JP4966810B2 - 素子搭載基板、電子部品、発光装置、液晶バックライト装置、電子部品の実装方法 - Google Patents

素子搭載基板、電子部品、発光装置、液晶バックライト装置、電子部品の実装方法 Download PDF

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本発明は、素子搭載基板、電子部品、発光装置及び液晶バックライト装置、並びに電子部品の実装方法に関する。
携帯電話の液晶バックライトに使用されるサイド発光型LEDの実装など、実装基板に対して発光装置の側面を実装する場合、実装基板の電極部に外部リード端子が接触するように外部リード端子が発光装置の側面に折り曲げた構造が使用されることがある。
一方、外部リード端子の代わりに基板を貫通するスルーホール電極を用いて発光装置を実装基板に実装する場合もある。この場合、実装基板とスルーホール電極とをろう材で固定する(例えば、特許文献1及び2)。
特開2004−186514号公報 特開2005−164909号公報
実装基板とスルーホール電極をろう材で固定するには、実装基板とスルーホール電極を固定する部位にろう材を塗布すればよい。しかし、この部位にろう材を塗布すると、スルーホール内にろう材が入り込み、その結果、実装基板とろう材の接触面積が小さくなり、実装の安定性が損なわれる場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、実装基板に安定して実装することができる素子搭載基板を提供するものである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の素子搭載基板は、前面側に素子を搭載可能な素子搭載基板であって、裏面から前面に向かって延びる貫通又は非貫通の第1ホールを有する基板と、第1ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第1ホール電極と、第1ホール電極上であって第1ホールの裏面側の開口の周囲に設けられた被覆層とを備え、前記被覆層は、第1ホール電極よりもろう材の濡れ性が悪い材料からなることを特徴とする。
本発明の素子搭載基板は、第1ホール電極上であって第1ホールの裏面側の開口の周囲に設けられた被覆層を備えており、この被覆層は、第1ホール電極よりもろう材の濡れ性が悪い材料からなる。素子搭載基板を実装基板に実装するために第1ホール電極にろう材を塗布するが、本発明では、前記被覆層の作用によってろう材が第1ホール内に吸い込まれることが抑制される。従って、ろう材は、基板の裏面側に留まり、その結果、ろう材と実装基板との接触面積が大きくなり、素子搭載基板が安定して実装基板に実装される。
以下、本発明の種々の実施形態について説明する。
前記基板は、裏面から前面に向かって延びる貫通又は非貫通の第2ホールをさらに備え、第2ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第2ホール電極をさらに備えてもよい。
また、第2ホールは、前記基板の一方の側面に開口を有してもよい。この場合、ろう材が第2ホールに吸い込まれた場合でもろう材と実装基板が接触するので、素子搭載基板が安定して実装基板に実装される。
第2ホールは、前記基板の裏面の開口が半円であって側面の開口が長方形である半円柱状であってもよい。
第2ホールは、円柱を中心からずれた位置で前記基板の側面に平行な平面で二分割したときの一方の形状であって側面の開口が長方形であってもよい。
また、第2ホールは、円柱を中心からずれた位置で前記基板の側面に平行な平面で二分割したときの小さい方の形状であってもよい。この場合、実装面と第2ホールの壁面の距離を近くできるので、ろう材を第2ホールに吸い込ませた時、第2ホールの壁面へのろう材の接触面積を大きくでき、固定が安定化する。また、第2ホールと実装面で囲まれた空間が小さくできるため、ろう材が少なくでき、さらに、毛細官現象も手伝って、ろう材が第2ホールに吸い込まれやすくなる。
本発明は、裏面から前面に向かって延びる貫通又は非貫通の第1及び第2ホールを有する基板と、第1ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第1ホール電極と、第2ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第2ホール電極とを備え、第2ホールは、前記基板の一方の側面に開口を有する素子搭載基板も提供する。この場合、ろう材が第2ホールに吸い込まれた場合でもろう材と実装基板が接触するので、素子搭載基板が安定して実装基板に実装される。
第2ホールは、前記基板の裏面の開口が半円であって側面の開口が長方形である半円柱状であってもよい。
第2ホールは、円柱を中心からずれた位置で前記基板の側面に平行な平面で二分割したときの一方の形状であって側面の開口が長方形であってもよい。
