JP4943673B2 - 導電性材料の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子回路、アンテナ回路、電磁波シールド材、タッチパネル等の用途に用いることができる導電性材料、特に金属部と光透過部を有する透明導電性材料の製造方法に関するものである。
近年、情報化社会が急速に発達するに伴って、情報関連機器に関する技術が急速に進歩し普及してきた。この中で、ディスプレイ装置は、テレビジョン用、パーソナルコンピューター用、駅や空港などの案内表示用、その他各種情報提供用に用いられている。特に、近年プラズマディスプレイが注目されている。
このような情報化社会の中にあって、これらのディスプレイ装置から放射される電磁波の影響が心配されている。例えば、周辺の電子機器への影響や人体への影響が考えられている。特に、人体の健康に及ぼす影響は無視することができないものになっており、人体に照射される電磁界の強度の低減が求められ、このような要求に対して様々の透明導電性材料が開発されている。例えば、特開平9−53030号、特開平11−126024号、特開2000−294980号、特開2000−357414号、特開2000−329934号、特開2001−38843号、特開2001−47549号、特開2001−51610号、特開2001−57110号、特開2001−60416号公報等に開示されている。
これらの透明導電性材料の製造方法としては、銀、銅、ニッケル、インジウム等の導電性金属をスパッタリング法、イオンプレーティング法、イオンビームアシスト法、真空蒸着法、湿式塗工法によって透明樹脂フィルム上に金属薄膜を形成させる方法が一般的に用いられているが、これら従来方法では工法が極めて複雑になるため、高コストで生産性が悪いという問題が発生していた。
また、透明導電性材料に求められる別の性能として導電性と光透過率がある。導電性を高くするにはある程度の幅と厚みを持った金属薄膜微細パターンを作る必要があるが、同時に光を遮断する金属からなるパターンの線幅を太くすると透過率が低下するので、この両者を満足させるには十分な導電性を持った微細な金属パターン、特に必要最小限の幅で均一なパターンを製造する必要があるが、従来の方法ではこれは満足出来なかった。
均一なパターンを作ると言う観点において、近年透明導電性材料前駆体としてハロゲン化銀乳剤層を含有する銀塩写真感光材料を使用する方法が提案されている。例えば国際公開特許WO01/51276号公報(特許文献1)では銀塩写真感光材料を像露光、現像処理した後、金属めっき処理を施すことで透明導電性材料を製造する方法の提案がなされている。しかしながら、銀塩写真感光材料を用いる場合、めっき時の触媒としては現像銀を用いるのだが、該現像銀である金属銀がバインダーであるゼラチンの中に埋没しており、めっき液との接触がし難い。更に銀塩写真感光材料の現像処理、あるいはその後のめっきまでの過程で金属銀表面の一部が変質し、その結果触媒能を落としてしまうので、めっきの時間を長くする、温度を高くする、より金属の析出し易いめっき液を用いるなどめっきのための条件を非常に強くしないと十分な導電性が得られないという問題があった。すなわち、この問題のためにコストの増加、生産性の低下、さらには品質の不安定化をまねく結果となっている。特開2004−221564号公報(特許文献2)においてはめっき効率を上げようとすべく、銀/ゼラチンの比を変化させて銀の比率を高くすることで効率を上げようとしている。しかしながらこのようなハロゲン化銀乳剤を作ろうとすると、極少量の保護バインダーしか使えず、比重の重い銀をこのように少ないバインダーで保持することは困難であったり、製造中にかかる圧力などでカブリが発生しやすいなど生産上問題を抱えていた。
また、同じく銀塩感光材料を使う方法として銀塩拡散転写法を用いる方法も提案されており、例えば国際公開特許WO2004−007810号公報(特許文献3)などがある。この方法では銀は極微量のバインダーに、あるいは実質的にバインダーに覆われていない上に、現像後の処理が水洗のみのために、非常にめっきには有利な手法である。しかしながら、非常に薄い物理現像核層の上に厚く重いハロゲン化銀乳剤層が塗布されているため、同時多層塗布は困難であり、生産性が悪くなるという問題が存在した。
