JP2001311387A - 既設管路の補修方法およびそれに用いる補修材並びに管路 - Google Patents

既設管路の補修方法およびそれに用いる補修材並びに管路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】補修後の管路の内面を形成する内面部材のみに
外水圧等が直接作用することがなく、また、既設管路自
体の強度が弱くても十分に高い管路を得ることができ、
更にはモルタル等の硬化性充填材の注入に際して支保工
を組む等の対策を必要とせず、施工性が良好で工事期間
の短い既設管路の補修方法、その方法に用いる補修材、
並びにその方法により補修された管路を提供する。 【解決手段】既設管路内に、複数の補強部材11,12
等を用いて既設管Pの内面に略沿った中空骨組み状の補
強体1を組み立て、その補強体1の内側に複数の内面部
材3を取り付けて筒状となし、その内面部材3と既設管
Pの内面の間に硬化性充填材を注入する。補強体1は例
えば剛性の高いリング状補強部材11を連結部材12で
管路筒長方向に連結・一体化した構造等の採用によりそ
の強度を極めて高くすることができ、その補強体1に内
面部材3を嵌合等によって取り付けることで、外水圧等
を補強体1で受け、かつ、硬化性充填材4の注入圧に対
しても耐えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、劣化の進んだ既設
管路を補修材を用いて補修する方法と、その補修 方
法に用いられる補修材、並びに上記方法により補修され
た管路に関し、特に大 口径の下水道管路や雨水管
路、あるいは各種交通機関などに使用されるトンネル
等の補修を行うのに適した方法、補修材、並びに補修
された管路に関する。
【0002】
【従来の技術】大口径の下水道管路等の既設管路の補修
方法として、従来、あらかじめ既設管 の内面に沿わ
せてピアノ線等のばね弾性を有する鉄筋を螺旋状に巻回
しておき、 その上から帯状の樹脂板を螺旋状に巻回
して筒状のライナーを形成し、そのライ ナーと既設
管内面との間にモルタル等の硬化性充填材(裏込め材)
を注入する方 法(特開平8−277992号)や、
既設管内で螺旋状に巻回して筒状のライナ ーとなす
べき可撓性を有する帯状の樹脂板に、あらかじめ鉄筋を
含めた長尺の補 強体を係止させておき、その樹脂板
を既設管内面に沿わせて螺旋状に巻回してラ イナー
を形成し、そのライナーと既設管内面との間にモルタル
等の裏込め材を注 入する方法(特開平10−166
444号)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の既設管路の補修方法は、いずれも、補修後の管の強
度を高めるべく鉄筋を用いているのであるが、これ
らは以下に示すような問題点 がある。
【0004】特開平8−277992号公報に開示され
ている従来技術によると、ピアノ線 等の鉄筋は樹脂
板に対して係合しておらず、従って樹脂板自体には補強
がなされ ていないため、埋設管の補修に適用した場
合、車の通行や地震等による振動によ ってモルタル
層等の硬化性充填材にクラックが生じると、樹脂板に対
して直接外 水圧が働き、モルタル等の硬化性充填材
層と樹脂板との密着強度の弱い箇所にお いて樹脂板
が管路内両側に膨出する恐れがある。
【0005】一方、特開平10−166444号公報に
開示されている従来技術によれば、 樹脂板をあらか
じめ鉄筋を含む補強体と合体させているが、樹脂板は既
設管路内 で螺旋状に巻回する必要があるため、補強
体としては十分な剛性を有するものを 用いることが
できず、既設管路自体の強度が弱い場合には、土圧に対
しての補強 が不十分である。
【0006】また、上記した従来の既設管路の補修方法
においては、いずれも、樹脂板は十 分に補強されて
いるとは言いがたく、既設管とライナーとの間にモルタ
ル等を注 入する際には、その圧力により螺旋状に巻
回された樹脂板が変形しないように支 保工を組む
か、あるいはモルタル等による裏込めを数回に渡って継
ぎ足しつつ行 うかの対策を講じる必要があり、施工
が複雑で所要時間も長くなるという欠点が ある。
【0007】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、補修後の管路の内面を形成 する樹脂板等の
内面部材に対して直接外水圧が作用することがなく、ま
た、既設 管自体の強度が弱くても十分に補強するこ
とができ、更にはモルタル等の硬化性 充填材(裏込
め材)の注入に際して支保工を組む等の対策を必要とせ
ず、簡単に 施工することのできる既設管路の補修方
法と、その方法に用いる補修材、並びに 当該補修方
法により得られる管路の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の既設管路の補修方法は、既設管路内に搬
入可能な、複数の補強部材を用いて当該既設管内面に
略沿った中空骨組み状補強 体を組み立て、その補強
体の内側に複数の内面部材を取り付けて既設管路の筒長
方向に沿って筒状に組み立てた後、その内面部材と
既設管内面との間の空隙内に 硬化性充填材を注入す
ることによって特徴づけられる(請求項1)。
【0009】ここで、本発明の既設管路の補修方法にお
いては、上記補強体の内側に複数の 嵌合部材を装着
し、その嵌合部材に対して上記各内面部材を嵌合する方
法(請求 項2)を採用することができる。このよう