また、第2ホールは、円柱を中心からずれた位置で前記基板の側面に平行な平面で二分割したときの小さい方の形状であってもよい。
また、第2ホールの周囲には、第2ホール電極よりもろう材の濡れ性が悪い材料からなる被覆層が設けられていることが望ましい。
第2ホールにろう材を吸い込ませる際に、ろう材に対して濡れ性のあるベース基板9Aの裏面上の第2ホール電極にろう材が這い上がり、ろう材の吸い込みが低下して実装強度が低下するのを防止するために、第2ホールの周囲にも第2ホール電極よりもろう材の濡れ性が悪い材料からなる被覆層を設ける。
前記基板の一方の側面に対向する他方の側面にはホールが形成されていないことが好ましい。この場合、コレット等を用いて素子搭載基板(又はこの素子搭載基板を備えた電子部品若しくは発光装置)をピックアップすることが容易になる。
本発明は、上記記載の素子搭載基板と、前記基板の前面側に搭載され且つアノード電極及びカソード電極を有する素子を備え、第1ホール電極は、前記アノード電極又は前記カソード電極に電気的に接続されている電子部品も提供する。この場合、第1ホール電極を通じて素子に電力を供給することができる。
第2ホール電極は、前記アノード電極と前記カソード電極の何れとも電気的に接続されていなくてもよい。この場合、第2ホール電極は、例えば、素子搭載面電極を接地させたり、素子で発生した熱を放熱させたりするといった目的に利用される。また、第2ホール電極は、素子搭載基板を実装基板に実装するためにのみ利用されてもよい。
前記素子は、素子搭載面電極をさらに備え、第2ホール電極は、前記素子搭載面電極に電気的に接続されていてもよい。この場合、第2ホール電極は、素子搭載面電極を接地させるために利用可能である。
第2ホール電極は、前記素子に熱的に接続されていてもよい。この場合、第2ホール電極は、素子で発生した熱を放熱させるために利用可能である。
前記素子は、素子搭載面電極をさらに備え、第2ホール電極は、前記素子搭載面電極に電気的に非接続であり且つ前記素子に熱的に非接続であってもよい。この場合には、第2ホール電極は、素子搭載基板を実装基板に実装するために利用可能である。
本発明は、上記記載の電子部品を備え、前記素子は、発光素子である発光装置も提供する。搭載基板に搭載される素子が発光素子である場合、本発明の電子部品は、発光装置となる。
本発明は、上記発光装置が光源部に実装された液晶バックライト装置も提供する。この場合、発光装置が安定して実装された液晶バックライト装置が提供される。
前記電子部品又は発光装置(以下、「電子部品等」と称する。)の素子搭載基板が第1ホール電極上であって第1ホールの裏面側の開口の周囲に設けられた被覆層とを備え、前記被覆層は、第1ホール電極よりもろう材の濡れ性が悪い材料からなる場合、本発明は、前記電子部品等を実装基板上に前記基板の側面が前記実装基板に接触するように配置する工程と、第1ホール内にろう材が吸い込まれないように第1ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程を備える電子部品等の実装方法も提供する。この場合、ろう材が第1ホールに吸い込まれないので、ろう材と実装基板との接触面積が大きくなり、電子部品等が安定して実装基板に実装される。
また、上記電子部品等の素子搭載基板が裏面から前面に向かって延びる貫通又は非貫通の第2ホールと、第2ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第2ホール電極をさらに備える場合、上記記載の電子部品等の実装方法は、第2ホール内にろう材が吸い込まれるように第2ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程をさらに備えてもよい。
上記電子部品等の素子搭載基板の第2ホールが前記基板の一方の側面に開口を有する場合、前記電子部品等は、第2ホールの内壁と前記実装基板表面とが対向し且つ前記基板の側面が前記実装基板表面に接触するように配置し、第2ホール内壁と前記実装基板との間の隙間を埋めるようにろう材を入り込ませて、第2ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程をさらに備えてもよい。
上記電子部品等の素子搭載基板の第2ホールが前記基板の一方の側面に開口を有する場合、本発明は、上記記載の電子部品等を実装基板上に、第2ホールの内壁と前記実装基板表面とが対向し且つ前記基板の側面が前記実装基板に接触するように配置する工程と、第1ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程と、第2ホール内壁と前記実装基板との間の隙間を埋めるようにろう材を入り込ませて、第2ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程を備える電子部品等の実装方法も提供する。この場合、ろう材が第2ホールに吸い込まれ、ろう材と実装基板が接触するので、素子搭載基板、電子部品等が安定して実装基板に実装される。
