JP4965692B2 - スパークプラグ - Google Patents

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Description

本発明は内燃機関の着火用に使用されるスパークプラグに関する。
自動車エンジン等の内燃機関の着火用に使用されるスパークプラグとして、軸線方向に軸孔を有する絶縁体と、該絶縁体の軸孔の先端側に配設される中心電極と、絶縁体の周囲を取り囲む主体金具と、一端が該主体金具に結合され、他端部が中心電極の先端面と対向する第1接地電極と、一端が該主体金具に結合され、他端が前記中心電極の側周面若しくは前記絶縁体の側周面に対向する第2接地電極とを備えるスパークプラグが知られている。このスパークプラグは、中心電極と第1接地電極とにより形成される放電ギャップに火花放電が起こることで、燃料混合ガスに着火させる。その一方、絶縁体の先端面にカーボン等が付着し、いわゆる「くすぶり」の状態となった場合に、第2接地電極と中心電極の側周面とにより形成される沿面ギャップで絶縁体表面を這う形で火花放電が生ずるため、汚損物質が絶えず焼き切られる形となり、耐汚損性を達成することができる。(例えば、特許文献1参照)
特開2001−237045
ところで、最近では、エンジンの更なる高性能化の要求が高まりつつあり、スパークプラグにおいても、更なる着火性の向上が求められている。この着火性の向上のために、第1接地電極のみが配置された(第2接地電極を設けていない)スパークプラグにおいては以下に示す方法が有効である。つまり、第1接地電極本体の他端部の内側面に接合した貴金属チップにおいて、中心電極と対向する対向面と内側面との軸線方向の距離(以後、突き出し量ともいう)を大きくすることが有効である。これは、中心電極と第1接地電極とにより形成される放電ギャップ間にできた火炎核が、スワール等により成長しようとする。ところが、貴金属チップの突き出し量が少ないと、放電ギャップと第1接地電極本体との距離が短いため、火炎核の成長する過程において、この火炎核が早期に第1接地電極本体に接触し、成長を妨げる(以後、消炎作用ともいう)ことがある。よって、貴金属チップの突き出し量を少しでも大きくすることで、火炎核の成長を促進させた構造が多く採用されている。
そこで、発明者等は、特許文献1のスパークプラグにも第1接地電極本体に突き出し量を大きくした貴金属チップを接合し、着火性の更なる向上を検討した。ところが、特許文献1のスパークプラグでは、第2接地電極の配置によっても、火炎核が成長した際に第2接地電極に火炎核が接触する構造となっているため、消炎作用が起こり火炎核の成長を妨げる虞がある。さらに、貴金属チップの突き出し量を大きくした第1接地電極本体においても、上記状態よりも更に火炎核が成長した際に、火炎核の成長を妨げる虞がある。これにより、着火性が十分に確保できない問題があった。
本発明の課題は、第1接地電極及び第2接地電極を備えたスパークプラグにおいて、第2接地電極や第1接地電極本体が火炎核に接触することをできるだけ抑制し、着火性が十分に確保されたスパークプラグを提供することにある。
そこで本発明者等の鋭意検討の結果、本発明のスパークプラグは、軸線方向に軸孔を有する絶縁体と、該絶縁体の軸孔の先端側に配設された中心電極と、前記絶縁体の周囲を取り囲む主体金具と、一端が該主体金具に接合された第1接地電極本体と、該第1接地電極本体の他端部の内側面に接合し、前記中心電極の先端面と放電ギャップを隔てて対向する貴金属チップとを有する第1接地電極と、一端が該主体金具に結合され、他端が前記中心電極の側周面若しくは前記絶縁体の側周面に対向する第2接地電極と、を備え、
前記貴金属チップの前記中心電極の先端面に対向する対向面と、前記第1接地電極本体の内側面との軸線方向の距離tが0.3mm以上であり、
前記第2接地電極の重心を通り、かつ前記軸線を含む断面としたときに、前記軸線上の前記放電ギャップの中間点を通り、前記第1接地電極本体と接する仮想線s1と、前記放電ギャップの前記中間点を通り、前記第2接地電極と接する仮想線s2とし、前記仮想線s1と前記仮想線s2との挟角の角度をθとしたとき、
θ≧55°
であり、
前記仮想断面において、前記軸線上の前記放電ギャップの中間点を通り、前記貴金属チップと接する仮想線s3とし、前記仮想線s3と前記仮想線s2との挟角の角度をθ´としたとき、θ´≧55°
であることを特徴とする。
本発明のスパークプラグにおいては、貴金属チップの対向面と第1接地電極本体のうち中心電極と対向する内側面との軸線方向の距離tが0.3mm以上とするように構成されている。このように、貴金属チップの第1接地電極本体からの突き出し量が大きくなることで、中心電極と貴金属チップとにより形成される放電ギャップにできた火炎核が、スワール等により成長する際に、火炎核が第1接地電極本体に接触する可能性が低くなり、火炎核の成長を促進することで、着火性が向上する。貴金属チップの対向面と第1接地電極本体の内側面との軸線方向の距離tが0.3mm未満となると、上記のように、火炎核が第1接地電極本体に接触することを有効に抑制する効果を得られにくい。一方、貴金属チップの対向面と接地電極本体の内側面との軸線方向の距離tが1.5mm以下であることが好ましい。貴金属チップの対向面と接地電極本体の内側面との軸線方向の距離tが1.5mmを越えると、貴金属チップの熱容量が大きくなり、貴金属チップの耐久性が低下することがある。なお、本発明における「内側面」とは、第1接地電極本体における中心電極と対向する側の面のことを指す。
ところで、上記のように貴金属チップの突き出し量を大きくしたスパークプラグでも、第2接地電極の配置によっては、火炎核が成長した際に第2接地電極に火炎核が接触することで消炎作用が起こり、火炎核の成長を妨げる虞がある。また、貴金属チップの突き出し量を大きくした第1接地電極本体においても、上記状態よりも更に火炎核が成長した際に、火炎核の成長を妨げる虞がある。よって、スパークプラグの着火性が十分に確保できない問題があった。
そこで、本発明のスパークプラグは、前記第2接地電極の重心を通り、かつ前記軸線を含む仮想断面において、前記軸線上の前記放電ギャップの中間点を通り、前記第1接地電極本体と接する仮想線s1と、前記放電ギャップの前記中間点を通り、前記第2接地電極と接する仮想線s2とし、前記仮想線s1と前記仮想線s2との挟角の角度をθとしたときにθ≧55°となるように構成されている。このように、第1接地電極本体と第2接地電極との間隔を広げることで、放電ギャップの中間点付近で発生した火炎核が成長する際に、第2接地電極及び第1接地電極本体に火炎核が接触することを低減することができ、火炎核を効率よく成長させることができる。よって、スパークプラグの着火性が十分に向上することができる。なお、θが55°未満であると、上記のような、火炎核を効率よく成長させる効果を得られにくい。一方、θが90°以下であることが好ましい。θが90°を越えると、第1接地電極本体の過熱や燃料ブリッジ等の不具合が発生することがある。なお、本発明における「挟角」とは図2に示すような、仮想線s1と仮想線s2によって挟まれる角のうち軸線を挟まない角(図2における鋭角θ1)のことを指す。
さらに、上記した仮想断面において、軸線上の放電ギャップの中間点を通り、貴金属チップと接する仮想線s3とし、仮想線s3と前記仮想線s2との挟角の角度をθ´としたとき、θ´≧55°(より好ましくは、θ´≧60°)を満たすのが好ましい。貴金属チップと第2接地電極との間隔を広げることで、放電ギャップの中間点付近で発生した火炎核が成長する際に、貴金属チップにも火炎核が接触することを低減することができ、火炎核を効率よく成長させることができる。よって、スパークプラグの着火性が十分に向上することができる。
また、本発明のスパークプラグは、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度θが、θ≧60°であることであることが好ましい。これにより、第2接地電極及び第1接地電極本体に火炎核が接触することをさらに低減することができ、火炎核を効率よく成長させることができる。よって、スパークプラグの着火性がさらに十分に向上することができる。
