JP4940581B2 - 電子機器 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

本発明は電子機器に関する。
メモリを有しそのメモリに対するデータの記録および/または再生を行う電子機器が提供されている。
このような電子機器の外装を構成するハウジングには、多くの場合、パーソナルコンピュータなどの外部装置(上位装置)に接続してデータの授受を行うためのコネクタ、例えば、USB(Universal Serial Bus)のインターフェース用のコネクタが設けられている。
このようなUSBのコネクタが外部装置のコネクタに接続ケーブルを介さずに直接接続可能なコネクタであった場合には、ハウジングからコネクタが突出して設けられることになる。
したがって、電子機器が持ち運ばれて使用される場合には、ハウジングから突出したコネクタが邪魔になり携帯性を確保する上で不利がある。
そのため、軸状の部材の先端にコネクタを設け、その軸状の部材の基端をハウジングに揺動可能に設け、軸状の部材およびコネクタがハウジングから突出した使用位置と、ハウジング外面の収容凹部に収容される収納位置との間で揺動されるようにした電子機器が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−91409号公報
しかしながら、このような従来の電子機器においては、軸状の部材が必要となるため電子機器全体の小型化を図る上では限界があった。
ところで、このように携帯して用いられる電子機器のハウジング内部には、電子機器を動作させるための電源供給用の電池を収容する電池収容ケースが設けられている。
本発明は、前記電池収容ケースに着目して案出されたものであり、その目的は小型化を図る上で有利な電子機器を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、外装を構成するハウジングと、前記ハウジング内に設けられデータの書き込みおよび/または読み出しが可能な記憶部と、前記ハウジングに設けられ外部装置に接続可能なコネクタと、前記ハウジング内に設けられ前記コネクタを介して外部装置との間でデータ通信を行うことにより前記記憶部に対するデータの書き込みおよび/または読み出しを行うコントローラと、前記ハウジングに設けられ前記コントローラおよび前記記憶部に電源を供給する電池を収容する電池収容ケースとを備える電子機器であって、前記コネクタは、前記電池収容ケースの端部に一体的に設けられ、前記電池収容ケースは、前記ハウジング内において移動可能に支持され、前記コネクタは前記電池収容ケースの移動方向における端部に設けられ、前記コネクタは前記電池収容ケースの移動により前記ハウジングに対して出没可能に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、コネクタを電池収容ケースの端部に一体的に設けたので、コネクタを電池収容ケースと別体に設ける場合に比べ、コネクタが占有するスペースを削減することができ、電子機器の小型化を図る上で有利となる。
(第1の実施の形態)
次に本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は第1の実施の形態の電子機器100を前方から見た分解斜視図である。
図2は第1の実施の形態の電子機器100を後方から見た分解斜視図である。
図3(A)、(B)は左側面部12の斜視図である。
図4(A)、(B)は右側面部14の斜視図である。
図5、図6は上面部16および表示部106の斜視図である。
図7(A)、(B)はプリント基板122、124、フレキシブル基板126の斜視図である。
図8、図9は下部材18の斜視図である。
図10(A)、(A)は蓋板24およびロック爪20の斜視図である。
図11、図12は電池収容ケース30およびコネクタ50の斜視図である。
図13は電子機器100の断面図である。
図14(A)は蓋板24を開放した状態における図13のA矢視図、(B)は図13のBB線断面図である。
図15は電子機器100の制御系を示すブロック図である。
図16乃至図19はコネクタ50および電池収容ケース30をハウジング10から引き出す際の動作説明図である。
図20乃至図24は電池収容ケース30から電池2を取り出す際の動作説明図である。
本実施の形態において、電子機器100は、デジタルデータを再生し音声信号として出力するメモリプレーヤである。
電子機器100は、外装を構成するハウジング10と、データの書き込みおよび/または読み出しが可能に構成されたメモリ102(図15参照)と、外部装置に接続可能に構成されたコネクタ50と、メモリ102に対するデータの書き込みおよび/または読み出しを行うコントローラ114(図15参照)と、電池2を収容する細長形状の電池収容ケース30とを備えている。なお、本実施の形態では、ハウジング10に設けられたコネクタ50が臨む方向を前方、その反対を後方とし、ハウジング10の左右はハウジング10を前方から見た状態でいうものとする。
図1、図2に示すように、ハウジング10は、左側面部12、右側面部14、上面部16との3つの分割体で構成されている。
図3(A)、(B)に示すように、左側面部12には複数の孔が設けられ、各孔に操作キー1202が配設されている。
図1、図2、図14(B)に示すように、左側面部12と右側面部14とが合わされた状態で上部に前方に開放状の開口が形成され、この開口に枠体1602が取着されている。
図5、図6、図13に示すように、この枠体1602の後部を除く部分に透明板1604が取着され、したがって、枠体1602の後部と透明板1604により上面部16が構成されている。
透明板1604が取着された枠体1602部分には、開口1603が形成されている。
また、図5、図6、図13に示すように、枠体1602の後端から下方に片部1606が延出され、片部1606には、後述するジャック110の周囲を覆うためのフランジ1608が形成されている。
図5、図6に示すように、枠体1602の両側で前端寄りの箇所にはプリント基板取り付け用の取り付け片1610がそれぞれ形成されている。
図5、図6、図13に示すように、枠体1602の下部には、液晶表示装置で構成され表示部106と、表示部106を保持する保持板1620が取着され、表示部106は開口1603に臨むように設けられている。
また、保持板1606の下部には表示部106を駆動するためのプリント基板120が取着され、プリント基板120の上面にはスイッチ120Aが配設され、スイッチ120Aの操作キー120Bが枠体1602の孔を介して上方に露出している。
図1、図2、図14(B)に示すように、ハウジング10内で左側面部12と右側面部14の内面側には、それぞれプリント基板122、124が配設され、それらプリント基板122、124はねじ(不図示)によって取り付け片1610に取着されている。また、プリント基板122、124はフレキシブル基板126によって電気的に接続されている。
図7(A)、(B)、図14(B)に示すように、左側のプリント基板122が各操作キー1202に臨む箇所には、各操作キー1202で操作される複数のスイッチ1212が設けられている。
図1、図2に示すように、ハウジング10内の下部には、下部材18が取着されている。
図8、図9、図13に示すように、下部材18は、前部1802と、後部1804と、前部1802および後部1804を連結する連結部1806とを有している。
図8、図9に示すように、前部1802は、下方に凸状で前後方向に軸心を向けた半円筒状の底壁1810と、底壁1810の左右両側からそれぞれ起立された2つの側壁1811と有し、上方と前方と後方が開放されている。
