JP4850156B2 - 処方箋受付システム - Google Patents

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Description

この発明は、薬局や病院などで処方箋の自動受付に用いられる処方箋受付システムに関し、詳しくは、処方箋を撮像してその記載情報を電子データの処方箋データに変換する処方箋受付機能を分散と集中にて具体化した処方箋受付システムに関する。
処方箋の受付作業の自動化や省力化等のために、従来より各種の処方箋受付装置が提案されている。それらの機能を統合や向上させたものも開発されており、この処方箋受付装置は(例えば特許文献1参照)、処方箋走査部にて処方箋の撮像を行ってその画像イメージからデータ処理部にて処方箋データを得る際に、画像イメージに二次元コード等のコードが有るときにはそれを処方箋データに変換し、コードの無いときは画像イメージに文字認識を施して処方箋データへの変換を行う。しかも、この装置は、文字認識全自動化の困難性に鑑みて校正作業を容易にすべく、画像イメージに文字認識を施す際に処方箋発行医療機関を特定して対応処方箋の形式を選定するとともにその形式に基づいて画像イメージを分割することや、画像イメージの分割イメージとそれを文字データに変換して表示させた変換欄とを対比させて画面表示すること、処方箋データを項目ごとに項目名を付して校正可能に表示させた校正欄も対比させて画面表示することも、行うようになっている。
また、各種の錠剤や散薬を分包紙に区分収納する薬剤分包機が実用に供されている(例えば特許文献2参照)。そのような自動調剤機は、調剤ホストコンピュータ(調剤管理コンピュータ)から処方箋データ(電子データ)が送られて来ると、それに従い、自動排出可能な薬剤については全自動で、自動排出不可能な薬剤については手撒きと連動した半自動で、各種の薬剤を分包するようになっている。調剤管理コンピュータは、処方箋データをそのまま調剤指示データとして自動調剤機に引き渡すこともあるが、大抵は、複数の自動調剤機から最適なものや空いているものを選出したうえで、その自動調剤機で処理可能な部分を処方箋データから抽出し、この調剤指示データを選出調剤機に引き渡すようになっている。
さらに、保険調剤薬局の場合、厚生労働省告示の調剤報酬点数表に基づいて薬代が決まるが、その薬代の計算を正確に行う等のため、レセプトコンピュータやレセコンと呼ばれる薬局事務用コンピュータが設置されている。レセプトコンピュータは、処方箋データとその他のレセプト情報とが入力されると、薬代を算出して、調剤報酬明細書を発行するようになっている。レセプトコンピュータへの処方箋データの入力は、キーボードやマウス等を操作して手作業で行われる他、例えば局内LAN(Local Area Network)等の通信手段を介して上述の処方箋受付装置などからデータ送信されてきたのを自動受信することで行われる。処方箋データ以外のレセプト情報には、処方担当医師に誤字錯誤や薬効的疑義を問い合わせた疑義照会の結果や,薬事法承認新薬など未だ薬品マスターに登録されていない薬剤の情報,処方箋に一般名で記載されているジェネリック医薬品を具体化する正規薬剤の薬品名などがあり、その入力は手作業で行われるようになっている。
一包化は、二剤以上の内服薬を服用時点毎に一包に纏めて調剤することであるが、その指示は、医師が処方箋に記載することの他、患者が薬局で口頭で依頼することでも、行える。一包化の実施は、調剤内容ばかりか調剤報酬にも影響するので、一包化の指示は、処方箋データに含められることもあれば、処方箋データ以外のレセプト情報に含められることもある。このように、一包化の指示の有無が確定しないと調剤内容も調剤報酬も確定しないうえ、一包化の指示の有無の確定がレセプトコンピュータへの入力完了時になるため、処方箋受付装置に加えて薬剤分包機などの自動調剤機や調剤管理コンピュータの設置された薬局であっても、処方箋データは、処方箋受付装置から調剤管理コンピュータへ直に送信されるのでなく、先ず処方箋受付装置からレセプトコンピュータに送られ、一包化の指示も確定した後、レセプトコンピュータから調剤管理コンピュータに送られる。
特開2006−120020号公報 特開2000−175990号公報
このような従来の処方箋受付装置(処方箋走査部やデータ処理部)と薬局ホスト(レセプトコンピュータや調剤管理コンピュータ)と自動調剤機(薬剤分包機など)とからなる処方箋受付システムでは、処方箋受付装置を導入して処方箋の電子化が迅速に行えるようになり、それによって処方箋の提出から薬剤の受取までの患者等の待ち時間が短縮されたが、手作業を要するレセプトコンピュータのところに処方箋データが一時であっても留め置かれることから、処方箋の電子化の迅速化がそのまま自動調剤の開始に反映される訳ではないので、待ち時間を更に短縮する余地が残っている。もっとも、処方箋データを処方箋受付装置から調剤管理コンピュータへ単に送信するのでは、一包化の指示が遅れて出された場合に調剤の遣り直しが生じるので、不都合である。そこで、自動調剤の開始が迅速になるよう改良するに際しては、一包化の指示の遅早に関わらず分包の遣り直しを要しないようにすることが、求められる。
