JP4956498B2 - 片サドル - Google Patents

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本発明は、配管・配線等の管状部材を例えば建造物の壁などに沿わせて固定する片サドルに関するものである。
この種の片サドルは、広く知られている(特許文献1〜8参照。)。このうち、例えば特許文献1に記載のものは、サドル本体の一方の端部にある上側固定片が、下向きに突出した係止部を一つ有し、他方の端部にある下側固定片が、溝状の係止受け部を複数有している。そして、壁などへの固定作業時に片サドルを仮保持できるように、片サドルのもつ弾発力を利用することで、係止部を係止受け部に押圧させて係止させている。
特開2008−25796号公報 実開昭54−181023号公報 実開昭52−79469号公報 実開昭52−137099号公報 実開昭59−43765号公報 実開昭59−72262号公報 特開平4−224383号公報 実開平7−29387号公報
しかし、この係止部及び係止受け部の両方とも、仮保持の際に互いに押し付け合う面が押付け方向と直交する方向に真直ぐに延在している。このため、図5(a)に示すように、上側固定片3´が下側固定片4´に対して押付け方向と直交する方向に水平面内で位置ズレすると、係止部30´の角部30a´(端部)でしか係止受け部32´には押し付けられないことになる。それゆえ、係止部30´が係止受け部32´から外れ易かった。
もっとも、かかる問題を考慮して、固定片に別途係止部及び係止受け部を形成することも考えられるが、これでは構成が複雑化し、金型代も嵩んでしまう。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で係止部と係止受け部との係止を外れにくくすることができ、仮保持の状態を適切に維持することができる片サドルを提供することである。
上記目的を達成するための本発明の片サドルは、配管・配線等の管状部材の外周を覆うサドル本体と、サドル本体の両端部にあって互いに対向する第1及び第2の固定片と、を備え、第1及び第2の固定片が、それぞれ係止部及び係止受け部を有し、且つ、サドル本体が管状部材から受ける反発力又はサドル本体の復元力によって係止部と係止受け部とが第1及び第2の固定片の長手方向に押し付け合って係止されるようにしたものにおいて、係止部及び係止受け部の少なくとも一方は、押し付け合わされる面が長手方向に直交する方向(すなわち、幅方向)において湾曲しているものである。
本発明によれば、係止部及び係止受け部の少なくとも一方の押し付け合わされる面が湾曲しているので、この面がストレートである場合に比べて、第1の固定片と第2の固定片とがその幅方向に位置ズレしたときにも、押し付け合っている面の接触面積を広く確保し易かったり、面の幅方向の角部ではなく幅方向の中央よりの部位を接触させ易い。これにより、係止部と係止受け部との係止が外れにくくなり、片サドルを固定する前の仮保持の状態を適切に維持することが可能となる。
好ましくは、第2の固定片は、片サドルが固定される被固定部に対して、固定座となるものであり、係止受け部は、幅方向に真直ぐに延在する溝状の部位であり、係止部は、係止受け部に押し付けられる面が、曲率中心をサドル本体側に有する円弧面で構成されるとよい。
この構成によれば、係止部及び係止受け部のうちの一方の面だけを円弧面にしているので、両方を円弧にする場合に比べて、例えば金型代などのコストを抑えることができる。また、位置ズレする際は第1の固定片が第2の固定片に対して動くが、この動く方の面を円弧面にしているので、これとは逆の場合に比べて、位置ズレ時に外れにくくすることができる。
より好ましくは、円弧面の曲率中心は、第1の固定片の幅方向の中央に相当する位置にあるとよい。
こうすることで、係止受け部に対する円弧面の接触位置が幅方向の中央よりとなるので、係止部と係止受け部との係止が外れにくくなる。
より好ましくは、係止部は、第1の固定片に一つあり、係止受け部は、第2の固定片の先端から基端にかけて複数が並列してあり、第2の固定片の先端に近い方の係止受け部は、その基端に近い方の係止受け部に比べて、係止部に押し付けられる面と対向する面の傾斜が緩やかに構成されるとよい。
この構成によれば、係止部を複数の係止受け部に段階的に且つ任意の位置に係止させることができるので、一つの片サドルで複数の太さの管状部材に対応することができる。加えて、面の傾斜に緩急をつけているので、傾斜角度を一律にする場合に比べて、第2の固定片の先端側の係止受け部に対しても係止部を収め易くすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る片サドルについて説明する。
