JP2017059197A - 調剤予約装置、調剤予約方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

調剤予約装置、調剤予約方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】調剤の予約を行うと共に、調剤のやり直しの可能性を減じることができる調剤予約装置、調剤予約方法、プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】薬局に処方箋データを送信して医薬品の調剤を予約する調剤予約装置のマイコン10は、複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面を表示させる第1表示制御部11と、処方箋データの取得を促す取得画面を表示させる第2表示制御部12と、お薬手帳の保有及び作成希望の少なくとも一方の手帳情報を入力させる入力画面を表示させる第3表示制御部13と、ジェネリック医薬品を希望するかのジェネリック情報を入力させる入力画面を表示させる第4表示制御部14と、選択画面にて選択された薬局側に対して、処方箋データと、手帳情報と、ジェネリック情報と、をセットで送信する送信制御部17と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、調剤予約装置、調剤予約方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、医師から交付された処方箋に基づいて調剤を予約する調剤予約システムが提案されている(特許文献1〜3参照)。これらのシステムでは、調剤を予約できるため、予約後に薬局に薬を取りに行くことで、調剤の待ち時間を減じることができ、利便性を向上させることができる。
特開2012−63858号公報 特開2012−113523号公報 特開2015−1944号公報
しかし、特許文献1〜3に記載のシステムでは、調剤の予約を行うことができるものとされているが、実際には患者側からの要望によっては調剤のやり直しとなってしまう可能性があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、調剤の予約を行うと共に、調剤のやり直しの可能性を減じることができる調剤予約装置、調剤予約方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
本発明に係る調剤予約装置は、薬局に処方箋データを送信して医薬品の調剤を予約する調剤予約装置であって、複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面を表示させる第1表示制御手段と、処方箋データの取得を促す取得画面を表示させる第2表示制御手段と、お薬手帳の保有及び作成希望の少なくとも一方の手帳情報を入力させる入力画面を表示させる第3表示制御手段と、ジェネリック医薬品を希望するかのジェネリック情報を入力させる入力画面を表示させる第4表示制御手段と、前記第2表示制御手段により表示された取得画面にて処方箋データの取得が促されて、前記処方箋データが取得された場合に、前記第1表示制御手段により表示された選択画面にて選択された薬局側に対して、前記処方箋データと、前記第3表示制御手段により表示された入力画面にて入力された手帳情報と、前記第4表示制御手段により表示された入力画面にて入力されたジェネリック情報と、をセットで送信する送信制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る調剤予約方法は、薬局に処方箋データを送信して処方された薬の予約を行う調剤予約方法であって、複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面を表示させる第1表示制御工程と、処方箋データの取得を促す取得画面を表示させる第2表示制御工程と、お薬手帳の保有及び作成希望の少なくとも一方の手帳情報を入力させる入力画面を表示させる第3表示制御工程と、少なくともジェネリック医薬品を希望するかのジェネリック情報を入力させる入力画面を表示させる第4表示制御工程と、前記第2表示制御工程において表示された取得画面にて処方箋データの取得が促されて、前記処方箋データが取得された場合に、前記第1表示制御工程において表示された選択画面にて選択された薬局側に対して、取得した処方箋データと、前記第3表示制御工程において表示された入力画面にて入力された手帳情報と、前記第4表示制御工程において表示された入力画面にて入力されたジェネリック情報と、をセットで送信する送信制御工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、上記に記載の調剤予約方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、本発明に係る記録媒体は、上記に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これらによれば、選択された薬局側に対して、処方箋データと、手帳情報と、ジェネリック情報とを送信する。ここで、調剤報酬点数は、お薬手帳による薬剤服用管理指導料、及び、ジェネリック医薬品の使用の有無によって、変化するものである。お薬手帳に基づく指導や、ジェネリック医薬品の使用の有無については、処方箋に記載されるものではなく、患者側からの情報が無い限り、薬局側は知ることが困難な情報である。そして、このような情報が調剤報酬点数、すなわち患者への請求額に変化をもたらすものであることから、これらの情報が無い場合、患者側からの要望によっては調剤のやり直しとなってしまう可能性がある。ところが、本発明では、手帳情報と、ジェネリック情報とについても送信するため、調剤報酬点数に変化をもたらす情報を薬局側が取得できることから、調剤の予約を行うと共に、調剤のやり直しの可能性を減じることができる。
また、医薬品が処方される患者側の連絡先の情報を入力させる入力画面を表示させる第5表示制御手段をさらに備え、前記送信制御手段は、前記選択された薬局側に対して、更に、前記第5表示制御手段により表示された入力画面にて入力された連絡先の情報を送信することが好ましい。
この発明によれば、患者側の連絡先の情報を送信するため、医薬品の在庫が不足しており調剤を行えない場合には、患者側にその旨を連絡することができ、患者等が医薬品を取りに来た際に医薬品を渡すことができないという事態を防止することができる。
また、前記第1表示制御手段により表示された選択画面にて選択された薬局に医薬品を受け取りに行く予定の日時を入力させる入力画面を表示させる第6表示制御手段をさらに備え、前記送信制御手段は、前記選択された薬局側に対して、更に、前記第6表示制御手段により表示された入力画面にて入力された医薬品を受け取りに行く予定の日時の情報を送信することが好ましい。
この発明によれば、医薬品を受け取りに行く予定の日時の情報を送信するため、薬局側は受信した日時の情報に基づいて医薬品を用意しておけばよく、患者側の利便性のみならず薬局側の利便性も向上させることができる。
また、前記第6表示制御手段は、前記選択された薬局に医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、当該薬局の営業日及び営業時間に限定して入力可能とさせる入力画面を表示させることが好ましい。
この発明によれば、医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、当該薬局の営業日及び営業時間に限定して入力可能とさせるため、定休日や営業時間外に患者側が医薬品を受け取りに行き、医薬品を受け取ることができなくなってしまう事態を防止することができる。
また、前記第6表示制御手段は、前記選択された薬局に医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、操作日を含めて4日以内に限定して入力可能とさせる入力画面を表示させることが好ましい。
この発明によれば、医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、操作日を含めて4日以内に限定して入力可能とさせるため、処方箋の有効期限が切れた日時に医薬品を受け取りに行ってしまい、医薬品を受け取ることができなくなってしまう可能性を低減することができる。
また、前記第1表示制御手段は、選択画面において現在地からの距離が近い順序で複数の薬局を表示することが好ましい。
この発明によれば、選択画面において現在地からの距離が近い順序で複数の薬局を表示するため、患者側が医薬品を取りに行き易い薬局から順に表示されることとなり、より一層の利便性を向上させることができる。
本発明によれば、調剤の予約を行うと共に、調剤のやり直しの可能性を減じることができる調剤予約装置、調剤予約方法、プログラム、及び記録媒体を提供することができる。
本実施形態に係る調剤予約システムの概念図である。 図1に示した調剤予約装置100の詳細を示す構成図である。 図2に示したマイコン10の機能ブロック図である。 初期画面の一例を示す図である。 選択画面の一例を示す図である。 第1の入力画面一例を示す図である。 確認画面一例を示す図である。 処方箋の画像データの取得を促す第1の取得画面を示す図である。 処方箋の画像データの取得を促す第2の取得画面を示す図である。 処方箋の画像データの取得を促す第3の取得画面を示す図である。 第2の入力画面一例を示す図である。 第3の入力画面一例を示す図である。 第4の入力画面一例を示す図である。 本実施形態に係る調剤予約方法を示す第1のフローチャートである。 本実施形態に係る調剤予約方法を示す第2のフローチャートである。 本実施形態に係る調剤予約方法を示す第3のフローチャートである。 処方箋の画像データの取得を促す第4の取得画面を示す図である。 処方箋の画像データの取得を促す第5の取得画面を示す図である。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本実施形態に係る調剤予約システムの概念図である。調剤予約システム1は、患者側のコンピュータである調剤予約装置100と、薬局側に設置される予約受付装置200と、これらをつなぐネットワーク300とから構成されている。ここで、調剤予約装置100は、病院に設置されるタブレット端末を例に説明するが、調剤予約装置100は患者側が保有する機器(携帯電話、スマートフォン及びタブレット端末等)であってもよい。また、各装置100,200は有線及び無線を問わずネットワーク300に接続可能であればよい。
調剤予約装置100は、患者側に選択された薬局に処方箋データを送信して医薬品の調剤を予約するための装置である。予約受付装置200は、ネットワーク300を介して送信された処方箋データを受け付けて薬剤師に提示するものである。薬剤師は、提示された処方箋データに基づいて患者側が薬局に訪れる前に調剤の準備等を行っておき、患者側の待ち時間を減じるようにする。
図2は、図1に示した調剤予約装置100の詳細を示す構成図である。図2に示すように、調剤予約装置100は、マイコン10と、カメラ20と、表示装置31とタッチパッド32とからなるタッチパネル30と、アンテナ部40とを備えている。マイコン10は、調剤予約装置100の全体を制御するものであって、CPU10aと、ROM10bと、RAM10cとを備えている。
CPU10aは、プログラムに従って各種の処理を行う中央処理ユニットである。ROM10bは、CPU10aが行う処理のプログラムなどを格納した読み出し専用のメモリであって、特に本実施形態では調剤予約プログラムが格納されている。RAM10cは、CPU10aでの各種の処理過程で利用するワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなどを有する読み出し書き込み自在のメモリである。
なお、調剤予約プログラムは、ROM10bというコンピュータ内の記録媒体に記録されている場合に限らず、CD−ROMやUSBメモリなどの他の記録媒体に記録されていてもよい。
このようなマイコン10は、ROM10bに記憶される調剤予約プログラムをCPU10aが実行することにより、以下の機能部が機能する。図3は、図2に示したマイコン10の機能ブロック図である。
図3に示すように、マイコン10は、調剤予約プログラムを実行することで、第1〜第6表示制御部(第1〜第6表示制御手段)11〜16と、送信制御部(送信制御手段)17とが機能する。以下、各表示画面等と共に、各機能部11〜17について詳細に説明する。
まず、マイコン10は、タッチパネル30の表示装置31に初期画面を表示させる。図4は、初期画面の一例を示す図である。図4に示すように初期画面においては、その上部に処方箋を薬局に送信できる旨の説明E1が表示されており、下部には処方箋データを送信する薬局を探す画面(後述の選択画面)に遷移するための操作部O1が表示され、中段には本装置100を使用するメリット等の説明E2が表示されている。このうち、操作部O1の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して選択画面に遷移する。
第1表示制御部11は、複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面をタッチパネル30の表示装置31に表示させるものである。図5は、選択画面の一例を示す図である。図5では50音順に複数の薬局を表示する例を示している。選択画面においては、その上部に50音の行を選択するための操作部O2が表示されており、下部に複数の薬局の情報D1が表示されている。複数の薬局の情報D1のうち、各薬局の項目I1は、薬局名、現在地からの距離、住所、営業日及び営業時間の情報D2と、その薬局を選択するための操作部O3とから構成されている。このうち、操作部O2の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して50音の行が変わり、操作部O3の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して操作部O3が示す薬局が選択されて次の画面に遷移する。
なお、図5に示す例において第1表示制御部11は、50音順に複数の薬局の情報D1を表示しているが、これに限らず、現在地から近い順で複数の薬局の情報D1を表示してもよい。
第6表示制御部16は、第1表示制御部11により表示された選択画面にて選択された薬局に医薬品を受け取りに行く予定の日時を入力させる第1の入力画面を、タッチパネル30の表示装置31に表示させるものである。図6は、第1の入力画面一例を示す図である。図6に示すように第1の入力画面においては、その上部に受取予定日を入力するための操作部O4が表示されており、下部に受取予定時間を入力するための操作部O5が表示されている。さらに、第1の入力画面の最下部には、次の画面に遷移するための操作部O6が表示されている。このうち、操作部O4,O5の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して日時が選択され、操作部O6の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して次の画面に遷移する。
ここで、図6に示すように、第6表示制御部16は、薬局に医薬品を受け取りに行く日時に関し、本日(操作日)を含めて4日分に限定して受取予定日を選択可能に第1の入力画面を表示させる。これは、処方箋の有効期限が4日であるためである。すなわち、調剤予約装置100の操作日が処方箋の交付日であると仮定した場合、5日目以降が選択可能となっていれば、処方箋の有効期限が切れた日に医薬品を受け取りに行ってしまい、医薬品を受け取ることができなくなってしまうからである。
具体的に第6表示制御部16は、「今日」の選択部Se1、「明日」の選択部Se2、「10月24日(土)」の選択部Se3、及び「10月25日(日)」の選択部Se4の4日分の選択部Se1〜Se4のみを表示して、5日目以降の選択部を表示しないようになっている。
また、第6表示制御部16は、薬局の医薬品を受け取りに行く日時に関し、その薬局の営業日及び営業時間に限定して選択可能に第1の入力画面を表示させる。図6に示す例のように、日曜日が定休日である薬局の場合、「10月25日(日)」の選択部Se4が選択不能となっており、「10月25日(日)」の選択部Se4上に「×」マークなど選択不能マークSNが付与されている。
また、営業時間に関しては選択された営業日に応じて選択不能マークSNの付与状態が異なるものであり、例えば「10月24日(土)」の選択部Se3が選択された場合、第6表示制御部16は、「9時頃」〜「12時頃」の選択部Se5〜Se8について選択可能となっているが、「13時頃」〜「20時頃」の選択部Se9〜Se16上には「×」マークなど選択不能マークSNが付与されており、選択不能となっている。これに対し、図示を省略するが、例えば「本日」の選択部Se1が選択された場合、第6表示制御部16は、「9時頃」〜「20時頃」の全ての選択部Se5〜Se16に選択不能マークSNが付与されず、全ての選択部Se5〜Se16が選択可能となる。
なお、上記では選択不能マークSNを表示して選択不能とする例を説明したが、選択できる旨を示す選択許可マークを表示したり、色分けにより選択許可や選択不能を表現したりしてもよい。また、上記において選択不能の選択部Se1〜Se16についてタッチパッド32は反応しないことはいうまでもないが、タッチパッド32が反応して選択できない旨を表示等するようになっていてもよい。
また、マイコン10は、操作部O6が操作されることにより確認画面をタッチパネル30の表示装置31に表示させるものである。図7は、確認画面一例を示す図である。図7に示すように確認画面においては、その上部から下部に亘り、薬局名の情報、薬局の営業日時の情報、現在地からの距離の情報、住所の情報、電話番号の情報、及び、周辺の地図情報からなる薬局情報D3が表示され、最下部に選択画面に遷移して薬局を選びなおすための操作部O7と、次の画面に遷移するための操作部O8が表示されている。このうち、操作部O7,O8の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して選択画面又は次の画面に遷移する。
第2表示制御部12は、処方箋データの取得を促す取得画面を表示させるものである。ここで、本実施形態において処方箋データは、処方箋の画像データである。図8〜図10は、処方箋の画像データの取得を促す第1〜第3の取得画面を示す図である。第1の取得画面においては、その上部に処方箋の写真を撮る旨の説明E3が表示され、中段に処方箋の写真の撮り方に関する説明E4が表示され、下部に撮影を始める旨の操作部O9が表示されている。このうち、操作部O9の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して第2の取得画面に遷移する。また、操作部O9が押下されることによりマイコン10はカメラ20を起動させる。
図9に示すように、第2の取得画面においては、カメラ20による撮像画像が画面全体に表示されると共に、撮像画像に重畳して画面下部に、撮影する旨の操作部O10が表示されている。操作部O10の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して第3の取得画面に遷移すると共に、押下時点におけるカメラ20の撮像画像が取得される。
図10に示すように、第3の取得画面においては、その上部に処方箋の写真が撮れた旨の説明E5が表示され、中段に取得された画像データの縮小データが表示され、且つ縮小データに隣接してその下部に縮小データを拡大表示する旨の操作部O11が表示されている。さらに、第3の取得画面の下部には次の画面に遷移するための操作部O12が表示されると共に、最下部には処方箋が複数枚ある場合において複数枚の撮影を行う旨の操作部O13が表示されている。このうち、操作部O11の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して取得された画像データ、すなわち拡大された画像データが表示される。また、操作部O12の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して次の画面に遷移する。さらに、操作部O13の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して第1の取得画面に遷移する。
第3表示制御部13は、お薬手帳の保有及び作成希望の少なくとも一方の手帳情報を入力させる第2の入力画面を表示させるものである。図11は、第2の入力画面一例を示す図である。図11に示すように第2の入力画面においては、その上部にお薬手帳に関する情報入力を促す説明E6が表示され、中段にお薬手帳の保有及び作成希望を選択するための選択部Se17〜Se20が表示され、下部に次の画面に遷移するための操作部O14が表示されている。
具体的に説明すると、選択部Se17は、「持っています。薬局に持参します。」となっており、選択部Se18は、「ありません。今回新しく作りたいです。」となっている。選択部Se19は、「ありません。作成不要です。」となっており、選択部Se20は、「持っているが、今日は持っていない。」となっている。これらの選択部Se17〜Se20のうち、押下操作されて選択されたものが薬局側への情報送信の対象となる。ここで、選択部Se17,Se20がお薬手帳の保有を示し、選択部Se18がお薬手帳の作成希望を示している。このため、これらの選択部Se17,Se18,Se20が選択された場合、薬局側はお薬手帳による薬剤服用管理指導が必要であると判断することができる。一方、選択部Se19が選択された場合、薬局側はお薬手帳による薬剤服用管理指導が不要であると判断することができる。
選択部Se17〜Se20のいずれか1つが選択され、操作部O14の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して次の画面に遷移することとなる。
第4表示制御部14は、ジェネリック医薬品を希望するかのジェネリック情報を入力させる第3の入力画面を表示させるものである。図12は、第3の入力画面一例を示す図である。図12に示すように第3の入力画面においては、最上部に質問に回答する旨の説明E7が表示され、この説明E7の下側に隣接して、ジェネリック医薬品を希望するかの設問Q1と、設問Q1に対して「はい」「いいえ」で回答するための選択部Se21,Se22とが表示されている。
さらに、第3の入力画面においては、中段から下部に亘って、薬局毎に設定される設問(問診内容)Q2〜Q5と、設問Q2〜Q5に対して「はい」「いいえ」で回答するための選択部Se23〜Se30とが表示されている。加えて、第3の入力画面の最下部には次の画面に遷移するための操作部O15が表示されている。
ここで、これらの選択部Se21,Se22のうち、押下操作されて選択されたものが薬局側への情報送信の対象となる。このため、ジェネリック医薬品を希望する旨の選択部Se21が選択されると、薬局側はジェネリック医薬品の調剤を要すると判断でき、ジェネリック医薬品を希望しない旨の選択部Se22が選択されると、薬局側はジェネリック医薬品の調剤を要しないと判断できる。また、薬局毎に設定される設問に対する回答を示す選択部Se23〜Se30についても、選択されたものが薬局側への情報送信の対象となるため、薬局側は事前に問診の回答情報を取得することもできる。
設問Q1〜Q5に対応する選択部Se21〜Se30がそれぞれ1つずつ選択され、操作部O15の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して次の画面に遷移することとなる。
