JP4939213B2 - 材料膜の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
Li −>Li+ + e−
C60 + e− −> C60 −
の反応により、プラズマ流はアルカリ金属の正イオン、フラーレンの負イオン、及び残留電子が混在するアルカリ金属・フラーレンプラズマとなる。このようなプラズマ流の下流に堆積基板を配置し、堆積基板に正のバイアス電圧を印加すると、質量の小さいアルカリ金属イオンが減速され、質量の大きいフラーレンイオンが加速されることでアルカリ金属イオンとフラーレンイオンの相互作用が大きくなり、クーロン引力の作用によりアルカリ金属イオンとフラーレンイオンが衝突し、内包フラーレンが生成される。(フラーレンプラズマ反応方式)
2.プラズマ中に配置する電位体を格子状の導線からなる電位体とすることにより、電位体がプラズマ流を妨げることなく、かつプラズマ流の断面内で均一にイオン密度を制御することが可能になる。
3.堆積基板とバイアス電圧制御電源の間に流れる電流を測定することにより、堆積基板に照射されるイオン密度を正確に測定することが可能になる。
4.内包フラーレンやヘテロフラーレンなどのフラーレン類を効率よく生成できるので、工業利用のためのフラーレン類の大量生産が可能になる。
5.材料膜を構成する材料分子に内包イオンと衝突イオン、又は、内包分子と衝突イオンを同時に照射することにより、材料分子の変形が大きく内包イオン又は内包分子が材料分子に内包される確率が高くなる。比較的大きな内包イオン又は内包分子に関しても、内包確率を向上できる。
6.磁場を利用してプラズマを輸送することにより、注入イオンと反対の極性を持つ荷電粒子を注入イオンと一緒に輸送することが可能になる。プラズマを構成する荷電粒子間に引力が働き、プラズマが発散しにくく、低エネルギーでも高密度のイオン注入を行うことが可能である。
7.イオン直径が大きいために、従来、内包化が困難であったK、Rb、N、Fなどの原子内包フラーレンの生成効率を、衝突イオンを同時に照射する方法により向上することが可能になる。従来生成が可能であったLi、Naなどの原子内包フラーレンについても、生成効率をさらに向上することが可能になる。
8.分子直径が大きい分子を内包する内包ナノチューブの生成効率を、衝突イオンを同時に照射する方法により向上することが可能になる。
9.衝突イオンの同時照射を行うことで、比較的低い加速エネルギーで内包イオンを内包させることができるので、材料膜をスパッターするほどの高い加速エネルギーのイオン注入を行う必要がない。
10.衝突イオンのイオン直径を3.0Å以上とすることにより、衝突イオンがフラーレンに内包される確率を小さくすることができる。
11.フラーレン正又はフラーレン負イオンを衝突イオンとして利用することにより、一部の衝突イオンにも内包イオンが内包されるので、内包フラーレンの生成効率がさらに向上する。
2、52、82、112、142、172、202、232、262、302 真空ポンプ
3、53、83、113、116、117、143、173、203、233、263、303 電磁コイル
4、54、84、204、234、264、304 加熱フィラメント
5、55、85、205、235、265、305 ホットプレート
6、56、86、206、236、306 アルカリ金属昇華オーブン
7、57、87、207、237、307 アルカリ金属ガス導入管
8、58、88、208、238、308 アルカリ金属イオン
9、62、89、120、149、180、209、239、266、309 電子
10、63、90、121、146、176、210、240、267、310 プラズマ流
11、91、211、241、268 グリッド電極
12、92、212、242、269 グリッド電圧制御電源
13、64、98、127、155、183、218、246、273、311 プラズマプローブ
14、65、99、128、156、184、219、247、274、312 プローブ電流測定装置
15、66、93、103、122、129、152、157、185、213、270、277、313 フラーレン昇華オーブン
16、67、104、130、158、186、278、314 フラーレンガス導入管
17、68、95、105、124、131、154、160、187、215、245、272、315 フラーレン分子
