JP5025439B2 - デッキプレート用吊り金具およびそれを使用した吊り構造 - Google Patents
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Description
本発明は、デッキプレートにおける間隔をおいて対向する傾斜ウェブの被係止部間の多少の寸法ばらつきに対応可能であると共に、耐力が高く安価なデッキプレート用吊り金具およびそれを使用した吊構造を提供することを目的とする。
また、第2発明では、第1発明のデッキプレート用吊り金具において、吊り金具本体の長手方向の両端部の弾性係止用アームに、横方向に張り出す回り止めを備えていることを特徴とする。
また、第3発明では、第2発明のデッキプレート用吊り金具において、吊り金具本体の長手方向の一端部の弾性係止用アームの回り止めと、他端部の弾性係止用アームの回り止めとは、吊り金具本体の幅方向で互いに異なる方向に張り出されていることを特徴とする。
また、第4発明では、第2または第3発明のデッキプレート用吊り金具において、各弾性係止用アームにおける前記回り止めと幅方向反対側のコーナー部は、平面視で円弧状部とされていることを特徴とする。
また、第5発明では、第2〜第4発明のいずれかに記載のデッキプレート用吊り金具において、前記弾性係止用アームと回り止めとは、溶接を用いないで、吊り金具本体に一体に屈曲連設されていることを特徴とする。
また、第6発明では、第1〜第5発明のいずれかに記載のデッキプレート用吊り金具において、吊り金具本体および弾性係止用アームは一枚の鋼板に折り曲げ加工が施されて屈曲形成されていることを特徴とする。
また、第7発明では、第1〜第6発明のいずれかに記載のデッキプレート用吊り金具において、吊り金具本体の中央部に雌ねじ孔を有することを特徴とする。
また、第8発明では、第1〜第7発明のいずれかに記載のデッキプレート用吊り金具において、弾性係止用アームの基端側板体と先端側板体とのなす角度が、20度〜90度とされていることを特徴とする。
また、第9発明では、第1発明〜第8発明のいずれかのデッキプレート用吊り金具において、断面略への字状に屈曲した板材の頂部に脆弱部が設けられていることを特徴とする。
また、第10発明の吊り構造においては、第1発明〜第9発明のいずれかのデッキプレート用吊り金具が、デッキプレートの対向する傾斜ウェブの底面側で、ウェブの段部または溝部等の被係合部に係合されていると共にデッキプレート用吊り金具に支持ボルトの上部雄ねじ軸部がねじ込まれていることを特徴とする。
また、第11発明では、第10発明の吊り構造において、デッキプレートの対向する傾斜ウェブの底面側で、ウェブの段部または溝部等の被係合部が、ウェブの高さ方向中央よりも上位の位置にそれぞれ設けられ、前記各被係合部にデッキプレート用吊り金具の両端部の弾性係止用アームの先端部がそれぞれ挿入係止されていることを特徴とする。
したがって、デッキプレートにおけるウェブに形成された凹部または溝等の被係止部が、ウェブ高さ方向の上部の位置にあっても、剛性のある吊り金具本体とされているので、天井材等を、支持ボルトを介して吊り下げ支持した場合のハンガー強度が高い。
また、弾性係止用アームが、断面略への字状に屈曲した板材からなるので、弾性係止用アームの先端部弾性を確実に被係合部に係合させることができ、また、弾性係止用アームにおける先端側板体および基端側板体の曲げ弾性を発揮させることができ、ウェブ間幅方向の許容差が大きく、デッキプレート長手方向の被係合部間に多少の寸法ばらつきがあっても、弾性係止用アームの部分で弾性変形して容易に対応可能で確実強固に固定することができる。
また、断面略への字状に屈曲した板材からなる弾性係止用アームであるので、施工場所において、容易に作業員が手または手動工具で断面略への字状の弾性係止用アームを曲げることができるため、施工時にデッキプレートにおけるウェブ間の幅が広がっても、片持ち式の弾性係止用アームの角度を変えて(幅寸法の調整)姿勢を調整した上、セットすることができ、所定の耐力を得ることができる。
また、本発明の吊り金具は、その長手方向の両端部の曲げモーメントの小さい部位にデッキプレートの山幅方向(ウェブ間幅方向と同じ)の幅調整機能を有する弾性係止用アームを備えているので、幅方向の調整機能を有する弾性係止用アーム部分の断面性能が低くても、所定の耐力を得ることができる。
