的に同一径のピンチロールを使用することを可能ならしめる連続鋳造設備における鋳片引抜装置を提供することである。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、従って、上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置が採用した手段は、鋳片案内通路に沿って配置され、鋳片の表面を転圧する複数のピンチロールと、前記複数のピンチロールを駆動する複数の駆動装置とを備えた連続鋳造設備における鋳片引抜装置において、前記複数の駆動装置のそれぞれは、モータの駆動力を減速機の入力軸へ伝達し得る状態に、前記モータのケーシングと前記減速機のケーシングとが一体的に組立てられてなる減速機付モータと、前記減速機の駆動力をピンチロールに伝達するユニバーサルスピンドルとからなり、複数のピンチロールのそれぞれを個別に駆動するように配置されてなり、前記減速機付モータの前記モータの駆動軸の軸心は、前記減速機の出力軸の軸心と平行になる状態に配設されてなり、複数の減速機付モータの複数の減速機の出力軸を突出させた状態に前記複数の減速機が着脱自在に取付けられる複数の開口部を備えた据付台ブラケットが設けられることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置が採用した手段は、鋳片案内通路に沿って配置され、鋳片の表面を転圧する複数のピンチロールと、前記複数のピンチロールを駆動する複数の駆動装置とを備えた連続鋳造設備における鋳片引抜装置において、前記複数の駆動装置のそれぞれは、モータの駆動力を減速機の入力軸へ伝達し得る状態に、前記モータのケーシングと前記減速機のケーシングとが一体的に組立てられてなる減速機付モータと、前記減速機の駆動力をピンチロールに伝達するユニバーサルスピンドルとからなり、複数のピンチロールのそれぞれを個別に駆動するように配置されてなり、前記減速機付モータの前記モータの駆動軸の軸心は、前記減速機の出力軸の軸心と平行になる状態に配設されてなり、上側および下側に減速機付モータの減速機のケーシングが固定される間隔保持ベースが設けられることを特徴とするものである。
本発明の請求項に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置が採用した手段は、請求項1または2に記載の連続鋳造設備における鋳片引抜装置において、前記減速機付モータのモータに、このモータの回転を制動するブレーキが設けられてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置が採用した手段は、請求項1ないし3のいずれかに記載の連続鋳造設備における鋳片引抜装置において、前記減速機付モータのモータに、このモータの回転位置を検出する回転位置検出手段が設けられてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項1乃至に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置の駆動装置は、モータの駆動力を減速機の入力軸へ伝達し得る状態に、前記モータのケーシングと前記減速機のケーシングとが一体的に組立てられてなる減速機付モータと、前記減速機の駆動力をピンチロールに伝達するユニバーサルスピンドルとからなり、複数のピンチロールのそれぞれを個別に駆動するように配置されている。
従って、本発明の請求項1乃至に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置によれば、下記のとおりの優れた効果を得ることができる。
(1)ユニバーサルスピンドルからピンチロールに減速機付モータの減速機の駆動力が伝達され、従来例に係る鋳片引抜装置のようにウォームホイールとウォームギヤとからなる減速機が設けられていないから、ピンチロールユニットの構造を簡単、かつコンパクトにすることができる。
(2)ユニバーサルスピンドルのジョイント部には許容作動角度があり、ピンチロールの軸心位置と減速機の出力軸の軸心位置とのずれ量が大きくなるとジョイント部の作動角度が大きくなるため、ユニバーサルスピンドルを長くしなければならない。しかしながら、駆動装置はピンチロールのそれぞれを個別に駆動する構成であるため、ピンチロールの軸心位置と減速機の出力軸の軸心位置とのずれ量を小さくする位置に駆動装置を配設することができる。従って、ユニバーサルスピンドルを短くすることができるから、鋳片引抜装置を狭いスペースに設置することができる。
