JPS6232019B2 - - Google Patents
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- JPS6232019B2 JPS6232019B2 JP57220525A JP22052582A JPS6232019B2 JP S6232019 B2 JPS6232019 B2 JP S6232019B2 JP 57220525 A JP57220525 A JP 57220525A JP 22052582 A JP22052582 A JP 22052582A JP S6232019 B2 JPS6232019 B2 JP S6232019B2
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- JP
- Japan
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- roll
- rolls
- drive
- slab
- pinch
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- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 16
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 12
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 9
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- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/12—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
- B22D11/128—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for removing
- B22D11/1282—Vertical casting and curving the cast stock to the horizontal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、連続鋳造設備における鋳片引抜装
置に関するものである。
置に関するものである。
湾曲型連続鋳造設備において、駆動ロール（ピ
ンチロール）により鋳片の引抜作用を行なう鋳片
引抜装置は、通常、湾曲状鋳片案内通路の上流部
と下流部と、水平状通路との３ケ所に配置してお
り、各鋳片引抜装置では、電動機により減速機、
スピンドルを介して上下ロールあるいは一方のロ
ールを回転し、鋳片を引抜方向に案内している。
該鋳片引抜装置の駆動機構は、通常、第１図に示
す如く、ストランドと直角方向の横方向に電動機
１、減速機２を配置し、駆動ロール３に直結され
たユニバーサルスピンドル４を減速機に連結し、
ストランド横方向からロール３を駆動している。
しかしながら、上記の如く、横方向からロールを
駆動する場合、図示の如く、２ストランド以下で
あれば採用できるが、３ストランド以上では、中
間部のストランドのロールを駆動するためには外
側のストランドをスピンドルが横断しなければな
らず、また、中間部のストランドの横方向に電動
機等を配置するとストランドの間隔が大きくな
り、上記構造の駆動機構は多ストランドの連続鋳
造設備には採用できない。このため、従来、第２
図に示す如く、ロール３を組み込むロールユニツ
ト本体５の上面に電動機１、減速機２を搭載し、
縦方向の駆動トルク伝達機構４を介してロール３
を駆動する装置が提供されている。しかしなが
ら、該装置では電動機及び減速機が鋳塊近くに位
置するため、使用環境が苛酷であり、特に、チヤ
ンバー内では鋳塊からの熱輻射、冷却水の飛散等
の問題があり、また、ユニツト毎に一式の駆動装
