JP2013222766A - 実装基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基板の振動を抑制する実装基板を提供する。
【解決手段】 実装基板1は、切抜穴11を有する基板10、積層体22を有するコンデンサ20、および、コンデンサ20を固定する固定部31を備える。固定部31は、積層体22の中央領域Cに位置し、切抜穴11に挿入されるコンデンサ20と切抜穴11の内壁面115とが離間するようコンデンサ20を固定する。これにより、コンデンサ20と基板10とは、積層体22の積層方向の振動が最も小さい中央領域Cで固定部31により接続される。よって、積層体22の積層方向の振動が基板10に伝わることを抑制することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 実装基板1は、切抜穴11を有する基板10、積層体22を有するコンデンサ20、および、コンデンサ20を固定する固定部31を備える。固定部31は、積層体22の中央領域Cに位置し、切抜穴11に挿入されるコンデンサ20と切抜穴11の内壁面115とが離間するようコンデンサ20を固定する。これにより、コンデンサ20と基板10とは、積層体22の積層方向の振動が最も小さい中央領域Cで固定部31により接続される。よって、積層体22の積層方向の振動が基板10に伝わることを抑制することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンデンサが搭載されている実装基板に関する。
従来、電気回路および電気機器の小型化に伴い、積層セラミックコンデンサまたはフィルムコンデンサ等の積層コンデンサが電気回路に使用されている。積層セラミックコンデンサまたはフィルムコンデンサは、電解コンデンサに比べ耐熱性が優れているため、電気自動車またはハイブリッド車両の電子制御装置等での使用に適している。例えば、特許文献1に記載の発明では、積層セラミックコンデンサが使用されている。
ところが、積層セラミックコンデンサおよびフィルムコンデンサは、電極層が誘電体層を介して積層されているため、圧電現象により積層方向の振動が発生する。この振動が、基板に伝わると基板の振動による騒音が発生するおそれがある。
ここで、特許文献1に記載の発明では、積層セラミックコンデンサの圧電現象による振動を抑制するために、回路基板の板厚方向の面対称な位置に二つの積層セラミックコンデンサを設ける。しかしながら、特許文献1に記載の発明では、二つの積層セラミックコンデンサが必要となるため、部品点数が多くなる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、基板の振動を抑制し、部品点数を低減可能な実装基板を提供することにある。
ここで、特許文献1に記載の発明では、積層セラミックコンデンサの圧電現象による振動を抑制するために、回路基板の板厚方向の面対称な位置に二つの積層セラミックコンデンサを設ける。しかしながら、特許文献1に記載の発明では、二つの積層セラミックコンデンサが必要となるため、部品点数が多くなる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、基板の振動を抑制し、部品点数を低減可能な実装基板を提供することにある。
本発明は、切抜穴を有する基板、積層体を有するコンデンサ、および、コンデンサを固定する固定手段を備える実装基板であって、固定手段が積層体の積層方向の中央領域に位置し、切抜穴に挿入されるコンデンサと切抜穴の内壁面とが所定間隔離れるようコンデンサが固定されることを特徴とする。
コンデンサに電流が流れると、第1電極層と第2電極層との間の吸引力により発生し、第1電極層および第2電極層の層が広がる方向に直交する積層方向に振動が発生する。この振動は、積層体の積層方向の中央領域で相殺するため、積層体の積層方向の中央領域の振動が小さくなる。
本発明では、コンデンサと基板とは、積層体の積層方向の振動が最も小さい積層方向の中央領域で固定部により接続される。これにより、コンデンサの積層体の積層方向の中央領域と基板の位置とが一致する。よって、積層体の積層方向の振動が基板に伝わることを抑制することができ、基板の振動による騒音を抑制することができる。このため、例えば本発明の実装基板を電気自動車またはハイブリット車両に適用する場合、車両の静音効果を高めることができる。
また、本発明では、コンデンサの積層方向の振動を低減するために別個のコンデンサを設ける必要がないため、特許文献1に記載の発明に比べ部品点数を低減することができる。
また、本発明では、コンデンサの積層方向の振動を低減するために別個のコンデンサを設ける必要がないため、特許文献1に記載の発明に比べ部品点数を低減することができる。