図14(A)に示すように、底壁1810と2つの側壁1811が前方に臨む箇所には、円弧状の前端面1822が形成され、この前端面1822は、左側面部12と右側面部14とが合わされた状態で前部に形成される開口1002内に位置している。
また、左面部12と左側の側壁1811の間には左側ガイド溝1004が上下方向に延在形成され、右面部14と右側の側壁1811の間には右側ガイド溝1006が上下方向に延在形成されている。
図9に示すように、底壁1810と2つの側壁1811が後方に臨む箇所には、前後方向と直交する平面上を延在する円弧状の後端面1812が形成されている。
図8、図9に示すように、底壁1810の内面で後端面1812寄りの箇所には、第1ガイド溝1814が底壁1810周方向に沿って約180度の範囲で形成されている。
第1ガイド溝1814の左端は、底壁1810と左側の側壁1811の接続部分の内面に形成された切り欠き1816を介して後端面1812側に開放されている。
底壁1810と右側の側壁1811の接続部分の内面上に第2ガイド溝1818が前後方向に沿って延在形成されている。
第1ガイド溝1814の右端と第2ガイド溝1818の後端は接続され、第2ガイド溝1818の前端はストッパ壁1820により閉塞されている。
したがって、切り欠き1816と第2ガイド溝1818は内周面1810の周方向において180度位相が異なる箇所に位置している。
また、各側壁1811の後端面1812寄りの箇所には軸受孔1820がそれぞれ形成されており、軸受孔1820は上下方向の寸法が前後方向の寸法よりも大きな寸法で形成された長円を呈している。
図8、図9に示すように、連結部1806は、その前端が前部1802の下部に結合され、後端が後部1804の下部に結合されている。
図8、図9、図13に示すように、連結部1806は、前後方向に直線状に延在し断面矩形状のガイドレール1830を有し、ガイドレール1830の前端に切り欠き1832が形成されている。
図8、図9、図13に示すように、後部1804は、断面矩形枠状を呈しその内側にジャック110が挿入口を後方に向けた状態で収容保持されている。
図1、図2、図13に示すように、下部材18の前部1802にロック爪20が設けられている。
図10(A)、(B)に示すように、ロック爪20は、上方に凸状で前後方向に軸心を向けた半円筒状の本体壁2002と、本体壁2002の前端から上後方に傾斜して起立された操作片2004とを有している。
本体壁2002の両側の後端寄り箇所に、それぞれ支軸2006が側方に向けて突設されている。
図10(A)、(B)、図14(A)に示すように、本体壁2002と操作片2004とが接続する部分は、円弧状の前端面2008として形成され、この前端面2008の円弧は、下部材18の前端面1822の円弧と連続するように形成されている。この前端面2008は、図14(A)に示すように、開口1002内に位置している。
図13に示すように、本体壁2002の内面(下面)で前後方向の中間箇所には係合凸部2010が突出して形成されている。
図14(B)に示すように、ロック爪20は、本体壁2002が下部材18の2つの側壁1811の間に配設された状態で各支軸2006が各軸受孔1820にそれぞれ挿通されることでハウジング10内に配設され、支軸2006は軸受孔1820内で上下に移動できることからロック爪20は上下に揺動可能かつ上下に移動可能に支持されている。
図10(A)、(B)、図14(A)に示すように、本体壁2002の外面(上面)と枠体1602の前部下面との間にはコイルばねからなる付勢手段22が設けられ、ロック爪20は係合凸部2010が下方に向かう方向に常時付勢され、詳細には、支軸206が軸受孔1820の下端に係止しロック爪20はその前部が下方に揺動する方向に常時付勢されている。
図13、図14(A)に示すように、下部材18の前端面1822とロック爪20の前端面2008の前方には、蓋板24が設けられている。
図13に示すように、蓋板24は、開口1002を覆うことができる大きさで形成されている。
図10(A)、(B)に示すように、蓋板24の後面下端で左右方向の中心には下側突起2402が後方に突設され、後面上端寄りの左右両側には左側突起2404、右側突起2406がそれぞれ後方に突設されている。
図13に示すように、下側突起2402の基端は、左側面部12の下縁と右側面部14の下縁が合わされた合わせ目に沿って前後方向に延在形成されたガイド溝1003に挿通され、下側突起2402が前記合わせ目の内側に係止されている。
図14(A)に示すように、左側突起2404の基端は左側ガイド溝1004に挿通され、左側突起2404が左側面部12の裏面と前端面1322の反対側に位置する下部材18の裏面に係止されている。
右側突起2406の基端は右側ガイド溝1006に挿通され、右側突起2406が右側面部14の裏面と前端面1322の反対側に位置する下部材18の裏面に係止されている。
蓋板24は、これら下側突起2402、左側突起2404、右側突起2406の基端が前記ガイド溝1003、左側ガイド溝1004、右側ガイド溝1006に沿って移動し、かつ、下側突起2402、左側突起2404、右側突起2406がガイド溝1003の裏面の壁部に係止されることで、開口1002を覆う閉塞位置と、図13、図14(A)に示すように開口1002を開放する開放位置との間で移動可能に配設されている。
図1、図2に示すように、電池収容ケース30は細長形状を呈しハウジング10に設けられ電池2(図13参照)を収容するものである。
図16、図17に示すように、電池収容ケース30は、ハウジング10内において該電池収容ケース30の長手方向に移動可能に支持され、コネクタ50は電池収容ケース30の移動方向の端部に設けられている。
本実施の形態では、コネクタ50は電池収容ケース30の長手方向の端部である前端に設けられ、コネクタ50および電池収容ケース30の前端箇所が開口1002から出没できるように配置されている。
詳細に説明すると、電池2は単4電池であり、細長形状を呈している。
図11、図12に示すように、電池収容ケース30はその長手方向に沿って分割された第1分割体32と、第2分割体34とで構成され、第1分割体32と第2分割体34は、電池収容ケース30の長手方向と直交する方向に合わせられることでその内部に電池収納空間が形成される。
第1分割体32は、収容されるべき電池2よりも大きい寸法の長さを有している。
コネクタ50は第1分割体32の長手方向の端部である前端に設けられている。
第1分割体32は、前後方向に軸心を向け前後方向に延在形成された半円筒状の本体壁3202と、本体壁3202の前端に取着された円板状の前壁3204と、本体壁部3202の後端から起立された円板状の後壁3206とを有している。
第1分割体32は、第2分割体34に対して開放状に形成され、本体壁3202上で前壁3204と後壁3206との間に電池2が収容されるように構成され、図11、図12に示すように、本体壁3202は、互いに対向する側壁3202Aを有している。
図11、図12に示すように、前壁3204の内面には、電池2の一方の電極(プラス極)が接触される導電性を有する材料で形成された板状の接片3210が配設されている。
図11、図12に示すように、後壁3206の内面には、電池2の他方の電極(マイナス極)が接触される導電性を有する材料で形成されたコイルばね3212が配設されている。
図11、図12に示すように、本体壁3202の外面には、第1係合凸部3220と、第2係合凸部3222と、第1係合凹部3224とが設けられている。
第1係合凸部3220は本体壁3202の長手方向の中間箇所に設けられ、第2係合凸部3222は本体壁3202の後壁3206寄りの箇所に設けられ、第1係合凹部3224は本体壁3202の長手方向の中間箇所に設けられている。