置が必要となり設備のコストアツプになる問題が
あつた。
ンチロール）により鋳片の引抜作用を行なう鋳片
引抜装置は、通常、湾曲状鋳片案内通路の上流部
と下流部と、水平状通路との３ケ所に配置してお
り、各鋳片引抜装置では、電動機により減速機、
スピンドルを介して上下ロールあるいは一方のロ
ールを回転し、鋳片を引抜方向に案内している。
該鋳片引抜装置の駆動機構は、通常、第１図に示
す如く、ストランドと直角方向の横方向に電動機
１、減速機２を配置し、駆動ロール３に直結され
たユニバーサルスピンドル４を減速機に連結し、
ストランド横方向からロール３を駆動している。
しかしながら、上記の如く、横方向からロールを
駆動する場合、図示の如く、２ストランド以下で
あれば採用できるが、３ストランド以上では、中
間部のストランドのロールを駆動するためには外
側のストランドをスピンドルが横断しなければな
らず、また、中間部のストランドの横方向に電動
機等を配置するとストランドの間隔が大きくな
り、上記構造の駆動機構は多ストランドの連続鋳
造設備には採用できない。このため、従来、第２
図に示す如く、ロール３を組み込むロールユニツ
ト本体５の上面に電動機１、減速機２を搭載し、
縦方向の駆動トルク伝達機構４を介してロール３
を駆動する装置が提供されている。しかしなが
ら、該装置では電動機及び減速機が鋳塊近くに位
置するため、使用環境が苛酷であり、特に、チヤ
ンバー内では鋳塊からの熱輻射、冷却水の飛散等
の問題があり、また、ユニツト毎に一式の駆動装
置が必要となり設備のコストアツプになる問題が
あつた。
上記理由より、多ストランドの連続鋳造設備に
問題なく採用出来る鋳片引抜装置の駆動機構が要
望されている。
問題なく採用出来る鋳片引抜装置の駆動機構が要
望されている。
また、湾曲型連続鋳造設備においては、湾曲部
のロールプロフイルは、第３図に示す如く、基準
側（円弧外側）のロール３Ａの中心と反基準側
（円弧内側）のロール３Ｂの中心とを結ぶ線は、
必ず湾曲部の曲率中心ｌに向うように配列してい
る。よつて、湾曲の曲率半径の異なる湾曲部上流
位置と下流位置、さらに、水平部に配置する鋳片
引抜装置のロールユニツトに互換性を持たせるこ
とは困難であり、特に、該駆動ロールでは、鋳片
厚み方向に可動して押付代を出すようにした上下
摺動機構を有する場合には、更に互換性を持たせ
ることは困難であつた。しかしながら、互換性が
ないと予備品が多くなりコストアツプになると共
に、各々のロールの摺動方向を曲率の中心に向け
させるために構造が複雑となり機械加工上の工程
が増加する等の種々の問題があり、該理由より、
互換性があり、かつ、構造の簡単なロールユニツ
トが要望されている。
のロールプロフイルは、第３図に示す如く、基準
側（円弧外側）のロール３Ａの中心と反基準側
（円弧内側）のロール３Ｂの中心とを結ぶ線は、
必ず湾曲部の曲率中心ｌに向うように配列してい
る。よつて、湾曲の曲率半径の異なる湾曲部上流
位置と下流位置、さらに、水平部に配置する鋳片
引抜装置のロールユニツトに互換性を持たせるこ
とは困難であり、特に、該駆動ロールでは、鋳片
厚み方向に可動して押付代を出すようにした上下
摺動機構を有する場合には、更に互換性を持たせ
ることは困難であつた。しかしながら、互換性が
ないと予備品が多くなりコストアツプになると共
に、各々のロールの摺動方向を曲率の中心に向け
させるために構造が複雑となり機械加工上の工程
が増加する等の種々の問題があり、該理由より、
互換性があり、かつ、構造の簡単なロールユニツ
トが要望されている。
この発明は、上記した２つの要望を達成するた
めになされたものであり、連続鋳造設備の鋳片引
抜装置の駆動機構を３以上の多ストランドにも問
題なく採用できると共に、鋳片引抜装置の駆動ロ
ールユニツトに互換性をもたせることが出来るよ
うにした連続鋳造設備の鋳片引抜装置を提供する
ことを目的とするものである。
めになされたものであり、連続鋳造設備の鋳片引
抜装置の駆動機構を３以上の多ストランドにも問
