JP2005135492A - スタンド装置及び記録及び/又は再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電気機器の着脱操作を容易にすると共に小型化を図る。
【解決手段】 ディスクドライブ装置2を支持するスタンド装置5であって、ディスクドライブ装置2の筐体の一部を挟み込むように支持する支持溝67内に、ディスクドライブ装置2のコネクタ24に接続されるプラグ74とを備える。そして、プラグ74は、移動部材75に設けられ、移動部材は、ディスクドライブ装置2を支持溝67より取り外すとき移動し、コネクタ24やプラグ74に対する負荷を小さくする。
【選択図】 図5
【解決手段】 ディスクドライブ装置2を支持するスタンド装置5であって、ディスクドライブ装置2の筐体の一部を挟み込むように支持する支持溝67内に、ディスクドライブ装置2のコネクタ24に接続されるプラグ74とを備える。そして、プラグ74は、移動部材75に設けられ、移動部材は、ディスクドライブ装置2を支持溝67より取り外すとき移動し、コネクタ24やプラグ74に対する負荷を小さくする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、電気機器を支持するスタンド装置及び記録及び/又は再生装置に関する。
特許文献1に示すように、映像信号、音声信号等の情報信号を記録したディジタル・バーサタイル・ディスク等の光ディスクの再生をする携帯型のディスクドライブ装置、このディスクドライブ装置に接続されて、ディスクドライブ装置で再生された映像信号等を表示すると共に操作部が設けられた表示装置、ディスクドライブ装置や表示装置に電力を供給する充電型の電源装置、テレビジョン受像器等のモニタにディスクドライブ装置で再生した情報信号を出力するための出力アダプタ等を備えたシステムがある。このシステムは、屋内で使用するとき、電源装置や出力アダプタをディスクドライブにコネクタ接続してからディスクドライブ装置をスタンド装置に設置し、出力アダプタとテレビジョン受像器等のモニタを接続することによって、光ディスクに記録されたコンテンツをディスクドライブ装置で再生してモニタで楽しむことができる。
また、このシステムでは、ディスクドライブ装置に電源装置を取り付け、更に、ディスクドライブ装置に表示装置を接続することによって、これらの装置を持ち運んで、屋外で光ディスクに記録されたコンテンツを楽しむことができる。このときには、上述した出力アダプタは不要であり、ディスクドライブ装置から取り外されている。
このシステムでは、屋外の仕様から屋内の仕様に変更するとき、ディスクドライブ装置と出力アダプタとをコネクタ接続してから、ディスクドライブ装置をスタンド装置に設置する必要があり、作業が面倒である。すなわち、ディスクドライブ装置のスタンド装置への設置作業と出力アダプタとディスクドライブ装置とのコネクタ接続作業を同時に行うことができず、面倒である。
また、屋内の仕様から屋外の仕様に変更するとき、スタンド装置からディスクドライブ装置を外した後、更に、出力アダプタのプラグをディスクドライブ装置から取り外す必要があり、作業が面倒である。
以上のような問題点を解決する手段として、図10に示すような構成にすることができる。すなわち、このシステムでは、スタンド装置101に、出力アダプタを内蔵し、スタンド装置101のジャック102にテレビジョン受像器等のモニタに接続された接続端子103を接続し、更に、スタンド装置101のディスクドライブ装置104を支持する支持溝105にディスクドライブ装置104に接続されるプラグ106を設けるようにすることができる。この場合、ディスクドライブ装置104で再生された情報信号は、ディスクドライブ装置104のレセプタクル107に接続された支持溝105のプラグ106を介してジャック102に接続された接続端子103よりテレビジョン受像器等のモニタに出力されることになる。このシステムでは、ディスクドライブ装置104の着脱で、スタンド装置101に内蔵された出力アダプタとの接続が可能となり、上述のように、出力アダプタの着脱が不要となり、操作性の向上を図ることができる。
図10に示すように、スタンド101からディスクドライブ装置104を取り外すとき、通常、ディスクドライブ装置104は、ユーザによって、支持溝105の端部である支持部105aを回動支点として図10中矢印A方向に回動される。これによって、スタンド装置101の支持溝105に設けられているプラグ106もディスクドライブ装置104のレセプタクル107から離脱することになる。しかしながら、ディスクドライブ装置104を図10中矢印A方向に回動するとき、レセプタクル107も同方向の軌跡を描くことになる。したがって、レセプタクル107に対するプラグ106の着脱は、レセプタクル107に対して垂直方向から行われるのではなく、斜めの方向から行われることになり、プラグ106又はレセプタクル107に過度の負荷が加わり、プラグ106又はレセプタクル107が破損してしまうことがある。