また、断面略への字状に屈曲した板材の頂部が、剛性のある吊り金具本体の端部上端面よりも下方に位置しているので、吊り金具本体側に弾性係止用アームを支承させる場合に、弾性係止用アームの頂部付近が金具本体のコーナー部付近で曲げ変形を受ける恐れを排除することができる。
また、吊り金具本体の長手方向の両端部の弾性係止用アームに、横方向に張り出す回り止めを備えているので、吊り金具が所定の位置以上に水平回動するのを防止し、所定の位置にセットすることができ施工性が高まり、かつ、吊り金具の両端部で幅方向において、互いに異なる方向に張り出されていると一層確実に回り止めを図ることができる。
また、回り止めと幅方向反対側のコーナー部は、平面視で円弧状部とされているので、吊り金具中心から円弧状部までの半径寸法を小さくして、吊り金具の水平回動時においてデッキプレートにおける傾斜ウェブと吊り金具のコーナー部との干渉を防止し、水平回動を容易にすることができる。
前記弾性係止用アームと回り止めとは、溶接を用いないで、吊り金具本体に一体に屈曲連設されているので、加工コストが安価になると共に構造が簡単で、耐久性を高めることができる。
吊り金具本体および弾性係止用アームは一枚の鋼板に折り曲げ加工が施されて屈曲形成されているので、加工が単純になり、容易に安価に製作することができる。
また、吊り金具本体の端部の急傾斜支承端面により、弾性係止用アームの基端側板体を支承可能にされているので、弾性係止用アームに大きな応力が作用して、弾性係止用アームの基端側板体が、吊り金具本体の中央側に向かって変形するような場合、基端面板を支承して、弾性係止用アームが大きく変形するのを防止することができる。
また、吊り金具本体の中央部に雌ねじ孔を有するので、これに支持ボルトをねじ込んで、支持ボルトで天井材等を支持する場合、確実に支持ボルトを介して支持することができる。
弾性係止用アームの基端側板体と先端側板体とのなす角度が、20度〜90度とされているので、弾性係止用アームが適度に弾性変形してその先端部を確実に被係止部に係止させることができる。
また、本発明の吊り金具が、デッキプレートの対向する傾斜ウェブの底面側で、ウェブの段部または溝部等の被係合部に係合されていると共に吊り金具に支持ボルトの上部雄ねじ軸部がねじ込まれている構造であるので、確実に吊り金具をデッキプレートに固定して、支持ボルトにより、天井材等を支持することができる。
また、本発明の吊り金具は、デッキプレートにおけるウェブ高さ方向の中央より上に配置して固定されているので、コンパクトに配置することができ、デッキプレートにおける下向き開口溝内に配置された吊り金具の下側で、かつ下向き開口溝内において、配管等の配置スペースを確保することができ、デッドスペースを少なくすることができる。
また、断面略への字状に屈曲した板材の頂部に脆弱部が設けられていると、デッキプレート用吊り金具デッキプレートに確実に係合させるために、突出部の角度をペンチ等の手動工具等により容易に調整することができる。
溝19部分に、デッキプレート用吊り金具1の長手方向が、前記下向き開口溝19の長手方向となるように配置された状態で、デッキプレート用吊り金具1が円弧状部13側に水平回動されて、傾斜ウェブ15における段部または溝部等の被係合部16に位置するようにされ、この状態で、吊り金具本体8における雌ねじ孔20にねじ込まれた支持ボルト17をさらにねじ込んで、図1に示すように、デッキプレート14における下向き開口溝19内におけるフランジ18の下向き突出部下面21を押圧することにより、その反作用として、弾性係止用アーム6の先端部を、デッキプレート14側の被係合部16に、強固に挿入係合させることにより、吊り金具本体8が強固にデッキプレート14に取り付けられ、前記の支持ボルト17により、天井材22等を支持するように構成されている。
前記の場合、弾性係止用アーム6の部分は、デッキプレートの対向する傾斜ウェブの底面側で、各ウェブ15における凹部または溝等の被係合部16間の多少間隔が広くなっても、施工場所において、容易に作業員が手または手動工具で、断面略への字状の弾性係止用アーム6を曲げて調整するようにするとよい。
前記の弾性係止用アーム6は部材長手方向の端部にのみ配置されており、この部分の負担する曲げモーメントが小さいため、有利である。