題なく採用できると共に、鋳片引抜装置の駆動ロ
ールユニツトに互換性をもたせることが出来るよ
うにした連続鋳造設備の鋳片引抜装置を提供する
ことを目的とするものである。
上記目的を達成するため、この発明は、ストラ
ンド上方に電動機および減速機からなる駆動装置
を設置し、該駆動装置から長尺ユニバーサルスピ
ンドルを介して、駆動ロールに直結したウオーム
ギアを回転するウオーム減速機を駆動する構成と
し、駆動装置をストランド上方に設けることによ
りストランド間隔を小さくでき、かつ、駆動装置
を鋳塊より離れた良好な環境に配置できるように
したことを特徴とするものである。さらに、この
発明は駆動ロールユニツトに組み込む複数対の反
基準側と基準側の上下ロールは、上下ロールを結
ぶ中心線は互に平行で、かつ、上ロールの摺動方
向に互いに平行とし、複数対のロールを平行に配
列したものを用い、上下ロールの間隔は配置場所
に応じて鋳片の各ロールが鋳片に接するようにラ
イナを用いて調整するようにしたもので、各部位
に配置する駆動ロールに互換性を持たせると共
に、構造の簡単化を図ることを特徴とするもので
ある。
ンド上方に電動機および減速機からなる駆動装置
を設置し、該駆動装置から長尺ユニバーサルスピ
ンドルを介して、駆動ロールに直結したウオーム
ギアを回転するウオーム減速機を駆動する構成と
し、駆動装置をストランド上方に設けることによ
りストランド間隔を小さくでき、かつ、駆動装置
を鋳塊より離れた良好な環境に配置できるように
したことを特徴とするものである。さらに、この
発明は駆動ロールユニツトに組み込む複数対の反
基準側と基準側の上下ロールは、上下ロールを結
ぶ中心線は互に平行で、かつ、上ロールの摺動方
向に互いに平行とし、複数対のロールを平行に配
列したものを用い、上下ロールの間隔は配置場所
に応じて鋳片の各ロールが鋳片に接するようにラ
イナを用いて調整するようにしたもので、各部位
に配置する駆動ロールに互換性を持たせると共
に、構造の簡単化を図ることを特徴とするもので
ある。
以下、この発明を第４図以下に示す実施例によ
り詳細に説明する。
り詳細に説明する。
図示の実施例は、４ストランドの湾曲型連続鋳
造設備よりなり、鋳造５の直下より湾曲状、水平
状に連続する鋳片案内通路６に沿つて、鋳片案内
ロールユニツト７及び、該ユニツト７の間の３ケ
所に鋳片引抜用のピンチロールユニツト８（８
Ａ，８Ｂ，８Ｃ）を配置している。上記ピンチロ
ールユニツトは湾曲部の上流に配置する上部ピン
チロールユニツト８Ａと、湾曲部の下流に配置す
る中間ピンチロールユニツト８Ｂと、水平部に配
置する下部ピンチロールユニツト８Ｃとからな
り、各ピンチロールユニツト８には夫々ロールユ
ニツトのフレーム９内に鋳片案内通路に沿つて間
隙をあけて２組の上下一対の駆動ロール１０Ａ，
１０Ｂ，１１Ａ，１１Ｂを組み込んでいる。
造設備よりなり、鋳造５の直下より湾曲状、水平
状に連続する鋳片案内通路６に沿つて、鋳片案内
ロールユニツト７及び、該ユニツト７の間の３ケ
所に鋳片引抜用のピンチロールユニツト８（８
Ａ，８Ｂ，８Ｃ）を配置している。上記ピンチロ
ールユニツトは湾曲部の上流に配置する上部ピン
チロールユニツト８Ａと、湾曲部の下流に配置す
る中間ピンチロールユニツト８Ｂと、水平部に配
置する下部ピンチロールユニツト８Ｃとからな
り、各ピンチロールユニツト８には夫々ロールユ
ニツトのフレーム９内に鋳片案内通路に沿つて間
隙をあけて２組の上下一対の駆動ロール１０Ａ，
１０Ｂ，１１Ａ，１１Ｂを組み込んでいる。
上記各ピンチロールユニツト８Ａ，８Ｂ，８Ｃ
は、夫々ユニツト上方の鉄骨架構１２，１３上に
設置した駆動装置１４（１４Ａ，１４Ｂ，１４
Ｃ）により長尺なユニバーサルスピンドル１５
Ａ，１５Ｂを介して上下ロール１０Ａ〜１０Ｂを
回転駆動している。上記各駆動装置１４は鋳片案
内通路６より離れて鋳片の熱輻射がかからず、か
つ、冷却水が飛散しない上方位置で、かつ、各ピ
ンチロールユニツト８Ａ，８Ｂ，８Ｃに最も近い
上方位置に搭載している。各駆動装置１４は、電
