JP4956460B2 - 電圧比較回路、その電圧比較回路を有する半導体集積回路及び電子機器 - Google Patents

電圧比較回路、その電圧比較回路を有する半導体集積回路及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、異なる2つの信号がある一定のオフセットレベルになったことを検出することができ、差動シリアル信号のノイズ除去や差動シリアル信号の伝送を行う伝送線路との接続検出に使用できる電圧比較回路に関し、特に例えばUSB2.0等で使用される、スケルチ(Squelch)回路や切断(Disconnect)検出回路に使用することができ、モータードライバに使用するヒステリシスコンパレータによるホール(Hall)信号検出にも使用することができるオフセットを有する電圧比較回路に関する。
従来、図11で示すように、オフセットを有する電圧比較回路では、差動対をなすトランジスタのソースに負荷抵抗を挿入してオフセット電圧値を設定する方法が使用されていた(例えば、特許文献1参照。)。また、オフセット電圧値を可変する手段として、抵抗値を切り換えるためのMOSスイッチを使用したりレーザトリミングを行うことによって、オフセット電圧値の精度を高めていた。また、定電流源負荷の片側の電流値を制御することでオフセット電圧値を決めているものもあった(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−194124号公報 特許第3926645号公報
しかし、図11の場合、MOSスイッチのオン抵抗やレーザトリミングのトリミングビット抵抗が無視できるような大きな抵抗を使用する必要があるため、前記差動対に流せる電流量が限られるため高速シリアル転送、例えばUSB2.0準拠の2信号のレベル差検出が可能な高速応答検出に不向きであった。また、比較的大きな抵抗とMOSスイッチが必要になるため回路規模が大きくなる。更に、MOSスイッチの切り換えやレーザトリミングによる調整では、製造後の後工程によって調整するという手間とコストアップが必須となる。また、定電流源負荷の片側の電流値を制御することでオフセット電圧値を決めるようにした場合、高速応答が可能であるため高速シリアル転送に向いているが、各トランジスタの作り込みマッチングがずれると、精度の面でややばらつき、制御が難しくなるという問題があった。更に、差動信号の検出オフセットレベルが大きくなると差動対をなすトランジスタの両側に流れる電流比が極端に大きくなってばらつきを抑える制御が難しくなるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、差動入力段の片側に抵抗負荷を挿入して、差動入力段の電流量を温度変動やプロセス変動に応じて補正することにより、しきい値のばらつきを低減させ入力される2信号の間に所定のオフセット電圧が発生したことを検出する高速かつ高精度なオフセット付きの電圧比較回路、その電圧比較回路を有する半導体集積回路及び電子機器を得ることを目的とする。
この発明に係る電圧比較回路は、入力された2つの入力信号の電圧差が所定値以上になったか否かの検出を行い、該検出結果を示す信号を生成して出力する電圧比較回路において、
制御電極に前記各入力信号が対応して入力される、差動対をなす第1入力トランジスタ及び第2入力トランジスタ、入力された制御信号に応じた第1定電流を生成して該第1入力トランジスタ及び第2入力トランジスタにそれぞれ供給する定電流回路部、及び前記定電流回路部と第1入力トランジスタとの間に接続された第1抵抗を有する1つ以上の差動増幅回路部と、
前記定電流回路部の動作制御を行い、生成される前記第1定電流の電流値の制御を行う電流制御回路部と、
を備え、
前記電流制御回路部は、前記第1抵抗の両端電圧差が前記所定値になるように前記定電流回路部で生成される第1定電流の電流値を制御するものである。
具体的には、前記電流制御回路部は、
前記定電流回路部から出力される第1定電流に比例した比例電流を生成し出力する比例電流生成回路と、
該比例電流生成回路から出力された前記比例電流が流れる第2抵抗と、
該第2抵抗の両端電圧差を算出して出力する引き算回路と、
該引き算回路から出力された電圧が所定の基準電圧と同じ電圧になるように前記定電流回路部及び前記比例電流生成回路の動作制御を行う制御回路と、
を備えるようにした。
また、前記第1入力トランジスタに直列に接続された第1負荷回路と前記第2入力トランジスタに直列に接続され第2負荷回路からなり、前記差動対の負荷をなす負荷回路部を備え、