一方、最近のインターネットの普及により、広域に分散しているコンピュータ間の通信が低コストでも高速で行えるようになって来たため、各地の薬局に設置されている処方箋受付装置からインターネット経由で処方箋データを収集して薬歴管理・薬剤履歴管理を行うことも実用的になりつつある。患者が薬局を替えても同一システムに加盟している薬局であれば薬歴管理が継続されるので、薬局ばかりか患者側の利益も大きい。
また、インターネットを介したサーバクライアントシステム等の普及により、データ集積だけでなく共通処理の集中処理も実用化容易になっているうえ、各薬局で処方箋受付装置を操作している時間割合がさほど大きくないことから、処方箋受付装置も各薬局から本部に集約することでコストダウンが期待される。
そこで、分散設置の必須な処方箋走査部は無理なので薬局設備に残すとしても、画像イメージに文字変換処理を施して処方箋データを得るデータ処理部は本部設備に集中させることが求められる。このデータ処理部の集中により薬歴データの集中も無理なく行えるので、処方箋受付機能を分散と集中にて具体化した処方箋受付システムは有用性が高い。
しかしながら、インターネット等の通信設備の普及や通信技術の向上を利用した処方箋受付機能の分散と集中による改良だけでは、上述した自動調剤開始の迅速化という調剤分野の特殊な要請にまで応えることはできない。
そこで、処方箋受付システムを分散と集中にて具体化するに際して、一包化の指示の遅早に関わらず分包の遣り直しを要することなく自動調剤の開始が迅速になるよう、更なる改良を加えることが技術的な課題となる。
本発明の処方箋受付システムは(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、次のような本部設備と複数の薬局設備とを備えている。
前記薬局設備は、処方箋の撮像を行う処方箋走査部と、その画像イメージを送信して処方箋データへの変換を依頼するデータ送信部と、調剤報酬明細書を発行するレセプトコンピュータと、処方箋データから調剤指示データを生成して薬剤分包機などの自動調剤機に送出する調剤管理コンピュータとを具えている。
前記本部設備は、前記データ送信部から送信されて来た画像イメージを受信する手段と、その画像イメージに文字変換処理を施して処方箋データを得る手段と、その処方箋データを前記レセプトコンピュータに返送する手段と、調剤報酬に影響する可能性のある一包化の指示が前記処方箋データ又は前記受信データに含まれているか否かを判別する手段と、それで一包化の指示が含まれていると判別されたときには前記レセプトコンピュータを迂回して前記調剤管理コンピュータに前記処方箋データを返送する手段とを含んでいる。
また、本発明の処方箋受付システムは(解決手段2)、上記解決手段1の処方箋受付システムであって、調剤報酬に影響するとしても一包化を希望するか否かの問い合わせを行う手段と、その応答に応じて前記画像イメージの送信に対する一包化の指示の付加送信を行う手段とが、前記薬局設備に設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明の処方箋受付システムは(解決手段3)、上記解決手段2の処方箋受付システムであって、前記の問い合わせ手段として外来者向けと薬局内部者向けとの複数手段が設けられていることを特徴とする。
このような本発明の処方箋受付システムにあっては(解決手段1)、従来の処方箋受付装置のうち処方箋走査部は各地の薬局に分散させつつも、従来の処方箋受付装置のうちデータ処理部は本部に集中させたことにより、システム全体のコストが削減されるとともに、処方箋データ収集ひいては薬歴管理の範囲拡張に資するものとなる。
また、そのような分散と集中による処方箋受付システムの具体化に際して、一包化の指示の有ることが本部設備で処方箋データを得るまでに判明したときにはレセプトコンピュータだけでなく調剤管理コンピュータにも処方箋データが送られるようになっている。
この場合、レセプトコンピュータを経由して調剤管理コンピュータに処方箋データが送られたときには自動調剤の開始タイミングが従来と同じであるが、レセプトコンピュータを迂回して調剤管理コンピュータに処方箋データが送られたときには自動調剤の開始タイミングが従来より早まる。しかも、調剤開始を早める場合が限定されているので、例え一包化の指示が遅れて出されたとしても、調剤の遣り直しが生じることは無い。
