JP6059448B2 - タイミングベルト式冷間ロール成形機及び冷間ロール造管機 - Google Patents
タイミングベルト式冷間ロール成形機及び冷間ロール造管機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6059448B2 JP6059448B2 JP2012098387A JP2012098387A JP6059448B2 JP 6059448 B2 JP6059448 B2 JP 6059448B2 JP 2012098387 A JP2012098387 A JP 2012098387A JP 2012098387 A JP2012098387 A JP 2012098387A JP 6059448 B2 JP6059448 B2 JP 6059448B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- roll
- drive
- drive pulley
- roll forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
図4に示す冷間ロール造管機1は、素材を所定の形状に成形するフォーミング部3と、成形された素材を水中を通過させて冷却する、冷却部の一例としてのクーラントテーブル20と、寸法を整えたり曲がりを直したりする矯正部5と、走行切断機7とを有して構成される。フォーミング部3は、管状素材の突き合わせ部を溶接する溶接部4を有する。矯正部5は、フォーミング部3で仕上がった管の寸法を整えるスタンド機構の一例としての複数のサイジングスタンド6と、サイジングスタンド6で寸法出しを行った製品の横曲がりや縦曲がりを整える整直部8とを備える。巻回された帯状素材がアンコイラ9から送り出されて、フォーミング部3で管状に冷間ロール成形され、フォーミング部3内の溶接部4にて、管状素材の軸方向に伸びた突き合わせ部が接触され高周波溶接され、溶接ビートが専用バイト(不図示)で除去される。クーラントテーブル20では、溶接された管状素材が水中を通されて冷却される。矯正部5では、サイジングスタンド6にて、冷却部20から送られた管状素材が最終的な形状に整えられ、整直部8にて、管状素材の横曲がりや縦曲がりが整えられる。その後、走行切断機7で所定の長さに切断され、ランナウトテーブル22に製品が押し出される。尚、溶接部4で高周波溶接がされることを説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、TIG溶接やレーザ溶接等も可能である。TIG溶接の場合、冷却部を省略できる場合がある。
図5に示すように、冷間ロール造管機1(図4)のフォーミング部3は、素材の搬送方向の上流側から、入口ガイドローラ12、フープガイド14、7台のロール成形スタンド10、ロール成形スタンド10の間に設置された6台のサイドロールスタンド16が、本体ベッド18上に一列に並んで配置されて構成される。素材がアンコイラ9(図4)から送り出されて、入口ガイドローラ12に導かれて縦方向に規制され、フープガイド14を介して横方向に規制され、7段のロール成形スタンド10と6段のサイドロールスタンド16とに順次搬送される。ロール成形スタンド10とサイドロールスタンド16は各段のロール形状はそれぞれ異なり、素材は、7段のロール成形スタンド10と6段のサイドロールスタンド16とを搬送される間に、徐々に管状に成形される。
図6は、図5に示すフォーミング部3のロール成形スタンド10の図であり、図7は、図6に示すロール成形スタンド10のプーリの位置関係を示す図である。図6に示すように、ロール成形スタンド10は、減速機付きACサーボモータ等の駆動モータ30と、駆動モータ30にカップリング32を介して接続された駆動プーリ34と、駆動プーリ34に直結し、素材(不図示)をロール成形する下ローラ35が取り付けられる下ロール軸36と、素材を挟んで下ローラ35に対向配置され、下ローラ35と共に素材をロール成形する上ローラ37が取り付けられる上ロール軸38と、上ロール軸38に直結した従動プーリ40と、駆動プーリ34と従動プーリ40とに巻き掛けられて、駆動プーリ34の回転力を従動プーリ40に伝達する動力伝達手段の一例としてのタイミングベルト42と、タイミングベルト42が巻き掛けられた補助プーリ44と、タイミングベルト42の張力を調節するテンションプーリ46とを有する。ここで、下ロール軸36及び上ロール軸38にはキー溝が設けられ、下ローラ35及び上ローラ37が挿入されて取り付けられる。下ローラ35及び上ローラ37は、素材の搬送方向に直角に配置される(図5参照)。
次に、複数のスタンドが1つのカセットベース上に搭載された、冷間ロール成形機の他の例としての冷間ロール造管機を説明する。図8は、冷間ロール造管機の第2実施形態に係るフォーミング部503を抽出した図、図9は、冷間ロール造管機の第3実施形態に係るフォーミング部603を抽出した図、図10は、冷間ロール造管機の第4実施形態に係るフォーミング部703を抽出した図である。
