JP3423390B2 - 土木用材料 - Google Patents

土木用材料

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は盛土の補強や、軟弱地盤
の埋立地の表層安定工に適した補強材や、海岸や河川の
根固め、沈床、洗堀防止などの土木用材料に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】盛土補強や、軟弱地盤埋立地の表層安定
工に用いられる補強材としては、熱可塑性合成重合体か
らなるフィルムを二軸延伸した格子状シート(商品名:
テンサー 三井石油化学産資(株)製)や、ポリエチレ
ンやポリプロピレン等の成型品であるネット(商品名:
トリカルネット タキロン(株))等の格子状に補強構
造をもつ通水性補強シートが汎用されている。さらに土
壌の吸出防止や、排水のために不織布などの通水性シー
トが併用されることもある。
【0003】一方、海岸や河川の根固め、沈床、洗堀防
止等には不織布等の通水性シートが用いられており、ま
た、金網やネットで補強された不織布シートも提案され
ている。本願出願人も、特公昭60−23724号公報
や特公昭60−23725号公報において、不織布と金
網やネットを複合一体化し、さらに合成連続線条体で補
強せしめた土木用材料を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、盛土や
軟弱地盤埋立地の表層安定工の際に用いられる前述の格
子状シート状物は土壌との絡まりが弱く、補強効果が十
分でないという問題がある。また土壌の吸出防止と排水
のために不織布等の通水性シートを用いる場合、まず通
水性シートを展開敷設してからネット等の補強シートを
展開敷設する、つまり展開敷設作業を二度必要とするの
で作業能率が悪く、このことは作業現場において憂慮す
べき問題となっている。
【0005】一方、沈床防止や洗堀防止等に用いられる
不織布シートは、剛性がないため、水中での展開敷設に
手間取るといった問題や、コンクリート等の重量物をそ
の上に沈設すると、その重みに耐えきれずに不織布が破
損してしまい十分な沈床防止効果を得ることができない
という問題があった。また、金網で補強された不織布シ
ートは錆びて腐食し易く、敷設後、長期間にわたってシ
ートの剛性を維持することが困難である。同様のこと
が、本出願人が先に提案した土木用材料についても言え
る。
【0006】そこで本発明者らは、盛土補強用や軟弱地
盤埋立地の表層安定工において用いる場合には地盤との
絡みが強固で、かつそれ自身が通水性をも有して敷設展
開を行いやすく、洗堀防止等に用いられる場合には剛性
があって腐食しにくい土木用材料を得るべく検討した結
果、嵩高であって空隙率が大きいにもかかわらず、優れ
た圧縮強度、引張強度を有する土木用材料を発明するに
至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の土木用材料は、
網目部分の面積および引張強度が大きい熱可塑性合成重
合体からなる粗目ネットに熱可塑性合成重合体からなる
連続線条を絡ませて、粗目ネットと交差している連続線
条の少なくとも一部を粗目ネットに接着もしくは圧着す
るとともに、連続線条を網目部分より膨出させ、その膨
出部の裏面に通水性不織シートを接着複合一体化した構
造にすることにより、上記課題を解決したものである。
【0008】すなわち本発明の土木用材料は、網目部分
の面積が100cm2 以下で平行光線透過率が98〜8
0%、引張強度が500kg/m以上の熱可塑性合成重
合体からなる粗目ネットに、熱可塑性合成重合体からな
る直径が0.1〜2mmの多数の連続線条が不規則なル
ープをなして網状に重ね合わされ、かつ網目部分の空間
においては垂下膨出部を形成しているとともに、連続線
条の各交差点、および粗目ネットと交差している連続線
条の少なくとも一部と粗目ネットが接着または圧着され
ており、かつ粗目ネットの骨材部の周囲に連続線条の周
回部を形成し、さらに連続線条の膨出部分の裏面に通水
性不織シートが粗目ネットに絡んだ連続線条によって接
着複合一体化されていることを特徴とするものである。
【0009】本発明の土木用材料で用いられる粗目ネッ
トは補強材の働きをする。このネットは水中で用いられ
た場合でも腐食しないように合成樹脂からなっているこ
とが好ましく、網目部分の面積が100cm2 以下、平