ディスクドライブ装置104の着脱の際のプラグ106やレセプタクル107に対する過大な負荷を小さくする手段としては、図11に示すように、プラグ106とレセプタクル107の接続部分とディスクドライブ装置104の着脱を行うときの回動支点との距離を離し、スタンド装置101のプラグ106に対するレセプタクル107の傾きが小さくなるようにすればよい。すなわち、図11に示すように、ディスクドライブ装置104を、図10の場合より更に外側の支持部105で支持するようにすればよい。この場合、ディスクドライブ装置104は、支持部105aを回動支点として図11中矢印A方向及び反矢印B方向に回動される。しかしながら、この例では、プラグ106とレセプタクル107の接続部分とディスクドライブ装置104の着脱を行うときの回動支点との距離が離れるに従って、スタンド101も大型化してしまう。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気接続部の保護を図りつつ小型化を図ることができるスタンド装置及びこのスタンド装置を備えた記録及び/又は再生装置を提供することにある。
本発明に係るスタンド装置は、筐体の側面に電気接続部が設けられた電子機器を支持するスタンド装置であり、上記電気機器の筐体の一部を挟み込むように支持する支持溝と、上記支持溝内に設けられ、上記電気機器の電気接続部に接続される電気接続部とを備える。そして、上記支持溝の電気接続部は、上記電気機器の電気接続部に電気的に接続される接続部材と、この接続部材が設けられる移動部材と、上記移動部材が上記電気機器の挿入方向に移動可能に取り付けられる取付部とを有する。
また、本発明に係る記録及び/又は再生装置は、記録媒体の記録及び/又は再生をすると共に、電気接続部が設けられたドライブ部と、上記ドライブ部の電気接続部と接続される電気接続部が設けられると共に、外部と情報信号の送受信を行う端子部が設けられたスタンド部とを備える。そして、上記スタンド部は、上記ドライブ部の一部を挟み込むように支持する支持溝を有し、上記支持溝内に、上記ドライブ部の電気接続部に接続される上記電気接続部が設けられている。上記スタンド部の電気接続部は、上記ドライブ部の電気接続部に電気的に接続される接続部材と、この接続部材が設けられる移動部材と、上記移動部材が上記ドライブ部の挿入方向に移動可能に取り付けられる取付部とを有する。
本発明によれば、電気機器を装着したとき、互いの電気接続部の電気的接続を図ることができると共に、移動部材が移動することで、電気接続部に負荷を加えることなく、挿抜を行うことができる。また、電気機器と接続される接続部材が設けられた移動部材が移動することで、支持溝内の電気機器を支持する支持部と電気接続部との距離も短くすることができ、スタンド装置の小型化を図ることができる。
以下、本発明を適用したスタンド装置が用いられる再生システムについて図面を参照して説明する。
図1に示すように、この再生システム1は、光ディスクの再生をするディスクドライブ装置2と、このディスクドライブ装置2で再生された映像信号を表示する表示装置3と、ディスクドライブ装置2及び表示装置3に電力を供給する電源装置4と、図2に示すように、ディスクドライブ装置2を支持するスタンド装置5とを備える。更に、このシステム1は、ディスクドライブ装置2と表示装置3とを接続するものとして接続コード6を備える。
このシステム1では、スタンド装置5にディスクドライブ装置2で再生された情報信号をテレビジョン受像器等のモニタに出力するための出力アダプタが内蔵されており、従来のように、出力アダプタの着脱操作は不要である。この再生システム1は、映像信号、音声信号等の情報信号を記録したコンパクトディスク、ディジタル・バーサタイル・ディスク等の光ディスクをディスクドライブ装置2で再生することができ、携帯型のディスクドライブ装置2とこのディスクドライブ装置2と表示装置3とを接続コード6で接続した表示装置3とを持ち出すことで、屋外でも表示装置3で光ディスクに記録された映像信号や音声信号を視聴することができる。また、このシステム1では、ディスクドライブ装置2をスタンド装置5に装着してディスクドライブ装置2とスタンド装置5とを電気的に接続し、更に、スタンド装置5とテレビジョン受像器等の据え置き型のモニタと有線又は無線で接続することによって、光ディスクに記録された情報信号を視聴することができる。
すなわち、このシステム1を屋外で使用するときには、ディスクドライブ装置2に電源装置4を装着し、更に、接続コード6を用いてディスクドライブ装置2と表示装置3とを接続することで、表示装置3で光ディスクに記録された情報信号を視聴することができ、また、このシステム1を屋内で使用するときには、ディスクドライブ装置2より表示装置3と接続する接続コード6を取り外し、接続コード6を取り外したディスクドライブ装置2をスタンド装置5に装着してディスクドライブ装置2とスタンド装置5とを接続し、更に、スタンド装置5と屋内に設置された例えば大型モニタに接続することによって、ディスクドライブ装置2で再生する光ディスクに記録された情報信号を大型モニタで視聴することができる。
図1、図3及び図4に示すように、このシステム1で用いるディスクドライブ装置2は、光ディスクと略同じ大きさの円形部11bに突出部11aが設けられたシェル形状をなす装置本体11と、この装置本体11の上面に設けられた円形の凹陥部からなるディスク収納部12を開閉する蓋体13と、この蓋体13を閉じた状態でロックするロック部材14等を備える。
ディスクドライブ装置2は、ディスク収納部12の中央部に配置されたディスク回転駆動部となるディスクテーブル15、このディスクテーブル15に装着された光ディスクに光ビームを照射し、光ディスクで反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップ16等を備えている。ディスクテーブル15は、ベース17の裏面に固定されたスピンドルモータのスピンドルに一体的に取り付けられ、中央部に突出したセンタリング部15aに光ディスクのセンタ孔が係合することによって、光ディスクを例えば線速度一定に回転することができるように支持する。
光ピックアップ16は、ベース17に固定された一対のガイド軸にスライド可能に支持されている。光ピックアップ16は、光源となる半導体レーザ、半導体レーザより出射された光ビームを集光する対物レンズ16a、光ディスクで反射された戻りの光ビームを検出する光検出器等を備える。光ピックアップ16は、光ディスクに光ビームを照射し光ディスクで反射された戻りの光ビームを検出することによって、光ディスクに記録された情報信号の読み出しを行う。
装置本体11の上面に重ね合わされる蓋体13の外周縁には、周方向に連続して下面側に突出する側壁部18が設けられている。そして、蓋体13の突出部19には、下面側に突出する一対のアーム片21,21が設けられている。各アーム片21は、突出部19が重ね合わされる突出部11aを貫通して装置本体11の内部に挿入され、その先端部が支軸22によって回動自在に支持され、蓋体13は、装置本体11のディスク収納部12を閉塞する。詳細は省略するが、蓋体13は、蓋体13に設けられた蓋開閉検出片によって装置本体11の蓋開閉スイッチが操作され、蓋体13を閉じた状態が検出される。
また、図示しないが、装置本体11には蓋体13の一方のアーム片21に関連して、蓋体13を任意の開閉角度において保持することができる蓋体姿勢保持機構が設けられている。この蓋体姿勢保持機構は、蓋体13の回動操作に伴って所定の摩擦力を付与することにより所定の力で蓋体13を円滑に開閉操作できるようにすると共に、任意の開閉位置においてその開閉角度を保持することができるようにする。このような蓋体姿勢保持機構としては、例えば、アーム片21と装置本体11側の部材との間に適当な大きさの摩擦力を発生する摩擦摺動機構やダンパ装置等を適用することができる。
更に、装置本体11の前面部に設けられたロック部材14は、蓋体13の自由端側に設けられた係合片20に係合され、蓋体13がディスク収納部12を閉塞した状態を保持する。
装置本体11の側面部には、表示装置3と接続するための接続コード6の一端に設けられたプラグ51が接続される第1のコネクタ23が設けられ、更に、底面側に設けられた凹部24aにスタンド装置5に設けられたプラグが接続される第2のコネクタ24が設けられている。更に、装置本体11の側面部には、イヤホンジャック25、充電ランプ26、電源ランプ27が設けられると共に、再生釦、ボリュームスイッチ等の操作部28が設けられている。
なお、ディスクドライブ装置2は、光ディスクの再生機能の他、記録機能を有していてもよい。
このような構成を有するディスクドライブ装置2には、図1に示すように、電源装置4が着脱自在に装着される。電源装置4は、図1に示すように、リチウムイオン二次電池等からなる電池素子37を複数収納する第1の電池ケース31及び第2の電池ケース32を有し、両電池ケース31,32は互いに回動自在に連結されている。各電池ケース31,32は、それぞれ長方形をなす平板状であり、その平面形状は略同一形状とされているが、長手方向は、第1の電池ケース31よりも第2の電池ケース32の方が長く形成されている。両電池ケース31,32の幅は、装置本体11の突出部11a及び蓋体13の突出部19の幅よりも少々広く設定されている。
各電池ケース31,32の長手方向の一端部には、それぞれ幅方向の両側に突出する連結部33,34が設けられている。上下の電池ケース31,32は、互いの連結部33,34を連結することによって回動自在とされて一体に構成されている。これにより、電源装置4は、電池ケース31,32を、各先端部が互いに近接離間する方向に回動することができる。例えば、ケース31,32は、上下方向へ所定の隙間を開けて略平行とされる閉じた状態と、下電池ケース32に対して上電池ケース31を任意角度(例えば、45度や60度等)傾斜させた開いた状態とを取ることができる。
この上下の電池ケース31,32間の所定の隙間はディスクドライブ装置2の厚みであり、上下の電池ケース31,32間にディスクドライブ装置2が挿入される。このように挿入されたディスクドライブ装置2の位置決めをなすために、上電池ケース34の先端部には、係合凹部35が設けられている。この係合凹部35に対応して蓋体13には、断面L字状をなす係合片36が設けられている。この係合片36は、係合凹部35を係合することにより、蓋体13に対する上電池ケース34の位置決めと、蓋体13及び第1の電池ケース31間の結合とを同時に行うことができる。なお、第2の電池ケース32は、装置本体11の下面にねじ等で固定される。したがって、ディスクドライブ装置2は、電源装置4が装着された状態であっても、第1の電子ケース31が蓋体13と共に回動することで、ディスク収納部12の開閉を行うことができる。
ディスクドライブ装置2で再生された情報信号を表示する表示装置3は、図1に示すように、キャビネット41と、表示部なる液晶ディスプレイ42と、この液晶ディスプレイ42を開閉する蓋体である開閉蓋43と、各種形式のスイッチ手段や調節手段等からなる操作部44等を備えている。キャビネット41は、略矩形をなし、一方の主面に、液晶ディスプレイ42を外部に臨ませる開口部45が形成されていると共に、操作部44が設けられている。操作部44は、再生、早送り及び巻戻しの基本操作を選択的に行うことができる基本操作スイッチ等で構成されている。また、この開閉蓋43は、ヒンジ部46によってキャビネット41に回動可能に取り付けられ、非使用時、液晶ディスプレイ42や操作部44が設けられた主面を閉塞することによって、これらを保護するようにしている。この開閉蓋43は、例えば表示面に対して最大で略360回動させることができる。そして、略360度回動させて開閉蓋43を背面側に移動させることにより、この開閉蓋43をキャビネット41のスタンドとして用いることができる。表示装置3は、液晶ディスプレイ42として例えば3.5インチのTFT(Thin Film Transistor)液晶モニタを使用し携帯可能な大きさまで小型化され、更に、操作部44を設け、操作釦等を集中させることで、本システム1の操作性の向上を図ることができるようにしている。
キャビネット41の操作部44側の下部には、表示装置3をディスクドライブ装置2と接続するための接続コード6の一端が接続されている。この接続コード6の他端には、ディスクドライブ装置2と接続するためのプラグ51が一体的に取り付けられている。このプラグ51は、ディスクドライブ装置2を構成する装置本体11の側面部に設けられた第1のコネクタ23に接続される。ディスクドライブ装置2と表示装置3とは、接続コード6によって接続され、ディスクドライブ装置2は、再生した情報信号を表示装置3に出力し、表示装置3に表示させることができ、また、表示装置3は、操作部44が発生した操作信号をディスクドライブ装置2に入力することができる。
ところで、ディスクドライブ装置2を支持するスタンド装置5は、図2に示すように、机等に設置される台座部61にディスクドライブ装置2を支持する支持部62が設けられたスタンド本体60を有する。このスタンド装置5の内部には、テレビジョン受像器等のモニタにディスクドライブ装置2で再生した情報信号を出力するための出力アダプタが内蔵されており、図5に示すように、音声信号を出力するための音声出力端子63、映像信号を出力するための映像出力端子64、外部電源より電力を供給するための電源端子65、光通信を行うための光端子66等が設けられている。
支持部62には、ディスクドライブ装置2の周縁部を挟み込むようにして支持する支持溝67が形成されている。支持溝67は、図5に示すように、ディスクドライブ装置2の装置本体211の円形部11bの外周部を挟み込むことができるように両端が開口された溝であり、具体的には、ディスクドライブ装置2に装着された電源装置4の周縁部を支持する第1の支持部68a,68bが設けられ、その外側に、装置本体11の外周縁を支持する第2の支持部69a,69bが形成されている。第1及び第2の支持部68a,68b,69a,69bは、ディスクドライブ装置2を挟み込むことで支持溝67に支持する。なお、第2の支持部69bは、ディスクドライブ装置2の取り外しを図7中矢印A方向に行うときの回動支点部となる部分であり、ディスクドライブ装置2の回動を容易にするため、内外に亘って変位する弾性片70の頂部に形成されている。
