JP4937054B2 - 処方箋受付システム - Google Patents
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Description
もっとも、レセプトコンピュータの設置は必須であるとしても、それに加えて自動調剤機や処方箋受付装置までも局毎に設置するのは、設備費が嵩む。
このため、集約化等による薬局設備のコストダウンが求められるが、薬局設備のうちでも処方箋受付装置は、調剤機に比べて仕様の変形が少ないうえ、稼働率も高くないので、集約化が期待できる。
そこで、分散設置の必須な処方箋走査部は無理なので薬局設備に残すとしても、画像イメージに文字変換処理を施して処方箋データを得るデータ処理部は本部設備に集中させることが求められる。
しかしながら、インターネット等の通信設備の普及や通信技術の向上を利用して処方箋受付機能の分散と集中を単純に実施したのでは、病院マスターに登録される医療機関の数が激増するため、而もその大半が個々の薬局からみれば遠隔地で患者が共通しないため、処方箋の形式を仮選定して医療機関の特定を次々に自動試行するという改良案が、無駄な試行の増加によって、役に立たなくなってしまいかねない。
そこで、処方箋受付システムを分散と集中にて具体化するに際して、処方箋の形式を仮選定して医療機関の特定を次々に自動試行することが無駄にならないよう、更なる改良を加えることが技術的な課題となる。
処方箋の撮像を行う処方箋走査部と、その画像イメージを送信して処方箋データへの変換を依頼するデータ送信部と、調剤報酬明細書を発行するレセプトコンピュータとを含んでいる薬局設備を複数と、
前記データ送信部から送信されて来た画像イメージを受信する手段と、その画像イメージに文字変換処理を施して処方箋データを得る手段と、その処方箋データを前記レセプトコンピュータに返送する手段と、医療機関毎に規定された処方箋の形式を保持するデータベースと、薬局毎に幾つかの医療機関を選定候補として登録しておく手段と、前記文字変換処理の実行に際し前記データベースから選定候補の医療機関に係る処方箋の形式を選定して前記文字変換処理に供する手段とを含んでいる本部設備と
を備えている。
これにより、処方箋の形式を仮選定して医療機関の特定を次々に自動試行するという改良が、分散と集中にて具体化した処方箋受付システムでも有効に機能することとなる。
したがって、この発明によれば、各地の薬局をカバーしてデータ集積度が高いうえ受付処理も迅速な処方箋受付システムを安価に実現することができる。
したがって、この発明によれば、各地の薬局をカバーしてデータ集積度が高いうえ受付処理がより迅速な処方箋受付システムを安価に実現することができる。
したがって、この発明によれば、各地の薬局をカバーしてデータ集積度が高いうえ受付処理がより迅速な処方箋受付システムを安価に実現することができる。
図1〜4に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜3)を具現化したものであり、図5に示した実施例2は、その変形例である。
なお、それらについて背景技術の欄で述べたことのうち、以下の各実施例にも共通することについては、重複する再度の説明を割愛し、従来との相違点を中心に説明する。
処方箋走査部20は、院外や院内の薬局で処方箋の撮像を行ってその画像イメージを得るものであり、患者や代行者といった外来者から処方箋を受け付けるために、薬局の受付カウンタ等に載置されるが、外来者の使用に加えて、薬剤師や他の局員といった薬局内部者も操作・使用できるようになっている。他の装置11〜15は、薬局内部者が操作・使用するもので、外来者が直接使用することはないので、薬局の内部に置かれる。
調剤管理コンピュータ14は、レセプトコンピュータ12から処方箋データBを受信すると、処方箋データBから自動処理可能部分の抽出等によって調剤指示データを生成して適宜な薬剤分包機15に送出するようになっている。なお、薬剤分包機15は、自動調剤機の典型例として挙げたものであり、注射薬払出装置など他の調剤機でも良い。
端末41は、処方箋データの校正作業に用いる画面表示部と操作入力部とを具備していれば足り、図示のような所謂デスクトップパソコンや図示しないノートパソコンなどの小型コンピュータで良く、ホストコンピュータ43に接続されている。
このデータベースが既述したもの(特許文献1や図7)と相違するのは(図2参照)、薬局設備10が広域に設置されていることに対応して従来より多くの病院と患者とについて処方箋データBを取り扱うので病院マスターや患者マスターがデータ量の多いものとなっている点と、新しい薬局マスターが追加されている点と、既に在った病院マスターについてデータ項目が増えている点である。
通信ルーチン46は、通信制御装置11からインターネット30を介して画像イメージAが送信されて来ると、その画像イメージAを受信して受付ルーチン45に引き渡す。また、その画像イメージAから処方箋データBが得られると、その処方箋データBを画像イメージ送信元へインターネット30経由で返送するようになっている。
すなわち、端末41のうち空いているものに処方箋全体を画面表示するとともに(S51)、登録されている選定候補の医療機関に係る処方箋の形式を仮選定して医療機関特定限定の文字変換処理に供するが(S61〜S64)、それで医療機関を特定できなかったときには、医療機関の指定を受けることと(S71〜S73)、自動で医療機関の所在地データを参照しながら近隣の医療機関を探し出したうえでその医療機関に係る処方箋の形式を仮選定して医療機関特定限定の文字変換処理に供することを(S81〜S83)、並行して行うようになっている。