前記電流制御回路部は、
前記第2抵抗に直列に接続された、常時オンして導通状態になるように制御電極に信号が入力された第3トランジスタと、
該第3トランジスタの負荷をなす第3負荷回路と、
を備えるようにした。
また、前記電流制御回路部は、
前記定電流回路部から出力される第1定電流に比例した比例電流を生成し出力する比例電流生成回路と、
該比例電流生成回路から出力された電流が流れる第2抵抗と、
該第2抵抗の両端電圧差が所定の基準電圧と同じ電圧になるように、前記比例電流生成回路から出力された電流の該第2抵抗へ流れる電流値を制御する制御回路と、
を備え、
前記定電流回路部は、前記比例電流生成回路から出力される電流に比例した前記第1定電流を生成して出力するようにしてもよい。
この場合、前記比例電流生成回路はカレントミラー回路の入力側トランジスタからなり、前記定電流回路部は該カレントミラー回路の出力側トランジスタからなるようにした。
また、前記第2抵抗は、前記第1抵抗と同じ抵抗値であるようにした。
また、前記第1入力トランジスタ、第2入力トランジスタ及び第3トランジスタは、それぞれ同じトランジスタサイズで同型のMOSトランジスタであるようにした。
前記第1負荷回路、第2負荷回路及び第3負荷回路は、それぞれ同じトランジスタサイズで同型のMOSトランジスタからなるようにした。
また、前記定電流生成回路部は、制御電極に入力された前記制御回路からの制御信号に応じた電流を出力する第1トランジスタで構成され、前記比例電流生成回路は、制御電極に入力された前記制御回路からの制御信号に応じた電流を出力する第2トランジスタで構成され、該第2トランジスタは、前記第1トランジスタから出力される電流に比例した前記比例電流を出力するようにした。
具体的には、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタは、同型のMOSトランジスタであり、該第1トランジスタは、第2トランジスタの2倍のトランジスタサイズを有するようにした。
また、前記定電流回路部と第2入力トランジスタとの間に接続された第3抵抗と、
前記第1抵抗を短絡させるための第1スイッチ手段と、
前記第3抵抗を短絡させるための第2スイッチ手段と、
を備え、
前記第1スイッチ手段及び第2スイッチ手段は、前記検出結果を示す2値の信号に応じて相反するスイッチング動作を行うようにした。
また、前記第2入力トランジスタと第2負荷回路との間に接続された第4抵抗を備えるようにしてもよい。
また、複数の前記差動増幅回路部を有する場合、前記電流制御回路部は、各差動増幅回路部に対して、前記第1抵抗の両端電圧差が前記所定値になるように前記定電流回路部で生成される第1定電流の電流値を制御するようにしてもよい。
また、この発明に係る半導体集積回路は、前記いずれかの電圧比較回路を有するものである。
また、この発明に係る電子機器は、前記半導体集積回路を備えた所定の機能を有する電子機器である。
本発明の電圧比較回路、その電圧比較回路を有する半導体集積回路及び電子機器によれば、前記電流制御回路部が、前記第1抵抗の両端電圧差が前記所定値になるように前記定電流回路部で生成される第1定電流の電流値を制御するようにしたことから、差動増幅回路部の電流量を温度変動やプロセス変動に応じて補正することにより、しきい値のばらつきを低減させ、入力される2信号の間に所定のオフセット電圧が発生したことを検出する、USB規格等に準拠した高速かつ高精度なオフセット付きの電圧比較回路、その電圧比較回路を有する半導体集積回路及び電子機器を得ることができる。
また、例えばUSB2.0等で使用される、スケルチ回路等に利用でき、更に、USB2.0−HOSTにおける切断検出回路とスケルチ回路に使用する場合等において、複数の差動増幅回路部に対して電流制御回路部を1つにすることができ、回路を小さくすることができるためコストの低減を図ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における電圧比較回路の回路構成例を示した図である。
図1の電圧比較回路1は、対応する入力端に入力された入力信号D+及びD−の電圧差が所定値Va以上になったか否かを示す出力信号Soutを生成して出力端子OUTから出力する、オフセットを有する電圧比較回路である。
電圧比較回路1は、入力信号D+及びD−が対応する入力端に入力された差動増幅回路2と、差動増幅回路2の出力信号を増幅して出力する増幅回路3と、差動増幅回路2と増幅回路3にそれぞれ流れる各バイアス電流の制御を行う電流制御回路4とを備えている。