以下、本発明の実施形態による複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による実装基板は、例えば、電気自動車またはハイブリッド車両に搭載され、主機モータや補機モータを駆動制御する電子制御装置に適用される。図2に示すように、車両100は、車輪99間に設けられているトライブシャフト98に設けられる主機モータ97により駆動される。第1実施形態による実装基板1はモータ97を駆動制御する電子制御装置96に設けられている。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による実装基板は、例えば、電気自動車またはハイブリッド車両に搭載され、主機モータや補機モータを駆動制御する電子制御装置に適用される。図2に示すように、車両100は、車輪99間に設けられているトライブシャフト98に設けられる主機モータ97により駆動される。第1実施形態による実装基板1はモータ97を駆動制御する電子制御装置96に設けられている。
図1に示すように、実装基板1は、基板10、コンデンサ20、および固定手段としての固定部31を備える。
基板10は、例えばガラス織布とエポキシ樹脂からなるFR−4等のプリント配線板である。基板10は、薄板状に形成され、板厚方向に基板10を貫通する矩形の切抜穴11を有する(図4参照)。ここで、切抜穴11の、長手方向の幅をL1とし、短手方向の幅をM1とする。基板10には、制御回路を構成するコンデンサ20等の電子部品が実装されている。
基板10は、例えばガラス織布とエポキシ樹脂からなるFR−4等のプリント配線板である。基板10は、薄板状に形成され、板厚方向に基板10を貫通する矩形の切抜穴11を有する(図4参照)。ここで、切抜穴11の、長手方向の幅をL1とし、短手方向の幅をM1とする。基板10には、制御回路を構成するコンデンサ20等の電子部品が実装されている。
コンデンサ20は、図3に示すように、ケース21、積層体22、第1リード線23および第2リード線25を有する。
ケース21は、図3、5に示すように、一面が開放した直方体の有底筒状に形成される。ケース21は、四つの側壁212、側壁212の一端に設けられる底壁216、および、側壁212の他端に開口する開口部211を有する。ここで、底壁216の、長手方向の幅をL2とし、短手方向の幅をM2とすると、ケース21はL2およびM2が下記式1および式2を満たすよう形成される。
L1>L2・・・式1
M1>M2・・・式2
L1>L2・・・式1
M1>M2・・・式2
互いに対向する二つの側壁212には、案内穴213および切込穴214が形成されている。案内穴213は、側壁212の中心位置に形成され、切込穴214により開口部211と繋がる。切込穴214は、後述する第1リード線23および第2リード線25が案内穴213に入るよう案内する。
積層体22は、アルミニウムを片面に蒸着した二枚のポリプロピレンフィルムを第1電極221および第2電極222を中心として巻回して形成される。図7に示すように、積層体22は、第1電極221に電気的に接続する第1アルミ層223、第2電極222に電気的に接続する第2アルミ層224、第1ポリプロピレン層225、および、第2ポリプロピレン層226を有する。第1ポリプロピレン層225、第1アルミ層223、第2ポリプロピレン層226、および第2アルミ層224は、この順で積層し、第1電極221および第2電極222を中心として巻回する。第1アルミ層223と第2アルミ層224とは、第1ポリプロピレン層225および第2ポリプロピレン層226により絶縁される。
ここで、第1アルミ層223と第2アルミ層224とが積層している方向を「積層方向R」とし、2枚のポリプロピレンフィルムの巻軸方向を「軸方向Y」とする。ここで、軸方向Yは、特許請求の範囲における「積層体の層の広がる方向」に対応する。また、第1電極221および第2電極222の位置する領域を中央領域Cとする。第1アルミ層223は特許請求の範囲における「第1電極層」に対応し、第2アルミ層224は特許請求の範囲における「第2電極層」に対応する。また、第1ポリプロピレン層225および第2ポリプロピレン層226は特許請求の範囲における「誘電体層」を構成する。
第1リード線23および第2リード線25は、例えば、銅などの金属により形成され、図3に示すように、積層体22の積層方向Rの中央から軸方向Yに突出する。第1リード線23は切抜穴11の第1縁部111に向かって突出し、第2リード線25は切抜穴11の第1縁部112に向かって突出する。第1リード線23は第1電極221に電気的に接続し、第2リード線25は第2電極222に電気的に接続する。