な嵌合部材を介して内面材を補強体に 対して取り付
ける場合においては、その嵌合部材は、既設管路の筒長
方向に連続 した長尺部材とすること(請求項3)が
好ましい。
【0010】また、本発明の既設管路の補修方法におい
ては、上記内面部材として、既設管 路の筒長方向に
連続した長尺体を用いること(請求項4)が望ましい。
【0011】本発明の既設管路の補修方法においては、
上記補強体を、既設管の内周面に略 沿った形状の複
数のリング状補強部材を既設管路の筒長方向に所定の間
隔で配置 して組み立てるとともに、その各リング状
補強材を連結部材により既設管路の筒 長方向に相互
に一体化して組み立てる方法(請求項5)を好適に採用
することが できる。
【0012】また、本発明方法においては、補強体を、
あらかじめ既設管路外で周方向に分 割したリング状
補強部材と連結部材により、部分補強体を組み立ててお
き、次い で既設管路内に該部分補強体を搬入して組
み立てる方法(請求項6)を好適に採 用することが
できる。
【0013】また、本発明方法においては、補強体の外
周に間詰部材を設け、その間詰部材 により既設管内
周面と補強体との間の隙間を少なくもしくはなくするこ
と(請求 項7)が望ましい。
【0014】また、本発明方法においては、既設管内面
に、当該既設管内面に沿った筒状の 外面部材を配置
した後、上記補強体を組み立てる方法(請求項8)を採
用するこ とができる。
【0015】一方、本発明の既設管路補修用の補修材
は、上記した各請求項に係る方法発明 に用いるのに
適した補修材であり、請求項9に係る発明の補修材は、
請求項1に 係る方法発明に用いるための補修材であ
って、内側に複数の嵌合部を備えた、複 数の周方向
に分割したリング状補強部材を組み立てて既設管内面に
略沿った中空 骨組み構造をなす補強体と、外面もし
くは端部に上記嵌合部に対して嵌合する嵌 合部が形
成された内面が平滑な複数の内面部材とからなることに
よって特徴づけ られる。
【0016】また、請求項10に係る発明の補修材は、
請求項2に記載の方法に用いる補修 材であって、内
側に複数の嵌合部を備えた、複数の周方向に分割したリ
ング状補 強部材を組み立てて既設管路内面に略沿っ
た中空骨組み構造をなす補強体と、外 側にその嵌合
部に嵌合する第1の嵌合部が形成され、かつ、内側に第
2の嵌合部 が形成された複数の嵌合部材と、外面も
しくは端部に上記第2の嵌合部に嵌合す る嵌合部が
形成された内面が平滑な複数の内面部材とからなること
によって特徴 づけられる。このような嵌合部材を用
いるに当たっては、その各嵌合部材を、既 設管路の
筒長方向に連続した長尺部材とすること(請求項11)
が望ましい。
【0017】また、本発明の既設管路補修用の補修材に
おいて用いる内面部材は、既設管路 の筒長方向に連
続した長尺体とすること(請求項12)が望ましい。
【0018】更に、本発明における補修材においては、
補強体として、既設管路の筒長方向 に所定の間隔を
開けて配置するための、既設管内周面に略沿った形状の
複数のリ ング状補強部材を相互に連結・一体化する
複数の連結部材を備えたものとするこ と(請求項1
3)が更に望ましい。
【0019】また、本発明の補修材においては、補強体
の外周に、少なくとも既設管路筒長 方向に連続する
溝状の空隙を形成するための凹凸を形成すること(請求
項14) が好ましく、これとは別、あるいはこれに
加えて、補強体に既設管路筒長方向に 貫通する孔を
形成すること(請求項15)が好ましい。
【0020】更に、本発明の補修材は、補強体に、その
外周に取り付け可能で、かつ、取り 付けにより既設
管路内面との隙間を少なくもしくはなくすための間詰部
材を含ん だものとすること(請求項16)ができ
る。
【0021】そして、本発明の管路は、本発明の既設管
路の補修方法によって補修された後 の管路であっ
て、既設管路内に、当該既設管内面に略沿った中空骨組
み状補強材 が配置され、その補強材の内側に、既設
管路の筒長方向に連続した複数の内面部 材が当該筒
長方向に沿って伸びる筒状に配置された状態で上記補強
材に対して取 り付けられ、その内面部材と既設管路
内面との間に硬化性充填材が充填されてい ることに
よって特徴づけられる(請求項17)。
【0022】また、本発明の管路においては、補強材に
対する内面部材の取り付けを、当該 補強材の内側に
装着された複数の嵌合部材を介して行ってもよく(請求
項18) 、嵌合部材を用いる場合には、既設管路の
筒長方向に連続した長尺部材からなる 嵌合部材とす
ること(請求項19)が好ましい。
【0023】更に、本発明の管路においては、補強体
を、既設管の内周面に略沿った複数の リング状補強
部材と、その各リング状補強部材を既設管路の筒長方向
に連結・一 体化する複数の連結部材を含んだものと
すること(請求項20)が好ましい。
【0024】また、本発明の管路においては、補強体に
既設管路の筒長方向に貫通する孔を 形成し、その孔
内に硬化性充填材が充填されている構造(請求項21)
を好適に 採用することができる。
【0025】更にまた本発明の管路においては、補強体
と既設管内面との間に、当該既設管 の内面に沿った
筒状の外面材を介在させた構造(請求項22)を採用す
ることも できる。
【0026】本発明は、補修後の管路の表面(内面)を
形成する内面部材を、既設管路の内 面に略沿って中
空骨組み状に組み立てられた補強体に対して取り付ける
ことによ って、補強体として必要に応じた十分な強