差動増幅回路2は、差動対をなすPMOSトランジスタからなる各入力トランジスタM1及びM2で構成された差動入力回路11と、電流制御回路4からの制御信号に応じた定電流を生成して差動入回路11にバイアス電流として供給する定電流回路12と、差動入力回路11の負荷をなす負荷回路13,14と、入力トランジスタM1と定電流回路12との間に接続された、オフセットを設けるための抵抗値Rの抵抗R1とで構成されている。
定電流回路12の電流出力端と入力トランジスタM1のソースとの間には抵抗R1が接続され、入力トランジスタM1のドレインと接地電圧GNDとの間に負荷回路13が接続されており、入力トランジスタM1のゲートに入力信号D+が入力されている。
また、定電流回路12の電流出力端には入力トランジスタM2のソースが接続され、入力トランジスタM2のドレインと接地電圧GNDとの間に負荷回路14が接続されている。入力トランジスタM2のゲートには入力信号D−が入力され、入力トランジスタM2と負荷回路14との接続部が差動増幅回路2の出力端をなしており、増幅回路3の入力端に接続されている。増幅回路3の出力端は、出力端子OUTに接続され出力信号Soutが出力される。
電流制御回路4は、入力信号D+とD−の電圧差が所定値Vaを超えると、出力信号Soutの信号レベルが反転するように、定電流回路12から供給される電流2×iの1/2の電流iが抵抗R1に流れるときに発生する電圧降下(i×R)が所定値Vaになるように、定電流回路12に対して出力電流2×iの電流値を制御する。
図2は、図1の電圧比較回路1の回路例を示した図である。
図2において、電流制御回路4は、PMOSトランジスタM4,M5、NMOSトランジスタM6、抵抗値Rの抵抗R2、引き算回路15、演算増幅回路16及び所定値Vaの基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧源17で構成されている。また、定電流回路12はPMOSトランジスタM3で、負荷回路13はNMOSランジスタM7で、負荷回路14はNMOSトランジスタM8でそれぞれ構成されており、NMOSトランジスタM7及びM8はカレントミラー回路を形成している。増幅回路3は、PMOSトランジスタM11、NMOSトランジスタM12及びインバータ21で構成されている。
なお、入力トランジスタM1は第1入力トランジスタを、入力トランジスタM2は第2入力トランジスタを、PMOSトランジスタM3は定電流回路部及び第1トランジスタを、抵抗R1は第1抵抗をそれぞれなし、差動増幅回路2は差動増幅回路部を、電流制御回路4は電流制御回路部をそれぞれなす。また、PMOSトランジスタM4は比例電流生成回路部及び第2トランジスタを、抵抗R2は第2抵抗を、演算増幅回路16は制御回路をそれぞれなし、負荷回路13は第1負荷回路を、負荷回路14は第2負荷回路を、PMOSトランジスタM5は第3トランジスタを、NMOSトランジスタM6は第3負荷回路をそれぞれなす。
PMOSトランジスタM3において、ソースは電源電圧VDDに接続され、ドレインは抵抗R1と入力トランジスタM2のドレインとの接続部に接続され、ゲートが演算増幅回路16の出力端に接続されている。また、PMOSトランジスタM4において、ソースは電源電圧VDDに接続され、ゲートは演算増幅回路16の出力端に接続されている。PMOSトランジスタM4のドレインとPMOSトランジスタM5のソースとの間には抵抗R2が接続され、PMOSトランジスタM5のドレインと接地電圧GNDとの間にNMOSトランジスタM6が接続されている。PMOSトランジスタM5のゲートは接地電圧GNDに接続され、NMOSトランジスタM6において、ゲートはドレインに接続され、NMOSトランジスタM6はダイオードをなしている。抵抗R2の両端はそれぞれ引き算回路15に接続され、引き算回路15の出力端は演算増幅回路16の非反転入力端に接続され、演算増幅回路16の反転入力端には、基準電圧Vrefが入力されている。
また、NMOSトランジスタM7及びM8において、各ソースはそれぞれ接地電圧GNDに接続され、各ゲートは接続され該接続部がNMOSトランジスタM7のドレインに接続されている。NMOSトランジスタM7のドレインは入力トランジスタM1のドレインに接続され、NMOSトランジスタM8のドレインは入力トランジスタM2のドレインに接続されている。
