JP4939695B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数金種の紙幣を複数枚まとめて投入し、金種別に表裏を揃えて分類して集積するとともに、集積した特定金種の紙幣を所定枚数毎に紙帯で施封したり、あるいは金種別に集積し、この集積した金種別の紙幣を所定枚数毎に紙帯で施封する紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙幣処理装置として、複数金種の紙幣を混合して表裏および天地(紙幣の絵柄が正立している状態と逆転している状態)をばらばらな状態にして複数枚まとめて投入し、投入した紙幣を1枚ずつ搬送路上に取出して搬送し、搬送した各紙幣の金種、表裏、天地等の特徴を検知し、この検知結果に基づいて紙幣の表裏を選択的に反転し、全ての紙幣を表を上にした状態でその金種毎に用意した所定の集積部へ振り分けて集積する装置が知られている。
【0003】
特に、特定金種の紙幣に対して紙帯による施封を施す機能を有する装置として、例えば、特願平3−156775号公報に開示された紙幣処理装置が知られている。
【0004】
この装置は、特定金種の紙幣を集積するための2つの集積部を備え、表を上にして上端を先頭にして送り込まれた紙幣を一方の集積部へ集積し、表を上にして下端を先頭にして送り込まれた紙幣を他方の集積部へ集積する。つまり、各集積部において、紙幣の表裏および天地が揃えられる。そして、各集積部に対応して設けられた施封部において紙帯による施封をする。このとき、各施封部では、所定枚数集積された紙幣の長手方向一端側に片寄った位置で紙帯を巻回せしめて紙幣を施封するようにしている。
【0005】
しかし、上述した従来の紙幣処理装置では、例えば装置のリア側に片寄った位置で各集積部に集積された紙幣に紙帯を巻回するため、一方の集積部に集積した紙幣と他方の集積部に集積した紙幣とでは天地が逆の状態となっていることから、紙帯の巻回位置が異なってしまう。このように、紙帯の巻回位置が異なると、例えば、一方の集積部において、紙幣表面に記載された肖像や数字や文字を紙帯で隠してしまうといった不具合を生じる。
【0006】
このため、各集積部に対応して設けられた施封装置の一方を装置のフロント側に配置し他方をリア側に配置することにより同じ位置に紙帯を巻回する方法が考えられるが、このような構成を採用するためには、異なる構造の施封装置を用意する必要が生じ、コストが増す問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、装置構成を変えることなく、全ての紙幣の表裏および天地を揃えることができ、且つ単一の施封で共通に全ての紙幣を同じ位置で施封できる紙幣処理装置を提供する。
【0008】
また、一方、他方の集積部に集積した紙幣に対する施封処理をほぼ同時に行う際に、紙幣の集積処理の停止時間を短いものとすることができる紙幣処理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の紙幣処理装置は、表裏を有するとともにその長手方向に沿って延びた上端および下端を有する矩形の紙幣を複数枚一括して投入する投入部と、この投入部を介して投入された紙幣をその上端或いは下端を先頭にして1枚ずつ取出す取出し部と、この取出し部を介して取出された紙幣をその上端或いは下端を先頭にして搬送する搬送路と、この搬送路を介して搬送される紙幣の表裏および天地に関する情報を検知する検知部と、この検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣の表裏を選択的に反転する表裏反転部と、この表裏反転部を介して選択的に表裏反転された紙幣を集積する第1および第2の集積部と、前記検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣を前記第1および第2の集積部のいずれか一方に振り分ける振分部と、前記第1および第2の集積部に集積された紙幣をその長手方向一側に片寄った同じ位置で所定枚数毎に施封する単一の施封部と、前記第1および第2の集積部の一方に表裏および天地を揃え且つ表を上にした状態の紙幣を集積し、前記第1および第2の集積部の他方に表裏および天地を揃え且つ裏を上にした状態の紙幣を集積するように、前記表裏反転部および振分部を制御する制御部と、前記第1、第2の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その紙幣を受取り前記施封部に搬送する搬送機構と、この搬送機構による搬送動作時に、前記集積部の他方の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その集積部の紙幣を受取り、一時保留するとともに、前記施封部の搬送動作終了後、一時保留した紙幣を前記搬送機構に受け渡す一時保留手段とを具備している。
【0010】
この発明の紙幣処理装置は、紙幣を複数枚一括して投入する投入部と、この投入部を介して投入された紙幣を1枚ずつ取出す取出し部と、この取出し部を介して取出された紙幣を搬送する搬送路と、この搬送路を介して搬送される紙幣の情報を検知する検知部と、この検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣を選択的に集積する第1および第2の集積部と、前記検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣を前記第1および第2の集積部のいずれか一方に振り分ける振分部と、前記第1および第2の集積部に集積された紙幣を所定枚数毎に施封する単一の施封機構と、前記第1、第2の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その紙幣を受取り前記施封機構に搬送する搬送機構と、この搬送機構による搬送動作時に、前記集積部の他方の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その集積部の紙幣を受取り、一時保留するとともに、前記施封機構の施封動作終了後、一時保留した紙幣を前記搬送機構に受け渡す一時保留手段とを具備している。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
図1には、この発明の実施の形態に係る紙幣処理装置1の内部構造を概略的に示してある。この紙幣処理装置1は、複数金種のサイズの異なる複数枚の紙幣を混在させて一括して投入し、全ての紙幣の表裏を揃えてその金種別に分類して集積するためのものであり、特定金種の紙幣についてのみ所定枚数毎に紙帯で施封する機能を有するものである。
【0013】
紙幣処理装置1は、装置の外殻をなす筐体2を有する。筐体2の図中右側にある段部には、複数枚の紙幣Pを面方向に集積した状態で立位でまとめて投入する投入部4が設けられている。紙幣Pは、それぞれ表裏を有するとともにその長手方向に沿って延びた上端および下端を有し、上端或いは下端が下を向く姿勢で投入部4を介して投入される。投入部4は、全ての紙幣Pをその上端或いは下端に当接して整位するステージ4aを有する。投入部4の図中右端にはステージ4aに対して鉛直方向に立設されたバックアッププレート6が設けられている。このバックアッププレート6は、ばね8の付勢力によってステージ4aに沿って図中左方向に移動可能に設けられている。
【0014】
投入部4に立位で投入された複数枚の紙幣Pは、バックアッププレート6によってその面方向に付勢され、図中左方向に移動される。そして、図中左端にある紙幣Pが投入部4の図中左側に互いに上下に隣接した状態で配置された2組の取出しローラ10(取出し部)に押し付けられる。取出しローラ10を所定方向に回転することにより、投入部4に立位で投入された複数枚の紙幣Pのうち左端にある紙幣Pから順に搬送路12上に取り出される。搬送路12上に取出される紙幣Pは、その上端或いは下端を先頭にして短手方向に取出される。このとき、各紙幣の表裏はばらばらの状態となっている。本実施の形態では、投入部4から取出される紙幣Pの取出し方向は下向きとなっている。