503:フォーミング部、510:ロール成形スタンド(スタンド機構)、516:サイドロールスタンド、530:駆動モータ、534:駆動プーリ、536:下ロール軸、550:カセット、552:カセットベース、560:ベッド
603:フォーミング部、610:ロール成形スタンド(スタンド機構)、616:サイドロールスタンド、630:駆動モータ、632:カップリング、634:駆動プーリ、636:下ロール軸、650:カセット、652:カセットベース、660:ベッド、662:モータベッド
703:フォーミング部、710:ロール成形スタンド(スタンド機構)、716:サイドロールスタンド、730:駆動モータ、732:カップリング、733:ブラケット、734:駆動プーリ、735:第2駆動プーリ、736:下ロール軸、743:第2タイミングベルト(動力伝達手段)、748:モータプーリ、750:カセット、752:カセットベース、760:ベッド、762:モータベッド
Claims (7)
- 搬送方向に配列されて、素材を段階的に冷間ロール成形する複数段のロール成形スタンド(10,510,610,710)を備えた冷間ロール成形機(1)であって、
前記複数のロール成形スタンドの各段は、
駆動モータで駆動する駆動プーリ(34,534,634,734)と、
前記駆動プーリに直結し、前記素材の搬送方向に直角に配置されて当該素材をロール成形する下ローラが取り付けられる下ロール軸(36,536,636,736)と、
前記素材を挟んで前記下ローラに対向配置され、当該下ローラと共に当該素材をロール成形する上ローラが取り付けられる上下方向に移動可能な上ロール軸(38)と、
前記上ロール軸に直結した従動プーリ(40)と、
前記駆動プーリと前記従動プーリとに巻き掛けられて、当該駆動プーリの回転力を当該従動プーリに伝達するタイミングベルト(42)と、
前記駆動プーリ及び前記従動プーリの上方に配置され、前記タイミングベルトが巻き掛けられ、前記駆動プーリに対する前記従動プーリの位置を調節可能にする補助プーリ(44)と、
を有し、
前記駆動プーリは、当該駆動プーリの回転軸が前記駆動モータの出力軸と同軸にならないように配置され、前記タイミングベルトとは別の動力伝達手段を介して前記駆動モータの動力が伝達される、成形機。 - 請求項1に記載の成形機において、
前記各段は、前記駆動プーリに接続された駆動モータ(30,530,630,730)を更に有する、成形機。 - 請求項1又は2に記載の成形機において、
前記各段は、前記タイミングベルトの張力を調節するテンションプーリ(46)を更に有する、成形機。 - 搬送方向に配列されて、素材を段階的に冷間ロール成形する複数段のロール成形スタンド(10,510,610,710)と、管状に成形された当該素材の突き合わせ部を溶接する溶接手段(4)と、溶接された当該素材の形状に整える複数段のサイジングスタンド(6)と、を備えた冷間ロール造管機(1)であって、
前記複数のロール成形スタンドの各段、及び、前記複数のサイジングスタンドの各段のうちの少なくともいずれか一方は、
駆動モータで駆動する駆動プーリ(34,534,634,734)と、
前記素材の搬送方向に直角に配置されて当該素材をロール成形する下ローラ(35)と、
前記駆動プーリに直結し、前記下ローラが取り付けられる下ロール軸(36,536,636,736)と、
前記素材を挟んで前記下ローラに対向配置され、当該下ローラと共に当該素材をロール成形する上ローラ(37)と、
前記上ローラが取り付けられる上下方向に移動可能な上ロール軸(38)と、
前記上ロール軸に直結した従動プーリ(40)と、
前記駆動プーリと前記従動プーリとに巻き掛けられて、当該駆動プーリの回転力を当該従動プーリに伝達するタイミングベルト(42)と、
前記駆動プーリ及び前記従動プーリの上方に配置され、前記タイミングベルトが巻き掛けられ、前記駆動プーリに対する前記従動プーリの位置を調節可能にする補助プーリ(44)と、
を有し、
前記駆動プーリは、当該駆動プーリの回転軸が前記駆動モータの出力軸と同軸にならないように配置され、前記タイミングベルトとは別の動力伝達手段を介して前記駆動モータの動力が伝達される、造管機。 - 請求項4に記載の造管機において、
前記複数のロール成形スタンド又は前記複数のサイジングスタンドが取り付けられるカセットベース(552,652,752)と、
前記複数のロール成形スタンド又は前記複数のサイジングスタンドが取り付けられた前記カセットベースを搭載するベッド(560,660,760)と、
を更に有する、造管機。 - 請求項5に記載の造管機において、
前記ベッドは、複数の駆動モータ(630,730)を更に有し、
前記複数の駆動モータの各々は、前記各段の前記駆動プーリに接続される、造管機。 - 素材を冷間ロール成形する冷間ロール成形機(1)のスタンド機構(10,510,610,710、6)であって、
駆動モータで駆動する駆動プーリ(34,534,634,734)と、
前記駆動プーリに直結し、前記素材の搬送方向に直角に配置されて当該素材をロール成形する下ローラが取り付けられる下ロール軸(36,536,636,736)と、
