JP4947847B2 - 補強盛土用シート - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機械的強度が高く、高さの高い土盛を可能とする補強盛土用シート、及び、補強盛土工法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、築堤、斜面の造成、盛土等による法面の造成が多く行なわれている。盛土、法面の造成においては、盛土の均一な圧密を促進し、あるいは、盛土のすべりによる盛土もしくは法面の崩壊を防止するために、ジオテキスタイル、ジオグリッドと称される土木シートが使用されている。
【0003】
かかる盛土工事は、盛土すべき位置に土木シートを敷設してその上に所定厚さに土盛をした後、さらに土木シートを敷設して土盛を行なう工程を繰り返すことによって幾層にも重ねて盛土が行なわれており、かかる盛土工法は補強盛土工法と称されている。
【0004】
近年は、軟泥地帯の盛土が多くなっていること、あるいは、盛土工事が大規模化して盛土の高さが高くなっていることから、盛土の下底部にかかる荷重が極めて大きくなっており、かかる土木シートとしては、極めて高い引張り強度が要求されるようになっている。
【0005】
また、盛土の安定化を図るために、シートの上下の盛土を連結して一体化させる目的から、土木シートは、補強線条間の間隙の大きい網目状のシートで構成されたものが多く用いられている。
【0006】
かかる工法に使用される土木シート11は、図7(A)に示すように、縦方向の引張り強度を得るために、高強度繊維12、12を芯材として用い、これを合成樹脂13で被覆して格子状のシートとしたものが使用されている。しかし、かかるシートは、施工した際、シートの上下の盛土を連結して一体化させる必要から目の大きなシートとする必要があるため、シート11の横幅当たりの芯材となる繊維12、12の可使量には限度があり、縦方向の引っ張り強度の大きいシートを得ることができなかった。
【0007】
また、土木シート11としては、図7(B)に示すように、多数の縦材用の線条材14、14を編成しながら横材用の線条材15、15と締結あるいは融着させることによって、目の大きい網目状シートを形成して用いられている。しかし、かかるシート11においても、網目の大きなシートとすることによって、シートの上下の盛土を連結させる必要があるため、横方向一定幅に対して縦方向線条材の使用量が制約を受け、横方向一定幅に対する縦方向引っ張り強度を高くすることができないという問題があり、このため、盛土を高くする工事においては、重量がかかる盛土下部には適しないという問題があった。
【0008】
さらにこれらの土木シート11は排水機能がなく盛土内の水を排水し得ないため盛土が軟弱となって、盛土の沈下、あるいは盛土のすべりによる法面の崩壊の問題があり、別途排水材の施工を必要としていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第一の目的は、縦方向の引っ張り強度が極めて高く、高い盛土の下底部にも使用可能な補強盛土用シートを提供するものである。第二の目的は、極めて高い引っ張り強度を有すると共に、施工した際のシートの上下盛土の一体化がよく、盛土内に浸入した水の排水性に優れ、盛土の安定化のよい補強盛土用シートを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために鋭意検討した結果なされたもので、具体的には、合成樹脂を一軸延伸して形成されたストランドを複数本結合して長尺で扁平なベルト体を形成し、該ベルト体を縦横に組み合わせて交差部を結着してなる補強盛土用シートであって、縦用ベルト体を間隔を置いて並列せしめ、その上に該縦用ベルト体に直交する方向に横用ベルト体を間隔を置いて並列することにより、前記縦用ベルト体と前記横用ベルト体との間に所定の大きさの空隙を形成し、さらにその上に下方の前記縦用ベルト体と一致する位置に縦用ベルト体を並列することにより、前記空隙の大きさを変えることなくサンドイッチ構造とし、その交差点を結着することにより、該交差点間の上下の前記縦用ベルト体の間に間隔を形成してなることを特徴とする補強盛土用シートを提供するものである。
【0011】
また本発明は、合成樹脂製のストランドが一軸延伸されたフィルム状体からなる上記の補強盛土用シート、合成樹脂製のストランドがモノフィラメントからなる上記の補強盛土用シート、ベルト体が縦方向に並列された合成樹脂製のストランドを横糸を用いて織製し又は横方向に縫製して形成されたものである上記の補強盛土用シート、ベルト体が縦方向に並列された合成樹脂製のストランドにリボン状の横糸を交差する状態に配設しその交点を接着してなる上記の補強盛土用シート、及び、ベルト体がその表面に皮膜が形成されてなる上記の補強盛土用シートを提供するものである。
