JP6440569B2 - サーバ装置、表示制御方法、および、表示制御プログラム - Google Patents

サーバ装置、表示制御方法、および、表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、処方箋の表示を制御するサーバ装置、表示制御方法、および、表示制御プログラムに関する。
例えば特許文献1には、患者が医療機関で発行された処方箋を端末装置(例えば、スマートフォン)で撮影し、撮影した処方箋の画像を薬局へ送信し、その画像が薬局の端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ)に表示される技術が開示されている。これにより、薬剤師は、患者が来る前に処方箋に基づいて調剤を行うことができ、患者は、薬局での待ち時間を短縮できるとしている。
特開2005−137443号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、撮影された処方箋の画像が、鮮明でなかったり、部分的に途切れていたりした場合、薬剤師は、処方箋の内容を正確に把握できず、調剤を行うことができない、という問題がある。
本発明の目的は、薬局が処方箋の内容を正確に把握できるようにすることである。
本発明のサーバ装置は、処方箋の表示を制御するサーバ装置であって、第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行う通信部と、前記情報を記憶する記憶部と、前記通信部および前記記憶部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記通信部が前記第1の端末から、前記処方箋に付されたコードの変換により得られた、前記処方箋の内容を示す文字情報と、前記処方箋で指定された薬剤を服用する患者を識別可能な患者識別情報と、前記患者により選択された前記薬剤の調剤を行う薬局を識別可能な薬局識別情報とを受信した場合、前記文字情報をコードに変換し、該コードを示すコード情報と、前記患者識別情報と、前記薬局識別情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させ、前記第2の端末から前記患者識別情報および前記薬局識別情報を受信した場合、該患者識別情報および該薬局識別情報に対応する前記コード情報を前記記憶部から読み出し、該コード情報を前記第2の端末へ送信するように前記通信部を制御する構成を採る。
本発明の表示制御方法は、サーバ装置が第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って処方箋の表示を制御する装置が行う表示制御方法であって、前記第1の端末から、前記処方箋に付されたコードの変換により得られた、該処方箋の内容を示す文字情報と、前記処方箋で指定された薬剤を服用する患者を識別可能な患者識別情報と、前記患者により選択された前記薬剤の調剤を行う薬局を識別可能な薬局識別情報とを受信するステップと、前記文字情報をコードに変換し、該コードを示すコード情報と、前記患者識別情報と、前記薬局識別情報とを対応付けて所定の記憶部に記憶させるステップと、前記第2の端末から前記患者識別情報および前記薬局識別情報を受信した場合、該患者識別情報および該薬局識別情報に対応する前記コード情報を前記記憶部から読み出し、該コード情報を前記第2の端末へ送信するステップと、を含むようにした。
本発明の表示制御プログラムは、第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って処方箋の表示を制御するコンピュータに実行させる表示制御プログラムであって、前記第1の端末から、前記処方箋に付されたコードの変換により得られた、該処方箋の内容を示す文字情報と、前記処方箋で指定された薬剤を服用する患者を識別可能な患者識別情報と、前記患者により選択された前記薬剤の調剤を行う薬局を識別可能な薬局識別情報とを受信した場合、前記文字情報をコードに変換し、該コードを示すコード情報と、前記患者識別情報と、前記薬局識別情報とを対応付けて所定の記憶部に記憶させる処理と、前記第2の端末から前記患者識別情報および前記薬局識別情報を受信した場合、該患者識別情報および該薬局識別情報に対応する前記コード情報を前記記憶部から読み出し、該コード情報を前記第2の端末へ送信するように制御する処理と、をコンピュータに実行させるようにした。
本発明によれば、薬局は処方箋の内容を正確に把握できる。
本発明の実施の形態に係る処方箋表示システムの構成の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る患者端末の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態に係るサーバ装置の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る薬局リストの一例を示す図 本発明の実施の形態に係る薬局端末の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る患者端末の動作の一例を示す図 本発明の実施の形態に係るサーバ装置の動作の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る薬局端末の動作の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る薬局装置の予約一覧画面の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る薬局端末の処方箋表示画面の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る端末装置の二次元バーコード表示画面の一例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は一例であり、本発明はこの実施の形態により限定されるものではない。