第1係合凸部3220と第2係合凸部3222は本体壁3202の外面の周方向において180度位相が異なる箇所に位置している。
また、第1係合凹部3224と第1係合凸部3220は本体壁3202の外面の周方向において180度位相が異なる箇所に位置しており、第1係合凹部3224と第2係合凸部3222は本体壁3202の外面の周方向において位相が同じ箇所に位置している。
第1係合凸部3220は、下部材18の後部1804の後端面1812に当接可能に、かつ、切り欠き1816を通り、第1ガイド溝1814および第2ガイド溝1818に沿って案内されるように形成されている。
第2係合凸部3220は、切り欠き1816を通って、第1ガイド溝1814が切り欠き1816に臨む縁部に当接されるように形成されている。
また、図11、図12に示すように、第1分割体32の左右両側の側壁3202Aの前部には、切り欠き状の係合部3230が形成されている。
図19に示すように、係合部3230は、左右両側の前部寄りの箇所で前後方向と平行に延在する直線部3232と、直線部3232の前端から前壁3204と平行に延在する前縁部3234と、直線部3232の後端から後方に傾斜して延在する傾斜部3236と、傾斜部3236の後端から前縁部3234と平行して延在する後縁部3237とで構成され、後縁部3237と後壁3206の間は前後方向に平行に延在する直線部3238で接続されている。
図19に示すように、本体壁3202の前部の左右両側に係合部3230が形成されることで、本体壁3202は、電池2の全長のうち前方寄りの約1/3の部分については電池2の径方向の約1/3を収容し、電池2の径方向の残りの約2/3を露出した状態で収容する。
また、係合部3230が形成されていない残りの本体壁3202部分によって、本体壁3202は、電池2の全長のうち残りの約2/3の部分については電池2の径方向の約2/3を収容した状態で収容する。
図11、図12、図19に示すように、第2分割体34は、第1分割体32よりも短い長さで形成されている。
第2分割体34は、前後方向に軸心を向け前後方向に延在形成された半円筒状の本体壁3402を有し、第1分割体32に対して開放状に形成され、図11、図12に示すように、本体壁3402は、互いに対向する側壁3402Aを有している。
本体壁3402の外面の後端寄り箇所には、本体壁3402の周方向に沿って外方に突設され、下部材18の後端面1812に当接可能な係止壁3404が形成されている。
係止壁3404の周方向の中央には、下部材18のガイドレール1830に係合されて案内される案内溝3406が形成されている。
本体壁3402の外面には第2係合凹部3408(図13参照)が形成されている。
第2係合凹部3408は、第2分割体34が第1分割体32に合わされた状態で、第2分割体34の本体壁3402の周方向において第1分割体32の第1係合凹部3224と90度位相が異なる箇所に設けられている。
また、図11、図12に示すように、第2分割体34の両側の側壁3402Aには、凸片状の係合部3420が形成されている。
図19に示すように、係合部3420は、第1分割体32の直線部3232、前縁部3234、傾斜部3236、後縁部3237、直線部3238のそれぞれに合致する形状の直線部3410、前縁部3412、傾斜部3414、後縁部3415、直線部3416で形成されている。
なお、電池収容ケース30は、その電池収容ケース30の長手方向と直交する方向に合わせられることで、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420が係合し、この係合により、第1分割体32と第2分割体34は、ハウジング10の内部において一体的に前後方向および回転方向に移動可能に結合される。
詳細に説明すると、図19に示すように、第1分割体32の前縁部3234が第2分割体34の前縁部3412に係合することで第1分割体32と第2分割体34は一体的に後方に移動可能となり、第1分割体32の後縁部3237が第2分割体34の後縁部3415に係合することで第1分割体32と第2分割体34は一体的に前方に移動可能となる。
また、第1分割体32の直線部3232が、第2分割体34の直線部3410に係合することで第1分割体32と第2分割体34は電池収容ケース30の長手方向に延在する軸心の周りに一体的に回転可能となる。
また、図11、図12に示すように、各直線部3410の内側箇所には、電池保持片3418が本体壁3402の内周面に沿ってそれぞれ突出形成されている。
電池保持片3418は、図14(B)に示すように、第2分割体34が第1分割体32に合わされた状態で、第1分割体32の本体壁部3202の両側の内面側に位置するように構成されている。
図19に示すように、第2分割体34は、電池2の全長のうち前方寄りの約2/3の部分を収容し、残りの約1/3を露出した状態で収容する。
具体的には、電池保持片3418は、直線部3410の内側に位置して、本体壁3402の前半部と共に電池2の全長のうち前方寄りの約1/3の部分について電池2の径方向の約2/3を収容している。
本体壁3402の後半部は、電池2の全長のうち中間の約1/3の部分について電池2の径方向の約1/3を収容している。
したがって、電池2の全長のうち残りの約1/3の部分は本体壁3402の後端から露出している。
図5、図6、図13に示すように、後壁3206の外面と、その外面がハウジング10後部に臨む箇所(枠体1602の後端から下方に片部1606)との間には付勢手段36が設けられ、電池収容ケース30を後述の中間突出位置まで突出させるように前方に付勢している。
図11、図12、図16に示すように、コネクタ50は、支持体5002と、4つの信号用接片5004と、1つのグランド用接片5006と、カバー5008とを備え、電池収容ケース30の長手方向の端部にその軸心を前記長手方向に平行させて設けられている。
支持体5002は、起立壁5010と、接片支持壁5012と、接片押さえ壁5014とを有し、起立壁5010と接片支持壁5012とは第1分割体32に一体に形成され、接片押さえ壁5014は第1分割体32とは別体である。
起立壁5010は、第1分割体32の前壁3204の前面の半部を覆うように本体壁3202の前端から起立され半円板状を呈している。
接片支持板5012は、起立壁5010の先端から起立壁5010の面と直交する方向で前方に延出され扁平な矩形板状を呈している。
接片支持板5012の厚さ方向の一方の面には、前後方向に延在しかつ前後方向と直交する方向に間隔をおいて4つの接片埋め込み用の溝(不図示)が形成されている。
接片押さえ壁5014は、前壁3204の前面で接片支持板5012の前記接片埋め込み用の溝に臨む箇所に設けられている。
図11、図12、図16に示すように、4つの信号用接片5004は、前記各接片埋め込み用の溝に収容保持され、それら信号用接片5004の基端部は、接片押さえ壁5014により前記4つの接片埋め込み用の溝との間で挟み込まれている。なお、図11、図12においては図面を簡略化するために2つの信号用接片5004のみが描かれている。
図11、図12に示すように、4つの信号用接片5004の基端部には4つのリード線52の一端がそれぞれ電気的に接続されている。
1つのグランド用接片5006は、接片押さえ壁5014が4つの信号用接片5004に臨む箇所と反対側の箇所に取着され、1つのリード線52の一端が電気的に接続されている。
それらを合わせた5つのリード線52は、図11、図12に示すように、前壁3204の前面と起立壁5010の後面の隙間から前壁3204の外周を介して後方に導かれ、図14(B)に示すように本体壁3202の内面上を沿って配設され、図11、図12、図13に示すように、本体壁3202の後端に形成されたリード線挿通用の開口3240を介して外方に導き出され、電池収容ケース30の出没に対応できるように湾曲部5202を介して方向変換されており、5つのリード線52の他端はコントローラ114(図15参照)に電気的に接続されている。
