JP4850156B2 - 処方箋受付システム - Google Patents
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Description
また、インターネットを介したサーバクライアントシステム等の普及により、データ集積だけでなく共通処理の集中処理も実用化容易になっているうえ、各薬局で処方箋受付装置を操作している時間割合がさほど大きくないことから、処方箋受付装置も各薬局から本部に集約することでコストダウンが期待される。
しかしながら、インターネット等の通信設備の普及や通信技術の向上を利用した処方箋受付機能の分散と集中による改良だけでは、上述した自動調剤開始の迅速化という調剤分野の特殊な要請にまで応えることはできない。
そこで、処方箋受付システムを分散と集中にて具体化するに際して、一包化の指示の遅早に関わらず分包の遣り直しを要することなく自動調剤の開始が迅速になるよう、更なる改良を加えることが技術的な課題となる。
前記薬局設備は、処方箋の撮像を行う処方箋走査部と、その画像イメージを送信して処方箋データへの変換を依頼するデータ送信部と、調剤報酬明細書を発行するレセプトコンピュータと、処方箋データから調剤指示データを生成して薬剤分包機などの自動調剤機に送出する調剤管理コンピュータとを具えている。
前記本部設備は、前記データ送信部から送信されて来た画像イメージを受信する手段と、その画像イメージに文字変換処理を施して処方箋データを得る手段と、その処方箋データを前記レセプトコンピュータに返送する手段と、調剤報酬に影響する可能性のある一包化の指示が前記処方箋データ又は前記受信データに含まれているか否かを判別する手段と、それで一包化の指示が含まれていると判別されたときには前記レセプトコンピュータを迂回して前記調剤管理コンピュータに前記処方箋データを返送する手段とを含んでいる。
また、そのような分散と集中による処方箋受付システムの具体化に際して、一包化の指示の有ることが本部設備で処方箋データを得るまでに判明したときにはレセプトコンピュータだけでなく調剤管理コンピュータにも処方箋データが送られるようになっている。
したがって、この発明によれば、患者等の待ち時間が短い処方箋受付システムを実現することができる。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜3)を具現化したものであり、図3〜4に示した実施例2は、その変形例である。
処方箋走査部20は、院外や院内の薬局で処方箋の撮像を行ってその画像イメージを得るものであり、患者や代行者といった外来者から処方箋を受け付けるために、薬局の受付カウンタ等に載置されるが、外来者の使用に加えて、薬剤師や他の局員といった薬局内部者も操作・使用できるようになっている。他の装置11〜15は、薬局内部者が操作・使用するもので、外来者が直接使用することはないので、薬局の内部に置かれる。
調剤管理コンピュータ14は、レセプトコンピュータ12からでも本部設備40のホストコンピュータ43からでも通信制御装置11経由で処方箋データBを受信すると、従来通り処方箋データBから調剤指示データを生成して適宜な薬剤分包機15に送出するようになっている。処方箋データBに一包化指示C「有」の情報が付加されているときにはそれに対応した調剤指示データを生成することも従来通りである。
端末41は、処方箋データの校正作業に用いる画面表示部と操作入力部とを具備していれば足り、図示のような所謂デスクトップパソコンや図示しないノートパソコンなどの小型コンピュータで良く、ホストコンピュータ43に接続されている。
薬品マスターには、薬品名や薬品コード等のデータが含まれており、薬品名の確認や候補提示などに用いられる。用法マスターには、処方単位や服用限度などのデータが含まれており、処方内容の確認や候補提示などに用いられる。注釈マスターは、特記事項やコメント等の文字列データを追加書き込みできるようになっている。
通信ルーチン46は、通信制御装置11からインターネット30を介して画像イメージAが送信されて来ると、その画像イメージAを受信して受付ルーチン45に引き渡す。また、その画像イメージAから処方箋データBが得られると、その処方箋データBを画像イメージ送信元へインターネット30経由で返送する。何れの場合も、一包化指示C「有」が有れば、それも画像イメージAと一緒に送受信するようになっている。