図3に示すように、積層体22は、積層方向Rの中心O1がケース21の側壁212の中心O2に対応し、第1リード線23および第2リード線25がケース21の案内穴213から引き出されるよう、ケース21内に収容される。積層体22は樹脂26によりケース21内にモールドされている。
固定部31は、第1リード線23および第2リード線25の積層体22とは反対側の端部に第1リード線23または第2リード線25と一体に設けられる。固定部31は半田40により切抜穴11を隔てた第1縁部111および第2縁部112に固定される。よって、コンデンサ20の第1リード線23および第2リード線25が基板10に固定される。コンデンサ20は、ケース21の側壁212と切抜穴11の内壁面115とが接触しない寸法で挿入されている。つまり、コンデンサ20は、ケース21の側壁212と切抜穴11の内壁面115とが離間するよう、切抜穴11に挿入されている。また、コンデンサ20は、積層体22の中央領域Cが基板の位置と一致するよう切抜穴11内に固定される。ここで、「一致」とは、完全に一致する場合、または、部分的に一致する場合を含む。
本実施形態では、コンデンサ20は、第1電極221および第2電極222を中心として、第1ポリプロピレン層225、第1アルミ層223、第2ポリプロピレン層226、および第2アルミ層224が巻回されロール状に形成される。コンデンサ20の第1電極221と第2電極222との間に電圧が印加されると、第1アルミ層223と第2アルミ層224との間に吸引力が発生する。この吸引力は積層体22の軸方向Yと直交する積層方向Rに発生するため、積層体22の第1アルミ層223および第2アルミ層224は積層方向Rに振動する。また、第1アルミ層223および第2アルミ層224は、第1電極221および第2電極222を中心として巻回されているため、積層方向Rの振動(以下、単に「振動」という場合、積層方向Rの振動を言う)は第1電極221および第2電極222が位置する中央領域Cでは振動の中心(節)となるため、振動が非常に小さい。よって、積層体22の積層方向Rの中心O1を含む中央領域Cでの振動は非常に小さくなる。つまり、第1電極221、第2電極222、第1リード線23、および第2リード線25での振動が小さくなる。
上述したように、本実施形態では、コンデンサ20は、切抜穴11に挿入され、積層体22の中央領域Cに位置する固定部31により、切抜穴11を隔てた第1縁部111および第2縁部112に固定される。これにより、コンデンサ20と基板10とは、積層体22の中央領域Cで固定部31により接続され、積層体22の積層方向Rの中央領域Cと基板の位置とが一致する。積層体22の中央領域Cでは振動が最も小さいため、積層体22の振動が基板10に伝わることを抑制することができる。よって、コンデンサ20の圧電現象による振動が基板10に伝わることを抑制することができ、基板10の振動による騒音を抑制することができる。このため、車両100の静音効果を高めることができる。
また、本実施形態では、コンデンサ20の圧電現象を低減するために、二つのコンデンサを基板の両側に設ける必要がないため、特許文献1に記載の発明に比べ部品点数を低減することができる。
また、本実施形態では、コンデンサ20の圧電現象を低減するために、二つのコンデンサを基板の両側に設ける必要がないため、特許文献1に記載の発明に比べ部品点数を低減することができる。
本実施形態では、固定部31は、積層体22の積層方向Rの中央から層の軸方向Yに突出する第1リード線23および第2リード線25に形成される。これにより、積層体22の振動が最も小さい中央領域Cに、固定部31の位置を容易に合わせることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の実装基板を図8に示す。なお、本実施形態において、上記第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態では、固定部32は、第1リード線23および第2リード線25の積層体22の反対側の端部をプレス加工することにより板状に形成される。固定部32は、基板10と当接する平坦部322を有する。
本発明の第2実施形態の実装基板を図8に示す。なお、本実施形態において、上記第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態では、固定部32は、第1リード線23および第2リード線25の積層体22の反対側の端部をプレス加工することにより板状に形成される。固定部32は、基板10と当接する平坦部322を有する。