増幅回路3において、電源電圧VDDと接地電圧GNDとの間にはPMOSトランジスタM11とNMOSトランジスタM12が直列に接続され、PMOSトランジスタM11のゲートは演算増幅回路16の出力端に接続され、NMOSトランジスタM12のゲートは、入力トランジスタM2のドレインとNMOSトランジスタM8のドレインとの接続部に接続されている。PMOSトランジスタM11とNMOSトランジスタM12との接続部は、インバータ21の入力端に接続され、インバータ21の出力端は出力端子OUTに接続されている。
このような構成において、PMOSトランジスタM4のトランジスタサイズは、PMOSトランジスタM3の1/2であり、抵抗R2の抵抗値は抵抗R1と同じである。また、入力トランジスタM1,M2及びPMOSトランジスタM5は同じトランジスタサイズであると共に、NMOSトランジスタM6〜M8は同じトランジスタサイズである。引き算回路15は、抵抗R2の両端の電圧差を算出してオペアンプ16の非反転入力端に出力し、演算増幅回路16は、引き算回路15の出力電圧が基準電圧Vrefと同じ電圧になるようにPMOSトランジスタM3、M4及びM11の動作制御を行う。
このことから、PMOSトランジスタM4から出力される電流iは、Va/Rとなり、PMOSトランジスタM3から出力される電流は2×i=2×Va/Rになる。すなわち、出力信号Soutの信号レベルが反転するとき、入力トランジスタM1及びM2には、それぞれ電流iが流れることになり、入力トランジスタM1及びM2の各ゲート‐ソース間電圧Vgsが同一であることから、入力トランジスタM1のゲートに入力される入力信号D+と、入力トランジスタM2のゲートに入力される入力信号D−との電圧差が、電圧値Vaになったときに出力信号Soutの信号レベルが反転することになる。
出力信号Soutの信号レベルが反転する際、入力トランジスタM1及びM2に流れる電流はほぼ同じであるため、電圧値Vaが大きくなったときでも該電流比は一定であり、入力トランジスタM1及びM2のトランジスタサイズ比が一定になるように精度よく形成するようにすれば、非常に簡単に精度がよいオフセット付きの電圧比較回路1を得ることができる。
また、電圧比較回路1のオフセット値を正確に電圧値Vaにするためには、抵抗R1とR2との抵抗値の比を精度よくする必要があるが、こちらも、同一シリコン上に製造することで比較的簡単に該抵抗値の比を精度よくすることができることからも、精度がよいオフセット付きの電圧比較回路1を簡単に得られることが分かる。
また、抵抗R1とR2が1つのIC上で製造された場合、抵抗値の比の精度を保つように製造することができるが、プロセス変動や温度変動による絶対値のばらつきが発生する。しかし、本第1の実施の形態の電圧比較回路の構成であれば、抵抗のプロセス変動や温度変動による絶対値のばらつきが発生した場合においても、同じ方向に定電流源が変動する。例えば、抵抗R1とR2が所望の抵抗値よりも30%小さく出来上がったとしても、定電流iは逆に30%大きな値になり、オフセット電圧が電圧値Vaを保つようにオフセット量が補正され、常時、電圧比較回路1は、入力信号D+及びD−の電圧差が電圧値Vaを超えたことを検出することができる。このようなことから、電圧比較回路1は、同一IC上で製造されることが望ましい。
なお、図2では、入力トランジスタM1及びM2がPMOSトランジスタである場合を例にして示したが、入力トランジスタM1及びM2にそれぞれNMOSトランジスタを使用してもよく、このようにした場合、図2は図3のようになる。
また、図2では、説明を分かりやすくするために、入力トランジスタM1及びM2のチャネル長変調効果λの影響を無視して説明したが、MOSトランジスタのソース‐ドレイン間に流れる電流idsは、下記(1)式のように示すことができる。
ids=β/2×W/L×(Vgs−Vth)×(1+λ×Vds)………………(1)
入力トランジスタM1とM2のドレイン‐ソース間電圧Vdsの電圧差、すなわち電圧値Vaが小さければチャネル長変調効果λの影響はほぼ無視できる値になるが、電圧値Vaが大きければ誤差が大きくなる。この場合、図4で示すように、入力トランジスタM2とNMOSトランジスタM8との間に抵抗R1,R2と同じ抵抗値Rの抵抗R3を挿入することにより、このような誤差をほぼなくすことができる。なお、抵抗R3は第4抵抗をなす。
しかし、この場合、電圧比較回路1の応答速度が若干低下するため、抵抗値Rをなるべく小さくして電流iの電流値をなるべく大きくし、電圧比較回路1の検出速度が所望の値になるように調整する必要がある。
