JP3024941B2 - 天井材取付装置 - Google Patents

天井材取付装置

Info

Publication number
JP3024941B2
JP3024941B2 JP8314752A JP31475296A JP3024941B2 JP 3024941 B2 JP3024941 B2 JP 3024941B2 JP 8314752 A JP8314752 A JP 8314752A JP 31475296 A JP31475296 A JP 31475296A JP 3024941 B2 JP3024941 B2 JP 3024941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
plate
engaging
upward
ceiling material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8314752A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10152930A (ja
Inventor
操 澤田
Original Assignee
株式会社サワタ建材社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サワタ建材社 filed Critical 株式会社サワタ建材社
Priority to JP8314752A priority Critical patent/JP3024941B2/ja
Publication of JPH10152930A publication Critical patent/JPH10152930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024941B2 publication Critical patent/JP3024941B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル等の建物躯体
の天井部に天井材を取り付けるための天井材取付装置、
特に該天井部の表面が、凹陥部と凸条部とが交互に形成
され且つ該凹嵌部の両側面に長手方向に沿う凹溝を有す
るデッキプレートよりなる場合に、該デッキプレートの
凹嵌部を利用して天井材を吊りボルトによって吊持する
天井材取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】旧来、天井材取付装置として、コンクリ
ートスラブ等を打設した建物躯体の天井部に溶接やボル
ト止めによってL字金具を取り付けたり、インサート金
具を埋設し、これらL字金具やインサート金具のねじ孔
に螺着した吊りボルトの下端部で野縁や野縁受けを介し
て天井材を吊持するようにしたものがあった。しかる
に、このような取付装置では、L字金具やインサート金
具の天井部に対する取付け作業に多大な手間及び時間を
要する上、施工コストが高く付くという難点があった。
【0003】そこで、近年においては、図5に示すよう
に、凸条部15aと凹陥部15bとが交互に配置したデ
ッキプレート15上にコンクリートスラブ16を打設し
て天井部(階上床)17を構成すると共に、そのデッキ
プレート15の各凸条部15aの両側面に設けられた長
手方向に沿う凹溝18,18を利用し、ねじ孔(ナッ
ト)19を設けた中央部の高い略へ字状とした剛性の大
きい金属帯板よりなる取付金具20を、その両端がそれ
ぞれ凹溝18に係嵌する状態で凹陥部15b内に架設
し、この取付金具20のねじ孔19に吊りボルト21の
上端部を螺挿すると共に、該吊りボルト21の下端部に
吊りハンガー22、野縁受け23及び野縁24を介して
天井材25を吊持させるようにしたものが登場している
(実公平6−42016号公報、同7−7454号号公
報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
中央部の高い略へ字状とした取付金具20を用いる構成
では、吊持荷重が該取付金具20の略へ字状の形状と材
質に基づく耐撓み強度に依存し、その撓み限界を越える
と取付金具20がV字状に変形して天井部17から外れ
てしまうため、個々の取付金具20の耐荷重性に劣り、
設定される吊持荷重が大きくなると、天井材25の単位
面積当たりの吊持箇所を多くする必要があり、それだけ
取付金具20及び吊りボルト21と各種介在部材の使用
点数が増大すると共に取付けに要する工数も多くなり、
材料コスト及び施工コストが高く付くという問題があっ
た。
【0005】また、このような取付金具20では、当然
に両端間の間隔が凹陥部15bの両側下縁間の幅よりも
大きいから、該凹陥部15bへの架設に際し、図6の仮
想線で示すように両端がデッキプレート15に干渉しな
い向きとして該凹陥部15b内に挿入し、次いで同図実
線で示す架設姿勢まで旋回させるという2段階の操作を
必要とし、しかも両端を強固に係止させるために、一般
的には、該両端間の間隔を凹溝18,18間の間隔より
