JPS6023725B2 - 土木用材料 - Google Patents

土木用材料

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JPS6023725B2
JPS6023725B2 JP17068080A JP17068080A JPS6023725B2 JP S6023725 B2 JPS6023725 B2 JP S6023725B2 JP 17068080 A JP17068080 A JP 17068080A JP 17068080 A JP17068080 A JP 17068080A JP S6023725 B2 JPS6023725 B2 JP S6023725B2
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JP
Japan
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net
water
permeable sheet
civil engineering
continuous filaments
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Expired
Application number
JP17068080A
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English (en)
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JPS5796114A (en
Inventor
光雄 伊藤
欣吉 高田
通夫 加賀宇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Boseki KK
Tanaka Ltd
Original Assignee
Daiwa Boseki KK
Tanaka Ltd
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、海岸、港湾、水路、堤防、盛士等の洗堀防止
、不等沈下防止、吸出防止、地盤安定などを目的とせる
土木用材料、更に詳しくは速水性シート状物の少なくと
も片面に耐藤性に富んだ合成樹脂のネット状構造物が接
合されてなる排水性を備えた高強度の土木用材料に関す
るものである。
従来、例えばブロックや捨石による護岸などの吸出防止
、不等沈下防止、あるいはシガラ工事等には、比較的太
い鉄線によって作られた菱形網目と強籾な布局とが適宜
の接合材料によって止着されたシート材料が用いられて
いる。
かかるシート材料に金網と布毎という相異なる材質によ
って構成されていることから両者を不可分に接合するこ
とが困難であり、したがって通常、金網と布局とを別個
に準備し、手作業によって両者を童合止着しているのが
実情である。このため、上記したシート材料を構成する
ための労務賀が著しく嵩んで工事費の高騰を召し、てい
るばかりでなく、両者を接合するための多数の接合材料
を必要とし、更に使用中に金網表層の耐蝕生皮膜の1部
が破損した場合には内部鉄線が腐蝕して強度低下をきた
すという憂いがあり、業界において上記した各事項が改
善された土木用材料が強く要望されている。本発明は上
述した要望に対応してなされたものであって、合成樹脂
によって形成されているネット状構造物と速水性シート
状物とが整然とした形態で可後性を阻害することなく接
合され、前述した各種の工事用に好適な機能を備えた土
木用材料を提供するものであって、添付図面にその実施
例を示したごとく、少なくとも片側面に熱可塑性合成重
合体が5%以上含有してなる通水性シート状物1の少な
くとも片側面に、熱可塑性合成重合体によって成形され
た見掛けの線径が2〜gh/m網目空間面積が8の以上
のネット状機造物2が重合され、更にその上に直径0.
2〜1.8h/mの多数の熱可塑性合成重合体の連続線
条3が重ねられ、上記速水性シート状物1と上記連綾線
条3とが上記ネット状構造物2の網目部分において接着
されてなり、上記ネット状構造物2が通水性シート状物
1上に上記由重綾線条3によって接合止着されてなるも
のである。本発明における上記通水性シート状物1とし
ては用途によって選定されるものであるが、ヤシ繊維、
シュロ等の耐蝕性天然繊維、あるいはポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維
、またはこれらの混合物からなる繊維をシート状に展延
したのち、樹脂含浸やニードルバンチング等の方法によ
って強化したもの、あるいはスパンボンド方式によて得
られた不織布シート、織物構造物などの通水性を具備し
たものが適用でき、該通水性シート状物1の少なくとも
ネット状構造物2との姿合両側には、上審査塵綾線条3
と熱接着可能な合成重合体、例えば上記連続線条3同系
の熱可塑性合成重合体繊維、あるいは適当な熱接着性樹
脂を5%以上含有せしめたものを使用する。
またネット状構造物2としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリアミド等の熱可塑性合成重合体を押出成
形して各交差部が一体的に溶着してなる高い引張強度を
備えたものが望ましく、網目は方形、亀甲形をなし、見
掛けの線径が2〜8h/m網目空間面積が8の以上を有
する網目の粗なものが好適である。
また更に上記した連続線条3としては、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の
熱可塑性合成重合体の単体溶融物、または2種以上の複
合溶融物が孔径0.2〜2.0m/mの多数の紡糸ノズ
ルを有する紡糸口金より紙出されたものを直接使用する
とよい。
上記した通水性シート状物1とネット状構造物2とが連
続線条3によって接合された土木用材料は、次のように
して製造される。即ち、第4図に略示したごとく熱可塑
性合成重合体の溶融物を孔径0.2〜2.仇h/mの多
数の紡糸ノズルを有する抜糸口金4より連続線条3とし
て紡出し、該紡糸口金4の下方において上記連続線条3
の落下速度とほぼ等しいか、またはそれよりも遅い速度
で搬送体5を矢印方向に移動させ、該搬送体5上に前述
したごとく、少なくとも片面側に熱可塑性合成重合体が
5%以上含有してなる通水性シート状物1の上面にネッ
ト状構造物2を重ね合せながら供g貧し、上記抜糸口金
4から紡出された連続線条群3,3を未だ固化せざる間
に該通水性シート状物1とネット状構造物2上に落下せ
しめて積載し、議運続線条群3,・3の少なくとも核通
水性シート状物1とをネット状構造物2の樹目部分にお
いて愛着させることによって連続的に得ることができる
。上記したネット状構造物2の網目部分における速水性
シート状物1と連続線条群3,3との接着は、該連続線
条群3,3自体の溶融残存熱によって自然に行なわしめ
てもよく、また落下せしめた連続線条群3,3が固化せ
ざるうちに適宜押圧袴6をネット状構造物2の網目部分
に作用させ、該連続線条群3,3を通水性シート状物1
に向って押圧させることによって強制的に接着7せしめ
てもよい。
まだ更に上記した自然接着による接着力が不充分な場合
には、加熱された適宜の棒状体8をネット状構造物2の
網目部分に押圧作用せしめて積極的に加熱接着をなして
もよい。上記した連続線条体3の紡出落下速度と上記搬
送体5の移動速度とがほぼ等しい場合には、栃出された
連続線条群3,3は第6図に示したごとく通水性シート
状物1とネット状構造物2上に略々平行状態をなして積
載される。
そして上記搬送体5の移動速度が連続線条体3の落下速
度よりも遅くなした場合には、第1図および第3図に示
したごとく、該連続線条群3,3は通水性シート状物1
およびネット状構造物2上に不規則な絹状をなして積載
され、その積載時に連続線条群3,3は相互にそれぞれ
の交差点において自己融着される。したがって通水性シ
ート状物1とネット状構造物2とが強固に止着された土
木用材料を欲する場合には、上記後者の方法が望ましく
、更に前記した強制的接着手段あるいは積極的な加熱接
着手段を付加することが好ましい。また、上記のごとく
して得られた通水性シート状物1の片側面にネット状構
造物2が接合されたシート状材料をそのネット面を下面
となし、通水性シート状物の他の面に新たにネット状構
造物を重ね合せながら前記搬送体5上に再供V給し、前
述した方法によって連続線条体3をその上に積載すれば
、通水性シート状物の両面にネット状構造物が接合され
た土木用材料を得ることができる。
以上のように本発明による±木用材料は、少なくとも片
側面に熱可塑性合成重合体が5%以上含有してなる通水
性シート状物1の少なくとも片側面に、熱可塑性合成重
合体によて成形された見掛けの線径が2〜跡/m、網目
空間面積が8の以上のネット状構造物2が重ね合され、
更にその上に直径0.2〜1.弧/mの多数の熱可塑性
合成重合体の連続線条3が重ねられ、上記通水性シート
状物1と上記連続線条3とが上記ネット状構造物の網目