また、図2において、PMOSトランジスタM4のトランジスタサイズを、PMOSトランジスタM3の1/(2×α)倍に、PMOSトランジスタM5のトランジスタサイズを、入力トランジスタM1及びM2の1/α倍にそれぞれし、NMOSトランジスタM6のトランジスタサイズを、NMOSトランジスタM7及びM8の1/α倍にし、抵抗R1の抵抗値をγ×Rに、抵抗R2の抵抗値をα×Rになるようにしてもよい。このようにした場合、最終的には電圧比較回路1で検出される電圧差は、基準電圧Vrefと抵抗R1とR2との抵抗値の比の積で決定される。このようにすることにより、差動入力回路11よりも動作スピードが要求されない定電流回路12の低消費電力化を図ることができる。
また、図2では、当然ながら(D+の電圧)−(D−の電圧)>Vaとなる場合しか検出することができない。したがって、図5(トランジスタサイズ及び抵抗値は図2と同じ)に示すように、図2の回路に更に差動増幅回路2と増幅回路3をそれぞれ追加して、該追加した差動増幅回路2の入力トランジスタM2のゲートに入力信号D−を、入力トランジスタM3のゲートに入力信号D+をそれぞれ入力するようにしてもよく、2つの増幅回路3からそれぞれ出力された各出力信号に対してOR回路22で論理和を行うことにより、|(D+の電圧)−(D−の電圧)|>Vaであるか否かの検出を行うことができる。また、図5の各抵抗R1の抵抗値をそれぞれα×Rにすると、|(D+の電圧)−(D−の電圧)|>α×Vaであるか否かの検出を行うことができる。
このことから、|(D+の電圧)−(D−の電圧)|>Vaであるか否かの検出と、|(D+の電圧)−(D−の電圧)|>α×Vaであるか否かの検出を行う場合、抵抗R1の抵抗値をRにした図5の電圧比較回路1と、抵抗R1の抵抗値をα×Rにした図5の電圧比較回路1の2つの電圧比較回路1があればよく、この場合、2つの電圧比較回路1の電流制御回路4を共通にすることにより電流制御回路4を1つにすることができ、コストの低減を図ることができる。
例えば、|(D+の電圧)−(D−の電圧)|>Vaであるか否かの検出を行う回路は、シリアルデータ信号がスケルチレベル以下であることを検出するスケルチ検出回路として使用することができ、|(D+の電圧)−(D−の電圧)|>α×Vaであるか否かの検出を行う回路は、シリアルデータ伝送線路が切断されたことを検出する切断検出回路として使用することができる。USB2.0−HOST機能に使用されるこのようなスケルチ検出回路と切断検出回路は、検出精度がよく高速応答性に優れている必要があるが、図5で示したような電圧比較回路1を使用することにより、簡単に実現することができ、スケルチ検出回路と切断検出回路の両方を使用する場合には電流制御回路4は1つでよいことから、コストの低減を図ることができる。
図6は、電流制御回路4の他の回路例を示した図である。なお、図6では、図2と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図6において、電流制御回路4は、PMOSトランジスタM4,M5,M15、NMOSトランジスタM6,M16、抵抗値Rの抵抗R2、引き算回路15、演算増幅回路16及び基準電圧源17で構成されている。
PMOSトランジスタM4及びM15はカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタM4及びM15において、各ソースは電源電圧VDDにそれぞれ接続され、各ゲートが接続されて該接続部はPMOSトランジスタM15のドレインと、PMOSトランジスタM3及びM11の各ゲートにそれぞれ接続されている。
PMOSトランジスタM4のドレインとPMOSトランジスタM5のソースとの間には抵抗R2が接続され、PMOSトランジスタM5のドレインと接地電圧GNDとの間にNMOSトランジスタM6が接続されている。PMOSトランジスタM5のゲートは接地電圧GNDに接続され、NMOSトランジスタM6において、ゲートはドレインに接続され、NMOSトランジスタM6はダイオードをなしている。抵抗R2の両端はそれぞれ引き算回路15に接続され、引き算回路15の出力端は演算増幅回路16の反転入力端に接続され、演算増幅回路16の非反転入力端には、基準電圧Vrefが入力されている。