前記素材を挟んで前記下ローラに対向配置され、当該下ローラと共に当該素材をロール成形する上ローラが取り付けられる上下方向に移動可能な上ロール軸(38)と、
前記上ロール軸に直結した従動プーリ(40)と、
前記駆動プーリと前記従動プーリとに巻き掛けられて、当該駆動プーリの回転力を当該従動プーリに伝達するタイミングベルト(42)と、
前記駆動プーリ及び前記従動プーリの上方に配置され、前記タイミングベルトが巻き掛けられ、前記駆動プーリに対する前記従動プーリの位置を調節可能にする補助プーリ(44)と、
前記タイミングベルトの張力を調節するテンションプーリ(46)と、
を有し、
前記駆動プーリは、当該駆動プーリの回転軸が前記駆動モータの出力軸と同軸にならないように配置され、前記タイミングベルトとは別の動力伝達手段を介して前記駆動モータの動力が伝達される、スタンド機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012098387A JP6059448B2 (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | タイミングベルト式冷間ロール成形機及び冷間ロール造管機 |
CN201310143404.1A CN103372568B (zh) | 2012-04-24 | 2013-04-23 | 同步带式冷轧成形机以及冷轧制管机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012098387A JP6059448B2 (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | タイミングベルト式冷間ロール成形機及び冷間ロール造管機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013226561A JP2013226561A (ja) | 2013-11-07 |
JP6059448B2 true JP6059448B2 (ja) | 2017-01-11 |
Family
ID=49458759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012098387A Active JP6059448B2 (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | タイミングベルト式冷間ロール成形機及び冷間ロール造管機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6059448B2 (ja) |
CN (1) | CN103372568B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104028580B (zh) * | 2014-05-13 | 2016-02-17 | 湖北玉鼎管业有限公司 | 一种异型管成型机 |
CN105058769B (zh) * | 2015-09-01 | 2017-06-23 | 雷州市金甫科技实业有限公司 | 一种圆筒卷边机 |
JP7027155B2 (ja) * | 2017-12-21 | 2022-03-01 | 日野自動車株式会社 | フレーム成形装置 |
CN112496078A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-03-16 | 天津旭智机电设备制造有限公司 | 一种生产铜、铝钎焊材料的轧制设备 |
CN113426867A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-09-24 | 刘秀莲 | 一种钢板冷轧系统及钢板冷轧方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1489722A (fr) * | 1965-08-23 | 1967-07-28 | Loire Atel Forges | Procédé et dispositif d'écrouissage et de planage d'une bande de métal |
JPS5166268A (ja) * | 1974-12-05 | 1976-06-08 | Dengensha Mfg Co Ltd | Reikanrooruseikeisochino kudohoho |
JPS5614027A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-10 | Morikoshi Yutaka | Roll exchanging apparatus for cold roll forming machine |
JPS5825159Y2 (ja) * | 1980-07-11 | 1983-05-30 | 電気化学工業株式会社 | ダブル歯付ベルト |