図6に示すように、支持溝67は、支持溝67を構成する側壁の開口端近傍と底面近傍に相対向して、第3及び第4の支持部71a,71b,72a,72bとが形成されている。第3及び第4の支持部71a,71b,72a,72bは、ディスクドライブ装置2を挟み込むように支持し、支持溝67に対して直交する図6中矢印X方向の規制を行う。
支持溝67には、図7及び図8に示すように、ディスクドライブ装置2の装置本体11に設けられた第2のコネクタ24に接続される接続部材となるプラグ74と、このプラグ74が取り付けられる移動部材75と、プラグ74が設けられた移動部材75が取り付けられる取付部76とが設けられている。
プラグ74が取り付けられる移動部材75は、内部に、プラグ74が実装されるプリント配線基板77が配設される略矩形の基体部78を有し、基体部78からは、プリント配線基板77に実装されたプラグ74が外部に臨まされている。なお、プラグ74が実装されたプリント配線基板は、フレキシブル基板を介してスタンド装置5に内蔵されたリジッドなプリント配線基板に接続されている。また、基体部78には、ガイド軸79が外側に向かって形成され、更に、プラグ74とは反対側に規制片81が形成されている。また、基体部78には、プラグ74とは反対側に、移動部材75の位置を規制する係合段部80が形成されている。
以上のような移動部材75が取り付けられる取付部76は、移動部材75を、ディスクドライブ装置2が支持溝67に対して着脱可能な図7及び図8中矢印Y方向及び反矢印Y方向に移動可能に収納する空間部であり、相対向する側壁に、移動部材75のガイド軸79が係合されるガイド溝82が形成されている。ガイド溝82は、長軸を図7及び図8中矢印Y方向及び反矢印Y方向とした長孔で形成されている。
取付部76には、ディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24とプラグ74が接続されていると共に移動部材75の係合段部80と係合する係合凹部83が形成されている。更に、この係合凹部83の底面には、更に、窪んで基体部78に形成された規制片81が挿入される挿入溝84が形成されている。係合凹部83の端面は、基体部78の係合段部80と係合することによって、ディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24とプラグ74とが接続されたときの移動部材75の位置を規制する。挿入溝84には、相対向する面に、互いに内方に突出して規制突部85が形成されている。規制突部85は、規制片81に突き当たることで、移動部材75の図8中矢印X方向の変位を防止する。
以上のようなスタンド装置5にディスクドライブ装置2を装着するには、ディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24がスタンド装置5のプラグ74に対して略垂直に差し込まれるように、支持溝67にディスクドライブ装置2の円形部11bが差し込まれる。そして、スタンド装置5のプラグ74には、ディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24がディスクドライブ装置2の重さによって第2のコネクタ24が差し込まれる。また、プラグ74に対してディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24がやや傾いた状態で支持溝67にディスクドライブ装置2の円形部11bが差し込まれたときであっても、移動部材75がガイド軸79を中心に図7中矢印Z方向及び反矢印Z方向に傾くことによって、ディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24とスタンド装置5のプラグ74とが互いに平行な状態で対峙し、第2のコネクタ24にプラグ74が差し込まれることになる。
スタンド装置5にディスクドライブ装置2が装着されているとき、ディスクドライブ装置2の装置本体11は、スタンド装置5の支持溝67に挿入されている。すなわち、ディスクドライブ装置2の装置本体11は、支持溝67に設けられた第1及び第2の支持部68a,68b,69a,69bによって支持され、更に、第3及び第4の支持部71a,71bによって、ディスクドライブ装置2の厚さ方向である図6中矢印X方向の揺れが規制された状態にある。