PMOSトランジスタM15のドレインと接地電圧GNDとの間にはNMOSトランジスタM16が接続され、NMOSトランジスタM16のゲートは演算増幅回路16の出力端に接続されている。PMOSトランジスタM15、M4、M3及びM11はカレントミラー回路を形成しており、演算増幅回路16は、引き算回路15の出力電圧が基準電圧Vrefと同じ電圧になるようにPMOSトランジスタM16の動作制御を行うことにより、PMOSトランジスタM4、M3及びM11から出力される電流の制御を行う。
図7は、引き算回路15の回路例を示した図である。
図7において、引き算回路15は、入力電圧V1から入力電圧V2を減算した電圧(V1−V2)を生成して出力するものであり、PMOSトランジスタM21と、演算増幅回路31と、抵抗R21,R22とで構成されている。
演算増幅回路31の反転入力端には、抵抗R22を介して入力電圧V1が入力されており、演算増幅回路31の非反転入力端には入力電圧V2が入力されている。演算増幅回路31の反転入力端と接地電圧GNDとの間に、PMOSトランジスタM21と抵抗R21が直列に接続され、PMOSトランジスタM21のゲートは演算増幅回路31の出力端に接続されている。PMOSトランジスタM21と抵抗R21との接続部から出力電圧(V1−V2)が出力される。
図8は、引き算回路15の他の回路例を示した図である。なお、図8では、図7と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図8において、引き算回路15は、入力電圧V1から入力電圧V2を減算した電圧(V1−V2)を生成して出力するものであり、演算増幅回路31と、抵抗R25〜R28とで構成されている。
演算増幅回路31の反転入力端には、抵抗R26を介して入力電圧V1が入力されており、入力電圧V2と接地電圧GNDとの間には抵抗R27と抵抗R28が直列に接続されている。抵抗R27と抵抗R28との接続部は演算増幅回路31の非反転入力端に接続され、演算増幅回路31の反転入力端と出力端との間に抵抗R25が接続されている。演算増幅回路31の出力端から出力電圧(V1−V2)が出力される。
次に、図9は、電流制御回路4の他の回路例を示した図であり、図9では、図2と同じもの又は同様のものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明する。
図9における図2との相違点は、電流制御回路4の回路を変えたことにある。
図9の電流制御回路4において、PMOSトランジスタM4は、PMOSトランジスタM3及びM11と共にカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタM4のソースは電源電圧VDDに接続され、PMOSトランジスタM4のゲートは、ドレインに接続されると共にPMOSトランジスタM3及びM11の各ゲートにそれぞれ接続されている。
PMOSトランジスタM4のドレインはNMOSトランジスタM6のドレインに接続され、NMOSトランジスタM6のソースと接地電圧GNDとの間には抵抗R2が接続されている。演算増幅回路16において、反転入力端はNMOSトランジスタM6と抵抗R2との接続部に接続され、非反転入力端には基準電圧Vrefが入力されており、出力端はNMOSトランジスタM6のゲートに接続されている。なお、図9では、NMOSトランジスタM6及び演算増幅回路16が制御回路をなす。
演算増幅回路16は、NMOSトランジスタM6と抵抗R2との接続部の電圧が基準電圧Vrefと同じ電圧になるようにNMOSトランジスタM6の動作制御を行う。NMOSトランジスタM6を流れる電流と同じ電流がPMOSトランジスタM4に流れ、該電流に比例した電流がPMOSトランジスタM3及びM11にそれぞれ流れる。抵抗R1の抵抗値をRとすると、抵抗R2の抵抗値は(α×R)/γであり、基準電圧Vrefの電圧値がVaであることから、PMOSトランジスタM4には(Va×γ)/(α×R)の定電流が流れる。PMOSトランジスタM3のトランジスタサイズはPMOSトランジスタM4の2×α倍であり、抵抗R1を流れる電流値がVa×γ/R、すなわち抵抗R1の両端電圧がγ×Vaであるときに出力信号Soutの信号レベルが反転する。なお、図3から図5の電流制御回路4に、図9で示したような電流制御回路を使用してもよい。
ここで、図9の電圧比較回路1にヒステリシスを設けるようにした場合、図9の回路は図10のようになる。図10における図9との相違点は、図9の差動増幅回路2に抵抗R11とスイッチSW1,SW2を追加し、図9の増幅回路3にインバータ23を追加したことにある。なお、抵抗R11は第3抵抗を、スイッチSW1は第1スイッチ手段を、スイッチSW2は第2スイッチ手段をそれぞれなす。