【0012】
さらに本発明は、ベルト体の間隔がベルト体の幅より大である上記の補強盛土用シートを提供するものである。
【0013】
さらにまた、縦用ベルト体と横用ベルト体の交差点を縫製によって結合してなる上記の補強盛土用シート、縦用ベルト体と横用ベルト体の交差点を熱融着によって結合してなる上記の補強盛土用シート、補強盛土用シートの横用ベルト体と交差点で結合された縦用ベルト体の表面に皮膜が形成されてなる上記の補強盛土用シート、及び、補強盛土用シートに不織布を添設してなる上記の補強盛土用シートを提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の補強盛土用シート1は、図4に示すように、一軸延伸された合成樹脂製のストランド3を用いて、これを複数本結合して長尺で扁平なベルト体4を形成し、該ベルト体4を、図1に示すように、縦横に組み合わせて交差部を結着してなるものである。
【0015】
ストランド3としては、延伸効果の優れた合成樹脂が用いられ、一般には、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミドを用いることができる。特に耐クリープ性を高めるために高密度ポリエチレン等の熱架橋性の合成樹脂を用いることが望ましい。
【0016】
本発明においてベルト体4を構成するストランド3とは、ベルト体4を構成し得る長尺状物を広く意味し、フィルム状体、紐状体、帯状体、モノフィラメント等の線状体を含むものであり、これらは撚りが付与されたものでもまた撚りのないものであってもよい。
【0017】
ストランド3の構造はいかなるものであってもよく、例えば、合成樹脂フィルムを所定の幅にスリットして一軸延伸することによってテープ状とし、これを集束して用いることができ、また、テープ状体は多数の切れ目を入れたスプリットヤーンとすることもできる。一軸延伸された合成樹脂フィルムは一本を単独で使用することも可能であり、また、数本を束ねて用いることも可能である。
【0018】
また、ストランド3として、一軸延伸された合成樹脂の線条体を束ねたものを使用することができる。線条体としては、その断面形状は任意であり、丸型、長球状、方形、多角形、その他異型体とすることができる。さらに、異種樹脂の混合物を線条に押出し成形し、その樹脂間を分裂せしめてフィブリル化したダンラインを用いることによって結束強度を上げることもできる。
【0019】
ストランド3の太さは、500〜20000デシテックス程度が望ましい。横方向に使用されるベルト体4bを形成するストランド3は縦方向に使用されるベルト体4aを形成するストランド3より細いものを用いることができる。
【0020】
本発明において、補強盛土用シート1の縦、横は、そのシートを敷設したとき、法面と交差する方向を縦方向とし、法面と平行になる方向を横方向とする。従って、本発明における縦横は、シートの形状に基づくものではない。
【0021】
ストランド3は、図4に示すように、一方向に並列してこれを結合して長尺で扁平なベルト体4が形成される。ストランド3を結合する方法としては、図5(A)に示すように、横糸5を用いて織製することによってベルト体4を形成することができる。
【0022】
また、図5(B)に示すように、横糸5を用いて縫製することによってベルト体4を形成することができ、さらにまた、図5(C)に示すように、扁平なリボン状の横糸5をストランド3に交差する方向に配設しこれをストランド3に熱融着し、あるいは、ホットメルト剤を用いて接合することもできる。
【0023】
横糸5を形成する材料としては、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミドを用いることができ、一軸延伸されたものが使用される。
【0024】
また、図5(C)に示すように、扁平なリボン状の横糸5を接合するときは、延伸されたリボン状体の両面に融点の低い熱可塑性樹脂を積層した積層体を用いることができる。横糸5は架橋性の熱可塑性樹脂を用いて架橋しておくことが望ましい。
【0025】
また、目的に応じてストランド3を編込み、製網し、あるいは、組紐することによって扁平なベルト体4を形成することもできる。
【0026】
ベルト体4の幅としては特に制約されるものではないが、縦方向に用いるベルト体については、一般に、1〜20cmとされ、一方、横方向に用いるベルト体については縦方向に用いるベルト体より細いものを使用することができ、一般に、0.5〜10cmとされる。
【0027】
得られたベルト体4の表面には熱可塑性樹脂層を積層したり、熱可塑性樹脂エマルジョンやゴムラテックスをコートすることができる。ベルト体4の表面に積層される熱可塑性樹脂としては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、ポリエステル、ポリアミド等を用いることができる。