第5表示制御部15は、医薬品が処方される患者側の連絡先の情報を入力させる第4の入力画面を表示させる。図13は、第4の入力画面一例を示す図である。図13に示すように第4の入力画面においては、最上部に連絡先の1つである電話番号を入力する旨の説明E8が表示され、中段に電話番号を入力するためのテンキー部T及び入力された電話番号の表示窓となるボックスBが表示されている。また、第4の入力画面の下部には選択された薬局側に情報送信するための操作部O16が表示されている。
操作部O16が操作されると、送信制御部17は、第1〜第6の表示制御部11から16にて表示された画面を通じて入力・取得された各種情報を、選択された薬局側に対してセットで送信する。このとき、送信制御部17は、アンテナ部40を介して各種情報をセットで送信する。
なお、上記した画面の画像データ、薬局の情報D1、地図データ、及び薬局毎の設問Q2〜Q5等の情報については、調剤予約装置100に予め記憶されていてもよいし、ネットワーク300を通じて外部サーバ等から随時ダウンロードされてもよい。
また、調剤予約装置100は、薬局側に対して情報送信する直前に送信内容を記載させる確認画面を表示させてもよい。特に、確認画面には送信内容を撮影したりメモしたりする説明を表示するとよい。
また、調剤予約装置100は、薬局側に対して情報送信した後に、処方箋の置き忘れを防止するための画面を表示してもよいし、処方箋の置き忘れを防止するための音声を出力してもよい。さらに、調剤予約装置100のマイコン10は、計時手段を有し、タッチパッド32が何ら操作を検出しないまま所定時間が経過した場合には、図5に示す初期画面に戻るようになっていてもよい。
加えて、上記では説明を省略したが、利便性の向上のため、上記した各画面の全部又は一部には、適宜初期画面に戻る旨の操作部、及び、1つ前の画面に遷移するための操作部の少なくとも1つを表示しておくことが好ましい。
また、上記において処方箋データは、撮影された処方箋の画像データであるが、これに限らず、処方箋に二次元コードが印刷されている場合には二次元コードを撮影して得られる処方箋の情報であってもよい。また、処方箋データは、画像データそのものに限らず、画像データの解析データであってもよい。すなわち、OCR機能により画像データ上の文字を解析し、解析された文字データを送信するようになっていてもよい。
さらに、処方箋の画像データの解析などによって、マイコン10が処方箋に記載される処方箋の交付日の情報を取得できる場合、第6表示制御部16は、選択された薬局に医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、処方箋が交付された交付年月日を含めて4日以内に限定して入力可能とさせる第1の入力画面を表示させるようになっていてもよい。なお、この場合においては、日時を入力させる第1の入力画面に先立って、処方箋データの取得を促す取得画面が表示されて処方箋データの取得が促されることとなる。
加えて、図5に示すように、操作部O1については、「薬局名で探す」という選択部Se31、「今から行ける薬局を探す」という選択部Se32、及び、「行く日時から薬局を探す」という選択部Se33から構成されている。上記では、「薬局名で探す」という選択部Se31が選択された場合の一例として、図5に示すように50音順(距離順でも可)で複数の薬局の情報D1を表示する選択画面を示した。しかし、「今から行ける薬局を探す」という選択部Se32が選択された場合、50音順(距離順でも可)で表示される複数の薬局のうち、現時点が定休日や営業時間外である薬局が除かれて、複数の薬局の情報D1が表示されることとなる。さらに、「行く日時から薬局を探す」という選択部Se33が選択された場合、複数の薬局の情報D1の表示に先立って、まず第1の入力画面が表示され、操作部O6の操作後に、50音順(距離順でも可)で表示される複数の薬局のうち、入力された日時が定休日や営業時間外である薬局が除かれて、複数の薬局の情報D1が表示されることとなる。すなわち、予約日時が定休日や営業時間外に該当するような場合には、予約日時に応じて、選択不可な薬局を除外する除外処理を実行し、除外処理後の選択可能な薬局のみを表示するようになっていてもよい。
さらには、上記では連絡先の情報として、電話番号を示したが、これに限らず、メールアドレスなどの他の連絡先の情報であってもよい。
次に、本実施形態に係る調剤予約装置100による調剤予約方法を説明する。図14〜図16は、本実施形態に係る調剤予約方法を示すフローチャートである。まず、図14に示すように、マイコン10は初期画面を表示させる(S1)。次に、マイコン10は、「薬局名で探す。」旨の選択部Se31が操作されたかを判断する(S2)。
「薬局名で探す。」旨の選択部Se31が操作されたと判断した場合(S2:YES)、第1表示制御部11は、複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面を表示させる(S3)。その後、マイコン10は、薬局が選択されたかを判断する(S4)。薬局が選択されていないと判断した場合(S4:NO)、処理はステップS3に移行する。
一方、薬局が選択されたと判断した場合(S4:YES)、第6表示制御部16は、医薬品を受け取りに行く予定の日時を入力させる第1の入力画面を表示させる(S5)。その後、マイコン10は、日時が入力されたかを判断する(S6)。すなわち、図6に示す例においてマイコン10は、日時が選択されて次の画面に遷移する操作部O6が操作されたかを判断する。日時が選択されておらず、又は、操作部O6が操作されていないと判断した場合(S6:NO)、処理はステップS5に移行する。
一方、日時が選択されて操作部O6が操作されたと判断した場合(S6:YES)、マイコン10は、薬を受け取りに行く薬局が正しいかを確認させる確認画面を表示させる(図15のS7)。その後、マイコン10は、薬局を選びなおすための操作部O7が操作されたかを判断する(S8)。操作部O7が操作されたと判断した場合(S8:YES)、処理は図14のステップS3に移行する。