部分において接着されてなるものであるから、通水性シ
ート状物1とネット状構造物2とが通水性シート状物1
の炉過機能を窺うことなく両者が強固に接合され、通水
性シート状物1ネット状構造物との抗張力とが加算され
て極めて強大な抗張力を備え、更にネット状構造物2側
の面に直径が0.2〜1.風/mの合成重合体連続線条
群3.3が網目状に存在していることから、例えば捨石
等による外部からの衝撃に対して通水性シート状物1を
効果的に保護する。そして強大な抗張力と通水性を備え
ているから、軟弱地盤や堤防斜面あるいは土砂止めなど
の安定化工事用として好適となり土木用として優れた効
を発揮する。実施例 ポリプロピレンと少量のエチレン共重合体(メルトィン
デックス16)の溶融物を孔径1.皿/mのノズルが間
隔1皿/mをおいて千鳥状に200個列設した長方形の
紡糸口金4より直径0.8〜1.仇h/mの連続線条と
して落下速度約am/分でもつて紡出し、該鮫糸口金4
の約2&淋下方においてエンドレスベルト状の搬送体5
を毎分0.8rの速度で移動させ、該搬送体5上に、ポ
リプロピレン繊維60%とその他の繊維40%とが混合
されてなる厚さ約1仇m/m、目付量約50雌/〆の通
水性ニールドフェルトの上面に、ポリエチレン樹脂によ
って成形された見掛の線径が4m/m網目空間面積が1
6地の方形網目を有するネット状構造物2を重ねながら
供給し、上記紡糸口金4から紙出された連続線条群3,
3を上記ニールドフヱルトおよびネット状構造物上に不
規則な網状となして約40舷/あの目付量でもつて落下
積載せしめ、その積載時に連続線条群3,3相互をそれ
ぞれの交差点にいて自己敵着させた。
その結果、上記遵腕線条群3,3は第1図および第3図
に示したごとくネット状構造物上においてループ状に横
切って延び、該連続線条群3,3と上記ニールドフェル
トとはネット状構造物2の網目部分において自然接着さ
れ、その後着力(剥離強度)は約0.4k9/1比がで
あった。
また、上記実施例に従ってニールドフェルトおよびネッ
ト状構造物上に薫競線条群を落下積載し、ニールドフェ
ルト上に落下した連続線条群が固化せざる間に第4図に
示したごと〈直径18h/mの押圧綾6をネット状構造
物の網目部分において作用せしめてニールドフェルト上
の連続線条群の1部を該ニールドフェルトに向って押圧
して強制的に接着7せしめた。その結果、押圧部分の連
続線条群は偏平化されてニードルフェルトの表層繊維に
強固に接着され、その剥離強度は上記1つの押圧部分当
り約3.8〜4.0k9/似あという好結果が得られた
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示したものであって、第1図は
斜視図、第2図は断面図、第3図は他の実施例を示した
平面図、第4図は製造工程の簡略説明図、第5図はスポ
ット的に強制接着せしめた平面図、第6図は更に他の実
施例を示した斜視図、第7図は使用状態の1例を略示し
た斜視図である。 1は通水性シート状物、2はネット状構造物、3は連続
線条。 株1図 第2図 係3図 簾4図 孫づ図 簾6図 嫌7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも片側面に熱可塑性合成重合体が5%以上
    含有してなる通水性シート状物の少なくとも片側面に、
    熱可塑性合成重合体によつて成形された見掛けの線径が
    2〜5m/m網目空間面積が8cm^2以上のネツト状
    構造物が重ね合され、更にその上に直径0.2〜1.5
    m/mの多数の熱可塑性合成重合体の連続線条が重ねら
    れ、上記通水性シート状物と上記連続線条とが上記ネツ
    ト状構造物の網目部分において接着されてなる土木用材
    料。 2 上記通水性シート状物とネツト状構造物との上に重
    ねられた上記連続線条が不規則な網目状をなし、相互の
    交差点が自己融着してなる前記特許請求の範囲第1項記
    載の土木用材料。 3 上記通水性シート状物とネツト状構造物との上に重
    ねられた上記連続線条がほぼ平行に延びている前記特許
    請求の範囲第1項記載の土木用材料。 4 上記通水性シート状物とネツト状構造物との上に重
    ねられた上記連続線条が、該ネツト状構造物の網目部分
    において部分的に強制接着されてなる上記特許請求の範
    囲第1項記載の土木用材料。
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