したがって、この発明によれば、患者等の待ち時間が短い処方箋受付システムを実現することができる。
また、本発明の処方箋受付システムにあっては(解決手段2)、一包化の希望の有無が薬局で確認されるとともに、その応答に応じた一包化の指示の付加送信が画像イメージの送信時に行われるようにしたことにより、一包化の指示が病院でなく薬局で出された場合でも、一包化の指示が処方箋受付時かそれに近いタイミングで出されることが多くなることから、自動調剤の開始の遅れを引き起こす一包化の指示の遅れの発生確率が下がるので、処方箋の提出から薬剤の受取までの患者等の待ち時間が短縮されることとなる。
さらに、本発明の処方箋受付システムにあっては(解決手段3)、一包化の希望の有無の確認が局員等の薬局内部者ばかりか患者等の外来者も行えるようにしたことにより、患者等のうち装置操作に不慣れな者は従来通り口頭で一包化の希望を告げれば良く、患者等のうち装置操作の可能な者は局員等が窓口に居ないときでも速やかに一包化の指示を出すことができるので、待ち時間が更に短縮されることとなる。
このような本発明の処方箋受付システムについて、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜3)を具現化したものであり、図3〜4に示した実施例2は、その変形例である。
本発明の処方箋受付システムの実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、処方箋受付システムの構成図である。
この処方箋受付システムは、各地の薬局に分散して設置された多数の薬局設備10と、本部に設置された本部設備40とを具えたものである。本部設備40と各薬局設備10とはインターネット30を介して交信しうるようになっている。本部は、薬局と別の場所に置かれても良く、何れかの薬局に置かれても良い。本部設備40は、一台で足りるが、待機系やミラーサーバ等を設けて複数化してもよい。薬局設備10も、システムに加盟している各薬局に一台ずつ有れば足りるが、同じ薬局に複数台を設けても良い。インターネット30は、広域でのデータ送受信をサポートできれば、適宜な他の通信手段でも良く、例えば幾つかの地域LANを結んだWAN(Wide Area Nnetwork)でも良い。
薬局設備10には、通信制御装置11とレセプトコンピュータ12とプリンタ13と調剤管理コンピュータ14と薬剤分包機15と処方箋走査部20とが含まれている。
処方箋走査部20は、院外や院内の薬局で処方箋の撮像を行ってその画像イメージを得るものであり、患者や代行者といった外来者から処方箋を受け付けるために、薬局の受付カウンタ等に載置されるが、外来者の使用に加えて、薬剤師や他の局員といった薬局内部者も操作・使用できるようになっている。他の装置11〜15は、薬局内部者が操作・使用するもので、外来者が直接使用することはないので、薬局の内部に置かれる。
処方箋走査部20は、差込み口に処方箋が投入されるとそれを移送路24へ送り込みながら処方箋の撮像を行うスキャナ22と、移送路24に臨んで設けられ処方箋に受付番号を印刷するプリントヘッド25と、処方箋を受け付けた代わりに引換券を発行する引換券発行ユニット21と、操作スイッチや状態表示部材を配設した操作パネル26,27と、それらの動作制御を行うローカルコントローラ23とを具えていて、スキャナ22で撮った処方箋の画像イメージAを受付番号と共に通信制御装置11へデータ送信するようになっている。
操作パネル26,27には、それぞれ、調剤報酬に影響するとしても一包化を希望するか否かの問い合わせを行う手段として、例えば液晶パネル製の画面表示部材とその下方等の近傍に配置された応答用スイッチとが含まれている。操作パネル27は、外来者向けの問い合わせ手段なので、処方箋走査部20の筐体外面のうちスキャナ22側に設けられており、外来者向け操作パネル27の画面表示部材には、処方箋の投入から引換券の抜取までの期間に亘って、例えば「追加料金が掛かりますが一包化しますか? ご希望でしたら下のスイッチを押して下さい。」といった問い合わせが、表示されるようになっている。
操作パネル26は、薬局内部者向けの問い合わせ手段なので、処方箋走査部20の筐体外面のうちスキャナ22の反対側に設けられており、この薬局内部者向け操作パネル26の画面表示部材には、動作モードが確認待ち省略モードにセットされている場合はやはり処方箋の投入から引換券の抜取までの期間に亘って、例えば「お客様に一包化の有無を確認して、ご希望なら下のスイッチを押下。」といった問い合わせが、表示されるようになっている。なお、動作モードが確認待ち実行モードにセットされている場合は、処方箋の投入から他のスイッチ操作等にて確認済み操作が行われるまでの期間に亘って、同様の問い合わせが表示されるようになっている。