若干大きめに設定し、ハンマー等で打ち付けて前記架設
姿勢の向きにする方法が採られており、作業がより煩雑
になるという難点もあった。
【0006】本発明は、上述の状況に鑑み、天井材取付
装置として、取付基部となる取付金具を天井部のデッキ
プレートに対してワンタッチ操作で極めて簡単に係着さ
せることができ、しかも該取付金具の係着強度が非常に
大きいため、個々の吊持位置における耐荷重を大きく設
定でき、従来の取付装置に比較して天井材の単位面積当
たりの吊持箇所を大幅に低減でき、それだけ使用する部
材点数及び取付けの工数が少なくなり、材料コスト及び
施工コストを著しく低減できるものを提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る天井材取付装置は、図面の
参照符号を付して示せば、係合用凹陥部15bを有する
天井部17のデッキプレート15に、天井材25を吊設
するための天井材取付装置であって、取付金具1と、天
井材吊持用吊りボルト2とからなり、取付金具1は、ね
じ孔3を設けた中央板部4と、該中央板部4の左右両端
縁に上向きに屈曲するよう設けた上向き板部5と、該上
向き板部5の左右上端縁に下向きに屈曲するよう設けら
れ前記係合用凹嵌部15bに係合する横長な係合用板部
6と、中央板部4の前後両縁に上向きに立ち上がるよう
設けられると共にその左右両端縁が前記上向き板部5に
当接可能な立ち上がり板部7と、からなり、前記吊りボ
ルト2は、前記取付金具1のねじ孔3にねじ込まれてそ
の先端部がデッキプレート15に当接され、且つ取付金
具1の前記係合用板部6はデッキプレートの前記係合用
凹嵌部15bに係合され、吊りボルト2が更にねじ込ま
れることによって、中央板部4がねじ作用によって下降
し、それによって該中央板部4の左右の上向き板部5と
中央板部4の前後の立ち上がり板部7とが互いに当接
し、且つ前記係合用板部6が突っ張り左右によってデッ
キプレート15の前記係合用凹嵌部15bに強く係合す
るようになっている構成を採用してなるものである。
【0008】請求項1に係る発明によれば、中央板部4
と上向き板部5と係合用板部6との各部材間は屈曲可能
に形成されており、且つ係合用板部6は下向きに屈曲し
ているため、中央板部4のねじ孔3に吊りボルト2をね
じ込み、この状態で取付金具1をデッキプレート15の
係合用凹嵌部15bに嵌合する際に、中央板部4を挟ん
で下向きに屈曲してなる左右両係合用板部6の先端部6
aが係合用凹嵌部15bの左右突出部15cに当たるこ
とによって、図2の鎖線で示すように係合用板部6は更
に下向きに屈曲して、その先端部6aは左右突出部15
cを乗り越え、該突出部15cを通過することによって
屈曲部の復元力によって、係合用板部6の先端部6a
(係合部)は係合用凹嵌部15の係合溝18に係合する
状態となるから、取付金具1をデッキプレート15の係
合用凹嵌部15に向かって嵌合させるだけでワンタッチ
で該取付金具1を係合用凹嵌部15bに係合させること
ができ、それだけ作業性が良い。この取付金具1はデッ
キプレート15に無数に取付けられるため、この取付作
業の作業性が良いことは、天井材取付作業に顕著な効果
を発揮することになる。
【0009】また、本発明によれば、前記吊りボルト2
の先端部がデッキプレート15に当接された状態で、吊
りボルト2が更にねじ込まれることによって、中央板部
4がねじ作用によって下降し、それによって該中央板部
4の左右の上向き板部5と中央板部4の前後の立ち上が
り板部7とが互いに当接し、且つ前記係合用板部6が突
っ張り作用によってデッキプレート15の前記係合用凹
嵌部15bに強く係合するようになっている構成してな
るため、デッキプレート15の前記係合用凹嵌部15b
に係合する前記係合用板部6は、その突っ張り作用の際
に上向き板部5を介して中央板部4に一体に立設した立
ち上がり板部7の左右両端縁に強く当接することにな
り、これがために天井材の荷重を、互いに連設される中
央板部4、立ち上がり板部7,上向き板部5および係合
用板部6で直接的に受支し、これらの部材を連結するの
屈曲部8,10には、殆どあるいは全く荷重がかからな
いから重量のある天井材にあっても確実に且つ安全に吊
持することができる。
【0010】また請求項2に係る発明は、前記中央板部
4と上向き板部5との間の屈曲部8に、図3に鎖線で示
すように屈曲促進用の小孔9が貫設されてなる請求項1
記載の構成を採用してなるものである。
【0011】本発明によれば、取付金具1をデッキプレ
ート15の係合用凹嵌部15bに嵌合する際に、前記中
央板部4と上向き板部5との間の屈曲部8がより一層屈
曲しやすくなっているため、係合用板部6は容易に下向
きに屈曲して左右突出部15cを乗り越えことができ、
取付金具1をデッキプレート15の係合用凹嵌部15に
より一層手軽にワンタッチに係合させることができ作業
性が良い。
【0012】また請求項3に係る発明は、前記上向き板
部5と係合用板部6との間の屈曲部10に屈曲促進用の
