JP2875043B2 - 多ストランド連続鋳造機の垂直ロ−ル駆動装置 - Google Patents
多ストランド連続鋳造機の垂直ロ−ル駆動装置Info
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- JP2875043B2 JP2875043B2 JP8440091A JP8440091A JP2875043B2 JP 2875043 B2 JP2875043 B2 JP 2875043B2 JP 8440091 A JP8440091 A JP 8440091A JP 8440091 A JP8440091 A JP 8440091A JP 2875043 B2 JP2875043 B2 JP 2875043B2
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- JP
- Japan
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- vertical roll
- continuous casting
- casting machine
- strand
- rolling mill
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多ストランド連続鋳造機
の垂直ロ−ル駆動装置に関するものである。
の垂直ロ−ル駆動装置に関するものである。
【０００２】
【従来技術】図３に示すような２ストランドのビレット
連続鋳造機の第１ストランドと第２ストランドとの間隔
は、タンディッシュ1a等の制約により圧延機を設置する
ための十分なスペ−スを確保することは困難である。一
方、各ストランド毎に設置する圧延機は、品質を同一に
するという観点から連続鋳造機と圧延機間の距離を同一
にする必要がある。この為２つの垂直ロ−ルスタンド圧
延機２は向い合う格好となり、設置スペ−スがさらに制
限される。又圧延機ハウジングは、パススケジュ−ルの
変更毎に圧延機ハウジング又はロ−ルアセンブリを交換
する必要があり、圧延機上部に吊出し用のスペ−スを確
保しなければならない。
連続鋳造機の第１ストランドと第２ストランドとの間隔
は、タンディッシュ1a等の制約により圧延機を設置する
ための十分なスペ−スを確保することは困難である。一
方、各ストランド毎に設置する圧延機は、品質を同一に
するという観点から連続鋳造機と圧延機間の距離を同一
にする必要がある。この為２つの垂直ロ−ルスタンド圧
延機２は向い合う格好となり、設置スペ−スがさらに制
限される。又圧延機ハウジングは、パススケジュ−ルの
変更毎に圧延機ハウジング又はロ−ルアセンブリを交換
する必要があり、圧延機上部に吊出し用のスペ−スを確
保しなければならない。
【０００３】このように多ストランドの圧延機はストラ
ンド間の間隔が狭く、操作性及び圧延機ハウジングの交
換し易さを考え、通常下駆動方式である。しかし、熱間
ラインのためビレットに多量の水をかけること及び多量
のスケ−ルが発生するため、圧延ラインより下に位置す
る駆動部は耐久性に欠け、保守性が極めて悪い。又水や
スケ−ルの処理も駆動部を考慮して行う必要があり、こ
のため基礎構造が複雑になるという問題がある。
ンド間の間隔が狭く、操作性及び圧延機ハウジングの交
換し易さを考え、通常下駆動方式である。しかし、熱間
ラインのためビレットに多量の水をかけること及び多量
のスケ−ルが発生するため、圧延ラインより下に位置す
る駆動部は耐久性に欠け、保守性が極めて悪い。又水や
スケ−ルの処理も駆動部を考慮して行う必要があり、こ
のため基礎構造が複雑になるという問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】多ストランドの連続鋳
造機の直結圧延ラインに於て、垂直ロ−ルスタンド圧延
機(Ｖスタンド圧延機という)の駆動部を水やスケ−ルか
ら保護することができ、かつ圧延機ハウジングの交換の
し易い、構造的にコンパクト化されたＶスタンド圧延機
の垂直ロ−ル駆動装置を提供することを課題とする。
造機の直結圧延ラインに於て、垂直ロ−ルスタンド圧延
機(Ｖスタンド圧延機という)の駆動部を水やスケ−ルか
ら保護することができ、かつ圧延機ハウジングの交換の
し易い、構造的にコンパクト化されたＶスタンド圧延機
の垂直ロ−ル駆動装置を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】多ストランド連続鋳造機
の直結圧延ラインにおいて、垂直ロ−ルを駆動する駆動
源をストランドの側方に配置し、ユニバ−サルジョイン
ト、ユニバ−サルジョイントリフト装置及び上部減速機
等を組合せて逆Ｕ字状の動力伝達系を構成し、この動力
伝達系を介して垂直ロ−ルを上部から駆動すると共に、
動力伝達系をストランドの引抜き方向と略直交する軸を
中心として旋回装置９により旋回可動とした。
の直結圧延ラインにおいて、垂直ロ−ルを駆動する駆動
源をストランドの側方に配置し、ユニバ−サルジョイン
ト、ユニバ−サルジョイントリフト装置及び上部減速機
等を組合せて逆Ｕ字状の動力伝達系を構成し、この動力
伝達系を介して垂直ロ−ルを上部から駆動すると共に、
動力伝達系をストランドの引抜き方向と略直交する軸を
中心として旋回装置９により旋回可動とした。
【０００６】このような構成により、多ストランド連続
鋳造機直結の圧延機におけるＶスタンド圧延機を水やス
ケ−ルから保護でき、しかも段取替え時等における作業
スペ−スを十分とることができるようにした。
鋳造機直結の圧延機におけるＶスタンド圧延機を水やス
ケ−ルから保護でき、しかも段取替え時等における作業
スペ−スを十分とることができるようにした。
【０００７】
【実施例】図１，図２に基いて説明する。３は圧延機ハ
ウジングである。６はユニバ−サルジョイント、７はユ
ニバ−サルジョイントリフト装置である。８は機枠１１
の上部に装着された上部駆動減速機、９は同じく機枠１
１の上部に取付けられ、動力伝達系をストランドの引抜
き方向と略直交する軸を中心に旋回させる旋回装置であ
る。１０はカップリング、４は下部駆動減速機である。
ウジングである。６はユニバ−サルジョイント、７はユ
ニバ−サルジョイントリフト装置である。８は機枠１１