そして、問い合わせ中に応答用スイッチが押されると、一包化の指示の有ったことを示すために一包化指示C「有」の情報を画像イメージAに付加して送信するようになっている。問い合わせ中に応答用スイッチが押されなかったときには、一包化の指示が明示されなかったことを示すために、一包化指示C「不明」の情報を画像イメージAに付加するようにしても良いが、ここでは一包化指示Cの付加送信を省くようになっている。なお、一包化指示Cの送信は、処方箋走査部20から通信制御装置11へのデータ送信に随伴させて、それと一緒に行うようになっている。
通信制御装置11は、局内LAN用のスイッチングハブを内蔵しており、処方箋走査部20とレセプトコンピュータ12とプリンタ13と調剤管理コンピュータ14と有線で又は無線で接続されていて、それらの相互通信をサポートする他、それらと本部設備40とのインターネット30経由での通信もサポートするようになっている。具体的には、処方箋走査部20から画像イメージAを受信すると、それをインターネット30経由で本部設備40のホストコンピュータ43に送信する。また、インターネット30を介して処方箋データBが返送されて来ると、それを返送先のレセプトコンピュータ12や調剤管理コンピュータ14へ転送する。さらに、画像イメージAに受付番号や一包化指示Cが付加されていれば、それも画像イメージAと一緒に送信または転送するようになっている。
通信制御装置11から本部設備40へ送信される画像イメージAには、画像イメージAから処方箋データBへの変換を依頼する情報も付加されるが、その付加は通信制御装置11が行うように構成しても良く、処方箋走査部20のローカルコントローラ23が行って通信制御装置11は転送するだけにしても良い。前者の場合は、画像イメージを送信して処方箋データへの変換を依頼するデータ送信部に、通信制御装置11が該当する。これに対し、後者の場合は、通信制御装置11だけでなく、通信制御装置11にローカルコントローラ23を加えたものが、データ送信部に該当する。
レセプトコンピュータ12は、従来品と同様に処方箋データBやレセプト情報の入力に応じて薬代の算出や調剤報酬明細書の発行を行うものであるが、ここでは、処方箋データBを通信制御装置11経由で本部設備40のホストコンピュータ43から受信するようになっている。また、処方箋データBを受信した際に一包化指示C「有」の情報が付加されていなかったときには、従来と同じく、一包化の指示の有無の確定を待って、一包化の指示が追加されれば一包化指示C「有」の情報を付加してから処方箋データBを調剤管理コンピュータ14に送信するが、一包化の指示が追加されなければ一包化指示C「有」の情報を付加しないで処方箋データBを調剤管理コンピュータ14に送信する。これに対し、処方箋データBと一緒に一包化指示C「有」の情報も受信したときには、従来と異なり、調剤管理コンピュータ14への処方箋データBの送信を省略するようになっている。
プリンタ13は、レセプトコンピュータ12による調剤報酬明細書や薬袋の印刷に用いられる他、必要に応じて例えば処方箋の控えとして画像イメージAや処方箋データBを印刷するのにも用いられる。一台だけ図示したが複数台であっても良い。
調剤管理コンピュータ14は、レセプトコンピュータ12からでも本部設備40のホストコンピュータ43からでも通信制御装置11経由で処方箋データBを受信すると、従来通り処方箋データBから調剤指示データを生成して適宜な薬剤分包機15に送出するようになっている。処方箋データBに一包化指示C「有」の情報が付加されているときにはそれに対応した調剤指示データを生成することも従来通りである。
本部設備40には、一台でも良いが通常は複数台設けられる端末41と、大容量の記憶装置であるハードディスク42と、高性能なデータ処理装置であるホストコンピュータ43とが含まれている。ホストコンピュータ43は、各地の薬局設備10と交信するために、内蔵の又は外付けの図示しない通信装置にてインターネット30に接続されている。
端末41は、処方箋データの校正作業に用いる画面表示部と操作入力部とを具備していれば足り、図示のような所謂デスクトップパソコンや図示しないノートパソコンなどの小型コンピュータで良く、ホストコンピュータ43に接続されている。
ハードディスク42もホストコンピュータ43に接続されており、ハードディスク42には、薬品マスターや,用法マスター,注釈マスター,患者マスター,病院マスター,保険マスターなどのデータ群が、適宜なファイル形式やテーブル形式に分かれて或いはデータベースに統合されて、記憶保持されている。
薬品マスターには、薬品名や薬品コード等のデータが含まれており、薬品名の確認や候補提示などに用いられる。用法マスターには、処方単位や服用限度などのデータが含まれており、処方内容の確認や候補提示などに用いられる。注釈マスターは、特記事項やコメント等の文字列データを追加書き込みできるようになっている。