<処方箋表示システムの構成>
まず、本発明の実施の形態に係る処方箋表示システム1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る処方箋表示システム1の構成の一例を示す図である。
処方箋表示システム1は、患者端末10、サーバ装置11、薬局端末12を有する。
患者端末10(第1の端末の一例)は、例えば、患者によって使用される装置(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等)である。本実施の形態では、患者端末10を使用する患者は、例えば、医療機関(例えば、病院)から処方箋を受け取り、その処方箋を所望の薬局に事前に通知することで調剤の予約を行い、薬局から受け取った薬剤(医薬品)を服用する者とする。
サーバ装置11は、例えば、専用アプリケーション202(図2参照)を提供する事業者によって運用、管理される装置である。専用アプリケーション202とは、患者端末10で動作するアプリケーションソフトウェアである。
専用アプリケーション202は、紙などの処方箋に付された(例えば、処方箋に印刷された)二次元バーコードを読み取る機能と、読み取った二次元バーコードをデコードして処方箋の内容を示す文字列の情報(以下、文字情報という)に変換する機能と、変換した文字情報をサーバ装置11へ送信する機能と、を備えたアプリケーションソフトウェアである。なお、専用アプリケーション202は、上記機能の他に、例えば、患者が服薬履歴を閲覧できる機能などを備えてもよい。
このように本実施の形態では、二次元バーコードは処方箋の内容を示す情報を含んでおり、その二次元バーコードをデコードして得られる文字情報は、処方箋の内容として、例えば、処方箋を発行した医療機関名、処方箋が発行された年月日、処方された薬剤(以下、処方薬剤という)の名称、処方薬剤の1回あたりの服用量、処方薬剤の量、処方薬剤の服用方法などを示す文字列を含む。なお、本実施の形態では、例として、処方箋に付されたコードを二次元バーコードとして説明するが、二次元バーコードに限定されず、その他のコードであってもよい。
薬局端末12(第2の端末の一例)は、薬局に設置され、薬局の関係者(以下、薬剤師を例とする)によって使用される装置(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等)である。また、本実施の形態において、薬局には、薬局端末12とは別に端末装置(以下、レセコンという)が備えられているとする。
患者端末10とサーバ装置11は、所定のネットワークを介して通信を行う。また、薬局端末12とサーバ装置11は、所定のネットワークを介して通信を行う。所定のネットワークは、有線ネットワーク、無線ネットワーク、または、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークのいずれであってもよい。
<患者端末の構成>
次に、本発明の実施の形態に係る患者端末10の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係る患者端末10の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、患者端末10は、入力部101、通信部102、表示部103、記憶部104、制御部105、撮像部106を有する。
入力部101は、例えば、タッチパネル、キーボード、またはマウスなどの入力装置である。入力部101は、患者の操作を受け付け、受け付けた操作の内容を制御部105に出力する。
例えば、入力部101は、記憶部104に記憶されている専用アプリケーション202の起動を指示する操作や、処方箋の二次元バーコードの撮影を指示する操作、二次元バーコードのデコードにより得られた文字情報のサーバ装置11への送信を指示する操作、所望の薬局を選択する操作などを受け付ける。
通信部102は、アンテナ、送信回路、受信回路などを含む通信装置である。通信部102は、制御部105の制御により、サーバ装置11と所定のネットワークを介して情報の送受信を行う。
例えば、通信部102は、上述した文字情報、患者により選択された薬局を識別可能な薬局識別情報204(図4参照)、患者を識別可能な患者識別情報201をサーバ装置11へ送信する。薬局識別情報204は、図4に示すように、例えば、5桁の数字で構成される。なお、図4の詳細は後述する。また、図示は省略するが、患者識別情報201も、例えば、所定桁数の数字で構成される。なお、薬局識別情報204および患者識別情報201は、数字に限定されず、文字または記号で構成されてもよいし、または、数字、文字、記号の組み合わせで構成されてもよい。
表示部103は、ディスプレイなどの表示装置である。表示部103は、制御部105の制御により、情報の表示を行う。
例えば、表示部103は、専用アプリケーション202のユーザインタフェース(例えば、ユーザによる各種操作を受け付け可能な表示画面)を表示する。
記憶部104は、メモリまたはハードディスク装置などの記憶デバイスであり、情報を記憶する。
例えば、記憶部104は、図2に示すように、患者識別情報201、専用アプリケーション202を記憶する。患者識別情報201は、上述したとおり、患者を識別可能な情報である。また、専用アプリケーション202は、上述したとおり、患者端末10で動作し、処方箋に付された二次元バーコードを読み取り、読み取った二次元バーコードをデコードして文字情報に変換し、変換した文字情報をサーバ装置11へ送信する機能などを備えたアプリケーションソフトウェアである。