PMOSトランジスタM3のドレインとPMOSトランジスタM2のソースとの間に抵抗R11を接続し、抵抗R1にはスイッチSW1が、抵抗R11にはスイッチSW2がそれぞれ並列に接続されている。
また、インバータ21の出力端はインバータ23の入力端に接続され、インバータ23の出力端は出力端子OUTに接続されている。スイッチSW1は、出力信号Soutの信号レベルに応じてスイッチングを行い、スイッチSW2はインバータ21の出力信号の信号レベルに応じてスイッチングを行う。このようにすることにより、電圧比較回路1にヒステリシスを設けることができる。なお、図10では、図9の場合を例にして示したが、図2から図5の場合にも適用することができ、この場合も図10と同様であるのでその説明を省略する。
このように、本第1の実施の形態における電圧比較回路は、定電流回路12と差動入力回路11の一方の入力トランジスタM1との間に直列に接続された抵抗R1を備え、電流制御回路4によって、該抵抗R1の両端電圧差が所定値Vaで一定になるように、各入力トランジスタM1及びM2にバイアス電流を供給する定電流回路12をなすPMOSトランジスタM3から出力される電流が制御されるようにした。このことから、しきい値のばらつきを低減させ、入力される2信号の間に所定のオフセット電圧が発生したことを高速かつ高精度に検出することができる。
なお、前記第1の実施の形態における電圧比較回路を半導体集積回路に内蔵するようにしてもよく、このような半導体集積回路は、所定の機能を有する様々な電子機器に使用することができる。
本発明の第1の実施の形態における電圧比較回路の回路構成例を示した図である。 図1の電圧比較回路1の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における電圧比較回路の他の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における電圧比較回路の他の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における電圧比較回路の他の回路例を示した図である。 電流制御回路4の他の回路例を示した図である。 引き算回路15の回路例を示した図である。 引き算回路15の他の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における電圧比較回路の他の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における電圧比較回路の他の回路例を示した図である。 オフセットを有する電圧比較回路の従来例を示した回路図である。
符号の説明
1 電圧比較回路
2 差動増幅回路
3 増幅回路
4 電流制御回路
11 差動入力回路
12 定電流回路
13,14 負荷回路
15 引き算回路
16,31 演算増幅回路
17 基準電圧源
21,23 インバータ
22 OR回路
M1,M2 入力トランジスタ
M3〜M5,M11,M15,M21 PMOSトランジスタ
M6〜M8,M12,M16 NMOSトランジスタ
R1〜R3,R11,R21,R22,R25〜R28 抵抗

Claims (15)

  1. 入力された2つの入力信号の電圧差が所定値以上になったか否かの検出を行い、該検出結果を示す信号を生成して出力する電圧比較回路において、
    制御電極に前記各入力信号が対応して入力される、差動対をなす第1入力トランジスタ及び第2入力トランジスタ、入力された制御信号に応じた第1定電流を生成して該第1入力トランジスタ及び第2入力トランジスタにそれぞれ供給する定電流回路部、及び前記定電流回路部と第1入力トランジスタとの間に接続された第1抵抗を有する1つ以上の差動増幅回路部と、
    前記定電流回路部の動作制御を行い、生成される前記第1定電流の電流値の制御を行う電流制御回路部と、
    を備え、
    前記電流制御回路部は、前記第1抵抗の両端電圧差が前記所定値になるように前記定電流回路部で生成される第1定電流の電流値を制御することを特徴とする電圧比較回路。
  2. 前記電流制御回路部は、
    前記定電流回路部から出力される第1定電流に比例した比例電流を生成し出力する比例電流生成回路と、
    該比例電流生成回路から出力された前記比例電流が流れる第2抵抗と、
    該第2抵抗の両端電圧差を算出して出力する引き算回路と、