図1及び図2に示すように、片サドル1は、サドル本体2、上側固定片3及び下側固定片4で構成される。サドル本体2の一方の端部に上側固定片3が連なり、サドル本体2のもう一方の端部に下側固定片4が一体に連なる。片サドル1を用いて、配管や配線等の管状部材を壁などに固定する場合には、下側固定片4が固定座となって壁に接触する。
片サドル1の材質は、例えば、合成樹脂や、亜鉛引き鋼板などの軟質合金である。片サドル1の特性として、サドル本体2が弾性的に縮径するように変形可能に構成されると共に、この縮径したサドル本体2に復元力が働くようになっている。
サドル本体2は、管状部材の外周を覆って、内側に管状部材を保持するものである。サドル本体2は、全体として略C字状の帯片からなり、所定の長さと幅を有する。詳細には、サドル本体2は、円弧部10及び鉛直部12からなり、円弧部10は、下側固定片4に連なる部分P1から鉛直部12に連なる部分P2まで延在する。鉛直部12は、上下方向に延在して上側固定片3に連なっており、上側固定片3とともに構成する略L字状の一辺の部位に相当する。
上側固定片3及び下側固定片4は、ともにサドル本体2と同じ幅と同程度の厚みを有する板状の部位である。下側固定片4は、上側固定片3をその長手方向に越えて延在しており、自由状態では上側固定片3に隙間を存して対向している。この両者をその長手方向に相対的に移動させることで、サドル本体2の内径が変形する。この変形によって、上側固定片3と下側固定片4とは、その隙間をなくすように互いに重ね合わせることができるようになっている。
上側固定片3には、その全体の中央部に一つの固定孔20が貫通形成されている。これに対応して、下側固定片4には、その幅方向の中央部に二つの固定孔22,24が貫通形成されている。固定孔22,24は、下側固定片4の長手方向に所定の長さ離間しており、下側固定片4の基端側に位置する固定孔22は、その内径が固定孔20の内径と同じである。一方、下側固定片4の先端側に位置する固定孔24は、その内径が固定孔20よりもやや大きくなっている。
管状部材が比較的太い場合には、ビス、ボルト、釘などの適当な固定具が固定孔20及び固定孔24を通して、被固定部である壁に固定される。一方、管状部材が比較的細い場合には、固定具が固定孔20及び固定孔22を通して壁に固定される。いずれの場合も、上側固定片3及び下側固定片4が固定具により共締めされて壁に固定され、この固定時において、上側固定片3及び下側固定片4の互いに対向する内面が面一に重なり合うようになっている。
上側固定片3は、その先端に係止部30を有している。これに対応して、下側固定片4は、溝状の二つの係止受け部32a、32bを有している。なお、係止受け部の数は二つに限定されるものではなく、一つでもよいし、三つ以上でもよい。また、係止受け部の位置も限定されるものではない。
係止部30は、断面三角形の部位であり、先端面として、先下がりに傾斜する傾斜面34を有している。傾斜面34は、図3に示すように、上側固定片3の幅方向において湾曲した一つの円弧面となっており、その円弧の曲率中心A1は、サドル本体2側、すなわち上側固定片3の基端側で且つその幅方向の中心に位置している。傾斜面34の曲率は、R10〜R50が好ましく、最も好ましくはR30である。なお、傾斜面34の上端34a及び下端34bは、上側固定片3の他の上面及び下面と同じ高さレベルにある。もっとも、係止部30を上側固定片3の下面から突出させるようにしてもよく、その位置も先端に限られない。
係止受け部32a、32bは、下側固定片4の長手方向において所定の長さ離間し、その幅方向に真直ぐに延在している。先端側に位置する係止受け部32aは、下側固定片4の先端と固定孔24との間にあり、基端側に位置する係止受け部32bは、固定孔24と固定孔22との間にある。
係止受け部32aは、先端側にある突当て面40と、突当て面40に対向する基端側の受入れ面42と、両者の下端を連ねる底面44と、で構成されている。同様に、係止受け部32bも、突当て面50、受入れ面52及び底面54で構成されている。底面44、54は、水平に延在すると共に、例えば同じ深さ位置で同じ長さに構成される。
突当て面40,50は、係止部30の傾斜面34と同じ又は同程度の角度で、上端から下端にかけて先端側へと傾斜している。突当て面40、50は、仮保持の際に傾斜面34が突き当てられる。突当て面40,50は、互いに異なる傾斜角度であってもよいが、ここでは同じ傾斜角度となっている。
受入れ面42、52は、ともに上端から下端にかけて先端側に向かって傾斜するが、その傾斜角度が異なっている。詳細には、受入れ面42の傾斜は受入れ面52の傾斜よりも緩やかに構成されている。これにより、受入れ面42,52の傾斜角度を同じにする場合に比べて、係止受け部32aへの係止部30の収め易さを向上している。なお、受入れ面52の上端は丸面取りされている。
