JP4316184B2 - 盛土工事用マット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高さの高い土盛、あるいは、軟弱地盤の埋め立てに適する、機械的強度の高い盛土工事用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、築堤、斜面の造成、盛土等による法面の造成が多く行なわれており、盛土、法面の造成においては、盛土の均一な圧密を促進し、あるいは、盛土のすべりによる盛土もしくは法面の崩壊を防止するために、ジオテキスタイル、ジオグリッドと称される盛土工事用マットが使用されている。
【0003】
かかる盛土工事は、盛土すべき位置に盛土工事用マットを敷設してその上に所定厚さに土盛をした後、さらに盛土工事用マットを敷設して土盛を行なう工程を繰り返すことによって幾層にも重ねて盛土が行なわれており、かかる盛土工法は補強盛土工法と称されている。
【0004】
近年は、軟泥地帯の盛土が多くなっていること、あるいは、盛土工事が大規模化して盛土の高さが高くなっていることから、盛土の下底部にかかる荷重が極めて大きくなっており、かかる用途に使用される盛土工事用マットとしては、極めて高い引張り強度が要求されるようになっている。
【0005】
また、盛土の安定化を図るために、マットの上下の盛土を連結して一体化させる目的から、盛土工事用マットは、補強用線条体間の間隙の大きい網目状のマットで構成されたものが多く用いられている。
【0006】
かかる工法に使用される盛土工事用マット11は、図6に示すように、縦方向の引張り強度を得るために、高強度繊維12、12を芯材として用い、これを合成樹脂13で被覆して格子状のマットとしたものが使用されている。しかし、かかるマットは、施工した際、マットの上下の盛土を連結して一体化させる必要から目の大きなマットとする必要があるためにマット11の横幅当たりの芯材となる繊維12、12の可使量には限度があり、縦方向の引っ張り強度の大きいマットを得ることができなかった。
【0007】
盛土工事マットとして、熱可塑性合成樹脂製のフラットヤーンを織成した織布を用いたときは、柔軟で敷設が容易であること、応力緩和性を有することの面では優れているが、織布の上下の土を切断するために地すべりが生じ易く、また、土中から引抜く力に対する抵抗力が乏しくなるために、用途が制約される問題があった。
【0008】
さらに、近年は、水分の多い軟弱地盤の埋め立て工事が増加しており、軟弱地盤に直接に土を盛ると軟泥土壌はその荷重によってその外側に流動して地盤が沈下するため、水分の多い軟弱地盤の埋め立てにおいては、織布等の盛土工事用マットを敷設し、その上に土を盛ることが行なわれている。しかし、この場合にも、重機が入って作業するためには、引張り強度の高い盛土工事用マットが必要とされている。
【0009】
このため、引張強度が高く、また、引抜力に対する抵抗力の大きい盛土工事用マットの開発が要請されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、引っ張り強度が極めて高く、また、引抜抵抗に優れ、高い盛土の下底部にも使用でき、また、軟弱地盤の埋め立て工事において、重機の荷重にも耐える盛土工事用マットを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために鋭意検討した結果なされたもので、具体的には、盛土すべき位置に敷設され、その上に所定厚さに土盛を行う補強盛土工法に使用される盛土工事用マットであって、繊度1000〜7000dt、引張強度5〜70Kgfの一軸延伸された熱可塑性合成樹脂製のフラットヤーンを用い、複数の前記フラットヤーンを重ね合わせて各経糸を形成し、複数の前記フラットヤーンを重ね合わせて形成した各緯糸を織り込んだ重ね織りによって織製されたマット状体からなり、肉厚部と表裏間を連通する空隙部とを有し、引張強度が500Kgf/30mm以上、厚みが3mm以上とされてなることを特徴とする盛土工事用マットを提供するものである。
【0012】
また、本発明は、フラットヤーンが密に組合された肉厚部が前後左右に繰り返して配設され、その間に表裏に連通する空隙部が形成されてなる上記の盛土工事用マット、及び、マット状体の肉厚部が、断面において下から、1本以上の緯糸、2本以上の経糸、2以上の緯糸、1本以上の経糸がこの順位に配設されて構成されたブロックAと、断面において下から、1本以上の経糸、2本以上の緯糸、2以上の経糸、1本以上の緯糸がこの順位に配設されて構成されたブロックBとが、前後左右に交互に繰り返して配設され、かつ、各ブロック間に空隙部が形成されてなる上記の盛土工事用マットを提供するものである。