JPS58194823U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-24 | ナショナル住宅産業株式会社 | カセツト式ロ−ル成形装置 |
JPS60231513A (ja) * | 1984-05-01 | 1985-11-18 | Nippon Steel Corp | 圧延機 |
CN1179367A (zh) * | 1996-10-13 | 1998-04-22 | 张少渊 | 一种小型线材精轧机组 |
JPH11254028A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-21 | Nisshin Steel Co Ltd | 小径鋼管の製造方法 |
JP3109732B2 (ja) * | 1998-10-22 | 2000-11-20 | 東亜工機株式会社 | 冷間ロール成形装置 |
-
2012
- 2012-04-24 JP JP2012098387A patent/JP6059448B2/ja active Active
-
2013
- 2013-04-23 CN CN201310143404.1A patent/CN103372568B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103372568B (zh) | 2016-10-26 |
JP2013226561A (ja) | 2013-11-07 |
CN103372568A (zh) | 2013-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6059448B2 (ja) | タイミングベルト式冷間ロール成形機及び冷間ロール造管機 | |
JP4751346B2 (ja) | モジュール式圧延機 | |
EP3241627B1 (en) | A roller cage for a profiling line | |
US8186197B2 (en) | Adjustable flange forming apparatus | |
JP2008260026A (ja) | 連続鋳造設備における鋳片引抜装置 | |
KR20090001170A (ko) | 압연 제품 교정기의 교정롤 교체장치 | |
CN103386561A (zh) | 拼板自动焊接机、机组及板材动力传输机构 | |
US20180311717A1 (en) | Roller cage for a profiling line | |
CN210052596U (zh) | 一种绝缘套管焊切机 | |
JP3887501B2 (ja) | 電縫溶接管のサイジングスタンド | |
RU2229352C2 (ru) | Формовочный стан | |
EP3028783B1 (en) | Rod-shaped steel material guiding device | |
JP5078571B2 (ja) | 切断装置 | |
JPH1052705A (ja) | ワイヤ、棒、管又は偏平金属圧延材の圧延のための圧延ブロック | |
RU2067922C1 (ru) | Стан для изготовления оребренных труб высокочастотной сваркой | |
JP5316955B2 (ja) | ロールフォーミング装置 | |
US10160017B2 (en) | Torque balancing roll forming machine | |
JP5943471B2 (ja) | サイドロールスタンド | |
EP3395460B1 (en) | A roller cage for a profiling line | |
EP2673097B1 (en) | Hot-rolling machine for wire-rod and the like | |
RU2340420C2 (ru) | Линия для изготовления листового профиля | |
CN115243804A (zh) | 弯曲加工装置及加工方法、钢板桩的制造设备及制造方法 | |
JPH06198344A (ja) | 冷間ロール成形機の駆動軸連結装置 | |
JP2000343134A (ja) | 溶接鋼管製造装置 | |
JPH0484627A (ja) | ダクトにおけるフランジ取付部の加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160318 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20160517 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6059448 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |