JP2018123564A - 既設管路構造物の補強構造及び既設管路構造物の補強構造の施工方法 - Google Patents

既設管路構造物の補強構造及び既設管路構造物の補強構造の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】管路構造物の内部に既存の設備があっても補強対策を施工可能とする既設管路構造物の補強構造及び補強構造の施工方法を提供する。
【解決手段】既設管路構造物の補強構造30であって、既設管路構造物の内空壁の天端において周方向に配される上方支持部32、既設管路構造物の内空壁の下端において周方向に配される下方支持部33、及び上方支持部と下方支持部とを連結する支柱部31とを有する躯体部Wを備え、躯体部は、管路軸方向に複数間隔を有して配置され、上方支持部、下方支持部、及び支柱部に沿って配される複数のI型配筋部材と、複数のI型配筋部材に支持され、上方支持部、下方支持部及び支柱部の表面を形成する表面部材と、天端、下端、及び表面部材によって囲まれる充填空間に充填される充填材と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、劣化した既設管路構造物を補強するための補強構造及び既設管路構造物の補強構造の施工方法に関する。
既設のシールドトンネル等の管路構造物の中には、経年変化により劣化が進行し、将来的に強度が低下する虞が生じるものがある。特許文献1には、既設のトンネル構造物の内側に補強用の内壁を新設する方法が記載されている。
特開2001−311387号公報
共同溝や電力用の既設の管路構造物の内部には、稼働中のケーブル等の既存の設備が内壁等に設置されている場合がある。このような既設の管路構造物を補強する場合、特許文献1に記載された補強方法では既存の設備が邪魔となって補強対策を行うことが困難となる場合がある。
本発明は、管路構造物の内部に既存の設備があっても補強対策を施工可能とする既設管路構造物の補強構造及び既設管路構造物の補強構造の施工方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る既設管路構造物の補強構造は、
前記既設管路構造物の内空壁の天端において周方向に配される上方支持部、前記既設管路構造物の前記内空壁の下端において周方向に配される下方支持部、及び前記上方支持部と前記下方支持部とを連結する支柱部とを有する躯体部を備え、
前記躯体部は、
管路軸方向に複数間隔を有して配置され、前記上方支持部、前記下方支持部、及び前記支柱部に沿って配される複数のI型配筋部材と、
前記複数のI型配筋部材に支持され、前記上方支持部、前記下方支持部及び前記支柱部の表面を形成する表面部材と、
前記天端、前記下端、及び前記表面部材によって囲まれる充填空間に充填される充填材と、を備える。
本発明は、このような構成により、既設管路構造物の内部に既存の設備があっても補強対策となる補強構造を構築することができる。
本発明は更に、前記I型配筋部材が前記既設管路構造物の断面中心から水平方向に偏心して配置されるよう構成されていてもよい。
本発明は、I型配筋部材の位置を変更して設置できるため、既設管路構造物の内部に既存の設備があっても既存の設備を回避して支柱部を構築することができる。
本発明は更に、前記充填空間に前記既設管路構造物の内部に設置された既設設備が含まれるよう構成されていてもよい。
本発明は、既存の設備を移動せずにそのまま補強構造内に既存の設備を含んで構築できるため、施工性が向上する。
本発明は更に、前記複数のI型配筋部材の前記管路軸に沿った方向の両端の前記I型配筋部材に締結され、前記充填空間の前記管路軸に沿った方向の両端の断面形状を覆う形状を有する一対の端面枠を更に備えるよう構成されていてもよい。
本発明は、一対の端面枠により、複雑な形状を有する充填材の充填空間に対しても型枠を形成することができる。
本発明は更に、一対の前記端面枠と前記両端の前記I型配筋部材とを締結する締結部材と、
前記締結部材と前記端面枠との間に配置される止水部と、を更に備えるよう構成されていてもよい。
本発明は、端面枠に設けられた止水部によって端面枠から充填材が漏れるのを防止することができる。
本発明は、前記既設管路構造物を更に補強するための拡張補強部材を更に備え、
前記上方支持部の水平方向の両端部と前記下方支持部の水平方向の両端部とには前記拡張補強部材を接続するための拡張継手が形成されているよう構成されていてもよい。
本発明は、補強構造を構築した後に期間が経過して管路構造物が更に劣化しても拡張補強部材によって補強することができ、劣化の進行度合いに応じた補強対策をすることができる。
本発明は更に、前記拡張補強部材が前記内空壁の断面形状に合致して形成されているよう構成されていてもよい。
本発明は、最初に構築した補強構造が補強しなかった部分を将来的に拡張補強部材によって補強することができる。
本発明は、前記複数のI型配筋部材を支持し、前記管路軸に沿って前記下端の床面に配置されるレール状の本体部と、
前記管路軸に沿った前記床面の平面形状に合わせて設置高さを調整自在に、前記本体部を前記床面に固定する固定部と、を有するレール部を更に備えるよう構成されていてもよい。
本発明は、設置高さが調整自在なレール部によって床面が不均一であってもI型配筋部材を整列して配置することができる。
本発明は、前記固定部と前記床面との間に配置される止水部を更に備えるよう構成されていてもよい。
本発明は、床面から侵入する水を止水部で遮断することで補強構造の劣化の進行を遅延することができる。
本発明の一態様に係る既設管路構造物の補強構造の施工方法は、
前記既設管路構造物の内空壁の天端において周方向に配される上方支持部と、前記既設管路構造物の前記内空壁の下端において周方向に配される下方支持部及び前記上方支持部と前記下方支持部とを連結する支柱部とにより構成される躯体部を形成するための複数のI型配筋部材を、管路軸方向に複数間隔を有して配置する配筋部材配置工程と、
前記複数のI型配筋部材に支持され、前記上方支持部、前記下方支持部及び前記支柱部の表面を形成する表面部材を配置する表面部材配置工程と、
前記既設管路構造物の前記天端、前記下端、及び前記表面部材によって囲まれる充填空間に充填材を充填する充填工程と、を備える。
本発明はこのような構成により、既設管路構造物の内部に既存の設備があっても補強対策となる補強構造を構築することができる。
本発明に係る既設管路構造物の補強構造及び既設管路構造物の補強構造の施工方法によると、管路構造物の内部に既存の設備があっても補強対策を施工可能とする。
実施形態に係る補強構造を示す斜視図である。 補強構造を構成する主配筋部材の構成を示す図である。 横方向に偏心して配置される主配筋部材の構成を示す図である。 表面部材を固定するための爪部の構成を示す拡大図である。 単独で用いられる上方支持部材の構成を示す図である。 単独で用いられる下方支持部材の構成を示す図である。 主配筋部材を床面に固定する固定部材の構成を示す図である。 主配筋部材に締結される端面板の構成を示す図である。 端面板の締結方法を示す図である。 表面部材の固定方法を示す図である。 既存の設備を残したまま表面部材を固定する状態を示す図である。 既存の設備を残したまま表面部材を固定する状態を示す図である。 主配筋部材を床面に固定するためのレール部の構成を示す図である。 主配筋部材を床面に固定するためのレール部の構成を示す図である。 シールドトンネル内に補強構造を構築する方法を示す斜視図である。 シールドトンネル内に補強構造を構築する方法を示す斜視図である。 シールドトンネル内に補強構造を構築する方法を示す斜視図である。 シールドトンネル内に補強構造を構築する方法を示す斜視図である。 シールドトンネル内に補強構造を構築する方法を示す斜視図である。 シールドトンネル内に補強構造を構築する方法を示す斜視図である。 補強構造を拡張するための構成を示す図である。 拡張補強構造の構成を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態に係る既設管路構造物の補強構造及び補強構造の施工方法について説明する。
[第1実施形態]
図1に示されるように、補強構造30は、既設の管路構造物であるシールドトンネル10を補強するためにシールドトンネル10の内部に設置されるI型断面の柱状体である。補強構造30は、経年劣化によりセグメントの主鉄筋に腐食が生じて耐力が低下したシールドトンネル10を補強する。補強構造30は、例えば鉄筋コンクリートで構築される。補強構造30は、シールドトンネル10の天板部11を支持する上方支持部32、シールドトンネル10の下部に形成された歩床(インバート部12)上に形成された下方支持部33、及び上方支持部32と下方支持部33とを連結する支柱部31を有する躯体部Wを備える。
上方支持部32は、シールドトンネル10の内空壁10aの天端において内空壁10aの周方向(水平方向)を支持し、トンネル軸Lに沿って連続して配置される。上方支持部32は、シールドトンネル10の天板部をトンネル中心から左右に30度の角度の範囲を支持するよう形成されている。シールドトンネル10の天板部では、キーセグメントがトンネル軸Lに沿って千鳥配置されており、キーセグメントの継手部分に最大の曲げモーメントが生じるため、上方支持部32でこの部分を補強する。
下方支持部33は、シールドトンネル10の内空壁10aの下端においてインバート部12のトンネル軸L方向に対して横方向を支持すると共にトンネル軸L方向に沿って連続して配置される。支柱部31は、所定の間隔でトンネル軸L方向に沿って配置される。支柱部31は、例えばシールドトンネル10の周方向に生じる継ぎ目部分に設置される。
躯体部Wは、シールドトンネル10のトンネル軸L方向に沿ってシールドトンネル10内に所定の間隔で複数配置される。躯体部Wは、柱状体として形成されているため、シールドトンネル10内に既設のケーブル等の設備が設置されたままで構築可能となる。そして、補強構造30は、構築された後でも、作業者が入る空間を確保してシールドトンネル10内でケーブル等の維持管理を行える形状を有している。
躯体部Wの鉄筋コンクリート構造は、複数のI型の主配筋部材(I型配筋部材)40と、複数に配列された主配筋部材40の両端に配置される一対のI型の端面板(端面枠)46と、主配筋部材40と端面板46との外縁に固定される複数の表面部材60と、表面部材60と主配筋部材40、端面板46との間の空間(図20参照)を充填する充填材70とで構成される。
図2に示されるように、主配筋部材40は、I型断面を有する配筋部材である。主配筋部材40は、例えば鋼板から形成される。主配筋部材40は、3つの部材から構成されている。主配筋部材40は、支柱部31を配筋するための支柱部配筋部材41と、上方支持部32を配筋するための上方配筋部材42と、下方支持部を配筋するための下方配筋部材43とを有する。支柱部配筋部材41と上方配筋部材42とは例えば、ボルトB(不図示)及びナットN(不図示)で互いに締結されている。
同様に、支柱部配筋部材41と下方配筋部材43とは例えば、ボルトB(不図示)及びナットN(不図示)で互いに締結されている。以下、締結あるいは連結という場合は、ボルトB及びナットNを用いるものとする。
支柱部配筋部材41は、I型の板状体である。支柱部配筋部材41の長手方向の中心には肉抜き部41aが形成されている。肉抜き部41aは、後述のように充填材70が充填されて硬化した後、充填材70と支柱部配筋部材41との境界での剥離を防止する。支柱部配筋部材41の上端には短手方向の両側方向に伸びる一対の腕部41bが設けられている。一対の腕部41bは、上方配筋部材42と締結される。
一対の腕部41bと上方配筋部材42との間には複数の肉抜き部41c、41dが形成される。支柱部配筋部材41には、外周に沿って多数のボルト穴H(図4、図10参照)と、表面部材60と嵌合部材61とを嵌合して固定するための後述の多数の爪部M(図4、図10参照)が形成されている。
多数のボルト穴Hは、主配筋部材40をシールドトンネル10内に設置する際に、隣接する支柱部配筋部材41同士を連結するために用いられる。連結の際に用いられるボルトB(不図示)は、隣接する主配筋部材40同士を連結すると共に配力鉄筋として機能する。
支柱部配筋部材41の下端には短手方向の両側方向に伸びる一対の脚部41fが設けられている。一対の脚部41fは、下方配筋部材43と締結される。一対の脚部41fと下方配筋部材43との間には一対の肉抜き部41gが形成される。
図3に示されるように、支柱部配筋部材41は、上方配筋部材42と下方配筋部材43とに対して水平方向の左または右に偏心して締結されてもよい。これにより、支柱部配筋部材41は、シールドトンネル10の断面中心から水平方向に偏心して配置され得る。支柱部配筋部材41の移動配置距離は例えば60mmであるが、これに限定されない。これにより、補強構造30は、シールドトンネル10内に既存の設備等がある場合でも支柱部31が既存の設備に干渉することを回避することができる。
上方配筋部材42は、水平方向に対して対称に形成された板状体である。上方配筋部材42の上端42aは、シールドトンネル10の内空壁10aの形状に合わせた曲率で湾曲している。この曲率は主配筋部材40がシールドトンネル10内に設置された際、上端42aと内空壁10aとの間には隙間ができるよう調整されている(図4参照)。この隙間は、後述のように充填材70が充填される充填空間Zとなる(図4参照)。充填材70は、例えばモルタルやコンクリートである。上方配筋部材42の両方の端部42cには、肉抜き部42bが形成されている。
図4に示されるように、上方配筋部材42の端部42cの下方及び側方には、外周に沿って多数のボルト穴Hと、表面部材60を嵌合して固定するための多数の爪部Mが形成されている。ボルト穴Hは、対向して隣接する上方配筋部材42同士を連結するために用いられる。爪部Mは、隣接する上方配筋部材42同士で表面部材60を支持する。表面部材60については後述する。
上方配筋部材42は、支柱部配筋部材41と締結されて用いられる他、補強構造30において支柱部31が無い部分を形成するために単独でも用いられる(図5参照)。この場合、支柱部配筋部材41があった場所を連結するための帯状の連結部材42gが設けられる。
下方配筋部材43は、水平方向に対して対称に形成された板状体である。下方配筋部材43の下端43aは、インバート部12の床面12aの形状に合わせて直線的に形成されている。下方配筋部材43の両端には、複数の肉抜き部43b,43cが形成されている。インバート部12の床面12aと下方配筋部材43の下端43aとの間には隙間ができるようにレール部50が配置される。この隙間には、後述のように充填材70が充填される。
下方配筋部材43も、支柱部配筋部材41と締結されて用いられる他、上方配筋部材42と同様に補強構造30において支柱部31が無い部分を形成するために単独でも用いられる(図6参照)。この場合、支柱部配筋部材41があった場所を連結するための帯状の連結部材43gが設けられる。
図7に示されるように、レール部50に載置された主配筋部材40は、インバート部12にL型の固定部材80によって倒立状態で固定される。固定部材80は、矩形の平板状の水平部材81と、水平部材81の基端から上方に起立した矩形の板状体の鉛直部材82とを有する。鉛直部材82の上端には、貫通孔が形成されており、ボルトBが挿通されている。鉛直部材82は、ボルトB及びナットNによって主配筋部材40の下方配筋部材43を締結する。
水平部材81の端部には貫通孔が形成されており、鉛直方向にねじが切られたアンカーAが挿通されている。アンカーAは、例えばケミカルアンカーである。アンカーAの下端は、インバート部12に形成された孔12bに挿入され、孔12bとアンカーAとの間にできた隙間12cを接着剤等の充填材で充填することで固定される。
アンカーAとインバート部12の床面12aとの境界部分には弾性体のパッキン(止水部)Pが挿通されている。パッキンPは、ワッシャQを介してナットNで上方から押圧され弾性変形して床面12aに密着し、インバート部12に形成された孔からひびわれ等の影響によって侵入する水を止水する。パッキンPは、例えばポリエチレン発砲体が用いられるが他のものであってもよい。アンカーAには、上方からナットNが螺入されている。
ナットNは上方から締め込まれることによって水平部材81を下方に押圧する。これにより、主配筋部材40は、レール部50からの反力と固定部材80を介して加えられる下方への力によってインバート部12の上部で、倒立した状態で固定される。そして、主配筋部材40は、レール部50上に沿って複数連ねられて配置される(図18参照)。このとき、複数の主配筋部材40の間に鋼管柱や立金物等の既設設備があってもそれらを設置したままで施工を進めてもよい(図11、図12参照)。即ち、充填材70が充填される充填空間Z(図4参照)には、既設設備を含んでいてもよい。
複数に配列された支柱部配筋部材41の両端には、充填材70を止めるための一対の端面板46が配置される。一対の端面板46は、支柱部配筋部材41に締結される。図8に示されるように、端面板46は、支柱部配筋部材41の形状に合わせて形成された鋼製の型枠である。一方、補修工区の区切りとなる箇所においては、両端の主配筋部材40に合致する上方端面板46a及び下方端面板46bを有する一対の端面板46が配置される。そのとき端面板46は支柱部配筋部材41に、上方端面板46aは上方配筋部材42に、下方端面板46bは下方配筋部材43にそれぞれ締結される。
即ち、端面板46は、複数の主配筋部材40のトンネル軸Lに沿った方向の両端に配置され、充填材70が充填される充填空間Zのトンネル軸Lに沿った方向の両端の断面形状を覆う形状に形成されている。端面板46は、充填材70が充填されて充填材70が硬化した後もそのまま残置される。
施工後の腐食を防止するため、端面板46は、例えば溶融亜鉛メッキ処理がされている。端面板46には、支柱部配筋部材41と締結されるためのボルト穴(不図示)が複数形成されている。同様に、上方端面板46aには上方配筋部材42と、下方端面板46bには下方配筋部材43と締結されるためのボルト穴(不図示)が複数形成されている。端面板46は、鋼板で一体に形成されてもよいし、複数の板状体から形成されていてもよい。端面板46は、鋼板を用いて形成されているが、充填材70に対する型枠としての剛性を有しているのであれば樹脂や合板等の他のものを用いてもよい。
図9に示されるように、端面板46と支柱部配筋部材41との締結には、例えば片ノックプレスボルトB1とナットN、及び袋ナットN2が用いられる。端面板46と支柱部配筋部材41との間には高ナットN1とワッシャQ及びパッキン(止水部)Pが配置され、高ナットN1とナットNとで支柱部配筋部材41を挟持する。高ナットN1は、袋ナットN2と協働して端面板46を挟持し、その際、ワッシャQを介してパッキンPを弾性変形させて端面板46に密着させ、ボルト穴から充填材70が漏れるのを防止する。
図10に示されるように、複数に配列された主配筋部材40と一対の端面板46が配置された後、複数の表面部材60が複数に配列された主配筋部材40の外周を覆うように嵌め込まれる。表面部材60は、例えば樹脂製の異形門型断面を有するレール状の部材である。表面部材60は、爪部Mに予め嵌め込まれた嵌合部材61を介して爪部Mに嵌め込まれる。表面部材60を嵌め込む際には、例えばプラスチックハンマーで打撃が加えられる。
表面部材60が爪部Mに連なって嵌め込まれると、隣接する表面部材60同士が弾性変形して密着し、充填材70が漏れるのが防止される。さらに、嵌合部材61の底部にシール部61aを形成して表面部材60と密着させることでも充填材の漏れを防止することができる。表面部材60は、帯状の為、補強構造30のI型断面の側面形状に沿って配置することができ、複雑な曲面形状を形成することができる。表面部材60は、樹脂製のため、嵌め込まれる対象物に合わせて例えば鋸を用いて切断することができる。
例えば、図11及び図12に示されるように、表面部材60を嵌め込む際、立金物X1,X3や鋼管柱X2等の既設設備Xmがある場合でも表面部材60の一部を切断し、既設設備Xmを撤去せず、そのまま施工することができる。
表面部材60が主配筋部材40の全ての表面を覆った後、表面部材60が取り付けられない隙間を急結モルタル等の目止材71で目止めを行う(図4参照)。そして、表面部材60、目止材71、一対の端面板46、及び内空壁10aによって密閉された充填空間Z(図4参照)を形成する。そして、端面板46や表面部材60に適宜設けた注入口から充填材70を注入する。充填材70が主配筋部材40間の隙間に充填され、補強構造30が構築される。このとき、既設設備Xmがある場合、補強構造30に含まれて一体に構築される。次に、主配筋部材40を支持するレール部50について説明する。
図13に示されるように、インバート部12の床面12aには、主配筋部材40を配置するためのレール部50が設置される。レール部50は、帯状の平板部51と、平板部51の中心軸に沿って延在する起立板52とからなる本体部を有する。平板部51の長手方向には、所定の間隔で、起立板52を挟んで対向する一対の貫通孔53が連続して複数設けられている。貫通孔53は、ねじが切られていない通し孔である。
一対の貫通孔53の上部には一対の固定ナット54が固定されている箇所があり、一対の固定ナット54と一対の貫通孔53が交互に配置されている。固定ナット54は、例えば平板部51に溶接されている。
図14に示されるように、貫通孔53(図13参照)には、下端がインバート部12に固定されるアンカー56が挿通される。アンカー56には、ねじ溝が切られている。アンカー56には、ナット57が螺入される。ナット57は、平板部51に当接した状態から更に回転が加えられてねじ込まれることにより、上方から平板部51を押さえる方向に力を加える。固定ナット54には、上方からボルト55が螺入される。
ボルト55は、下端がインバート部12の床面12aに当接し、当接した状態から更に回転が加えられてねじ込まれることにより、平板部51を下方から持ち上げる方向に力を加える。即ち、レール部50は、アンカー56、ナット57、固定ナット54、貫通孔53、ボルト55とからなる設置高さを調整できる調整機構を有する固定部により、インバート部12に確実に固定される。
また、レール部50は、それぞれのボルト55あるいはそれぞれのナット57を調整することにより、インバート部12の床面12aが不均一であっても追従して固定されると共に、レール部50自体は直線状に設置される。レール部50の上部には、主配筋部材40が倒立した状態で載置される。レール部50も充填材70によって周囲を充填されて補強構造30の一部となる。
以下、補強構造30の築造方法について説明する。
図15に示されるように、補強対策の対象となるシールドトンネル10内の底部には、インバート部12が形成されている。インバート部12の床面12aは、例えば現場打ちコンクリートで形成されるため、必ずしも平坦であるとは限らない。図16に示されるように、インバート部12の床面12aに一対のレール部50がトンネル軸Lに沿って並置される。
一対のレール部50は、床面12aからの高さを調整自在な固定部によってインバート部12の床面12aに固定される。上述したようにレール部50は、インバート部12の床面12aが不均一であってもトンネル軸Lに沿って直線状に配置される。即ち固定部は、床面12aの平面形状に合わせて高さを調整自在とし、レール部50の本体部を床面12aに固定することができる。
図17に示されるように、一対のレール部50の上部に主配筋部材40が固定部材80によって倒立して固定される。図18に示されるように、同様に複数の主配筋部材40が一対のレール部50に沿って倒立して固定される。隣接する主配筋部材40同士は、例えばボルトB(不図示)及びナットN(不図示)で複数個所において連結される。
ボルトB及びナットNは、隣接する主配筋部材40同士を連結すると共に配力鉄筋となる。これにより、補強構造30を形成するための鉄筋の枠体が形成される。複数の主配筋部材40の配置間隔は、既設設備Xmの配置位置やシールドトンネル10のカーブ形状に合わせるために必ずしも一定でなくてもよい。
図19に示されるように、複数の主配筋部材40の両端には、充填材70を止めるための一対の端面板46が両端の主配筋部材40に締結される。同時に支柱部配筋部材41が無い場所に上方配筋部材42及び下方配筋部材43が連続してレール部50に沿って固定される。補修工区の区切りとなる箇所においては、両端の主配筋部材40に合致する上方端面板46a及び下方端面板46bを有する一対の端面板46が配置される(不図示)。