行光線透過率が98〜80%であることを要する。具体
的には、骨材部の厚さが1〜5mm、幅が1.5〜10
mmの合成樹脂の成型ネットや、二軸延伸された厚さ1
〜5mmの穿孔樹脂シートから得られるネット、および
太さが2〜5mmの合成樹脂モノフィラメントからなる
ネット等、引張強度の大きい樹脂ネットが好ましく使用
できる。平行光線透過率が98%を超えると粗目ネット
の強度や剛性が低くなって耐久性に問題が生じ、80%
未満では剛性が大きくなりすぎて、出来上がった製品を
巻き取りあるいは敷設展開するのが困難になる。
【0010】粗目ネットに絡ませ、ネットの網目部分よ
り膨出させて網状体を形成する連続線条は、熱可塑性合
成重合体を溶融紡糸することにより得られるものであ
る。ここで使用する熱可塑性重合体としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロン6、
ナイロン66などのポリアミド系等の重合体もしくは共
重合体が挙げられるが、製造コストを考慮した場合、比
較的低融点のポリエチレン、ポリプロピレンが好ましく
使用される。また、連続線条の線径は0.1〜2mmで
あることが好ましい。0.1mmよりも小さいと、得ら
れる網状体の強度が小さくなりすぎ、2mmを超えると
得られる網状体の剛性が大きくなり過ぎ、巻き取りおよ
び展開敷設などの作業が困難となり好ましくない。
【0011】そしてこの連続線条により形成される網状
体は、目付が600〜2500g/m2 、見かけの厚さ
が10〜30mm、空隙率が70〜98%であることが
望ましい。目付が600g/m2 より小さいと、耐圧
性、耐久性に劣り、2500g/m2 を超えると出来上
がった製品の巻き取りおよび展開敷設が困難となり好ま
しくない。また、空隙率が70%よりも小さいと網状体
の連続線条が密になりすぎて剛性が大きくなり、展開敷
設が困難となり好ましくない。空隙率が98%を超える
と土の路盤面との摩擦に対して網状体の強度が小さくな
るといった問題が生じる。
【0012】また、本発明で用いる通水性不織シートと
しては、透水係数が1×10-3〜5×10-3cm/se
cであって目付が200〜1500g/m2 、繊維密度
が0.03〜0.15g/cm3 のものが好ましく使用
できる。具体的には、ニードルパンチング不織布、スパ
ンボンド不織布、割布あるいは粗目織物で補強したニー
ドルパンチング不織布等を使用することができる。この
とき透水係数が5×10-3を超えると微細なシルト層
(粒径74〜5μm)や粘土層(粒径5μm以下)が流
出して地盤沈下等の原因となり、1×10-3以下である
と水の排出が阻害されて地盤の圧密に長い期間を要する
といった問題が生じる。
【0013】上記したネットと通水性不織シートおよび
連続線条が一体化した本発明の土木用材料は次のように
して製造される。すなわち図3に略示したように、熱可
塑性合成重合体の溶融物を孔径0.1〜2.0mmの多
数の紡糸ノズルを有する溶融紡糸機(6)から多数横列
となして紡出し、図3中の矢印方向に移動している搬送
体(5)の上に落下させる。この搬送体は図4に示すよ
うに山部(5A)と谷部(5B)を有し、その移動速度
は連続線条の落下速度よりも遅くなければならない。搬
送体が平坦なものであったり、あるいはその移動速度が
連続線条の落下速度よりも速いと、嵩高な網状体が形成
されないからである。そして連続線条(3A)を紡出・
落下させると同時に、搬送体上に搬送体と間隔をあけて
粗目ネット(2)を張設し、搬送体と同じ速度で同じ方
向に移動させて、連続線条を構成する樹脂が固化しない
うちに連続線条を自然落下させて集積し、不規則に屈曲
させ、かつ粗目ネットの網目部分に連続線条を垂下膨出
させるとともに各交差点を自己融着せしめ網状体(3)
を形成させる。さらに、粗目ネット上の連続線条が未だ
固化せざる間に、通水性不織シート(4)を粗目ネット
上の連続線条上に向かってニップローラ(7)で加圧し
ながら供給し、連続線条の接着力で通水性不織シートを
接着することにより、本発明の土木用材料(1)となす
ことができる。このニップローラによる加圧の際、網目
部分において垂下膨出している連続線条の一部が押圧さ
れて粗目ネットの骨材部の下部へ屈曲し、屈曲した連続
線条同士が接着して骨材部の周囲に周回部を形成する。
骨材部の幅が小さい程、屈曲した連続線条同士が接着し
やすいので、周回部は形成されやすい。また周回部の形