撮像部106は、カメラモジュールなどの撮像デバイスである。
例えば、撮像部106は、処方箋に付された二次元バーコードを読み取る。
制御部105は、プロセッサなどの制御デバイスであり、患者端末10が行う各処理を制御する。制御部105による制御の詳細については、図6を用いて後述する。
<サーバ装置の構成>
次に、本発明の実施の形態に係るサーバ装置11の構成について、図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態に係るサーバ装置11の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、サーバ装置11は、通信部112、記憶部114、制御部115を有する。
通信部112は、送信回路、受信回路などを含む通信装置である。通信部112は、制御部115の制御により、患者端末10、薬局端末12と所定のネットワークを介して情報の送受信を行う。
例えば、通信部112は、患者端末10から送信された文字情報、薬局識別情報204、患者識別情報201を受信する。
また、例えば、通信部112は、薬局端末12から受信したログイン要求に応じて予約一覧画面情報を薬局端末12へ送信する。予約一覧画面情報とは、薬局端末12において予約一覧画面の生成、表示に用いられる情報である。予約一覧画面とは、調剤の予約を行った来局予定の患者の一覧を示す画面である(図9参照)。なお、図9の詳細については後述する。
また、例えば、通信部112は、薬局端末12から受信した処方箋表示要求に応じて文字情報または二次元バーコード情報を薬局端末12へ送信する。ここでの文字情報は、サーバ装置11が患者端末10から受信した文字情報である。また、二次元バーコード情報とは、サーバ装置11が患者端末10から受信した文字情報をエンコードして変換した二次元バーコードを示す情報である。
記憶部114は、メモリまたはハードディスク装置などの記憶デバイスであり、種々の情報を記憶する。
例えば、記憶部114は、通信部112が患者端末10から受信した文字情報と、通信部112が患者端末10から受信した薬局識別情報204と、通信部112が患者端末10から受信した患者識別情報201とを対応付けて記憶する。または、例えば、記憶部114は、通信部112が患者端末10から受信した薬局識別情報204と、通信部112が患者端末10から受信した患者識別情報201と、通信部112が患者端末10から受信した文字情報をエンコードして変換された二次元バーコードを示す二次元バーコード情報とを対応付けて記憶する。
また、例えば、記憶部114は、通信部112が薬局端末10からログイン要求とともに受信した薬局識別情報204や、通信部112が薬局端末10から処方箋表示要求とともに受信した患者識別情報201を記憶する。
また、例えば、記憶部114は、図3に示すように、薬局リスト203を記憶する。ここで、図4を用いて薬局リスト203について説明する。図4は、薬局リスト203の一例を示す図である。
薬局リスト203は、図4に示すように、薬局識別情報204を含む。薬局リスト203に含まれる薬局識別情報204が示す薬局は、例えば、二次元バーコードの読取部(以下、単に読取部ともいう)を備えているレセコンが設置されている薬局である。
図3の説明に戻る。制御部115は、プロセッサなどの制御デバイスであり、サーバ装置11が行う各処理を制御する。制御部115による制御の詳細については、図7を用いて後述する。
<薬局端末の構成>
次に、本発明の実施の形態に係る薬局端末12の構成について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態に係る薬局端末12の構成の一例を示す図である。
図5に示すように、薬局端末12は、入力部121、通信部122、表示部123、記憶部124、制御部125を有する。
入力部121は、例えば、タッチパネル、キーボード、またはマウスなどの入力装置である。入力部121は、薬剤師の操作を受け付け、受け付けた操作の内容の情報を制御部125に出力する。
例えば、入力部121は、サーバ装置11へのログインを要求する操作や、所定の患者の処方箋の表示を要求する操作などを受け付ける。
通信部122は、送信回路、受信回路などを含む通信装置である。通信部122は、制御部125の制御により、サーバ装置11と所定のネットワークを介して情報の送受信を行う。
例えば、通信部122は、ログイン要求とともに薬局識別情報204をサーバ装置11へ送信する。また、例えば、通信部122は、処方箋表示要求とともに患者識別情報201をサーバ装置11へ送信する。
また、例えば、通信部122は、サーバ装置11から上述した予約一覧画面情報を受信する。また、例えば、通信部122は、サーバ装置11から文字情報または二次元バーコード情報を受信する。
表示部123は、ディスプレイなどの表示装置である。表示部123は、制御部125の制御により、情報の表示を行う。
例えば、表示部123は、上述した予約一覧画面(図9参照)、処方箋の内容を示す処方箋表示画面(図10参照)、二次元バーコードを示す二次元バーコード表示画面(図11参照)を表示する。これらの画面の詳細は後述する。
記憶部124は、メモリまたはハードディスク装置などの記憶デバイスであり、種々の情報を記憶する。
例えば、記憶部124は、サーバ装置11から受信した予約一覧画面情報を記憶する。また、例えば、記憶部124は、サーバ装置11から受信した文字情報または二次元バーコード情報を記憶する。
また、例えば、記憶部124は、図5に示すように、薬局識別情報204を記憶する。ここでの薬局識別情報204は、薬局端末12が設置された薬局を示す情報である。