の小孔11が貫設されてなる請求項1または2記載の構
成を採用してなるものである。
【0013】本発明によれば、上向き板部5と係合用板
部6との間の屈曲部10がより一層屈曲しやすくなって
いるため、請求項2と同じように、取付金具1をデッキ
プレート15の係合用凹嵌部15bに嵌合する際に、係
合用板部6は容易に下向きに屈曲して左右突出部15c
を乗り越えことができ、取付金具1をデッキプレート1
5の係合用凹嵌部15により一層手軽にワンタッチに係
合させることができ作業性が良い。
【0014】また請求項4に係る発明は、前記係合用板
部6にその長手方向に沿って補強用リブ12を設けてな
る請求項1〜3の何れか記載の構成からなるものであ
る。
【0015】本発明によれば、係合用板部6に補強用リ
ブ12を設けることによって係合用板部6の弯曲乃至撓
み作用を積極的に阻止し、これによって天井材25に対
して、より一層の耐荷重性を付与することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る天井材取付装置に用いる取付金具1と、これにねじ込
まれる天井材吊持用吊りボルト2を示す。取付金具1
は、ばね鋼製又は熱処理した鉄鋼製の一枚の板体より打
抜き加工及び折曲加工を経て製作されたものであり、バ
ーリング加工によるねじ孔3を形成した中央板部4の左
右両端縁に屈曲可能な屈曲部8を介して上向き傾斜した
一対の短尺な上向き板部5,5が延設され、更に両上向
き板部5,5の上端縁に矢張り屈曲可能な屈曲部10を
介して横向きに長尺な一対の係合用板部6,6が下向き
に延設されており、該係合用板部6,6の先端部が係合
部6a,6aとされ、また両係合用板部6,6の長手方
向両側にはL字状に下向きに折曲した補強用リブ12が
一体に突設されている。
【0017】そして、中央板部4の前後両縁に直立して
立ち上がる一対の立ち上がり板部7,7が設けられると
共に、それぞれの左右両端縁7a,7bが前記上向き板
部5の面部5aに当接可能なように、両立ち上がり板部
7,7は上向き板部5の前後幅よりもその対向幅が若干
狭くなるようねじ孔3寄りに立設されている。
【0018】なお図2において、17は天井部(階上
床)であり、凸条部15aと凹陥部15bとが交互に配
置したデッキプレート15上にコンクリートスラブ16
を打設されており、凹嵌部15bの凹嵌口両側が内側に
突出した突出部15cとなっており、該突出部15cに
よって長手方向に沿う凹溝18,18が凹嵌部15bの
内壁両側に形成されていることは従来どおりである。
【0019】以上の構造よりなる取付金具1を用いて天
井材25(図5)を取り付けるには、まず前記吊りボル
ト2を取付金具1のねじ孔3に若干浅くねじ込んでお
き、その状態で図2に示すように取付金具1をデッキプ
レート15の係合用凹嵌部15bに持ち来すことによっ
て、中央板部4を挟んで下向きに屈曲してなる左右両係
合用板部6の先端部6aが係合用凹嵌部15bの左右突
出部15cに当たることによって、図2の鎖線で示すよ
うに係合用板部6は折曲部8,10の作用によって更に
下向きに屈曲して左右突出部15cを乗り越え、該突出
部15cを通過することによって屈曲部8,10の復元
力によって両係合用板部6の係合部6aは係合用凹嵌部
15の係合溝18に係合する状態となる。従って、取付
金具1をデッキプレート15の係合用凹嵌部15に向か
って嵌合させるだけでワンタッチで該取付金具1を係合
用凹嵌部15bに係合させることができる。
【0020】なお、この際に図3の鎖線に示すように、
中央板部4と上向き板部5との間の屈曲部8と、上向き
板部5と係合用板部6との間の屈曲部10の何れか一方
または両方に屈曲促進用小孔9,11を貫設することに
よって、取付金具1をデッキプレート15の係合用凹嵌
部15bに嵌合する際に、両屈曲部8,11の何れか一
方または両方がより一層屈曲しやすくなるから、係合用
板部6は容易に下向きに屈曲して左右突出部26を乗り
越えことができ、取付金具1をデッキプレート15の係
合用凹嵌部15により一層手軽にワンタッチに係合させ
ることができ作業性が良い。
【0021】そして、取付金具1を係合用凹嵌部15b
に嵌合して、その係合用板部6の係合部6aを凹溝18
に係合した状態で、吊りボルト2をデッキプレート15
の天板部15dに当てつけ、この状態で更に吊りボルト
2がねじ込まれることによって、図4に示すように、中
央板部4が吊りボルト2とねじ孔3とのねじ作用によっ
て下降し、それによって該中央板部4の左右の上向き板
部5の面部5aと中央板部4の前後の立ち上がり板部7
の左右両端縁7a,7bとが互いに当接し、更に強く吊
りボルト2をねじ込むことによって、上向き板部5を介
して立ち上がり板部7に当接する係合用板部6の当接反
力によって係合用板部6が突っ張り作用を発揮し、それ
によって係合用板部6の係合部6aが前記係合用凹嵌部
15bの凹溝18に強く係合することになる。
【0022】これがために天井材25の荷重を、互いに
連設される中央板部4、立ち上がり板部7,上向き板部