また、本発明のスパークプラグは、第1接地電極本体が、少なくとも中心電極内側面の外周縁のうち仮想線s1と接点を含む面取り部を形成することが好ましい。これにより、第1接地電極本体と第2接地電極との間隔をさらに広げることができ、放電ギャップの中間点付近で発生した火炎核が成長する際に、第1接地電極本体に火炎核が接触することを低減することができ、火炎核を効率よく成長させることができる。
また、本発明のスパークプラグは、第1接地電極本体の他端部が、仮想線s1と接点を含んで他端に向かって先細りとなることが好ましい。これにより、第1接地電極本体と第2接地電極との間隔をさらに広げることができ、放電ギャップの中間点付近で発生した火炎核が成長する際に、第1接地電極本体に火炎核が接触することを低減することができ、火炎核を効率よく成長させることができる。なお、本発明における「先細り」とは、他端に向かって徐々に細くなるテーパ状であっても良いし、階段状に細くなっても良い。
また、本発明のスパークプラグは、貴金属チップの直径φBが、0.3mm以上1.0mm以下である円柱状であることが好ましい。このように、貴金属チップの直径φBが1.0mm以下とすることで、放電電圧を低減し、着火性がさらに向上する。一方、貴金属チップの直径φBが0.3mm以上となることで、貴金属チップの耐久性が得ることができる。
以下、本発明のいくつかの実施の形態を図面を用いて説明する。図1及び図2に示す本発明の実施形態1の抵抗体入りスパークプラグ100は、筒状の主体金具1、先端部が突出するようにその主体金具1に嵌め込まれた絶縁体2、先端側に接合された第1貴金属チップ31を突出させた状態で絶縁体2の内側に設けられた中心電極3、第1貴金属チップ31(中心電極3)の先端面と対向するように配置された第1接地電極4、中心電極3及び絶縁体2と対向するように配置された2つの第2接地電極5等を備えている。第2接地電極5はそれぞれ第1接地電極4から90°ずれた位置に配設され、第2接地電極5同士は、180°ずれた位置に配設される。第1接地電極4は、その他端部が第1貴金属チップ31の先端面とほぼ平行に対向するように曲げられており、第1貴金属チップ31と対向する位置に第2貴金属チップ41が形成されている。そして、これら第1貴金属チップ31と第2貴金属チップ41との間が放電ギャップg1となっている。また、第2接地電極5は、その他端面が中心電極の側周面との間で沿面ギャップg2を形成している。この沿面ギャップにおいて、火花放電は、絶縁体表面を這う沿面放電と、気中を飛ぶ気中放電が起こる。なお、本実施例において、放電ギャップg1が本発明の放電ギャップのことである。
主体金具1は炭素鋼等で形成され、図1に示すように、その外周面には、スパークプラグ100を図示しないエンジンブロックに取付けるためのねじ部12が形成されている。また、絶縁体2は、例えばアルミナあるいは窒化アルミニウム等のセラミック焼結体により構成され、その内部には自身の軸方向に沿って中心電極3を嵌め込むための貫通孔6を有している。貫通孔6の一方の端部側に端子金具13が挿入・固定され、同じく他方の端部側に中心電極3が挿入・固定されている。また、該貫通孔6内において端子金具13と中心電極3との間に抵抗体15が配置されている。この抵抗体15の両端部には、導電性ガラスシール層16、17を有し、導電性ガラスシール層16、17を介して中心電極3と端子金具13とにそれぞれ電気的に接続されている。
中心電極3は、電極母材3aが表面に形成され、内部に金属芯3bが挿入されている。そして、中心電極3の電極母材3aは、INCONEL600(INCO社の登録商標)等のNi合金である。一方、金属芯3bは、Cu、Ag等を主成分とする合金からなる。この金属芯3bは、電極母材3aよりも熱伝導率が高い。そして、中心電極3の電極母材3aは先端側が縮径されるとともにその先端面が平坦に構成され、ここに円板状の貴金属チップを重ね合わせ、さらにその接合面外縁部に沿ってレーザ溶接、電子ビーム溶接、抵抗溶接等により溶接部を形成してこれを固着することにより第1貴金属チップ31が形成される。上記第1貴金属チップ31は、Pt、Ir及びWを主成分とする金属にて構成される。具体的には、Pt−20wt%Ir、Pr−20wt%Rh等のPt合金や、Ir−5wt%Pt、Ir−20wt%Rh等のIr合金が挙げられる。