制御部125は、プロセッサなどの制御デバイスであり、薬局端末12が行う各処理を制御する。制御部125による制御の詳細については、図8を用いて後述する。
以上、薬局端末12の構成について説明したが、上述したとおり、本実施の形態では、薬局において、薬局端末12とは別にレセコンが備えられているとする。レセコンは、薬局端末12と同様、入力部、通信部、表示部、記憶部、制御部を備える。本実施の形態では、読取部を備えているレセコンが設置されている薬局と、読取部を備えていないレセコンが設置されている薬局があるとする。読取部は、スキャナ、カメラなどの既存の読取デバイスであり、薬局端末12の表示部123に表示された二次元バーコードの読み取りに用いられる。
<患者端末の動作>
次に、本発明の実施の形態に係る患者端末10の動作について、図6を用いて説明する。図6は、患者端末10の動作の一例を示す図である。
まず、患者端末10の制御部105は、専用アプリケーション202の起動を指示する操作を入力部101が受け付けると、記憶部104から専用アプリケーション202を読み出し、専用アプリケーション202を起動する(ステップS11)。
専用アプリケーション202の起動後、制御部105は、例えば、専用アプリケーション202のメニューを患者が選択できるメニュー画面(図示略)を表示するように表示部103を制御する。これにより、表示部103は、メニュー画面を表示する。ここで、患者は、調剤の予約を選択する操作を行う。
次に、制御部105は、調剤の予約を選択する操作を入力部101が受け付けると、撮像部106を起動する(ステップS12)。
撮像部106の起動後、患者は、医療機関から受け取った処方箋に印刷された二次元バーコードを撮影する操作を行う。
次に、撮像部106は、二次元バーコードを撮影する操作を入力部101が受け付けると、二次元バーコードを読み取る(ステップS13)。
次に、制御部105は、撮像部106により読み取られた二次元バーコードをデコードし、文字情報に変換する(ステップS14)。
ここで、制御部105は、例えば、薬局識別情報204の入力を受け付ける入力欄を含む入力受付画面(図示略)を表示するように表示部103を制御する。これにより、表示部103は、入力受付画面を表示する。ここで、患者は、所望の薬局の薬局識別情報204を入力欄に入力する操作を行う。例えば、医療機関は、処方箋を患者に渡す際に複数の薬局識別情報204を患者に通知し、患者は、通知された複数の薬局識別情報204の中から所望の薬局を示す薬局識別情報204を選択し、入力欄に入力する。そして、患者は、文字情報のサーバ装置11への送信を指示する操作を行う。
なお、ここでは、患者が薬局識別情報204を直接入力する例を挙げたが、表示部103に複数の薬局の名称などを表示し、その中から患者が所望の薬局を選択できるようにしてもよい。その場合、記憶部104は、薬局の名称ごとに薬局識別情報204を記憶しており、制御部105は、選択された薬局に対応する薬局識別情報204を記憶部104から取得する。
次に、制御部105は、記憶部104から患者識別情報201を読み出し、その患者識別情報201、二次元バーコードから変換した文字情報、患者が入力した薬局識別情報204をサーバ装置11へ送信するように通信部102を制御する。これにより、通信部102は、患者識別情報201、文字情報、薬局識別情報204をサーバ装置11へ送信する(ステップS15)。
<サーバ装置の動作>
次に、本発明の実施の形態に係るサーバ装置11の動作について、図7を用いて説明する。図7は、サーバ装置11の動作の一例を示す図である。
まず、サーバ装置11の通信部112は、患者端末10から、患者識別情報201、文字情報、薬局識別情報204を受信する(ステップS21)。ここで受信される各情報は、図6のステップS15で説明した情報である。
次に、制御部115は、記憶部114から薬局リスト203を読み出し、患者端末10から受信した薬局識別情報204が薬局リスト203に登録されているか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS22の判定の結果、薬局識別情報204が薬局リスト203に登録されていない場合(ステップS22:NO)、制御部115は、患者端末10から受信した文字情報と、患者端末10から受信した患者識別情報201と、患者端末10から受信した薬局識別情報204とを対応付けて記憶部114に記憶させる(ステップS23)。その後、フローは、後述するステップS26へ進む。
一方、ステップS22の判定の結果、患者端末10から受信した薬局識別情報204が薬局リスト203に登録されている場合(ステップS22:YES)、制御部115は、患者端末10から受信した文字情報をエンコードし、二次元バーコードに変換する(ステップS24)。
次に、制御部115は、変換した二次元バーコードを示す二次元バーコード情報と、患者端末10から受信した患者識別情報201と、患者端末10から受信した薬局識別情報204とを対応付けて記憶部114に記憶させる(ステップS25)。
次に、制御部115は、通信部112が薬局端末12から薬局識別情報204を含むログイン要求を受信したか否かを判定し(ステップS26)、通信部112が薬局端末12からログイン要求を受信するまで待機する(ステップS26:NO)。
通信部112が薬局端末12から薬局識別情報204を含むログイン要求を受信した場合(ステップS26:YES)、制御部115は、記憶部114から、薬局端末12から受信した薬局識別情報204に対応付けられている患者識別情報201を全て読み出す。そして、制御部115は、読み出した患者識別情報201を含む予約一覧画面情報を生成し、生成した予約一覧画面情報を薬局端末12へ送信するように通信部112を制御する。これにより、通信部112は、予約一覧画面情報を薬局端末12へ送信する(ステップS27)。