薬歴管理ルーチン44は、確定した処方箋データBを受付ルーチン45から渡されると、それをハードディスク42の患者マスターの薬歴データに追加するとともに、動作モードの設定状態等によっては該当患者の薬歴に応じた注意情報などを画像イメージ送信元へ返送するよう通信ルーチン46に依頼するようになっている。
したがって、この処方箋受付システムにあっては、薬局における処方箋の受付から薬剤の引渡までの時間がしばしば短縮され、それに対応して処方箋の提出から薬剤の受取までの患者等の待ち時間が短縮されるので、調剤待ちの負担が軽減される。
この処方箋受付システムが上述した実施例1のものと相違するのは、薬局設備10の通信制御装置11が一部改造されて通信制御装置51になった点と、本部設備40のホストコンピュータ43の通信ルーチン46が一部改造されて通信ルーチン52になった点である。
操作手順や基本的な動作は実施例1について上述したのと同様なので、通信制御装置51及び通信ルーチン52の改造に伴って相違することとなった部分を中心に説明する。上述した実施例1での動作と相違するのは、本部設備40のホストコンピュータ43から薬局設備10の調剤管理コンピュータ14に対する処方箋データB及び一包化指示C「有」の迂回送信のところである。
上記実施例では、インターネット通信のセキュリティに言及しなかったが、SSL(Secure Socket Layer)といった暗号化通信や、VPN(Virtual Private Network)といった仮想専用回線などを適宜組み合わせても良い。
また、インターネット通信に係る画像イメージ送信元の特定は、インターネット30に係る通信制御装置11のIPアドレスを援用することで行っても良く、薬局設備10を特定するシステム独自の情報を画像イメージAに付加して送信することで行っても良い。
その他、処方箋走査部20にて一包化の指示が無いと明示されたときには、処方箋に一包化の指示が記載されていてもそれを強制的に取り消したり、一包化指示Cを付けないで処方箋データBを調剤管理コンピュータ14へ迂回送信するようにしても良い。
11…通信制御装置、12…レセプトコンピュータ、
15…薬剤分包機、14…調剤管理コンピュータ、
20…処方箋走査部、21…引換券発行ユニット、
22…スキャナ(撮像手段)、23…ローカルコントローラ、
24…移送路、25…プリントヘッド、
26…操作パネル(薬局内部者向け問い合わせ手段)、
27…操作パネル(外来者向け問い合わせ手段)、
30…インターネット、
40…本部設備、
41…端末(文字変換処理)、42…ハードディスク、
43…ホストコンピュータ、44…薬歴管理ルーチン、
45…受付ルーチン(文字変換処理,一包化判別手段)、
46…通信ルーチン(受信手段,返送手段)、
51…通信制御装置、52…通信ルーチン、
A…画像イメージ、B…処方箋データ、
C…一包化指示、D…レセプト情報
Claims (3)
- 処方箋の撮像を行う処方箋走査部と、その画像イメージを送信して処方箋データへの変換を依頼するデータ送信部と、調剤報酬明細書を発行するレセプトコンピュータと、処方箋データから調剤指示データを生成して薬剤分包機などの自動調剤機に送出する調剤管理コンピュータとを含んでいる薬局設備を複数と、
前記データ送信部から送信されて来た画像イメージを受信する手段と、その画像イメージに文字変換処理を施して処方箋データを得る手段と、その処方箋データを前記レセプトコンピュータに返送する手段と、前記レセプトコンピュータへ前記処方箋データを返送する際に、調剤報酬に影響する可能性のある一包化の指示が前記処方箋データ又は前記受信データに含まれているか否かを判別する手段と、それで一包化の指示が含まれていると判別されたときには前記調剤管理コンピュータに対しても前記処方箋データを返送する手段とを含んでいる本部設備と
を備えている処方箋受付システム。 - 調剤報酬に影響するとしても一包化を希望するか否かの問い合わせを行う手段と、その応答に応じて前記画像イメージの送信に対する一包化の指示の付加送信を行う手段とが、前記薬局設備に設けられていることを特徴とする請求項1記載の処方箋受付システム。
- 前記の問い合わせ手段として外来者向けと薬局内部者向けとの複数手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の処方箋受付システム。
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