特開2004−253329号公報(特許文献4)は、前述のWO2004−007810号公報と同様、銀塩拡散転写法を用いる発明が記載される。特開2004−253329号公報では、透明支持体上に物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層をこの順に有する感光材料を露光し、チオ硫酸塩を含まない物理現像処理液で銀画像を形成させることにより拡散転写効率が良好でかつ導電性が高い銀画像が得られることが記載される。これに対し本願の発明は、銀錯塩拡散転写法は利用せず、露光されたハロゲン化銀から直接、金属銀画像に還元する化学現像を用いるものであり、更に本願の発明は現像処理ではなく、現像されずに不要となったハロゲン化銀乳剤を除去するのに用いる定着液に関する発明である。
国際公開特許WO01/51276号公報(1頁) 特開2004−221564号公報(1〜5頁) 国際公開特許WO2004/221565号公報(1頁) 特開2004−253329号公報(1、7頁)
従って、本発明の目的は、透明性と導電性が共に高く、かつ生産性の良い導電性材料が得られるための製造方法を提供することにある。
本発明者等は、導電性材料の前駆体として銀塩写真感光材料を用いて製造する際の欠点であるめっきが効率的に実施できない点を改良すべく鋭意検討した結果、定着処理が最も画像銀のめっきに対する活性を落としていることを見出し、その影響を軽減する方法を検討した結果、本発明に至った。本発明は、導電性材料前駆体を露光した後、化学現像、チオ硫酸塩を実質的に含有しない定着液で定着し、めっき処理をこの順で施す、もしくは化学現像、めっき処理、定着処理をこの順で施す。従って一旦化学現像により得られた銀画像を如何に効率よくめっきできるかということに関する発明である。熱力学的に極めて不安定な銀イオンや銀錯体を利用する銀塩拡散転写法による画像形成ではなく、化学現像により安定な貴金属となった画像銀が定着処理を改善することにより効率良くめっきが可能になるということは驚くべき事実であった。
本発明の上記目的は、以下の手法を用いることによっ達成された。
(1)支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を含有する導電性材料前駆体を露光後、現像処理、定着処理、めっき処理を少なくともこの順に施す導電性材料の製造方法において、該導電性材料前駆体を露光、現像後に0.01〜5モル/Lのアルカノールアミンを含有し、チオ硫酸塩を含有しない定着液、若しくは0.01〜5モル/Lのアルカノールアミンを含有し、0.05モル/L以下のチオ硫酸塩を含有する定着液で定着処理することを特徴とする導電性材料の製造方法。
(2)支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を含有する導電性材料前駆体を露光後、現像処理、無電解めっき処理、定着処理を少なくともこの順に施す事を特徴とする導電性材料の製造方法。
本発明の透明導電性材料の製造方法により、透明性と導電性が共に高く、かつ生産性の良い導電性材料が得られるための製造方法を提供することができた。
本発明の導電性材料前駆体に用いられる透明支持体としては、例えばポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ジアセテート樹脂、トリアセテート樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリイミド樹脂、セロハン、セルロイド等のプラスチック樹脂フィルム、ガラス板などが挙げられる。さらに本発明においては支持体上にハロゲン化銀写真乳剤層との接着性を向上させるための下引き層や帯電防止層などを必要に応じて設けることもできる。
本発明の導電性材料前駆体においては光センサーとしてハロゲン化銀乳剤層が支持体上に設けられる。ハロゲン化銀に関する銀塩写真フィルムや印画紙、印刷製版用フィルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等で用いられる技術は、本発明においてもそのまま用いることもできる。