次に、制御部115は、通信部112が薬局端末12から患者識別情報201を含む処方箋表示要求を受信したか否かを判定し(ステップS28)、通信部112が薬局端末12から処方箋表示要求を受信するまで待機する(ステップS28:NO)。
通信部112が薬局端末12から患者識別情報201を含む処方箋表示要求を受信した場合(ステップS28:YES)、制御部115は、記憶部114から、薬局端末12から受信した患者識別情報201に対応付けられている文字情報または二次元バーコード情報を読み出す。ステップS23において患者識別情報201と文字情報とが対応付けられた場合は、文字情報が読み出される。一方、ステップS25において患者識別情報201と二次元バーコード情報とが対応付けられた場合は、二次元バーコード情報が読み出される。
そして、制御部115は、読み出した文字情報または二次元バーコード情報を薬局端末12へ送信するように通信部112を制御する。これにより、通信部112は、文字情報または二次元バーコード情報を薬局端末12へ送信する(ステップS29)。
以上により、処方箋表示要求の送信元が読取部を備えているレセコンを設置している薬局の薬局端末12である場合、その薬局端末12には二次元バーコード情報が送信される。一方で、処方箋表示要求の送信元が読取部を備えていないレセコンを設置している薬局の薬局端末12である場合、その薬局端末12には文字情報が送信されることになる。
<薬局端末の動作>
次に、本発明の実施の形態に係る薬局端末12の動作について、図8を用いて説明する。図8Aは、読取部を備えていないレセコンを設置している薬局の薬局端末12の動作の一例を示す図である。図8Bは、読取部を備えているレセコンを設置している薬局の薬局端末12の動作の一例を示す図である。
まず、図8Aについて説明する。
薬局端末12の制御部125は、サーバ装置11へのログインを要求する操作を入力部121が受け付けると、記憶部124から薬局識別情報204を読み出し、ログイン要求とともに薬局識別情報204をサーバ装置11へ送信するように通信部122を制御する。これにより、通信部122は、ログイン要求とともに薬局識別情報204をサーバ装置11へ送信する(ステップS31)。
通信部122がサーバ装置11から予約一覧画面情報(図7のステップS27で説明した情報)を受信すると、制御部125は、その予約一覧画面情報に基づいて予約一覧画面を表示するように表示部123を制御する。これにより、表示部123は、予約一覧画面を表示する(ステップS32)。上述したとおり、予約一覧画面とは、調剤の予約を行った来局予定の患者の一覧を示す画面である。
ここで、予約一覧画面の一例について、図9を用いて説明する。図9は、予約一覧画面の一例を示す図である。
図9に示すように、予約一覧画面には、薬局名300、患者名301、受付状態302、受付日時303の情報や、表示指示ボタン304が表示される。
薬局名300は、調剤の予約を受け付ける薬局の名称を示す情報である。
患者名301は、調剤の予約を行った患者の氏名を示す情報である。患者名301は、予約一覧画面情報に含まれる患者識別情報201ごとに表示される。
受付状態302は、薬局において調剤の予約が受け付けられた状態であるか否かを示す情報である。例えば、予約された調剤が完了している場合は「受付済」が表示され、予約された調剤が完了していない場合は「未受付」が表示される。薬剤師は、この受付状態302を見て、どの患者の調剤が完了していないかを把握することができる。
受付日時303は、薬局において調剤の予約が受け付けられた日時を示す情報である。なお、図9に示すように、受付状態302が「未受付」の場合、受付時刻303は表示されない。
表示指示ボタン304は、処方箋の表示を指示する操作を受け付けるボタンである。薬剤師は、予約された調剤を行う際、患者名301に対応する表示指示ボタン304の操作を行う。
なお、予約一覧画面情報には、上述した情報以外の情報が表示されてもよい。例えば、調剤を担当する薬剤師の氏名などが表示されてもよい。
以下、図8Aの説明に戻る。
薬剤師により表示指示ボタン304の操作が行われると、制御部125は、処方箋表示要求とともに、操作された表示指示ボタン304に対応する患者識別情報201をサーバ装置11へ送信するように通信部122を制御する。これにより、通信部122は、処方箋表示要求とともに患者識別情報201をサーバ装置11へ送信する(ステップS33)。
通信部122がサーバ装置11から文字情報(図7のステップS29で説明した情報)を受信すると、制御部125は、処方箋表示画面を表示するように表示部123を制御する。これにより、表示部123は、処方箋表示画面を表示する(ステップS34)。ここでの処方箋表示画面は、サーバ装置11から受信した文字情報(処方箋の内容を示す文字列)が表示される画面である。
ここで、処方箋表示画面の一例について、図10を用いて説明する。図10は、処方箋表示画面の一例を示す図である。
図10に示すように、処方箋表示画面には、患者名400、医療機関名401、処方日402、薬剤名403、服用量404、処方量405、服用方法406の情報が表示される。
患者名400は、患者の氏名を示す情報である。例えば、薬剤師により操作された表示指示ボタン304に対応する患者名301が、患者名400として表示される。
医療機関名401は、処方箋を発行した医療機関の名称を示す情報である。
処方日402は、処方箋が発行された年月日を示す情報である。
薬剤名403は、処方薬剤の名称を示す情報である。
服用量404は、処方薬剤の1回あたりの服用量を示す情報である。
処方量405は、処方薬剤の量を示す情報である。図10の例では、処方量405は、処方薬剤の量が何日分であるかを示している。
