JP4962533B2 - 電子部品及びその実装構造 - Google Patents

電子部品及びその実装構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4962533B2
JP4962533B2 JP2009151090A JP2009151090A JP4962533B2 JP 4962533 B2 JP4962533 B2 JP 4962533B2 JP 2009151090 A JP2009151090 A JP 2009151090A JP 2009151090 A JP2009151090 A JP 2009151090A JP 4962533 B2 JP4962533 B2 JP 4962533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
terminal
connecting portion
circuit board
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009151090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011009435A (ja
Inventor
正明 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2009151090A priority Critical patent/JP4962533B2/ja
Publication of JP2011009435A publication Critical patent/JP2011009435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4962533B2 publication Critical patent/JP4962533B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G2/00Details of capacitors not covered by a single one of groups H01G4/00-H01G11/00
    • H01G2/02Mountings
    • H01G2/06Mountings specially adapted for mounting on a printed-circuit support
    • H01G2/065Mountings specially adapted for mounting on a printed-circuit support for surface mounting, e.g. chip capacitors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

本発明は、電子部品及びその実装構造に関する。
各種電子部品(例えば、セラミック製の電子部品)の一つとして、部品本体の両端に一対の金属端子が予め設けられた端子付きの電子部品(例えば、特許文献1参照)がある。このような端子付きの電子部品を回路基板に実装するには、電子部品本体の底面より下方(回路基板側)に位置する金属端子の接続部を半田や導電性接着剤などを用いて回路基板に接続するようになっている。
特開2000−223355号公報
ところで、このような端子付き電子部品においても、他の電子部品と同様に低背化が要望されており、部品本体の低背化が図れるようになってきている。しかしながら、そのような低背化が図られた電子部品であっても回路基板上に実装されると、端子を含む電子部品の厚み分がそのまま回路基板上から突出してしまうことは避けられないため、電子部品が実装された回路基板全体としてみると、必ずしも十分な低背化が図られているとはいえない場合があった。
本発明は、回路基板に実装した際に低背化を図ることが可能な電子部品及びその実装構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子部品は、立体形状を呈する素体及び素体の側面に配置された端子電極を有する部品本体と、端子電極の少なくとも一部を覆うように広がり且つ端子電極に接続される端子接続部及び回路基板に接続されるための部分であって端子接続部に連結され且つ端子接続部に対して交差する方向に延出する基板接続部を有する外部端子とを備え、基板接続部が部品本体の厚み範囲内に位置するように配置されている。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電子部品の実装構造では、回路基板が開口部を有し、上記電子部品が開口部に収容されると共に上記電子部品の基板接続部と回路基板とが接続される。
本発明に係る電子部品及びその実装構造では、回路基板に接続されるための部分である基板接続部が、部品本体の厚み範囲内に位置するように配置されている。そして、このような構成を有する電子部品が回路基板の開口部に収容され、部品本体の厚み範囲内に位置する基板接続部と回路基板とが接続されるようになっている。このため、従来のように、電子部品をそのまま回路基板上に実装する場合に比べて、回路基板に実装された電子部品の最上部が低く(即ち、回路基板に近く)なり、電子部品が実装された回路基板全体として低背化を図ることが可能となる。なお、ここで用いる「開口部」は、回路基板を貫通した貫通孔でもよいし、回路基板に形成された凹部であってもよい。
好ましくは、上記電子部品において、基板接続部は、部品本体の厚み範囲内の略中央部に位置するように配置されている。この場合、端子電極と接続する端子接続部の接続面積を十分に確保することができるため、外部端子と端子電極との間の固着力を保持しつつ、回路基板全体としての低背化を図ることが可能となる。また、基板接続部が厚み範囲内の略中央部に位置していることから、電子部品を回路基板に実装した際、バランスをよくすることができ、実装安定性を良好に保つことができる。
好ましくは、上記電子部品において、外部端子は、部品本体を支える支持部を更に有する。この場合、外部端子は、例えば下方や側方から部品本体を支持することになるため、上方から部品本体を保持する必要がなくなり、その分、回路基板全体としての低背化が可能となる。また、部品本体の保持性を良好にすることもできる。