本発明におけるハロゲン化銀に含有されるハロゲン元素は、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素のいずれであってもよく、これらを組み合わせでもよい。ハロゲン化銀乳剤粒子の形成には、順混合、逆混合、同時混合等の、当業界では周知の方法が用いられる。なかでも同時混合法の1種で、粒子形成される液相中のpAgを一定に保ついわゆるコントロールドダブルジェット法を用いることが、粒径のそろったハロゲン化銀乳剤粒子が得られる点において好ましい。本発明においては、好ましいハロゲン化銀乳剤粒子の平均粒径は0.25μm以下、特に好ましくは0.05〜0.2μmである。
本発明におけるハロゲン化銀粒子の形状は特に限定されず、例えば、球状、立方体状、平板状(6角平板状、三角形平板状、4角形平板状など)、八面体状、14面体状など様々な形状であることができる。
本発明におけるハロゲン化銀乳剤の製造においては、必要に応じてハロゲン化銀粒子の形成あるいは物理熟成の過程において、亜硫酸塩、鉛塩、タリウム塩、あるいはロジウム塩もしくはその錯塩、イリジウム塩もしくはその錯塩などVIII族金属元素の塩若しくはその錯塩を共存させても良い。また、種々の化学増感剤によって増感することができ、イオウ増感法、セレン増感法、貴金属増感法など当業界で一般的な方法を、単独、あるいは組み合わせて用いることができる。また本発明においてハロゲン化銀乳剤は必要に応じて色素増感することもできる
本発明においてハロゲン化銀乳剤層はバインダーを含有する。本発明においては非水溶性ポリマー及び水溶性ポリマーのいずれもバインダーとして用いることができるが、水溶性ポリマーを用いることが好ましい。本発明における好ましいバインダーとしては、例えば、ゼラチン、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、澱粉等の多糖類、セルロース及びその誘導体、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルアミン、キトサン、ポリリジン、ポリアクリル酸、ポリアルギン酸、ポリヒアルロン酸、カルボキシセルロース等が挙げられる。
本発明においてハロゲン化銀乳剤層には上記ポリマーバインダーの他に高分子ラテックスを用いる事もできる。高分子ラテックスとしては単独重合体や共重合体など各種公知のラテックスを用いることができる。単独重合体としては酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレン、メチルアクリレート、ブチルアクリレート、メタクリロニトリル、ブタジエン、イソプレンなどがあり、共重合体としてはエチレン・ブタジエン、スチレン・ブタジエン、スチレン・p−メトオキシスチレン、スチレン・酢酸ビニル、酢酸ビニル・塩化ビニル、酢酸ビニル・マレイン酸ジエチル、メチルメタクリレート・アクリロニトリル、メチルメタクリレート・ブタジエン、メチルメタクリレート・スチレン、メチルメタクリレート・酢酸ビニル、メチルメタクリレート・塩化ビニリデン、メチルアクリレート・アクリロニトリル、メチルアクリレート・ブタジエン、メチルアクリレート・スチレン、メチルアクリレート・酢酸ビニル、アクリル酸・ブチルアクリレート、メチルアクリレート・塩化ビニル、ブチルアクリレート・スチレン等がある。本発明で用いる高分子ラテックスの平均粒径は0.01〜1.0μmであることが好ましく、更に好ましくは0.05〜0.8μmである。
本発明において高分子ラテックスはその使用量が多過ぎると塗布性に悪影響を及ぼすため、ポリマーバインダーとの質量比(高分子ラテックス/ポリマーバインダー)が1.0以下で用いることが好ましい。また、ハロゲン化銀乳剤層に含有する高分子ラテックスとポリマーバインダーの総量、すなわち総バインダー量については、バインダー量が少ないと塗布性に悪影響を及ぼし、また安定したハロゲン化銀粒子も得られなくなる、一方、多過ぎると多量にめっきをしないと導電性が得られなくなり、生産性を落としてしまうなど、品質に大きな影響を与える。好ましいハロゲン化銀(銀換算)と総バインダーとの質量比(銀/総バインダー)は1.2以上、より好ましくは1.5〜3.5である。