服用方法406は、処方薬剤の服用方法を示す情報である。
以上、図10および図8Aについて説明した。
次に、図8Bについて説明する。図8Bにおいて、ステップS31〜S33は、図8Aと同じであるので、以下では、それらの説明を省略する。
通信部122がサーバ装置11から二次元バーコード情報(図7のステップS29で説明した情報)を受信すると、制御部125は、二次元バーコード表示画面を表示するように表示部123を制御する。これにより、表示部123は、二次元バーコード表示画面を表示する(ステップS35)。二次元バーコード表示画面とは、サーバ装置11から受信した二次元バーコード情報が示す二次元バーコードが表示される画面である。
ここで、二次元バーコード表示画面の一例について、図11を用いて説明する。図11は、二次元バーコード表示画面の一例を示す図である。
図11に示すように、二次元バーコード表示画面には、二次元バーコード500と、二次元バーコード500を読み取るように促すメッセージ501とが表示される。薬剤師は、レセコンの読取部を表示部123に近付けて、二次元バーコード500を読み取る操作を行う。
以下、図8Bの説明に戻る。
レセコンの読取部が二次元バーコード500を読み取ると(ステップS36)、レセコンの制御部(図示略)は、二次元バーコード500をデコードし、文字情報に変換する(ステップS37)。そして、レセコンの制御部は、変換した文字情報をレセコンの記憶部(図示略)に記憶させる。
次に、レセコンの制御部は、変換した文字情報に基づいて処方箋表示画面を表示するようにレセコンの表示部(図示略)を制御する。これにより、レセコンの表示部は、処方箋表示画面を表示する(ステップS38)。ここでの処方箋表示画面は、二次元バーコード500のデコードにより得られた文字情報(処方箋の内容を示す文字列)が表示される画面である。この処方箋表示画面は、図10と同様であるので、その説明は省略する。
<実施の形態の作用効果>
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施の形態によれば、サーバ装置は、処方箋の内容を示す文字情報を患者端末から受信し、文字情報を二次元バーコードに変換し、二次元バーコード情報を患者により指定された薬局の薬局端末へ送信する。そして、薬局端末は、二次元バーコードの表示を行う。そして、レセコンにおいて、その二次元バーコードの読み取りが行われた場合、二次元バーコードが文字情報に変換され、文字情報が表示される。このように、レセコンには、二次元バーコードの変換により得られた文字情報が表示されるため、薬剤師は、処方箋の内容を正確に把握できる。
また、従来、薬剤師は、処方箋の内容をレセコンに記録する際、処方箋自体または処方箋の撮影画像(特許文献1参照)を見ながら処方箋の内容を手動で入力しなければならず、手間がかかったり、入力ミスが発生したりする、という問題があった。本実施の形態によれば、レセコンにおいて変換された文字情報が記憶部に記憶されるため、薬剤師は、処方箋の内容を手動で入力する必要がない。よって、手動入力による手間やミスを軽減できる。
また、本実施の形態によれば、サーバ装置は、薬局リストに基づいて、二次元バーコードの読取部を備えているレセコンを設置している薬局の薬局端末に対しては二次元バーコード情報を送信し、二次元バーコードの読取部を備えていないレセコンを設置している薬局の薬局端末に対しては文字情報を送信する。よって、薬局のレセコンが二次元バーコードの読取部を備えているか否かに関わらず、薬局は、薬局端末またはレセコンのいずれかにおいて、処方箋の内容の表示を確認することができる。また、既存の二次元バーコードの読取部を用いることができるので、二次元バーコードの読取部を備えているレセコンを設置している薬局にとっては、読取部を導入するためのコストがかからない。また、既存の二次元バーコードの読取部の導入は安価であり、手間もかからないため、二次元バーコードの読取部を備えていないレセコンを設置している薬局に対し、二次元バーコードの読取部の導入を促進することができる。その結果、処方箋の内容を示す情報を含む二次元バーコードの普及を促進することができる。
<実施の形態の変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
上記実施の形態では、薬局が薬局端末12とそれとは別体のレセコンとを備える場合を例に挙げたが、薬局端末12とレセコンとが同一の端末装置で構成されてもよい。この場合、同一の端末装置において、上述した薬局端末12の機能と上述したレセコンの機能とが異なるソフトウェアにより実現される。この場合においても、同一の端末装置が二次元バーコードの読取部を備えることにより、従来の手入力作業の代わりに二次元バーコードの読み取りを容易に実現できる。
また、上記実施の形態では、薬局リスト203に、二次元バーコードの読取部を備えているレセコンが設置された薬局を示す薬局識別情報204が登録される例を挙げたが、これに限定されない。例えば、薬局リスト203には、二次元バーコードの読取部を備えていないレセコンが設置された薬局を示す薬局識別情報204が登録されてもよい。サーバ装置11は、患者端末10から受信した薬局識別情報204が薬局リスト203に登録されている場合、患者端末10から受信した文字情報、患者識別情報201、および薬局識別情報204を対応付けて記憶部114に記憶させる。これにより、二次元バーコードの読取部を備えていないレセコンが設置されている薬局の薬局端末12に対しては、文字情報が送信されることになる。一方、患者端末10から受信した薬局識別情報204が薬局リスト203に登録されていない場合、サーバ装置11は、患者端末10から受信した文字情報を二次元バーコードに変換し、変換した二次元バーコードを示す二次元バーコード情報、患者識別情報201、および薬局識別情報204を対応付けて記憶部114に記憶させる。これにより、二次元バーコードの読取部を備えているレセコンが設置されている薬局の薬局端末12に対しては、二次元バーコード情報が送信されることになる。