図4(a)に示すように、管状部材60が比較的太い場合には、係止部30の一部を納めるのに先端側の係止受け部32aが用いられる。一方、図4(b)に示すように、管状部材60が比較的細い場合には、係止部30の一部を納めるのに基端側の係止受け部32bが用いられる。なお、図4(b)では、管状部材60を省略している。いずれの場合も、傾斜面34の下端34bと突当て面40又は50とが、縮径したサドル本体2の復元力又はサドル本体2が受ける管状部材60からの反発力によって、上側固定片3及び下側固定片4の長手方向に押し付け合って係止される。
詳述すると、特に図4(b)に示す場合には、サドル本体2の縮径の変形量が大きく、サドル本体2には大きな復元力が働くことになる。この復元力によって、傾斜面34と突当て面50とは強く押し付け合って係止する。一方、図4(a)に示す場合には、サドル本体2の縮径の変形量はそれほど大きくないが、変形に伴う復元力がサドル本体2に働くか、これと同時にあるいはこれとは別に、管状部材60から受ける反発力がサドル本体2に働く。この復元力又は反発力によって、傾斜面34と突当て面50とが押し付け合って係止することになる。
このような係止が可能であるため、片サドル1は、実際に固定具を用いて壁に固定される前に、係止部30と係止受け部32a、32bとの係止状態を保持、すなわち係止部30を係止受け部32a、32bから離脱させることなく、仮保持(仮固定)することができるようになっている。
なお、管状部材60の外周面をサドル本体2の内周面等で直接包持してもよいが、図4(a)に示すように、発泡材65を介して包持してもよい。発泡材65は、管状部材60の外周側に設けられ、断熱材として機能するものである。管状部材60よりも柔軟の発泡材65を用いた場合には、サドル本体2が発泡材65から受ける反発力が小さくなる。しかし、上記したように、サドル本体2に鉛直部12を形成しているので、係止時に発泡材65は鉛直部12の部分で異形に押し潰される。これにより、サドル本体2に適度な反発力をもたらすことができるようになっている。
次に、本実施形態の作用効果について、図5を参照して説明する。
図5(a)は比較例(従来技術)に係る片サドルが位置ズレしたときの部分拡大平面図であり、図5(b)は本実施形態に係る片サドル1が位置ズレしたときの部分拡大平面図である。
図5(a)に示す片サドルでは、上側固定片3´が下側固定片4´に対して幅方向に水平面内で位置ズレすると、係止部30´の角部30a´(端部)でしか係止受け部32´には押し付けられないことになる。これは、係止部30´及び係止受け部32´がともに幅方向に真直ぐに延在しているからである。
これに対し、図5(b)に示す片サドル1では、上側固定片3が下側固定片4に対して幅方向に水平面内で位置ズレするとき、傾斜面34の曲率にならって上側固定片3が下側固定片4に対して移動する。そして、位置ズレした状態では、傾斜面34の角部34cよりも中央よりの部位34dが係止受け部32bに押し付けられることになる。このため、傾斜面34と係止受け部32bとの接触面積も、図5(a)に示す場合に比べて大きくすることができる。
したがって、本実施形態の片サドル1によれば、仮保持時に位置ズレしても、係止部30と係止受け部32a,32bとの接触点(部位34d)が、下側固定片4の端(角部)ではなく、幅方向の中央よりとなる上、その接触面積を比較的広く確保することができる。よって、係止部30と係止受け部32a,32bとを外れにくくなり、片サドル1を固定する前の仮保持の状態を適切に維持することができる。
また、位置ズレする際に動く方、つまり上側固定片3の方に湾曲した傾斜面34を形成しているので、下側固定片4に湾曲面を形成する場合に比べて、位置ズレ時に外れにくくすることができる。さらに、位置ズレしていないとき、つまり正常の位置にあるときも、係止部30と係止受け部32a,32bとの接触点が、下側固定片4の幅方向の中央となるため、仮保持の状態を適切に維持することができる。そして、片サドル1を用いて実際に管状部材を固定するには、作業者は、一方の手で仮保持の状態の片サドル1を押さえつつ、もう一方の手でビス等による本固定を行うことができる。
片サドル1を用いた配管の施工性について簡単に補足する。この片サドル1は床ころがし配管、壁立ち上げ配管又は天井配管などといった配管条件で使用することができ、配管施工に際しては、片サドル1の割りの部分を広げて配管を片サドル1にとおし、固定具として例えばビスを一本用いて固定する。片サドル1が上記のように構成されているため、異なるサイズの配管(発泡材付きを含む。)について、作業者が指でビス穴位置(固定孔22,24)を維持するようにしなくとも、ワンタッチで簡単に定位置に固定することができる。また、一本のビスで片サドル1を先に固定せず、配管の固定もできる。したがって、施工性を向上することができる。