【0015】
搬送路12は、搬送路12の上下でそれぞれ搬送方向に沿って無端走行可能に張設された搬送ベルト14、16によって規定されている。各搬送ベルト14、16は、幅方向(紙面方向)に延設された複数のローラ15に巻回されている。
【0016】
これらの搬送ベルト14、16によって上方に折り曲げられた搬送路12の先には、紙幣Pの金種、表裏、天地、汚れや破損の有無等の特徴を検知する検知部30が配設されている。検知部30は、搬送路12を搬送される紙幣Pの表面から各種情報を読み取って、読み取った情報を論理演算して基準となる情報と比較し、上述したような紙幣Pの特徴を検知する。
【0017】
ところで、投入部4に投入される紙幣Pは、表裏および天地をバラバラにして投入されるため、搬送路12上に取出され(取込まれ)たとき、その向きが表裏および天地がバラバラな状態になっている。このため、検知部30を通過される複数金種の紙幣Pは、表裏および天地がばらばらな状態となっている。
【0018】
図2には、検知部30を通過する紙幣Pの表裏および天地に関する向きを4種類図示してある。以下の説明では、表面が上方を向いて搬送方向前方に上端を向けて取出された紙幣Pを表上(FF)券と称し、表面が上を向いて搬送方向前方に下端を向けて取出された紙幣Pを表下(FR)券(第1の紙幣)と称し、裏面が上方を向いて搬送方向前方に上端を向けて取出された紙幣Pを裏上(BF)券と称し、裏面が上方を向いて搬送方向前方に下端を向けて取出された紙幣Pを裏下(BR)券と称する。つまり、検知部30を通過して搬送される紙幣Pは、これら4種類の搬送姿勢のうちいずれかの姿勢で搬送されることになる。
【0019】
図1に戻って、検知部30の下流側に延設された搬送路12上には、検知部30における検知結果に基づいて紙幣Pの搬送方向を選択的に切換えるための複数のゲートG1〜G9が設けられている。
【0020】
検知部30において、2枚取りが判定された紙幣、所定のレベルを超えて大きくスキューしたことが判定された紙幣、或いは再流通可能な正券と判定されなかった損券や偽券などの紙幣(紙幣とは限らない)など、後段の処理が不可能であることが判定された紙幣は、ゲートG1を介して図中右方向に搬送され、リジェクト箱32に排出される。リジェクト箱32には、紙葉類処理装置1の筐体2の外部からアクセス可能となっている。
【0021】
一方、検知部30にて処理可能な正常な紙幣であることが判定された紙幣Pは、ゲートG1を介してゲートG2に向けて図中左方向に搬送される。ゲートG1を通過された紙幣Pは、上述したように表裏および天地がバラバラの状態となっている。このように、表裏および天地がばらばらの状態の紙幣Pが、後述する表裏反転機構34を選択的に通過することによって表裏が取り揃えられ、その金種毎に分類されて集積されることになる。本実施の形態では、全ての紙幣Pが基本的に表を上にして集積される。
【0022】
ゲートG2の下流側の搬送路は2方向に分岐されており、ゲートG2を2位置間で選択的に切換えることにより紙幣Pの搬送方向を2方向に選択的に切換えるようになっている。
【0023】
ゲートG2の下流側で分岐された一方の搬送路上には、紙幣Pの表裏を反転させるための表裏反転機構34(表裏反転部)が設けられている。この表裏反転機構34を通る搬送路は、その入口から出口に向けて中心軸の回りで180°回転されたねじり搬送路を形成している。そして、このねじり搬送路に沿って互いに面接する関係で2組の搬送ベルト33、35がねじれた状態で設けられている。また、ゲートG2の下流側で分岐された他方の搬送路は、ただ単に紙幣Pを通過させるだけの搬送パス36となっている。
【0024】
ゲートG2を介して振り分けられて表裏反転機構34のねじり搬送路を通して搬送される紙幣Pは、例えば、図3に示すように表裏反転される。ここでは、表面を上にして上端を先頭にして表裏反転機構34に搬入された紙幣(FF券)を表裏反転し、裏面を上にしたBF券として表裏反転機構34から搬出する状態を例示してある。
【0025】
このようにして表裏反転機構34を通過して表裏反転された紙幣P、および表裏反転機構34を通過せずに搬送パス36を通過した紙幣Pは、いずれも合流部38を介してゲートG3に送り込まれる。このとき、ゲートG2を通過してから表裏反転機構34を介して合流部38に至る紙幣Pの処理時間と搬送パス36を通過して合流部38に至る紙幣Pの搬送時間が同じになるように、搬送パス36の長さが設定されている。これにより、表裏反転機構34を通して搬送された紙幣Pと搬送パス36を通過された紙幣Pとが同じタイミングで合流部38を通過することになり、処理形態に拘わらず全ての紙幣Pを同じ条件で処理できる。
【0026】
ゲートG3の下流側の搬送路は2方向に分岐されており、ゲートG3を2位置間で選択的に切換えることにより紙幣Pの搬送方向を2方向に選択的に切換えるようになっている。
【0027】
ゲートG3の下流側で図中右方向に分岐された一方の搬送路は、複数の集積部41〜46(第3の集積部)の上方で略水平方向に延びた水平搬送路40を形成している。水平搬送路40上には、搬送される紙幣Pを6つの集積部41〜46のうちのいずれか1つに振り分けて集積せしめるための5つのゲートG5〜G9が設けられている。
【0028】
水平搬送路40の最も上流側にあるゲートG5によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積部41に集積され、ゲートG6によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積部42に集積され、ゲートG7によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積部43に集積され、ゲートG8によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積部44に集積され、ゲートG9によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積部45或いは集積部46に集積される。
【0029】
ゲートG3の下流側で図中左方向に分岐された他方の搬送路上には、紙幣Pの搬送方向を2方向に選択的に切換えるためのゲートG4(振分部)が配設されている。ゲートG4によって分岐された2位置には、それぞれ、施封装置50の集積部51、52が設けられている。施封装置50は、例えば100枚の紙幣Pを集積して紙帯を巻回せしめて施封して紙幣Pの束を形成する。
【0030】
これら施封装置50の集積部51、52には、紙帯による施封をアサインされた特定金種の紙幣Pが後述するルールに従って送り込まれる(集積される)。一方、特定金種以外の紙幣Pは、上述した集積部41〜46のいずれかに集積される。
【0031】
施封装置50は、図1、図4に示すように、集積部51、52、供給部53、単一の施封部(施封機構)54、印字機構55、帯供給部56によって構成されている。
【0032】
集積部51、52は、それぞれゲートG3、およびゲートG4を介して送り込まれた紙幣Pを集積する。
施封部54は、供給部53によって供給される集積部51、あるいは52に集積された100枚の紙幣Pを紙帯で施封する単一の施封機構である。
【0033】
供給部53は、集積部51、あるいは52に集積された100枚の紙幣Pを施封部54に供給する。
印字機構55は、上記施封部54で使用する紙帯に印字する。
帯供給部56は、施封部54で使用する紙帯を供給する。
各集積部51、52には、後述するルールに従って表裏および天地を揃えられた状態の紙幣Pが集積される。尚、集積部51が本発明の第1の集積部として機能し、集積部52が本発明の第2の集積部として機能する。
【0034】