また、上記実施の形態では、薬局リストに記載される薬局は、医療機関が処方箋に二次元バーコードを記載して印刷するシステムに改修し対応する費用を負担した薬局であっても構わない。この場合、薬局にレセコンが設置してあるか否かは関係なく、処方箋に二次元バーコードを記載する為の改修費用を負担する動機のない医療機関に替わり、その費用を肩代わりし、薬剤師の入力の手間を削減するメリットを享受する薬局に対してのみ、その薬局端末に二次元バーコードを表示するとしてもよい。
また、上記実施の形態では、サーバ装置11は、患者端末10から受信した薬局識別情報204が薬局リスト203に登録されている場合(図7のステップS22:YES)、患者端末10から受信した文字情報を二次元バーコードに変換する(図7のステップS24)例を挙げたが、これに限定されない。例えば、サーバ装置11は、図7に示したステップS22、S24、S25の処理を行わなくてもよい。例えば、サーバ装置11は、患者端末10から文字情報、患者識別情報201、薬局識別情報204を受信した場合、それらを対応付けて記憶部114に記憶させ、薬局端末12から処方箋表示要求を受信した場合、その薬局端末12へ文字情報を送信してもよい。この場合、二次元バーコードの読取部を備えているレセコンを設置している薬局の薬局端末12は、サーバ装置11から受信した文字情報を二次元バーコードに変換し、その二次元バーコードの表示(例えば、図11に示した二次元バーコード表示画面の表示)を行う。一方で、二次元バーコードの読取部を備えていないレセコンを設置されている薬局の薬局端末12は、サーバ装置11から受信した文字情報の表示(例えば、図10に示した処方箋表示画面の表示)を行う。
また、上記実施の形態では、サーバ装置11は、二次元バーコードの読取部を備えているレセコンを設置している薬局の薬局端末12から処方箋表示要求を受信した場合、その薬局端末12に二次元バーコード情報を送信する例を挙げたが、これに限定されない。例えば、サーバ装置11は、薬局端末12から受信した文字情報と、その文字情報の変換により得られた二次元バーコードを示す二次元バーコード情報と、薬局端末12から受信した患者識別情報201と、薬局端末12から受信した薬局識別情報204とを対応付けて記憶部114に記憶させてもよい。そして、サーバ装置11は、薬局端末12から処方箋表示要求を受信した場合、その薬局端末12へ、二次元バーコード情報とともに文字情報を送信してもよい。
また、上記実施の形態では、患者端末10が、処方箋に付された二次元バーコードを読み取り、その二次元バーコードを文字情報に変換する例を挙げたが、これに限定されない。例えば、患者端末10は、処方箋を撮影し、撮影により得られた画像データを例えばOCR(Optical Character Recognition)により文字情報に変換してもよい。または、患者端末10が上記画像データをサーバ装置11へ送信し、サーバ装置11がその画像データをOCRにより文字情報に変換してもよい。あるいは、患者端末10が上記画像データをサーバ装置11へ送信し、サーバ装置11がその画像データを記憶部114に記憶しておき、処方箋表示要求の送信元の薬局端末12へ送信し、薬局端末12がOCRにより画像データを文字情報に変換してもよい。この場合、薬局端末12を設置している薬局のレセコンは、二次元バーコードの読取部を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。
また、上記実施の形態では、薬局端末12とは別の端末装置としてレセコンを例に挙げたが、これに限定されない。レセコンの代わりとして、例えば、薬歴管理システムなど別の目的のシステムとしてもよい。
また、上記実施の形態で説明した患者端末10、サーバ装置11、および薬局端末12の各機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。具体的には、コンピュータが備えるCPU(Central Processing Unit)が、記憶装置に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行することにより、上述した各機能が実現される。
本発明は、処方箋の表示を制御するサーバ装置、表示制御方法、および、表示制御プログラムに適用できる。
10 患者端末
11 サーバ装置
12 薬局端末
101、121 入力部
102、112、122 通信部
103、123 表示部
104、114、124 記憶部
105、115、125 制御部
106 撮像部
201 患者識別情報
202 専用アプリケーション
203 薬局リスト
204 薬局識別情報
300 薬局名
301、400 患者名
302 受付状態
303 受付日時
304 表示指示ボタン
401 医療機関名
402 処方日
403 薬剤名
404 服用量
405 処方量
406 服用方法
500 二次元バーコード
501 メッセージ

Claims (11)

  1. 処方箋の表示を制御するサーバ装置であって、
    第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行う通信部と、
    前記情報を記憶する記憶部と、