前記ろう材と被覆層は、どちらも、第1ホールの開口を密閉するように塞がない。ろう材又は被覆層が第1ホールを塞ぐと、第1Aホール内の空気が膨張したときにろう材又は被覆層が圧力を受けてろう材の形状が破壊される場合があるからである。なお、ろう材は、第1ホールのすぐ横に形成され、第1ホールの開口周辺のろう材の濡れが悪い被覆層でせき止められる。このため、第1ホールへのろう材の侵入を防止しつつ、第1ホール電極とろう材とを電気的に接続することができる。
また、被覆層は、第1ホールの開口を密閉するように塞がない。被覆層が第1ホールを塞ぐと、第1Aホール内の空気が膨張したときに被覆層が圧力を受けて被覆層の形状が破壊される場合があるからである。
ここで示した種々の実施形態は、互いに組み合わせることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図面や以下の記述中で示す内容は、例示であって、本発明の範囲は、図面や以下の記述中で示すものに限定されない。
以下、素子搭載基板に発光素子(例:LEDチップ)が搭載されている発光装置を例に挙げて説明を進める。以下の説明は、素子搭載基板に搭載されている素子(例:半導体素子)が発光素子以外の素子(例:受光素子)である電子部品にも基本的に当てはまる。また、素子が搭載されていない素子搭載基板にも基本的に当てはまる。
1.発光装置
1−1.発光装置の構造
図1(a)〜(e)を用いて本発明の一実施形態の発光装置10の構造について説明する。図1(a)〜(e)は、本実施形態の発光装置10の構造を示す。図1(a)は、平面図である。図1(b)は、図1(a)中のI−I断面図である。図1(c)及び(d)は、それぞれ、図1(b)中のII−II断面図、III−III断面図である。図1(e)は、裏面図である。
本発明の一実施形態の発光装置10は、素子搭載基板1と、素子搭載基板1の前面側に搭載された発光素子3とを備える。素子搭載基板1の前面側には、発光素子3からの光を前方に向けて反射させるリフレクタ5も設けられている。
素子搭載基板1は、裏面から前面に向かって延びる第1Aホール7A、第1Kホール7K、第2ホール7B及び第3ホール7Cを有する基板9と、第1Aホール7A、第1Kホール7K、第2ホール7Bのそれぞれの内壁から基板9の裏面に渡って繋がって形成された第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8K及び第2ホール電極8Bとを備える。第2ホール電極8Bは、第3ホール7Cの内壁にまで繋がって形成されている。
第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8K及び第2ホール電極8Bは、ホールの内壁に薄く形成されるものであるので、第1Aホール7A、第1Kホール7K、第2ホール7B及び第3ホール7Cの内部は、空洞である。第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8K及び第2ホール電極8Bは、基板9の裏面において離間して形成されていて互いに絶縁されている。第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8K及び第2ホール電極8Bは、例えば、メッキ電極である。
基板9は、ベース基板9Aと上層基板9Bとが積層された積層基板である。ベース基板9Aと上層基板9Bは、何れも絶縁基板である。第1Aホール7A、第1Kホール7K、第2ホール7B及び第3ホール7Cは、ベース基板9Aに形成されたスルーホールである。上層基板9Bには、第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8K及び第2ホール電極8Bのそれぞれと電気的に接続された第1A導電部11A、第1K導電部11K及び第2導電部11Bとを有している。なお、基板9の構成は、限定されない。基板9は、3枚以上の基板の積層基板であってもよく、単層基板であってもよい。本実施形態では、第1Aホール7A、第1Kホール7K、第2ホール7B及び第3ホール7Cは、ベース基板9Aのみを貫通するスルーホールであるが、これらのホールは、基板9の全体(つまり、ベース基板9Aと上層基板9B)を貫くスルーホールであってもよい。また、図示した第1A導電部11A、第1K導電部11K及び第2導電部11Bの構成は、一例であり、別の構成を採用してもよい。
第1Aホール7A及び第1Kホール7Kのそれぞれの裏面側の開口の周囲には被覆層13A及び13Kが設けられている。また、図示しないが、第2ホール7Bの開口の周囲にも被覆層を設けることが望ましい。第2ホール電極8Bの裏面メッキ面に沿ったろう材の這い上がりを防ぐことができ、第2ホール7B内に入るろう材量の低下、引いては、実装強度が低下を防ぐことが可能になる。