ハロゲン化銀乳剤層には、さらに種々の目的のために、公知の写真用添加剤を用いることができる。これらは、Research Disclosure Item 17643(1978年12月)および18716(1979年11月)308119(1989年12月)に記載、あるいは引用された文献に記載されている。
本発明における導電性材料前駆体には必要に応じて支持体のハロゲン化銀乳剤層と反対面に裏塗層やハロゲン化銀乳剤層の上にオーバー層などを設けることができる。
上記導電性材料前駆体を用い、透明導電性材料を作製するための方法は、例えば網目状パタンの銀薄膜の形成が挙げられる。この場合、ハロゲン化銀乳剤層は網目状パタンに露光されるが、露光方法として、網目状パタンの透過原稿とハロゲン化銀乳剤層を密着して露光する方法、あるいは各種レーザー光を用いて走査露光する方法等がある。上記したレーザー光で露光する方法においては、例えば400〜430nmに発振波長を有する青色半導体レーザー(バイオレットレーザーダイオードとも云う)を用いることができる。
導電性材料前駆体にはハロゲン化銀乳剤層の感光波長域に吸収極大を有する非増感性染料又は顔料を、画質向上のためのハレーション、あるいはイラジエーション防止剤として用いることは好ましい。ハレーション防止剤としてはハロゲン化銀乳剤層と支持体の間の下引き層やあるいは裏塗り層に含有させることができる。イラジエーション防止剤としては、ハロゲン化銀乳剤層に含有させるのがよい。添加量は、目的の効果が得られるのであれば広範囲に変化しうるが、たとえばハレーション防止剤として裏塗り層に含有させる場合、1平方メートル当たり、約20mg〜約1gの範囲が望ましく、好ましくは、極大吸収波長における光学濃度として、0.5以上である。
本発明では、導電性材料前駆体を露光した後には(1)現像、0.05モル/L以下のチオ硫酸塩を含有する定着液で定着処理、めっき処理するかもしくは(2)現像、めっき処理、定着処理のどちらかの手法で処理することで透明導電性材料を製造する。また、本発明において各工程の間では停止液等の中和液による処理、あるいは水洗工程等を入れて前工程の液をその工程の液に持ちこませない様することも出来る。
本発明において現像処理は、銀塩写真フィルムや印画紙、印刷製版用フィルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる通常の現像処理の技術を用いることができる。現像液については特に限定はしないが、PQ現像液、MQ現像液、MAA現像液等を用いることもでき、例えば三菱製紙社製のGekkol、MRA−CD1001、富士フイルム社製のCN−16、CR−56、CP45X、FD−3、パピトール、LD745、LD835、KODAK社製のC−41、E−6、RA−4、D−19、D−72、RA2000などの現像液、又はそのキットに含まれる現像液、また、D−85などのリス現像液を用いることができる。
本発明において現像処理の後、停止処理を行ことが好ましい。停止処理は水洗のみでも不可能では無いが、好ましくは酸性の停止液を用いる。好ましい停止液としては「写真の化学」(笹井著、写真工業出版社(株))p305記載の停止液が挙げられる。
本発明において定着とは未露光部分の銀塩を除去して安定化させる目的で行われる。本発明においてめっき前に定着処理を行う場合、チオ硫酸塩を0.05モル/L以下、好ましくは全く含まない定着液にて処理する。
本発明におけるめっき前に行う定着処理に用いる定着液にはチオ硫酸塩以外の脱銀剤が含まれる。脱銀剤としてはチオシアン酸ナトリウムやチオシアン酸アンモニウムのようなチオシアン酸塩、亜硫酸ナトリウムや亜硫酸水素カリウムのような亜硫酸塩、1,10−ジチアー18−クラウン−6、2,2’−チオジエタノールなどのチオエーテル類、オキサドリドン類、2−メルカプト安息香酸及びその誘導体、ウラシルのような環状イミド類、アルカノールアミン、ジアミン、特開平9−171257号公報に記載のメソイオン性化合物、5,5−ジアルキルヒダントイン類、アルキルスルホン類、他に「ザ・セオリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス4版」(T.H.ジェームス編、1977年)の474〜475項に記載されている化合物が挙げられる。