第1接地電極4は、第1接地電極本体4aと第2貴金属チップ41から構成されている。そのうち第1接地電極本体4aは、一端42(図示せず)が、主体金具1の先端面に対して溶接等により固着・一体化されている。一方、第1接地電極本体4aの他端部43には、第2貴金属チップ41が備えられている。この第2貴金属チップ41は、円柱状の貴金属チップを第1接地電極本体4aの所定位置に設け、レーザ溶接、電子ビーム溶接、抵抗溶接等により固着することにより第2貴金属チップ41が形成される。上記第2貴金属チップ41は、Pt、Ir及びWを主成分とする金属にて構成される。具体的には、Pt−20wt%Ni、Pr−20wt%Rh等のPt合金や、Ir−5wt%Pt、Ir−20wt%Rh等のIr合金が挙げられる。そして、第2貴金属チップ41の対向面41aは、中心電極先端面(具体的には第1貴金属チップ31の先端面31a)に対向している。なお、第1接地電極本体4aは、INCONEL600等のNi合金で形成されている。
そして、実施形態1の第2貴金属チップ41は、対向面41aの直径Bがφ0.7mm、第1接地電極本体4aからの突き出し量tが0.8mmとなっている。このように、第2貴金属チップ41の第1接地電極本体4aからの突き出し量tが0.3mm以上となることで、第1貴金属チップ31と第2貴金属チップ41とにより形成される放電ギャップg1間にできた火炎核が、スワール等により成長する際に、火炎核が早期に第1接地電極本体4aに接触する可能性が低くなり、火炎核の成長を促進することで、着火性が向上する。
また、実施形態1の第2貴金属チップ41の直径φBが0.3mm以上1.0mm以下となっているので、放電電圧を低減することができ、着火性が向上し、且つ、第2貴金属チップ41の耐久性が得ることができる。
第2接地電極5は、一端52が、主体金具1の先端面に対して溶接等により固着・一体化されている。一方、第2接地電極5の他端部53は、中心電極の側周面及び絶縁碍子2の側周面に対向している。第2接地電極5は、Niが90wt%以上含有されたNi合金で形成されている。
そして、軸線O上の第1放電ギャップg1の中間点(図2におけるh)を通り、第1接地電極本体4aと接する仮想線s1と、第1放電ギャップg1の中間点hを通り、第2接地電極5と接する仮想線s2としたときに、実施形態1の仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度θ1が、θ1=65°となっている。このように、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度θが、θ≧55°(より好ましくはθ≧60°)とすることで、第1接地電極本体4aと第2接地電極5との間隔を広げることができる。それにより、第1放電ギャップg1の中間点h付近で発生した火炎核が成長する際に、第2接地電極5及び第1接地電極本体4aに火炎核が接触することを低減することができ、火炎核を効率よく成長させることができる。よって、スパークプラグ100の着火性が十分に向上することができる。また、第1放電ギャップg1の中間点hを通り、第2貴金属チップ41と接する仮想線s3としたときに、仮想線s2と仮想線s3との挟角の角度θ1´が、θ1´=76°となっている。このようにθ1´を55°以上としたことにより、貴金属チップ41が火炎核の成長の障害となりにくい構造としている。
このようなスパークプラグ100は、次のようにして製造する。但し、スパークプラグ100の要部の製造方法を中心に説明し、公知部分については、説明を省略または簡略化する。