図20に示されるように、複数の主配筋部材40を覆うように複数の表面部材60が嵌め込まれる。同様に上方配筋部材42及び下方配筋部材43にも表面部材60が嵌め込まれる。その後、表面部材60で覆われた充填空間Z内に充填材70が充填される。充填材70が硬化すると補強構造30が構築される。
上述した補強構造30によると、劣化が生じている既設のシールドトンネル10等の管路構造物を補強することができる。また、補強構造30によると、既設設備Xmがシールドトンネル10内にあってもそれらを撤去することなくそのまま含んで施工することができる。更に補強構造30によると、支柱部配筋部材41が左右に偏心して配置自在なため既設設備を回避して施工することができる。
更に補強構造30によると、表面部材60が複雑な形状の充填空間Zを覆うように自由に形状を変更できるため、施工性が向上する。そして、一対の端面板46は、充填空間Zのトンネル軸L方向の両端を覆うことができ、シールドトンネル10内にI型の補強構造30を構築することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では劣化が進行したシールドトンネル10を補強する補強構造30を例示した。第2実施形態では、補強されたシールドトンネル10が更に劣化した状況が生じても更なる補強対策が可能な補強構造を提案する。以下の説明では第1実施形態と同様の構成については同一の符号を用い、同様の説明については省略する。
図21に示されるように、主配筋部材40において、上方配筋部材42の両端部には、拡張継手42x,42yが設けられている。同様に、下方配筋部材43の両端部には、拡張継手43x,43yが設けられている。図22に示されるように、拡張継手42x,42y,43x,43yには、シールドトンネル10の内空壁10aに沿って延在する一対の拡張補強部材100が接続される。一対の拡張補強部材の内側の端部100aに沿って表面部材60を嵌め込むための爪部M及び連結用のボルト穴Hが多数設けられている(図4、図10参照)。
これにより、拡張補強部材100にも表面部材60を嵌め込んで表面部材60で仕切られた充填空間に充填材70を充填し、シールドトンネル10を更に補強する拡張補強構造を構築することができる。第1期の施工において、拡張継手42x,42y,43x,43yが露出するように充填空間Zに充填材70を充填して補強構造30を構築する。
これにより、上方支持部32は拡張継手42x,42yを、下方支持部33は拡張継手43x,43yを備えたものが構築される。即ち、補強構造30によると、将来的に更に劣化が進行したシールドトンネル10を第2期の施工において拡張補強構造を構築することによって更に補強することができる。
上述したように、補強構造30に拡張継手42x,42y,43x,43yを設けておくことにより、将来的に劣化が進行したシールドトンネル10を拡張補強構造で補強することができ、劣化の進行度合いに応じて補強対策を行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上記実施形態では、既設のシールドトンネル10の補強構造30について例示したが、上記の補強構造は他の既設の管路構造物の補強に対しても適用できる。例えば、既設の管路構造物は、円形断面に限らず矩形断面の管路構造物に適用してもよい。その他、上記の補強構造は、将来劣化の虞がある既設構造物であればどのようなものに適用してもよい。
10…シールドトンネル、10a…内空壁、11…天板部、12…インバート部、12a…床面、30…補強構造、31…支柱部、32…上方支持部、33…下方支持部、40…主配筋部材、41…支柱部配筋部材、42…上方配筋部材、42g…連結部材、42x…拡張継手、42y…拡張継手、43…下方配筋部材、43g…連結部材、43x…拡張継手、43y…拡張継手、46…端面板、50…レール部、51…平板部、52…起立板、53…貫通孔、54…固定ナット、55…ボルト、56…アンカー、57…ナット、60…表面部材、61…嵌合部材、70…充填材、80…固定部材、81…水平部材、82…鉛直部材、100…拡張補強部材、100a…端部、P…パッキン、躯体部…W