これらの脱銀剤の中でも特に、アルカノールアミンが好ましい。アルカノールアミンとしては、例えば2−(2−アミノエチルアミノ)エタノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、エタノールアミン、4−アミノブタノール、N,N−ジメチルエタノールアミン、3−アミノプロパノール、N,N−エチル−2,2’−イミノジエタノール、2−メチルアミノエタノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。また、チオシアン酸塩については脱銀能力は高いのだが、人体に対する安全性の観点から使用する事は好ましくない。
これらの脱銀剤は単独で、または複数組み合わせて使用することができる。また脱銀剤の使用量としては脱銀剤の合計で処理液1リットル当たり、0.01〜5モルが好ましく、より好ましくは0.1〜3モルの範囲である。
本発明においてめっき前に行う定着液としては脱銀剤の他にも保恒剤として亜硫酸塩、重亜硫酸塩、pH緩衝剤として酢酸、硼酸アミン、リン酸塩などを含むことができる。また、硬膜剤として水溶性アルミニウム(例えば硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、カリ明ばん等)、アルミニウムの沈殿防止剤として二塩基酸(例えば、酒石酸、酒石酸カリウム、酒石酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸リチウム、クエン酸カリウム等)も含有させることができる。定着液の好ましいpHは脱銀剤の種類により異なり、特にアミンを使用する場合は8以上,好ましくは9以上である。定着処理温度は通常10℃から45℃の間で選ばれるが、より好ましくは18℃〜30℃である。
本発明では、露光及び現像処理後の現像銀部を無電解めっきを促進させる目的でパラジウムを含有する溶液で処理することもできる。パラジウムとしては2価のパラジウム塩あるいはその錯体塩の形でも良いし、また金属パラジウムであっても良い。しかし、液の安定性、処理の安定性から好ましくはパラジウム塩あるいはその錯塩を用いることが良い。
本発明では、前記露光及び現像処理により形成された現像銀部に導電性を付与する目的で、前記現像銀部に導電性金属粒子を担持させるためのめっき処理を行う。どの程度導電性を付与するかは用いる用途に応じて異なるが、例えばPDP用に用いる電磁波シールド材として用いるためには表面抵抗値2.5Ω/□以下、好ましくは1.5Ω/□以下が要求されている。
本発明において、めっき処理は、無電解めっき(化学還元めっきや置換めっき)、電解めっき、又は無電解めっきと電解めっきの両方を用いることができるが、現像された銀塩写真感光材料表面の電解めっきの電極としての効率が悪い場合にはめっき処理の最初に無電解めっきを行うことが好ましい。本発明における無電解めっきは、公知の無電解めっき技術、例えば無電解ニッケルめっき,無電解コバルトめっき、無電解金めっき、銀めっきなどを用いることができるが、上記の必要な導電性と透明性を得るためには無電解銅めっきを行うことが好ましい。
本発明における無電解銅めっき液には硫酸銅や塩化銅など銅の供給源、ホルマリンやグリオキシル酸、テトラヒドロホウ酸カリウム、ジメチルアミンボランなど還元剤、EDTAやジエチレントリアミン5酢酸、ロシェル塩、グリセロール、メソーエリトリトール、アドニール、D−マンニトール、D−ソルビトール、ズルシトール、イミノ2酢酸、t−1,2−シクロヘキサンジアミン4酢酸、1,3−ジアミノプロパンー2−オール,グリコールエーテルジアミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン等の銅の錯化剤、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどのpH調整剤などが含有される。さらにその他に浴の安定化やめっき皮膜の平滑性を向上させるための添加剤としてポリエチレングリコール、黄血塩、ビピリジル,o−フェナントロリン、ネオクプロイン、チオ尿素、シアン化物などを含有させることも出来る。めっき液は安定性を増すためエアレーションを行う事が好ましい。
