JPH06198344A - 冷間ロール成形機の駆動軸連結装置 - Google Patents

冷間ロール成形機の駆動軸連結装置

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JPH06198344A
JPH06198344A JP1819393A JP1819393A JPH06198344A JP H06198344 A JPH06198344 A JP H06198344A JP 1819393 A JP1819393 A JP 1819393A JP 1819393 A JP1819393 A JP 1819393A JP H06198344 A JPH06198344 A JP H06198344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
shaft
spline
stand
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP1819393A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouichi Matsumoto
渉一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nakata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nakata Manufacturing Co Ltd filed Critical Nakata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH06198344A publication Critical patent/JPH06198344A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下ロール軸間距離の変更を問わず、また、
複数のロールスタンドを載置したサブベースであって
も、サブベースをコモンベース上でスライドさせてロー
ル軸との接続を一度で完了させることが可能な冷間ロー
ル成形機の駆動軸連結装置の提供。 【構成】 サブベース10に載置した中間スタンド14
の同一平面上に配設した複数のカップリング20と出力
軸とを嵌合するが、上下ロール軸12,12間距離の変
更があっても中間スタンド14のカップリング20位置
に影響がなく、カップリング20が水平、垂直の直径方
向にばね16で緩衝支持し、嵌合時に多少の位置ずれが
あっても、自動調芯されて多数のカップリング20と出
力軸7との嵌合を一度で完了でき、嵌合時は入口ガイド
23とスプラインガイド8とのガイド同士の予備嵌合後
に、カップリング20のスプライン軸受21と出力軸7
との本嵌合が行われ、自動調芯の際に本体22側のスプ
ライン溝を損傷しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷間ロール成形機に
おける駆動軸の連結装置の改良に係り、上下ロール軸間
距離の変更を問わず、また、複数のロールスタンドを載
置したサブベースであっても、サブベースをコモンベー
ス上でスライドさせてロール軸との接続を一度で完了さ
せることが可能な冷間ロール成形機の駆動軸連結装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】冷間ロール成形機(以下ロール成形機と
いう)は、様々な工業製品の金属部材を種々形状に成形
加工するために多用されており、通常は多数の成形ロー
ルスタンド(以下ロールスタンドという)を設置した成
形ラインの上流側に素材供給用の付帯設備、下流側には
穿孔、切断、曲げなどの次工程設備が接続されている。
かかる1本の成形ラインで複数の異種形状の成形を行う
には、その形状に応じたロール段数並びに専用の成形ロ
ールに交換し、さらに上限ロール軸間調整を行い圧下力
を調整するなど多大の時間と手間を要していた。
【0003】そこで、コモンベースに脱着可能に構成し
たサブベースに複数のロールスタンドを載置し、オフラ
インで事前に成形ロール交換や前記調整を完了させてお
き、サブベースごと交換して、コモンベースに付設され
る駆動源と接続する、所謂カセット方式の冷間ロール成
形機が実用化されている。さらに、省力化を進めるた
め、上記のサブベースを複数用意して、被成形形状ごと
に専用の成形ロールを配置して専用化し、需要に応じて
サブベースを交換することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のサブベースを交
換する所謂カセット方式のロール成形機は、オフライン
で事前に成形ロール交換や調整を完了させておくことで
省力化を図ることを目的の一つとするが、コモンベース
側に設けられる駆動系とサブベース側のロールスタンド
のロール軸との接続方法や接続機構により、サブベース
交換時間が決定されるという問題がある。
【0005】従来、ロールスタンドの数段ずつを1つの
モータにて駆動する場合、コモンベース側の減速機とサ
ブベース側の上下ロール軸と接続するためのユニバーサ
ルジョイントが、コモンベース側の減速機と接続配置さ
れており、ロール軸とユニバーサルジョイントとの接続
を、ロールスタンド数×上下ロール軸数だけ行う必要が
あり、多大の手間と時間を要していた。そこで、コモン