【0013】
さらに、本発明は、熱可塑性合成樹脂がポリオレフィンからなる上記の盛土工事用マット、マット状体が熱処理によってフラットヤーン間ないし経糸、緯糸間が熱溶着されてなる上記の盛土工事用マット、及び、横方向に所定の間隔をおいて、色の異なるフラットヤーンを折り込んで目印線を形成してなる上記の盛土工事用マットを提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の盛土工事用マットは、一軸延伸された熱可塑性合成樹脂製のフラットヤーンを、肉厚部と表裏に連通する空隙部とが形成されるように編織して形成されたマット状体によって構成される。
【0015】
フラットヤーンとしては、延伸効果の優れた熱可塑性合成樹脂が用いられ、一般には、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレンブロック共重合体等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミドを用いることができる。なかでも高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンが好ましい。
【0016】
本発明においてフラットヤーンは、撚りが付与されたものであっても、また、撚りのないものであってもよく、さらに、編組されて紐状又は帯状とされたもの、あるいは複数本が撚り合わされてロープ状とされたものであってもよい。一般には、一軸延伸された合成樹脂フィルムを所定の幅にスリットしてこれを幅方向に集束して用いられる。
【0017】
フラットヤーンを形成する熱可塑性合成樹脂には、目的に応じて各種の添加剤を添加することができる。具体的には、フェノール系、有機ホスファイト系、ホスナイトなどの有機リン系、チオエーテル系等の酸化防止剤;ヒンダードアミン系等の光安定剤;ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート系等の紫外線吸収剤;ノニオン系、カチオン系、アニオン系等の帯電防止剤;ビスアミド系、ワックス系、有機金属塩系等の分散剤;アミド系、ワックス系、有機金属塩系、エステル系等の滑剤;含臭素有機系、リン酸系、三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、赤リン等の難燃剤;有機顔料;無機顔料;無機充填剤、有機充填剤等が挙げられる。
【0018】
これらの添加剤は、適宜組み合わせられてフラットヤーンを形成する材料組成物を製造するいずれかの工程で配合される。添加剤の配合は、従来の公知の二軸スクリュー押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキシングロール等の混練装置を用いて所定割合に混合して、これを溶融混練して調製してもよいし、高濃度のいわゆるマスターバッチを作製し、これを希釈して使用するようにしてもよい。
【0019】
フラットヤーンの成形方法としては、特に制約はなく、押出し成形法を利用することができ、Tダイを用いた押出し成形法、インフレーション成形法、カレンダー法等を用いて熱可塑性合成樹脂フィルムを成形し、得られたフィルムを延伸後、又は延伸する前にスリットすることによって長尺のフラットヤーンを得ることができる。
【0020】
延伸は、熱ロールによる延伸、熱板による延伸、熱風炉による延伸等によって行なうことができる。延伸倍率は、3〜15倍、好ましくは7〜12倍程度が望ましい。フラットヤーンの太さは、繊度1000〜7000dt、好ましくは1500〜5000dt程度とされ、引張強度が5〜70Kgf、好ましくは、8〜60Kgfのフラットヤーンとされる。
【0021】
フラットヤーン7としては、図4(A)に示すように、熱可塑性樹脂の単層体であってもよく、また、図4(B)、(C)に示すように、基層8となる熱可塑性樹脂の片面又は両面に表面層9を積層した積層体を用いることができる。
【0022】
表面層9は、親水性化等の表面改質層、あるいは、接合層として機能させることができ、接合層として機能させるときは、基層8となる熱可塑性樹脂より融点の低い熱可塑性樹脂が使用される。融点の低い熱可塑性樹脂としては、高圧法低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリルアミド等を使用することができ、基層8となる熱可塑性樹脂との関係でより融点が低いものが選択される。
【0023】