操作部O7が操作されていないと判断した場合(S8:NO)、マイコン10は、確認画面中に表示される薬局で決定されたかを判断する(S9)。すなわち、マイコン10は、操作部O8が操作されたかを判断する。操作部O8が操作されていないと判断した場合(S9:NO)、処理はステップS7に移行する。操作部O8が操作されたと判断した場合(S9:YES)、処理はステップS26に移行する。
また、「薬局名で探す。」旨の選択部Se31が操作されていないと判断した場合(図14のS2:NO)、マイコン10は、「今から行ける薬局を探す。」旨の選択部Se32が操作されたかを判断する(S10)。
「今から行ける薬局を探す。」旨の選択部Se32が操作されたと判断した場合(S10:YES)、マイコン10は、現時点が定休日や営業時間外である薬局を除外する(S11)。そして、第1表示制御部11は、ステップS11にて除外されなかった複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面を表示させる(S12)。
その後、マイコン10は、薬局が選択されたかを判断する(S13)。薬局が選択されていないと判断した場合(S13:NO)、処理はステップS12に移行する。一方、薬局が選択されたと判断した場合(S13:YES)、マイコン10は、薬を受け取りに行く薬局が正しいかを確認させる確認画面を表示させる(図15のS14)。その後、マイコン10は、薬局を選びなおすための操作部O7が操作されたかを判断する(S15)。操作部O7が操作されたと判断した場合(S15:YES)、処理は図14のステップS12に移行する。
操作部O7が操作されていないと判断した場合(S15:NO)、マイコン10は、確認画面中に表示される薬局で決定されたかを判断する(S16)。すなわち、マイコン10は、操作部O8が操作されたかを判断する。操作部O8が操作されていないと判断した場合(S16:NO)、処理はステップS14に移行する。操作部O8が操作されたと判断した場合(S16:YES)、処理はステップS26に移行する。
ところで、「今から行ける薬局を探す。」旨の選択部Se32が操作されていないと判断した場合(図14のS10:NO)、マイコン10は、「行く日時から薬局を探す。」旨の選択部Se33が操作されたかを判断する(S17)。
「行く日時から薬局を探す。」旨の選択部Se33が操作されていないと判断した場合(S17:NO)、処理はステップS1に移行する。一方、「行く日時から薬局を探す。」旨の選択部Se33が操作されたと判断した場合(S17:YES)、第6表示制御部16は、医薬品を受け取りに行く予定の日時を入力させる第1の入力画面を表示させる(S18)。その後、マイコン10は、日時が入力されたかを判断する(S19)。すなわち、マイコン10は、日時が選択されて次の画面に遷移する操作部O6が操作されたかを判断する。日時が選択されておらず、又は、操作部O6が操作されていないと判断した場合(S19:NO)、処理はステップS18に移行する。
一方、日時が選択されて操作部O6が操作されたと判断した場合(S19:YES)、マイコン10は、選択された日時が定休日や営業時間外である薬局を除外する(S20)。そして、第1表示制御部11は、ステップS20にて除外されなかった複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面を表示させる(S21)。
その後、マイコン10は、薬局が選択されたかを判断する(S22)。薬局が選択されていないと判断した場合(S22:NO)、処理はステップS21に移行する。一方、薬局が選択されたと判断した場合(S22:YES)、マイコン10は、薬を受け取りに行く薬局が正しいかを確認させる確認画面を表示させる(図15のS23)。その後、マイコン10は、薬局を選びなおすための操作部O7が操作されたかを判断する(S24)。操作部O7が操作されたと判断した場合(S24:YES)、処理は図14のステップS18に移行する。
操作部O7が操作されていないと判断した場合(S24:NO)、マイコン10は、確認画面中に表示される薬局で決定されたかを判断する(S25)。すなわち、マイコン10は、操作部O8が操作されたかを判断する。操作部O8が操作されていないと判断した場合(S25:NO)、処理はステップS23に移行する。操作部O8が操作されたと判断した場合(S25:YES)、処理はステップS26に移行する。
ステップS26において、第2表示制御部12は、処方箋データの取得を促す第1〜第3の取得画面を順次表示させる(S26)。この処理においては、患者側からの操作を経て、処方箋データが装置100に取得される。
次いで、第3表示制御部13は、お薬手帳の保有及び作成希望を示す手帳情報を入力させる第2の入力画面を表示させる(S27)。そして、マイコン10は、手帳情報が入力されたかを判断する(S28)。すなわち、マイコン10は、図11に示す例において選択部Se17〜Se20のいずれか1つが選択され、操作部O14が操作されたかを判断する。
いずれか1つが選択されず、又は操作部O14が操作されていないと判断した場合(S28:NO)、処理はステップS27に移行する。一方、いずれか1つが選択され、操作部O14が操作されたと判断した場合(S28:YES)、第4表示制御部14は、ジェネリック医薬品を希望するかのジェネリック情報、及び、薬局毎の設問(問診内容)に対する回答の情報を入力させる第3の入力画面を表示させる(S29)。
次いで、マイコン10は、ジェネリック情報及び設問に対する回答情報が入力されたかを判断する(S30)。すなわち、マイコン10は、図12に示す例において設問Q1〜Q5毎にそれぞれ選択部Se21〜Se30が1つずつ選択され、操作部O15が操作されたかを判断する。
選択部Se21〜Se30が1つずつ選択されておらず、又は操作部O15が操作されていないと判断した場合(S30:NO)、処理はステップS29に移行する。一方、選択部Se21〜Se30が1つずつ選択され、操作部O15が操作されたと判断した場合(S30:YES)、第4表示制御部14は、医薬品が処方される患者側の連絡先の情報を入力させる第4の入力画面を表示させる(図16のS31)。