    該引き算回路から出力された電圧が所定の基準電圧と同じ電圧になるように前記定電流回路部及び前記比例電流生成回路の動作制御を行う制御回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の電圧比較回路。
  3. 前記第1入力トランジスタに直列に接続された第1負荷回路と前記第2入力トランジスタに直列に接続され第2負荷回路からなり、前記差動対の負荷をなす負荷回路部を備え、
    前記電流制御回路部は、
    前記第2抵抗に直列に接続された、常時オンして導通状態になるように制御電極に信号が入力された第3トランジスタと、
    該第3トランジスタの負荷をなす第3負荷回路と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の電圧比較回路。
  4. 前記電流制御回路部は、
    前記定電流回路部から出力される第1定電流に比例した比例電流を生成し出力する比例電流生成回路と、
    該比例電流生成回路から出力された電流が流れる第2抵抗と、
    該第2抵抗の両端電圧差が所定の基準電圧と同じ電圧になるように、前記比例電流生成回路から出力された電流の該第2抵抗へ流れる電流値を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記定電流回路部は、前記比例電流生成回路から出力される電流に比例した前記第1定電流を生成して出力することを特徴とする請求項1記載の電圧比較回路。
  5. 前記比例電流生成回路はカレントミラー回路の入力側トランジスタからなり、前記定電流回路部は該カレントミラー回路の出力側トランジスタからなることを特徴とする請求項4記載の電圧比較回路。
  6. 前記第2抵抗は、前記第1抵抗と同じ抵抗値であることを特徴とする請求項2又は3記載の電圧比較回路。
  7. 前記第1入力トランジスタ、第2入力トランジスタ及び第3トランジスタは、それぞれ同じトランジスタサイズで同型のMOSトランジスタであることを特徴とする請求項3記載の電圧比較回路。
  8. 前記第1負荷回路、第2負荷回路及び第3負荷回路は、それぞれ同じトランジスタサイズで同型のMOSトランジスタからなることを特徴とする請求項3又は7記載の電圧比較回路。
  9. 前記定電流回路部は、制御電極に入力された前記制御回路からの制御信号に応じた電流を出力する第1トランジスタで構成され、前記比例電流生成回路は、制御電極に入力された前記制御回路からの制御信号に応じた電流を出力する第2トランジスタで構成され、該第2トランジスタは、前記第1トランジスタから出力される電流に比例した前記比例電流を出力することを特徴とする請求項2、3、6、7又は8記載の電圧比較回路。
  10. 前記第1トランジスタ及び第2トランジスタは、同型のMOSトランジスタであり、該第1トランジスタは、第2トランジスタの2倍のトランジスタサイズを有することを特徴とする請求項9記載の電圧比較回路。
  11. 前記定電流回路部と第2入力トランジスタとの間に接続された第3抵抗と、
    前記第1抵抗を短絡させるための第1スイッチ手段と、
    前記第3抵抗を短絡させるための第2スイッチ手段と、
    を備え、
    前記第1スイッチ手段及び第2スイッチ手段は、前記検出結果を示す2値の信号に応じて相反するスイッチング動作を行うことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の電圧比較回路。
  12. 前記第2入力トランジスタと第2負荷回路との間に接続された第4抵抗を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の電圧比較回路。
  13. 複数の前記差動増幅回路部を有する場合、前記電流制御回路部は、各差動増幅回路部に対して、前記第1抵抗の両端電圧差が前記所定値になるように前記定電流回路部で生成される第1定電流の電流値を制御することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12記載の電圧比較回路。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の電圧比較回路を有する半導体集積回路。
  15. 請求項14に記載の半導体集積回路を備えた所定の機能を有する電子機器。
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