18、69、100、132、161、188、220、250、280、316 堆積基板
19、70、101、133、162、189、221、251、281、317 堆積膜
20、71、102、134、163、190、222、252、282、318 バイアス電圧制御電源
94、123、153、214、271 再昇華用円筒
96、125、216、249、276 フラーレン正イオン
97、126、159、217、248、275 フラーレン負イオン
59 衝突原子昇華オーブン
60 衝突原子ガス導入管
61 衝突イオン
114 マイクロ波発信器
115 窒素ガス導入管
118 PMHアンテナ
119 窒素イオン
144、174 ハロゲンガス導入管
145、175 高周波誘導コイル
147、177 正イオン
148、178 フッ素イオン
179 塩素イオン
279 内包イオン
アルカリ金属イオンとフラーレン分子の衝突確率を精密に制御するために、プラズマ生成部の後にグリッド電極を設け、該グリッド電極にバイアス電圧を印加して、堆積基板に照射されるアルカリ金属イオンの密度を制御することにした。グリッド電極に印加するバイアス電圧により、該グリッド電極を通過するアルカリ金属イオン量を制御できる。フラーレン昇華オーブンから噴射される一定密度のフラーレン分子に対し照射されるアルカリ金属イオンの密度を制御することにより、アルカリ金属イオンとフラーレン分子の衝突確率を精密に制御することが可能になる。
以下に、グリッド電極に印加する制御電圧でイオン密度を制御して内包フラーレンなどの材料膜を生成する本発明の製造装置の最良形態について、具体例を用いて説明する。
図1は、本発明の材料膜の製造装置に係る第一具体例の断面図である。第一具体例は、フラーレンにアルカリ金属イオンを注入してアルカリ金属内包フラーレンを生成する内包フラーレンの製造装置である。
Kなどの比較的大きな原子を内包した内包フラーレンの生成効率を向上するために、内包原子イオン(内包イオン)をフラーレンに注入する時に、内包イオンと同じ極性で、直径、及び、質量がより大きい原子(衝突原子)のイオン(衝突イオン)を同時にフラーレンに照射することにした。衝突イオンは、直径が大きいため、フラーレンに内包される確率はきわめて小さいが、質量が大きいため、衝突の際、フラーレンに十分大きなエネルギーを与えることができ、フラーレンの変形が大きい。フラーレンの六員環が大きく開くために、同時に照射された、衝突イオンより小さい内包イオンを容易にフラーレンの内部に入れることができる。
ここで、本発明の材料膜の製造方法に係るイオンに関する用語について説明する。
「注入イオン」は、イオン注入法又はプラズマ照射法で、イオン(荷電粒子)を材料膜又は材料分子に注入する場合のイオンのことをいう。注入イオンには、正電荷又は負電荷を持つ原子及び分子が含まれる。イオン注入を行った結果、材料膜又は材料分子は物理的又は化学的変化を生じ、注入イオンが材料膜を構成する分子間に不純物として入り込む場合や、注入イオンが材料分子と結合して化学修飾やヘテロ化が生じる場合や、注入イオンが篭状又は筒状の材料分子の内部に入り内包化が生じる場合があり得る。
内包化される場合の注入イオンのことを、特に「内包イオン」という。材料分子に衝突はするが内包化されない注入イオンのことを、特に「衝突イオン」という。
本発明で用いる「フラーレン」とは、Cn(n=60,70,76,78,82,84,…)で示される中空の炭素クラスター物質であり、例えば、C60やC70を挙げることができる。また、フラーレンダイマーのようなフラーレン同士の繰り返し結合体(イオン結合、共有結合等)や、C60とC70など種類の異なる複数のフラーレンが混合した炭素クラスター物質も含めて「フラーレン」と呼ぶことにする。
図11(a)〜(c)は、本発明の材料膜の製造方法による内包イオン、衝突イオンとフラーレンの衝突を説明する図である。図11(a)において、堆積基板上に形成したC60分子に衝突イオンであるC60の正イオンが衝突する。衝突の瞬間、C60分子とC60の正イオンが大きく変形する。さらに、Kの正イオンがC60分子に衝突する(図11(b))。C60分子は大きく変形しているので、開口部が大きくなっており、Kの正イオンが容易にC60分子のケージの中に入り込み、K内包C60が形成される(図11(c))。