動機１６、減速機１７、該減速機１７の出力軸と
ユニバーサルスピンドル１８を介して連結したマ
イタギアボツクス１９Ａ，１９Ｂを架構１２，１
３上に搭載しており、上記並設したマイタギアボ
ツクス１９Ａ，１９Ｂの出力側ギア（図示せず）
に下方のロールユニツト側へ伸びる上記長尺なユ
ニバーサルスピンドル１５Ａ，１５Ｂの上端を連
結している。
は、夫々ユニツト上方の鉄骨架構１２，１３上に
設置した駆動装置１４（１４Ａ，１４Ｂ，１４
Ｃ）により長尺なユニバーサルスピンドル１５
Ａ，１５Ｂを介して上下ロール１０Ａ〜１０Ｂを
回転駆動している。上記各駆動装置１４は鋳片案
内通路６より離れて鋳片の熱輻射がかからず、か
つ、冷却水が飛散しない上方位置で、かつ、各ピ
ンチロールユニツト８Ａ，８Ｂ，８Ｃに最も近い
上方位置に搭載している。各駆動装置１４は、電
動機１６、減速機１７、該減速機１７の出力軸と
ユニバーサルスピンドル１８を介して連結したマ
イタギアボツクス１９Ａ，１９Ｂを架構１２，１
３上に搭載しており、上記並設したマイタギアボ
ツクス１９Ａ，１９Ｂの出力側ギア（図示せず）
に下方のロールユニツト側へ伸びる上記長尺なユ
ニバーサルスピンドル１５Ａ，１５Ｂの上端を連
結している。
上記駆動装置１４は、第５図に示す如く、４つ
のストランド，，，の各ストランド上方
に夫々搭載しており、中間のストランド、で
は、各ロールユニツト８の前後一対の垂直フレー
ム２０，２０の対向するフレーム側に上記スピン
ドル１５が垂下するように駆動装置１４−，１
４−をストランド，の上方に近接して架構
上に搭載している。また、両外側のストランド
，では、ストランドの斜め外側上方に駆動装
置１４−，１４−を搭載し、スピンドル１５
をロールユニツト８の外側の垂直フレーム２０に
達するように設けている。このようにしてストラ
ンド〜を近接配置した場合にもストランドの
上方のスペースを確保していることにより、ロー
ルユニツト８の交換時に、上方へロールユニツト
を上げることを可能としている。
のストランド，，，の各ストランド上方
に夫々搭載しており、中間のストランド、で
は、各ロールユニツト８の前後一対の垂直フレー
ム２０，２０の対向するフレーム側に上記スピン
ドル１５が垂下するように駆動装置１４−，１
４−をストランド，の上方に近接して架構
上に搭載している。また、両外側のストランド
，では、ストランドの斜め外側上方に駆動装
置１４−，１４−を搭載し、スピンドル１５
をロールユニツト８の外側の垂直フレーム２０に
達するように設けている。このようにしてストラ
ンド〜を近接配置した場合にもストランドの
上方のスペースを確保していることにより、ロー
ルユニツト８の交換時に、上方へロールユニツト
を上げることを可能としている。
一方、各ピンチロールエニツト８には、第８図
以下に示す如く、フレーム９の前後一対の垂直フ
レーム２０にロール受用の長孔２１Ａ，２１Ｂを
並列に穿設しており、長孔２１Ａに上下一対の駆
動ロール１０Ａ，１０Ｂ、長孔２１Ｂに上下一対
の駆動ロール１１Ａ，１１Ｂの各軸端部をロール
チヨツク２２Ａ，２２Ｂを介して取り付けてい
る。即ち、下側（円弧外側の基準側）の駆動ロー
ル１０Ｂ，１１Ｂの両側軸端を回転自在に支承す
るロールチヨツク２２Ｂをフレーム２０の下側に
ボルト２３で固定して取付けている。また、上側
（円弧内側の反基準側）の駆動ロール１０Ａ，１
１Ａの両側軸端を回転自在に支承するロールチヨ
ツク２２Ａを水平フレーム２４に固定する一方、
前後フレーム２０の上側に架設した水平フレーム
２５の中央部に昇降用シリンダ２６を取り付け、
該シリンダ２６の下向きに伸長するロツド２６ａ
に上記フレーム２４の中央部をピン２７を介して
連結し、上側ロール１０Ａ，１１Ａをフレーム２
０間に架設している。上記の如く、ロールユニツ
ト８内に組み込まれる上下ロール１０Ａと１０Ｂ
に中心を結ぶ直線S1と、上下ロール１１Ａと１１
Ｂの中心を結ぶ直線S2とは平行になるように配置
しているが、フレーム２０の長孔２１Ａ，２１Ｂ