患者マスターには、患者名や患者コード等のデータが含まれており、患者名の確認や過去処方提示の手がかり等に用いられる。患者マスターには、薬歴データも患者毎に蓄積されている。病院マスターには、それぞれの医療機関に対応した処方箋の形式データが含まれており、画像イメージの分割に用いられる。保険マスターには、保険の種類などのデータが含まれており、保険の種類の確認や候補提示に用いられる。これらのデータは、基本的に従来の処方箋受付装置のものと同じで良いが(特許文献1参照)、薬局設備10が広域に設置されていることに対応して、従来より多くの病院と患者とについて処方箋データBを取り扱うので、病院マスターや患者マスターがデータ量の多いものとなっている。
ホストコンピュータ43は、薬歴管理ルーチン44と受付ルーチン45と通信ルーチン46がインストールされている他、それらの処理する画像イメージAや処方箋データBを一時記憶するようになっている。
通信ルーチン46は、通信制御装置11からインターネット30を介して画像イメージAが送信されて来ると、その画像イメージAを受信して受付ルーチン45に引き渡す。また、その画像イメージAから処方箋データBが得られると、その処方箋データBを画像イメージ送信元へインターネット30経由で返送する。何れの場合も、一包化指示C「有」が有れば、それも画像イメージAと一緒に送受信するようになっている。
受付ルーチン45は、従来の処方箋受付装置のデータ処理部の受付ルーチンと同様(特許文献1参照)、画像イメージAについて、二次元コードの有無探索を自動で行ったり、自動や手動で医療機関を特定してイメージ分割を行ってから、文字認識や文字入力といった文字変換処理を施し、更に空いている端末41を利用した手動校正を施したりして、処方箋データBを得るようになっている。それに加えて、この受付ルーチン45は、確定した処方箋データBの中に一包化を指示する旨の文字列が含まれているか否かを判別するとともに、画像イメージAと一緒に薬局設備10から受信したデータに一包化指示C「有」の情報が付加されていたか否かを判別して、何れかで一包化指示C「有」が検知されれば一時記憶の一包化指示Cを「有」にセットし、何れでも一包化指示C「有」が検知されなければ一時記憶の一包化指示Cを「無」にセットするようになっている。
また、受付ルーチン45は、処方箋データBと一包化指示Cが確定したら、その処方箋データBと一包化指示Cをレセプトコンピュータ12へ返送するよう、通信ルーチン46に依頼する。さらに、一包化指示Cが「有」にセットされている場合には、処方箋データBと一包化指示Cを調剤管理コンピュータ14へ返送することも、通信ルーチン46に依頼する。そして、レセプトコンピュータ12への返送はインターネット30と通信制御装置11を経てレセプトコンピュータ12に届けられる。これに対し、調剤管理コンピュータ14への返送は、インターネット30と通信制御装置11を経て調剤管理コンピュータ14に届けられ、レセプトコンピュータ12を迂回するものとなっている。
なお、一包化指示Cを「有」にセットすべき一包化の指示は、調剤報酬に影響する可能性のある一包化指示なので、医師や患者から明示された指示は該当するが、薬局側の都合等で一包化した場合たとえば薬剤分包機15の動作時間短縮のため纏めて分包したような場合は一包化指示C「有」に該当しない。
薬歴管理ルーチン44は、確定した処方箋データBを受付ルーチン45から渡されると、それをハードディスク42の患者マスターの薬歴データに追加するとともに、動作モードの設定状態等によっては該当患者の薬歴に応じた注意情報などを画像イメージ送信元へ返送するよう通信ルーチン46に依頼するようになっている。
この実施例1の処方箋受付システムについて、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2(a)〜(c)は、何れも、交信ダイアグラムである。
処方箋走査部20を含む薬局設備10の設置されている薬局を訪れた患者が処方箋をスキャナ22にセットすると、処方箋走査部20によって、その処方箋が受付カウンタの外側から内側へ取り込まれ、その代わりに引換券が発行される。その際、処方箋に受付番号が印刷されるとともに、処方箋の撮像が行われて画像イメージAが得られる。また、それらの処理が行われている間、処方箋走査部20の操作パネル26,27の表示部に、調剤報酬に影響するとしても一包化を希望するか否かの問い合わせが表示される。