    前記通信部および前記記憶部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部が前記第1の端末から、前記処方箋に付されたコードの変換により得られた、前記処方箋の内容を示す文字情報と、前記処方箋で指定された薬剤を服用する患者を識別可能な患者識別情報と、前記患者により選択された前記薬剤の調剤を行う薬局を識別可能な薬局識別情報とを受信した場合、前記文字情報をコードに変換し、該コードを示すコード情報と、前記患者識別情報と、前記薬局識別情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記第2の端末から前記患者識別情報および前記薬局識別情報を受信した場合、該患者識別情報および該薬局識別情報に対応する前記コード情報を前記記憶部から読み出し、該コード情報を前記第2の端末へ送信するように前記通信部を制御する、
    サーバ装置。
  2. 前記記憶部は、
    予め定められた一部の薬局を識別可能な薬局識別情報を含む薬局リストを記憶し、
    前記制御部は、
    前記第1の端末から受信した前記薬局識別情報が前記薬局リストに含まれている場合、該薬局識別情報とともに受信した前記文字情報を前記コードに変換する、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記薬局リストは、前記コードの読取部を備えた前記第2の端末が設置された薬局を識別可能な薬局識別情報を含む、
    請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1の端末から受信した前記薬局識別情報が前記薬局リストに含まれていない場合、該薬局識別情報とともに受信した前記文字情報と、該薬局識別情報と、前記患者識別情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記第2の端末から前記患者識別情報および前記薬局識別情報を受信した場合、該患者識別情報および該薬局識別情報に対応する前記文字情報を前記記憶部から読み出し、該文字情報を前記第2の端末へ送信するように前記通信部を制御する、
    請求項2又は3に記載のサーバ装置。
  5. 前記記憶部は、
    予め定められた一部の薬局を識別可能な薬局識別情報を含む薬局リストを記憶し、
    前記制御部は、
    前記第1の端末から受信した前記薬局識別情報が前記薬局リストに含まれていない場合、該薬局識別情報とともに受信した前記文字情報を前記コードに変換する、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  6. 前記薬局リストは、前記コードの読取部を備えた前記第2の端末が設置されていない薬局を識別可能な薬局識別情報を含む、請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 前記制御部は、
    前記第1の端末から受信した前記薬局識別情報が前記薬局リストに含まれている場合、該薬局識別情報とともに受信した前記文字情報と、該薬局識別情報と、前記患者識別情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記第2の端末から前記患者識別情報および前記薬局識別情報を受信した場合、該患者識別情報および該薬局識別情報に対応する前記文字情報を前記記憶部から読み出し、該文字情報を前記第2の端末へ送信するように前記通信部を制御する、
    請求項5又は6に記載のサーバ装置。
  8. 前記第2の端末は、前記コード情報を受信する端末と、前記読取部を備えた端末とから構成される、
    請求項3又は6に記載のサーバ装置。
  9. 前記第2の端末は、
    前記コード情報を受信し、前記コードの読取部を備える一つの端末である、
    請求項3又は6に記載のサーバ装置。
  10. サーバ装置が第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って処方箋の表示を制御する装置が行う表示制御方法であって、
    前記第1の端末から、前記処方箋に付されたコードの変換により得られた、該処方箋の内容を示す文字情報と、前記処方箋で指定された薬剤を服用する患者を識別可能な患者識別情報と、前記患者により選択された前記薬剤の調剤を行う薬局を識別可能な薬局識別情報とを受信するステップと、
    前記文字情報をコードに変換し、該コードを示すコード情報と、前記患者識別情報と、前記薬局識別情報とを対応付けて所定の記憶部に記憶させるステップと、
    前記第2の端末から前記患者識別情報および前記薬局識別情報を受信した場合、該患者識別情報および該薬局識別情報に対応する前記コード情報を前記記憶部から読み出し、該コード情報を前記第2の端末へ送信するステップと、を含む、
    表示制御方法。
  11. 第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って処方箋の表示を制御するコンピュータに実行させる表示制御プログラムであって、
    前記第1の端末から、前記処方箋に付されたコードの変換により得られた、該処方箋の内容を示す文字情報と、前記処方箋で指定された薬剤を服用する患者を識別可能な患者識別情報と、前記患者により選択された前記薬剤の調剤を行う薬局を識別可能な薬局識別情報とを受信した場合、前記文字情報をコードに変換し、該コードを示すコード情報と、前記患者識別情報と、前記薬局識別情報とを対応付けて所定の記憶部に記憶させる処理と、
    前記第2の端末から前記患者識別情報および前記薬局識別情報を受信した場合、該患者識別情報および該薬局識別情報に対応する前記コード情報を前記記憶部から読み出し、該コード情報を前記第2の端末へ送信するように制御する処理と、をコンピュータに実行させる、
    表示制御プログラム。
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