図11、図12、図16に示すように、カバー5008は導電性を有する金属板で形成され、断面矩形枠状を呈しその内側に接片支持壁5012および接片押さえ壁5014を収容した状態で前壁3204に取着されている。
カバー5008は前壁3204に取着された状態でグランド用接片5006に接続され、したがって、カバー5008はグランド用接片5006と共にグランドレベルに維持されるように構成されている。
また、カバー5008は前壁3204に取着された状態で、4つの信号用接片5004と、それら4つの信号用接片5004に臨むカバー5008の内面との間に空間が形成され、コネクタ50を外部装置のコネクタに接続した場合に、その外部装置のコネクタの4つの接片が前記空間を介して4つの信号用接片5004に接続されるように構成されている。
次に、電子機器100の制御系の構成について図15を参照して説明する。
電子機器100は、上述したコネクタ50に加えて、メモリ102(特許請求の範囲の記憶部に相当)、操作部104、表示部106、信号処理部108、ジャック110、電源回路112、コントローラ114などを備えており、これら各部は、前述したプリント基板120、122、124、フレキシブル基板126に実装された電子部品によって構成されている。
メモリ102は、音声信号を記録したデータの書き込みおよび/または読み出しが可能に構成されており、本実施の形態では、フラッシュメモリで構成されている。
操作部104は、前述したスイッチ120A、1212などで構成され、再生すべきデータの選択、音声の再生の開始や停止、早送り、早戻し、音量調整、音質調整などをコントローラ114に指示するための操作信号をコントローラ114に供給するものである。
表示部106は、再生するデータに関わる情報(データに付された名称や番号)、あるいは、操作部104に関わる操作情報(音量表示、音質表示)などを表示するものである。
信号処理部108は、コントローラ114によりメモリ102から読み出されたデジタルデータをアナログ信号としての音声信号に変換し増幅するなどの信号処理を行うものである。
ジャック110は、ヘッドホンやスピーカなどのプラグが挿脱可能に接続されるものであり、信号処理部108から供給される音声信号をヘッドホンやスピーカに供給するものである。
コネクタ50は、パーソナルコンピュータなどの外部装置(上位装置)のコネクタ50に接続可能に設けられたものであり、本実施の形態では、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースに従って前記外部装置との間で双方向のデータ通信を行うコネクタ(シリーズAのコネクタ)として構成されている。
コントローラ114は、操作部104から入力される操作信号に基づいて、メモリ102に対するデータの書き込みおよび/または読み出しの制御、表示部106の表示制御、信号処理部108の制御、コネクタ50を介して接続された外部装置との間でのデータ通信の制御などを行う。
電源回路112は、電池2から供給される電力を所定の電圧、電流に調整して上述したメモリ102、操作部104、表示部106、信号処理部108、コントローラ114に供給するものである。
次に、電子機器100の動作について説明する。
まず、電池収容ケース30およびコネクタ50をハウジング10から突出させる場合の動作について図16乃至図19を参照して説明する。
電池2が収容された電池収容ケース30が収納位置に位置している状態について説明する。
図16に示すように、収納位置において、コネクタ50および電池収容ケース30は、ハウジング10内に没入し、蓋板24により開口1002が閉塞されている。
電池収容ケース30は、下部材18の底壁1810と2つの側壁1811によって第2分割体34の本体壁3402、両側壁3402A、第1分割体32の両側壁3202Aが保持され、かつ、ロック爪20の本体壁2002の後部下面が第1分割体32の本体壁3202を押圧することによって、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420の係合が保持されている。したがって、収納位置においては、第1分割体32と第2分割体34を合わせる方向に案内するガイド部が、下部材18の底壁1810と、2つの側壁1811と、ロック爪20の本体壁2002の後部下面とによって構成されている。
また、第2分割体34の案内溝3406が下部材18のガイドレール1830に係止した状態で、第2分割体34の係止壁3404が下部材18の後端面1812の後方に位置している。したがって、電池収容ケース30がこの収納位置に位置した状態では、電池収容ケース30の回転(電池収容ケース30の長手方向に延在する軸心の周りの回転)が不能となっている。
電池収容ケース30は、付勢手段36によって前方に付勢されているが、ロック爪20の係合凸部2010が起立壁5010の前面に係合することで、収納位置に保持されている。
次に、蓋板24を下方に移動して開口1002を開放する。
そして、ロック爪20の操作片2004に指を掛けて付勢手段22の付勢力に抗してロック爪20を上方に揺動させ、係止凸部2010と起立壁5010の前面との係合を解除すると、付勢手段36の付勢力により電池収容ケース30が前方に移動し、付勢手段36の自然長分、コネクタ50と電池収容ケース30の前部が開口1002から前方に突出した中間突出位置となる。
電池収容ケース30がこの中間突出位置に位置した状態でも、第2分割体34の係止壁3404の案内溝3406が下部材18のガイドレール1830に係止されることで電池収容ケース30の回転(電池収容ケース30の長手方向に延在する軸心の周りの回転)が不能となっている。
また、この中間突出位置において、電池収容ケース30は、下部材18の底壁1810と2つの側壁1811によって第2分割体34の本体壁3402、両側壁3402A、第1分割体32の両側壁3202Aが保持され、かつ、ロック爪20の係合凸部2010が第1分割体32の本体壁3202を押圧することによって、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420の係合が保持されている。
したがって、収納位置から中間突出位置においては、第1分割体32と第2分割体34を合わせる方向に案内するガイド部が、下部材18の底壁1810と、2つの側壁1811と、ロック爪20の係合凸部2010とによって構成されている。
そして、図17に示すように、コネクタ50および電池収容ケース30の前部を把持して前方に引き出すと、第2分割体34の係止壁3404が下部材18の後端面1812に当接し、それ以上の前方への移動が阻止される突出位置となる。
この際、係止壁3404の案内溝3406は、図9に示すように、ガイドレール1830から外れて切り欠き1832上に位置しており、コネクタ50および電池収容ケース30は、電池収容ケース30の長手方向に延在する軸心の周りに回転可能な状態となる。
したがって、本実施の形態では、コネクタ50および電池収納ケース30がハウジング10内に収納された収納位置から、コネクタ50が設けられた電池収容ケース30の長手方向の端部寄りの箇所がコネクタ50と共にハウジング10から突出した突出位置に至るまで、電池収容ケース30の長手方向に延在する軸心の周りへのコネクタ50および電池収容ケース30の回転を阻止する第1の回転阻止機構が、ガイドレール1830と案内溝3406とで構成されている。