【0028】
こうして得られたベルト体4は縦横方向に並設してその交差点を結着することによって補強盛土用シート1が形成される。
【0029】
補強盛土用シート1を形成する方法としては、縦用ベルト体4aが一方向に並列される。この場合、縦用ベルト体4aは間隔を小さく密に並べられてもよいが、図1(A)に示すように、間隔をおいて並列し、その上に該縦用ベルト体4aと直交する方向に横用ベルト体4bが並列されることが望ましく、これによって補強盛土用シート1に開口が形成され、シートの上下の盛土を一体化することができる。縦用ベルト体4aの間隔は、横用ベルト体4bの幅より密になるように並べることが望ましい。
【0030】
ベルト体4の組み合わせ構造としては、図1(A)に示すように、並列された縦用ベルト体4aに交差するように横用ベルト体4bを重ねた格子状としてもよく、また、図1(B)に示すように、並列された縦用ベルト体4aに交差するように横用ベルト体4bを重ねた上にさらに縦用ベルト体4aを先の縦用ベルト体4aに沿わせて並列したサンドイッチ構造とすることもできる。
【0031】
さらに、必要に応じて、図2に示すように、斜め方向のベルト体4cを配設することも望ましい方法である。
【0032】
また、排水性を高める必要のあるときは、不織布等の排水材6を添設することができる。排水材6の添設は、図3に示すように、帯状に裁断された排水材6を縦用ベルト体4aに沿わせることによって行なうことができる。排水材6は補強盛土用シート1の片面であってもよく、両面に添設することもでき、また、ベルト体4の間に介装してサンドイッチ構造とすることもできる。なお、4bは排水材6を抑えるための帯状体である。
【0033】
排水材6の成形材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリル等を用いることができ、これらの繊維を不織布状に形成することによって得ることができる。
【0034】
こうして重ねられたベルト体4は、その交点が結着される。ベルト体4の交点を結着する方法としては、結着用糸7によって交点を縫製することによって行なうことができ、縫製は、図6(A)に示すように、横、縦、あるいは、斜めに一直線に縫製することができ、また、図6(B)に示すように、縦用ベルト体4aに沿って縫製して交点で返しをいれて強化するようにしてもよい。さらに、交差点に円形に縫製することによって結着することもできる。また、ホットメルト剤によって接合することも可能である。
【0035】
こうして縦用ベルト体4aと横用ベルト体4bを結着することによって補強盛土用シート1が得られる。このようにして得られた補強盛土用シート1は必要に応じて縦用ベルト体4aの表面に熱可塑性樹脂を積層したり、熱可塑性樹脂エマルジョンやゴムラテックスをコートすることができ、熱可塑性樹脂あるいはゴムで被覆することによってシート1の剛性を向上することができる。
【0036】
こうして得られた補強盛土用シート1を用いて盛土を行なうときは、図8(A)に示すように、施工現場に搬入して土盛をすべき位置に敷設する。必要に応じて係止具10、10によつてシート1を定着させておくこともできる。係止具10、10としては、クリップ、Uピン、杭、棒等を使用することができる。
【0037】
こうして敷設された補強盛土用シート1の上に盛土が行なわれる。一つの層の盛土の高さは、シート1の縦方向引張り強度と土質、予想される土圧等から計算によって求めることができる。シート1の縦方向長さは、予想される円弧滑り面より充分に奥に達する長さとして、シート1の円弧滑りによる土圧によって盛土内から引き抜かれないように充分な定着長さを持つように配慮される。
【0038】
本発明による盛土作業は、図8(A)に示すように、シート1を、その一端部が造成される法面に達するように平坦に敷設してその上に盛土をした後、再度シート1を敷設してその上に盛土が行なわれる工程を所定回数繰り返して積み重ねることによって必要な高さの土盛を行なった後、必要に応じて法面に植物栽培床、あるいは、コンクリートブロック等の法面保護材8を当て法面保護が行なわれる。この場合、法面保護材8を補強盛土用シート1の法面側端部に結合することによって安定化することができる。
【0039】
また、補強盛土用シート1によって法面保護を行なうときは、図8(B)に示すように、シート1を法面より前方に張り出すように敷設をし、盛土すべき位置に土盛をした後、法面より前方に張り出したシート1を法面を覆うように上方向に引き上げて、盛土の上に廻した後、その上にシート1を敷設して盛土を行なう工程を所要回繰り返して積み重ねることによって盛土が行なわれる。
【0040】
なお、本発明補強盛土用シート1は、排水性機能を必要とするときは、不織布が添設されたシートを用いるか、あるいは、熱可塑性樹脂等によって表面が被覆されていないベルト体4を使用することが望ましく、これによって盛土内の水分をシート1を通して盛土の法面に排出することができ、盛土を早期に安定化させることができる。