まず、主原料にアルミナを使用し、高温の所定の形状に焼成することによって絶縁体2を形成する。また、鋼材を使用し、所定の形状に塑性加工することによって、主体金具1を形成する。この際、主体金具1の先端部の外周面にねじ部12を形成している。次いで、Ni耐熱合金からなる棒状の中心電極3、第1接地電極本体4a、第2接地電極5を作成する。なお、中心電極3の形成時には、金属芯3bを挿入して形成している。そして、第1接地電極本体4a及び第2接地電極5を主体金具1の先端面に電気抵抗溶接する。その後、第2接地電極5を公知の手法により軸線方向に曲げる。一方、中心電極3は、先端部を縮径し、その先端面に貴金属チップを電気抵抗溶接、レーザ溶接等により固設し、第1貴金属チップ31を形成する。
そして、絶縁体2の軸孔6に中心電極3を先端側が絶縁体2から突出するように挿入し、次いで、後端側に導電性シール層16、抵抗体15、導電性シール層17を順に挿入し、さらに、絶縁体2の後端側に、絶縁体2の後端から端子金具13の後端側が突出するように端子金具13を挿入して、公知の手法を使って、固設する。そして、中心電極3、端子金具13等が固設された絶縁体2を、第1接地電極本体4a、第2接地電極5が固設された主体金具1に第2接地電極5との第2放電ギャップg2をあわせながら公知の手法により、組み付ける。そして、第1接地電極本体4aの他端部43に貴金属チップを電気抵抗溶接、レーザ溶接等により固設し、第2貴金属チップ41を形成する。そして、第2貴金属チップ41の対向面41aが中心電極3の第1貴金属チップ31の先端面31aと第1放電ギャップg1を介して対向するように、第1接地電極4(第1接地電極本体4a)を曲げ、図1に示すような、内燃機関用スパークプラグ100が完成する。
次に、本発明の実施形態2を図面とともに説明する。
図3、図4に示すスパークプラグ200は、上述したスパークプラグ100の第1接地電極4が異なる形態である。なお、図3、図4については、図2と同一部分は同一符号で示し、上記第1接地電極4の形状以外については、実施形態1と同様の構成であり、第1接地電極4について主に説明する。
実施形態2のスパークプラグ200において、第1接地電極本体4aは、INCONEL600等のNi合金で形成されている。そして、第1接地電極本体4aは、一端42(図示せず)が主体金具1の先端面に対して溶接等により固着・一体化されている。一方、第1接地電極本体4aの他端部43は、中心電極先端面3a(具体的には第1貴金属チップ31の先端面31a)に対向している。そして、他端部43の内側面の外周縁には、面取り部45を設けている。なお、実施形態2の面取り部45は、図3のようにC面取りでも良いし、図4のようにR面取りでも良い。さらには、内側面の外周縁の角部を切り取った形状であれば良い。なお、本発明では、面取り部45の大きさは、図3ではC0.5mm、図4では、R0.5mmとなっている。これにより、図3、図4の第1接地電極本体4aと接する仮想線s1と、第1放電ギャップg1の中間点hを通り、第2接地電極5と接する仮想線s2としたときに、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度θ2、θ3が、θ2=70°、θ3=67°となっている。このように、第1接地電極本体4aに少なくとも内側面の外周縁に面取り部45を形成することで、第1接地電極本体4aと第2接地電極5との間隔をさらに広げることができ、放電ギャップg1の中間点h付近で発生した火炎核が成長する際に、第1接地電極本体4aに火炎核が接触することを低減することができ、火炎核を効率よく成長させることができる。また、図3、図4において、第1放電ギャップg1の中間点hを通り、第2貴金属チップ41と接する仮想線s3としたときに、仮想線s2と仮想線s3との挟角の角度θ2´、θ3´が、それぞれθ2´=71°、θ3´=73°となっている。このようにθ2´、θ3´をそれぞれ55°以上としたことにより、貴金属チップ41が火炎核の成長の障害となりにくい構造としている。
次に、本発明の実施形態3を図面とともに説明する。