(3)連続鋳造設備の鋳片案内通路により多くのピンチロールユニットを設置することができるから、鋳片引抜装置のピンチロールの鋳片に対する圧下力を低減することができると共に、鋳片を大きな引抜力で効果的に引抜くことができる。
(4)ピンチロールは個別の減速機付モータで駆動される構成で、減速機付モータの回転位置制御で個々のピンチロールの直径のばらつきに起因するピンチロールの周速のばらつきを補正することができる。従って、鋳片案内通路の湾曲領域に配設されている鋳片引抜装置の湾曲外側と湾曲内側とのピンチロールに直径差を設ける必要がなく、実質的に同一径のピンチロールを使用することができるから、ピンチロールの共用化が可能になる。
(5)減速機付モータの回転位置制御により個々のピンチロールの周速を調整することができ、鋳片に引張力、圧縮力、擦り傷が発生することがないから、鋳片の品質向上に大いに寄与することができる。
(6)減速機付モータの所定の駆動力の全てをピンチロールに伝達することができ、さらにギヤに内部干渉が生じるようなことがないから、減速機付モータの減速機の長寿命化も可能になる。
本発明の請求項1ないし4に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置によれば、モータの駆動軸の軸心は、減速機の出力軸の軸心と平行になる状態に配設されている。従って、駆動装置の前記減速機の出力の軸心に対する直角方向の投影形状を小さくすることができるため、駆動装置の相互干渉に煩わされる度合いが低下し、ピンチロールの座標に自由自在に合せて駆動装置を立体的に配置することができるという効果を得ることができる。
本発明の請求項1ないし4に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置によれば減速機の出力軸の軸心位置をピンチロールの軸心位置とのずれ量を少なくすることができる。
本発明の請求項に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置によれば、減速機付モータを間隔保持ベースの上下の取付け部に取付けることにより、ピンチロールを駆動する駆動装置の減速機付モータを立体的に配置することができる。
本発明の請求項に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置によれば、速機付モータを据付台ブラケットの複数の開口部に取付けることにより、ピンチロールを駆動する駆動装置の減速機付モータを立体的に配置することができる。
本発明の請求項に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置では、減速機付モータのモータに、このモータの回転を制動するブレーキが設けられており、また本発明の請求項に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置では、減速機付モータのモータに、このモータの回転位置を検出する回転位置検出手段が設けられている。従って、本発明の請求項またはに係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置によれば、ブレーキや回転位置検出手段を外部から支持する支持手段が不要になるから、ピンチロールを駆動する駆動装置の減速機付モータを立体的に任意の位置に配置することができ、また鋳片引抜装置の構造の簡略化に寄与することができる。さらに、各ピンチロールの回転数を個別に最適値になるように調整することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置の構成を、この鋳片引抜装置が、湾曲部を有すると共に、この湾曲部の下流側に水平部を有する鋳片案内通路の湾曲領域および水平領域に配置される場合を例として、添付図面を順次参照しながら説明する。なお、本発明の実施の形態に係る鋳片引抜装置を備えた連続鋳造設備の主要構成については、上記従来例1、2に係る連続鋳造設備とほぼ同構成であるから、連続鋳造設備の構成に係る説明については省略する。