【0041】
【実施例】
(実施例1)
ポリプロピレン(日本ポリケム社製)を溶融押出機を用いて、インフレーション成形法によってフィルムを成形し、レザーを用いてスリットした。スリットされた樹脂テープは温度110〜120℃の熱板上で7倍に延伸した後、温度120度の熱風循環式オーブン内で6%の弛緩熱処理を行ない、ワインダーに巻き取った。得られた延伸テープの単糸繊度は3300dt、糸幅は17mmであった。
【0042】
得られた延伸テープを表1に示す本数を用いて平行に引き揃え、これを1100dtのポリプロピレンモノフィラメントを用いて、織り機によって織製して表1に示すように25〜30mm幅のベルト体を得た。
【0043】
得られたベルト体を、14本/m、又は、18本/mの間隔で平行に並べその上部に先のベルト体に直交する方向に10本/mの間隔に横用ベルト体を平行に並べその交差点を縫製して結着した。なお、実施例4〜6は、横用ベルト体の上にさらに縦用ベルト体を並列してサンドイッチ構造としたものである。得られた補強盛土用シートの特性を試験した結果を表1に示す。
【0044】
【発明の効果】
本発明は、かかる構成からなるから、縦方向の引張り強度が高く、大きな土圧がかかる高い盛土工事の下底部にも使用することができ、また、引き抜き力に対する抵抗力が強く、盛土の円弧すべりの発生を効果的に防止することができる。
【0045】
また、上下の土を一体化できるシートを得ることができ良好に圧密することができ、さらに、本発明は、排水機能を付与させることができ、盛土中の水は外部に導出され強固で安定した盛土を形成することができる。
【0046】
【表1】
Figure 0004947847

【図面の簡単な説明】
【図1】本発明補強盛土用シートを示す斜視図
【図2】補強盛土用シートの他の例を示す平面図
【図3】補強盛土用シートのさらに他の例を示し、(A)は側面図、(B)はその平面図
【図4】ベルト体の構成を示す斜視図
【図5】ストランドの結合方法を示す説明図
【図6】ベルト体の交差点の結着方法を示す平面図
【図7】従来の土木シートを示す斜視図
【図8】補強盛土用シートを用いた施工例を示す縦断面図
【符号の説明】
1:補強盛土用シート
3:ストランド
4:ベルト体
4a:縦用ベルト体
4b:横用ベルト体
5:横糸
6:排水材
7:結合用糸
8:法面保護材
10:係止具

Claims (11)

  1. 合成樹脂を一軸延伸して形成されたストランドを複数本結合して長尺で扁平なベルト体を形成し、該ベルト体を縦横に組み合わせて交差部を結着してなる補強盛土用シートであって、
    縦用ベルト体を間隔を置いて並列せしめ、その上に該縦用ベルト体に直交する方向に横用ベルト体を間隔を置いて並列することにより、前記縦用ベルト体と前記横用ベルト体との間に所定の大きさの空隙を形成し、さらにその上に下方の前記縦用ベルト体と一致する位置に縦用ベルト体を並列することにより、前記空隙の大きさを変えることなくサンドイッチ構造とし、その交差点を結着することにより、該交差点間の上下の前記縦用ベルト体の間に間隔を形成してなることを特徴とする補強盛土用シート。
  2. 合成樹脂製のストランドが一軸延伸されたフィルム状体からなる請求項1記載の補強盛土用シート。
  3. 合成樹脂製のストランドがモノフィラメントからなる請求項1記載の補強盛土用シート。
  4. ベルト体が、縦方向に並列された合成樹脂製のストランドを横糸を用いて織製し又は横方向に縫製して形成されたものである請求項1〜3のいずれかに記載の補強盛土用シート。
  5. ベルト体が、縦方向に並列された合成樹脂製のストランドにリボン状の横糸を交差する状態に配設し、その交点を接着してなる請求項1〜3のいずれかに記載の補強盛土用シート。
  6. ベルト体が、その表面に皮膜が形成されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の補強盛土用シート。
  7. ベルト体の間隔が、ベルト体の幅より大である請求項1〜6のいずれかに記載の補強盛土用シート。
  8. 縦用ベルト体と横用ベルト体の交差点を縫製によって結着してなる請求項1〜のいずれかに記載の補強盛土用シート。
  9. 縦用ベルト体と横用ベルト体の交差点を熱融着によって結着してなる請求項1〜のいずれかに記載の補強盛土用シート。
  10. 補強盛土用シートの横用ベルト体と交差点で結着された縦用ベルト体の表面に皮膜が形成されてなる請求項1〜のいずれかに記載の補強盛土用シート。
  11. 補強盛土用シートに不織布を添設してなる請求項1〜10のいずれかに記載の補強盛土用シート。
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