基層8となる樹脂層と表面層9の積層は、自体公知の方法で行なうことができ、予め基層8となるフルムと表面層9となるフルムを成形し、ドライラミネート法や熱ラミネート法を用いて複層化する手段や、予め成形した基層8となるフルム上に表面層9を形成する熱可塑性合成樹脂を押出ラミネートする方法、あるいは、多層共押出法により積層体として押出成形するなどの公知の手段から適宜選択して用いればよいが、成形の容易さやコスト面、並びに、製品の各層間の接着性の点では、多層共押出法によって基層8と表面層9の積層体を一段で得る方法が望ましい。
【0024】
また、延伸してフラットヤーン7とする手段としては、基層8となるフルムを一軸方向に延伸した後表面層9となる合成樹脂を積層し、これをテープ状にスリットしてもよく、あるいは、基層8と接合層9が積層されたフィルムをスリットした後一軸方向に延伸することによって得ることもできる。
【0025】
フラットヤーン7は、図1に示すように、編織されてマット状体2が形成されて盛土工事用マット1とされる。
【0026】
マット状体2は、図1に示すように、肉厚部3が前後左右に配設され、肉厚部3の角部の間にマット状体2の表裏を連通する空隙部4が形成されている。本発明において空隙部とは、経糸、緯糸間に形成された隙間を意味する。
【0027】
肉厚部3と空隙部4を有するマット状体2を形成する方法はいかなる方法であってもよく、必要間隔位置に、経糸間、緯糸間に間隙が生じるように平織りした後、経糸と緯糸を接合することによって形成することができるが、肉厚部3を嵩高として肉厚を大きくするためには、複数のフラットヤーン7を重ね合わせて各経糸を形成すると共に、各緯糸には複数本のフラットヤーン7を重ねて織り込んだ重ね織りとすることが好ましい。
【0028】
また、経糸と緯糸とを固く組み合わせて引き締まった肉厚部を形成するためには、次の織構造とすることが望ましい。
【0029】
すなわち、図1に示すように、肉厚部を構成するブロックAとブロックBが形成され、前後左右に交互に配列されることによってマット状体2が形成される。ブロックAとブロックBは、図2(A)に示すように、経糸3本と緯糸3本を一組として構成され、ブロックAは、断面において、最下段に緯糸5aが位置し、その上に経糸6b、6cが位置し、経糸6b、6cの上には緯糸5b、5cが配設され、最上段には経糸6aが位置するように織成される。ブロックAの隣接位置にはブロックBが形成され、ブロックBは、断面において、最下段に経糸6aが位置し、その上に緯糸5b、5c、その上に経糸6b、6cが位置し、最上段には緯糸5aが位置するように織成される。
【0030】
緯糸5aは、経糸6b、6cの2本を跨いだ後、マット状体2の反対面に引出されて織布構造が構成される。また、図2(B)から明らかなように、経糸6aも同様に緯糸5b、5cの2本を跨いだ後反対面に引出されている。
【0031】
かかる構成とすることによって、緯糸5と経糸6は、最上段と最下段とを交互に行き来する緯糸5aと経糸6aによって締付けられて、各緯糸5と経糸6が密に組合される結果となって、強固に結合されたブロックAとブロックBが形成され、嵩高の肉厚部3を構成すると共に、その間に空隙部4が形成される。なお、図2、及びその説明は、90度回転してみた場合、すなわち、緯糸5と経糸6を置き換えた場合にも全く同様の構造となる。
【0032】
図2は、緯糸、経糸が3本一組として織成されているが、本数はさらに増加することができ、例えば、図3に示すように、緯糸、経糸を5本一組として2本と3本に分けて織製することによって形成することもできる。
【0033】
また、図2は、緯糸/経糸/緯糸/経糸、又は、経糸/緯糸/経糸/緯糸からなる4段構成で形成されているが、6段構成、8段構成とすることも可能である。
【0034】
こうして、肉厚部3と空隙部4が形成されたマット状体2が形成され、盛土工事用マット1として使用されるが、盛土工事用マット1に引抜力が作用した際に、緯糸、経糸がずれないようにするために、必要により、熱風等で加熱することによって、緯糸、経糸間を熱溶着することができ、また、好ましい方法である。
【0035】
盛土工事用マット1は、肉厚(最大部)が3mm以上とされ、引張強度が500Kgf/30mm以上とされる。
【0036】
また、盛土工事用マット1には、所定の間隔をもって色違いのフラットヤーンを織り込むことによって目印線を形成することができ、目印線を形成することによって、敷設する際の位置合わせ、切断する際の案内線とすることができる。なお、目印線は、ペイントで表記できることもできる。
【0037】
こうして得られた盛土工事マット1を用いて盛土を行なうときは、図5(A)に示すように、施工現場に搬入して土盛をすべき位置に敷設する。必要に応じて係止具10、10によって盛土工事用マット1を定着させておくこともできる。係止具10、10としては、クリップ、Uピン、杭、棒等を使用することができる。
【0038】