ゲートG4を介していずれかの集積部51、52で集積された紙幣Pは、供給部53によって施封部54へ送り込まれ、帯供給部56から供給された紙帯によって施封される。所定枚数毎に施封された紙幣Pの束は、図示しないコンベアを介して装置外へ搬出される。
【0035】
尚、施封部54は、集積部51、52に集積された所定枚数の紙幣Pを受け取って、その長手方向一側(本実施の形態では紙幣処理装置1のリア側)に片寄った位置で、紙帯をその短手方向に沿って巻回し、所定枚数の紙幣を施封して束を形成する。
【0036】
図4を用いて、上記施封装置50の供給部53の構成を詳細に説明する。
すなわち、集積部51のバックアップ51aは、集積部51に供給される紙幣Pを集積する基底部であり、底板66から立設しているガイド板61にそって上昇あるいは下降する移動機構62に接続されている。
【0037】
また、集積部52のバックアップ52aは、集積部52に供給される紙幣Pを集積する基底部であり、底板66から立設しているガイド板64にそって上昇あるいは下降する移動機構65に接続されている。
【0038】
また、底板66から立設しているガイド板70にそって上昇あるいは下降する移動機構72が接続されている。この移動機構72には、受渡し部としての受渡しトレイ71が固定されている。この受渡しトレイ71は、移動機構72によってガイド板70にそって上昇あるいは下降するものである。
【0039】
上記底板66上には、移動機構67によって、図の左方向あるいは右方向へ移動するキャリア63が設けられている。
このキャリア63は、上記集積部51の下部に位置させた状態で、上記集積紙幣Pを積載したバックアップ51aが下降してキャリア63よりも下方に位置することにより、上記集積紙幣Pが移載されるものである。このキャリア63の底部とバックアップ51aの底部がそれぞれ櫛の歯状で、それぞれ入れ子の状態となって構成されている。
【0040】
このキャリア63は、上記集積部52の下部に位置させた状態で、上記集積紙幣Pを積載したバックアップ52aが下降してキャリア63よりも下方に位置することにより、上記集積紙幣Pが移載されるものである。このキャリア63の底部とバックアップ52aの底部がそれぞれ櫛の歯状で、それぞれ入れ子の状態となって構成されている。
【0041】
このキャリア63は、上記受渡しトレイ71の下部に位置させた状態で、上記集積紙幣Pを積載した受渡しトレイ71が下降してキャリア63よりも下方に位置することにより、上記集積紙幣Pが移載されるものである。このキャリア63の底部と受渡しトレイ71の底部がそれぞれ櫛の歯状で、それぞれ入れ子の状態となって構成されている。
【0042】
上記キャリア63は、バックアップ51aから移載された集積紙幣P、バックアップ52aから移載された集積紙幣P、受渡しトレイ71から移載された集積紙幣Pを、施封機構54による施封位置へ移動するためのものである。
上記底板66上でかつ上記キャリア63の移動位置の上部には、移動機構69によって、図の左方向あるいは右方向へ移動する一時保留用のキャリア(一時保留部)68が設けられている。
【0043】
上記キャリア68は、上記集積部51の下部に位置させた状態で、上記集積紙幣Pを積載したバックアップ51aが下降してキャリア68よりも下方に位置することにより、上記集積紙幣Pが移載されるものである。このキャリア68の底部とバックアップ51aの底部がそれぞれ櫛の歯状で、それぞれ入れ子の状態となって構成されている。
【0044】
このキャリア68は、上記集積部52の下部に位置させた状態で、上記集積紙幣Pを積載したバックアップ52aが下降してキャリア68よりも下方に位置することにより、上記集積紙幣Pが移載されるものである。このキャリア68の底部とバックアップ52aの底部がそれぞれ櫛の歯状で、それぞれ入れ子の状態となって構成されている。
【0045】
このキャリア68は、上記集積紙幣Pを積載した状態で、上記受渡しトレイ71の通過点上に位置させ、かつこのキャリア68と上記受渡しトレイ71とがぶつからない下側の位置に上記受渡しトレイ71が位置している状態で、上記受渡しトレイ71が上昇してキャリア68よりも上方に位置することにより、上記集積紙幣Pが移載されるものである。このキャリア68の底部と受渡しトレイ71の底部がそれぞれ櫛の歯状で、それぞれ入れ子の状態となって構成されている。
【0046】
また、施封機構54の下部には、施封トレイ73が設けられている。
また、上記各トレイ、キャリア、バックアップの主要移動位置には、それぞれ位置検知用の検知器74a、…が設けられている。
【0047】
図5には、上述した紙幣処理装置1の動作を制御する制御系のブロック図を示してある。
この紙幣処理装置1は、制御部80、メモリ81、判定部82、取出し制御部83、搬送制御部84、ゲート制御部85、駆動回路91〜97により構成されている。
【0048】
制御部80は、予め設定した動作プログラムに従って装置の全体動作を制御する。制御部80は、検知器74a、…からの検知信号により、上記各トレイ、キャリア、バックアップの主要移動位置を判断するものである。
【0049】
メモリ81は、動作プログラムを記憶したり、データ記憶用に用いられるものであり、集積部51、52にそれぞれ集積される集積枚数を計数する計数テーブル81aが設けられている。
【0050】
判定部82は、検知部30の検知結果に基づいて、当該紙幣Pが再流通可能か否かを判定し、当該紙幣Pが施封指定された特定金種の紙幣であるか否かを判定し、当該紙幣Pの表裏および天地を判定するものであり、それぞれの判定結果を制御部80に出力するものである。
【0051】
取出し制御部83は、制御部80の制御により取出しローラ10を回転するものである。
搬送制御部84は、制御部80の制御により搬送路12による搬送ローラを回転するものである。
【0052】
ゲート制御部85は、制御部80の制御により上記ゲートG1〜G9の駆動を行うものである。
駆動回路91は、制御部80の制御により施封機構54を駆動するものである。
【0053】
駆動回路92は、制御部80の制御により印字機構55を駆動するものである。
駆動回路93は、制御部80の制御により移動機構62を駆動することにより、集積部51のバックアップ51aを上昇あるいは下降するものである。
【0054】
駆動回路94は、移動機構65を駆動することにより、集積部52のバックアップ52aを上昇あるいは下降するものである。
駆動回路95は、制御部80の制御により移動機構67を駆動することにより、キャリア63を移動するものである。
【0055】
駆動回路96は、制御部80の制御により移動機構69を駆動することにより、キャリア68を移動するものである。
駆動回路97は、制御部80の制御により移動機構72を駆動することにより、受渡しトレイ71を移動するものである。
【0056】
次に、上記のように構成された紙幣処理装置による紙幣の振分け処理について、図7のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、複数金種が混在し、かつ表裏および天地がばらばらな状態で、複数枚の紙幣Pがまとめて投入部4に投入される(ST1)。そして、図示しない操作パネルによりスタートを指示する。この指示により、制御部80は取出し制御部83を制御し、取出しローラ10を回転する(ST2)。この取出しローラ10の回転により、投入部4の左端の紙幣Pから順に1枚ずつ取出され、搬送路12上を搬送される(搬送路12への紙幣Pの取込み)。
【0057】
この搬送路12による搬送により、紙幣Pが検知部30の対向部分を通過する。この通過時に、検知部30は紙幣Pの金種、表裏、天地、汚棄損等の特徴が検知され(ST3)、この検知結果を判定部82に出力する。
【0058】
これにより、判定部82は検知部30の検知結果に基づいて、当該紙幣Pが再流通可能か否かを判定し(ST4)、当該紙幣Pが施封指定された特定金種の紙幣であるか否かを判定し(ST5)、当該紙幣Pの表裏および天地を判定し(ST6)、それぞれの判定結果を制御部80に出力する。
【0059】