の上端とロール１０Ａ側のフレーム２５、ロール
１１Ａ側のフレーム２５の両端部との対応部には
夫々ライナ２８を介設し、ロール１０Ａと１０Ｂ
の間隔と、ロール１１Ａと１１Ｂの間隔とは相違
させて調節できるようにしている。
以下に示す如く、フレーム９の前後一対の垂直フ
レーム２０にロール受用の長孔２１Ａ，２１Ｂを
並列に穿設しており、長孔２１Ａに上下一対の駆
動ロール１０Ａ，１０Ｂ、長孔２１Ｂに上下一対
の駆動ロール１１Ａ，１１Ｂの各軸端部をロール
チヨツク２２Ａ，２２Ｂを介して取り付けてい
る。即ち、下側（円弧外側の基準側）の駆動ロー
ル１０Ｂ，１１Ｂの両側軸端を回転自在に支承す
るロールチヨツク２２Ｂをフレーム２０の下側に
ボルト２３で固定して取付けている。また、上側
（円弧内側の反基準側）の駆動ロール１０Ａ，１
１Ａの両側軸端を回転自在に支承するロールチヨ
ツク２２Ａを水平フレーム２４に固定する一方、
前後フレーム２０の上側に架設した水平フレーム
２５の中央部に昇降用シリンダ２６を取り付け、
該シリンダ２６の下向きに伸長するロツド２６ａ
に上記フレーム２４の中央部をピン２７を介して
連結し、上側ロール１０Ａ，１１Ａをフレーム２
０間に架設している。上記の如く、ロールユニツ
ト８内に組み込まれる上下ロール１０Ａと１０Ｂ
に中心を結ぶ直線S1と、上下ロール１１Ａと１１
Ｂの中心を結ぶ直線S2とは平行になるように配置
しているが、フレーム２０の長孔２１Ａ，２１Ｂ
の上端とロール１０Ａ側のフレーム２５、ロール
１１Ａ側のフレーム２５の両端部との対応部には
夫々ライナ２８を介設し、ロール１０Ａと１０Ｂ
の間隔と、ロール１１Ａと１１Ｂの間隔とは相違
させて調節できるようにしている。
上記各ロールユニツト８の前後フレーム２０の
一方外側には、長孔２１Ａ，２１Ｂの位置にカツ
プリング２９で接続した上下一対のウオーム減速
機３０Ａ，３０Ｂ，３１Ａ，３１Ｂをブラケツト
３２を介して取り付けている。上記ウオーム減速
機３０Ａ〜３１Ｂは、カツプリング２９，２９で
連結したウオームギヤ３３Ａ，３３Ｂ，３４Ａ，
３４Ｂと、各ウオームギヤ３３Ａ〜３３Ｂと噛み
合うウオームホイール３５Ａ，３５Ｂ，３６Ａ，
３６Ｂとよりなり、各ウオームホイール３５Ａ，
３６Ａを上ロール１０Ａ，１１Ａに、３５Ｂ，３
６Ｂを下ロール１０Ｂ，１１Ｂに夫々連結し、か
つ、上側のウオームギヤ３３Ａ，３４Ａの上端を
前記ユニバーサルスピンドル１５Ａ，１５Ｂに連
結している。よつて、電動機１６により減速機１
７、スピンドル１８、ギヤボツクス１９Ａ，１９
Ｂ、ユニバーサルスピンドル１５Ａ，１５Ｂ、ウ
オーム減速機，３０Ａ，３０Ｂ，３１Ａ，３１Ｂ
を介して、上下ロール１０Ａと１０Ｂ、１１Ａと
１１Ｃとを回転し、ロール間の鋳片を引抜作動す
るようにしている。
一方外側には、長孔２１Ａ，２１Ｂの位置にカツ
プリング２９で接続した上下一対のウオーム減速
機３０Ａ，３０Ｂ，３１Ａ，３１Ｂをブラケツト
３２を介して取り付けている。上記ウオーム減速
機３０Ａ〜３１Ｂは、カツプリング２９，２９で
連結したウオームギヤ３３Ａ，３３Ｂ，３４Ａ，
３４Ｂと、各ウオームギヤ３３Ａ〜３３Ｂと噛み
合うウオームホイール３５Ａ，３５Ｂ，３６Ａ，
３６Ｂとよりなり、各ウオームホイール３５Ａ，
３６Ａを上ロール１０Ａ，１１Ａに、３５Ｂ，３
６Ｂを下ロール１０Ｂ，１１Ｂに夫々連結し、か
つ、上側のウオームギヤ３３Ａ，３４Ａの上端を
前記ユニバーサルスピンドル１５Ａ，１５Ｂに連
結している。よつて、電動機１６により減速機１
７、スピンドル１８、ギヤボツクス１９Ａ，１９
Ｂ、ユニバーサルスピンドル１５Ａ，１５Ｂ、ウ
オーム減速機，３０Ａ，３０Ｂ，３１Ａ，３１Ｂ
を介して、上下ロール１０Ａと１０Ｂ、１１Ａと
１１Ｃとを回転し、ロール間の鋳片を引抜作動す
るようにしている。
ピンチロールユニツト８Ａ，８Ｂ，８Ｃの駆動
機構はいずれも上記した構造であり、スピンドル
１５Ａ，１５Ｂを介して着脱自在にロールユニツ
トのウオーム減速機３０Ａ〜３１Ａに連結され、
１０Ａ〜１１Ｂを回転駆動している。