ベース側に中間スタンドを設けてユニバーサルジョイン
トの先端に設けたカップリングを支持させて、サブベー
スをコモンベース上でスライドさせてロール軸との接続
を一度で完了させる機構が提案されたが、成形ロール交
換に際し上下ロール軸間距離を変更した時などは特に、
該変更に応じて中間スタンドのカップリング位置を正確
に調整しておかなければ接続を一度で完了させることが
できず、特にサブベースに載置されるロールスタンド数
が多くなると、接続を一度で完了させることは極めて困
難であった。
【0006】この発明は、コモンベース側に設けられる
駆動系とサブベース側のロールスタンドのロール軸との
接続における上述の問題を解消し、上下ロール軸間距離
の変更を問わず、また、複数のロールスタンドを載置し
たサブベースであっても、サブベースをコモンベース上
でスライドさせてロール軸との接続を一度で完了させる
ことが可能な冷間ロール成形機の駆動軸連結装置の提供
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、コモンベー
ス側に設けられる駆動系とサブベース側のロールスタン
ドのロール軸とを接続する冷間ロール成形機の駆動軸連
結装置において、複数のロールスタンドを載置したサブ
ベース上に各ロール軸と接続したユニバーサルジョイン
トの他端に装着したカップリングを支持する中間スタン
ドを配置し、中間スタンドの同一平面上に配設されて内
周面に軸方向のスプライン溝を形成したカップリングを
それぞれ任意の複数直径方向に移動可能に緩衝支持し、
かつカップリング入口にスプライン溝を形成したガイド
を着脱可能に配置し、さらにコモンベース側の駆動系の
出力軸にスプライン溝を形成しかつ軸先端に外周面にス
プライン溝を形成した短円筒状のスプラインガイドを着
脱可能に装着し、カップリングと出力軸をスプライン嵌
合可能にしたることを特徴とする冷間ロール成形機の駆
動軸連結装置である。
【0008】
【作用】この発明による冷間ロール成形機の駆動軸連結
装置は、まず、サブベース側にユニバーサルジョイント
を配置するため、中間スタンドを配置し各ロール軸と接
続したユニバーサルジョイントの他端に装着したカップ
リングを支持する構成としたことにより、上下ロール軸
間距離の変更があっても中間スタンドのカップリング位
置に影響がないこと、次に、サブベースに載置して多数
のカップリングと駆動系の出力軸との嵌合をスプライン
嵌合とするが、中間スタンドの同一平面上に配設した各
カップリングを任意の複数直径方向に移動可能にばねな
どで緩衝支持したことにより、サブベースをコモンベー
ス上でスライドさせる際に多少の位置ずれがあっても、
自動調芯されて多数のカップリングと出力軸との嵌合を
一度に完了させることができ、さらに、カップリング入
口にスプライン溝を形成したガイドを配置し、さらに出
力軸先端に外周面にスプライン溝を形成した短円筒状の
スプラインガイドを装着し、上記のスプライン嵌合に際
し両ガイド同士の予備嵌合後に、カップリングと出力軸
との本嵌合が行われるため、上記の自動調芯の際に本体
側のスプライン溝を損傷することがなく、製作が容易で
安価なガイドを交換するだけで良く、メンテナンスが容
易になる。
【0009】
【実施例】この発明による冷間ロール成形機の駆動軸連
結装置の一実施例を図面に基づいて詳述する。図1はこ
の発明による駆動軸連結装置を適用した冷間ロール成形
機の一ロールスタンド部分を示す説明図である。図2は
カップリングの緩衝支持機構を示す説明図であり、Aは
その正面説明図、Bは上面説明図である。図3のAは図
2のAの縦断説明図であり、Bは出力軸の縦断説明図で
ある。コモンベース1には図で左側の駆動系ベース2上
にコモンモータの動力を分配減速するための減速機3が
載置され、またスライドベース4上のスライドレール5
に沿ってロールスタンド11を載置したサブベース10
が図で右側から駆動系ベース2方向にスライドさせて装
着し固定するよう構成されている。また、駆動系ベース
2上には出力軸スタンド6が配置されて出力軸7が軸支
されている。サブベース10上のロールスタンド11は
各ロール軸12がユニバーサルジョイント13と接続さ
れ、ユニバーサルジョイント13の先端が立設された中
間スタンド14に支持されたカップリング20と接続し
てある。
【0010】中間スタンド14には、各カップリング2
0の支持枠15が配設され、図2のAに示す如く、矩形
の支持枠15の三方にばね16を介して上方向に緩衝支
持する構成からなり、各ばね16はばね座17で押圧量
を調整可能にしてある。カップリング20は内周面にス
プライン溝を設けたスプライン軸受21をベアリングで
回転自在に軸支した本体22とからなり、さらにスプラ
イン軸受21の入口には開孔径にスプライン溝を形成し
た板状の一対の入口ガイド23が垂直方向に対向配設し
てある。また、出力軸7はスプライン軸構成であり、先
端部に外周面にスプライン溝を形成した短円筒状のスプ
ラインガイド8がボルト9止めしてある。この入口ガイ
ド23とスプラインガイド8の少なくとも一方のスプラ
イン溝部の形状は、それぞれ嵌入側を刃もの状に先鋭加
工して、両者のスプライン溝の山部同士が衝合した際に
カップリング20が回転しながら嵌入可能なように構成
してある。
【0011】以上の構成において、成型ロールの交換や
ロール軸間距離を調整したロールスタンド11を載置し