被覆層13A及び13Kは、それぞれ、第1Aホール電極8A及び第1Kホール電極8K上に設けられ、第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8Kよりもろう材の濡れ性が悪い材料からなる。ろう材としては、錫、銀、銅などの混合される一般的なハンダ、(鉛、インジウム等の含有の場合もある)が挙げられる。これらのろう材の何れに対しても、銀、金や銅、ニッケル等の電極材料は、比較的濡れ性がよい。一方、これらのろう材の何れに対しても、ドライフィルムレジスト、スピンコートタイプのレジスト等の材料は、比較的濡れ性が悪い。従って、被覆層13A及び13Kは、後者の材料で形成することができる。また、被覆層のパターンは、第1Aホール7A及び第1Kホール7Kの開口の周囲をドーナツ状に覆うだけではなく、ろう材が、第1Aホール電極8A及び第1Kホール電極8Kの所定箇所にのみ接続されるように、所定箇所を除いて形成してもよい。
また、その場合、被覆層のパターンは、ホールにろう材が侵入しなければよいので、各ホールを囲む周囲に設けられている必要はなく、所定箇所と各ホールの間にろう材の侵入を防ぐように被覆層のパターンが形成されていればよい。
第2ホール7Bは、基板9の短手方向(図1(e)の矢印Xの方向)の一端に形成されており、基板9の一方の側面に開口を有している。第3ホール7Cは、基板9の短手方向の他端に形成されており、基板9の他方の側面に開口を有している。第2ホール7B及び第3ホール7Cは、それぞれ、基板9の裏面の開口が半円であって側面の開口が長方形である半円柱状である。
第2ホール7B及び第3ホール7Cは、基板9の短手方向に並んで配置されている。第1Aホール7A、(第2ホール7B及び第3ホール7C)及び第1Kホール7Kは、基板9の長手方向(図1(e)の矢印Yの方向)に並んで配置されている。これによって、基板の短手方向のサイズを小さくすることが可能になっている。
なお、発光装置10を、コレットなどでピックアップして、実装基板の所定位置に搭載する際、コレット径が小さすぎると第3ホール7Cの箇所でリークして真空吸着しにくくなり、ピックアップ作業がやりにくくなるため、適宜、コレット径を選定する必要がある。そこで、第2ホール7Bが形成されている一方の側面に対向する他方の側面に第3ホール7Cを設けないようにすることで、ピックアップ作業が容易になる。
発光素子3は、アノード電極3A、カソード電極3K及び素子搭載面電極3Bを有している。アノード電極3A及びカソード電極3Kは、それぞれ、導電ワイヤ15を介して第1A導電部11A及び第1K導電部に電気的に接続されている。従って、アノード電極3A及びカソード電極3Kは、それぞれ、第1A導電部11A及び第1K導電部を介して、第1Aホール電極8A及び第1Kホール電極8Kに電気的に接続されている。第2ホール電極8Bは、発光素子3のアノード電極3A及びカソード電極3Kの何れとも電気的に接続されていない。
また、素子搭載面電極3Bは、第2導電部11Bに電気的に接続されている。従って、素子搭載面電極3Bは、第2導電部11Bを介して第2ホール電極8Bに電気的に接続されている。従って、第2ホール電極8Bは、素子搭載面電極3Bを接地させるための接地用電極として機能する。
また、第2導電部11Bは金属等の熱導電性が高い材料からなるので、第2ホール電極8Bは、発光素子3に熱的に接続されている。従って、第2ホール電極8Bは、発光素子3の放熱を促進する放熱用電極として機能する。
1−2.発光装置の製造方法
発光装置10は、以下の工程で製造することができる。以下に示す工程は、一例であり、本実施形態の発光装置10は、別の方法で製造してもよい。
まず、ベース基板(例:ガラエポ基板)9Aの一方の面に、両面接着シートの片面を接着させ、ドリル加工で第1Aホール7A、第1Kホール7K、第2ホール7B及び第3ホール7Cをマトリックス状に形成する。第2ホール7B及び第3ホール7Cは、この時点では、円柱状であり、第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8K及び第2ホール電極8Bを形成後に切断により半円柱状化される。また、第2ホール7B及び第3ホール7Cは、第1Aホール7A、第1Kホール7Kが交互に並ぶ方向(図1(e)のY方向)に対しては丁度その間の中央に位置し、第1Aホール7A、第1Kホール7Kがそれぞれ、並ぶ方向(図1(e)のX方向)に対しては、第1Aホール7A、第1Kホール7Kと同じピッチで配置されるが、隣接する第1Aホール7A間の間付近に位置をずらして、穴開けされる。
次に、上層基板9Bに第1A導電部11A、第1K導電部11K及び第2導電部11Bを形成し、その後、上層基板9Bの前面側に発光素子3の素子搭載面電極3Bを第2導電部11Bに固着させることによって発光素子3を上層基板9B上に搭載させる。次に、導電ワイヤ15により、発光素子3のアノード電極3A及びカソード電極3Kをそれぞれ第1A導電部11A及び第1K導電部11Kに電気的に接続させる。次に、上層基板9Bの前面側にリフレクタ5を形成する。