好ましくは、上記電子部品において、外部端子は、基板接続部に連結し且つ回路基板から離れる方向に延出する延出部を更に有する。この場合、基板接続部に連結する延出部により半田等のフィレット立ちを観察することができるため、電子部品と回路基板との接続良否を容易に確認することができる。
好ましくは、上記電子部品において、外部端子は、端子接続部と基板接続部とを連結する連結部を更に有する。この場合、回路基板に電子部品を実装した際の撓み応力を緩和することができる。更に好ましくは、この連結部が、端子接続部に対する折り返しが形成された折り返し部を含む。この場合、回路基板に電子部品を実装した際の撓み応力を一層、緩和することが可能となる。
好ましくは、上記電子部品において、素体は、直方体形状を呈しており、端子電極は、素体の一対の側面及び該一対の側面の一端側に隣接する別の側面の3つの側面のみに跨って配置される。この場合、端子電極が素体の側面のみに配置されることになるため、シールド目的のため、電子部品等が実装された回路基板の上下を金属ケースでカバーした場合であっても、端子電極と金属ケースとの間の接触を回避することができ、ショートによる製品不良を防止できる。
好ましくは、上記実装構造において、回路基板の厚み範囲内に上記電子部品の底面が位置するように電子部品を回路基板に対して配置する。この場合、電子部品が回路基板の底面からはみ出さないように実装することができるため、回路基板全体としての低背化を更に図ることができる。
本発明によれば、回路基板に実装した際に低背化を図ることが可能な電子部品及びその実装構造を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電子部品の斜視図である。 図1に示した電子部品の部分断面図である。 (a)は、図1に示した電子部品の実装構造を示す図であり、(b)は、比較例の電子部品の実装構造を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電子部品の斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電子部品の斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る電子部品の斜視図である。 図6に示した電子部品の実装構造を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る電子部品の斜視図である。 (a)は、図8に示した電子部品の金属端子を示す図であり、(b)及び(c)は別の金属端子を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る電子部品の斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る電子部品の斜視図である。 本発明の第8実施形態に係る電子部品の斜視図である。 本発明の第9実施形態に係る電子部品の斜視図である。 本発明の第10実施形態に係る電子部品の斜視図である。 本発明の第11実施形態に係る電子部品の斜視図である。 (a)は、本発明の第12実施形態に係る電子部品の斜視図であり、(b)は、(a)に示した電子部品の金属端子を示す図である。 (a)は、本発明の第13実施形態に係る電子部品の斜視図であり、(b)は、(a)に示した電子部品の金属端子を示す図である。 (a)は、本発明の第14実施形態に係る電子部品の斜視図であり、(b)は、(a)に示した電子部品の金属端子を示す図である。 (a)は、本発明の第15実施形態に係る電子部品の斜視図であり、(b)は、素体の積層構造を模式的に示す図である。 図19(a)に示した電子部品の実装構造を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、第1実施形態に係る電子部品の構成について説明する。電子部品1は、例えば、端子付きのチップコンデンサであり、部品本体2と、一対の金属端子3(外部端子)とを備えて構成されている。なお、電子部品1は、チップコンデンサ以外の電子部品(例えば、チップインダクタ、チップバリスタ、チップサーミスタ、チップ抵抗器、又はこれらの複合部品等)であってももちろんよい。本実施形態では、チップコンデンサとして積層コンデンサを採用している。
部品本体2は、コンデンサ素体4(素体)及び一対の端子電極5を有している。コンデンサ素体4は、直方体といった立体形状をなしており、図2に示されるように、例えばBaTiO系などの電歪特性を有する誘電体材料からなる誘電体層6が複数積層されることで形成される。コンデンサ素体4内には、内部電極7,8が少なくとも1層の誘電体層6を挟むように交互に積層され、内部電極7が側面4aに露出し、内部電極8が側面4bに露出している。
端子電極5は、コンデンサ素体4の側面4a又は4bの全体と隣接する表裏面4c,4d及び側面4e,4fの端部とを覆うように配置される。この配置により、コンデンサ素体4の側面4a,4bから露出する内部電極7,8の各露出端が一対の端子電極5によってそれぞれ覆われ、内部電極7,8と端子電極5とが電気的に接続される。端子電極5は、例えばCu,Ni,Ag−Pdなどから形成され、Ni−Snなどのめっきがその上に施される。このように構成される部品本体2の厚みTは、例えば1mm程度である。
金属端子3は、断面L字形の金属部材(例えば、Ag)であり、端子電極5に接続される端子接続部9及び回路基板15(図3(a)参照)に接続される基板接続部10を有している。端子接続部9は、側面4a,4bを覆う端子電極5の略上半分を覆うように広がった矩形の板状部分である。端子接続部9は、その裏面が半田や導電性接着剤などの導電性接合部材(不図示)を介して端子電極5の表面の上部に対向するように、端子電極5に接続される。
基板接続部10は、端子接続部9と同幅を有する矩形の板状部材である。この幅は、一対の側面4e,4fの対向方向に沿った幅である。基板接続部10は、端子接続部9に対して略直交(交差)する方向に延出するように、その基端が端子接続部9の下端に連結されている。つまり、基板接続部10は、図1に示されるように、部品本体2の高さ方向の厚みTの範囲内のうち、その略中央部に位置するように配置されている。基板接続部10の下面(裏面)は、回路基板15上に形成された接続予定領域17(図3(a)参照)に接続されるための部分である。なお、一対の金属端子3は、左右対称に構成されている。