先ず(図2(a)参照)、その問い合わせに対して患者も局員も応答用スイッチを操作しなかった場合を述べると(C:無)、スキャナ22の撮像で得られた画像イメージAは、受付番号と共に、処方箋走査部20から通信制御装置11とインターネット30を介して本部設備40のホストコンピュータ43に送信される。そして、通信ルーチン46から受付ルーチン45に引き渡されて、文字変換処理による処方箋データ作成に供される。その処理は従来同様なので要点だけ述べると、画像イメージAに二次元コード等のコードが有れば、それが処方箋データBに変換されて、処方箋データBが直ちに確定する。
一方、そのようなコードの無いときは、画像イメージAに文字認識が施され、それから端末41を用いた手作業での校正作業も行なわれて、処方箋データBが確定する。端末41が複数台あれば、空いている端末41を割り当てることで、並列処理・並行処理が行えるので、例え同一の処方箋走査部20で次々に処方箋を受け付けた場合でも、本部設備40では、それらの処方箋を手分けして短時間に処理することができる。また、処方箋走査部20の稼働率の低さを考慮して端末41の総数を処方箋走査部20の総数より少なくすることで、端末41の稼働率を高めることができ、ひいては校正作業者の専任化なども可能となる。
本部設備40で処方箋データBが確定すると、受付ルーチン45によって、さらに、処方箋データBの中に一包化の指示が有るか否かが調べられ、これによって処方箋の画像イメージAの中に一包化の指示が記入されていたか否かが確認される。そして、この場合には一包化指示が検出されなかったとすると、処方箋データBが薬歴管理ルーチン44に引き渡されて薬歴管理に供されるとともに、処方箋データBがインターネット30を介して画像イメージ送信元の薬局設備10の通信制御装置11に返送される。このとき、処方箋データBには一包化指示C「有」が付加されない(C(一包化指示):無)。また、処方箋データBはレセプトコンピュータ12に宛ててだけ送信される。。
そのため、それを受信した薬局設備10では、処方箋データBが通信制御装置11からレセプトコンピュータ12に渡され、レセプトコンピュータ12を迂回して通信制御装置11から調剤管理コンピュータ14に処方箋データBを引き渡すことは行われない。そして、薬局内で局員がキー操作や画面選択等にてレセプトコンピュータ12にレセプト情報Dを入力するとともに一包化の指示の有無も入力すると((C),D)、一包化指示が無ければ処方箋データBだけが或いは一包化指示が有れば処方箋データBに一包化指示C「有」を付加した情報がレセプトコンピュータ12から調剤管理コンピュータ14に送信されて(B,(C))、薬剤分包機15による適切な自動調剤が行われる。
次に(図2(b)参照)、一包化を希望するか否かの問い合わせに対して患者も局員も応答用スイッチを操作しなかったが(C:無)、本部設備40のホストコンピュータ43の受付ルーチン45によって、処方箋データBから一包化の指示が検出された場合を述べる。この場合、処方箋が薬局設備10の処方箋走査部20で読みとられて、その画像イメージAがインターネット30を介して本部設備40に送信され更に受付ルーチン45によって処方箋データBに変換されるところまでは、上述したのと同じであるが、処方箋データBがインターネット30を介して送信元の薬局設備10の通信制御装置11に返送されるとき、処方箋データBに一包化指示C「有」が付加され(C(一包化指示):有)、それがレセプトコンピュータ12と調剤管理コンピュータ14に宛てて二度送信される。
そのため、それを受信した薬局設備10では、処方箋データBと一包化指示C「有」が通信制御装置11からレセプトコンピュータ12に渡されるとともに(B,C)、同時に又は間髪を入れず速やかに、処方箋データBと一包化指示C「有」が通信制御装置11から調剤管理コンピュータ14にも渡される(B,C)。そして、薬局内で局員がレセプトコンピュータ12にレセプト情報Dを入力するのを待つことなく、調剤管理コンピュータ14の管理下で薬剤分包機15による適切な自動調剤が行われ、その際、二剤以上の内服薬が服用時点毎に一包に纏められる。
最後に(図2(c)参照)、薬局で処方箋が処方箋走査部20に投入されて操作パネル26,27に表示された一包化希望の問い合わせに対して患者か局員が応答用スイッチを操作した場合を述べる(C:有)。この場合は、処方箋走査部20が画像イメージAを送信する段階で、画像イメージAに受付番号だけでなく一包化指示C「有」も付加される。それから、一包化指示C「有」の情報を付加された画像イメージAは、処方箋走査部20から通信制御装置11とインターネット30を介して本部設備40のホストコンピュータ43に送信される。本部設備40で、画像イメージAは受付ルーチン45による処方箋データBの作成に供され、一包化指示C「有」は受付ルーチン45の一包化指示検知結果に関係なく処方箋データBの返送まで維持される。