これにより、制御部80はそれぞれの判定結果に基づいて、紙幣Pの振分け制御を行う(ST7から9)。すなわち、再流通不可能な紙幣Pに対して、リジェクト箱32への振分け制御を行い(ST7)、特定金種以外の紙幣Pに対して、集積部41〜46への振分け制御を行い(ST8)、特定金種の紙幣Pに対して、集積部51、52への振分け制御を行う(ST9)。
【0060】
ステップ4の判定の結果、当該紙幣Pが再流通不可能と判定された際、当該紙幣Pの搬送経路をリジェクト箱32へ向けるべくゲートG1が切換えられ、当該紙幣Pがリジェクト箱32へリジェクトされる。
【0061】
ステップ5の判定の結果、当該紙幣Pが特定金種の紙幣ではないことが判定されると、ゲートG1がゲートG2方向に切換えられる。このとき、ステップ3で当該紙幣Pが表を上にして搬送されていることが判定されている場合にはゲートG2が搬送パス36方向に切換えられ、当該紙幣Pが裏を上にして搬送されていることが判定されている場合にはゲートG2が表裏反転機構34方向に切換えられて紙幣の表裏が反転される。そして、ゲートG3が水平搬送路40方向に切換えられて、表裏を揃えた状態(本実施の形態では表を上)で合流部38を通過した紙幣がその金種に応じた集積部41〜46へ選択的に集積される。このとき、ステップ3で判定された当該紙幣Pの金種に応じてゲートG5〜G9が切換えられる。
【0062】
次に、上記集積部51、52への振分け制御に伴う施封処理について、図8、図9のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、集積部51に100枚の紙幣Pが集積された際の処理について説明する。
すなわち、制御部80は特定金種の紙幣Pの表裏および天地それぞれの判定結果に基づいて、集積部51へ集積される紙幣Pが判断された際、集積部51に対応するメモリ81の計数テーブルをカウントアップする(ST20)。
【0063】
この際、制御部80は集積部51に対する計数テーブル81aの計数値が100枚となった際に(ST21)、集積部51に対する施封モードを判断し(ST22)、かつ取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を停止する(ST23)。そして、当該紙幣Pが集積部51に集積された際、制御部80は現在、キャリア63が使用中か否かを判断する(ST24)。
【0064】
この結果、キャリア63が使用中でなかった場合、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を上記集積部51の下部へ移動する(ST25)。ついで、制御部80は移動機構62を制御し、上記集積部51のバックアップ51aを下降させる(ST26)。このバックアップ51aの底部までの下降により上記集積部51のバックアップ51a上の集積紙幣Pが、キャリア63上に移載される。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置へ移動する(ST27)。ついで、制御部80は移動機構62を制御し、上記集積部51のバックアップ51aを上部集積位置まで上昇させる(ST28)。このバックアップ51aが上記集積部51の集積位置に位置した際、制御部80は取出し再開を判断し、取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を再開する(ST29)。この取出しローラ10の回転により、投入部4からの紙幣Pの取出しが再開される。
【0065】
また、制御部80は、上記キャリア63の施封位置への移動を判断した際(ST30)、移載機構(図示しない)を制御し、上記キャリア63の集積紙幣Pを施封トレイ73上に移載する。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置から退避する(ST32)。この後、制御部80は施封機構54を制御することにより、施封トレイ73上の集積紙幣Pに施封がなされる(ST33)。この施封がなされた集積紙幣Pは図示しない押出し機構等によりコンベアに移載されることにより、このコンベアにより装置外へ搬出される。
【0066】
上記ステップ24の結果、キャリア63が使用中の場合、制御部80は移動機構69を制御し、一時保留用のキャリア(一時保留部)68を上記集積部51の下部へ移動する(ST34)。ついで、制御部80は移動機構65を制御し、上記集積部51のバックアップ51aを下降させる(ST35)。このバックアップ51aの中間部までの下降により上記集積部51のバックアップ51a上の集積紙幣Pが、キャリア68上に移載される。この移載後、制御部80は移動機構69を制御し、キャリア68を受渡し位置へ移動する(ST36)。ついで、制御部80はキャリア68が受渡し位置へ移動した際、移動機構72を制御し、受渡しトレイ71を待機位置から少し上昇させることにより、キャリア68上の集積紙幣Pが、受渡しトレイ71上に移載される(ST37)。
【0067】
上記キャリア68が受渡し位置へ移動した後、制御部80は上記集積部51のバックアップ51aを上部集積位置まで上昇させる(ST38)。このバックアップ51aが上記集積部51の集積位置に位置した際、制御部80は取出し再開を判断し、取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を再開する(ST39)。この取出しローラ10の回転により、投入部4からの紙幣Pの取出しが再開される。
【0068】
この後、制御部80は、上記キャリア63が使用中でなくなったこと(使用可能)を判断した場合(ST40)、移動機構69を制御し、キャリア68を上記集積部52の下部へ移動する(ST41)。ついで、制御部80はキャリア68が上記集積部52の下部へ移動した際、移動機構67を制御し、キャリア63を上記受渡しトレイ71の下部へ移動する(ST42)。ついで、制御部80は移動機構72を制御し、上記受渡しトレイ71を下降させる(ST43)。この受渡しトレイ71の底部までの下降により上記受渡しトレイ71上の集積紙幣Pが、キャリア63上に移載される。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置へ移動する(ST44)。ついで、制御部80は移動機構72を制御し、上記受渡しトレイ71を待機位置まで上昇させる(ST45)。
【0069】
また、制御部80は、上記キャリア63の施封位置への移動を判断した際、移載機構(図示しない)を制御し、上記キャリア63の集積紙幣Pを施封トレイ73上に移載する。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置から退避する(ST46)。この後、制御部80は施封機構54を制御することにより、施封トレイ73上の集積紙幣Pに施封がなされる(ST47)。この施封がなされた集積紙幣Pは図示しない押出し機構等によりコンベアに移載されることにより、このコンベアにより装置外へ搬出される。
【0070】
次に、集積部52に100枚の紙幣Pが集積された際の処理について説明する。
すなわち、制御部80は特定金種の紙幣Pの表裏および天地それぞれの判定結果に基づいて、集積部52へ集積される紙幣Pが判断された際、集積部52に対応するメモリ81の計数テーブル81aをカウントアップする(ST20)。
【0071】
この際、制御部80は集積部52に対する計数テーブル81aの計数値が100枚となった際に(ST21)、集積部52に対する施封モードを判断し(ST22)、かつ取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を停止する(ST23)。そして、当該紙幣Pが集積部52に集積された際、制御部80は現在、キャリア63が使用中か否かを判断する(ST24)。
【0072】