このような電子部品1は、まずは、従来と同様の手法により部品本体2を製造すると共に、所定の厚みを有する矩形の金属板をL字状に折り曲げ加工して一対の金属端子3を準備する。その後、準備された一対の金属端子3の基板接続部10それぞれが部品本体2の厚みTの略中央部に位置するように、端子接続部9を、部品本体2の端子電極5の上部表面に接続する。これにより、上述した電子部品1を得ることができる。後述する各実施形態でも略同様の方法で電子部品を得ることができる。なお、本実施形態では、一対の金属端子3の基板接続部10それぞれの部品本体2の厚みTにおける高さ位置を略同程度としているが、回路基板の実装構造に応じて、両者の高さ位置が異なるようにしてももちろんよい。
続いて、上述した構成を有する電子部品1を回路基板15に取り付ける実装構造について、図3(a)を参照して、説明する。
まず、電子部品1を実装するための回路基板15を準備する。回路基板15には、電子部品1を収容する予定の領域に貫通孔(開口部)16が形成されている。貫通孔16は、部品本体2を収容できるよう部品本体2の表面積よりも大きな開口面積を有し、その深さD(回路基板15の厚みに相当)は、例えば、部品本体2の厚みTの半分以上の深さとなっている。
続いて、上述した回路基板15が準備されたら、電子部品1の基板接続部10の下面と回路基板15上の所定の接続予定領域17とが対向して一致するように、回路基板15の貫通孔16に電子部品1を収容する。この収容により、電子部品1の略下半分が貫通孔16内に位置することになる。すなわち、電子部品1の底面(部品本体2の裏面4d)が回路基板15の厚みDの範囲内に位置するように、電子部品1が回路基板15に対して配置される。その後、基板接続部10の表面側に半田18を所定量塗布し、基板接続部10を回路基板15に接続固定する。これにより、電子部品1が回路基板15に実装される。
以上のように、本実施形態に係る電子部品1及びその実装構造によれば、回路基板15に接続されるための部分である基板接続部10が、部品本体2の厚みTの範囲内に位置するように配置されている。そして、このような構成を有する電子部品1が回路基板15の貫通孔16に収容され、部品本体2の厚みTの範囲内に位置する基板接続部10と回路基板15の接続予定領域17とが接続されるようになっている。このため、例えば、図3に示されるように、従来同様、電子部品1aをそのまま回路基板15a上に実装する場合(図3(b)参照)に比べて、本実施形態に係る電子部品1及びその実装構造によれば、回路基板15に実装された電子部品1の最上部である表面が高さHほど低く(即ち、回路基板15に近く)なり、その結果、電子部品1が実装された回路基板15全体として、十分な低背化が図られるようになっている。なお、以下に説明する他の実施形態でも略同様の作用効果を得ることができる。
また、基板接続部10は、部品本体2の厚みTの範囲内の略中央部に位置するように配置されている。このため、端子電極5と接続する端子接続部9の接続面積を十分に確保することができ、その結果、金属端子3と端子電極5との間の固着力を保持しつつ、回路基板15全体としての低背化を図ることが可能となる。また、基板接続部10が厚みTの範囲内の略中央部に位置していることから、電子部品1を回路基板15に実装した際、バランスがよく、実装安定性を良好に保つこともできる。
また、上記の実装構造において、回路基板15の厚みDの範囲内に電子部品1の底面が位置するように電子部品1を回路基板15に対して配置している。このため、電子部品1が回路基板15の底面からはみ出さないように実装することができ、回路基板15全体としての低背化を更に図ることができる。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して、第2実施形態に係る電子部品について説明する。第2実施形態に係る電子部品20は、第1実施形態に係る電子部品1の金属端子3に代えて、金属端子21を備えている。他の構成や実装構造等は、第1実施形態に係る電子部品1と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子21は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部10、及び上部接続部22を有している。上部接続部22は、部品本体2の表面の端部(コンデンサ素体4の表面4c上に形成された端子電極5と表面4cの縁)を覆うように広がった矩形の板状部材である。上部接続部22は、その裏面が半田などの導電性接合部材(不図示)を介して表面4c上に形成された端子電極5などに接続されている。上部接続部22は、一端が端子接続部9の上端に直接連結されており、端子接続部9に対して略直交する方向に延出している。
本実施形態に係る電子部品20及びその実装構造によれば、上述した効果に加え、金属端子21が上部接続部22を有していることから、部品本体2の端子電極5と金属端子21との間の接続を第1実施形態より強固にすることができる。
(第3実施形態)
次に、図5を参照して、第3実施形態に係る電子部品について説明する。第3実施形態に係る電子部品25は、第1実施形態に係る電子部品1の金属端子3に代えて、金属端子26を備えている。他の構成や実装構造等は、第1実施形態に係る電子部品1と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子26は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部10、及び一対の側部接続部27(支持部)を有している。側部接続部27は、部品本体2の側面の上端(コンデンサ素体4の側面4e又は4f上に形成された端子電極5と側面4e又は4fの縁)を覆うように広がった矩形の板状部材である。側部接続部27は、その裏面が半田などの導電性接合部材を介して側面4e又は4f上に形成された端子電極5などに接続されている。一対の側部接続部27それぞれは、一端が端子接続部9の側端に直接連結されており、端子接続部9に対して略直交する方向に延出している。
本実施形態に係る電子部品25及びその実装構造によれば、上述した効果に加え、金属端子26が一対の側部接続部27を有していることから、部品本体2の端子電極5と金属端子26との間の接続を第1実施形態より強固にすることができる。しかも、第2実施形態に比べて、部品本体2の上部に接続部がこないため、低背化を図ることもできる。さらに、一対の側部接続部27が支持部として機能し、部品本体2を両側面から挟み込むように支えているため、部品本体2の保持性を良好にすることもできる。