Claims (10)

  1. 既設管路構造物の補強構造であって、
    前記既設管路構造物の内空壁の天端において周方向に配される上方支持部、前記既設管路構造物の前記内空壁の下端において周方向に配される下方支持部、及び前記上方支持部と前記下方支持部とを連結する支柱部とを有する躯体部を備え、
    前記躯体部は、
    管路軸方向に複数間隔を有して配置され、前記上方支持部、前記下方支持部、及び前記支柱部に沿って配される複数のI型配筋部材と、
    前記複数のI型配筋部材に支持され、前記上方支持部、前記下方支持部及び前記支柱部の表面を形成する表面部材と、
    前記天端、前記下端、及び前記表面部材によって囲まれる充填空間に充填される充填材と、を備える、
    既設管路構造物の補強構造。
  2. 前記I型配筋部材は、前記既設管路構造物の断面中心から水平方向に偏心して配置される、
    請求項1に記載の既設管路構造物の補強構造。
  3. 前記充填空間に前記既設管路構造物の内部に設置された既設設備が含まれる、
    請求項1または2に記載の既設管路構造物の補強構造。
  4. 前記複数のI型配筋部材の前記管路軸に沿った方向の両端の前記I型配筋部材に締結され、前記充填空間の前記管路軸に沿った方向の両端の断面形状を覆う形状を有する一対の端面枠を更に備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の既設管路構造物の補強構造。
  5. 一対の前記端面枠と前記両端の前記I型配筋部材とを締結する締結部材と、
    前記締結部材と前記端面枠との間に配置される止水部と、を更に備える、
    請求項4に記載の既設管路構造物の補強構造。
  6. 前記既設管路構造物を更に補強するための拡張補強部材を更に備え、
    前記上方支持部の横方向の両端部と前記下方支持部の横方向の両端部とには前記拡張補強部材を接続するための拡張継手が形成されている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の既設管路構造物の補強構造。
  7. 前記拡張補強部材は、前記内空壁の断面形状に合致して形成されている、
    請求項6に記載の既設管路構造物の補強構造。
  8. 前記複数のI型配筋部材を支持し、前記管路軸に沿って前記下端の床面に配置されるレール状の本体部と、
    前記管路軸に沿った前記床面の平面形状に合わせて設置高さを調整自在に、前記本体部を前記床面に固定する固定部と、を有するレール部を更に備える、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の既設管路構造物の補強構造。
  9. 前記固定部と前記床面との間に配置される止水部を更に備える、
    請求項8に記載の既設管路構造物の補強構造。
  10. 既設管路構造物の補強構造の施工方法であって、
    前記既設管路構造物の内空壁の天端において周方向に配される上方支持部と、前記既設管路構造物の前記内空壁の下端において周方向に配される下方支持部及び前記上方支持部と前記下方支持部とを連結する支柱部とにより構成される躯体部を形成するための複数のI型配筋部材を、管路軸方向に複数間隔を有して配置する配筋部材配置工程と、
    前記複数のI型配筋部材に支持され、前記上方支持部、前記下方支持部及び前記支柱部の表面を形成する表面部材を配置する表面部材配置工程と、
    前記既設管路構造物の前記天端、前記下端、及び前記表面部材によって囲まれる充填空間に充填材を充填する充填工程と、を備える、
    既設管路構造物の補強構造の施工方法。
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