図12(a)〜(c)は、本発明の材料膜の製造方法による内包分子、衝突イオンとカーボンナノチューブの衝突を説明する図である。図12(a)において、堆積基板上に形成したカーボンナノチューブに衝突イオンであるC60の正イオンが衝突する。衝突の瞬間、カーボンナノチューブとC60の正イオンが大きく変形する。さらに、内包分子であるTTFがカーボンナノチューブに衝突する(図12(b))。カーボンナノチューブは大きく変形しているので、開口部が大きくなっており、TTFが容易にカーボンナノチューブの筒状体の中に入り込み、TTF内包カーボンナノチューブが形成される(図12(c))。
以下に、堆積基板に対し内包イオンと衝突イオンを同時に照射することにより内包フラーレンなどの材料膜を生成する本発明の製造装置の最良形態について、具体例を用いて説明する。
図2は、本発明の材料膜の製造装置に係る第二具体例の断面図である。第二具体例は、フラーレンにアルカリ金属イオンと衝突イオンを照射し、アルカリ金属内包フラーレンを生成する内包フラーレンの製造装置である。アルカリ金属としては、Li、Na、Kなどを用いることが可能である。また、衝突イオンとしては、Cs、Frなどを用いることが可能である。
図3は、本発明の材料膜の製造装置に係る第三具体例の断面図である。第三具体例は、フラーレンにアルカリ金属イオンとC60 +からなる衝突イオンを照射し、アルカリ金属内包フラーレンを生成する内包フラーレンの製造装置である。アルカリ金属としては、Li+、Na+、K+などを用いることが可能である。
図4は、本発明の材料膜の製造装置に係る第四具体例の断面図である。本発明の第四具体例は、フラーレンに窒素イオンとC60 +からなる衝突イオンを照射し、窒素内包フラーレンを生成する内包フラーレンの製造装置である。
図5は、本発明の材料膜の製造装置に係る第五具体例の断面図である。本発明の第五具体例は、フラーレンにフッ素イオンとC60 +からなる衝突イオンを注入し、フッ素内包フラーレンを生成する内包フラーレンの製造装置である。
図6は、本発明の材料膜の製造装置に係る第六具体例の断面図である。本発明の第六具体例は、フラーレンにフッ素イオンと塩素イオンからなる衝突イオンを注入し、フッ素内包フラーレンを生成する内包フラーレンの製造装置である。
図7は、本発明の材料膜の製造装置に係る第七具体例の断面図である。第七具体例は、堆積基板上のフラーレン膜にアルカリ金属イオンとC60 +からなる衝突イオンを照射し、アルカリ金属内包フラーレンを生成する内包フラーレンの製造装置である。アルカリ金属としては、Li、Na、Kなどを用いることが可能である。
図8は、本発明の材料膜の製造装置に係る第八具体例の断面図である。第八具体例は、堆積基板上のカーボンナノチューブ膜にアルカリ金属イオンとC60 +からなる衝突イオンを照射し、アルカリ金属内包カーボンナノチューブを生成する内包カーボンナノチューブの製造装置である。アルカリ金属としては、Li、Na、K、Cs、Frなどを用いることが可能である。
本発明の材料膜の製造方法は、イオン化が可能な原子や分子を材料膜に内包する場合だけでなく、イオン化するのが困難な分子を材料膜に内包する分子内包材料の製造方法に適用することも可能である。図9は、本発明の材料膜の製造装置に係る第九具体例の断面図である。第九具体例は、堆積基板上のカーボンナノチューブ膜にC60 +からなる衝突イオンを照射し、同時にTTF分子からなる蒸気をカーボンナノチューブ膜に噴射して、TTF内包カーボンナノチューブを生成する内包カーボンナノチューブの製造装置である。
(Li内包フラーレン製造例:イオン密度の制御)
図1に示す周囲に電磁コイルを配置した円筒形状のステンレス製真空容器からなる製造装置を用い、Li内包フラーレンを製造した。使用原料であるLiとC60は、それぞれ、アルドリッチ製Li、フロンティアカーボン製C60を用いた。
さらに、発生したプラズマ流に、フラーレンオーブン15で610℃に加熱、昇華させたC60蒸気を堆積基板18に向けて噴射した。プラズマ流と接触する堆積基板18に−30Vのバイアス電圧を印加し、グリッド電極11に制御電圧を印加して、約1時間の堆積を行い、堆積基板18表面に内包フラーレンを含む薄膜を堆積した。
元素分析結果
グリッド電極制御電圧 内包フラーレンの含有量(相対値)
−10V 0.8
0V 0.9
10V 1.5
20V 1.2
電圧印加なし 1
(K内包フラーレン製造例:衝突イオンの照射)
図3に示す周囲に電磁コイルを配置した円筒形状のステンレス製真空容器からなる製造装置を用い、K内包フラーレンを製造した。使用原料であるKとC60は、それぞれ、アルドリッチ製K、フロンティアカーボン製C60を用いた。