機構はいずれも上記した構造であり、スピンドル
１５Ａ，１５Ｂを介して着脱自在にロールユニツ
トのウオーム減速機３０Ａ〜３１Ａに連結され、
１０Ａ〜１１Ｂを回転駆動している。
尚、上下一対のロール１０Ａと１０Ｂ，１１Ａ
と１１Ｂのうち、上ロール１０Ａ，１１Ａ又は、
下ロール１０Ｂ，１１Ｂのみを回転駆動するよう
にしてもよい。
と１１Ｂのうち、上ロール１０Ａ，１１Ａ又は、
下ロール１０Ｂ，１１Ｂのみを回転駆動するよう
にしてもよい。
上記各ピンチロールユニツト８Ａ，８Ｂ，８Ｃ
においては、複数対の上下ロール１０Ａと１０
Ｂ，１１Ａと１１Ｂとは上記した如く、上下ロー
ル中心部を結ぶ線が互に平行となるようにフレー
ムに取り付けており、かつ、上ロールの下ロール
に対する摺動方向も互に平行としており、同一の
構造としているため、互換性があり、いずれの部
位にも同一構造のものが配置できる。その際、複
数対の上下ロールの中心線を互に平行としている
ため第７図に示す如く、湾曲部に配置した場合、
一方の上下ロール１１Ａと１１Ｂの間隔を鋳片の
最小厚み方向になるように配置すると、他方の上
下ロール１０Ａと１０Ｂの間隔は鋳片の最小厚み
方向とはならない。該場合には、前記した如く、
ライナ２８を介装して調整し、上下ロール１１Ａ
と１１Ｂが鋳片表面と接するようにしている。
においては、複数対の上下ロール１０Ａと１０
Ｂ，１１Ａと１１Ｂとは上記した如く、上下ロー
ル中心部を結ぶ線が互に平行となるようにフレー
ムに取り付けており、かつ、上ロールの下ロール
に対する摺動方向も互に平行としており、同一の
構造としているため、互換性があり、いずれの部
位にも同一構造のものが配置できる。その際、複
数対の上下ロールの中心線を互に平行としている
ため第７図に示す如く、湾曲部に配置した場合、
一方の上下ロール１１Ａと１１Ｂの間隔を鋳片の
最小厚み方向になるように配置すると、他方の上
下ロール１０Ａと１０Ｂの間隔は鋳片の最小厚み
方向とはならない。該場合には、前記した如く、
ライナ２８を介装して調整し、上下ロール１１Ａ
と１１Ｂが鋳片表面と接するようにしている。
以上の説明より明らかなように、この発明によ
れば、ストランド上方に設置された駆動装置から
ユニバーサルスピンドル、ウオーム減速機を介し
てロールを駆動する構成とし、ストランド間に駆
動装置を設置する必要がないため、ストランド間
隔を極端に小さくすることが出来、多ストランド
の連続鋳造設備に適用できる。かつ、最外側のス
トランドの横側に一切の駆動装置を必要としない
ため、機械ヨリツキスペースを十分に確保するこ
とができ、かつ、設備全体の幅寸法も小さくでき
る。さらに、駆動装置の電動機、減速機等が高温
度の鋳片、水、スケール、蒸気にさらされること
がなく、良い環境に設置することができ、耐久性
が向上すると共にメンテナンスも容易となる。
れば、ストランド上方に設置された駆動装置から
ユニバーサルスピンドル、ウオーム減速機を介し
てロールを駆動する構成とし、ストランド間に駆
動装置を設置する必要がないため、ストランド間
隔を極端に小さくすることが出来、多ストランド
の連続鋳造設備に適用できる。かつ、最外側のス
トランドの横側に一切の駆動装置を必要としない
ため、機械ヨリツキスペースを十分に確保するこ
とができ、かつ、設備全体の幅寸法も小さくでき
る。さらに、駆動装置の電動機、減速機等が高温
度の鋳片、水、スケール、蒸気にさらされること
がなく、良い環境に設置することができ、耐久性
が向上すると共にメンテナンスも容易となる。
また、各ピンチロールユニツトに設ける複数対
の上下ロールを結ぶ中心線を平行とし、かつ、上
ロールの下ロールに対する摺動方向も互に平行と
しており、かつ、上下ロール間隔はライナにより
調整可能としたため、湾曲部と水平部に配置する
ピンチロールユニツトに互換性を持たせることが
でき、よつて予備品を減少させることができ、し
かも、構造が簡単であるため、コストを低下させ
ることができる等の種々の利点を有するものであ
る。