度を持たせたうえで、内面部材に作用 する力をその
補強体で受けることで、所期の目的を達成しようとする
ものである 。
【0027】ここで、本発明において内面部材を補強材
に対して取り付ける手段は特に限定 されるものでは
ないが、あらかじめ両部材に設けた凹凸等を用いた嵌
合、あるい は請求項2に係る発明のように嵌合部材
を介在した嵌合、更にはねじ等による締 結等の手段
を採用することができる。
【0028】本発明の既設管路の補修方法(請求項1)
およびその補修方法に用いる補修材 (請求項9)
は、分割されている補強部材を既設管内面に略沿わせて
中空骨組み 状の補強体に組み立てるため、既設管路
の状況に応じて、補強部材の形状や寸法 を適宜に変
更し、損傷の程度に対応させて十分な強度を有する補強
体を既設管路 内に構築することができ、既設管路が
強度を失っていてもこれを確実に補強する ことが可
能となり、補修後の管路は鉄筋構造と等しい強度を発揮
することができ る。
【0029】また、補強部材を既設管路内で中空骨組み
状の補強体に組み立てる本発明の方 法においては、
馬蹄形管路等の異形管路にも容易に対応することができ
る。同時 に、補強体の強度を十分なものとできる結
果、硬化性充填材(裏込め材)として 流動性が良好
で安価な材料、例えば水分比率の大きいモルタルやエア
モルタル等 を選択することができ、低コストで施工
性に優れた方法とすることができる。
【0030】また、本発明においては、内面部材は補強
体に対して取り付けられて支持され るため、内面部
材のみに外水圧などが直接的に作用することがないとと
もに、硬 化性充填材の注入時においても支保工を組
んだり継ぎ足し注入を行うといった対 策を講じる必
要がなく、容易かつ短時間に施工することができる。
【0031】また、請求項2に係る発明方法、請求項1
0に係る補修材、および請求項18 に係る管路のよ
うに、補強体に対して嵌合部材を介して内面部材を取り
付ける方 法並びに構造を採用すれば、内面部材を剛
体である補強体に対して直接嵌合させ る場合に比し
て、補強体と内面部材の嵌合部分の寸法に余裕を持たす
ことができ 、施工性が向上するとともに、内面部材
の材質を管路に要求される機能に合わせ て選定する
自由度が向上し、例えば嵌合部材として熱可塑性樹脂成
形品を使用す れば、内面部材に剛体を使用すること
も可能となり、補修材に難燃性などの機能 を付与す
ることができる。
【0032】そして、このような嵌合部材を用いる場
合、請求項3および請求項11の方法 および補修材
のように、既設管路の筒長方向に連続する複数の嵌合部
材を採用し 、請求項20の管路を構築すれば、補強
体を構成する複数の補強部材間にわたっ て取り付け
られる内面部材を補強する構造とすることができ、内面
部材の変形を 防止し、より薄い内面部材の使用が可
能となる。また、既設管路の筒長方向に、 例えば隣
り合うマンホール間に及ぶ長さで連続した嵌合部材を用
いることにより 、継ぎ目のない水密構造を得やすい
という利点もある。
【0033】また、請求項4に係る発明の方法、請求項
12に係る発明の補修材のように、 内面部材として
既設管路の筒長方向に連続したものとし、複数の長尺体
を採用し て筒状に組み立て、請求項17に係る発明
の管路を構築する場合には、筒長方向 に継ぎ目のな
い管路を得ることができ、管内物の流下能力を格段に向
上させるこ とができる。また、この場合、馬蹄形管
やボックスカルバート(矩形管)、ある いは各種断
面形状のトンネル等の異形管に対しても、内面部材を既
設管の周方向 に複数に分割していることから、円筒
管と同様の形状・寸法の内面部材が適用可 能でな
る。従って、容易に管断面形状に応じて配置することが
でき、施工性が向 上する。
【0034】請求項5および請求項13に係る発明のよ
うに、補強体として、既設管内周面 に略沿った形状
の複数のリング状補強部材を、既設管路の筒長方向に所
定の間隔 を開けて配置するようにすれば、管路の外
圧補強に有効に対抗できる管路を得る ことができ
る。また、リング状補強部材を、連結部材によって既設
管路の筒長方 向に連結・一体化し、請求項20に係
る発明の管路を構築すれば、既設管路内に 中子が形
成された状態となり、構造体としての強度を極めて大き
くすることがで きる。更に、リング状補強部材間の
連結部材の長さを調節することにより、リン グ状補
強部材どうしの隙間形状をハの字形とし、既設管路の曲
がりに対応するこ とができる。また、ハの字と逆ハ
の字を形成することにより段差にも対応ができ る。
【0035】また、請求項6に係る発明のように、上記
の連結部材を用いることにより、リ ング状補強部材
を例えば周方向に3分割したものとしておき、その分割
体と連結 部材によって、管路外において、例えば周
方向に3分割され、かつ、既設管路内 に容易に持ち
込める程度の長さの部分補強体をあらかじめ組んでお
き、その部分 補強体の複数個を管路内に持ち込んで
組み込むといった手法を採用することがで き、組み
立て時間の短縮化を図れるとともに、異形管路に適用す
る場合には、組 み立てにくい例えばコーナー部分を
管路外であらかじめ組んでおけることから、 作業性
も向上する。
【0036】請求項7に係る発明の方法、および請求項
16に係る発明の補修材を採用する して、間詰部材
により補強材と既設管内面との間を少なく、あるいはな
くすよう にすれば、間詰部材を補強体の頂部に取り
付けることで硬化性充填材の注入時に その浮力によ