また、第1分割体32の第1係合部3220は、図8、図9に示すように、下部材18の切り欠き1816を通って第1ガイド溝1814に臨む箇所に位置している。
この突出位置では、電池収容ケース30に対して後方に向かう力を加えると、電池ケース30は前記中間突出位置を経て前記収納位置に向けて移動可能な状態となっている。したがって、コネクタ50の外部装置のコネクタに対する挿脱作業を行うことがまだできない。
なお、中間突出位置から突出位置においては、第1分割体32と第2分割体34を合わせる方向に案内するガイド部が、下部材18の底壁1810と、2つの側壁1811と、ロック爪20の係合凸部2010とによって構成されている。
次に、図18に示すように、前方から見てコネクタ50および電池収容ケース30を反時計方向に回転する。
すると、第2分割体34の係止壁3404が下部材18の後端面1812に当接した状態を保ちつつ、係止壁3404の案内溝3406は、ガイドレール1830の切り欠き1832上から外れ、第1分割体32の第1係合部3220は、切り欠き1816から第1ガイド溝1814内に進入した後第1ガイド溝1814に沿って回転する。
したがって、電池収容ケース30は前後方向の位置を保ちつつ回転される。
やがて、電池収容ケース30が前記突出位置から第1の角度である90度回転されると、第1分割体32の第1係合凹部3224にロック爪20の係止凸部2010が係合され、これにより、クリック感が得られると共に、コネクタ50および電池収容ケース30の回転位置が係止保持された第1の回転位置となる。
すなわち、本実施の形態では、電池収容ケース30が突出位置から第1の回転位置に回転された状態で、電池収容ケース30に係脱可能に係合するクリック機構が、第1分割体32の第1係合凹部3224に係脱するロック爪20の係止凸部2010によって構成されている。
また、第1の回転位置において、電池収容ケース30は、下部材18の底壁1810と2つの側壁1811によって第2分割体34の本体壁3402と第1分割体32の本体壁3202が保持され、かつ、ロック爪20の本体壁2002の下面が第1分割体32の一方の側壁3202Aと第2分割体34の一方の側壁3402Aを押圧することによって、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420の係合が保持されており、第1分割体32と第2分割体34は一体的に回転可能となっている。
したがって、突出位置から第1の回転位置においては、第1分割体32と第2分割体34を合わせる方向に案内するガイド部が、下部材18の底壁1810と、2つの側壁1811と、ロック爪20の本体壁2002の下面とによって構成されている。
この第1の回転位置では、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420が係合した状態で、第2分割体34の係止壁3404が下部材18の後端面1812に当接し、かつ、第1分割体32の第1係合部3220が第1ガイド溝1814の後側の縁部1814A(図8、図9参照)に当接するため、電池収容ケース30はハウジング10に対して前後方向に固定された状態を保つ。
すなわち、本実施の形態では、第1の回転位置で電池収容ケース30に係脱可能に係合することで電池収容ケース30のハウジング10内への没入を阻止するロック機構が、第1分割体32の第1係合部3220と下部材18の第1ガイド溝1814の後側の縁部1814Aによって構成されている。
したがって、第1の回転位置においては、電池収容ケース30に対して前方あるいは後方に向かう力を加えても、電池収容ケース30およびコネクタ50がハウジング10に前後方向に移動不能に保持されるため、コネクタ50の外部装置のコネクタに対する挿脱作業を確実に行うことができる。
次に、図19に示すように、前方から見てコネクタ50および電池収容ケース30をさらに反時計方向に回転する。
すると、第1分割体32の第1係合凹部3224へのロック爪20の係止凸部2010の係合が解除され、第2分割体34の係止壁3404が下部材18の後端面1812に当接した状態を保ちつつ、第1分割体32の第1係合部3220は、第1ガイド溝1814内で第1ガイド溝1814に沿って第2ガイド溝1818に近接する方向に回転される。
したがって、電池収容ケース30は前後方向の位置を保ちつつ回転される。
やがて、電池収容ケース30が前記第1の回転位置から第2の角度である90度回転されると(前記収納位置から180度回転されると)、第1分割体32の第1係合部3220は、第1ガイド溝1814内で第2ガイド溝1818に臨む箇所に至り、第2分割体34の第2係合凹部3408にロック爪20の係止凸部2010が係合され、これにより、クリック感が得られると共に、コネクタ50および電池収容ケース30の回転位置が係止保持された第2の回転位置となる。
すなわち、本実施の形態では、電池収容ケース30が第1の回転位置から第2の角度回転された第2の回転位置に回転された状態で、電池収容ケース30に係脱可能に係合するクリック機構が、第2分割体34の第2係合凹部3408に係脱するロック爪20の係止凸部2010によって構成されている。
第2の回転位置では、電池収容ケース30は、下部材18の底壁1810と2つの側壁1811によって第1分割体32の本体壁3202、両側壁3202A、第2分割体34の両側壁3402Aが保持され、かつ、ロック爪20の本体壁2002の下面が第2分割体34の本体壁3402を押圧することによって、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420の係合が保持されている。
したがって、第1の回転位置から第2の回転位置においては、第1分割体32と第2分割体34を合わせる方向に案内するガイド部が、下部材18の底壁1810と、2つの側壁1811と、ロック爪20の本体壁2002の下面とによって構成されている。
また、第2の回転位置では、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420が係合した状態で、ロック爪20の係合凸部2010が第1分割体32の第1係合凹部3224に係合し、かつ、第1分割体32の第1係合部3220が第1ガイド溝1814の後側の縁部1814Aに当接するため、電池収容ケース30はハウジング10に対して前後方向に対して固定された状態を保つ。
すなわち、本実施の形態では、第2の回転位置で電池収容ケース30に係脱可能に係合することで電池収容ケース30のハウジング10内への没入を阻止するロック機構が、第1分割体32の第1係合部3220と下部材18の第1ガイド溝1814の後側の縁部1814Aによって構成されている。
また、第2の回転位置では、第1分割体32の第1係合部3220が第1ガイド溝1814の延在方向の端部1814B(図8、図9参照)に当接することでそれ以上の回転が阻止されている。
すなわち、本実施の形態では、電池収容ケース30に係止してそれ以上の回転を阻止する第2の回転阻止機構が、第1分割体32の第1係合部3220と下部材18の第1ガイド溝1814の延在方向の端部1814Bによって構成されている。
したがって、第2の回転位置においても第1の回転位置と同様に、電池収容ケース30に対して前方あるいは後方に向かう力を加えても、電池収容ケース30およびコネクタ50がハウジング10に対して前後方向に移動不能となるため、コネクタ50の外部装置のコネクタに対する挿脱作業を確実に行うことができる。
なお、このようにコネクタ50の外部装置のコネクタに対する挿脱作業を行える箇所を、互いに位相の異なる第1、第2の回転位置の2箇所としたのは、挿脱時に、ハウジング10を90度回転させることで、外部装置に対してハウジング10を邪魔にならない姿勢に変更できるようにしたものである。