この結果、キャリア63が使用中でなかった場合、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を上記集積部52の下部へ移動する(ST25)。ついで、制御部80は移動機構62を制御し、上記集積部52のバックアップ52aを下降させる(ST26)。このバックアップ52aの底部までの下降により上記集積部52のバックアップ52a上の集積紙幣Pが、キャリア63上に移載される。
【0073】
この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置へ移動する(ST27)。ついで、制御部80は移動機構62を制御し、上記集積部52のバックアップ52aを上部集積位置まで上昇させる(ST28)。このバックアップ52aが上記集積部52の集積位置に位置した際、制御部80は取出し再開を判断し、取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を再開する(ST29)。この取出しローラ10の回転により、投入部4からの紙幣Pの取出しが再開される。
【0074】
また、制御部80は、上記キャリア63の施封位置への移動を判断した際(ST30)、移載機構(図示しない)を制御し、上記キャリア63の集積紙幣Pを施封トレイ73上に移載する。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置から退避する(ST32)。この後、制御部80は施封機構54を制御することにより、施封トレイ73上の集積紙幣Pに施封がなされる(ST33)。この施封がなされた集積紙幣Pは図示しない押出し機構等によりコンベアに移載されることにより、このコンベアにより装置外へ搬出される。
【0075】
上記ステップ24の結果、キャリア63が使用中の場合、制御部80は移動機構69を制御し、一時保留用のキャリア(一時保留部)68を上記集積部52の下部へ移動する(ST34)。ついで、制御部80は移動機構65を制御し、上記集積部52のバックアップ52aを下降させる(ST35)。このバックアップ52aの中間部までの下降により上記集積部52のバックアップ52a上の集積紙幣Pが、キャリア68上に移載される。この移載後、制御部80は移動機構69を制御し、キャリア68を受渡し位置へ移動する(ST36)。ついで、制御部80はキャリア68が受渡し位置へ移動した際、移動機構72を制御し、受渡しトレイ71を待機位置から少し上昇させることにより、キャリア68上の集積紙幣Pが、受渡しトレイ71上に移載される(ST37)。
【0076】
上記キャリア68が受渡し位置へ移動した後、制御部80は上記集積部52のバックアップ52aを上部集積位置まで上昇させる(ST38)。このバックアップ52aが上記集積部52の集積位置に位置した際、制御部80は取出し再開を判断し、取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を再開する(ST39)。この取出しローラ10の回転により、投入部4からの紙幣Pの取出しが再開される。
【0077】
この後、制御部80は、上記キャリア63が使用中でなくなったこと(使用可能)を判断した場合(ST40)、移動機構69を制御し、キャリア68を上記集積部52の下部へ移動する(ST41)。ついで、制御部80はキャリア68が上記集積部52の下部へ移動した際、移動機構67を制御し、キャリア63を上記受渡しトレイ71の下部へ移動する(ST42)。ついで、制御部80は移動機構72を制御し、上記受渡しトレイ71を下降させる(ST43)。この受渡しトレイ71の底部までの下降により上記受渡しトレイ71上の集積紙幣Pが、キャリア63上に移載される。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置へ移動する(ST44)。ついで、制御部80は移動機構72を制御し、上記受渡しトレイ71を待機位置まで上昇させる(ST45)。
【0078】
また、制御部80は、上記キャリア63の施封位置への移動を判断した際、移載機構(図示しない)を制御し、上記キャリア63の集積紙幣Pを施封トレイ73上に移載する。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置から退避する(ST46)。この後、制御部80は施封機構54を制御することにより、施封トレイ73上の集積紙幣Pに施封がなされる(ST47)。この施封がなされた集積紙幣Pは図示しない押出し機構等によりコンベアに移載されることにより、このコンベアにより装置外へ搬出される。
【0079】
次に、上記判定部82の判定結果に基づく、集積部51、52への振分け処理について、図10に示すフローチャートと図5に示す紙幣の搬送方向に対する集積部51、52での集積状態とを参照しつつ説明する。
【0080】
すなわち、制御部80は特定金種の紙幣Pの表裏および天地それぞれの判定結果に基づいて、当該紙幣Pがその下端を先頭にして表を上にした状態で搬送されているFR券(図5のA)、当該紙幣Pがその上端を先頭にして表を上にした状態で搬送されているFF券(図5のB)、当該紙幣Pがその上端を先頭にして裏を上にした状態で搬送されているBF券(図5のC)、当該紙幣Pがその下端を先頭にして裏を上にした状態で搬送されているBR券(図5のD)が判定される(ST51、52、55)。
【0081】
この判定結果に基づいて、FR券と判定された紙幣Pは検知部30を通過した後、ゲートG1、G2、搬送パス36、ゲートG3、G4を順次介して集積部52に搬送されることにより、集積部52に集積される(ST54)。
【0082】
また、FF券と判定された紙幣Pは検知部30を通過した後、ゲートG1、G2を順次介して表裏反転機構34に搬送され、反転された後(BF券と同じ向き)(ST56)、ゲートG3、G4を順次介して集積部51に搬送されることにより、集積部51に集積される(ST57)。
【0083】
また、BF券と判定された紙幣Pは検知部30を通過した後、ゲートG1、G2、搬送パス36、ゲートG3、G4を順次介して集積部51に搬送されることにより、集積部51に集積される(ST53)。
【0084】
また、BR券と判定された紙幣Pは検知部30を通過した後、ゲートG1、G2を順次介して表裏反転機構34に搬送され、反転された後(FR券と同じ向き)(ST58)、ゲートG3、G4を順次介して集積部52に搬送されることにより、集積部52に集積される(ST59)。
【0085】
これにより、BF券が右側の集積部51に集積され、FR券が左側の集積部52に集積されることになる。つまり、2つの集積部51、52において、各紙幣Pはその表裏および天地を揃えた状態で集積されることとなる。
【0086】
さらに、一方の集積部51に集積された所定枚数(100枚)のBF券が施封部54にて紙帯によって施封され、他方の集積部52に集積された所定枚数のFR券が施封部54にて紙帯によって施封される。このとき、図5に示すように、裏を上にしたBF券が装置のリア側に片寄った位置で紙帯により巻回されて施封され、表を上にしたFR券も装置のリア側に片寄った位置で紙帯により巻回されて施封されることから、結果的に、施封部54にて施封された束の紙帯の巻回位置が同じになる。
【0087】
この結果、紙幣が4つの方向に搬送される状態で、所定枚数ごとに収集して帯を券回する紙幣処理装置1による紙幣の振分け処理施封を行う際に、スイッチバック機構等の複雑な機構を用いずに、ねじり搬送路による表裏反転機構を用いて、巻回位置を揃えることができる。
【0088】
以上のように、本実施の形態の紙幣処理装置によると、施封部における紙帯の施封位置を装置のリア側にした装置構成を変更することなく、全ての紙幣Pの表裏および天地を揃えることができ、且つ一方の集積部52に表を上にした状態で紙幣を集積するとともに、他方の集積部51に裏を上にした状態且つ一方の集積部52とは天地を逆にした状態で紙幣を集積することにより、全ての紙幣の紙帯の巻回位置を揃えることができる。
【0089】
