JP4970218B2 - 耐震可撓継手 - Google Patents
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Description
・ステンレスバンド101の締付ネジ103は、締め方向が、工具(ドライバやレンチ)の長手方向と直角方向であるため、締め付けが困難であったり、締付ネジ103の締め付けができない場合がある。
・ステンレスバンド101の締め付け作業に熟練を要するとともに、締め付け作業に長い時間がかかる。
本発明の第2の目的は、耐震可撓継手を用いて、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、且つ、簡単に接合作業が行える現場打ちマンホールと下水道本管との接合方法の提供にある。
本発明の第3の目的は、耐震可撓継手を用いて、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、且つ、簡単に接合作業が行える組立てマンホール用の耐震可撓継手の提供にある。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内方へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設される剛性管と、ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる弾性パッキンと、管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備える。
下水道本管の端部へ耐震可撓継手を遊嵌する。
各ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させて、遊嵌させた下水道本管の端部に耐震可撓継手を固定する。
剛性管の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付け、型枠内へ生コンクリートを流し込む。なお、固化後のマンホールの側壁の内径Rm、外径Rnの各寸法と、鋼製管の他方側の内径Riおよび鋼製管の一方側の外径Rgとが一致する様に、型枠および剛性管を作るのが好適である(図14参照)。この構造を採用すると、固化後のマンホールの側壁から耐震可撓継手が食み出ない。
生コンクリートが固化した後に型枠を脱型する。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させている。つまり、ボルトを締め付けで押え板を押圧すると、弾性パッキンが変形してストッパー下部に食い込むため、止水を行うことができる。
この構造の耐震可撓継手は、ボルトによる締め付けトルクが大きいため、強い押圧力が得られ、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、接合部分の止水性に優れる。なお、押え板を介して弾性パッキンを押圧しているので、ボルトの弾性パッキン内へのめり込みを防止できる。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを採用しているので、通常の工具(レンチ等)で容易に締め付けることができる。また、剛性管と平行にボルトを廻せば良いので締め付け作業に熟練を要しないとともに、締め付け作業が短時間で完了する。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内方へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設される内側剛性管と、この内側剛性管の管先端近傍に臨む管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内側剛性管方向へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設される外側剛性管と、各ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる弾性パッキンと、内側剛性管および外側剛性管の外周側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備える。
下水道本管の端部へ耐震可撓継手を遊嵌する。
各ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させて、遊嵌させた下水道本管の端部に耐震可撓継手を固定する。
内側剛性管および外側剛性管からなる嵌合体の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付けて生コンクリートを流し込む。
生コンクリートが固化した後に型枠を脱型する。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトによる締め付けトルクが大きいため、強い押圧力が得られ、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、接合部分の止水性に優れる。
ボルトを締め付けで押え板を押圧すると、弾性パッキンが変形してストッパー下部に食い込むため、止水を行うことができる。なお、押え板を介して弾性パッキンを押圧しているので、ボルトの弾性パッキン内へのめり込みを防止できる。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを採用しているので、通常の工具(レンチ等)で容易に締め付けることができる。また、各剛性管と平行にボルトを廻せば良いので締め付け作業に熟練を要しないとともに、締め付け作業が短時間で完了する。
嵌合体は、内側剛性管および外側剛性管からなる二重構造であるので、一重構造のものより、マンホールと下水道本管との相対変位が大きく取れ、耐震性が向上する。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内方へ延びる一対のストッパーを管内壁に周設され、略中央の管外壁にフランジを設けた剛性管と、ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる断面台形で環状の弾性パッキンと、管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備える。