(第4実施形態)
次に、図6及び図7を参照して、第4実施形態に係る電子部品について説明する。第4実施形態に係る電子部品30は、第1実施形態に係る電子部品1の金属端子3に代えて、金属端子31を備えている。他の構成や実装構造等は、第1実施形態に係る電子部品1と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子31は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部10、及び下部接続部32(支持部)を有している。本実施形態における端子接続部9は、第1実施形態の端子接続部9と略同様であるが、側面4a,4bを覆う端子電極5の略下半分を覆うように広がっている点で相違している。このように、端子接続部9が端子電極5の下部に位置しているため、基板接続部10は、端子接続部9の上端に連結されている。
下部接続部32は、部品本体2の裏面の端部(コンデンサ素体4の裏面4d上に形成された端子電極5と裏面4dの縁)を覆うように広がった矩形の板状部材である。下部接続部32は、その裏面が半田などの導電性接合部材を介して裏面4d上に形成された端子電極5などに接続されている。下部接続部32は、一端が端子接続部9の下端に連結されており、端子接続部9に対して略直交する方向に延出している。
本実施形態に係る電子部品30及びその実装構造によれば、上述した効果に加え、金属端子31が下部接続部32を有していることから、部品本体2の端子電極5と金属端子31との間の接続を第1実施形態より強固にすることができる。しかも、第2実施形態に比べて、部品本体2の上部に接続部がこないため、低背化を図ることもできる。さらに、例えば、図7に示されるように、下部接続部32で部品本体2を下方から支えているため、部品本体2の保持性を良好にすることもできる。
(第5実施形態)
次に、図8及び図9を参照して、第5実施形態に係る電子部品について説明する。第5実施形態に係る電子部品35は、第4実施形態に係る電子部品30の金属端子31に代えて、金属端子36を備えている。他の構成や実装構造等は、第4実施形態に係る電子部品30と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子36は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部10、下部接続部32、及び立ち上がり部37(延出部)を有している(図9(a)参照)。本実施形態では、端子接続部9と基板接続部10とにスリット38が形成されている。スリット38は、両接続部9,10の幅方向の略中央部に形成されており、端子接続部9の下端側から基板接続部10の延出方向の略中央付近まで続いている。
立ち上がり部37は、端子接続部9の面方向と略平行な方向に立ち上がる矩形の板状部材である。つまり、立ち上がり部37は、実装された際、回路基板15から離れる方向に延出するように形成されている。立ち上がり部37は、その一端が基板接続部10の外側の端部に連結して形成されている。
本実施形態に係る電子部品35及びその実装構造によれば、第4実施形態で述べた効果に加え、金属端子36がスリット38を有しているため、金属端子36に弾力性を付与することができ、実装時の撓み応力を緩和できる。また、電子部品35が立ち上がり部37を有していることから、実装の際、基板接続部10に連結する立ち上がり部37により半田等のフィレット立ちを観察することができ、電子部品35と回路基板15との接続良否を容易に確認することが可能となる。なお、金属端子36に代えて、例えば、図9(b)に示されるように、基板接続部10のみにスリット38aを形成した金属端子36aや、図9(c)に示されるように、端子接続部9のみにスリット38bを形成した金属端子36bを用いても、略同様の作用効果を奏することができる。
(第6実施形態)
次に、図10を参照して、第6実施形態に係る電子部品について説明する。第6実施形態に係る電子部品40は、第4実施形態に係る電子部品30の金属端子31に代えて、金属端子41を備えている。他の構成や実装構造等は、第4実施形態に係る電子部品30と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子41は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部42、及び下部接続部32を有している。基板接続部42は、略コの字状(略U字状)をなしており、一対の側面4e,4fの対向方向における幅の長さが端子接続部9よりも長くなっている。基板接続部42は、略コの字状であるため、1つの金属端子41を回路基板15の2つの接続予定領域17に接続することが可能となっている。なお、基板接続部42のその他の構成や機能は、第4実施形態等における基板接続部10と略同様である。
本実施形態に係る電子部品40及びその実装構造によれば、第4実施形態で述べた効果に加え、金属端子41が2つの接続部分を有しているため、電子部品40を回路基板15に実装する際、各金属端子41を2つの接続予定領域17に接続することができ、回路基板15の設計自由度を高めることが可能となる。
(第7実施形態)
次に、図11を参照して、第7実施形態に係る電子部品について説明する。第7実施形態に係る電子部品45は、第4実施形態に係る電子部品30の金属端子31に代えて、金属端子46を備えている。他の構成や実装構造等は、第4実施形態に係る電子部品30と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子46は、金属部材から構成され、端子接続部47、基板接続部48、及び下部接続部32を有している。端子接続部47は、側面4a又は4bを覆う端子電極5の一部を除いた略全面を覆うように広がった板状部材であり、開口部49を有している。開口部49を有する端子接続部47は、その裏面が半田などの導電性接合部材を介して端子電極5の表面に対向するように、端子電極5に接続されている。
基板接続部48は、開口部49に相当する大きさの矩形の板状部材であり、端子接続部47に対して略直交する方向に延出するように、その基端が端子接続部47の開口部49の縁に連結されている。基板接続部48も、基板接続部10と同様、部品本体2の高さ方向の厚みTの範囲内のうち、その略中央部に位置するように配置される。