って補強体が浮き上がることを防止することができる。
また、間詰 部材を補強材の側部に取り付けることに
よって、補強材の上下方向への変形を、 既設管内面
に対して突っ張ることによって抑制するように機能し、
補強体が変形 しにくくなる。
【0037】また、請求項8に係る発明の方法、および
請求項22に係る発明の管路のよう に、あらかじめ
既設管内面に筒状の外面材を配置しておくことにより、
既設管の 損傷が激しくても硬化性充填材が管路外に
逃げることを防止することができ、ま た、硬化性充
填材に地下水が接触することを防止することができる。
従って、モ ルタル等の硬化性充填材の物性が既設管
路の状況によって低下することがない。 また、外面
材に透水性材料を使用し、硬化性充填材にモルタルをは
じめとするセ メント系材料を使用することにより、
硬化性充填材注入時の余分な水分やエアを 濾過作用
によって外面材外に排出することができ、外面材内のセ
メント系材料は 圧密された状態となって、完全硬化
前でも地下水の影響を受けにくい状態を形成 し、硬
化後は確実に高強度を発揮することができる。
【0038】請求項14に係る発明の補修材のように、
補強体の外周に、少なくとも既設管 路の筒長方向に
連続する溝状の凹凸を設けておけば、既設管の内周面と
補強体と の間に筒長方向に連続する隙間が形成され
るので、モルタル等の硬化性充填材の 注入時の抵抗
が軽減する。また、このような凹凸の形成は、補強材の
軽量化にも 有効である。
【0039】また、請求項15に係る発明の補修材のよ
うに、補強体に管路の筒長方向に貫 通する孔を形成
した場合においても、上記と同様に硬化性充填材の注入
時の抵抗 の軽減と補強体の軽量化に対して有効であ
り、また、このような補修材を採用し て、請求項2
1に係る発明の管路を構築すると、補強体の孔とその内
部で硬化し た硬化性充填材によるアンカー効果によ
り、硬化性充填材と補強材との結合力を 増大させる
ことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
好適な実施の形態について説明する。まず、補修すべき
下水道管路の汚水の水量に応じた適宜の方法により、管
路内 で人が作業できる環境を作る。例えば補修対象
管路の上流側に止水プラグを設置 して、汚水をせき
止める。
【0041】次に、図1に既設管路の半径方向に沿って
切断した断面図(以下、この方向へ の断面図を横断
面図と称する)を、図2には同じく既設管路の筒長方向
に沿って 切断した断面図(以下、この方向への断面
図を縦断面図と称する)を示すように 、既設管Pの
内部に、複数のリング状補強部材11と、それらを既設
管Pの筒長 方向に一定の間隔で連結・一体化する複
数の連結部材12とをマンホール(図示 せず)等か
ら搬入し、中空骨組み状の補強体1を組み立てる。この
場合、あらか じめ既設管P内に搬入可能な大きさに
リング状補強部材11と連結部材12とを 地上で組
み立てておいてもよい。この補強体1の外形形状は既設
管Pの内面形状 に略沿った形状であり、この例のよ
うに断面円形の既設管Pの場合には補強体1 の外形
形状は円筒形とされる。また、補強体1の外径寸法は、
既設管Pの段差や 曲がり等を考慮して、既設管Pの
内径寸法よりも若干小径とされている。
【0042】リング状補強部材11は、この例において
3個の弧状セグメント11a,11 bおよび11c
を結合部材11dによって相互に結合して、全体として
既設管P の内面に略沿ったリング状に組み立てたも
のであり、その材質は高剛性材料、例 えば鋼であ
り、耐久性を向上させるために表面処理を施してもよ
い。また、この 各リング状補強部材11の内周に
は、後述する嵌合部材2を嵌め込むための複数 の嵌
合用凹部110が周方向に等間隔に形成されているとと
もに、その外周には 周方向に一様に連続する凹凸1
11が形成されている。各嵌合用凹部110は、 深
さ方向の略中央部分が広く、開口部分がそれよりも狭く
なっている。更に、こ の各リング状補強材11に
は、筒長方向に貫通する貫通孔112が周方向に一定
の間隔で形成されている。
【0043】連結部材12は、筒長方向に隣接するリン
グ状補強部材11の間に配置されて スペーサの役割
を担うパイプ材12aと、両端に雄ねじが形成されたボ
ルト12 bと、その各雄ねじにねじ込まれるナット
12cとからなり、ボルト12bは隣 接するリング
状補強部材11の間に介在するパイプ材12aの内部に
挿入された 状態で、その両端の雄ねじがそれぞれリ
ング状補強部材11の貫通孔112に挿 入され、そ
の状態で各雄ねじにナット12cがねじ込まれることに
よって、各リ ング状部材11を相互に連結・一体化
するようになっている。ここで、リング状 補強部材
11の貫通孔112の数は、連結部材12のボルト12
bが挿入される 数よりも多く、従って、補強体1の
組立後においても、各リング状補強部材11 には複
数個の貫通孔112が残った状態となる。また、既設管
Pに曲がりがある 場合には、図3に例示するよう
に、該当個所のパイプ材12aの長さを相違させ
て、隣接するリング状補強部材11を図中Aで示すよう
な逆ハの字形に連結する ことによって対処すること
ができる。また、既設管Pに段差がある場合には、図
4に例示するように、上記と同様に該当箇所のパイプ
材12aの長さを相違させ て、隣接するリング状補
強部材11を図中Aで示すような逆ハの字形に連結する