これにより、上記第1実施形態に記載の実装基板1に比べ、固定部32と基板10との接触面積を増大することができる。このため、コンデンサ20が固定部32により固定されるときの安定性を高めることができる。よって、振動を抑制する効果を高めることができ、静音効果を向上させることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態の実装基板を図9、10に示す。本実施形態において、上記第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態では、固定部33は、第1リード線23および第2リード線25の積層体22の反対側の端部を軸方向に切り取ることにより径方向の断面が半円状になるよう形成される。固定部33は、基板10と当接する平坦部322を有する(図10参照)。
本実施形態では、上記第2実施形態の効果と同様な効果を有する。
本発明の第3実施形態の実装基板を図9、10に示す。本実施形態において、上記第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態では、固定部33は、第1リード線23および第2リード線25の積層体22の反対側の端部を軸方向に切り取ることにより径方向の断面が半円状になるよう形成される。固定部33は、基板10と当接する平坦部322を有する(図10参照)。
本実施形態では、上記第2実施形態の効果と同様な効果を有する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態の実装基板を図11、12に示す。本実施形態において、上記第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、コンデンサ240のケース24は、固定手段としての鍔部244を二つ有する。二つの鍔部244は、ケース24の互いに対向する側壁212に形成される。鍔部244は、側壁212の外壁面から板厚方向に突出し、側壁212の外壁面において、開口部211と底壁216との間の中央を通る中央線M上に延びる。鍔部244は、板状に形成され、平坦部246を有する。
本発明の第4実施形態の実装基板を図11、12に示す。本実施形態において、上記第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、コンデンサ240のケース24は、固定手段としての鍔部244を二つ有する。二つの鍔部244は、ケース24の互いに対向する側壁212に形成される。鍔部244は、側壁212の外壁面から板厚方向に突出し、側壁212の外壁面において、開口部211と底壁216との間の中央を通る中央線M上に延びる。鍔部244は、板状に形成され、平坦部246を有する。
鍔部244は、例えば、接着剤などにより切抜穴11を隔てた第1縁部111および第2縁部112に固定される。コンデンサ240は、ケース24の側壁212と切抜穴11の内壁面115とが離間するよう切抜穴11に挿入されている。
本実施形態では、積層体22は、中央領域Cが中央線Mの位置と一致し、第1リード線23および第2リード線25が開口部211から突出するよう、ケース24内にモールドされている(図11参照)。よって、コンデンサ240は、鍔部244が基板10に固定されることで、積層体22の中央領域Cが基板10の位置と一致するよう切抜穴11内に固定される。第1リード線23および第2リード線25は、柔らかいワイヤボンディング50により基板10と電気的に接続する。ワイヤボンディング50は半田40により基板10に固定されている。
本実施形態では、コンデンサ240は、ケース24に形成されている鍔部244により基板10に固定される。これにより、第1リード線23および第2リード線25によりコンデンサ240を基板10に固定する第1実施形態に比べ、基板10との接触面積を増大させることができ、コンデンサ240を基板10に固定する安定性を高めることができる。よって、振動を抑制する効果を高めることができ、静音効果を向上させることができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、固定部が二つ設けられている例を示した。これに対し、他の実施形態では、固定部を一つまたは三つ以上設けることとしても良い。
また、上記実施形態では、二つの固定部が積層体のポリプロピレンフィルムの巻軸方向に対向となるよう設けられている例を示した。これに対し、他の実施形態では、複数の固定部を隣り合うよう設けることとしても良い。
上記実施形態では、固定部が二つ設けられている例を示した。これに対し、他の実施形態では、固定部を一つまたは三つ以上設けることとしても良い。
また、上記実施形態では、二つの固定部が積層体のポリプロピレンフィルムの巻軸方向に対向となるよう設けられている例を示した。これに対し、他の実施形態では、複数の固定部を隣り合うよう設けることとしても良い。