そして、確定した処方箋データBがインターネット30を介して送信元の薬局設備10の通信制御装置11に返送されるとき、処方箋データBに一包化指示C「有」が付加され(C(一包化指示):有)、それがレセプトコンピュータ12と調剤管理コンピュータ14に宛てて二度送信される。この場合も、それを受信した薬局設備10では、処方箋データBと一包化指示C「有」が通信制御装置11からレセプトコンピュータ12にも調剤管理コンピュータ14にも渡される(B,C)。そのため、やはりレセプトコンピュータ12へのレセプト情報Dの入力を待つことなく、調剤管理コンピュータ14の管理下で薬剤分包機15による一包化の自動調剤が行われる。
このように、この処方箋受付システムにあっては、処方箋を処方箋走査部20に掛けた際に、外来者が自ら操作パネル27を操作するか、外来者が薬局内部者に口頭で依頼して薬局内部者が操作パネル26を操作して、処方箋の受付の初期段階で一包化の指示が明示された場合(図2(c)参照)、レセプト情報の入力を待つことなく迅速に一包化対応の調剤が行われる。また、病院で処方箋が発行された段階で一包化の指示が処方箋に記入された場合(図2(b)参照)、薬局での一包化指示の有無にかかわらず、而もレセプト情報の入力を待つことなく迅速に、一包化対応の調剤が行われる。その他の場合は(図2(a)参照)、レセプト情報の入力を待って調剤が行われるが、これは従来通りである。
したがって、この処方箋受付システムにあっては、薬局における処方箋の受付から薬剤の引渡までの時間がしばしば短縮され、それに対応して処方箋の提出から薬剤の受取までの患者等の待ち時間が短縮されるので、調剤待ちの負担が軽減される。
本発明の処方箋受付システムの実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図3は、処方箋受付システムの構成図である。
この処方箋受付システムが上述した実施例1のものと相違するのは、薬局設備10の通信制御装置11が一部改造されて通信制御装置51になった点と、本部設備40のホストコンピュータ43の通信ルーチン46が一部改造されて通信ルーチン52になった点である。
通信ルーチン52は、受付ルーチン45から調剤管理コンピュータ14への返送依頼を受けたとき、実際に処方箋データB及び一包化指示C「有」を送信するのでなく、その代わりに返送依頼を転送するようになっている。その他の機能、例えばレセプトコンピュータ12へは処方箋データBを実際に送信することや、一包化の指示があれば処方箋データBの送信に一包化指示C「有」を付加すること、インターネット30経由で画像イメージAを受信して受付ルーチン45に引き渡すこと等は、通信ルーチン46と同じである。
通信制御装置51は、ホストコンピュータ43からインターネット30を介してレセプトコンピュータ12宛の処方箋データB及び一包化指示C「有」が送信されて来たとき、調剤管理コンピュータ14への返送依頼も一緒か否か調べて、返送依頼が来ていれば、処方箋データB及び一包化指示C「有」をレセプトコンピュータ12に加えて調剤管理コンピュータ14にも転送するようになっている。調剤管理コンピュータ14への返送依頼が来ていなければ、処方箋データB及び一包化指示C「有」を宛先のレセプトコンピュータ12には送信するが、調剤管理コンピュータ14への複製送信は行わないことや、処方箋走査部20から受信した画像イメージAをインターネット30経由で本部設備40へ送信すること等は、通信制御装置11と同じである。
この実施例2の処方箋受付システムについて、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図4(a)〜(c)は、何れも、交信ダイアグラムである。
操作手順や基本的な動作は実施例1について上述したのと同様なので、通信制御装置51及び通信ルーチン52の改造に伴って相違することとなった部分を中心に説明する。上述した実施例1での動作と相違するのは、本部設備40のホストコンピュータ43から薬局設備10の調剤管理コンピュータ14に対する処方箋データB及び一包化指示C「有」の迂回送信のところである。
すなわち、処方箋に一包化の指示が無く処方箋走査部20での処方箋受付に際しても一包化の指示が無かった場合は(図4(a)参照)、上述したのと同じであるが(図2(a)参照)、病院で処方箋が発行された段階で一包化の指示が処方箋に記入された場合や(図4(b)参照)、処方箋を処方箋走査部20に掛けた際に操作パネル26,27の操作によって一包化の指示が明示された場合には(図4(c)参照)、確定した処方箋データBが本部設備40からインターネット30を介して薬局設備10へ返送される際、処方箋データB及び一包化指示C「有」はレセプトコンピュータ12に宛てて一回だけ送信される。そのとき、処方箋データBの二重送信が行われない代わりに、調剤管理コンピュータ14への送信依頼が付加される。