部分と、同じくBで示すようなハの字形に連結する
部分とを設けることで対処す ることができる。
【0044】次に、図5に横断面図を示すように、中空
骨組み状の補強体1の内側に複数の 嵌合部材2を既
設管Pの筒長方向に沿って互いに平行に取り付ける。こ
の各嵌合 部材2は一様断面の長尺部材であり、その
長さは例えば既設管路のマンホール〜 マンホール間
の長さを有している。補強体1に対する嵌合部材2の取
り付けは、 リング状補強部材11の内周に形成され
た各嵌合用凹部110に対して嵌合部材 2を嵌め込
むことによって行われる。嵌合部材2の断面形状は、図
6に横断面図 を示すように、厚さが略一様であり、
また、その外形が嵌合用凹部110とほぼ 同一の角
張ったC字形をしており、その開口部21が嵌合用凹部
110の開口部 分と一致するよう、開口部21を補
強体1の内側に向けた状態で当該補強材1に 対して
取り付けられる。この嵌合部材2の材質は、下記に示す
内面部材3と同様 に、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂
等とすることができる。
【0045】その後、図7に横断面図を、図8には縦断
面図をそれぞれ示すように、各嵌合 部材2を介して
補強体1の内側に内面部材3を取り付ける。この例にお
ける内面 部材3は、既設管Pの筒長方向に沿った平
板状の長尺体であり、上記の嵌合部材 2と同様に、
例えば既設管路のマンホール〜マンホール間の長さを有
している。 また、その横断面形状は、図9に拡大図
を示すように、左右対称形をしており、 その片面の
両側縁部に嵌合用凸部31a,31bが一体形成されて
いる。
【0046】内面部材3の材質は、例えば下水道管用ポ
リエチレン樹脂をはじめとするオレ フィン系等の熱
可塑性樹脂や、不飽和ポリエステル樹脂をはじめとする
熱硬化性 樹脂、またはGFRP等の繊維強化プラス
チック、あるいはステンレスをはじめ とする金属と
することができる。
【0047】内面部材3の嵌合用凸部31a,31b間
の距離は、補強体1の内側に互いに 平行に取り付け
られている嵌合部材2どうしの距離と等しく、互いに隣
接する内 面部材3の、一方の内面部材3の嵌合用凸
部31aと他方の内面部材3の嵌合用 凸部31bと
が突き合わされた状態でそれぞれ嵌合部材2の開口部2
1に挿入さ れる。この挿入状態においては、各嵌合
用凸部31a,31bの先端突出部が嵌 合部材2の
開口部21よりも幅が広くなっているため、内面部材3
は嵌合部材2 を介して補強体1に対し確実に保持さ
れた状態となる。
【0048】内面部材3は、例えばリール等に巻き取っ
ておき、マンホールを介して既設管 P内の補強体1
の内側に導入し、嵌合部材2に対して嵌め込んでいけば
よい。ま た、互いに隣接する内面部材3間の水密性
を得るために、図10に要部拡大断面 図を示すよう
に、各内面部材3の嵌合用凸部31a,31bの先端面
と嵌合部材 2の間に、例えば合成ゴムや水膨潤ゴム
等のシール材5を介在させることが望ま しい。
【0049】次に、図11に横断面図を示すように、既
設管Pと内面部材3の間に硬化性充 填材4を注入
し、硬化させる。硬化性充填材4としては、例えばセメ
ントミルク 、モルタル、コンクリート等のセメント
系材料、あるいは不飽和ポリエステル樹 脂、エポキ
シ樹脂等の熱硬化性樹脂などを用いることができ、要求
性能やコスト によって適宜に選択される。この注入
に際しては、既設管の端部に妻型枠などを 設置して
注入してもよいし、内面部材3に注入口を設けてバッチ
方式で注入して もよい。
【0050】以上の実施の形態において特に注目すべき
点は、既設管Pの内側に、高い剛性 の複数のリング
状補強部材11を連結部材12によって既設管Pの筒長
方向に連 結・一体化された中空骨組み状の補強体1
が設けられ、その補強体1に対して内 面部材3が嵌
合部材2を介して嵌合・支持された状態で、内面部材3
と既設管P の間に硬化性充填材4が充填されている
点であり、これにより、既設管P内に鉄 筋構造の管
が構築された状態となり、補修後の管の強度は極めて高
いものとなる 。また、リング状補強部材11に形成
された貫通孔112内に硬化性充填材4が 入り込ん
だ状態で硬化するため、硬化性充填材4と補強体1とは
アンカー効果に より相互の結合力は大きくなり、安
定した強度を得ることができる。
【0051】また、既設管Pの内径が予定寸法より若干
の大小のズレが生じても、貫通孔1 12を利用し
て、リング状補強部材11の外径を変更することができ
る。更に、 この貫通孔112は、リング状補強部材
11の外周に形成した凹凸とともに、硬 化性充填材
4の注入時における抵抗の軽減化と、補強体1の軽量化
にも有効であ る。
【0052】更に、以上の本発明の実施の形態において
は、内面部材3として、既設管Pの 筒長方向に連続
した板状のものを用いているため、補修後の管の内面は
筒長方向 に継ぎ目がなく、流下能力を高くすること
ができる。
【0053】ここで、以上の実施の形態において、硬化
性充填材4の注入時に補強体1が浮 き上がってしま
う恐れのある場合、図12に横断面図を示すように、補
強体1の 頂部に間詰部材6を装着すればよい。ま
た、外圧の作用により補強体1の変形を 防止するた
めには、このような間詰部材6を補強体1の側方に設け
ればよい。こ の側方に設けた間詰部材6は、外圧の
作用時に既設管路に補修体1が当接して変 形しにく
くするように機能する。なお、間詰部材6はリング状補