また、前記実施形態では、部材長手方向の弾性係止用アーム6の先端部が、底板2と略同レベル付近に配置されているので、傾斜ウェブ15側の被係合部16が、傾斜ウェブ15における下部の位置に設けられていても、吊り金具本体8が、下向き開口溝19より下方に突出する寸法を小さくすることができる。
よいが、図17に示すように、第1実施形態における水平フランジ7に相当する彎曲した横フランジ23の部分と円弧状の縦側板4とをそれぞれ分離した部材とし、接着剤あるいはボルトあるいはこれらを併用して組み立てるようにしてもよい。その他の構成は、前記各実施形態と同様であるので、同様な要素には同様な符号を付した。
前記の脆弱部27としては、図示の形態のように、一つまたは間隔をおいて複数の貫通孔27aまたは板厚を薄くした凹部を設けるようにしてもよく、また、頂部26に沿って線状に板厚を薄くした凹部または窪み部を設けてもよい。
また、この形態では、弾性係止用アーム6の先端部に、直線状の傾斜部28が設けられている。前記の傾斜部28は、図18(a)において、弾性係止用アーム6の先端部がストッパ25側に向かうに従って回転半径中心側に僅かに接近する方向の直線状の傾斜である共に、図19(a)において、弾性係止用アーム6の先端部において、ストッパ25側が若干上位レベルになるように傾斜している直線状の傾斜部(傾斜角としては、例えば、1°〜10°程度、傾斜部の基端側から先端部までの変位量としては、1mm〜3mm前後の変位でよい)とされている。
前記の弾性係止アーム6が多少弾性変形して、前記のような直線状の傾斜部28がデッキプレート14の被係合部16に圧着するように接触した状態では、傾斜部28の傾斜面が被係合部16に係合するようになるため、円弧状部13が図3に示す矢印方向とは逆方向にデッキプレート用吊り金具1が回転するのを防止するストッパ作用を発揮し、デッキプレート用吊り金具1が被係合部16から外れるのを防止する機能を発揮することができ、また、図3における矢印方向へはストッパ部25がストッパとして機能するので、装着後においては、時計方向および反時計方向の両方向の回動が防止でき、デッキプレート14の被係合部16から離脱するのを防止することができる。
そのために、前記の傾斜部28は、デッキプレート用吊り金具1を回転させて、デッキプレート14の被係合部16に係合させるときに、係合用弾性アーム6の先端部の係合回転角または上下方向の弾性変形を多少多くさせて被係合部16に深く係合させるためのものである。前記の傾斜部28は、デッキプレート用吊り金具1が離脱しないようにするために、係合用弾性アームの先端部には、装着時の回転方向(図3に矢印で示す回転方向)の後部に向かって、漸次、張出し量が少なくなるような傾斜部28である。
なお、デッキプレート用吊り金具1の回転半径方向で、前記の弾性係止用アーム6における先端側板体11の先端面は、テーパー状の傾斜部28であってもよく、このようにすると、弾性係止アーム6が弾性変形した場合に多少の角度が変化しても、テーパー状の傾斜部28をデッキプレート14の被係合部16に線タッチまたは面タッチさせることができる。
(1)剛性のある吊り金具本体の長手方向の両端部に、前記被係合部に先端部が係合される弾性係止用アームを備えているので、デッキプレートの対向する傾斜ウェブの底面側で、傾斜ウェブの被係止部間の多少の寸法ばらつきに対応可能であると共に、耐力が高く安価なデッキプレート用吊り金具とすることができる等の効果が得られる。
したがって、デッキプレートにおけるウェブに形成された凹部または溝等の被係止部が、ウェブ高さ方向の上部の位置にあっても、剛性のある吊り金具本体とされているので、天井材等を支持ボルトを介して吊り下げ支持した場合のハンガー強度が高い。
(2)弾性係止用アームが、断面略への字状に屈曲した板材からなるので、弾性係止用アームの先端部弾性を確実に被係合部に係合させることができ、また、弾性係止用アームにおける先端側板体および基端側板体の曲げ弾性を発揮させることができ、ウェブ間幅方向の許容差が大きく、デッキプレート長手方向の被係合部間に多少の寸法ばらつきがあっても、弾性係止用アームの部分で弾性変形して容易に対応可能で確実強固に固定することができる。