そして、その依頼を受信した薬局設備10の通信制御装置51によってレセプトコンピュータ12に対する本来の送信に加えて依頼に応じた複製送信が行われるので、この場合も、処方箋データB及び一包化指示C「有」がレセプトコンピュータ12にも調剤管理コンピュータ14にもほぼ同時に渡される。そのため、レセプトコンピュータ12へのレセプト情報Dの入力を待つことなく、調剤管理コンピュータ14の管理下で薬剤分包機15による一包化の自動調剤が行われる。
このように、この処方箋受付システムでも上述の例のときと同じく処方箋の受付から薬剤の引渡までの時間がしばしば短縮されるうえ、この実施例2の処方箋受付システムにあっては、本部設備40のホストコンピュータ43から薬局設備10の調剤管理コンピュータ14に対する処方箋データB及び一包化指示C「有」の迂回送信の処理負荷が本部設備40から薬局設備10に転嫁されているので、インターネット30の通信量が低減されるとともに通信時間が短縮される。
[その他]
上記実施例では、インターネット通信のセキュリティに言及しなかったが、SSL(Secure Socket Layer)といった暗号化通信や、VPN(Virtual Private Network)といった仮想専用回線などを適宜組み合わせても良い。
また、インターネット通信に係る画像イメージ送信元の特定は、インターネット30に係る通信制御装置11のIPアドレスを援用することで行っても良く、薬局設備10を特定するシステム独自の情報を画像イメージAに付加して送信することで行っても良い。
さらに、一包化の調剤は、上述したように薬剤分包機15で自動処理可能な場合は全自動で行われるが、薬剤分包機15で処理可能であっても手撒き作業も必要な場合は半自動で行われ、薬剤分包機15で処理できない場合はプリンタ13等で調剤指示箋が印刷されて手作業で行われる。
その他、処方箋走査部20にて一包化の指示が無いと明示されたときには、処方箋に一包化の指示が記載されていてもそれを強制的に取り消したり、一包化指示Cを付けないで処方箋データBを調剤管理コンピュータ14へ迂回送信するようにしても良い。
本発明の実施例1について、処方箋受付システムの構成図である。 (a)〜(c)何れも交信ダイアグラムである。 本発明の実施例2について、処方箋受付システムの構成図である。 (a)〜(c)何れも交信ダイアグラムである。
符号の説明
10…薬局設備、
11…通信制御装置、12…レセプトコンピュータ、
15…薬剤分包機、14…調剤管理コンピュータ、
20…処方箋走査部、21…引換券発行ユニット、
22…スキャナ(撮像手段)、23…ローカルコントローラ、
24…移送路、25…プリントヘッド、
26…操作パネル(薬局内部者向け問い合わせ手段)、
27…操作パネル(外来者向け問い合わせ手段)、
30…インターネット、
40…本部設備、
41…端末(文字変換処理)、42…ハードディスク、
43…ホストコンピュータ、44…薬歴管理ルーチン、
45…受付ルーチン(文字変換処理,一包化判別手段)、
46…通信ルーチン(受信手段,返送手段)、
51…通信制御装置、52…通信ルーチン、
A…画像イメージ、B…処方箋データ、
C…一包化指示、D…レセプト情報

Claims (3)

  1. 処方箋の撮像を行う処方箋走査部と、その画像イメージを送信して処方箋データへの変換を依頼するデータ送信部と、調剤報酬明細書を発行するレセプトコンピュータと、処方箋データから調剤指示データを生成して薬剤分包機などの自動調剤機に送出する調剤管理コンピュータとを含んでいる薬局設備を複数と、
    前記データ送信部から送信されて来た画像イメージを受信する手段と、その画像イメージに文字変換処理を施して処方箋データを得る手段と、その処方箋データを前記レセプトコンピュータに返送する手段と、前記レセプトコンピュータへ前記処方箋データを返送する際に、調剤報酬に影響する可能性のある一包化の指示が前記処方箋データ又は前記受信データに含まれているか否かを判別する手段と、それで一包化の指示が含まれていると判別されたときには前記調剤管理コンピュータに対しても前記処方箋データを返送する手段とを含んでいる本部設備と
    を備えている処方箋受付システム。
  2. 調剤報酬に影響するとしても一包化を希望するか否かの問い合わせを行う手段と、その応答に応じて前記画像イメージの送信に対する一包化の指示の付加送信を行う手段とが、前記薬局設備に設けられていることを特徴とする請求項1記載の処方箋受付システム。
  3. 前記の問い合わせ手段として外来者向けと薬局内部者向けとの複数手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の処方箋受付システム。
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