下水道本管の端部へ耐震可撓継手を遊嵌する。
各ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させて、遊嵌させた下水道本管の端部に耐震可撓継手を固定する。
剛性管の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付け、型枠内へ生コンクリートを流し込む。
剛性管の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付け、型枠内へ生コンクリートを流し込む。なお、固化後のマンホールの側壁の内径Rm、外径Rnの各寸法と、剛性管の他方側の内径Riおよび剛性管の一方側の外径Rgとが一致する様に、型枠および剛性管を作るのが好適である(図14参照)。この構造を採用すると、固化後のマンホールの側壁から耐震可撓継手が食み出ない。
生コンクリートが固化した後に型枠を脱型する。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させているので、締め付けトルクが大きく取れ、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、接合部分の止水性に優れる。
ボルトを締め付けで押え板を押圧すると、弾性パッキンが変形してストッパー下部に食い込むため、止水を行うことができる。なお、押え板を介して弾性パッキンを押圧しているので、ボルトの弾性パッキン内へのめり込みを防止できる。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを採用しているので、通常の工具(レンチ等)で容易に締め付けることができる。また、剛性管と平行にボルトを廻せば良いので締め付け作業に熟練を要しないとともに、締め付け作業が短時間で完了する。
略中央の管外壁にフランジを設けているので、型枠内へ生コンクリートを流し込んだ際に、フランジがコンクリートへモールドされ剛性管と生コンクリートとの馴染みが良くなる(アンカー機能)。このため、生コンクリートが固化した後に、剛性管が強固にコンクリートに固着される。
弾性パッキンは、断面台形で環状であるので下水道本管を押圧する力を強くでき、弾性パッキンを縮径させた際の締め付けトルクが大きく、止水性に優れる。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内方へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設され、管外周に弾性継手を取り付けた剛性管と、ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる断面台形で環状の弾性パッキンと、管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備える。
弾性筒状体の径大筒部を外側剛性管の先端外周へ外嵌し、径大筒部の外周に配設した締付バンドを締め付けて弾性筒状体を外側剛性管へ固定する。
更に、弾性筒状体の径小筒部の外周に締付バンドを配設した弾性継手の径小筒部を剛性管に嵌め込み、締付バンドを締め付けて弾性継手を剛性管に固定する。
各ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させて、遊嵌させた下水道本管の端部に耐震可撓継手を固定する。
弾性継手および緩衝材の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付けて生コンクリートを型枠内へ流し込む。
生コンクリートが固化した後に型枠を脱型する。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させているので、締め付けトルクが大きく取れ、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、接合部分の止水性に優れる。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを採用しているので、通常の工具(レンチ等)で容易に締め付けることができる。また、剛性管と平行にボルトを廻せば良いので締め付け作業に熟練を要しないとともに、締め付け作業が短時間で完了する。
弾性パッキンは、断面台形で環状であるので下水道本管を押圧する力を強くでき、弾性パッキンを縮径させた際の締め付けトルクが大きく、止水性に優れる。
耐震可撓継手を用い、以下の手順で、現場打ちマンホールと下水道本管とを接合する。 剛性管の一方側から下水道本管の端部に耐震可撓継手を遊嵌する。なお、耐震可撓継手の剛性管の略中央の外壁にはフランジが設けられ、剛性管の一方側には複数個のネジ付穴が輪状に形成され、これらネジ付穴を挟む様に一対のストッパーが内方へ向かって剛性管の内壁に周設されている。そして、断面台形で環状の弾性パッキンが押え板とともにストッパー間に嵌め込まれ、各ネジ付穴には、管外側からボルトが取り付けられている。
つぎに、剛性管と下水道本管との間の隙間に、柱状の緩衝材を剛性管の他方側から詰め込む。
つぎに、固化後に耐震可撓継手の剛性管の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付け、型枠内へ生コンクリートを流し込み、コンクリート固化後に型枠を脱型する。
剛性管のネジ付穴に取り付けた各ボルトを締め付けて押え板を押圧して、断面台形で環状の弾性パッキンを縮径させて耐震可撓継手を下水道本管に固定する構造であるので、締め付けトルクが大きく取れ、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、接合部分の止水性に優れる。また、ボルトを採用しているので、通常の工具(レンチ等)で容易に締め付けることができる。更に、また、剛性管と平行にボルトを廻せば良いので締め付け作業に熟練を要しないとともに、締め付け作業が短時間で完了する。なお、押え板を介して弾性パッキンを押圧しているので、ボルトの弾性パッキン内へのめり込みを防止できる。