また、2つの集積部に対してそれぞれ施封部が必要な構成では、コスト高を招いてしまうのに対して、共通の施封部つまり単一の施封部のため、コスト高を抑制することができる。
【0090】
また、2つの集積部によりほぼ同時に施封処理が必要となった際に、施封処理が行われない方の集積部の集積紙幣を一時保留部に保留することにより、一方の集積部に対する集積処理の終了を待って他方の集積部に対する集積処理を行う場合の待機時間が十数秒必要であったのに対し、2、3秒で済み、待機時間の短縮が図れる。これにより、待機時に投入部からの取出し処理が停止している取出し停止時間が短くなり、紙幣処理装置の処理効率の低下を抑制することができる。
【0091】
すなわち、2つの集積部がほぼ同時に規定枚数に達した場合、一時保留部がないものでは、キャリアが先に施封を開始した側の紙幣を帯巻き完了するまではバックアップから券を受取る位置に戻れないため、待ち時間が非常に長くなる。
【0092】
つまり、取込開始タイミングを早める施封集積が集積可能となるのは、集積のバックアップ51aあるいは52aがキャリア63に紙幣を渡して、再度上端の位置に戻ってからである。また、取り込んだ紙幣が搬送路12等を経て集積部51または52の集積に到達するのには一定の時間がかかるため、バックアップ51aあるいは52aが戻ってから取込みを再開するのは不効率である。
【0093】
そこで、上述したように、一時保留部を設ける上記実施形態では、図1に示すように、施封を行う金種以外の金種の紙幣に対する集積部を装備しており、施封する金種以外の紙幣はそれらの集積部に搬送する。したがって、取り込まれた紙幣が連続して施封集積に搬送されない場合も多く、施封機構が使用中である間、規定枚数集積された紙幣を一時保留可能であれば、取込停止時間を最小限とすることが可能である。
【0094】
上記したように、2つの集積部の集積紙幣をそれぞれ載置するバックアップを有し、これらのバックアップ上の集積紙幣が一つのキャリアに移載されて単一の施封機構へ搬送されるものにおいて、キャリアの使用中に、バックアップからの集積紙幣を受取り保持する一時保留機構と、この一時保留機構の集積紙幣をキャリアに渡す受渡し機構を備え、キャリアが使用可能となった際に、キャリアに集積紙幣を移載して施封するようにしたものである。
【0095】
これにより、一方の集積部、他方の集積部に集積した紙幣に対する施封処理をほぼ同時に行う際に、紙幣の集積処理の停止時間を短いものとすることができる。
また、単一の施封機構に対し、集積部のみ2個とすることで、表裏・天地共に取り揃った束を巻くことができる。
【0096】
なお、前記実施形態では、集積部51、52に同一金種の紙幣を収納する場合について説明したが、これに限らず、集積部51、52に別々の金種の紙幣を集積する場合でも実施できる。この場合、各金種ごとに、紙幣の表裏および天地を揃えることができ、且つ単一の施封で共通に施封でき、しかも両金種の紙幣に対する施封処理をほぼ同時に行う際に、紙幣の集積処理の停止時間を短いものとすることができる。
【0097】
なお、前記実施形態では、取込停止時間を最小限とするものとして、一時保留部を設ける場合について説明したが、これに限らず、図1において、投入部4の紙幣Pが取出されてから集積部51、52に到達するまでの搬送時間分、遡った時間分、対応するバックアップが集積可能位置に到達する時間から遡った位置に到達した際に、投入部4からの紙幣Pの取出処理が再開されるようにしたものであっても良い。
【0098】
この場合、施封装置100は、図11に示すように、図4の施封装置50から、供給部53内のキャリア68、移動機構69、ガイド板70、受渡しトレイ71、移動機構72、検知器74g、74hを除いた構成となっている。また、検知器74bはバックアップ51aが所定位置に上昇したことを検知するものであり、検知器74eはバックアップ51bが所定位置に上昇したことを検知するものである。
【0099】
また、移動機構69、72の削除に伴って、制御回路も図12に示すように、図6の構成から駆動回路96、97を除いた構成となっている。
上記バックアップ51aが上記検知器74bにより検知されてから、集積部51の集積可能位置まで移動(上昇)するまでの時間と、投入部4の紙幣Pが取出されてから集積部51、52に到達するまでの搬送時間にマージンを加えた時間とがほぼ同一なものとなっている。
【0100】
このような構成において、集積部51に100枚の紙幣Pが集積された際の処理について、図13のフローチャートを参照しつつ説明する。
すなわち、制御部80は特定金種の紙幣Pの表裏および天地それぞれの判定結果に基づいて、集積部51へ集積される紙幣Pが判断された際、集積部51に対応するメモリ81の計数テーブルをカウントアップする(ST20)。
【0101】
この際、制御部80は集積部51に対する計数テーブル81aの計数値が100枚となった際に(ST21)、集積部51に対する施封モードを判断し(ST22)、かつ取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を停止する(ST23)。そして、当該紙幣Pが集積部51に集積された際、制御部80は現在、キャリア63が使用中か否かを判断する(ST24’)。
【0102】
この結果、キャリア63が使用中でなかった場合、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を上記集積部51の下部へ移動する(ST25)。ついで、制御部80は移動機構62を制御し、上記集積部51のバックアップ51aを下降させる(ST26)。このバックアップ51aの底部までの下降により上記集積部51のバックアップ51a上の集積紙幣Pが、キャリア63上に移載される。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置へ移動する(ST27)。ついで、制御部80は移動機構62を制御し、上記集積部51のバックアップ51aを上昇させる(ST61)。このバックアップ51aが検知器74bによる検知位置に到達した際、制御部80は取出し再開を判断し、取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を再開する(ST63)。この取出しローラ10の回転により、投入部4からの紙幣Pの取出しが再開される。
【0103】
これにより、上記バックアップ51aが上部集積位置まで移動した際に、集積部51の集積位置に紙幣Pが集積可能となる。
また、制御部80は、上記キャリア63の施封位置への移動を判断した際(ST30)、移載機構(図示しない)を制御し、上記キャリア63の集積紙幣Pを施封トレイ73上に移載する。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置から退避する(ST32)。この後、制御部80は施封機構54を制御することにより、施封トレイ73上の集積紙幣Pに施封がなされる(ST33)。この施封がなされた集積紙幣Pは図示しない押出し機構等によりコンベアに移載されることにより、このコンベアにより装置外へ搬出される。
【0104】
上記ステップ24’でキャリア63の使用中が判断された際、待機状態となる。
なお、取込みが再開してから到達するまでの間、キャリア63及びバックアッブ51aは動作を継続しており、動作不良によりバックアッブ51aが集積可能位置に戻れなかった場合には、搬送されてきた紙幣Pが落下することになるため、エラー発生後速やかに搬送を停止するようになっている。
【0105】
したがって、集積可能状態になるのを待たず、取込みからの到達時間分早く取り込みを再開することができる。
また、前記実施形態では、受渡し部として受渡しトレイ71を用いたが、これに限らず、図14に示すように、受渡し部101としての上側プレート102と下側プレート103が開閉する構造のものであっても同様に実施できる。
【0106】