ここで、金属端子46の作成方法について簡単に説明する。まず、矩形の金属板をL字状に折り曲げ加工して、端子接続部47及び基板接続部48に相当する第1矩形部分と下部接続部32に相当する第2矩形部分とする。その後、第1矩形部分の中央から下方にかけてコ字状の切込みを入れ、切込まれていない線を中心として切込まれた部分を外側に約90度折り曲げて、基板接続部48とする。これにより、金属端子46が形成される。なお、第1矩形部分に対する切込み幅は、第1の矩形部分の幅の一部となっていることから、基板接続部48の幅は、端子接続部47の幅よりも狭くなっている。
以上のように、本実施形態に係る電子部品45及びその実装構造によれば、上述した効果に加え、端子接続部47の接続面積を大きくとることができるため、端子電極5と金属端子46との間の接続を一層、強固にすることができる。
(第8実施形態)
次に、図12を参照して、第8実施形態に係る電子部品について説明する。第8実施形態に係る電子部品50は、第7実施形態に係る電子部品45と異なり、上下方向に積層された2つの部品本体2と、2つの部品本体2に接続される一対の金属端子51を備えている。他の構成や実装構造等は、第7実施形態に係る電子部品45と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子51は、金属部材から構成され、端子接続部52、基板接続部53、及び下部接続部32を有している。端子接続部52は、積層された2つの端子電極5の一部を除いた略全面を覆うように広がった板状部材であり、開口部54を有している。開口部54を有する端子接続部52は、その裏面が半田などの導電性接合部材を介して端子電極5の表面に対向するように、端子電極5に接続されている。
基板接続部53は、開口部54に相当する大きさの板状部材であり、端子接続部52に対して略直交する方向に延出するように、その基端が端子接続部52の開口部54の縁に連結されている。基板接続部53は、積層された2つの部品本体2の高さ方向の厚み2Tの範囲内のうち、その略中央部に位置するように配置されている。なお、金属端子51の作成方法は、第7実施形態の金属端子46の作成方法と略同様であり、説明を省略する。
本実施形態に係る電子部品50及びその実装構造によれば、第7実施形態で述べた効果に加え、2つの部品本体2を一体とした電子部品として構成することができるため、電子部品の設計自由度を高めることが可能となる。
(第9実施形態)
次に、図13を参照して、第9実施形態に係る電子部品について説明する。第9実施形態に係る電子部品55は、第4実施形態に係る電子部品30の金属端子31に代えて、金属端子56を備えている。他の構成や実装構造等は、第4実施形態に係る電子部品30と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子56は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部10、下部接続部32、及び折り返し部57(連結部)を有している。本実施形態における端子接続部9は、第4実施形態の端子接続部9と略同様であるが、側面4a,4bを覆う端子電極5の略全面を覆うように広がっている点で相違している。
折り返し部57は、端子接続部9と基板接続部10とを連結する部分であり、端子接続部9と略直交する方向に延出する第1折り返し部57aと端子接続部9に対向する第2折り返し部57bとを有し、断面略L字状をなしている。第1折り返し部57aは、その一端が端子接続部9の上端に接続され、第2折り返し部57bは、その下端が基板接続部10の一端に接続されている。このような構成により、折り返し部57と端子接続部9の一部とが一種のバネ手段として機能する。
本実施形態に係る電子部品55及びその実装構造によれば、第4実施形態で述べた効果に加え、金属端子56が折り返し部57を有しているため、バネ手段が構成され、金属端子56に弾力性を付与することができ、実装時の撓み応力を緩和できる。また、端子接続部9の接続面積を大きくとることもできるため、端子電極5と金属端子56との間の接続を一層、強固にすることもできる。
(第10実施形態)
次に、図14を参照して、第10実施形態に係る電子部品について説明する。第10実施形態に係る電子部品60は、第9実施形態に係る電子部品55の金属端子56に代えて、金属端子61を備えている。他の構成や実装構造等は、第9実施形態に係る電子部品55と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子61は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部10、及び折り返し部62を有している。金属端子61は、第9実施形態と異なり、下部接続部32を有していないが、下部接続部32を有する構成としてもよい。折り返し部62は、端子接続部9と基板接続部10とを連結する部分であり、端子接続部9と略直交する方向に延出する第1折り返し部62aと端子接続部9に対向する第2折り返し部62bとを有し、断面略L字状をなしている。第1折り返し部62aは、その一端が端子接続部9の下端に接続され、第2折り返し部62bは、その上端が基板接続部10の一端に接続されている。このような構成により、折り返し部62と端子接続部9の一部とが、第9実施形態と同様、一種のバネ手段として機能する。
以上のように、本実施形態に係る電子部品60及びその実装構造によれば、第9実施形態で述べた効果と同様の効果を奏することができる。
(第11実施形態)
次に、図15を参照して、第11実施形態に係る電子部品について説明する。第11実施形態に係る電子部品65は、第1実施形態に係る電子部品1の金属端子3に代えて、金属端子66を備えている。他の構成や実装構造等は、第1実施形態に係る電子部品1と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子66は、金属部材であり、一対の端子接続部67、一対の基板接続部68、及び下部接続部32を有している。端子接続部67は、側面4e又は4fの端部を覆う端子電極5の略下半分を覆うように広がった矩形の板状部分である。端子接続部67は、その裏面が半田などの導電性接合部材を介して、側面4e又は4f上の端子電極5の下部に対向するように、端子電極5に接続されている。一対の端子接続部67の各下端には下部接続部32の端部がそれぞれ連結されている。