図5に示すスパークプラグ300は、上述したスパークプラグ100の第1接地電極4が異なる形態である。なお、図5については、図2と同一部分は同一符号で示し、上記第1接地電極4の形状以外については、実施形態1と同様の構成であり、第1接地電極4について主に説明する。
実施形態3のスパークプラグ300において、第1接地電極本体4aは、INCONEL600等のNi合金で形成されている。そして、第1接地電極本体4aは、一端42(図示せず)が主体金具1の先端面に対して溶接等により固着・一体化されている。一方、第1接地電極本体4aの他端部43は、中心電極先端面3a(具体的には第1貴金属チップ31の先端面31a)に対向している。そして、第1接地電極本体4aの他端部43は、他端面43aに向かって先細り(本実施例では、テーパ状)となっている。これにより、図5の第1接地電極本体4aと接する仮想線s1と、第1放電ギャップg1の中間点hを通り、第2接地電極5と接する仮想線s2としたときに、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度θ4が、θ4=70°となっている。つまり、第1接地電極本体4aと第2接地電極5との間隔をさらに広げることができ、第1放電ギャップg1の中間点h付近で発生した火炎核が成長する際に、第1接地電極本体4aに火炎核が接触することを低減することができ、火炎核を効率よく成長させることができる。また、図5において、第1放電ギャップg1の中間点hを通り、第2貴金属チップ41と接する仮想線s3としたときに、仮想線s2と仮想線s3との挟角の角度θ4´が、それぞれθ4´=70°となっている。このようにθ4´を55°以上としたことにより、貴金属チップ41が火炎核の成長の障害となりにくい構造としている。
本発明の効果を確認するために、以下の各種実験を行った。
図1、図2に示す形状のスパークプラグの各種試験品を以下のように用意した。まず、絶縁体2の材質として焼結アルミナセラミックを、中心電極3の電極本体3aとしてINCONEL600、芯材3bとして銅芯、第1接地電極本体4aとしてINCONEL600、第2接地電極5として耐熱Ni合金(90wt%Ni合金)、第1貴金属チップ31の材質として、Ir−20wt%Rh、第2貴金属チップ41の材質としてPt−20wt%Niを、それぞれ選定した。なお、第1貴金属チップ31の直径をφ0.55mmの円柱状で、第2貴金属チップ41の高さtを0.8mm、直径をφ0.6mmの円柱状とした。さらに、第1接地電極本体4aの幅を2.5mm、高さ1.4mmとし、また、第2接地電極5の幅2.2mm、高さ1.2mmとした。さらに、放電ギャップg1の距離は、1.1mmである。
そして、図2におけるθ1(表ではθ)の角度を46、52、55、60、65、70、72(単位は°)と設定したスパークプラグ100を、排気量2000cc、6気筒のDOHC型ガソリンエンジンに取り付け、60km/h相当の運転状態(エンジン回転数2000rpm)にて着火性の試験を行った。本試験では、上記エンジン条件で1000回、放電電圧ギャップ間に放電させ、10回失火が発生したときのA/Fの値を着火限界として測定した。結果を表1に示す。
表1によると、θ1の角度が46°の場合、A/Fが22.4、θ1の角度が52°の場合、A/Fが22.5、θの角度が55°の場合、A/Fが23.2、θ1の角度が60°の場合、A/Fが23.4、θ1の角度が65°の場合、A/Fが23.4、θ1の角度が70°の場合、A/Fが23.5、θ1の角度が72°の場合、A/Fが23.5となった。このように、θ1を55°以上とすることで、A/Fが23.2となり、着火性が急激に良くなる。さらに、θを60°とすることで、A/Fが23.4となり、更に着火性が良くなる。
なお、本発明においては、上述した具体的な実施形態に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施形態とすることができる。例えば、本発明のスパークプラグ100は、中心電極3のみに金属芯3bを挿入したが、これに限らず、第1接地電極本体4a、第2接地電極5のいずれかに金属芯が挿入されていてもよい。そして、この場合の金属芯の材質は、Cu、Ag等の単体または合金から形成されている