すなわち、受渡し部101は上側プレート102と下側プレート103が開閉する構造となっており、受取り時にはキャリア68とほぼ同じ高さで、上側プレート102を開いた状態で待機する。その状態で、キャリア68は左に移動し、受渡し部位置に到達すると、受渡し部101の上側プレート102が下降して紙幣Pを挟み込み、キャリア68は再度右側に逃げる。これで紙幣Pはキャリア68から受渡し部101への移動を完了する。
【0107】
前の紙幣Pに対する施封動作が完了すると、受渡し部101が保持する紙幣Pの施封を行う。キャリア63は一旦集積部52の直下に移動し、受渡し部101はキャリア63の高さまで下降する。次に、キャリア63は受渡し部101の位置まで移動し、紙幣Pを受取った後に更に左に移動して施封位置に移動して、施封機構54による帯封を実施する。
【0108】
また、移動機構72の削除と移動機構104、105の追加に伴って、制御回路も図15に示すように、図6の構成から駆動回路97を除き、駆動回路106、107を追加した構成となっている
このような構成において、集積部51に100枚の紙幣Pが集積された際の処理について、図8、図16に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0109】
すなわち、制御部80は特定金種の紙幣Pの表裏および天地それぞれの判定結果に基づいて、集積部51へ集積される紙幣Pが判断された際、集積部51に対応するメモリ81の計数テーブルをカウントアップする(ST20)。
【0110】
この際、制御部80は集積部51に対する計数テーブル81aの計数値が100枚となった際に(ST21)、集積部51に対する施封モードを判断し(ST22)、かつ取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を停止する(ST23)。そして、当該紙幣Pが集積部51に集積された際、制御部80は現在、キャリア63が使用中か否かを判断する(ST24)。
【0111】
この結果、キャリア63が使用中でなかった場合、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を上記集積部51の下部へ移動する(ST25)。ついで、制御部80は移動機構62を制御し、上記集積部51のバックアップ51aを下降させる(ST26)。このバックアップ51aの底部までの下降により上記集積部51のバックアップ51a上の集積紙幣Pが、キャリア63上に移載される。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置へ移動する(ST27)。ついで、制御部80は移動機構62を制御し、上記集積部51のバックアップ51aを上部集積位置まで上昇させる(ST28)。このバックアップ51aが上記集積部51の集積位置に位置した際、制御部80は取出し再開を判断し、取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を再開する(ST29)。この取出しローラ10の回転により、投入部4からの紙幣Pの取出しが再開される。
【0112】
また、制御部80は、上記キャリア63の施封位置への移動を判断した際(ST30)、移載機構(図示しない)を制御し、上記キャリア63の集積紙幣Pを施封トレイ73上に移載する。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置から退避する(ST32)。この後、制御部80は施封機構54を制御することにより、施封トレイ73上の集積紙幣Pに施封がなされる(ST33)。この施封がなされた集積紙幣Pは図示しない押出し機構等によりコンベアに移載されることにより、このコンベアにより装置外へ搬出される。
【0113】
上記ステップ24の結果、キャリア63が使用中の場合、制御部80は移動機構69を制御し、一時保留用のキャリア(一時保留部)68を上記集積部51の下部へ移動する(ST34)。ついで、制御部80は移動機構65を制御し、上記集積部51のバックアップ51aを下降させる(ST35)。このバックアップ51aの中間部までの下降により上記集積部51のバックアップ51a上の集積紙幣Pが、キャリア68上に移載される。
【0114】
この移載後、制御部80は移動機構69を制御し、キャリア68を受渡し位置へ移動する(ST36)。この際、制御部80は移動機構104、105を制御し、下側プレート103がキャリア68の底部とほぼ同じ高さで、上側プレート102を開いた状態で待機する。
【0115】
この後、キャリア68が受渡し部101の位置に到達した際、制御部80は移動機構104を制御し、受渡し部101の上側プレート102を下降する(ST71)。この上側プレート102と下側プレート103とによりキャリア68上の紙幣Pを挟み込む。この状態で、制御部80は移動機構69を制御し、キャリア68を右に移動する(ST72)。このキャリア68の右側への移動(受渡し部101からの退避)により、キャリア68から受渡し部101への移動を完了する。
【0116】
上記キャリア68が受渡し位置へ移動した後、制御部80は上記集積部51のバックアップ51aを上部集積位置まで上昇させる(ST38)。このバックアップ51aが上記集積部51の集積位置に位置した際、制御部80は取出し再開を判断し、取出し制御部83を制御し、取出しローラ10の回転を再開する(ST39)。この取出しローラ10の回転により、投入部4からの紙幣Pの取出しが再開される。
【0117】
この後、制御部80は、上記キャリア63が使用中でなくなったこと(使用可能)を判断した場合(ST40)、移動機構67を制御し、キャリア63を上記集積部52の下部へ移動する(ST73)。ついで、制御部80は移動機構104、105を制御し、上記受渡し部101をキャリア63の高さまで下降させる(ST74)。
【0118】
この受渡し部101がキャリア63の高さまで下降した際に、制御部80は移動機構104を制御し、受渡し部101の上側プレート102を上昇する(ST75)。この上側プレート102の上昇により下側プレート103とによる紙幣Pの挟み込みが解除される。この状態で、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を上記受渡し部101を介して施封位置へ移動する(ST76)。これにより、受渡し部101上の集積紙幣Pが、キャリア63上に移載され、この移載後、さらに、キャリア63により施封位置へ移動される。ついで、制御部80は移動機構104、105を制御し、上記受渡し部101を待機位置まで上昇させる(ST45)。
【0119】
また、制御部80は、上記キャリア63の施封位置への移動を判断した際、移載機構(図示しない)を制御し、上記キャリア63の集積紙幣Pを施封トレイ73上に移載する。この移載後、制御部80は移動機構67を制御し、キャリア63を施封位置から退避する(ST46)。この後、制御部80は施封機構54を制御することにより、施封トレイ73上の集積紙幣Pに施封がなされる(ST47)。この施封がなされた集積紙幣Pは図示しない押出し機構等によりコンベアに移載されることにより、このコンベアにより装置外へ搬出される。
【0120】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、装置構成を変えることなく、全ての紙幣の表裏および天地を揃えることができ、且つ単一の施封で共通に全ての紙幣を同じ位置で施封できる紙幣処理装置を提供できる。
【0121】
また、一方の集積部、他方の集積部に集積した紙幣に対する施封処理をほぼ同時に行う際に、紙幣の集積処理の停止時間を短いものとすることができる紙幣処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を説明するための紙幣処理装置の内部構造を概略的に示す図。
【図2】投入部から取出された紙幣の表裏および天地に関する向きを説明するための図。
【図3】紙幣処理装置に組み込まれた表裏反転機構による紙幣の表裏反転動作を説明するための図。
【図4】施封装置の内部構成を説明するための斜視図。