基板接続部68は、端子接続部67に対して略直交する方向に延出するように、その基端が端子接続部67の上端に連結されている。つまり、基板接続部68は、図15に示されるように、部品本体2の高さ方向の厚みTの範囲内のうち、その略中央部に位置するように配置されている。基板接続部68の下面(裏面)は、回路基板15上に形成された接続予定領域17に接続されるための部分である。
本実施形態に係る電子部品65及びその実装構造によれば、第1実施形態で述べた効果に加え、下部接続部32で部品本体2を下方から支えているため、部品本体2の保持性を良好にすることができる。また、金属端子66が2つの接続部分を側面方向に有しているため、電子部品65を回路基板15に実装する際、各金属端子66を2つの接続予定領域17に接続することができ、回路基板15の設計自由度を高めることが可能となる。
(第12実施形態)
次に、図16を参照して、第12実施形態に係る電子部品について説明する。第12実施形態に係る電子部品70は、第4実施形態に係る電子部品30の金属端子31に代えて、金属端子71を備えている。他の構成や実装構造等は、第4実施形態に係る電子部品30と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子71は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部10、一対の側部接続部27、及び下部接続部32を有している。本実施形態における基板接続部10及び下部接続部32は、第4実施形態の基板接続部10及び下部接続部32の各幅よりも狭い幅である点が異なっており、他の部分は同様である。
本実施形態に係る電子部品70及びその実装構造によれば、上述した効果に加え、金属端子71が側部接続部27と下部接続部32とを有していることから、部品本体2の端子電極5と金属端子71との間の接続を更に強固にすることができる。しかも、部品本体2の上部に接続部がこないため、低背化を図ることもできる。また、電子部品70及びその実装構造によれば、側部接続部27と下部接続部32とで部品本体2を側面及び下方から支えているため、部品本体2の保持性を良好にすることもできる。
(第13実施形態)
次に、図17を参照して、第13実施形態に係る電子部品について説明する。第13実施形態に係る電子部品75は、第12実施形態に係る電子部品70の金属端子71に代えて、金属端子76を備えている。他の構成や実装構造等は、第12実施形態に係る電子部品70と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
金属端子76は、金属部材から構成され、端子接続部9、サブ端子接続部77、基板接続部78、連結部79及び下部接続部32を有している。サブ端子接続部77と連結部79とは、一つの矩形の板状部材から構成され、側面4e又は4fの端部を覆う端子電極5に接続される部分がサブ端子接続部77を構成し、残りの部分が連結部79を構成している。サブ端子接続部77及び連結部79を構成する板状部材は、サブ端子接続部77の側端が端子接続部9の側端に直接連結され、端子接続部9に対して略直交する方向に延出している。連結部79は、端子電極5等には接続されておらず、端子接続部9及びサブ端子接続部77と基板接続部78とを連結する。
基板接続部78は、端子接続部9又はサブ端子接続部77に対して略直交する方向に延出するように、その基端が連結部79の上端に連結されている。基板接続部78は、図17に示されるように、部品本体2の高さ方向の厚みTの範囲内のうち、その中央部上方に位置するように配置されている。基板接続部78の下面は、回路基板15上に形成された接続予定領域17に接続されるための部分である。
本実施形態に係る電子部品75及びその実装構造によれば、第12実施形態で述べた効果に加え、金属端子76が連結部79を有しているため、これによりバネ手段が構成され、金属端子76に弾力性を付与することができ、実装時の撓み応力を緩和できる。
(第14実施形態)
次に、図18を参照して、第14実施形態に係る電子部品について説明する。第14実施形態に係る電子部品80は、第13実施形態に係る電子部品75の部品本体2に代えて、部品本体2aを備え、また、金属端子76に代えて、金属端子81を備えている。他の構成や実装構造等は、第13実施形態に係る電子部品75と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
部品本体2aは、コンデンサ素体4及び一対の端子電極5を有している。本実施形態におけるコンデンサ素体4は、他の実施形態におけるコンデンサ素体4と略同様であるが、内部電極7,8が側面4e,4fに露出している点が相違する。一対の端子電極5は、この露出した内部電極7,8にそれぞれ接続されており、側面4e,4f上に形成されている。
金属端子81は、金属部材から構成され、端子接続部82、基板接続部10、第1連結部83、第2連結部84、及び下部接続部32を有している。端子接続部82と第1連結部83とは、一つの矩形の板状部材から構成され、側面4e又は4fに形成された端子電極5に接続される部分が端子接続部82を構成し、残りの部分が第1連結部83を構成している。端子接続部82及び第1連結部83を構成する板状部材は、第1連結部83の側端が第2連結部84の側端に直接連結され、第2連結部84に対して略直交する方向に延出している。第1及び第2連結部83,84は、端子電極5等には接続されておらず、端子接続部82と基板接続部10とを連結する。なお、本実施形態においても、基板接続部10は、端子接続部82に対して略直交する方向に延出している。
以上のように、本実施形態に係る電子部品80及びその実装構造によれば、第13実施形態で述べた効果と同様の効果を奏することができる。
(第15実施形態)
次に、図19及び図20を参照して、第15実施形態に係る電子部品について説明する。第15実施形態に係る電子部品85は、第1〜第13実施形態に係る部品本体2に代えて、部品本体2bを備え、また、各種の金属端子に代えて、金属端子86を備えている点で相違する。他の構成や実装構造等は、他の実施形態に係る電子部品と同様であり、相違する点を中心にして説明する。