無電解銅めっきでは前述の通り種々の錯化剤を用いることができるが、錯化剤の種類により酸化銅が共析し、導電性に大きく影響したり、あるいはトリエタノールアミンなど銅イオンとの錯安定定数の低い錯化剤は銅が沈析しやすいため、安定しためっき液やめっき補充液が作り難いなどということが知られている。従って工業的に通常用いられる錯化剤は限られており、本発明においても同様の理由でめっき液の組成として特に錯化剤の選択は重要である。特に好ましい錯化剤としては銅錯体の安定定数の大きいEDTAやジエチレントリアミン5酢酸などが挙げられ、このような好ましい錯化剤を用いためっき液としては例えばプリント基板の作成に使用される高温タイプの無電解銅めっきがある。高温タイプの無電解銅めっきの手法については「無電解めっき 基礎と応用」(電気鍍金研究会編)p105などに詳しく記載されている。高温タイプのめっきでは通常60〜70℃で処理し、処理時間は無電解めっき後に電解めっきを施すかどうかで変わってくるが、通常1〜30分、好ましくは3〜20分無電解めっき処理を行うことで本発明の目的を達することが出来る。
本発明において銅以外の無電解めっき処理を行う場合は例えばめっき技術ガイドブック」(東京鍍金材料協同組合技術委員会編、1987年)p406〜432記載の方法などを用いる事ができる。
本発明においては電解めっきを施すこともできるが、無電解めっきと組合わせて無電解めっきの後に行うことが導電性の高いフィルムを作れる上に、無電解めっきのめっき時間を短縮させることができるので好ましい。電解めっき法としては例えば「めっき技術ガイドブック」(東京鍍金材料協同組合技術委員会編、1987年)p75〜112に記載の銅めっき浴やピロリン酸銅浴を用いることが好ましい。
本発明においてめっき前に定着しなかった場合、めっきの後に定着処理を行う。めっき処理において無電解めっきと電解めっきを組合わせる場合には定着処理は無電解めっきの後に実施しさえすれば本発明の目的は達せられ、電解めっきの前でも後でもどちらでも定着処理は行うことができる。
めっき後の定着処理にはチオ硫酸塩を含む定着液を用いることも出きるし、含まない定着液も用いる事が出きる。したがって、公知の銀塩写真フィルムや印画紙、印刷製版用フィルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる定着処理の技術を用いることができる。好ましい定着液としては前述の「写真の化学」(笹井著、写真工業出版社(株))p321記載の定着液などが挙げられる。さらに本発明においてめっき後に行う定着処理液には酸化剤の入った漂白定着液を用いる方が好ましい。酸化剤としては赤血塩、過マンガン酸カリウム、重クロム酸カリウム、EDTA第2鉄塩、過硫酸カリウムなど公知のものが使用できるが、定着剤を分解しない程度の弱い酸化剤を用いないと液の安定性が悪くなるため、通常漂白定着液の酸化剤として用いられているEDTA第2鉄塩を使用する事が好ましい。好ましいEDTA第2鉄塩の量としては0.1〜0.3mol/Lである。
本発明においてはめっき処理並びに定着処理の後、酸化処理を行う事も可能である。特にめっき処理の後に定着処理を行い、かつ漂白定着液で処理しない場合は酸化処理を行う事が好ましい。酸化処理としては、種々の酸化剤を用いた公知の方法を用いる事ができる。酸化処理液には酸化剤としてEDTA鉄塩、DTPA鉄塩、1,3−PDTA鉄塩、β−ADA鉄塩、BAIDA鉄塩などの各種アミノポリカルボン酸鉄塩、重クロム酸塩、過硫酸塩、過マンガン酸塩、赤血塩などを用いることができるが、環境負荷が少なく、安全なアミノポリカルボン酸鉄を用いる事が好ましい。酸化剤の使用量は0.01〜1mol/L、好ましくは0.1〜0.3mol/Lである。その他に促進剤として臭化物、ヨウ化物、グアニジン類、キノン類、ヴァイツラジカル、アミノエタンチオール類、チアゾール類、ジスルフィド塁、へテロ環メルカプト類など公知のものを用いる事もできる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、無論この記述により本発明が制限されるものではない。