たサブベース10をコモンベース1に駆動系ベース2方
向にスライドさせて装着するに際し、サブベース10に
載置した中間スタンド14の同一平面上に配設した各カ
ップリング20と出力軸との嵌合をスプライン嵌合とす
るが、上下ロール軸12,12間距離の変更があっても
中間スタンド14のカップリング20位置に影響がな
く、カップリング20が水平、垂直の直径方向に移動可
能にばね16で緩衝支持したことにより、スライドさせ
る際に多少の位置ずれがあっても、自動調芯されて多数
のカップリング20と出力軸7との嵌合を一度に完了さ
せることができ、さらに嵌合時は入口ガイド23とスプ
ラインガイド8とのガイド同士の予備嵌合後に、カップ
リング20のスプライン軸受21と出力軸7との本嵌合
が行われるため、上記の自動調芯の際に本体22側のス
プライン溝を損傷することがない。
【0012】
【発明の効果】この発明は、成型ロールの交換やロール
軸間距離を調整した複数のロールスタンドを載置したサ
ブベースをコモンベースに装着する際に、カップリング
と出力軸との嵌合をスプライン嵌合とするが、極めて短
時間で多数軸の接続を完了することができ、自動調芯な
らびにスプライン嵌合のガイド機構が極めて簡単な構成
でかつ工作並びに交換が容易であり、維持管理性に優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による駆動軸連結装置を適用した冷間
ロール成形機の一ロールスタンド部分を示す説明図であ
る。
【図2】カップリングの緩衝支持機構を示す説明図であ
り、Aはその正面説明図、Bは上面説明図である。
【図3】Aは図2のAの縦断説明図であり、Bは出力軸
の縦断説明図である。
【符号の説明】
1 コモンベース 2 駆動系ベース 3 減速機 4 スライドベース 5 スライドレール 6 出力軸スタンド 7 出力軸 8 スプラインガイド 9 ボルト 10 サブベース 11 ロールスタンド 12 ロール軸 13 ユニバーサルジョイント 14 中間スタンド 15 支持枠 16 ばね 17 ばね座 20 カップリング 21 スプライン軸受 22 本体 23 入口ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コモンベース側に設けられる駆動系とサ
    ブベース側のロールスタンドのロール軸とを接続する冷
    間ロール成形機の駆動軸連結装置において、複数のロー
    ルスタンドを載置したサブベース上に各ロール軸と接続
    したユニバーサルジョイントの他端に装着したカップリ
    ングを支持する中間スタンドを配置し、中間スタンドの
    同一平面上に配設されて内周面に軸方向のスプライン溝
    を形成したカップリングをそれぞれ任意の複数直径方向
    に移動可能に緩衝支持し、かつカップリング入口にスプ
    ライン溝を形成したガイドを着脱可能に配置し、さらに
    コモンベース側の駆動系の出力軸にスプライン溝を形成
    しかつ軸先端に外周面にスプライン溝を形成した短円筒
    状のスプラインガイドを着脱可能に装着し、カップリン
    グと出力軸をスプライン嵌合可能にしたことを特徴とす
    る冷間ロール成形機の駆動軸連結装置。
JP1819393A 1993-01-08 1993-01-08 冷間ロール成形機の駆動軸連結装置 Pending JPH06198344A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5756167A (en) * 1995-04-07 1998-05-26 Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. Rigid elongated member for use in vehicles and producing method and apparatus therefor
JP2008267517A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 軸継手着脱機構、及びこれを用いたロール成形機の伝動機構

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5756167A (en) * 1995-04-07 1998-05-26 Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. Rigid elongated member for use in vehicles and producing method and apparatus therefor
US5926930A (en) * 1995-04-07 1999-07-27 Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. Apparatus for producing rigid elongated member for use in vehicles
JP2008267517A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 軸継手着脱機構、及びこれを用いたロール成形機の伝動機構

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