略中央の管外壁にフランジを設けているので、型枠内へ生コンクリートを流し込んだ際に、フランジがコンクリートへモールドされ剛性管と生コンクリートとの馴染みが良くなる(アンカー機能)。このため、生コンクリートが固化した後に、剛性管が強固にコンクリートに固着される。
組立てマンホール用の耐震可撓継手は、管の一方側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に一対のストッパーが内方へ向かって管内壁に周設される剛性管と、ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる弾性パッキンと、管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備える。
組立てマンホールの側壁に設けた取付孔へ、下水道本管の端部を遊嵌状態に嵌め込む。 剛性管の他方側を前側にして、下水道本管と取付孔との間の隙間へ、耐震可撓継手を嵌め込む。なお、耐震可撓継手は、管の一方側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に一対のストッパーが内方へ向かって管内壁に周設される剛性管と、ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる弾性パッキンと、管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備える。
剛性管と取付孔との間の隙間へマンホール内からマンホール充填材を詰めて止水する。
組立てマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させているので、締め付けトルクが大きく取れ、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、接合部分の止水性に優れる。
ボルトを締め付けで押え板を押圧すると、弾性パッキンが変形してストッパー下部に食い込むため、止水を行うことができる。なお、押え板を介して弾性パッキンを押圧しているので、ボルトの弾性パッキン内へのめり込みを防止できる。
組立てマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを採用しているので、通常の工具(レンチ等)で容易に締め付けることができる。また、剛性管と平行にボルトを廻せば良いので締め付け作業に熟練を要しないとともに、締め付け作業が短時間で完了する。
組立てマンホール用の耐震可撓継手は、管の一方側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に一対のストッパーが内方へ向かって管内壁に周設される剛性管と、剛性管の他方側の管内壁面に接着され、剛性管と下水道本管との間の隙間を塞ぐ柱状の緩衝材と、ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる断面台形で環状の弾性パッキンと、管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備える。
組立てマンホールの側壁に設けた取付孔へ、下水道本管の端部を遊嵌状態に嵌め込む。 剛性管の他方側を前側にして、下水道本管と取付孔との間の隙間へ、耐震可撓継手を嵌め込む。なお、耐震可撓継手は、管の一方側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に一対のストッパーが内方へ向かって管内壁に周設される剛性管と、剛性管の他方側の管内壁面に接着され、剛性管と下水道本管との間の隙間を塞ぐ柱状の緩衝材と、ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる断面台形で環状の弾性パッキンと、管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備える。
剛性管と取付孔との間の隙間へマンホール内からマンホール充填材を詰めて止水する。
組立てマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを締め付けて押え板を押圧し、弾性パッキンを縮径させているので、締め付けトルクが大きく取れ、大外径の下水道本管でも水密的に接合でき、接合部分の止水性に優れる。
ボルトを締め付けで押え板を押圧すると、弾性パッキンが変形してストッパー下部に食い込むため、止水を行うことができる。なお、押え板を介して弾性パッキンを押圧しているので、ボルトの弾性パッキン内へのめり込みを防止できる。
組立てマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを採用しているので、通常の工具(レンチ等)で容易に締め付けることができる。また、剛性管と平行にボルトを廻せば良いので締め付け作業に熟練を要しないとともに、締め付け作業が短時間で完了する。
剛性管の他方側の管内壁面に柱状の緩衝材を接着しているので、剛性管を下水道本管へ圧入してボルトの締め付け作業を行う際に剛性管の姿勢変動を防止できる。
組立てマンホールの側壁の内径および外径の各寸法に、剛性管の他方側の内径および剛性管の一方側の外径の各寸法を合わせて耐震可撓継手を製造する。
この構造を採用すると、マンホールの側壁の壁厚に、耐震可撓継手が食み出ず、マンホールの外側にスペースがなくても取り付けが可能である。つまり、立坑の穴径を大きくする必要がないので経済的である。
組立てマンホール用の耐震可撓継手は、ボルトを採用しているので、通常の工具(レンチ等)で容易に締め付けることができる。また、剛性管と平行にボルトを廻せば良いので締め付け作業に熟練を要しないとともに、締め付け作業が短時間で完了する。
図4等に示す如く、現場打ちマンホール用の耐震可撓継手Aは、ネジ付穴11群を挟む様に内方へ延びるストッパー12、13が管内壁に周設される鋼製円管1(剛性管)と、ストッパー12、13間に押え板20とともに嵌め込まれるゴムパッキン2(弾性パッキン)と、管外側からネジ付穴11に取り付けられるボルト3とを備える。