また、本発明の実施の形態に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置のピンチロールユニットは、ピンチロールの端部のロール支持軸の軸受からの突出端にユニバーサルスピンドルのジョイント部が直に連結される構成である。より詳しくは、従来例に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置のピンチロールユニットからウォームホイールとウォームギヤとからなるウォーム減速機やユニバーサルスピンドルのジョイント部の回転力を下部のピンチロールを駆動するウォーム減速機に伝達するカップリング等を取除いた構成とほぼ同構成になるものである。従って、鋳片引抜装置のピンチロールユニットの構成に係る説明についても省略する。
先ず、連続鋳造設備の鋳片案内通路の水平領域に配置される鋳片引抜装置の駆動装置を、その模式的平面図の図1(a)と、図1(a)のA矢視図の図1(b)と、図1(b)のB矢視図の図2とを順次参照しながら説明する。図に示す符号1は、本発明の実施の形態に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置であって、この鋳片引抜装置1は駆動装置2を備えている。この例の場合には、3組、上下一対の計6セットの駆動装置2が配設されており、個々の駆動装置2は鋳片12の上下表面を転圧する3組の上下一対のピンチロール5,6の各ピンチロールを個別に駆動するように構成されている。
前記駆動装置2は、モータの駆動力を減速機の入力軸へ伝達し得る状態に、モータのケーシング3bと前記減速機のケーシング3aとが一体的に組立てられてなる減速機付モータ3と、前記減速機の駆動力をピンチロールに伝達するユニバーサルスピンドル4とから構成されている。このユニバーサルスピンドル4の両端部には、不等速ジョイント(十字継手)が取付けられている。本実施の形態に係る鋳片引抜装置の駆動装置2の場合には、上記のとおり、減速機の出力軸の軸心とピンチロールの軸心とは平行になるように設定されている。しかしながら、例えば両端に等速ジョイントが取付けられてなるユニバーサルスピンドルを用いる場合には、減速機の出力軸の軸心とピンチロールの軸心とを平行にする必要がないものである。
ところで、この駆動装置2の減速機付モータ3の場合にあっては、モータの駆動軸の軸心と、減速機の出力軸の軸心とは平行で、かつ両軸の軸心間の間隔がより小寸である方が好ましく、さらに減速機の出力軸の軸心が、モータの駆動軸の軸心の延長線に合致するように構成されていることが最も好ましい。その理由は、駆動装置2の減速機付モータ3の減速機の出力の軸心に対する直角方向の投影形状を小さくすることができるため、減速機付モータ3の相互干渉に煩わされる度合いが低下し、ピンチロールの座標に自由自在に合せて減速機付モータ3を立体的に配置することができるという効果を得ることができるからである。
また、前記モータのケーシング3bには、モータの回転を制動するブレーキ(図示省略)が設けられると共に、このモータの回転数を検出する回転位置検出手段である回転検出器(図示省略)が設けられている。従って、本発明の実施の形態に係る鋳片引抜装置1によれば、ブレーキや回転検出器を外部から支持する支持手段が不要になり、ピンチロールを駆動する駆動装置2の減速機付モータ3を立体的に任意の位置に配置することができるから、鋳片引抜装置1の構造の簡略化に寄与することができ、また各ピンチロールの回転数が個別に最適値になるように調整することができるという効果を得ることができる。
前記鋳片引抜装置1の図示しないピンチロールユニットの3本の下部のピンチロール6を個別に駆動する3台の減速機付モータ3は、鋳片12が通過する鋳片案内通路11と平行に設置された、平面視で長方形の据付台フレーム7の上に減速機のケーシング3aがボルト、ナットで取付けられることにより、所定のピッチで配置されている。また、前記据付台フレーム7の上に所定のピッチでボルト締結されてなる減速機のケーシング3aの上に、それぞれ間隔保持ベース(モータ取付け手段)8が載置、固定されると共に、この間隔保持ベース8の上に載置された減速機のケーシング3aがボルト、ナットで取付けられることにより、3本の上部のピンチロール5を個別に駆動する3台の減速機付モータ3が配置されている。
ところで、本発明の実施の形態に係る駆動装置2においては、3組の上下一対の減速機付モータ3が鋳片案内通路11に沿って設けられているが、鋳片案内通路11の鋳片ガイドロールの配設状況によって、3組未満の上下一対の減速機付モータ3を配設し、また4組以上の上下一対の減速機付モータ3を配設することができる。また、上記のとおり、下側の減速機のケーシング3aの上に間隔保持ベース8を介して上側の減速機付モータ3の減速機のケーシング3aが取付けられている。しかしながら、この構成に限らず、減速機のケーシング3aの高さ寸法を適宜設定することにより、間隔保持ベース8を介すことなく、減速機のケーシング同士を直に取付ける構成にすることができる。