5および係合用板部6で直接的に受支し、これらの部材
を連結するの屈曲部8,10には、殆どあるいは全く荷
重がかからないから重量のある天井材にあっても確実に
且つ安全に吊持することができる。
【0023】なお、この際に係合用板部6にその長手方
向に沿って補強用リブ12を設けることによって係合用
板部6の弯曲乃至撓み作用を積極的に阻止し、これによ
って天井材25に対して、より一層の耐荷重性を付与す
ることができる。
【0024】上記ようにして吊りボルト2をデッキプレ
ート15に取り付けた後、該吊りボルト2の下端部に、
吊りハンガー22、野縁受け23及び野縁24を介して
天井材25を吊持させるようにすることは図5に示す従
来例と同じである。
【0025】なお、上記実施例では、取付金具1のねじ
孔3をその金属板自体のパーリング加工によって形成し
ているが、ナットの溶接によって該ねじ孔3を形成して
もよい。また本発明においては、取付金具1の各部の細
部形状、デッキプレート15の細部形状、吊りボルト2
の下端部に天井材25を取付けるための介在部材の種類
や形状等、細部構成については実施形態以外に種々設計
変更可能である。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、取付金具をデ
ッキプレートの係合用凹嵌部に向かって嵌合させるだけ
でワンタッチで該取付金具を係合用凹嵌部に係合させる
ことができ、それだけ作業性が良い。この取付金具はデ
ッキプレートに無数に取付けられるため、この取付作業
の作業性が良いことは、天井材取付作業に顕著な効果を
発揮することになる。
【0027】また、本発明によれば、吊りボルトの先端
部がデッキプレートの天板部に強く当接され、且つ係合
用板部の先端部がデッキプレートの係合用凹嵌部に強く
係合して、両者の強力な突っ張り作用によって吊りボル
トを、従って天井材を支持するようになっているため、
室内の空調機等の風圧や振動によって天井材が動揺する
ことなく安定して支持することができる。
【0028】また、本発明によれば、天井材の荷重を、
互いに連設される中央板部、立ち上がり板部,上向き板
部および係合用板部で直接的に受支し、これらの部材を
連結するの屈曲部には、殆どあるいは全く荷重がかから
ないから重量のある天井材にあっても確実に且つ安全に
吊持することができる。
【0029】また請求項2に係る発明よれば、取付金具
をデッキプレートの係合用凹嵌部に嵌合する際に、前記
中央板部と上向き板部との間の屈曲部がより一層屈曲し
やすくなっているため、係合用板部は容易に下向きに屈
曲して左右突出部を乗り越えことができ、取付金具をデ
ッキプレートの係合用凹嵌部により一層手軽にワンタッ
チに係合させることができ作業性が良い。
【0030】また請求項3に係る発明よれば、上向き板
部と係合用板部との間の屈曲部がより一層屈曲しやすく
なっているため、請求項2と同じように、取付金具をデ
ッキプレートの係合用凹嵌部に嵌合する際に、係合用板
部は容易に下向きに屈曲して左右突出部を乗り越えこと
ができ、取付金具をデッキプレートの係合用凹嵌部によ
り一層手軽にワンタッチに係合させることができ作業性
が良い。
【0031】また請求項4に係る発明よれば、係合用板
部に補強用リブを設けることによって係合用板部の弯曲
乃至撓み作用を積極的に阻止し、これによって天井材に
対して、より一層の耐荷重性を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る天井材取付装置の
要部を示す斜視図である。
【図2】 同取付状態の工程を示す正面図である。
【図3】 同平面図である。
【図4】 同取付状態の工程を示す正面図である。
【図5】 従来の天井材取付装置による天井材の吊設状
態を示す縦断面図である。
【図6】 従来の天井材取付装置による取付金具の取付
け操作を示す横断平面図である。
【符号の説明】
1 取付金具 2 天井材吊持用吊りボルト 3 ねじ孔 4 中央板部 5 上向き板部 6 係合用板部 7 立ち上がり板部 8 屈曲部 9 小孔 10 屈曲部 11 小孔 12 補強用リブ 15 デッキプレート 15b 係合用凹嵌部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 5/40 E04B 9/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係合用凹陥部を有する天井部のデッキプ
    レートに天井材を取り付けるための天井材取付装置であ
    って、 取付金具と、天井材吊持用吊りボルトとからなり、 取付金具は、ねじ孔を設けた中央板部と、該中央板部の
    左右両端縁に上向きに屈曲するよう設けた上向き板部
    と、該上向き板部の左右上端縁に下向きに屈曲するよう
    設けられ前記係合用凹嵌部に係合する横長な係合用板部
    と、中央板部の前後両縁に上向きに立ち上がるよう設け
    られると共にその左右両端縁が前記上向き板部に当接可