実施例1
本発明に使用される前駆体を作製するために、透明支持体として、厚み100μmの塩化ビニリデンを含有する下引き層を有するポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた。この支持体上に下記組成の裏塗り層を塗布した。
<裏塗り層組成/1m2あたり>
ゼラチン 2g
不定形シリカマット剤(平均粒径5μm) 20mg
界面活性剤(S−1) 400mg
続いて、支持体の裏塗層と反対側にハロゲン化銀乳剤層を塗布した。ハロゲン化銀乳剤は写真用ハロゲン化銀乳剤の一般的なダブルジェット混合法で製造した。このハロゲン化銀乳剤は、塩化銀40モル%と臭化銀60モル%で、平均粒径が0.15μmになるように調製した。このようにして得られたハロゲン化銀乳剤を定法に従いチオ硫酸ナトリウムと塩化金酸を用い金イオウ増感を施した。こうして得られたハロゲン化銀乳剤は銀3gあたり1gのゼラチンを含む。
<ハロゲン化銀乳剤層組成/1m2あたり>
ゼラチン 1g
ハロゲン化銀乳剤 3.0g銀相当
1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 3.0mg
界面活性剤(S−1) 20mg
グリオキサール(40%水溶液) 50mg
このようにして得た前駆体を、水銀灯を光源とする密着プリンターで400nm以下の光をカットする樹脂フィルターを介し、細線幅20μmで格子間隔250μmの網目パタンの透過原稿を密着させて露光した。
続いて、Gekkol現像液(三菱製紙(株)社製)に20℃で90秒間浸漬した後、続いて2%酢酸溶液に20℃で30秒浸漬させ停止処理した。
現像、停止処理の終った導電性材料前駆体を下記定着液A〜Fに20℃180秒浸漬させた。また比較として下記比較定着液G〜Jに20℃で180秒浸漬させ定着処理した。
<定着液処方A>
2−(2−アミノエチルアミノ)エタノールアミン 300g
pHが10.5となる様、5規定水酸化ナトリウム水溶液で調整し、更に水を加えて全量を1Lとする。
<定着液処方B>
モノエタノールアミン 300g
pHが10.5となる様、5規定水酸化ナトリウム水溶液で調整し、更に水を加えて全量を1Lとする。
<定着液処方C>
チオシアン酸カリウム 100g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
ホウ酸 7.5g
pHが4.5となるよう28%酢酸を加え、さらに水を加えて全量を1Lとする。
<定着液処方D>
N−メチルエタノールアミン 300g
チオシアン酸カリウム 10g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
pHが10.5となる様、5規定水酸化ナトリウム水溶液で調整し、更に水を加えて全量を1Lとする。
<定着液処方E>
2−(2−アミノエチルアミノ)エタノールアミン 200g
チオ硫酸ナトリウム・5水和物 5g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
pHが10.5となる様、5規定水酸化ナトリウム水溶液で調整し、更に水を加えて全量を1Lとする。
<定着液処方F>
2,2’−チオジエタノール 200g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
pHが4.5となるよう28%酢酸で調整し、さらに水を加えて全量を1Lとする。
<比較定着液処方G>
チオ硫酸ナトリウム・5水和物 240g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
ホウ酸 7.5g
pHが4.5となるよう28%酢酸で調整し、さらに水を加えて全量を1Lとする。
<比較定着液処方H>
2−(2−アミノエチルアミノ)エタノールアミン 200g
チオ硫酸ナトリウム・5水和物 15g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
pHが10.5となる様、5規定水酸化ナトリウム水溶液で調整し、更に水を加えて全量を1Lとする。