の上下ロールを結ぶ中心線を平行とし、かつ、上
ロールの下ロールに対する摺動方向も互に平行と
しており、かつ、上下ロール間隔はライナにより
調整可能としたため、湾曲部と水平部に配置する
ピンチロールユニツトに互換性を持たせることが
でき、よつて予備品を減少させることができ、し
かも、構造が簡単であるため、コストを低下させ
ることができる等の種々の利点を有するものであ
る。
第１図及び第２図は従来の鋳片引抜装置の駆動
機構を示す概略図、第３図は従来の鋳片引抜装置
のロールの配置を示す概略図、第４図はこの発明
に係る連続鋳造設備の全体正面図、第５図は第４
図のＸ矢視図、第６図はこの発明に係る鋳片引抜
装置の概略正面図、第７図はこの発明に係る鋳片
引抜装置のロール配置図、第８図は鋳片引抜用ピ
ンチロールユニツトの正面図、第９図は第８図と
反対側の正面図、第１０図は第８図の側面図、第
１１図は平面図である。 ６……鋳片案内通路、８（８Ａ，８Ｂ，８Ｃ）
……ピンチロールユニツト、９……フレーム、１
０Ａ，１０Ｂ，１１Ａ，１１Ｂ……ロール、１
２，１３……鉄骨架構、１４……駆動装置、１５
Ａ，１５Ｂ……ユニバーサルスピンドル、１６…
…電動機、１７……減速機、２０……垂直フレー
ム、２１Ａ，２１Ｂ……長孔、２６……シリン
グ、３０Ａ，３０Ｂ，３１Ａ，３１Ｂ……ウオー
ム減速機。
機構を示す概略図、第３図は従来の鋳片引抜装置
のロールの配置を示す概略図、第４図はこの発明
に係る連続鋳造設備の全体正面図、第５図は第４
図のＸ矢視図、第６図はこの発明に係る鋳片引抜
装置の概略正面図、第７図はこの発明に係る鋳片
引抜装置のロール配置図、第８図は鋳片引抜用ピ
ンチロールユニツトの正面図、第９図は第８図と
反対側の正面図、第１０図は第８図の側面図、第
１１図は平面図である。 ６……鋳片案内通路、８（８Ａ，８Ｂ，８Ｃ）
……ピンチロールユニツト、９……フレーム、１
０Ａ，１０Ｂ，１１Ａ，１１Ｂ……ロール、１
２，１３……鉄骨架構、１４……駆動装置、１５
Ａ，１５Ｂ……ユニバーサルスピンドル、１６…
…電動機、１７……減速機、２０……垂直フレー
ム、２１Ａ，２１Ｂ……長孔、２６……シリン
グ、３０Ａ，３０Ｂ，３１Ａ，３１Ｂ……ウオー
ム減速機。
Claims (1)
- １ 多ストランドの湾曲型連続鋳造設備におい
て、曲率半径の異なる湾曲部の上流位置と下流位
置および水平部の鋳片案内通路に沿つて配置する
各ピンチロールユニツトの上方の架構上に電動機
及び減速機等の駆動装置を搭載し、該駆動装置の
駆動力を下方のピンチロール側へ伸びる長尺なユ
ニバーサルスピンドルを介して駆動ロール端部に
設置したウオーム減速機に伝える構成とし、か
つ、上記湾曲部の曲率の異なる上流位置と下流位
置および水平部の３カ所に配置する各ピンチロー
ルユニツトに組み込む上記駆動ロールは、鋳片を
挟む上下一対のロールを鋳片案内方向に沿つて複
数対間隔をあけて組み込み、これら複数対の上下
ロールは、上下ロールの中心を結ぶ線が互いに平
行になると共に上ロールの下ロールに対する摺動
方向が平行となるように設定し、上記３ケ所に配
置するピンチロールユニツトに互換性を持たせた
ことを特徴とする連続鋳造設備における鋳片引抜
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22052582A JPS59110453A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 連続鋳造設備における鋳片引抜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22052582A JPS59110453A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 連続鋳造設備における鋳片引抜装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59110453A JPS59110453A (ja) | 1984-06-26 |