次に、第1Aホール7A、第1Kホール7K及び第2ホール7Bと、第1A導電部11A、第1K導電部11K及び第2導電部11Bの位置がそれぞれ一致するように、ベース基板9Aと上層基板9Bとをベース基板9Aに予め貼り付けておいた両面接着シートにより貼り合わせる。
次に、第1Aホール7A、第1Kホール7K、第2ホール7B及び第3ホール7Cの内壁及びベース基板9Aの裏面にめっきとパターニングを行い、第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8K及び第2ホール電極8Bを形成する。
次に、第1Aホール7A及び第1Kホール7Kのそれぞれの裏面側の開口の周囲において、第1Aホール電極8A及び第1Kホール電極8K上に被覆層材料を塗布して、被覆層13A及び13Kを形成する。
最後に、隣接する第1Aホール7A間の中央線(図1(e)の直線L1に対応)での切断により、第2ホール7B及び第3ホール7Cを半円柱状化し、さらに隣接する第1Aホール7Aと第1Kホール7K間の中央線(図1(e)の直線L2に対応)で切断を行い、本実施形態の発光装置10の製造を完了する。第2ホール7B及び第3ホール7Cの半円柱状形状は、上述にあるように穴開けの位置を調整することで、円柱を中心からずれた位置で基板9の側面に平行な平面で二分割したときの小さい方の形状であって側面の開口が長方形である第2ホール7Bを形成することができる。
1−3.発光装置の実装方法
次に、図2(a)〜(d)を用いて、互いに電気的に分離された3つの外部電極(第1A外部電極19A、第1K外部電極19K及び第2外部電極19B)を有する実装基板17上に発光装置10を実装する方法について説明する。図2(a)は、図1(e)に対応した裏面図であり、図2(b)〜(d)は、それぞれ、図2(a)中のI−I断面図、II−II断面図、III−III断面図である。まず図2(b)、(c)は、それぞれ、図1(c)、(d)に対応した断面図である。
まず、基板9の側面が実装基板17に接触するように、すなわち、基板9の裏面と実装基板17の実装面とが垂直になるように、発光装置10を実装基板17上に配置する。この際、発光装置10は、第1A外部電極19A、第1K外部電極19K及び第2外部電極19Bの位置と、第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8K及び第2ホール電極8Bの位置がそれぞれ近接するように実装基板17上に配置する。
第1A外部電極19A、第1K外部電極19Kは、図示しないが、長方形のパターンでそのパターンに合わせて、直方体状のろう材(第1Aろう材21A,第1Kろう材21K)が形成されており、ベース基板9Aの裏面上の被覆層が形成されていない第1Aホール電極8A、第1Kホール電極8Kと第1Aろう材21A,第1Kろう材21Kの実装基板17に垂直な一面と接触するように実装基板17上に配置する。
また、第2外部電極19Bは、図示しないが、凸状のパターンであり、それに合わせて、実装基板17の表面側から見て、逆凸状である柱状形状のろう材(第2ろう材21)が形成されている。
凸の部分は、第1A外部電極19A、第1K外部電極19K及び第2外部電極19Bの並びの方向に対して垂直な方向を向いており、第2ホール7Bに凸の下側部分及び上側の一部分が入りこむような位置に形成されている。凸の下側は第2ホール7Bの直径より大きく、凸の上側は第2ホール7Bの直径より小さい幅をもつ形状とする。
次に、加熱をして、第1A外部電極19Aと第1Aホール電極8A、第1K外部電極19Kと第1Kホール電極8K、及び第2外部電極19Bと第2ホール電極8Bをそれぞれ電気的に接続させるように、外部電極とホール電極が近接している各部分で第1Aろう材21A,第1Kろう材21K、第2ろう材21を溶かし、各ホール形状およびホール電極の被覆層パターンに応じてフィレットが形成される。
第2ホール電極8Bは、第2ろう材21に対して濡れ性が比較的良いので、第2ろう材21は、第2ホール7Bに入り込む(図2(b)を参照。)。これによって第2ろう材21と実装基板17とが広い面積で接触することになり、発光装置10の固定が安定する(具体的には、実装強度が上がる、パッケージの起き上がりが無くなる。)。
また、第1Aホール電極8Aも第1Aろう材21Aに対して濡れ性が比較的良い。しかし、第1Aホール7Aの裏面側の開口の周囲には被覆層13Aが設けられており、この被覆層13Aは、第1Aろう材21Aに対して濡れ性が悪いので、第1Aろう材21Aは、第1Aホール7A内に入り込まずに基板9の裏面側に留まる。このため、第1Aろう材21Aと実装基板17との接触面積が大きくなり、発光装置10が安定して実装基板17に実装される(図2(d)を参照)。また、第1Aホール7Aを塞がないように第1Aろう材21Aを形成しておくことが好ましい(図2(a)、(c)を参照)。第1Aろう材21Aが第1Aホール7Aを塞ぐと、第1Aホール7A内の空気が膨張したときに、第1Aろう材21Aが圧力を受けて図2(d)のような第1Aろう材21Aの形状が破壊される場合があるからである。ここで述べた内容は、第1Kろう材21K、第1Kホール7K、第1Kホール電極8K及び被覆層13Kについても同様に当てはまる。