さらに、本発明の実施の形態に係る駆動装置2においては、減速機付モータ3の設置状態説明図の図3(a),(b)に示すように、床上に設置された据付台ブラケット(モータ取付け手段)9の開口部である3組の上下一対の取付け部に減速機の出力軸を突出させた状態に減速機のケーシング3aを嵌め込み、この減速機のケーシング3aのフランジを、ボルト、ナットにより据付台ブラケット9に着脱自在に取付ける構成にすることができる。勿論、鋳片案内通路11の鋳片ガイドロールの配設状況によって、1組の上下一対の取付け部を有する据付台ブラケット、2組の上下一対の取付け部を有する据付台ブラケットを採用することができる。
次に、連続鋳造設備の鋳片案内通路の湾曲領域に配置される鋳片引抜装置の駆動装置を、その模式的平面図の図4(a)と、図4(a)のC矢視図の図4(b)と、図4(b)D矢視図の図5とを順次参照しながら説明する。図に示す符号1′は、本発明の実施の形態に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置で、この鋳片引抜装置1′は駆動装置2を備えている。この場合には、2組、斜め上下一対の計4セットの駆動装置2が配設されており、水平領域に配置される上記鋳片引抜装置1の駆動装置の場合と同様に、個々の駆動装置2は鋳片12の上下表面を転圧する2組の斜め上下一対のピンチロール5,6のそれぞれを個別に駆動するように構成されている。
前記駆動装置2は、減速機の出力軸の軸心が、モータの駆動軸の軸心の延長線に合致するように、減速機のケーシング3aと、モータのケーシング3bとが組立てられてなる減速機付モータ3と、この減速機付モータ3の減速機の出力軸に一端側が接続されると共に、他端側が前記減速機の出力軸と平行に配置されたピンチロール5,6に連結されてなるユニバーサルスピンドル4とからなっている。
前記鋳片引抜装置1′の図示しないピンチロールユニットの各2本のピンチロール5,6のそれぞれを個別に駆動する4台の減速機付モータ3は、床上に鋳片12が通過する鋳片案内通路11と平行に設置された、平面視で長方形の据付台フレーム7の上に減速機のケーシング3aがボルト、ナットで取付けられることにより所定のピッチで配置されている。即ち、鋳片案内通路11の湾曲領域の下流側で鋳片12の上面を転圧する斜め上方の上部のピンチロール5を駆動する減速機付モータ3は、前記据付台フレーム7の上に設置された第2間隔保持ベース(モータ取付け手段)8の上にボルト、ナットにより取付けられている。また、鋳片案内通路11の湾曲領域の下流側で鋳片12の下面を転圧する斜め下方の下部のピンチロール6を駆動する減速機付モータ3は、前記据付台フレーム7の上で、かつ第2間隔保持ベース8よりも鋳片案内通路11の上流側に、ボルト、ナットにより直に設置されている。
また、前記鋳片案内通路11の湾曲領域の上流側で鋳片12の上面を転圧する斜め上方の上部のピンチロール5を駆動する減速機付モータ3は、前記据付台フレーム7の上にボルト、ナットにより締結されて直に設置された前記減速機付モータ3の減速機のケーシング3aの上の第3間隔保持ベース(モータ取付け手段)8の上にボルト、ナットにより取付けられている。さらに、前記鋳片案内通路11の湾曲領域の上流側で鋳片12の下面を転圧する斜め下方の下部のピンチロール6を駆動する減速機付モータ3は、前記据付台フレーム7の上で、かつ第3間隔保持ベース8よりも鋳片案内通路11の上流側に設置された第4間隔保持ベース(モータ取付け手段)8の上にボルト、ナットにより取付けられている。
本発明の実施の形態の場合、4台の減速機付モータ3の高さ方向の設置位置は、後述するように設定されている。即ち、鋳片案内通路11の湾曲領域の下流側で鋳片12の下面を転圧する斜め下方の下部のピンチロール6を駆動する減速機付モータ3、鋳片案内通路11の湾曲領域の下流側で鋳片12の上面を転圧する斜め上方の上部のピンチロール5を駆動する減速機付モータ3、鋳片案内通路11の湾曲領域の上流側で鋳片12の下面を転圧する斜め下方の下部のピンチロール6を駆動する減速機付モータ3、鋳片案内通路11の湾曲領域の上流側で鋳片12の上面を転圧する斜め上方の上部のピンチロール5を駆動する減速機付モータ3の順に高位置になっている。なお、第2、第3間隔保持ベースの高さ寸法を適宜変更することにより、本発明の実施の形態の場合よりも鋳片案内通路11の曲率半径が相違する湾曲領域の上流位置や下流位置に設置することができる。