部品本体2bは、コンデンサ素体4及び一対の端子電極5を有している。本実施形態におけるコンデンサ素体4は、図19(b)に示されるように、誘電体層6及び誘電体層6上に形成される各内部電極7,8が垂直に積層される構成となっている。そして、一対の端子電極5は、一対の側面4a,4bの略中央部にのみ露出した内部電極7,8にそれぞれ接続されており、一対の側面4e,4f及びこの一対の側面4e,4fの一端側に隣接する側面4a又は4bの3つの側面にのみ跨って配置されている。つまり、端子電極5は、コンデンサ素体4の表面4c及び裏面4dには配置されないように形成されている。
金属端子86は、金属部材から構成され、端子接続部9、基板接続部10、及び1対のサブ端子接続部87を有している。サブ端子接続部87は、側面4e又は4fの略中央部の端部に配置された端子電極5に接続される。サブ端子接続部87は、側端が端子接続部9の側端に連結され、端子接続部9に対して略直交する方向に延出している。各端子接続部9,87は、いずれかの側面4a,4b,4e,4fにのみに形成されており、表面4c及び裏面4dには配置されないように形成されている。なお、基板接続部10は、端子接続部9やサブ端子接続部87に対して略直交する方向に延出している。
以上のように、本実施形態に係る電子部品85及びその実装構造によれば、上述した効果に加え、次のような効果も奏することができる。すなわち、本実施形態に係る電子部品85は、上述したように、表面4c及び裏面4dに端子電極5や端子接続部9が配置されないようになっているため、例えば、図20に示されるように、回路基板15の上下両面を金属ケース90などでシールドする場合であっても、この金属ケース90と端子電極5や端子接続部9との間で電気的な接触が起こりにくい構成となっている。その結果、端子電極5等と金属ケース90との間での接触を回避することができ、ショートによる製品不良を防止しやすくなる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、第15実施形態では、部品本体2bが、内部電極7,8が垂直に積層されたものであったが、部品本体2のように内部電極7,8が水平になるように積層されたものに、第15実施形態を適用するようにしてもよい。また、基板接続部は、部品本体の厚みDの範囲内に位置するように配置されているのであれば、矩形の板状でなる必要は必ずしも必要なく、例えば、棒状のものでもよい。また、上記実施形態では、電子部品を収容する開口部として貫通孔16を回路基板15に形成したが、これに代えて、回路基板15に所定の深さを有する凹部を形成して電子部品1を収容するようにしても、略同様の効果を奏することができる。
1,20,25,30,35,40,45,50,55,60,65,70,75,80,85…電子部品、2,2a,2b…部品本体、3,21,26,31,36、36a,36b、41,46,51,56,61,66,71,76,81,86…金属端子、4…コンデンサ素体、5…端子電極、9,47,52,67,82…端子接続部、10,42,48,53,68,78…基板接続部、15…回路基板、16…貫通孔、22…上部接続部、27…側部接続部、32…下部接続部、37…立ち上がり部、38,38a,38b…スリット、49,54…開口部、57,62…折り返し部、77,87…サブ端子接続部、79…連結部。83…第1連結部、84…第2連結部、90…金属ケース。

Claims (8)

  1. 直方体形状を呈する素体及び前記素体の側面に配置された端子電極を有する部品本体と、
    前記端子電極の少なくとも一部を覆うように広がり且つ前記端子電極に接続される端子接続部、前記端子接続部の両端に連結され且つ前記端子接続部に対して略直交する方向に延出する一対のサブ端子接続部、及び回路基板に接続されるための部分であって前記端子接続部に連結され且つ前記端子接続部に対して交差する方向に延出する基板接続部を有する外部端子と、を備え、
    前記基板接続部は、前記部品本体の厚み範囲内に位置するように配置され、
    前記一対のサブ端子接続部が前記素体の一対の側面に配置されると共に前記端子接続部が該一対の側面の一端側に隣接する別の側面に配置されることにより、前記外部端子が、前記素体の一対の側面及び該一対の側面の一端側に隣接する別の側面の3つの側面のみに跨って配置されていることを特徴とする電子部品。
  2. 前記基板接続部は、前記部品本体の厚み範囲内の略中央部に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 記端子電極は、前記素体の一対の側面及び該一対の側面の一端側に隣接する別の側面の3つの側面のみに跨って配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品。
  4. 前記部品本体は、複数の内部電極を有しており、
    前記複数の内部電極が前記素体の表裏面の対向方向に対して垂直に積層されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子部品。
  5. 前記部品本体は、複数の内部電極を有しており、
    前記複数の内部電極が前記素体の表裏面の対向方向に対して水平に積層されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子部品。
  6. 前記回路基板は開口部を有し、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の電子部品が前記開口部に収容されると共に、前記電子部品の前記基板接続部と前記回路基板とが接続されることを特徴とする電子部品の実装構造。
  7. 前記回路基板の厚み範囲内に前記電子部品の底面が位置するように前記電子部品を前記回路基板に対して配置する請求項6に記載の電子部品の実装構造。
  8. 前記電子部品が接続された前記回路基板の上下両面を金属ケースでシールドすることを特徴とする請求項6又は7に記載の電子部品の実装構造。
JP2009151090A 2009-06-25 2009-06-25 電子部品及びその実装構造 Active JP4962533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009151090A JP4962533B2 (ja) 2009-06-25 2009-06-25 電子部品及びその実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009151090A JP4962533B2 (ja) 2009-06-25 2009-06-25 電子部品及びその実装構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011009435A JP2011009435A (ja) 2011-01-13