(3)断面略への字状に屈曲した板材からなる弾性係止用アームであるので、施工場所において、容易に作業員が手または手動工具で断面略への字状の弾性係止用アームを曲げることができるため、施工時にデッキプレートにおけるウェブ間の幅が広がっても、片持ち式の弾性係止用アームの角度を変えて(幅寸法の調整)姿勢を調整した上、セットすることができ、所定の耐力を得ることができる。
(4)本発明の吊り金具は、その長手方向の両端部の曲げモーメントの小さい部位にデッキプレートの山幅方向(ウェブ間幅方向と同じ)の幅調整機能を有する弾性係止用アームを備えているので、幅方向の調整機能を有する弾性係止用アーム部分の断面性能が低くても、所定の耐力を得ることができる。
(5)また、断面略への字状に屈曲した板材の頂部が、剛性のある吊り金具本体の端部上端面よりも下方に位置しているので、吊り金具本体側に弾性係止用アームを支承させる場合に、弾性係止用アームの頂部付近が金具本体のコーナー部付近で曲げ変形を受ける恐れを排除することができる。
(6)また、吊り金具本体の長手方向の両端部の弾性係止用アームに、横方向に張り出す回り止めを備えているので、吊り金具が所定の位置以上に水平回動するのを防止し、所定の位置にセットすることができ施工性が高まり、かつ、吊り金具の両端部で幅方向において、互いに異なる方向に張り出されていると一層確実に回り止めを図ることができる。
(7)また、回り止めと幅方向反対側のコーナー部は、平面視で円弧状部とされているので、吊り金具中心から円弧状部までの半径寸法を小さくして、吊り金具の水平回動時においてデッキプレートにおける傾斜ウェブと吊り金具のコーナー部との干渉を防止し、水平回動を容易にすることができる。
(8)前記弾性係止用アームと回り止めとは、溶接を用いないで、吊り金具本体に一体に屈曲連設されているので、加工コストが安価になると共に構造が簡単で、耐久性を高めることができる。
(9)吊り金具本体および弾性係止用アームは一枚の鋼板に折り曲げ加工が施されて屈曲形成されているので、加工が単純になり、容易に安価に製作することができる。
(10)また、吊り金具本体の端部の急傾斜支承端面により、弾性係止用アームの基端側板体を支承可能にされているので、弾性係止用アームに大きな応力が作用して、弾性係止用アームの基端側板体が、吊り金具本体の中央側に向かって変形するような場合、基端面板を支承して、弾性係止用アームが大きく変形するのを防止することができる。
(11)また、吊り金具本体の中央部に雌ねじ孔を有するので、これに支持ボルトをね
じ込んで、支持ボルトで天井材等を支持する場合、確実に支持ボルトを介して支持することができる。
(12)弾性係止用アームの基端側板体と先端側板体とのなす角度が、20度〜90度とされているので、弾性係止用アームが適度に弾性変形してその先端部を確実に被係止部に係止させることができる。
(13)また、本発明の吊り金具が、デッキプレートの対向する傾斜ウェブの底面側で、ウェブの段部または溝部等の被係合部に係合されていると共に吊り金具に支持ボルトの上部雄ねじ軸部がねじ込まれている構造であるので、確実に吊り金具をデッキプレートに固定して、支持ボルトにより、天井材等を支持することができる。
(14)また、本発明の吊り金具は、デッキプレートにおけるウェブ高さ方向の中央より上に配置して固定されているので、コンパクトに配置することができ、デッキプレートにおける下向き開口溝内に配置された吊り金具の下側で、かつ下向き開口溝内において、配管等の配置スペースを確保することができ、デッドスペースを少なくすることができる。
(15)また、断面略への字状に屈曲した板材の頂部に脆弱部が設けられていると、デッキプレート用吊り金具デッキプレートに確実に係合させるために、突出部の角度をペンチ等の手動工具等により容易に調整することができる。
なお、本発明において、剛性のある吊り金具本体とは、吊り金具をデッキプレートにおける間隔をおいて対向する傾斜ウェブ15の被係止部間に係合した際に、吊り金具本体がたわまずに弾性係止用アーム6の係合が外れない程度の曲げ剛性がある吊り金具本体をいう。
2 底板
3 第1折り曲げ線
4 縦側板
5 急傾斜支承端面
5a 急傾斜辺
6 弾性係止用アーム
6a 基端側板体
7 水平フランジ
8 吊り金具本体
9 第2折り曲げ線
10 第3折り曲げ線
11 先端側板体
12 突出部
12a 回り止め
13 円弧状部