ところで、本発明の実施の形態に係る駆動装置2では、2組の斜め上下一対の減速機付モータ3が鋳片案内通路11に沿って設けられている。しかしながら、減速機付モータ3は斜め上下一対の2組構成でなければならない訳ではなく、鋳片案内通路11の図示しない鋳片ガイドロールの配設状況によって、1組の斜め上下一対の減速機付モータ3を配設することができ、また3組以上の斜め上下一対の減速機付モータ3を配設することもできる。さらに、本発明の実施の形態においては、減速機付モータ3の設置状態説明図の図6(a),(b)に示すように、床上に設置された据付台ブラケット9の開口部である2組の斜め上下一対の取付け部に減速機のケーシング3aを、減速機の出力軸が突出する状態に嵌め込み、前記減速機のケーシング3aのフランジを、ボルト、ナットにより据付台ブラケット9に着脱自在に取付ける構成にすることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置1の作用態様を説明する。本発明の実施の形態に係る鋳片引抜装置1によれば、上記のとおり、駆動装置2の減速機付モータ3によりピンチロール5,6を個別に駆動することができるように構成されている。従って、この駆動装置2の減速機付モータ3により、回転数を制御しながらピンチロール5,6を個別に駆動することにより、鋳片12を効果的に引抜くことができる。また、本発明の実施の形態に係る鋳片引抜装置1によれば、上記のとおりの構成であるから、下記のとおりの優れた効果を得ることができる。
即ち、本発明の実施の形態に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置1によれば、ユニバーサルスピンドル4が減速機の出力軸と平行に配置されたピンチロール5,6のロール支持軸の図示しない軸受からの突出端に直に連結されている。従って、従来例に係る鋳片引抜装置のピンチロールユニットのように、ユニバーサルスピンドルの回転がウォームホイールとウォームギヤとからなる減速機を介してピンチロールに伝達される構成でないから、ピンチロールユニットの構造を簡単、かつコンパクトにすることができる。また、従来例に係る鋳片引抜装置の場合よりも、ユニバーサルスピンドル4を短くすることができるから、鋳片引抜装置1を狭いスペースに設置することができるという省スペース効果を得ることができる。
鋳片案内通路11により多くのピンチロールユニットを設置することができるから、ピンチロールの圧下力を低減することができ、しかも鋳片12を大きな引抜力で引抜くことができる。また、上記のとおり、ピンチロール5,6は何れも個別の減速機付モータ3により駆動される構成であるから、減速機付モータ11の回転数を制御することにより、ピンチロール5,6の直径のばらつきを吸収することができる。従って、鋳片案内通路11の湾曲領域に配設されている鋳片引抜装置1における鋳片12の上表面を転圧するピンチロール5と、鋳片12の下表面を転圧するピンチロール6とに直径差を設ける必要がなく、実質的の同一径のピンチロールの使用が可能、つまりピンチロールの共用化が可能になるから、ピンチロールの管理コストに関して有利になる。
さらに、本発明の実施の形態に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置1によれば、上記のとおり、減速機付モータ3の回転数制御によりピンチロールの周速を調整することができる。従って、鋳片12に引張力、圧縮力が作用したり、また擦り傷が発生したりすることがないから、鋳片12の品質向上に対して大いに寄与することができる。また、モータの所定の駆動力の全てをピンチロールに伝達することができるので減速機の長寿命化も可能になる。従って、連続鋳造設備のランニングコストの低減が可能になるから、鋳片12のコスト低減にも寄与することができる。
以上の実施の形態においては、鋳片12の上表面を転圧するピンチロール5と、鋳片12の下表面を転圧するピンチロール6とは、何れも鋳片12を挟む対向位置に配置されている鋳片引抜装置1の構成を例として説明した。しかしながら、本発明の場合には、上記のとおり、各ピンチロールは個別の減速機付モータ3で駆動されるように構成されているので、この構成に限らず、鋳片12の上表面を転圧するピンチロールの位置と、鋳片12の下表面を転圧するピンチロールの位置とを、鋳片案内通路の方向に互いにずらした構成にすることができる。