JP4962533B2 true JP4962533B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=43565754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009151090A Active JP4962533B2 (ja) 2009-06-25 2009-06-25 電子部品及びその実装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4962533B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9775232B2 (en) 2014-09-23 2017-09-26 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer ceramic capacitor and board having the same

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013222766A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Nippon Soken Inc 実装基板
KR20190001276A (ko) 2017-06-27 2019-01-04 삼성전기주식회사 전자 부품 및 그 제조 방법
JP7097761B2 (ja) * 2018-06-27 2022-07-08 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品
KR102142516B1 (ko) * 2018-09-04 2020-08-07 삼성전기주식회사 전자 부품
KR102142517B1 (ko) * 2018-09-04 2020-08-07 삼성전기주식회사 전자 부품

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951333B2 (ja) * 1979-10-31 1984-12-13 神崎製紙株式会社 マイクロカプセルの製造方法
JPS5689202A (en) * 1979-12-21 1981-07-20 Toyoji Fujimori Stable cuff button
JPS5963425A (ja) * 1982-10-01 1984-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JPS61127628A (ja) * 1984-11-26 1986-06-14 Nippon Sheet Glass Co Ltd ガラス用成形型
JPS6294617A (ja) * 1985-10-18 1987-05-01 Fujita Corp 山留壁を利用した躯体外壁の補強方法
JP3206735B2 (ja) * 1998-01-29 2001-09-10 ティーディーケイ株式会社 セラミックコンデンサ
JPH11251176A (ja) * 1998-03-02 1999-09-17 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9775232B2 (en) 2014-09-23 2017-09-26 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer ceramic capacitor and board having the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011009435A (ja) 2011-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5459445B2 (ja) 電子部品
JP4962533B2 (ja) 電子部品及びその実装構造
US11302473B2 (en) Electronic device
JP5353251B2 (ja) 積層コンデンサ及び積層コンデンサの実装構造
JP6828432B2 (ja) セラミック電子部品
KR20160092251A (ko) 표면 실장 전자부품 및 전자부품의 실장 기판
JP6988122B2 (ja) セラミック電子部品
KR102597151B1 (ko) 전자 부품
JP2016139759A (ja) 電子部品
KR102493829B1 (ko) 도전성 단자 및 전자 부품
JP2021101462A (ja) コンデンサアレンジメント
CN109494077B (zh) 电子部件
JP5459368B2 (ja) チップ部品構造体
JP2008537857A (ja) フィードスルーフィルタおよび多層電気素子
JP4396734B2 (ja) 表面実装型電子部品
US20190157010A1 (en) Electronic device
KR102268390B1 (ko) 전자 부품
JP3307351B2 (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2018082039A (ja) 電子部品
KR20190116175A (ko) 전자 부품 및 그 실장 기판
US10763043B2 (en) Electronic device
KR102142517B1 (ko) 전자 부품
JPWO2015151810A1 (ja) チップ型電子部品
KR102682733B1 (ko) 세라믹 커패시터
JP2019062023A (ja) 電子部品装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4962533

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3