こうして敷設された盛土工事マット1の上に盛土が行なわれる。一つの層の盛土の高さは、盛土工事用マット1の縦方向引張り強度と土質、予想される土圧等から計算によって求めることができる。盛土工事用マット1の縦方向長さ(図においては左右)は、予想される円弧滑り面より充分に奥に達する長さとして、盛土工事用マット1の円弧滑りによる土圧によって盛土内から引き抜かれないように充分な定着長さを持つように配慮される。
【0039】
本発明による盛土作業は、図5(A)に示すように、盛土工事用マット1を、その一端部が造成される法面に達するように平坦に敷設してその上に盛土をした後、再度盛土工事用マット1を敷設してその上に盛土が行なわれる工程を所定回数繰り返して積み重ねることによって必要な高さの土盛を行なった後、必要に応じて法面に植物栽培床、あるいは、コンクリートブロック等の法面保護材16を当て法面保護が行なわれる。この場合、法面保護材16を盛土工事マット1の法面側端部に結合することによって安定化することができる。
【0040】
また、盛土工事マット1によって法面保護を行なうときは、図5(B)に示すように、盛土工事用マット1を法面より前方に張り出すように敷設をし、盛土すべき位置に土盛をした後、法面より前方に張り出した盛土工事用マット1を法面を覆うように上方向に引き上げて、盛土の上に廻した後、その上に盛土工事用マット1を敷設して盛土を行なう工程を所要回繰り返して積み重ねることによって盛土が行なわれる。
【0041】
軟弱地盤の埋め立てにおいては、軟弱地盤上に盛土工事マット1を敷設し(図示せず)、その上に土盛りを行うことによって実施する。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、かかる構成からなるから、引張り強度が高く、大きな土圧がかかる高い盛土工事の下底部にも使用することができ、また、肉厚部と空隙部によって形成されているから引き抜き力に対する抵抗力が強く、盛土の円弧すべりの発生を効果的に防止することができ、また、重機が入ったときにも、ずれが生じることがなく、大きな荷重にも耐えることができる。
【0043】
さらに、クッション性に優れており、局部的荷重による集中応力を緩和することができるため、破断の発生を防止することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明盛土工事用マットを示す平面図
【図2】(A)、(B)、(C)はフラットヤーンの織成構造を示す縦断面図
【図3】フラットヤーンの織成構造の他の例を示す縦断面図
【図4】フラットヤーンの例を示す縦断面図
【図5】(A)、(B)は本発明盛土工事用マットを用いた補強盛土工法を示す縦断面図
【図6】従来の盛土工事用マットを示す斜視図
【符号の説明】
1:盛土工事用マット
2:マット状体
3:肉厚部
4:空隙部
5:緯糸
6:経糸
7:フラットヤーン
8:基層
9:表面層
10:係止具

Claims (6)

  1. 盛土すべき位置に敷設され、その上に所定厚さに土盛を行う補強盛土工法に使用される盛土工事用マットであって、繊度1000〜7000dt、引張強度5〜70Kgfの一軸延伸された熱可塑性合成樹脂製のフラットヤーンを用い、複数の前記フラットヤーンを重ね合わせて各経糸を形成し、複数の前記フラットヤーンを重ね合わせて形成した各緯糸を織り込んだ重ね織りによって織製されたマット状体からなり、肉厚部と、表裏間を連通する空隙部とを有し、引張強度が500Kgf/30mm以上、厚みが3mm以上とされてなることを特徴とする盛土工事用マット。
  2. フラットヤーンが密に組合された肉厚部が前後左右に繰り返して配設され、その間に表裏に連通する空隙部が形成されてなる請求項1に記載の盛土工事用マット。
  3. マット状体の肉厚部が、断面において下から、1本以上の緯糸、2本以上の経糸、2以上の緯糸、1本以上の経糸がこの順位に配設されて構成されたブロックAと、断面において下から、1本以上の経糸、2本以上の緯糸、2以上の経糸、1本以上の緯糸がこの順位に配設されて構成されたブロックBとが、前後左右に交互に繰り返して配設され、かつ、各ブロック間に空隙部が形成されてなる請求項1又は2記載の盛土工事用マット。
  4. 熱可塑性合成樹脂がポリオレフィンからなる請求項1、2又は3記載の盛土工事用マット。
  5. マット状体が、熱処理によってフラットヤーン間ないし経糸、緯糸間が熱溶着されてなる請求項1〜のいずれかに記載の盛土工事用マット。
  6. 横方向に所定の間隔をおいて、色の異なるフラットヤーンを折り込んで目印線を形成してなる請求項1〜のいずれかに記載の盛土工事用マット。
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