内方へ延びるストッパー12、13は、板状であり、ネジ付穴11の両側の管内壁に溶接されている。
また、鋼製円管1の略中央の管外壁には、外方へ延びる板状のフランジ16が溶接されている。
(1)鋼製円管1のストッパー12、13間に、押え板20とともに、ゴムパッキン2の幅広部を嵌め込む。そして、管外側からボルト3をネジ付穴11に少し捻じ込んで取り付ける{図2の(a)参照}。
押え板20がボルト3により押圧されるのでゴムパッキン2が変形してストッパー12、13の下部に食い込むため止水を行うことができるとともに、耐震可撓継手Aが下水道本管5に固定される{図2の(b)参照}。なお、押え板20を介してゴムパッキン2を押圧しているので、ボルト3のゴムパッキン2内へのめり込みを防止できる。
(4)固化後に耐震可撓継手Aの鋼製円管1の外側が、硬化後に現場打ちマンホール4の側壁となる様に型枠17を組み付け、型枠17内へ生コンクリート18を流し込む{図3の(b)参照}。そして、型枠17をコンクリート固化後に脱型する。
現場打ちマンホール用の耐震可撓継手Aは、可撓性を有するので、施工後に地震等によって、下水道本管5が5°程度、相対変位(図5の実線状態)しても、接合部分の止水性を保つことができるとともに、現場打ちマンホール4および下水道本管5に損傷を与えない。
押え板20がボルト3により押圧されるのでゴムパッキン2が変形してストッパー12、13の下部に食い込むため止水を確実に行うことができる。なお、押え板20を介してゴムパッキン2を押圧しているので、ボルト3のゴムパッキン2内へのめり込みを防止できる。また、大外径の下水道本管の場合には、ボルト3の径を大径にして締め付けトルク力を大きくすれば良い。
ストッパー72、73は、板状であり、ネジ付穴71の両側の管内壁に、内方へ向かって溶接されている。
組立てマンホール用の耐震可撓継手Bは、ボルト3を締め付けて押え板20を押圧し,ゴムパッキン2を縮径させているので、締め付けトルクが大きく取れ、大外径の下水道本管5でも水密的に接合でき、接合部分の止水性に優れる。
押え板20がボルト3により押圧されるのでゴムパッキン2が変形してストッパー72、73の下部に食い込むため止水を確実に行うことができる。なお、押え板20を介してゴムパッキン2を押圧しているので、ボルト3のゴムパッキン2内へのめり込みを防止できる。
a.現場打ちマンホール4において、ボックスカルバートの様な多角の場合には、鋼製円管7は多角を用いる(図10参照)。なお、硬化後の取付孔の断面が正方形の場合には、断面が正方形の鋼製円管74を用いる。
図12において、3はボルト、81は弾性パッキン、82は押え板(全周)、83はネジ付穴を有する鋼製円管、84はボックスカルバートである。
B 組立てマンホール用の耐震可撓継手
1、7 鋼製円管(剛性管)
2 ゴムパッキン(弾性パッキン)
3 ボルト
4 現場打ちマンホール
5 下水道本管
6 ウレタンブロック(緩衝材)
11 ネジ付穴
12、13、92、93 ストッパー
16 フランジ
17 型枠
18 生コンクリート
20 押え板
41 取付孔
42 マンホール充填材
51 先端部(先部)
91 長い鋼製円管(内側剛性管)
94 短い鋼製円管(外側剛性管)
201 剛性管
202 フランジ
203 外側剛性管
204 径小筒部
205 径大筒部
206 径拡部
207 弾性筒状体
208 締付バンド
209 弾性継手
Claims (9)
- 管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内方へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設される剛性管と、
ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる弾性パッキンと、
管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備えてなる現場打ちマンホール用の耐震可撓継手であって、
各ボルトを締め付けて前記押え板を押圧し、前記弾性パッキンを縮径させて、遊嵌させた下水道本管の端部に前記耐震可撓継手を固定し、
前記剛性管の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付けて生コンクリートを流し込み、
コンクリート固化後に前記型枠を脱型することにより、現場打ちマンホールと下水道本管とを軟接合する現場打ちマンホール用の耐震可撓継手。 - 管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内方へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設される内側剛性管と、
該内側剛性管の管先端近傍に臨む管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内側剛性管方向へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設される外側剛性管と、
各ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる弾性パッキンと、
前記内側剛性管および前記外側剛性管の外周側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備えてなる現場打ちマンホール用の耐震可撓継手であって、
各ボルトを締め付けて前記押え板を押圧し、前記弾性パッキンを縮径させて、遊嵌させた下水道本管の端部に前記耐震可撓継手を固定し、
前記内側剛性管および前記外側剛性管からなる嵌合体の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付けて生コンクリートを流し込み、
コンクリート固化後に前記型枠を脱型することにより、現場打ちマンホールと下水道本管とを軟接合する現場打ちマンホール用の耐震可撓継手。 - 管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内方へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設され、略中央の管外壁にフランジを設けた剛性管と、
ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる断面台形で環状の弾性パッキンと、
管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備えてなる現場打ちマンホール用の耐震可撓継手であって、
各ボルトを締め付けて前記押え板を押圧し、前記弾性パッキンを縮径させて、遊嵌させた下水道本管の端部に前記耐震可撓継手を固定し、
前記剛性管と前記下水道本管との間の隙間に、柱状の緩衝材を前記剛性管の他方側から詰め込み、
前記剛性管の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付けて生コンクリートを流し込み、
コンクリート固化後に前記型枠を脱型することにより、現場打ちマンホールと下水道本管とを軟接合する現場打ちマンホール用の耐震可撓継手。 - 管先端側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に内方へ延びる一対のストッパーが管内壁に周設され、管外周に弾性継手を取り付けた剛性管と、
ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる断面台形で環状の弾性パッキンと、
管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備えてなる現場打ちマンホール用の耐震可撓継手であって、
前記弾性継手は、前記剛性管より径大で短く、略中央の管外壁にフランジを設けた外側剛性管と、前記剛性管の略中央外周を外嵌する径小筒部、前記外側剛性管の先端外周を外嵌する径大筒部、前記径小筒部と前記径大筒部との間に位置する径拡部とを有する弾性筒状体と、前記径小筒部の外周および前記径大筒部の外周に配設される締付バンドとからなり、
前記剛性管の管外周に前記弾性継手を嵌め込み前記締付バンドを締め付けて前記弾性継手を前記剛性管に固定し、
各ボルトを締め付けて前記押え板を押圧し、前記弾性パッキンを縮径させて、遊嵌させた下水道本管の端部に前記耐震可撓継手を固定し、
前記剛性管の先端外側へ、環状の封止用緩衝材を配し、
前記弾性継手および前記緩衝材の外側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付けて生コンクリートを流し込み、
コンクリート固化後に前記型枠を脱型することにより、現場打ちマンホールと下水道本管とを軟接合する現場打ちマンホール用の耐震可撓継手。 - 剛性管の略中央の外壁にフランジが設けられ、前記剛性管の一方側に複数個のネジ付穴が輪状に形成され、これらネジ付穴を挟む様に一対のストッパーが内方へ向かって前記剛性管の内壁に周設され、断面台形で環状の弾性パッキンが押え板とともにストッパー間に嵌め込まれ、各ネジ付穴に管外側からボルトを取り付けてなる耐震可撓継手を前記一方側から下水道本管の端部に遊嵌し、
各ボルトを締め付けて前記押え板を押圧し、前記弾性パッキンを縮径させて前記耐震可撓継手を前記下水道本管に固定し、
前記剛性管と前記下水道本管との間の隙間に、柱状の緩衝材を前記剛性管の他方側から詰め込み、
固化後に前記耐震可撓継手の前記剛性管の外方側がマンホールの側壁となる様に型枠を組み付け、型枠内へ生コンクリートを流し込み、
前記型枠をコンクリート固化後に脱型して完了する、現場打ちマンホールと下水道本管との接合方法。 - 組立てマンホールの側壁に設けた取付孔へ、下水道本管の端部を遊嵌状態に嵌め込んで、前記組立てマンホールへ前記下水道本管を軟接合する耐震可撓継手であって、
該耐震可撓継手は、管の一方側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に一対のストッパーが内方へ向かって管内壁に周設される剛性管と、 ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる弾性パッキンと、
管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備え、
マンホール内から各ボルトを締め付けて前記押え板を押圧し、前記弾性パッキンを縮径させて、前記下水道本管に前記耐震可撓継手を固定し、
前記剛性管と取付孔との間の隙間へマンホール内からマンホール充填材詰めて止水することにより、組立てマンホールへ下水道本管を軟接合することを特徴とする組立てマンホール用の耐震可撓継手。 - 組立てマンホールの側壁に設けた取付孔へ、下水道本管の端部を遊嵌状態に嵌め込んで、前記組立てマンホールへ前記下水道本管を軟接合する耐震可撓継手であって、
該耐震可撓継手は、管の一方側に複数個のネジ付穴が輪状に形成されるとともに、これらネジ付穴を挟む様に一対のストッパーが内方へ向かって管内壁に周設される剛性管と、 該剛性管の他方側の管内壁面に接着され、前記剛性管と前記下水道本管との間の隙間を塞ぐ柱状の緩衝材と、
ストッパー間に押え板とともに嵌め込まれる断面台形で環状の弾性パッキンと、
管外側から各ネジ付穴に取り付けられるボルトとを備え、
マンホール内から前記下水道本管の端部へ前記耐震可撓継手を圧入し、
マンホール内から各ボルトを締め付けて前記押え板を押圧し、前記弾性パッキンを縮径させて、前記耐震可撓継手を前記下水道本管に固定し、
前記剛性管と取付孔との間の隙間へマンホール内からマンホール充填材を詰めて止水することにより、組立てマンホールへ下水道本管を軟接合することを特徴とする組立てマンホール用の耐震可撓継手。 - 前記マンホールの側壁の内径および外径の各寸法に、前記剛性管の他方側の内径および前記剛性管の一方側の外径の各寸法を合わせることを特徴とする請求項5記載の現場打ちマンホールと下水道本管との接合方法。
- 前記マンホールの側壁の内径および外径の各寸法に、前記剛性管の他方側の内径および前記剛性管の一方側の外径の各寸法を合わせることを特徴とする請求項6に記載の組立てマンホール用の耐震可撓継手。
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