成には、搬送体と粗目ネット間の距離、搬送体の移動速
度等も影響を及ぼす。
【0014】
【作用】本発明の土木用材料において、熱可塑性合成樹
脂からなるネットは補強材としての役割を果たし、土木
用材料全体の引張強度向上および寸法安定性向上に寄与
するものである。
【0015】ネットと絡み合い、網目部分から膨出して
いる網状体は空隙率が大きく嵩高いものであるから、盛
土補強材として用いた場合、膨出部が土の路盤内へ食い
込んで土との摩擦抵抗を増し、アンカー効果を奏して盛
土の地滑りを防ぐ役割をする。同様に軟弱地盤の補強材
として用いた場合も、膨出部が地盤内へ食い込んで土と
の摩擦抵抗を増加せしめるので、地盤補強がなされ、そ
の結果盛土直後における重量物の搬入を容易ならしめ
る。また海岸などにおいてコンクリートブロック等の重
量物の沈床防止材として用いる場合にあっては、この網
状体は通水性不織シートと重量物の間に介在されること
になるので緩衝材として働き、沈床防止材である通水性
不織シートを保護する。
【0016】そして連続線条の膨出部の裏面に接着され
ている通水性不織シートは、本発明の土木用材料が盛土
補強材や軟弱地盤の補強材として用いられる場合は、排
水材として働き、盛土内の水分を外へ放出し盛土の圧密
を促進する。一方、本発明の土木用材料を沈床防止材と
して使用する場合、通水性不織シートは地盤の土砂の流
出を防ぐ役割をし、沈床防止に寄与するものとなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の土木用材料の構成およびその
製造方法を実施例により具体的に説明する。
【0018】図1は、本発明の土木用材料の一例を示し
たものであって、図2は図1の厚さ方向の断面を表した
ものである。
【0019】ここでは粗目ネット(2)として、ポリプ
ロピレン樹脂を押出し二軸延伸して得られた、骨材部
(2A)の幅が2mm、厚さが1.2mm、1つの網目
部の大きさが10cm2 、平行光線透過率が88%、引
張強度が2500kg/mのネットを使用し、通水性不
織シート(4)として、6デニール、64mmのポリプ
ロピレン繊維60重量%と8デニール、76mmのポリ
プロピレン繊維40重量%からなる、目付300g/m
2 、見かけ厚さ3mm、透水係数3×10-3cm/se
cのニードルパンチング不織布を使用した。そして網状
体(3)は、ポリプロピレン樹脂を直径1.2mmの紡
糸ノズルを有する紡糸機から紡出・落下させることによ
り形成した。ネット(2)、通水性不織シート(4)お
よび連続線条(3A)は前述した方法により一体化させ
た。即ち、図3に示したように、ポリプロピレン樹脂を
溶融させ、紡糸機(6)より紡出するとともに、紡糸ノ
ズルの下方において表面に山部(5A)と谷部(5B)
を有するエンドレス状の搬送体(5)を紡出させている
連続線条(3A)の落下速度よりも遅い速度で矢印方向
に移動させ、さらに搬送体(5)の上部に搬送体と約1
0cmの間隔をあけて粗目ネット(2)を搬送体(5)
と同じ速度で供給し、その上に連続線条(3A)を集積
して、各交差点を自己融着させると同時にネットの網目
部分(2B)から膨出させて膨出部(3B)を形成し
た。そして集積された連続線条が未だ固化せざる間に、
通水性不織シート(4)を粗目ネット上の連続線条に向
かってニップローラ(7)で加圧しながら供給し、粗目
ネットの骨材部(2A)の周囲に連続線条の周回部(3
C)を形成し不可分に一体化させると同時に、連続線条
の接着力で通水性不織シート(4)を一体化し、本発明
の土木用材料(1)を得た。得られた土木用材料の網状
体の目付は1600g/m2 、厚さは30mm、空隙率
は92%であり、全体の引張強度は2500kg/mで
あった。
【0020】
【発明の効果】本発明の土木用材料は、網目部分が大き
く、引張強度が大きい熱可塑性重合体からなる粗目ネッ
トに、連続線条を重ね合わせ且つ粗目ネットの網目部分
の空間において垂下膨出させるとともに、粗目ネットと
交差している連続線条の少なくとも一部を粗目ネットに
接着または圧着し、かつ粗目ネットの骨材部の周囲に連
続線条の周回部を形成し、さらに連続線条の膨出部の裏
面に通水性不織シートが粗目ネットに絡んだ連続線条に
よって接着され複合一体化した構造であることを特徴と
するものである。従ってこれを盛土補強材として用いる
場合、図5に示したように盛土内部においては膨出部