その後、マイコン10は、送信指示があったかを判断する(S32)。すなわち、マイコン10は、図13に示す例において連絡先の情報が入力され、送信する旨の操作部O16が操作されたかを判断する。
連絡先の情報が入力されておらず、又は操作部O16が操作されていないと判断した場合(S32:NO)、処理はステップS31に移行する。一方、連絡先の情報が入力され、操作部O16が操作されたと判断した場合(S32:YES)、送信制御部17は、上記の各種情報をセットで薬局側に送信する(S33)。そして、図14〜図16に示す処理は終了する。
このようにして、第1実施形態に係る調剤予約装置100、調剤予約方法、調剤予約プログラム、及びこのプログラムを記録した記録媒体によれば、選択された薬局側に対して、処方箋データと、手帳情報と、ジェネリック情報とを送信する。ここで、調剤報酬点数は、お薬手帳による薬剤服用管理指導料、及び、ジェネリック医薬品の使用の有無によって、変化するものである。お薬手帳に基づく指導や、ジェネリック医薬品の使用の有無については、処方箋に記載されるものではなく、患者側からの情報が無い限り、薬局側は知ることが困難な情報である。そして、このような情報が調剤報酬点数、すなわち患者への請求額に変化をもたらすものであることから、これらの情報が無い場合、患者側からの要望によっては調剤のやり直しとなってしまう可能性がある。ところが、本発明では、手帳情報と、ジェネリック情報とについても送信するため、調剤報酬点数に変化をもたらす情報を薬局側が取得できることから、調剤の予約を行うと共に、調剤のやり直しの可能性を減じることができる。
また、患者側の連絡先の情報を送信するため、医薬品の在庫が不足しており調剤を行えない場合には、患者側にその旨を連絡することができ、患者等が医薬品を取りに来た際に医薬品を渡すことができないという事態を防止することができる。
また、医薬品を受け取りに行く予定の日時の情報を送信するため、薬局側は受信した日時の情報に基づいて医薬品を用意しておけばよく、患者側の利便性のみならず薬局側の利便性も向上させることができる。
また、医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、当該薬局の営業日及び営業時間に限定して入力可能とさせるため、定休日や営業時間外に患者側が医薬品を受け取りに行き、医薬品を受け取ることができなくなってしまう事態を防止することができる。
また、医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、操作日を含めて4日以内に限定して入力可能とさせるため、処方箋の有効期限が切れた日時に医薬品を受け取りに行ってしまい、医薬品を受け取ることができなくなってしまう可能性を低減することができる。
また、選択画面において現在地からの距離が近い順序で複数の薬局を表示するため、患者側が医薬品を取りに行き易い薬局から順に表示されることとなり、より一層の利便性を向上させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能な範囲で適宜他の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態において各表示制御部11〜16により表示される画面については統合されていてもよい。一例を挙げると、手帳情報を入力させる第2の入力画面と、ジェネリック情報を入力させる第3の入力画面とは、同一の1画面として表示装置31に表示されるようになっていてもよい。他の画面も同様である。
さらに、各画面の表示順序は、上記に説明した順序で表示される場合に限らず、他の順序で表示されるようになっていてもよい。例えば、連絡先の情報を入力させる第4の入力画面は最後に表示されるようになっているが、これに限らず、最初等に表示されるようになっていてもよい。
また、画面構成については、上記したものに限られず、種々の変更が可能である。
さらに、上記実施形態において、処方箋データについては、カメラ20により撮影された画像データであるが、これに限られるものではない。図17及び図18は、処方箋データの取得を促す第4及び第5の取得画面を示す図である。なお、図17及び図18において処方箋データは、カメラ20により撮影された画像データではなく、スキャナ装置により読み込まれた画像データとなっている。よって、この例において調剤予約装置100は、タブレット端末のみによって構成されているのではなく、タブレット端末とスキャナ装置とによって構成されている。さらに、この例では、タブレット端末とスキャナ装置とが無線接続される例を示すが、これに限らず有線接続されていてもよい。
図17に示すように、第4の取得画面においては、処方箋をスキャンする旨の説明E9が表示され、中段に処方箋のスキャン方法に関する説明E10が表示され、下部にスキャンを開始する旨の操作部O17が表示されている。このうち、操作部O17の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応してスキャナ装置を動作させる。スキャナ装置は、処方箋の画像データを読み取ると、これをタブレット端末に送信する。
図18に示すように、第5の取得画面においては、その上部に処方箋の画像がスキャンされた旨の説明E11が表示され、中段に取得された画像データの縮小データが表示されている。さらに、第5の取得画面の下部には次の画面に遷移するための操作部O18が表示されると共に、最下部には処方箋の追加がある場合において追加のスキャンを行う旨の操作部O19が表示されている。このうち、操作部O18の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して次の画面に遷移する。さらに、操作部O19の表示箇所が押下されるとタッチパッド32が反応して第4の取得画面に遷移する。すなわち、再度スキャン装置を起動させてスキャンを行うことが可能となる。