    能な立ち上がり板部と、からなり、 前記吊りボルトは、前記取付金具のねじ孔にねじ込まれ
    てその先端部がデッキプレートに当接され、且つ取付金
    具の前記係合用板部はデッキプレートの前記係合用凹嵌
    部に係合され、吊りボルトが更にねじ込まれることによ
    って、中央板部がねじ作用によって下降し、それによっ
    て該中央板部の左右の上向き板部と中央板部の前後の立
    ち上がり板部とが互いに当接し、且つ前記係合用板部が
    突っ張り作用によってデッキプレートの前記係合用凹嵌
    部に強く係合するようになっている天井材取付装置。
  2. 【請求項2】 前記中央板部と上向き板部との間の屈曲
    部に屈曲促進用の小孔が貫設されてなる請求項1記載の
    天井材取付装置。
  3. 【請求項3】 前記上向き板部と係合用板部との間の屈
    曲部に屈曲促進用のの小孔が貫設されてなる請求項1ま
    たは2記載の天井材取付装置。
  4. 【請求項4】 前記係合用板部に補強用リブを設けてな
    る請求項1〜3の何れか記載の天井材取付装置。
JP8314752A 1996-11-26 1996-11-26 天井材取付装置 Expired - Lifetime JP3024941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8314752A JP3024941B2 (ja) 1996-11-26 1996-11-26 天井材取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8314752A JP3024941B2 (ja) 1996-11-26 1996-11-26 天井材取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10152930A JPH10152930A (ja) 1998-06-09
JP3024941B2 true JP3024941B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=18057165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8314752A Expired - Lifetime JP3024941B2 (ja) 1996-11-26 1996-11-26 天井材取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024941B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5025439B2 (ja) * 2007-06-28 2012-09-12 日鐵住金建材株式会社 デッキプレート用吊り金具およびそれを使用した吊り構造
US9537478B2 (en) * 2014-03-06 2017-01-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10152930A (ja) 1998-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3024941B2 (ja) 天井材取付装置
WO2002057557A1 (en) A joist hanger
JP4442874B2 (ja) 電気電子機器収納箱設置用基台
JP6954703B1 (ja) ボルト支持金具
JP3406471B2 (ja) 天井材取付装置
JP2987745B2 (ja) 外囲体
JPH1018502A (ja) 天井材取付装置
JP3502536B2 (ja) 折板屋根上構造物の取付け装置と取付け金具、折板の補強材、バルコニー床の取付け構造
CN111216511B (zh) 空调器壁挂组件和空调器
JP3017054U (ja) 家具の転倒防止装置
JP3093623B2 (ja) 天井材取付用金具
JPH0650580Y2 (ja) 外囲体のキャップ嵌合構造
JPH078690Y2 (ja) 天井材取付用金具
JP4082921B2 (ja) 天井吊り木受構造
JPH0723451Y2 (ja) 天井吊ボルト取付金具
JP3083477U (ja) 垂木用取付金具
JP3025611U (ja) システムライン型吹出口の取付構造
JP3207628U (ja) 野縁受け懸架装置
JP3568909B2 (ja) 天井構造
JP2604244Y2 (ja) タイトフレーム
JPH0949287A (ja) 吊りボルトの取付構造
JPH0138191Y2 (ja)
JP2941663B2 (ja) 野縁吊持具
JPH0730806Y2 (ja) 天井材取付金具
JPH0676505U (ja) 天井材取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991214

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term