1−4.その他
上記実施形態の発光装置10は、第1A外部電極19Aと第1Aホール電極8A、第1K外部電極19Kと第1Kホール電極8K、及び第2外部電極19Bと第2ホール電極8Bの3つの接続点において、第1Aろう材21A,第1Kろう材21K、第2ろう材21と実装基板17との接触面積が大きくなるように構成されているが、上記3つの接続点のうち少なくとも1つにおいて第1Aろう材21A,第1Kろう材21K、第2ろう材21と実装基板17との接触面積が大きければ発光装置10は、安定して実装基板17に実装可能である。従って、例えば、図3(a)〜(e)に示すように、第3ホール7Cを省略し、第2ホール7Bを基板9の短手方向の中央に円柱状に形成してもよい。また、第2ホール7B及び第3ホール7Cは、省略してもよい。この場合でも、第1A外部電極19Aと第1Aホール電極8A、及び第1K外部電極19Kと第1Kホール電極8Kの2つの接続点において、第1Aろう材21A,第1Kろう材21Kと実装基板17との接触面積が大きくなる。
また、図4(a)〜(e)及び図5(a)〜(d)に示すように、第2ホール7Bは、円柱を中心からずれた位置で基板9の側面に平行な平面で二分割したときの小さい方の形状であって側面の開口が長方形であるようにしてもよい。この場合、図5(b)に示すように、第2ろう材21が第2ホール7B内にさらに吸い込まれやすくなり、第2外部電極19Bと第2ホール電極8Bの接続点での接続がより強固になる。また、第2ホール7B内部の体積が減少するので、第2ろう材21の使用量を減らすことができる。
第2ろう材21の量は、ろう材塗布の設備や実装電極面積などに、下限が規定される場合もあるので、第2ホールの断面形状を必ずしも半円より小さくする必要はない。もし、第2ホールの断面形状のサイズに対してろう材の量が多すぎると、第2ホールに吸い込まれないろう材の量が多すぎて、発光装置の実装面とは反対の側面側に突出したり、加熱固化したろう材の形状が大型化してしまい、実装エリアを越えて他の部材にろう材が接触してしまう虞がある。従って、第2ホールの断面形状は、ろう材の量に応じて調整すればよい。
調整をする方法としては、1−2.発光装置の製造方法で述べたドリル加工の工程において、第2ホール7B及び第3ホール7Cを穴あけ位置を調整し、所定位置での切断により形成される。
図6(a)〜(e)及び図7(a)〜(d)に示すように、被覆層13A、13Kのうちの一方又は両方を省略してもよい。この場合、第1Aろう材21Aが第1Aホール7A内に入り込み、第1A外部電極19Aと第1Aホール電極8Aの接続点では、第1Aろう材21Aと実装基板17との接触面積が小さくなってしまうが、この場合でも、第2外部電極19Bと第2ホール電極8Bの接続点において、第2ろう材21と実装基板17との接触面積が大きくなるので、発光装置10は、安定して実装基板17に実装可能である。
また、上記実施形態の発光装置10では、第2ホール7Bがベース基板9Aを貫通しているが、図8(a)〜(e)に示すように、第2ホール7Bがベース基板9Aを非貫通であってもよい。この場合、第2ホール電極8Bは、発光素子3の素子搭載面電極3Bに電気的に非接続であり且つ前記素子に熱的に非接続になる。このような構成では、第2ホール電極8Bは、発光装置10を実装基板17に実装するために利用される。例えば、発光装置10の使用温度の上限が低い場合、少しでも工数を減らして低コスト化したい場合、又は実装基板17の耐熱性が悪いために実装基板17に放熱させないほうがよい場合は、第2ホール7Bがベース基板9Aを非貫通であることが望ましい。
2.液晶バックライト装置
図9(a)〜(b)を用いて、本発明の一実施形態の液晶バックライト装置30について説明する。図9(a)は、本実施形態の液晶バックライト装置30の構成を示す分解斜視図であり、図9(b)は、図9(a)中のI−I断面図である。図9(b)は、また、図2(b)に対応した断面図である。
本実施形態の液晶バックライト装置30は、上記実施形態の発光装置10が実装基板17上の光源部に実装されている。発光装置10の実装方法は、図2(a)〜(d)を用いて説明した通りである。
発光装置10から放出される光は、実装基板17の実装面に平行な方向に出射される。発光装置10の出射面から所定距離をおいた位置に導光板22が出射面と対面に設置されている。発光装置10の実装面と反対側の側面と、導光板22の設置面とは反対側の側面には、反射シート23、25が設けられている。実装基板17上に実装する発光装置10の数は、単数であっても複数であってもよい。