強部材11の貫 通孔112等を利用して取り付ける
ことができる。
【0054】また、以上の実施の形態では、内面部材3
を嵌合部材2を介して補強体1に取 り付けた例を示
したが、図13(A)に横断面図を、同図(B)にはそ
の要部拡 大図を示すように、補強体1に形成した嵌
合用凹部110に対して内面部材3を 直接的に嵌め
込んだ構造も採用することができる。この場合、隣接す
る内面部材 3間の水密性を得るためのシール材5
は、内面部材3どうしの接触面に介在させ ることが
好ましい。
【0055】以上の実施の形態では、断面円形の既設管
路に本発明を適用した例を示したが 、馬蹄形管や矩
形管(ボックスカルバート)等の任意断面の既設管路に
対しても 本発明を等しく適用することができる。
【0056】図14に本発明を馬蹄形管に適用した場合
の横断面図を示す。この図14の例 は、図1〜図1
1に示した実施の形態をほぼそのまま利用したものであ
り、補強 体1のリング状補強部材11を構成するセ
グメントの形状を、補修の対象とする 異形管P′の
形状に合わせて適宜に変更し、これらを先の例と同様の
結合部材1 1dによって相互に結合して全体として
補修の対象とする異形管P′の内面に略 沿った形に
するだけで、本発明を容易に適用することができる。
【0057】また、本発明において用いる内面部材につ
いては、先の実施の形態のように既 設管Pの筒長方
向に沿わせて長尺の平板状の内面部材3を配置するほ
か、図15 に模式的縦断面図を示すように、既設管
Pの内面に略沿った筒状の内面部材3′ を補強体1
に対して嵌め込んだり、あるいは図16に同じく模式的
縦断面図を示 すように、補強体1に対して適宜の幅
の内面部材3″をスパイラル状に嵌め込ん でもよ
い。
【0058】筒状の内面部材3′を用いる場合には、あ
らかじめU字形に変形させたものを リール等に巻き
取った後に、地上からマンホールを介して補強体1の内
部に導入 する。この場合、図15に示されるよう
に、筒状の内面部材3′は適当な長さに 分割してお
くことが作業上好ましい。
【0059】また、筒状の内面部材3′を周方向に沿っ
て配置する場合や、スパイラル状に 配置する内面部
材3″を用いる場合には、図15ないしは図16に示す
ように、 当然のことながら、補強体1の内側の嵌合
用凹部110は、円形またはスパイラ ル状に設け、
内面部材3′または3″に形成した嵌合用凸部31′ま
たは31″ を嵌め込む。また、このような内面部材
3′または3″を用いる場合においても 、内面部材
どうしの突き合わせ部にはシール材5を介在させること
が望ましい。
【0060】なお、どのような形態の内面部材を用いる
場合についても、補強体の嵌合用凹 部に対する嵌
合、あるいは嵌合部材に対する嵌合のための嵌合用凸部
の形成位置 については特に限定されるものではな
く、既設管Pの筒長方向に沿って平板状の 内面部材
3を配置する場合を例にとって説明すると、図9に示し
たように両側縁 部に嵌合用凸部31a,31bを設
けるほか、図17に嵌合状態での要部断面図 を示す
ように、両側縁部に上記と同等の対称形の嵌合用凸部3
1a,31bを設 けるとともに、その中間部分にこ
れらを合体させた形状の嵌合用凸部31cを設 け
て、その中間の嵌合用凸部31cについては単独で嵌合
部材2または補強体1 の嵌合用凹部110に嵌め込
むといった変形が可能であることは勿論である。
【0061】また、以上の各実施の形態において、補強
体1を組み立てる前に、図18に横 断面図を示すよ
うに、既設管Pの内周に沿った筒状の外面材7を配置す
ることが 好ましい。この外面材7は、硬化性充填材
4が既設管路外に逃げることを防止し 、また、硬化
性充填材4が地下水と接触して性能が劣化することを防
止すること ができる。外面材7は例えば繊維製シー
トまたは防水シートを使用し、釘や接着 剤などを用
いた適宜の固定方法で既設管Pの内面に対して固定す
る。外面材7に 繊維製シートなどの透水性材料を使
用し、硬化性充填材4にセメント系材料を使 用する
ことにより、硬化性充填材4に含まれる余分な水分やエ
アを外面材7を介 して外部に排出することができ
る。従って、セメント系材料は圧密された状態と す
ることができ、完全硬化前であっても地下水の影響を受
けにくい状態となり、 硬化後は確実に高強度を発揮
することができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、既設管
路内に中空骨組み状の補強体を組み立 て、その補強
体に対して内面部材を嵌合等の手法によって取り付けた
状態で、既 設管内面と内面部材との間に硬化性充填
材を充填するから、既設管路の形状や強 度等の状況
に応じて、補強体1を構成する補強部材の形状や寸法を
適宜に変更し 、損傷具合等に応じた十分な強度を有
する補強体を構築することができる。従っ て、劣化
の進んだ既設管路のように強度を期待できない管路の補
修や、トンネル などの大口径管であっても、補修後
の管路に高い強度を持たせることができる。
【0063】また、補強体の強度を十分に高くすること
ができることから、硬化性充填材に は流動性の良好
な安価な材料を選択することが可能となり、良好な施工
性と低コ ストを実現できる。この場合、既設管路の
途中で段差や曲がりなどが生じていて も容易に対応
可能であるし、更に馬蹄形管路やボックスカルバート管
路などの異 形管に対しても形状に応じた補強体を組