14 デッキプレート
15 ウェブ
16 被係合部
17 支持ボルト
18 フランジ
19 下向き開口溝
20 雌ねじ孔
21 突出部下面
22 天井材
23 横フランジ
24 第4折り曲げ線
25 コーナー角部
26 頂部
27 脆弱部
27a 貫通孔
28 傾斜部
Claims (11)
- デッキプレートの対向する傾斜したウェブの底面側で、ウェブの高さ方向中央部よりも上方に設けられた段部または溝部等の被係合部に係合可能な吊り金具であって、その吊り金具は、剛性のある吊り金具本体の長手方向の両端部に、前記被係合部に先端部が係合される弾性係止用アームを備え、その弾性係止用アームは、断面略への字状に屈曲した板材からなり、その断面略への字状に屈曲した板材の頂部が、剛性のある前記吊り金具本体の端部上端面よりも下方に位置し、前記吊り金具本体における間隔をおいて対向する各縦側板の長手方向の両端部に、上部になるにしたがって、漸次部材長手方向の外側になる急傾斜支承端面がそれぞれ設けられ、前記各縦側板の長手方向の両端部の各急傾斜支承端面により、それぞれ弾性係止用アームの基端側板体が支承可能にされ、前記急傾斜支承端面は、前記吊り金具本体における底板の延長線と急傾斜支承端面とのなす角度が前記底板の延長線と前記基端側板体とのなす角度と同じに設定された急傾斜支承端面とされ、前記各基端側板体の幅寸法は、間隔をおいた各縦側板の急傾斜支承端面の間の内側間寸法よりも広くされて、前記基端側板体の側部が支承可能にされ、前記吊り金具本体における底板に各基端側板体が一体に接続していることを特徴とするデッキプレート用吊り金具。
- 吊り金具本体の長手方向の両端部の弾性係止用アームに、横方向に張り出す回り止めを備えていることを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート用吊り金具。
- 吊り金具本体の長手方向の一端部の弾性係止用アームの回り止めと、他端部の弾性係止用アームの回り止めとは、吊り金具本体の幅方向で互いに異なる方向に張り出されていることを特徴とする請求項2に記載のデッキプレート用吊り金具。
- 各弾性係止用アームにおける前記回り止めと幅方向反対側のコーナー部は、平面視で円弧状部とされていることを特徴とする請求項2または3に記載のデッキプレート用吊り金具。
- 前記弾性係止用アームと回り止めとは、溶接を用いないで、吊り金具本体に一体に屈曲連設されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のデッキプレート用吊り金具。
- 吊り金具本体および弾性係止用アームは一枚の鋼板に折り曲げ加工が施されて屈曲形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のデッキプレート用吊り金具。
- 吊り金具本体の中央部に雌ねじ孔を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のデッキプレート用吊り金具。
- 弾性係止用アームの基端側板体と先端側板体とのなす角度が、20度〜90度とされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のデッキプレート用吊り金具。
- 断面略への字状に屈曲した板材の頂部に脆弱部が設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のデッキプレート用吊り金具。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のデッキプレート用吊り金具が、デッキプレートの対向する傾斜ウェブの底面側で、ウェブの段部または溝部等の被係合部に係合されていると共にデッキプレート用吊り金具に支持ボルトの上部雄ねじ軸部がねじ込まれていることを特徴とする吊り構造。
- デッキプレートの対向する傾斜ウェブの底面側で、ウェブの段部または溝部等の被係合部が、ウェブの高さ方向中央よりも上位の位置にそれぞれ設けられ、前記各被係合部にデッキプレート用吊り金具の両端部の弾性係止用アームの先端部がそれぞれ挿入係止されていることを特徴とする請求項10に記載の吊り構造。
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