以上の実施形態で示した種々の特徴は、互いに組み合わせることができる。1つの実施形態中に複数の特徴が含まれている場合、そのうちの1又は複数個の特徴を適宜抜き出して、単独で又は組み合わせて、本発明に採用することができる。
(a)〜(e)は、本発明の一実施形態の発光装置の構造を示し、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)中のI−I断面図であり、(c)及び(d)は、それぞれ、(b)中のII−II断面図、III−III断面図であり、(e)は、裏面図である。 (a)は、図1(d)に対応した裏面図であり、(b)〜(d)は、それぞれ、(a)中のI−I断面図、II−II断面図、III−III断面図である。 (a)〜(e)は、本発明の別の実施形態の発光装置の構造を示し、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)中のI−I断面図であり、(c)及び(d)は、それぞれ、(b)中のII−II断面図、III−III断面図であり、(e)は、裏面図である。 (a)〜(e)は、本発明の別の実施形態の発光装置の構造を示し、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)中のI−I断面図であり、(c)及び(d)は、それぞれ、(b)中のII−II断面図、III−III断面図であり、(e)は、裏面図である。 (a)は、図4(d)に対応した裏面図であり、(b)〜(d)は、それぞれ、(a)中のI−I断面図、II−II断面図、III−III断面図である。 (a)〜(e)は、本発明の別の実施形態の発光装置の構造を示し、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)中のI−I断面図であり、(c)及び(d)は、それぞれ、(b)中のII−II断面図、III−III断面図であり、(e)は、裏面図である。 (a)は、図6(d)に対応した裏面図であり、(b)〜(d)は、それぞれ、(a)中のI−I断面図、II−II断面図、III−III断面図である。 (a)〜(e)は、本発明の別の実施形態の発光装置の構造を示し、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)中のI−I断面図であり、(c)及び(d)は、それぞれ、(b)中のII−II断面図、III−III断面図であり、(e)は、裏面図である。 (a)は、本発明の一実施形態の液晶バックライト装置の構成を示す分解斜視図であり、(b)は、(a)中のI−I断面図である。
符号の説明
1:素子搭載基板 3:発光素子 3A:アノード電極 3K:カソード電極 3B:素子搭載面電極 5:リフレクタ 7A:第1Aホール 7K:第1Kホール 7B:第2ホール 7C:第3ホール 8A:第1Aホール電極 8K:第1Kホール電極 8B:第2ホール電極 9:基板 9A:ベース基板 9B:上層基板 10:発光装置 11A:第1A導電部 11K:第1K導電部 11B:第2導電部 13A、13K:被覆層 15:導電ワイヤ 17:実装基板 19A:第1A外部電極 19K:第1K外部電極 19B:第2外部電極 21A:第1Aろう材 21K:第1Kろう材 21:第2ろう材 22:導光板 23、25:反射シート

Claims (23)

  1. 前面側に素子を搭載可能な素子搭載基板であって、
    裏面から前面に向かって延びる貫通又は非貫通の第1ホールを有する基板と、第1ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第1ホール電極と、第1ホール電極上であって第1ホールの裏面側の開口の周囲に設けられた被覆層とを備え、
    前記被覆層は、第1ホール電極よりもろう材の濡れ性が悪い材料からなり、前記基板は、裏面から前面に向かって延びる貫通又は非貫通の第2ホールをさらに備え、第2ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第2ホール電極をさらに備えることを特徴とする素子搭載基板。
  2. 第2ホールは、前記基板の一方の側面に開口を有することを特徴とする請求項に記載の素子搭載基板。
  3. 第2ホールは、前記基板の裏面の開口が半円であって側面の開口が長方形である半円柱状である請求項に記載の素子搭載基板。
  4. 第2ホールは、円柱を中心からずれた位置で前記基板の側面に平行な平面で二分割したときの一方の形状であって側面の開口が長方形である請求項に記載の素子搭載基板。
  5. 第2ホールは、円柱を中心からずれた位置で前記基板の側面に平行な平面で二分割したときの小さい方の形状であって側面の開口が長方形である請求項に記載の素子搭載基板。