| JPS6232019B2 true JPS6232019B2 (ja) | 1987-07-11 |
Family
ID=16752370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22052582A Granted JPS59110453A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 連続鋳造設備における鋳片引抜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59110453A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4970529B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2012-07-11 | 株式会社神戸製鋼所 | 連続鋳造設備の鋳片案内装置 |
| JP6103996B2 (ja) * | 2013-03-14 | 2017-03-29 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋳片引抜装置 |
| JP6099476B2 (ja) * | 2013-05-08 | 2017-03-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋳片引抜装置 |
| JP6275219B2 (ja) * | 2016-09-26 | 2018-02-07 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋳片引抜装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5045727A (ja) * | 1973-08-27 | 1975-04-24 | ||
| JPS5538613U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-12 | ||
| JPS55109552A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-23 | Hitachi Zosen Corp | Continuous casting equipment |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6025330Y2 (ja) * | 1976-05-17 | 1985-07-30 | 三菱重工業株式会社 | 連続鋳造機における鋳片引抜装置 |
| JPS5358921U (ja) * | 1976-10-20 | 1978-05-19 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP22052582A patent/JPS59110453A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5045727A (ja) * | 1973-08-27 | 1975-04-24 | ||
| JPS5538613U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-12 | ||
| JPS55109552A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-23 | Hitachi Zosen Corp | Continuous casting equipment |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59110453A (ja) | 1984-06-26 |
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