の上部に装着された上部駆動減速機、９は同じく機枠１
１の上部に取付けられ、動力伝達系をストランドの引抜
き方向と略直交する軸を中心に旋回させる旋回装置であ
る。１０はカップリング、４は下部駆動減速機である。
【０００８】さて、電動機５によって圧延機ロ−ルを駆
動するには、電動機５→下部駆動減速機４→カップリン
グ１０→上部駆動減速機８→ユニバ−サルジョイント６
→圧延機ハウジング３へと動力が伝達される。
動するには、電動機５→下部駆動減速機４→カップリン
グ１０→上部駆動減速機８→ユニバ−サルジョイント６
→圧延機ハウジング３へと動力が伝達される。
【０００９】ハウジング交換時にはユニバ−サルジョイ
ントリフト装置７によって、ユニバ−サルジョイント６
とロ−ル間を切離し、旋回装置９により上部駆動減速機
８を図２の仮想線で示すストランド外の交換位置迄旋回
させて行う。
ントリフト装置７によって、ユニバ−サルジョイント６
とロ−ル間を切離し、旋回装置９により上部駆動減速機
８を図２の仮想線で示すストランド外の交換位置迄旋回
させて行う。
【００１０】
【効果】本発明においては、垂直ロ−ルの駆動を上駆動
方式とし、上部の駆動減速機を旋回装置によって旋回可
能とした。かくして多ストランドのビレット連続鋳造機
直結圧延ラインに於ける垂直ロ−ル駆動部を水やスケ−
ルから保護することができると共に、圧延機ハウジング
又はロ−ルアセンブリの交換が極めて容易となった。
方式とし、上部の駆動減速機を旋回装置によって旋回可
能とした。かくして多ストランドのビレット連続鋳造機
直結圧延ラインに於ける垂直ロ−ル駆動部を水やスケ−
ルから保護することができると共に、圧延機ハウジング
又はロ−ルアセンブリの交換が極めて容易となった。
【図１】本発明を実施した２ストランド連続鋳造機の垂
直ロ−ル駆動部正面図。
直ロ−ル駆動部正面図。
【図２】同じく平面図。
【図３】従来型２ストランド連続鋳造機の平面図。
【図４】同じく正面図。
【図５】同じく垂直ロ−ルの駆動部詳細図。
１ ビレット連続鋳造機 1a タンディッシュ ２ 垂直ロ−ルスタンド圧延機 ３ 圧延機ハウジング ４ 下部駆動減速機 ５ 電動機 ６ ユニバ−サルジョイント ７ ユニバ−サルジョイントリフト装置 ８ 上部駆動減速機 ９ 旋回装置 10 カップリング 11 機枠
フロントページの続き (72)発明者 加藤 博康 東京都千代田区四番町五番地九 トピ− 工業株式会社内 (72)発明者 越智 重治 愛媛県新居浜市惣開町５番２号 住友重 機械工業株式会社 新居浜製造所内 (72)発明者 江藤 義隆 愛媛県新居浜市惣開町５番２号 住友重 機械工業株式会社 新居浜製造所内 (56)参考文献 特開 昭52−103330（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−112227（ＪＰ，Ａ) 特公 昭43−13442（ＪＰ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B22D 11/128 340 B22D 11/00
Claims (1)
- 【請求項１】 多ストランド連続鋳造機の直結圧延ライ
ンにおいて、垂直ロ−ルを駆動する駆動源をストランド
の側方に配置し、ユニバ−サルジョイント、ユニバ−サ
ルジョイントリフト装置及び減速機等を組合せて逆Ｕ字
状の動力伝達系を構成し、該動力伝達系を介して垂直ロ
−ルを上部から駆動すると共に、動力伝達系をストラン
ドの引抜き方向と略直交する軸を中心として旋回させる
旋回装置を設けたことを特徴とする多ストランド連続鋳
造機の垂直ロ−ル駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8440091A JP2875043B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 多ストランド連続鋳造機の垂直ロ−ル駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8440091A JP2875043B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 多ストランド連続鋳造機の垂直ロ−ル駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04294807A JPH04294807A (ja) | 1992-10-19 |
| JP2875043B2 true JP2875043B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13829530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8440091A Expired - Lifetime JP2875043B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 多ストランド連続鋳造機の垂直ロ−ル駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2875043B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6099476B2 (ja) * | 2013-05-08 | 2017-03-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋳片引抜装置 |
| CN105328153B (zh) * | 2015-11-23 | 2017-07-07 | 中冶连铸技术工程有限责任公司 | 一种多流板坯连铸机扇形段传动装置布置方式 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP8440091A patent/JP2875043B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04294807A (ja) | 1992-10-19 |
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