  6. 裏面から前面に向かって延びる貫通又は非貫通の第1及び第2ホールを有する基板と、第1ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第1ホール電極と、第2ホールの内壁から前記基板の裏面に渡って繋がって形成された第2ホール電極とを備え、第2ホールは、前記基板の一方の側面に開口を有することを特徴とする素子搭載基板。
  7. 第2ホールは、前記基板の裏面の開口が半円であって側面の開口が長方形である半円柱状である請求項に記載の素子搭載基板。
  8. 第2ホールは、円柱を中心からずれた位置で前記基板の側面に平行な平面で二分割したときの一方の形状であって側面の開口が長方形である請求項に記載の素子搭載基板。
  9. 第2ホールは、円柱を中心からずれた位置で前記基板の側面に平行な平面で二分割したときの小さい方の形状であって側面の開口が長方形である請求項に記載の素子搭載基板。
  10. 前記第2ホールの周囲には、被覆層が形成され、前記被覆層は、第2ホール電極よりもろう材の濡れ性が悪い材料からなることを特徴とする請求項に記載の素子搭載基板。
  11. 前記基板の一方の側面に対向する他方の側面にはホールが形成されていないことを特徴とする請求項又はに記載の素子搭載基板。
  12. 請求項1〜11の何れか1つに記載の素子搭載基板と、
    前記基板の前面側に搭載され且つアノード電極及びカソード電極を有する素子を備え、第1ホール電極は、前記アノード電極又は前記カソード電極に電気的に接続されている電子部品。
  13. 前記電子部品の素子搭載基板は、請求項11の何れか1つの素子搭載基板であり、
    第2ホール電極は、前記アノード電極と前記カソード電極の何れとも電気的に接続されていない請求項12に記載の電子部品。
  14. 前記素子は、素子搭載面電極をさらに備え、
    前記電子部品の素子搭載基板は、請求項11の何れか1つの素子搭載基板であり、
    第2ホール電極は、前記素子搭載面電極に電気的に接続されている請求項12又は13に記載の電子部品。
  15. 前記電子部品の素子搭載基板は、請求項11の何れか1つの素子搭載基板であり、
    第2ホール電極は、前記素子に熱的に接続されている請求項12又は13に記載の電子部品。
  16. 前記素子は、素子搭載面電極をさらに備え、
    前記電子部品の素子搭載基板は、請求項11の何れか1つの素子搭載基板であり、
    第2ホール電極は、前記素子搭載面電極に電気的に非接続であり且つ前記素子に熱的に非接続である請求項12又は13に記載の電子部品。
  17. 請求項1216の何れか1つに記載の電子部品を備え、
    前記素子は、発光素子である発光装置。
  18. 請求項17に記載の発光装置が光源部に実装された液晶バックライト装置。
  19. 請求項1216の何れか1つに記載の電子部品の実装方法であって、
    前記電子部品の素子搭載基板は、請求項1〜の何れか1つに記載の素子搭載基板であり、
    前記電子部品を実装基板上に前記基板の側面が前記実装基板に接触するように配置する工程と、第1ホール内にろう材が吸い込まれないように第1ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程を備える電子部品の実装方法。
  20. 前記電子部品の素子搭載基板は、請求項の何れか1つに記載の素子搭載基板であり、
    第2ホール内にろう材が吸い込まれるように第2ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程をさらに備える請求項19に記載の電子部品の実装方法。
  21. 前記電子部品の素子搭載基板は、請求項の何れか1つに記載の素子搭載基板であり、
    前記電子部品は、第2ホールの内壁と前記実装基板表面とが対向し且つ前記基板の側面が前記実装基板表面に接触するように配置し、
    第2ホール内壁と前記実装基板との間の隙間を埋めるようにろう材を入り込ませて、第2ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程をさらに備える請求項19に記載の電子部品の実装方法。
  22. 請求項1216の何れか1つに記載の電子部品の実装方法であって、
    前記電子部品の素子搭載基板は、請求項11の何れか1つに記載の素子搭載基板であり、
    前記電子部品を実装基板上に、第2ホールの内壁と前記実装基板表面とが対向し且つ前記基板の側面が前記実装基板に接触するように配置する工程と、第1ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程と、第2ホール内壁と前記実装基板との間の隙間を埋めるようにろう材を入り込ませて、第2ホール電極と前記実装基板とをろう材で固定する工程を備える電子部品の実装方法。
  23. 前記ろう材は、第1ホールの開口を密閉するように塞がない請求項1922の何れか1つに記載の電子部品の実装方法。
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