なお、第2の回転位置にある電池収容ケース30を収納位置に戻す際には、ほぼ上述と逆の手順で、電池収容ケース30を第1の回転位置に回転し、次いで、突出位置に回転し、その状態で電池ケース30を後方に押し込むことで収納位置とすればよい。
次に、電池収容ケース30から電池2を取り出す場合の動作について図20乃至図24を参照して説明する。
まず、前述した手順により、電池収容ケース30を図20に示す収納位置から図21に示す第2の回転位置とする。
この第2の回転位置では、前述したように、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420が係合した状態で、ロック爪20の係合凸部2010が第1分割体32の第1係合凹部3224に係合している。
したがって、電池収容ケース30の前方への移動は阻止されている。
ここで、図22に示すように、ロック爪20の操作片2004に指を掛けて付勢手段22の付勢力に抗してロック爪20をその支軸2008(図10参照)の回転中心2008Aを中心にして上方に揺動させる。
すると、ロック爪20の本体壁2002の後端2020によって第2分割体34の本体壁3402の後部3420が下方に押圧されることで、第2分割体34の前端が上方に浮き上がり、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420の係合が解除される。
具体的には、第1分割体32の後縁部3237に対する第2分割体34の後縁部3415の係合が解除され、第1分割体32が第2分割体34に対して独立して前方に移動可能な状態となる。
この際、ロック爪20の係合凸部2010の第1分割体32の第1係合凹部3224への係合は維持されているため、第2分割体34の前方への移動は依然として阻止されている。
この状態で、電池収容ケース30の第1分割体32の前部を把持して前方に引き出すと、第1分割体32は第2分割体34とは独立して前方へ移動される。具体的には、第1分割体32は、第1係合凸部3220が下部材18の第1ガイド溝1814から第2ガイド溝1818内に進入し第2ガイド溝1818に沿って回転不能な状態で前方に案内される。
この際、電池2はその後端が第1分割体32の後壁3206にコイルばね3212を介して係止されているため、第1分割体32と一体的に前方に移動する。
したがって、ロック爪20によって前方への移動が阻止された第2分割体34に対して、第1分割体32および電池2が一体的に前方に移動することになる。
そして、第1分割体32の前方への移動に伴って、第1分割体32の傾斜部3236が第2分割体34の傾斜部3414に当接した状態で前方に移動するため、第2分割体34はその前端がさらに上方に移動される。
この際、第2分割体34は2つの電池保持片3418で電池2を保持しているため、電池2は第2分割体34とともに上方に移動しつつ第2分割体34に対して前方にスライドする。これにより、電池2の前部は第2分割体34の前端から前方にスライドして突出する。
図23に示すように、第1分割体32がさらに前方へ移動されると、第1分割体32の第1係合凸部3220がストッパ壁1820に当接するとともに、第1分割体32の第2係合凸部3222が下部材18の後端面1812に当接することで、第1分割体32のそれ以上の前方への移動が阻止される。
この状態で、電池2の前部は第1分割体32の前部の上方で第2分割体34の前端から前方に突出されている。
これにより、電池収容ケース30は、ハウジング10から突出し電池収容ケース30に対して電池2の装脱を可能とする電池装脱位置となる。
したがって、図24に示すように、突出されている電池2の前部を容易に把持して第2分割体34から取り外すことができる。
なお、本実施の形態では、第2の回転位置において第2分割体34を電池収容ケース30の長手方向と直交する方向で第1分割体32から離れる方向へ移動させる移動機構が、ロック爪20で構成されている。
また、電池2を電池収容ケース30に収容する際には、ほぼ上述と逆の手順で、図23に示すように、電池収容ケース30を電池装脱位置として電池2の電池収容ケース30への収容を行い、次いで、電池収容ケース30を電池ケース30を後方に押し込むことで第2の回転位置に移動させた後、電池収容ケース30を回転して第1の回転位置を経て突出位置に移動させ、さらに、電池収容ケース30を後方に押し込んで収納位置に移動させればよい。
本実施の形態によれば、コネクタ50を電池収容ケース30の端部に一体的に設けたので、コネクタ50を電池収容ケース30と別体に設ける場合に比べ、コネクタ50が占有するスペースを削減することができ、電子機器100の小型化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、電池収容ケース30をハウジング10内において移動可能に支持し、コネクタ50を電池収容ケース30の移動方向における端部に設け、コネクタ50を電池収容ケース30の移動によりハウジング10に対して出没可能に配置したので、コネクタ50よりも大きな電池収容ケース30を没入不能に支持することでコネクタ50をより強固に支持でき、コネクタ50の装脱操作をより確実に安定して行う上で有利となる。
また、本実施の形態では、電池収容ケース30がハウジング10内において移動可能に支持され、コネクタ50が電池収容ケース30の移動によりハウジング10に対して出没可能に配置されているので、コネクタ50の非使用時にはコネクタ50をハウジング10内に収納することで電子機器100をコンパクト化でき携帯性を確保する上で有利となる。
また、本実施の形態では、電池収容ケース30をハウジング10から突出する方向に付勢する付勢手段36を設け、コネクタ50がハウジング10内に収納された状態で電池収容ケース30に係脱可能で電池収容ケース30に係合することでコネクタ50のハウジング10内への収納状態を保持するロック爪20をハウジング10に設けたので、ロック爪20の電池収容ケース30に対する係合を解除するという簡単な操作で、コネクタ50をハウジング10から突出させることができ、操作性を向上させる上で有利となる。
また、本実施の形態では、コネクタ50の外部装置のコネクタに対する挿脱作業を行える箇所を、互いに位相の異なる第1、第2の回転位置の2箇所としたので、挿脱時に、ハウジング10を90度回転させることで、外部装置に対してハウジング10を邪魔にならない姿勢に変更でき、装脱操作を確実に行うことができ操作性を向上させる上で有利となる。
また、本実施の形態では、電池収容ケース30の第1の回転位置および第2の回転位置で電池収容ケース30に係脱するクリック機構を設けたので、操作性を向上させる上で有利となる。
また、本実施の形態では、ハウジング10に、収納位置から第2の回転位置まで第1分割体32と第2分割体34に係合しそれら第1分割体32と第2分割体34を合わせる方向に案内するガイド部を設け、第2の回転位置において第2分割体34を電池収容ケース30の長手方向と直交する方向で第1分割体32から離れる方向へ移動させる移動機構を設け、第1分割体32を、第2の回転位置において第2分割体34が第1分割体32から離されることで電池2の装脱を可能とする電池装脱位置に引き出し可能に設けたので、コネクタ50の装脱操作を確実に行うことができると同時に電池2の電池収容ケース30への装脱を容易に行え、操作性を向上させる上で有利となる。
また、本実施の形態では、第1分割体32の係合部3230と第2分割体34の係合部3420は、電池収容ケース30の長手方向に対して傾斜し第1分割体32が電池装脱位置に引き出される際に第2分割体34を電池収容ケース30の長手方向と直交する方向で第1分割体32から離れる方向に移動させる傾斜部3236、3414を含んでいるため、電池2の装脱をより簡単に行うことができ、操作性を向上させる上で有利となる。