発生したプラズマ流の途中で、フラーレンオーブン93により630℃に加熱、昇華させたC60蒸気をプラズマ流に導入し、フラーレン正イオン96を発生させた。フラーレン正イオンは衝突イオンとして用いる目的で発生させた。さらに、フラーレンオーブン103で600℃に加熱、昇華させたC60蒸気を堆積基板100に向けて噴射した。プラズマ流と接触する堆積基板100に−40Vのバイアス電圧を印加して、約2時間の堆積を行い、堆積基板100表面に内包フラーレンを含む薄膜を堆積した。
元素分析結果
衝突イオン 内包フラーレンの含有量(相対値)
あり 8
なし 1
Claims (11)
- 内包イオン及び前記内包イオンと同じ極性の第一の衝突イオンを含むプラズマを発生させ、前記プラズマを堆積基板に向けて照射し、前記内包イオンと反対の極性のバイアス電圧を前記堆積基板に印加して前記内包イオン及び前記第一の衝突イオンに加速エネルギーを与え、材料膜を構成する材料分子に前記第一の衝突イオンを衝突させ、前記材料分子に前記内包イオンを内包させることを特徴とする材料膜の製造方法であり、前記第一の衝突イオンが、前記内包イオンよりも大きい原子のイオンであり、前記衝突の際に前記材料分子を変形させるイオンであることを特徴とする材料膜の製造方法。
- 前記プラズマを前記堆積基板に向けて照射し、同時に前記堆積基板上に前記材料膜を堆積することを特徴とする請求項1記載の材料膜の製造方法。
- 前記堆積基板上に予め堆積した前記材料膜に前記プラズマを照射することを特徴とする請求項1記載の材料膜の製造方法。
- 前記注入イオン又は前記内包イオンが、アルカリ金属イオン、窒素イオン、又はハロゲン元素イオンであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の材料膜の製造方法。
- 第二の衝突イオンを含むプラズマを発生させ、前記プラズマを前記堆積基板上に予め堆積した材料膜に向けて照射し、前記第二の衝突イオンと反対の極性のバイアス電圧を前記堆積基板に印加して前記第二の衝突イオンに加速エネルギーを与え、同時に内包分子を含む蒸気を前記材料膜に向けて噴射し、材料膜を構成する材料分子に前記第二の衝突イオンを衝突させ、同時に前記材料分子に前記内包分子からなる内包物質を内包させることを特徴とする材料膜の製造方法であり、前記第二の衝突イオンが、前記衝突の際に前記材料分子を変形させるイオンであることを特徴とする材料膜の製造方法。
- 前記内包物質が、TTF、TDAE、TMTSF、Pentacene、Tetracene、Anthracene、TCNQ、Alq3、又はF4TCNQであることを特徴とする請求項5記載の材料膜の製造方法。
- 前記材料膜が、フラーレン又はナノチューブからなる膜であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の材料膜の製造方法。
- 前記第一の衝突イオン又は前記第二の衝突イオンの直径が3.0Å以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の材料膜の製造方法。
- 前記第一の衝突イオン又は前記第二の衝突イオンが、フラーレン正イオン又はフラーレン負イオンであることを特徴とする請求項8記載の材料膜の製造方法。
- 真空容器と、磁場発生手段と、内包イオンを含むプラズマを生成するプラズマ生成手段と、第一の衝突イオンを生成する衝突イオン生成手段と、材料膜を堆積する堆積基板と、前記堆積基板にバイアス電圧を印加するバイアス電源とからなり、前記第一の衝突イオンが、前記内包イオンと同じ極性で直径及び質量が前記内包イオンよりも大きい原子のイオンであり、前記衝突の際に前記材料膜を構成する前記材料分子を変形させるイオンであることを特徴とする材料膜の製造装置。
- 真空容器と、磁場発生手段と、第二の衝突イオンを含むプラズマを生成するプラズマ生成手段と、材料膜を堆積する堆積基板と、内包分子を含む蒸気を前記堆積基板に噴射する内包分子噴射手段と、前記堆積基板にバイアス電圧を印加するバイアス電源とからなり、前記第二の衝突イオンが、前記衝突の際に前記材料膜を構成する前記材料分子を変形させるイオンであることを特徴とする材料膜の製造装置。
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