なお、図17及び図18に示す例においては、既に選択画面や第1〜第4の入力画面が表示済みであり、第4及び第5の取得画面が最後の表示画面となっている。このため、操作部O18には「送信」という文字表示がされている。しかし、これに限らず、操作部O18には「次へ」という文字表示がされて、第4及び第5の取得画面の次に、選択画面や第1〜第4の入力画面のいずれかが表示されるようになっていてもよい。
加えて、調剤予約装置100は、図8〜図10に示す処方箋データの取得方法(すなわち撮影)と、図17及ぶ図18に示す処方箋データの取得方法(すなわちスキャン)との双方を実行可能に構成されていてもよい。この場合、例えば撮影により取得するか、スキャンにより取得するかを選択させるための画面を新たに表示するようにすればよい。
1 :調剤予約システム
10 :マイコン
10a :CPU
10b :ROM
10c :RAM
11 :第1表示制御部(第1表示制御手段)
12 :第2表示制御部(第2表示制御手段)
13 :第3表示制御部(第3表示制御手段)
14 :第4表示制御部(第4表示制御手段)
15 :第5表示制御部(第5表示制御手段)
16 :第6表示制御部(第6表示制御手段)
17 :送信制御部(送信制御手段)
20 :カメラ
30 :タッチパネル
31 :表示装置
32 :タッチパッド
40 :アンテナ部
100 :調剤予約装置
200 :予約受付装置
300 :ネットワーク

Claims (9)

  1. 薬局に処方箋データを送信して医薬品の調剤を予約する調剤予約装置であって、
    複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面を表示させる第1表示制御手段と、
    処方箋データの取得を促す取得画面を表示させる第2表示制御手段と、
    お薬手帳の保有及び作成希望の少なくとも一方の手帳情報を入力させる入力画面を表示させる第3表示制御手段と、
    ジェネリック医薬品を希望するかのジェネリック情報を入力させる入力画面を表示させる第4表示制御手段と、
    前記第2表示制御手段により表示された取得画面にて処方箋データの取得が促されて、前記処方箋データが取得された場合に、前記第1表示制御手段により表示された選択画面にて選択された薬局側に対して、前記処方箋データと、前記第3表示制御手段により表示された入力画面にて入力された手帳情報と、前記第4表示制御手段により表示された入力画面にて入力されたジェネリック情報と、をセットで送信する送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする調剤予約装置。
  2. 医薬品が処方される患者側の連絡先の情報を入力させる入力画面を表示させる第5表示制御手段をさらに備え、
    前記送信制御手段は、前記選択された薬局側に対して、更に、前記第5表示制御手段により表示された入力画面にて入力された連絡先の情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の調剤予約装置。
  3. 前記第1表示制御手段により表示された選択画面にて選択された薬局に医薬品を受け取りに行く予定の日時を入力させる入力画面を表示させる第6表示制御手段をさらに備え、
    前記送信制御手段は、前記選択された薬局側に対して、更に、前記第6表示制御手段により表示された入力画面にて入力された医薬品を受け取りに行く予定の日時の情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずかに記載の調剤予約装置。
  4. 前記第6表示制御手段は、前記選択された薬局に医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、当該薬局の営業日及び営業時間に限定して入力可能とさせる入力画面を表示させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の調剤予約装置。
  5. 前記第6表示制御手段は、前記選択された薬局に医薬品を受け取りに行く予定の日時に関し、操作日を含めて4日以内に限定して入力可能とさせる入力画面を表示させる
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに記載の調剤予約装置。
  6. 前記第1表示制御手段は、選択画面において現在地からの距離が近い順序で複数の薬局を表示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の調剤予約装置。
  7. 薬局に処方箋データを送信して処方された薬の予約を行う調剤予約方法であって、
    複数の薬局のうちいずれか1つを選択可能とする選択画面を表示させる第1表示制御工程と、
    処方箋データの取得を促す取得画面を表示させる第2表示制御工程と、
    お薬手帳の保有及び作成希望の少なくとも一方の手帳情報を入力させる入力画面を表示させる第3表示制御工程と、
    少なくともジェネリック医薬品を希望するかのジェネリック情報を入力させる入力画面を表示させる第4表示制御工程と、
    前記第2表示制御工程において表示された取得画面にて処方箋データの取得が促されて、前記処方箋データが取得された場合に、前記第1表示制御工程において表示された選択画面にて選択された薬局側に対して、取得した処方箋データと、前記第3表示制御工程において表示された入力画面にて入力された手帳情報と、前記第4表示制御工程において表示された入力画面にて入力されたジェネリック情報と、をセットで送信する送信制御工程と、
    を備えることを特徴とする調剤予約方法。
  8. 請求項7に記載の調剤予約方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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