また、本発明のスパークプラグ100は、第2接地電極5が2つであったが、これに限られず、1つであっても良い。また、3つ以上の複数であってもよい。また、本発明のスパークプラグ100は、中心電極3の先端部のみが絶縁体2から突出する形状となっているが、図6のように中心電極3の基部が絶縁体2から突出する形状となっていても良い。これにより、第1放電ギャップg1と第2接地電極5との距離が大きくなるため、第1接地電極本体4aと第2接地電極5との間隔が更に大きくでき、更に着火性が向上する。
本発明のスパークプラグ100を示す正面断面図。 図1の要部を示す正面断面図。 本発明の実施形態2の要部を示す正面断面図。 図3の別実施例の要部を示す正面断面図。 本発明の実施形態3の要部を示す正面断面図及び上面図。 実施形態1の別実施例を示す正面断面図。
1 主体金具
2 絶縁体
3 中心電極
4 第1接地電極
5 第2接地電極
6 貫通孔
31 第1貴金属チップ
41 第2貴金属チップ
100、200、300 スパークプラグ

Claims (6)

  1. 軸線方向に軸孔を有する絶縁体と、
    該絶縁体の軸孔の先端側に配設された中心電極と、
    前記絶縁体の周囲を取り囲む主体金具と、
    一端が該主体金具に接合された第1接地電極本体と、該第1接地電極本体の他端部の内側面に接合し、前記中心電極の先端面と放電ギャップを隔てて対向する貴金属チップとを有する第1接地電極と、
    一端が該主体金具に結合され、他端が前記中心電極の側周面若しくは前記絶縁体の側周面に対向する第2接地電極と、を備え、
    前記貴金属チップの前記中心電極の先端面に対向する対向面と、前記第1接地電極本体の内側面との軸線方向の距離tが0.3mm以上であり、
    前記第2接地電極の重心を通り、かつ前記軸線を含む仮想断面において、前記軸線上の前記放電ギャップの中間点を通り、前記第1接地電極本体と接する仮想線s1と、前記放電ギャップの前記中間点を通り、前記第2接地電極と接する仮想線s2とし、前記仮想線s1と前記仮想線s2との挟角の角度をθとしたとき、
    θ≧55°
    であり、
    前記仮想断面において、前記軸線上の前記放電ギャップの中間点を通り、前記貴金属チップと接する仮想線s3とし、前記仮想線s3と前記仮想線s2との挟角の角度をθ´としたとき、θ´≧55°
    であることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグにおいて、
    前記仮想線s1と前記仮想線s2との挟角の前記角度θは、
    θ≧60°
    であることを特徴とするスパークプラグ。
  3. 請求項1または2に記載のスパークプラグにおいて、
    前記第1接地電極本体は、少なくとも前記内側面の外周縁のうち前記仮想線s1と接点を含む面取り部を形成していることを特徴とするスパークプラグ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスパークプラグにおいて、
    前記第1接地電極本体の他端部は、前記仮想線s1と接点を含んで他端に向かって先細りとなることを特徴とするスパークプラグ。
  5. 請求項1乃至4に記載のスパークプラグにおいて、
    前記仮想線s3と前記仮想線s2との挟角の前記角度θ´は、
    θ´≧60°
    であることを特徴とするスパークプラグ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のスパークプラグにおいて、
    前記貴金属チップは、直径φBが0.3mm以上1.0mm以下である円柱状であることを特徴とするスパークプラグ。
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