また、以上の実施の形態においては、湾曲部を有すると共に、この湾曲部の下流側に水平部を有する鋳片案内通路11に沿って配設される鋳片引抜装置1を例として説明した。
しかしながら、これに限らず、特許文献3に記載された従来例3のように、垂直な鋳片案内通路を有する連続鋳造設備の鋳片引抜装置に対しても本発明の技術的思想を適用することができる。従って、上記実施の形態に係る鋳片引抜装置によって、本発明の技術的思想の適用範囲が限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係り、図1(a)は連続鋳造設備の鋳片案内通路の水平領域に配置される鋳片引抜装置の駆動装置の模式的平面図、図1(b)は図1(a)のA矢視図である。 図1(b)のB矢視図である。 本発明の他の実施の形態に係り、図4(a),(b)は駆動装置の減速機付モータの設置状態説明図である。 本発明の実施の形態に係り、図4(a)は連続鋳造設備の鋳片案内通路の湾曲領域に配置される鋳片引抜装置の駆動装置の模式的平面図,図4(b)は図4(a)のC矢視図である。 図4(b)のD矢視図である。 本発明の他の実施の形態に係り、図8(a),(b)は駆動装置の減速機付モータの設置状態説明図である。 従来例1に係り、鋳片引抜装置を含む連続鋳造設備の全体正面図である。 図7のE矢視図である。 従来例2に係り、連続鋳造設備における鋳片引抜装置の正面図である。 図9のF−F線矢視図である。 従来例3に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置の平面図である。 従来例3に係る連続鋳造設備における鋳片引抜装置の正面図である。
符号の説明
1,1′…鋳片引抜装置
2…駆動装置
3…減速機付モータ,3a…減速機のケーシング,3b…モータのケーシング
4…ユニバーサルスピンドル
5…上部のピンチロール
6…下部のピンチロール
7…据付台フレーム
8…間隔保持ベース(モータ取付け手段),8…第2間隔保持ベース,8…第3間隔保持ベース,8…第4間隔保持ベース
9…据付台ブラケット(モータ取付け手段)
11…鋳片案内通路
12…鋳片

Claims (4)

  1. 鋳片案内通路に沿って配置され、鋳片の表面を転圧する複数のピンチロールと、前記複数のピンチロールを駆動する複数の駆動装置とを備えた連続鋳造設備における鋳片引抜装置において、前記複数の駆動装置のそれぞれは、モータの駆動力を減速機の入力軸へ伝達し得る状態に、前記モータのケーシングと前記減速機のケーシングとが一体的に組立てられてなる減速機付モータと、前記減速機の駆動力をピンチロールに伝達するユニバーサルスピンドルとからなり、複数のピンチロールのそれぞれを個別に駆動するように配置されてなり、
    前記減速機付モータの前記モータの駆動軸の軸心は、前記減速機の出力軸の軸心と平行になる状態に配設されてなり、
    複数の減速機付モータの複数の減速機の出力軸を突出させた状態に前記複数の減速機が着脱自在に取付けられる複数の開口部を備えた据付台ブラケットが設けられることを特徴とする連続鋳造設備における鋳片引抜装置。
  2. 鋳片案内通路に沿って配置され、鋳片の表面を転圧する複数のピンチロールと、前記複数のピンチロールを駆動する複数の駆動装置とを備えた連続鋳造設備における鋳片引抜装置において、前記複数の駆動装置のそれぞれは、モータの駆動力を減速機の入力軸へ伝達し得る状態に、前記モータのケーシングと前記減速機のケーシングとが一体的に組立てられてなる減速機付モータと、前記減速機の駆動力をピンチロールに伝達するユニバーサルスピンドルとからなり、前記複数のピンチロールのそれぞれを個別に駆動するように配置されてなり、
    前記減速機付モータの前記モータの駆動軸の軸心は、前記減速機の出力軸の軸心と平行になる状態に配設されてなり、
    上側および下側に減速機付モータの減速機のケーシングが固定される間隔保持ベースが設けられることを特徴とする連続鋳造設備における鋳片引抜装置。
  3. 前記減速機付モータのモータに、このモータの回転を制動するブレーキが設けられてなることを特徴とする請求項1または2に記載の連続鋳造設備における鋳片引抜装置。
  4. 前記減速機付モータのモータに、このモータの回転位置を検出する回転位置検出手段が設けられてなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の連続鋳造設備における鋳片引抜装置。
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