むことができ、良好な施工性のもとに補 修を行うこ
とができる。また、内面部材の材料を熱可塑性樹脂成形
品とすること により、補強体の配置に対して容易に
変形するので、補修後の管路内面を滑らか なものと
することができる。
【0064】また、本発明においては、内面部材は補強
体に対して嵌合等によって支持され た状態となるた
め、内面部材のみに外水圧などが直接作用することがな
く、内面 部材が変形する恐れがなく、硬化性充填材
の注入時においてもその注入圧に耐え ることがで
き、従来のように支保工を組むなどの対策を講じる必要
がなく、工期 の短縮化を図ることができる。
【0065】そして、内面部材として、既設管路の筒長
方向に沿わせて、例えばマンホール 〜マンホール間
の長さを有する長尺体を用いることによって、管路内面
(表面) を流下方向に継ぎ目のないものとすること
ができ、スパイラル状に内面部材を配 置する場合に
比して、その流下性能を格段に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の施工手順の説明図で、既
設管路の内部に補強体1を組み 立てた状態を示す横
断面図である。
【図2】図1の状態を示す縦断面図である。
【図3】既設管Pに曲がりがある場合の対処方法の説明
図である。
【図4】既設管Pに段差がある場合の対処方法の説明図
である。
【図5】本発明の実施の形態の施工手順の説明図で、補
強体1の内側に嵌合部材2を取 り付けた状態を示す
横断面図である。
【図6】本発明の実施の形態において用いる嵌合部材2
の横断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の施工手順の説明図で、補
強体1の内側に内面部材3を取 り付けた状態を示す
横断面図である。
【図8】図5の状態を示す縦断面図である。
【図9】本発明の実施の形態において用いる内面部材3
の横断面図である。
【図10】本発明の実施の形態において内面部材3と嵌
合部材2の間にシール材5を介在 させた状態を示す
要部拡大断面図である。
【図11】本発明の実施の形態の施工手順の説明図で、
内面部材3と既設管Pの内面との 間に硬化性充填材
4を注入した状態を示す横断面図である。
【図12】本発明の2の実施の形態の説明図で、補強体
1に対してその浮き上がりを防止 するための間詰材
6を取り付けた状態を示す横断面図である。
【図13】本発明に3いて、内面部材3を補強体1に対
して直接嵌合させる場合の例の説 明図で、(A)は
横断面図であり、(B)はその要部拡大図である。
【図14】本発明を馬蹄形管に適用した場合の横断面図
である。
【図15】本発明における内面部材の他の形態の例を示
す模式的縦断面図で、筒状の内面 部材3′を用いる
場合の例の説明図である。
【図16】同じく本発明における内面部材の更に他の形
態の例を示す模式的縦断面図で、 幅広の内面部材
3″をスパイラル状に巻回する場合の例の説明図であ
る。
【図17】本発明において用いられる内面部材の嵌合用
凸部の他の例を説明するための横 断面図である。
【図18】本発明において外面材を用いる場合の例を示
す横断面図である。
【符号の説明】
1 補強体 11 リング状補強材 11a,11b,11c 弧状セグメント 11d 結合部材 110 嵌合用凹部 111 凹凸 112 貫通孔 12 連結部材 12a パイプ材 12b ボルト 12c ナット 2 嵌合部材 21 開口部 3 内面部材 31a,31b 嵌合用凸部 4 硬化性充填材 5 シール材 6 間詰部材 7 外面材 P 既設管 P′ 異形管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 槇本 太司 兵庫県加古川市加古川町稲屋511−10 Fターム(参考) 2D054 AA06 AB05 AB07

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設管路内に搬入可能な複数の補強部材
    を用いて当該既設管 内面に略沿った中空骨組み状補
    強体を組み立て、その補強体の内側に複数の内面 部
    材を取り付けて既設管路の筒長方向に沿って筒状に組み
    立てた後、その内面部 材と既設管内面との間の空隙
    内に硬化性充填材を注入することを特徴とする既設
    管路の補修方法。
  2. 【請求項2】 上記補強体の内側に複数の嵌合部材を装
    着し、その嵌合部材 に対して上記各内面部材を嵌合
    することを特徴とする請求項1に記載の既設管路 の
    補修方法。
  3. 【請求項3】 上記嵌合部材として、既設管路の筒長方
    向に連続した長尺部 材を用いることを特徴とする請
    求項2に記載の既設管路の補修方法。
  4. 【請求項4】 上記内面部材として、既設管路の筒長方
    向に連続した長尺体 を用いることを特徴とする請求
    項1、2または3に記載の既設管路の補修方法。
  5. 【請求項5】 上記補強体を、既設管内面に略沿った形
    状の複数のリング状 補強部材を既設管路の筒長方向
    に所定の間隔で配置して組み立てるとともに、連 結
    部材により筒長方向に相互に一体化して組み立てること
    を特徴とする請求項1 、2、3または4に記載の既
    設管路の補修方法。
  6. 【請求項6】 上記補強体を、あらかじめ既設管路外に
    おいて、周方向に分 割したリング状補強部材と連結