上記実施形態では、積層体の積層方向が放射状となり、中央領域が放射状の中心となる例を示した。これに対し、他の実施形態では、積層方向が直線状となるよう積層体を形成し、中央領域が積層体の直線状の積層方向の中央に位置することとしても良い。
上記実施形態では、切抜穴の輪郭が矩形に形成されている例を示した。これに対し、他の実施形態では、切抜穴を輪郭が円形となるよう形成することとしても良い。また、図13に示すように、基板の一辺に開口するよう切抜穴110を形成することとしても良い。すなわち、特許請求の範囲に記載の「切抜穴」は、図13に示すような切欠を含む。
上記実施形態では、コンデンサの積層体がケースに収容されている例を示した。これに対し、他の実施形態では、コンデンサの積層体を樹脂などでモールドし、ケースなどに収容しないこととしても良い。
上記実施形態では、固定手段としての鍔部がケースと一体に形成されている例を示した。これに対し、他の実施形態では、鍔部とケースとを別体に形成し、一体に設けることとしても良い。
上記実施形態では、実装基板が電気自動車またはハイブリット車両の駆動源としての主機モータを駆動制御する電子制御装置に適用される例を示した。これに対し、他の実施形態では、実装基板を電気自動車またはハイブリット車両の補機モータに適用することとしても良い。また、実装基板を他の車両の電子制御装置などの電子回路に適用することとしても良い。さらに、車両以外の電子回路に適用することとしても良い。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
1・・・実装基板、
C・・・中央領域、
10・・・基板、
11、110・・・切抜穴、
20・・・コンデンサ、
31、32、33・・・固定部(固定手段)、
22・・・積層体、
111・・・第1縁部、
112・・・第2縁部、
115・・・内壁面、
223・・・第1アルミ層(第1電極層)、
224・・・第2アルミ層(第2電極層)、
225・・・第1ポリプロピレン層(誘電体層)、
226・・・第2ポリプロピレン層(誘電体層)、
244・・・鍔部(固定手段)。
C・・・中央領域、
10・・・基板、
11、110・・・切抜穴、
20・・・コンデンサ、
31、32、33・・・固定部(固定手段)、
22・・・積層体、
111・・・第1縁部、
112・・・第2縁部、
115・・・内壁面、
223・・・第1アルミ層(第1電極層)、
224・・・第2アルミ層(第2電極層)、
225・・・第1ポリプロピレン層(誘電体層)、
226・・・第2ポリプロピレン層(誘電体層)、
244・・・鍔部(固定手段)。
Claims (5)
- 切抜穴(11、110)を有する基板(10)と、
第1電極層(223)と第2電極層(224)とが間に誘電体層(225、226)を介して交互に積層して形成される積層体(22)を有し、前記積層体の層の広がる方向を前記基板と平行とし、前記切抜穴の内壁面(115)と離間するよう前記切抜穴に挿入されるコンデンサ(20)と、
前記積層体の積層方向の中央部である中央領域(C)に対応する位置に位置し、前記基板の前記切抜穴を隔てた第1縁部(111)および第2縁部(112)に前記コンデンサを固定する固定手段(31、32、33、244)と、
を備えることを特徴とする実装基板(1)。 - 前記コンデンサは、前記積層体の前記中央領域から前記第1縁部に向かって突出する第1リード線(23)、および、前記積層体の前記中央領域から前記第2縁部に向かって突出する第2リード線(25)、をさらに有し、
前記固定手段(31、32、33)は前記第1リード線および前記第2リード線の端部に前記第1リード線または前記第2リード線と一体に設けられることを特徴とする請求項1に記載の実装基板。 - 前記コンデンサは前記積層体を収容するケース(21、24)をさらに有し、
前記固定手段(244)は、前記ケース(24)の側壁(212)の前記積層体の前記中央領域に対応する位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の実装基板。 - 前記固定手段(32、33、244)は、前記基板の前記第1縁部および前記第2縁部に当接する平坦部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の実装基板。
- 前記積層体は、前記第1電極層、前記第2電極層、および前記誘電体層が巻回されたロール状に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の実装基板。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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