なお、本実施の形態では、コネクタ50の外部装置のコネクタに対する挿脱作業を行える箇所を、互いに位相の異なる第1、第2の回転位置の2箇所とした場合について説明したが、コネクタ50の外部装置のコネクタに対する挿脱作業を行える箇所を1つの回転位置の箇所としてもよいことは無論である。ただし、本実施の形態のように、互いに位相の異なる第1、第2の回転位置の2箇所とした場合には、外部装置に対するハウジング10の姿勢を変更できるので、コネクタ50の外部装置に対する装脱操作を確実に行うことができ操作性を向上させる上でより有利となる。
また、本実施の形態では、電池2が細長形状を呈しこれに対応して電池収容ケース30も細長形状を呈している場合について説明したが、電池の形状は任意であり、この電池の形状に対応して電池収容ケース30の形状も変化する。
また、本実施の形態では、コネクタ50がUSBのインターフェースに対応したものである場合について説明したが、コネクタ50の形状や仕様はUSBに限定されるものではなく、従来公知の様々なコネクタを採用可能である。
また、本実施の形態では、電子機器100がメモリプレーヤである場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電池から供給される電源で動作し記憶部に対するデータの書き込みおよび/または読み出しをコネクタを介して行う従来公知の様々な電子機器に広く適用可能である。
第1の実施の形態の電子機器100を前方から見た分解斜視図である。 第1の実施の形態の電子機器100を後方から見た分解斜視図である。 (A)、(B)は左側面部12の斜視図である。 (A)、(B)は右側面部14の斜視図である。 上面部16および表示部106の斜視図である。 上面部16および表示部106の斜視図である。 プリント基板122、124、フレキシブル基板126の斜視図である。 下部材18の斜視図である。 下部材18の斜視図である。 (A)、(A)は蓋板24およびロック爪20の斜視図である。 電池収容ケース30およびコネクタ50の斜視図である。 電池収容ケース30およびコネクタ50の斜視図である。 電子機器100の断面図である。 (A)は蓋板24を開放した状態における図13のA矢視図、(B)は図13のBB線断面図である。 電子機器100の制御系を示すブロック図である。 コネクタ50および電池収容ケース30をハウジング10から引き出す際の動作説明図である。 コネクタ50および電池収容ケース30をハウジング10から引き出す際の動作説明図である。 コネクタ50および電池収容ケース30をハウジング10から引き出す際の動作説明図である。 コネクタ50および電池収容ケース30をハウジング10から引き出す際の動作説明図である。 電池収容ケース30から電池2を取り出す際の動作説明図である。 電池収容ケース30から電池2を取り出す際の動作説明図である。 電池収容ケース30から電池2を取り出す際の動作説明図である。 電池収容ケース30から電池2を取り出す際の動作説明図である。 電池収容ケース30から電池2を取り出す際の動作説明図である。
符号の説明
2……電池、10……ハウジング、30……電池収容ケース、50……コネクタ、100……電子機器、102……メモリ、114……コントローラ。

Claims (18)

  1. 外装を構成するハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられデータの書き込みおよび/または読み出しが可能な記憶部と、
    前記ハウジングに設けられ外部装置に接続可能なコネクタと、
    前記ハウジング内に設けられ前記コネクタを介して外部装置との間でデータ通信を行うことにより前記記憶部に対するデータの書き込みおよび/または読み出しを行うコントローラと、
    前記ハウジングに設けられ前記コントローラおよび前記記憶部に電源を供給する電池を収容する電池収容ケースと、
    を備える電子機器であって、
    前記コネクタは、前記電池収容ケースの端部に一体的に設けられ
    前記電池収容ケースは、前記ハウジング内において移動可能に支持され、前記コネクタは前記電池収容ケースの移動方向における端部に設けられ、前記コネクタは前記電池収容ケースの移動により前記ハウジングに対して出没可能に配置されている
    電子機器。
  2. 前記コネクタが前記ハウジングから突出した突出位置において、前記電池収容ケースに係脱可能に係合し前記コネクタの前記ハウジング内への没入を阻止するロック機構が設けられている
    請求項1記載の電子機器。
  3. 前記コネクタが前記ハウジング内に収納された状態で前記コネクタの開閉を行う蓋板が前記ハウジングに設けられている
    請求項記載の電子機器。
  4. 外装を構成するハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられデータの書き込みおよび/または読み出しが可能な記憶部と、
    前記ハウジングに設けられ外部装置に接続可能なコネクタと、
    前記ハウジング内に設けられ前記コネクタを介して外部装置との間でデータ通信を行うことにより前記記憶部に対するデータの書き込みおよび/または読み出しを行うコントローラと、
    前記ハウジングに設けられ前記コントローラおよび前記記憶部に電源を供給する電池を収容する電池収容ケースと、
    を備える電子機器であって、
    前記コネクタは、前記電池収容ケースの端部に一体的に設けられ、
    前記電池収容ケースは細長形状を呈し、前記コネクタは、前記電池収容ケースの長手方向の端部にその軸心を前記長手方向に平行させて設けられている
    電子機器。
  5. 外装を構成するハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられデータの書き込みおよび/または読み出しが可能な記憶部と、
    前記ハウジングに設けられ外部装置に接続可能なコネクタと、
    前記ハウジング内に設けられ前記コネクタを介して外部装置との間でデータ通信を行うことにより前記記憶部に対するデータの書き込みおよび/または読み出しを行うコントローラと、
    前記ハウジングに設けられ前記コントローラおよび前記記憶部に電源を供給する電池を収容する電池収容ケースと、
    を備える電子機器であって、
    前記コネクタは、前記電池収容ケースの端部に一体的に設けられ、
    前記電池収容ケースは、前記ハウジング内において移動可能に支持され、前記コネクタは前記電池収容ケースの移動方向における端部に設けられ、前記コネクタが設けられた前記電池収容ケースの端部寄りの箇所が前記コネクタと共に前記ハウジングに対して出没可能に配置されている
    電子機器。
  6. 前記コネクタが前記ハウジング内に収納された状態で前記コネクタの開閉を行う蓋板が前記ハウジングに設けられている
    請求項記載の電子機器。
  7. 外装を構成するハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられデータの書き込みおよび/または読み出しが可能な記憶部と、
    前記ハウジングに設けられ外部装置に接続可能なコネクタと、
    前記ハウジング内に設けられ前記コネクタを介して外部装置との間でデータ通信を行うことにより前記記憶部に対するデータの書き込みおよび/または読み出しを行うコントローラと、
    前記ハウジングに設けられ前記コントローラおよび前記記憶部に電源を供給する電池を収容する電池収容ケースと、
    を備える電子機器であって、
    前記コネクタは、前記電池収容ケースの端部に一体的に設けられ、