これに対し(図4(c)参照)、選定候補の医療機関から特定することができなかった場合には、医療機関の指定を要求して、医療機関の指定を待ち、医療機関の指定を受領できたときには、指定された医療機関に係る処方箋の形式が確定形式として選定される。
こうして、自動であれ手動であれ医療機関が特定されて、処方箋の形式が確定すると、その処方箋欄分割情報に基づいて画像イメージが幾つかの分割イメージに分割され、その分割イメージ単位で、文字認識および変換欄対比表示や、校正欄対比表示が行われる。
この処方箋受付システムが上述した実施例1のものと相違するのは、薬局マスターの医療機関選定情報において医療機関コードとアクセス状況との組データがリンク構造にて具体化されている点と、薬局マスターの医療機関選定情報の欄が上述の手動登録医療機関のリンクに加えて自動登録の近隣の医療機関のリンクも保持するよう拡張された点と、受付ルーチン45が近隣の医療機関の探出に成功したときにはその医療機関を自動登録するか自動登録済みであれば該当ノードのアクセス状況を更新するように機能拡張されている点である。
また、薬局の近隣の医療機関を探し出す際には、直ちに所在地データを参照するのでなく、先ず自動登録の近隣の医療機関のリンクを辿って過去の探索成功の医療機関を仮選定し、それでも医療機関を特定できなかったときに所在地データを参照して近隣の医療機関を探し出すことにより、探索処理の負担軽減と時間短縮を図ることができる。
上記実施例では、インターネット通信のセキュリティに言及しなかったが、SSL(Secure Socket Layer)といった暗号化通信や、VPN(Virtual Private Network)といった仮想専用回線などを適宜組み合わせても良い。
また、インターネット通信に係る画像イメージ送信元の特定は、インターネット30に係る通信制御装置11のIPアドレスを援用することで行っても良く、薬局設備10を特定するシステム独自の情報を画像イメージAに付加して送信することで行っても良い。
また、文字認識は、活字認識でも良く、手書文字認識でも良く、それを併用するのでも良い。文字認識のプログラムは市販品でも良く、特注品でも良く、各種のプログラムを切り替えて動作させるようにしても良い。
12…レセプトコンピュータ、13…プリンタ、
14…調剤管理コンピュータ、15…薬剤分包機、
20…処方箋走査部、21…引換券発行ユニット、
22…スキャナ(撮像手段)、23…ローカルコントローラ、
24…移送路、25…プリントヘッド、
26…操作パネル、30…インターネット、
40…本部設備、41…端末(文字変換処理)、
42…ハードディスク(データベース)、
43…ホストコンピュータ、44…候補登録ルーチン、
45…受付ルーチン(文字変換処理)、
46…通信ルーチン(受信手段,返送手段)、
A…画像イメージ、B…処方箋データ、C…レセプト情報
Claims (1)
- 処方箋の撮像を行う処方箋走査部と、その画像イメージを送信して処方箋データへの変換を依頼するデータ送信部と、調剤報酬明細書を発行するレセプトコンピュータとを含んでいる薬局設備を複数と、
前記データ送信部から送信されて来た画像イメージを受信する手段と、仮選定された医療機関に係る処方箋の形式に基づいて医療機関特定文字列の存在するであろう部位に限定して文字認識を施すことにより医療機関特定文字列を探す自動処理を繰り返して医療機関特定文字列が有ったときにはその医療機関に係る処方箋の形式に基づいてイメージ分割処理と文字認識処理と文字データから処方箋データへのデータ変換処理とを行う文字変換処理を前記画像イメージに施して処方箋データを得る手段と、その処方箋データを前記レセプトコンピュータに返送する手段と、医療機関毎に規定された処方箋の形式を保持するデータベースと、薬局毎に幾つかの医療機関を選定候補として登録しておく手段と、前記文字変換処理の実行に際し前記データベースから前記画像イメージの送信元の薬局について登録されている選定候補の医療機関に係る処方箋の形式を順に仮選定して前記文字変換処理のうち医療機関特定文字列を探す自動処理に一つずつ供する手段とを含んでいる本部設備と
を備えている処方箋受付システム。
Priority Applications (1)
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JP2007240290A JP4937054B2 (ja) | 2007-09-15 | 2007-09-15 | 処方箋受付システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007240290A JP4937054B2 (ja) | 2007-09-15 | 2007-09-15 | 処方箋受付システム |
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Family Applications (1)
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JP2007240290A Active JP4937054B2 (ja) | 2007-09-15 | 2007-09-15 | 処方箋受付システム |
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