    部材により、部分補強体を組み立てておき、次い で
    既設間路内に該部分補強体をを搬入して組み立てること
    を特徴とする請求項1 、2、3、4または5に記載
    の既設管路の補修方法。
  7. 【請求項7】 上記補強体の外周に間詰部材を設け、そ
    の間詰部材により既 設管内周面と補強体との間の隙
    間を少なくもしくはなくすることを特徴とする請 求
    項1、2、3、4、5または6に記載の既設管路の補修
    方法。
  8. 【請求項8】 既設管内面に、当該既設管内面に沿った
    筒状の外面材を配置 した後、上記補強体を組み立て
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、 6
    または7に記載の既設管路の補修方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法に用いる補修材で
    あって、内側に複数 の嵌合部を備えた、複数の周方
    向に分割したリング状補強部材を組み立てて既設 管
    内面に略沿った中空骨組み構造をなす補強体と、外面も
    しくは端部に上記嵌合 部に対して嵌合する嵌合部が
    形成された内面が平滑な複数の内面部材とからなる
    既設管路補修用補修材。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の方法に用いる補修材
    であって、内側に複 数の嵌合部を備えた、複数の周
    方向に分割したリング状補強部材を組み立てて既 設
    管内面に略沿った中空骨組み構造をなす補強体と、外側
    にその嵌合部に嵌合す る第1の嵌合部が形成され、
    かつ、内側に第2の嵌合部が形成された複数の嵌合
    部材と、外面もしくは端部に上記第2の嵌合部に嵌合す
    る嵌合部が形成された内 面が平滑な複数の内面部材
    とからなる既設管路補修用補修材。
  11. 【請求項11】 上記各嵌合部材が、既設管路の筒長方
    向に連続した長尺部 材からなることを特徴とする請
    求項10に記載の既設管路補修用補修材。
  12. 【請求項12】 上記各内面部材が、既設管路の筒長方
    向に連続した長尺体 からなることを特徴とする請求
    項9、10または11に記載の既設管路補修用補 修
    材。
  13. 【請求項13】 上記補強体が、既設管路の筒長方向に
    所定の間隔を開けて 配置される複数のリング状補強
    部材と、その各リング状補強部材を相互に連結・ 一
    体化する複数の連結部材を含むことを特徴とする請求項
    9、10、11または 12に記載の既設管路補修用
    補修材。
  14. 【請求項14】 上記補強体の外周に、少なくとも既設
    管路筒長方向に連続 する溝状の空間を形成するため
    の凹凸が形成されていることを特徴とする請求項
    9、10、11、12または13に記載の既設管路補修
    用補修材。
  15. 【請求項15】 上記補強体に、既設管路筒長方向に貫
    通する孔が形成され ていることを特徴とする請求項
    9、10、11、12、13または14に記載の 既
    設管路補修用補修材。
  16. 【請求項16】 上記補強体に、その外周に取り付け可
    能で、かつ、取り付 けにより既設管路内面との隙間
    を少なくもしくはなくすための間詰部材を含むこ と
    を特徴とする請求項9、10、11、12、13、14
    または15に記載の既 設管路補修用補修材。
  17. 【請求項17】 既設管路内に、当該既設管内面に略沿
    った中空骨組み状補 強材が配置され、その補強材の
    内側に、既設管路の筒長方向に連続した複数の内 面
    部材が当該筒長方向に沿って伸びる筒状に配置された状
    態で上記補強材に対し て取り付けられ、その内面部
    材と既設管路内面との間に硬化性充填材が充填され
    てなる管路。
  18. 【請求項18】 上記各内面部材が、上記補強材の内側
    に装着された複数の 嵌合部材を介して当該補強材に
    取り付けられていることを特徴とする請求項17 に
    記載の管路。
  19. 【請求項19】 上記嵌合部材が、既設管路の筒長方向
    に連続した長尺部材 からなることを特徴とする請求
    項17または18に記載の管路。
  20. 【請求項20】 上記補強体が、既設管の内周面に略沿
    った複数のリング状 補強部材と、その各リング状補
    強部材を既設管路の筒長方向に連結・一体化する 複
    数の連結部材を含むことを特徴とする請求項17、18
    または19に記載の管 路。
  21. 【請求項21】 上記補強体に既設管路の筒長方向に貫
    通する孔が形成され ているとともに、その孔内に上
    記硬化性充填材が充填されていることを特徴とす る
    請求項17、18、19または20に記載の管路。 【請求項22 】 上記補強体と既設管内面との間に、当
    該既設管の内面に沿 った筒状の外面材が介在し、そ
    の外面材と上記内面部材の間に硬化性充填材が充 填
    されていることを特徴とする請求項17、18、19、
    20または21に記載 の管路。
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