<変形例>
本実施形態の変形例について説明する。
係止受け部32a,32bに押し付けられる係止部30の面70(上記実施形態では、傾斜面34が相当する。)は、一つの曲率中心A1だけでなく、複数の曲率中心を有する湾曲した形態であってもよい。
例えば、図6(a)に示すように、押付け面70は、上側固定片3の幅方向の両側に二つの円弧面71,72と、これらを連ねる中央のストレート面73と、で構成されてもよい。この場合、円弧面71,72は、ストレート面73よりも先端側に突出するように形成され、いずれも、基端側に曲率中心を有している。また、図6(b)に示すように、ストレート面73に代えて、円弧面71,72に対して凹状となる円弧面74を採用してもよい。この円弧面74の曲率中心は、円弧面71,72の曲率中心とは反対側の先端側に位置することになる。このような態様の押付け面70であっても、比較例に係る片サドルに比べて、係止が外れにくくなり、仮保持の状態を維持することができる。
また、係止部30に代えて、係止受け部32a,32b側の押付け面(上記実施形態では、突当て面40,50が相当する。)を幅方向において湾曲させてもよい。そして、係止受け部32a,32b側の押付け面が、単一の円弧面で構成される場合には、曲率中心を下側固定片4の先端側(サドル本体2とは逆側)であってその幅方向の中央に有するとよい。もっとも、この押付け面も複数の円弧面で構成することもできる。
さらに、係止部30に加えて、係止受け部32a,32b側の押付け面も幅方向において湾曲させてもよい。この場合には、係止部30の押付け面(上記の傾斜面34又は押付け面70)と係止受け部32a,32bの押付け面とを互いに相補的な湾曲形状としてもよく、こうすることで、両者をストレート面とする場合よりも接触面積を大きくすることができる。なお、相補的な形状とする際に、係止部30の押付け面の曲率と係止受け部32a,32bの押付け面の曲率とを僅かに代えてもよい。
実施形態に係る片サドルの斜視図である。 図1の片サドルの正面断面図である。 図1の片サドルの平面図である。 図1の片サドルの側面図であり、(a)は係止部が先端側の係止受け部に係止した状態を示す図であり、(b)は係止部が基端側の係止受け部に係止した状態を示す図である。 位置ズレしたときの片サドルの一部を拡大して示す平面図であり、(a)は従来技術(比較例)に係る片サドルを示す図であり、(b)は実施形態に係る片サドルを示す図である。 (a)及び(b)のいずれも、実施形態の変形例に係る片サドルの係止部を拡大して示す平面図である。
符号の説明
1・・・片サドル、2・・・サドル本体、3・・・上側固定片(第1の固定片)、4・・・下側固定片(第2の固定片)、30・・係止部、32a、32b・・・係止受け部、34・・・傾斜面、40,50・・・突当て面、42,52・・・受入れ面、60・・・管状部材

Claims (4)

  1. 配管・配線等の管状部材の外周を覆うサドル本体と、
    前記サドル本体の両端部にあり、互いに対向する第1及び第2の固定片と、を備え、
    前記第1及び第2の固定片が、それぞれ係止部及び係止受け部を有し、且つ、前記サドル本体が前記管状部材から受ける反発力又は前記サドル本体の復元力によって前記係止部と前記係止受け部とが前記第1及び第2の固定片の長手方向に押し付け合って係止されるようにした片サドルにおいて、
    前記係止部及び前記係止受け部の少なくとも一方は、押し付け合わされる面が前記長手方向に直交する方向において湾曲している、片サドル。
  2. 前記第2の固定片は、当該片サドルが固定される被固定部に対して、固定座となるものであり、
    前記係止受け部は、前記長手方向に直交する方向に真直ぐに延在する溝状の部位であり、
    前記係止部は、前記係止受け部に押し付けられる面が、曲率中心を前記サドル本体側に有する円弧面で構成されている、請求項1に記載の片サドル。
  3. 前記曲率中心は、前記長手方向に直交する方向において、前記第1の固定片の中央に相当する位置にある、請求項2に記載の片サドル。
  4. 前記係止部は、前記第1の固定片に一つあり、
    前記係止受け部は、前記第2の固定片の先端から基端にかけて複数が並列してあり、
    前記第2の固定片の先端に近い方の係止受け部は、その基端に近い方の係止受け部に比べて、前記係止部に押し付けられる面と対向する面の傾斜が緩やかに構成されている、請求項2又は3に記載の片サドル。
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