このときのディスクドライブ装置2とスタンド装置5との接続について説明すると、図7及び図8に示すように、移動部材75は、図7及び図8中反矢印Y方向に移動した状態にあり、係合段部80が係合凹部83に係合し位置規制されおり、更に、挿入溝84に挿入された規制片81も、規制突部85により規制されていることで、第2のコネクタ24とプラグ74との接続部分に余分が負荷が加わらないようにしている。すなわち、移動部材75は、係合段部80が係合凹部83に係合することで、図7中矢印Z方向及び反矢印Z方向の位置規制が図られ、更に、規制片81も、規制突部85により図8中X方向の傾きが規制されている。
ディスクドライブ装置2をスタンド装置5から取り外すとき、ディスクドライブ装置2は、第4の支持部69bを回動支点部として、図5及び図7中矢印A方向に回動される。すると、ディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24と接続されたプラグ74が設けられた移動部材75は、ディスクドライブ装置2の回動に伴って、引き上げられ、ガイド軸79が係合されたガイド溝82に従って図7中矢印Y方向に移動し、移動部材75が傾き係合段部80が係合凹部83より離脱する。このとき、移動部材75は、ガイド軸79を中心にディスクドライブ装置2の回動方向と同方向の図5及び図7中矢印Z方向に回動する。そして、基体部78のガイド軸79がガイド溝82の図7中矢印A方向の端部に突き当たると、移動部材75は、更に図7中矢印A方向に移動することはできなくなり、プラグ74が第2のコネクタ24から引き抜かれることになる。このとき、移動部材75は、規制片81が挿入溝84に挿入されることで傾きが規制されていることから、第2のコネクタ24に対してプラグ74が傾き過ぎることを防止し、更に、規制片81と挿入溝84とで傾きが規制された範囲内でディスクドライブ装置2の回動方向にガイド軸79を中心に回動することで、第2のコネクタ24とプラグ74に過剰な負荷が加わることを防止し、保護することができる。
なお、ディスクドライブ装置2の外周面に凹部を設け、凹部に第1及び第2の支持部68a,68b,69a,69bが係合するようにして、ディスクドライブ装置2の取り外し時における回動支点部がずれないようにして、第2のコネクタ24とプラグ74の保護を更に図るようにしてもよい。
スタンド装置5にディスクドライブ装置2が装着された状態では、スタンド装置5のプラグ74がディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24に接続され、更に、スタンド装置5の各端子63〜66と据え置き型のモニタとを接続することによって、ディスクドライブ装置2で再生した光ディスクに記録された映像信号等を表示し、更に音声信号等を可聴音で放音することができる。
以上のような再生システム1では、スタンド装置5に出力アダプタを内蔵するようにし、モニタとの接続をスタンド装置5で行うようにしたので、従来のような出力アダプタを無くすことができ、構成部品を減らすことができる。そして、ユーザは、従来のようなディスクドライブ装置2に対する出力アダプタの着脱作業を行う必要が無くなり、操作性の向上を図ることができる。
更に、以上のようなスタンド装置5では、取付部76内で移動可能な移動部材75にプラグ74を設けるようにしたので、プラグ74と第2のコネクタ24との接続部分と回動支点部との距離を短くし、スタンド本体60の小型化を図ることができる。また、スタンド装置5は、プラグ74と第2のコネクタ24との接続部分と回動支点部との距離を短くしても、移動部材75がスタンド装置5からディスクドライブ装置2を取り外すときに移動することから、プラグ74や第2のコネクタ24に加わる負荷を軽減することができる。
なお、移動部材75は、挿入溝84に、規制片81に取り付けた移動部材75の押し上げ部材となるコイルバネ86を配設するようにし、常に、図9中矢印Y方向に付勢しておくようにしてもよい。これにより、スタンド装置5にディスクドライブ装置2が装着されていないとき、移動部材75に設けられたプラグ74が常に支持溝67から突出する方向に移動していることになる。したがって、ディスクドライブ装置2をスタンド装置5に装着するとき、支持溝67から突出する方向に移動したプラグ74に対して、ディスクドライブ装置2の第2のコネクタ24を接続しやすくなる。そして、ディスクドライブ装置2がスタンド装置5に装着されると、移動部材75は、ディスクドライブ装置2の重さによって、コイルバネ86の付勢力に抗して反矢印A方向に移動し、第2のコネクタ24に対してプラグ74が接続されることになる。また、ディスクドライブ装置2をスタンド装置5から取り外すときの力もコイルバネ86の付勢力が助力となり、小さくすることができ、操作性の向上を図ることができる。