    前記電池収容ケースは細長形状を呈し、前記コネクタは、前記電池収容ケースの長手方向の端部に設けられ、前記電池収容ケースは、前記ハウジング内において該電池収容ケースの長手方向に移動可能に支持され、かつ、前記コネクタが設けられた前記電池収容ケースの長手方向の端部寄りの箇所が前記コネクタと共に前記ハウジングに対して出没可能に配置されている
    電子機器。
  8. 前記コネクタが前記ハウジング内に収納された状態で前記コネクタの開閉を行う蓋板が前記ハウジングに設けられている
    請求項記載の電子機器。
  9. 外装を構成するハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられデータの書き込みおよび/または読み出しが可能な記憶部と、
    前記ハウジングに設けられ外部装置に接続可能なコネクタと、
    前記ハウジング内に設けられ前記コネクタを介して外部装置との間でデータ通信を行うことにより前記記憶部に対するデータの書き込みおよび/または読み出しを行うコントローラと、
    前記ハウジングに設けられ前記コントローラおよび前記記憶部に電源を供給する電池を収容する電池収容ケースと、
    を備える電子機器であって、
    前記コネクタは、前記電池収容ケースの端部に一体的に設けられ、
    前記電池収容ケースは細長形状を呈し、前記電池収容ケースは、前記ハウジング内において該電池収容ケースの長手方向に移動可能に支持され、かつ、前記コネクタが設けられた前記電池収容ケースの長手方向の端部寄りの箇所が前記コネクタと共に前記ハウジングに対して出没可能に配置され、前記コネクタが設けられた前記電池収容ケースの長手方向の端部寄りの箇所を前記ハウジングから突出する方向に付勢する付勢手段が前記ハウジング内に設けられ、前記コネクタが前記ハウジング内に収納された状態で前記コネクタまたは前記電池収容ケースに係脱可能で前記コネクタまたは前記電池収容ケースに係合することで前記コネクタの前記ハウジング内への収納状態を保持するロック爪が前記ハウジングに設けられている
    電子機器。
  10. 前記コネクタおよび前記電池収納ケースが前記ハウジング内に収納された収納位置から、前記コネクタが設けられた前記電池収容ケースの長手方向の端部寄りの箇所が前記コネクタと共に前記ハウジングから突出した突出位置に至るまで、前記電池収容ケースの長手方向に延在する軸心の周りへの前記コネクタおよび前記電池収容ケースの回転を阻止する第1の回転阻止機構が設けられ、前記突出位置において前記電池収容ケースの長手方向に延在する軸心の周りに前記電池収容ケースを第1の角度回転させた第1の回転位置で、前記電池収容ケースに係脱可能に係合し前記電池収容ケースの前記ハウジング内への没入を阻止するロック機構が設けられている
    請求項記載の電子機器。
  11. 前記電池収容ケースが突出位置において第1の回転位置に回転された状態で、前記電池収容ケースに係脱可能に係合するクリック機構が設けられている
    請求項1記載の電子機器。
  12. 前記電池収容ケースが第1の回転位置から第2の角度回転された第2の回転位置で、前記電池収容ケースに係脱可能に係合するクリック機構が設けられると共に前記電池収容ケースに係止してそれ以上の回転を阻止する第2の回転阻止機構が設けられ、さらに第2の回転位置で前記電池収容ケースに係脱可能に係合し前記電池収容ケースの前記ハウジング内への没入を阻止するロック機構が設けられている
    請求項11記載の電子機器。
  13. 前記電池収容ケースはその長手方向に沿って分割された第1分割体と第2分割体とで構成され、前記第1分割体と前記第2分割体は、前記電池収容ケースの長手方向と直交する方向に合わせられることでその内部に電池収納空間が形成されると共に、前記電池収容ケースの長手方向に一体的に移動するように結合され、前記ハウジングに、前記収納位置から前記第1の回転位置まで前記第1分割体と前記第2分割体に係合しそれら前記第1分割体と前記第2分割体を合わせる方向に案内するガイド部が設けられ、前記第1の回転位置において前記第2分割体を前記電池収容ケースの長手方向と直交する方向で前記第1分割体から離れる方向へ移動させる移動機構が設けられ、前記コネクタは前記第1分割体の長手方向の端部に設けられ、前記第1分割体は、前記第1の回転位置において前記第2分割体が該第1分割体から離されることで電池の装脱を可能とする電池装脱位置に引き出し可能に設けられている
    請求項1記載の電子機器。
  14. 前記第1分割体は収容されるべき電池よりも大きい寸法の長さを有し、前記第2分割体は前記第1分割体よりも短い長さを有している
    請求項1記載の電子機器。
  15. 前記第1分割体は互いに対向する両側の側壁を有して前記第2分割体に対して開放状に形成され、前記第2分割体は互いに対向する両側の側壁を有して前記第1分割体に対して開放状に形成され、前記第1分割体の両側の側壁に形成された係合部と、前記第2分割体の両側の側壁に形成された係合部とが、前記電池収容ケースの長手方向と直交する方向に合わせられることでその内部に電池収納空間が形成されると共に、前記電池収容ケースの長手方向に一体的に移動するように結合され、前記第1分割体の係合部と前記第2分割体の係合部は、前記電池収容ケースの長手方向に対して傾斜し前記第1分割体が前記電池装脱位置に引き出される際に前記第2分割体を前記電池収容ケースの長手方向と直交する方向で前記第1分割体から離れる方向に移動させる傾斜部を含んで構成されている
    請求項1記載の電子機器。
  16. 前記電池収容ケースはその長手方向に沿って分割された第1分割体と第2分割体とで構成され、前記第1分割体と前記第2分割体は、前記電池収容ケースの長手方向と直交する方向に合わせられることでその内部に電池収納空間が形成されると共に、前記電池収容ケースの長手方向に一体的に移動するように結合され、前記ハウジングに、前記収納位置から前記第2の回転位置まで前記第1分割体と前記第2分割体に係合しそれら前記第1分割体と前記第2分割体を合わせる方向に案内するガイド部が設けられ、前記第2の回転位置において前記第2分割体を前記電池収容ケースの長手方向と直交する方向で前記第1分割体から離れる方向へ移動させる移動機構が設けられ、前記コネクタは前記第1分割体の長手方向の端部に設けられ、前記第1分割体は、前記第2の回転位置において前記第2分割体が該第1分割体から離されることで電池の装脱を可能とする電池装脱位置に引き出し可能に設けられている
    請求項1記載の電子機器。
  17. 前記第1分割体は収容されるべき電池よりも大きい寸法の長さを有し、前記第2分割体は前記第1分割体よりも短い長さを有している
    請求項1記載の電子機器。
  18. 前記第1分割体は互いに対向する両側の側壁を有して前記第2分割体に対して開放状に形成され、前記第2分割体は互いに対向する両側の側壁を有して前記第1分割体に対して開放状に形成され、前記第1分割体の両側の側壁に形成された係合部と、前記第2分割体の両側の側壁に形成された係合部とが、前記電池収容ケースの長手方向と直交する方向に合わせられることでその内部に電池収納空間が形成されると共に、前記電池収容ケースの長手方向に一体的に移動するように結合され、前記第1分割体の係合部と前記第2分割体の係合部は、前記電池収容ケースの長手方向に対して傾斜し前記第1分割体が前記電池装脱位置に引き出される際に前記第2分割体を前記電池収容ケースの長手方向と直交する方向で前記第1分割体から離れる方向に移動させる傾斜部を含んで構成されている
    請求項1記載の電子機器。
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