(3B)を下面に、通水性不織シートを(4)上面にし
て展開敷設すれば、盛土内部においては膨出部(3B)
が土の路盤内(8)へ食い込み、土の路盤との摩擦抵抗
が増加するので、盛土の土滑りが防止される。そして通
水性不織シート(4)を介して盛土内の水分が盛土外へ
排出されるので、盛土が圧密される。さらに盛土擁護面
(9)に、種子や肥料と土を混合させた客土材料を吹き
付けて緑化工事を行う際には、膨出部(3B)が格好の
客土保持材となるとともに、その内部に介在する通水性
不織シート(4)は植物が成育するのに必要な水分を補
給するので、本発明の土木用材料を使用すれば、緑化が
促進されるという効果をも奏する。
【0021】また、本発明の土木用材料を軟弱地盤用補
強材として使用する場合、図6のように軟弱地盤(1
0)の下面に膨出部(3B)を配し、通水性不織シート
(4)を上面にして展開敷設すれば、膨出部(3B)
は、軟弱地盤(10)に食い込んで土との摩擦抵抗を増
加せしめるだけでなく、パワーショベル等の重量物が軟
弱地盤へ侵入するような場合にあっては路盤を強化する
役割をするので、重量物が沈み込むようなこともない。
さらに施工の際に、通水性不織シートを軟弱地盤域外へ
まで延長するように展開すれば、通水性不織シートが排
水材として作用するので、軟弱地盤の圧密が促進される
という効果がある。
【0022】また、本発明の土木用材料を海岸などにお
いてコンクリートブロック等の重量物の沈床防止材とし
て用いる場合は、図7に示すように膨出部(3B)を上
面に通水性不織シート(4)を下面にして敷設し、その
上にコンクリートブロック等の重量物(11)を沈設す
れば、膨出部(3B)は通水性不織シート(4)と重量
物(11)の間に介在することになり、コンクリートブ
ロック等の重量物(11)で通水性不織シート(4)が
破損されるのを防止する。その結果、通水性不織シート
(4)の本来の作用、即ち地盤の流出を阻止するという
効果がより持続されることになる。従って、本発明の土
木用材料は沈床防止効果を長期間持続させることができ
るものであり、その結果、コンクリートブロックによる
消波効果を長期間維持し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の土木用材料の一部破断斜視図である。
【図2】本発明の土木用材料の厚さ方向の断面図であ
る。
【図3】本発明の土木用材料の製造工程を略示した斜視
図である。
【図4】本発明の土木用材料の製造において使用する搬
送体である。
【図5】盛土補強工事の施工例の一つである。
【図6】軟弱地盤補強の施工例の一つである。
【図7】海岸における沈床防止の施工例の一つである。
【符号の簡単な説明】
1 土木用材料 2 粗目ネット 3 網状体 4 通水性不織シート 5 搬送ベルト 6 溶融紡糸機 7 ニップローラ 8 盛土 9 盛土擁護面 10 軟弱地盤 11 コンクリートブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 3/10 B32B 5/02 E02B 3/12 E02D 17/18 E02D 17/20 102 - 103 E02B 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網目部分の大きさが100cm2 以下
    で、平行光線透過率が98〜80%、引張り強度が50
    0kg/m以上の粗目ネットの上に、熱可塑性合成重合
    体からなる直径0.1〜2mmの多数の連続線条が不規
    則なループをなして重ね合わされ、かつ粗目ネットの網
    目部分の空間においては垂下膨出され、各交差点におい
    て接着されて網状体を形成しているとともに、粗目ネッ
    トと交差している連続線条の少なくとも一部と粗目ネッ
    トが接着または圧着されており、かつ粗目ネットの骨材
    部の周囲に連続線条の周回部を形成し、さらに膨出部の
    裏面に透水係数1×10-3〜5×10-3cm/secの
    通水性不織シートが粗目ネットに絡んだ連続線条によっ
    接着されていることを特徴とする土木用材料。
  2. 【請求項2】 粗目ネットが、二軸延伸して得られる熱
    可塑性合成重合体の成型体からなる請求項1記載の土木
    用材料。
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