なお、以上の例では、ディスクドライブ装置2をスタンド装置5に着脱する例を説明したが、スタンド装置5に着脱される電気機器としては、ディスクドライブ装置2の他、磁気ディスク、テープカセット、光磁気ディスク等のドライブ装置であってもよく、更に、携帯型の情報端末等であってもよい。
1 再生システム、2 ディスクドライブ装置、3 表示装置、4 電源装置、5 スタンド装置、11 装置本体、23 第1のコネクタ、24 第2のコネクタ、61 台座部、62 支持部、67 支持溝、74 プラグ、75 移動部材、76 取付部、79 ガイド軸、80 係合段部、81 規制片、82 ガイド溝、83係合凹部、84 挿入溝、85 規制突部
Claims (8)
- 筐体の側面に電気接続部が設けられた電子機器を支持するスタンド装置であって、
上記電気機器の筐体の一部を挟み込むように支持する支持溝と、
上記支持溝内に設けられ、上記電気機器の電気接続部に接続される電気接続部とを備え、
上記支持溝の電気接続部は、上記電気機器の電気接続部に電気的に接続される接続部材と、この接続部材が設けられる移動部材と、上記移動部材が上記電気機器の挿入方向に移動可能に取り付けられる取付部とを有するスタンド装置。 - 上記取付部には、上記移動部材の係合段部が係合する係合凹部が設けられている請求項1記載のスタンド装置。
- 上記移動部材には、規制片が設けられ、この規制片は、上記取付部に設けられた規制突部に突き当たることによって、上記移動部材の支持溝に支持された電気機器の厚さ方向への変位を規制する請求項1記載のスタンド装置。
- 上記取付部には、上記移動部材を押し上げる押し上げ部材が設けられている請求項1記載のスタンド装置。
- 記録媒体の記録及び/又は再生をすると共に、電気接続部が設けられたドライブ部と、
上記ドライブ部の電気接続部と接続される電気接続部が設けられると共に、外部と情報信号の送受信を行う端子部が設けられたスタンド部とを備え、
上記スタンド部は、上記ドライブ部の一部を挟み込むように支持する支持溝を有し、上記支持溝内に、上記ドライブ部の電気接続部に接続される上記電気接続部が設けられ、
上記スタンド部の電気接続部は、上記ドライブ部の電気接続部に電気的に接続される接続部材と、この接続部材が設けられる移動部材と、上記移動部材が上記ドライブ部の挿入方向に移動可能に取り付けられる取付部とを有する記録及び/又は再生装置。 - 上記取付部には、上記移動部材の係合段部が係合する係合凹部が設けられている請求項5記載の記録及び/又は再生装置。
- 上記移動部材には、規制片が設けられ、この規制片は、上記取付部に設けられた規制突部に突き当たることによって、上記移動部材の支持溝に支持された電気機器の厚さ方向への変位を規制する請求項5記載の記録及び/又は再生装置。
- 上記取付部には、上記移動部材を押し上げる押し上げ部材が設けられている請求項5記載の記録及び/又は再生装置。
Priority Applications (1)
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JP2003369340A JP2005135492A (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | スタンド装置及び記録及び/又は再生装置 |
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JP2003369340A JP2005135492A (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | スタンド装置及び記録及び/又は再生装置 |
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Family Applications (1)
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JP2003369340A Withdrawn JP2005135492A (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | スタンド装置及び記録及び/又は再生装置 |
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-
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- 2003-10-29 JP JP2003369340A patent/JP2005135492A/ja not_active Withdrawn
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