【図5】判定部の判定結果に基づく、2つの集積部への振分け処理を説明する図。
【図6】紙幣処理装置の動作を制御する制御系のブロック図。
【図7】紙幣処理装置による紙幣の振分け処理を説明するためのフローチャート。
【図8】2つの集積部への振分け制御に伴う施封処理を説明するためのフローチャート。
【図9】2つの集積部への振分け制御に伴う施封処理を説明するためのフローチャート。
【図10】判定部の判定結果に基づく、2つの集積部への振分け処理を説明するためのフローチャート。
【図11】施封装置の内部構成を説明するための斜視図。
【図12】紙幣処理装置の動作を制御する制御系のブロック図。
【図13】2つの集積部への振分け制御に伴う施封処理を説明するためのフローチャート。
【図14】施封装置の内部構成を説明するための斜視図。
【図15】紙幣処理装置の動作を制御する制御系のブロック図。
【図16】2つの集積部への振分け制御に伴う施封処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置、4…投入部、12…搬送路、30…検知部、34…表裏反転機構、50…施封装置、51、52…集積部、51a、52a…バックアップ、53…供給部、54…施封部(施封機構)、62、65、67、69、72…移動機構、63、68…キャリア、71…受渡しトレイ、80…制御部、93〜97…駆動回路、P…紙幣。
Claims (4)
- 表裏を有するとともにその長手方向に沿って延びた上端および下端を有する矩形の紙幣を複数枚一括して投入する投入部と、
この投入部を介して投入された紙幣をその上端或いは下端を先頭にして1枚ずつ取出す取出し部と、
この取出し部を介して取出された紙幣をその上端或いは下端を先頭にして搬送する搬送路と、
この搬送路を介して搬送される紙幣の表裏および天地に関する情報を検知する検知部と、
この検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣の表裏を選択的に反転する表裏反転部と、
この表裏反転部を介して選択的に表裏反転された紙幣を集積する第1および第2の集積部と、
前記検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣を前記第1および第2の集積部のいずれか一方に振り分ける振分部と、
前記第1および第2の集積部に集積された紙幣をその長手方向一側に片寄った同じ位置で所定枚数毎に施封する単一の施封部と、
前記第1および第2の集積部の一方に表裏および天地を揃え且つ表を上にした状態の紙幣を集積し、前記第1および第2の集積部の他方に表裏および天地を揃え且つ裏を上にした状態の紙幣を集積するように、前記表裏反転部および振分部を制御する制御部と、
前記第1、第2の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その紙幣を受取り前記施封部に搬送する搬送機構と、
この搬送機構による搬送動作時に、前記集積部の他方の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その集積部の紙幣を受取り、一時保留するとともに、前記施封部の搬送動作終了後、一時保留した紙幣を前記搬送機構に受け渡す一時保留手段と、
を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 紙幣を複数枚一括して投入する投入部と、
この投入部を介して投入された紙幣を1枚ずつ取出す取出し部と、
この取出し部を介して取出された紙幣を搬送する搬送路と、
この搬送路を介して搬送される紙幣の情報を検知する検知部と、
この検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣を選択的に集積する第1および第2の集積部と、
前記検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣を前記第1および第2の集積部のいずれか一方に振り分ける振分部と、
前記第1および第2の集積部に集積された紙幣を所定枚数毎に施封する単一の施封機構と、
前記第1、第2の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その紙幣を受取り前記施封機構に搬送する搬送機構と、
この搬送機構による搬送動作時に、前記集積部の他方の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その集積部の紙幣を受取り、一時保留するとともに、前記施封機構の施封動作終了後、一時保留した紙幣を前記搬送機構に受け渡す一時保留手段と、
を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 紙幣を複数枚一括して投入する投入部と、
この投入部を介して投入された紙幣を1枚ずつ取出す取出し部と、
この取出し部を介して取出された紙幣を搬送する搬送路と、
この搬送路を介して搬送される紙幣の情報を検知する検知部と、
この検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣を選択的に集積する第1および第2の集積部と、
前記検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路を介して搬送される紙幣を前記第1および第2の集積部のいずれか一方に振り分ける振分部と、
前記第1および第2の集積部に集積された紙幣を所定枚数毎に施封する単一の施封機構と、
前記第1、第2の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その紙幣を受取り前記施封機構に搬送する搬送機構と、
この搬送機構による搬送動作時に、前記取出し部による紙幣の取出しを停止する停止手段と、
前記施封機構による施封動作終了に伴う、前記第1、第2の集積部への紙幣の集積可能時間よりも、前記取出し部による紙幣の取出しが為されて前記第1、第2の集積部へ紙幣が搬送される時間分、先に、前記取出し部による紙幣の取出しを再開する再開手段と、
を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 紙幣を複数枚一括して投入する投入部と、
この投入部により投入された紙幣を1枚ずつ取出す取出し部と、
この取出し部により取出された紙幣を搬送する搬送路と、
この搬送路により搬送される紙幣の情報を検知する検知部と、
この検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路により搬送される紙幣を選択的に集積する第1および第2の集積部と、
前記検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路により搬送される紙幣を選択的に集積する複数の第3の集積部と、
前記検知部における検知結果に基づいて、前記搬送路により搬送される紙幣を前記第1、第2、第3の集積部のいずれか一方に振り分ける振分部と、
前記第1および第2の集積部の側部で、かつ、前記第1および第2の集積部の下方に位置し、前記第1および第2の集積部に集積された紙幣を所定枚数ごとに施封する単一の施封機構と、
前記第1、第2の集積部の集積枚数が所定枚数となったとき、その紙幣を受取り下降することにより当該所定枚数の紙幣を搬出するバックアップと、このバックアップの下方に位置し、前記バックアップで搬出された所定枚数の紙幣を受取り左あるいは右方向に移動することにより当該所定枚数の紙幣を前記施封機構に搬送するキャリアとからなる搬送機構と、
この搬送機構による搬送動作時に、前記取出し部による紙幣の取出しを停止する停止手段と、
を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。
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