<比較定着液処方I>
チオ硫酸ナトリウム・5水和物 240g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
pHが10.5となる様、5規定水酸化ナトリウム水溶液で調整し、更に水を加えて全量を1Lとする。
<比較定着液処方J>
チオ硫酸アンモニウム 240g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
ホウ酸 7.5g
pHが4.5となるよう28%酢酸で調整し、さらに水を加えて全量を1Lとする。
上記のようにして得られた網目パターン状銀薄膜が形成された透明導電性材料の表面抵抗率は、(株)ダイアインスツルメンツ製、ロレスタ−GP/ESPプローブを用いて、JIS K 7194に従い測定した。
更に上記透明導電性材料をA4サイズに裁断し、0.001モル/LのPdCl2水溶液に20℃10秒浸漬した後、下記めっき液を用いて無電解めっきを行った。銅めっき処理は70℃で10分間とし、その間めっき液はエアレーションを行った。こうして得られた透明導電性材料の表面抵抗率を測定した。また、同じ処理を20回繰り返し、20回目に得られた透明導電性材料の表面低効率も測定した。得られた結果を表1にまとめた。
<銅めっき液>
硫酸銅5水和物 10g
EDTA・2Na 40g
ホルマリン(37%) 3ml
水酸化ナトリウム 9g
ビピリジル 0.01g
ポリエチレングリコール 0.01g
水を加えて1Lとした。
pH=12.2に調整する。
Figure 0004943673
表1から明らかなようにチオ硫酸塩を含まない定着液で処理し、めっき処理したものは低い表面抵抗値を得ることができることが判る。また、疲労した液でめっきした場合、その差は顕著になり、特にアルカノールアミンを用いたものは好ましいことがわかる。また、有害性を考慮せず性能のみ見れば、チオシアン酸塩を用いたものも良い結果となっている。
実施例2
定着処理をめっき処理の後に行い、下記漂白定着液K、Lにて定着処理を行う以外は実施例1と同様に行った。また、同じく定着処理をめっき処理の後に行い、実施例1の定着液Aで定着処理したあと、下記酸化処理液で処理する以外は実施例1と同様に行った。その結果を表2に示す。
<漂白定着液K>
EDTA第2鉄 69g
チオ硫酸ナトリウム・5水和物 240g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
ホウ酸 7.5g
pHが6.0となるよう28%酢酸で調整し、さらに水を加えて全量を1Lとする。
<漂白定着液L>
EDTA第2鉄 69g
チオシアン酸カリウム 100g
無水亜硫酸ナトリウム 15g
ホウ酸 7.5g
pHが4.5となるよう28%酢酸で調整し、さらに水を加えて全量を1Lとする。
<酸化処理液>
PDTA第2鉄 72g
臭化カリウム 8g
ホウ酸 5g
硼砂 1g
水を加えて1Lとした。pHは6.0に調整した。
Figure 0004943673
表2から明らかなように、定着処理をめっき処理後に行った場合、実施例1とは異なり、定着液の種類によらず、短時間で表面抵抗値を下げることができることが判る。

Claims (2)

  1. 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を含有する導電性材料前駆体を露光後、現像処理、定着処理、めっき処理を少なくともこの順に施す導電性材料の製造方法において、該導電性材料前駆体を露光、現像後に0.01〜5モル/Lのアルカノールアミンを含有し、チオ硫酸塩を含有しない定着液、若しくは0.01〜5モル/Lのアルカノールアミンを含有し、0.05モル/L以下のチオ硫酸塩を含有する定着液で定着処理することを特徴とする導電性材料の製造方法。
  2. 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を含有する導電性材料前駆体を露光後、現像処理、無電解めっき処理、定着処理を少なくともこの順に施す事を特徴とする導電性材料の製造方法。
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