JP2007272751A - 薬品選択支援システムおよび薬品選択支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】薬品選択時に患者に登録した病名に対して処方可能な薬品一覧を必要な情報とともに表示することにより、患者に最適でかつ効果的な薬品を処方できる薬品選択支援システムを提供する。
【解決手段】サーバ10が、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報b03を医療情報データベースb01に登録する登録手段a01を備え、医師用端末11が、医師用端末11からの要求に基づきサーバ10から病名薬品情報b03を受信する病名薬品情報受信手段c01と、受信した病名薬品情報b03に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示手段c02とを備えている薬品選択支援システムを提供する。
【選択図】図2
【解決手段】サーバ10が、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報b03を医療情報データベースb01に登録する登録手段a01を備え、医師用端末11が、医師用端末11からの要求に基づきサーバ10から病名薬品情報b03を受信する病名薬品情報受信手段c01と、受信した病名薬品情報b03に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示手段c02とを備えている薬品選択支援システムを提供する。
【選択図】図2
Description
本発明は、薬品選択時に、患者に登録された病名に対して処方される薬品のリストを、薬価や患者の負担額、後発医薬品情報、病院内使用率、薬品の変更履歴情報と共に提供して、医療従事者が患者に最適な薬品の選択を簡潔に行うことができるための薬品選択支援システム、及び薬品選択支援プログラムに関する。
現在、厚生労働省が承認している薬品は、毎年1,000以上もある。一方、医療現場では病院内や病院外薬局で取り扱われている多数の薬品の中から、患者に最適な薬品を診察中の短い時間で処方しなければならない。そのため、医師は効能・効果など良く知られた先発医薬品を処方する事に慣れており、既承認医薬品と有効成分が同一であって、投与経路、用法、効能及び効果が同一である安価な後発医薬品を処方しないことが多い。従って、後発医薬品の普及率は全国で13%ほどしかなく、患者の医療費負担が軽減されていない。
従来、薬品の選択を簡潔に行えるように補助する技術として、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。
下記特許文献1に記載のものは、薬品選択時に先発医薬品および後発医薬品の情報を提供することにより、医師が効率的に薬品を処方することを可能としている。
特開2004−126894号公報
下記特許文献1に記載のものは、薬品選択時に先発医薬品および後発医薬品の情報を提供することにより、医師が効率的に薬品を処方することを可能としている。
然しながら、薬品を処方する医師は、多くの薬品の中から患者の病名に最適な薬品を短時間で処方しなければならない。更に、患者にとっては、先発医薬品と後発医薬品の違いを把握することができず、実際の負担額を知ることができない。又、医師は、病院内における先発医薬品と後発医薬品の使用率を把握できておらず、患者の視点に立ち、患者にとって経済的かつ効果的な薬品を処方することができない。
そして、上記特許文献1に記載の技術は、先発医薬品および後発医薬品の情報を提供することにより、医師の薬品選択の手助けをしているが、それでも患者に適した薬品を多くの薬品の中から選び出さなければならず、更に、患者の負担額を含めて患者に最適な薬品を選択することができないという問題がある。
そして、上記特許文献1に記載の技術は、先発医薬品および後発医薬品の情報を提供することにより、医師の薬品選択の手助けをしているが、それでも患者に適した薬品を多くの薬品の中から選び出さなければならず、更に、患者の負担額を含めて患者に最適な薬品を選択することができないという問題がある。
以上の現状に鑑み、本発明は、薬品選択時に患者に登録した病名に対して処方可能な薬品一覧を必要な情報とともに表示することにより、患者に最適でかつ効果的な薬品を処方できる薬品選択支援システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、医療情報データベースを備えたサーバと、医師が操作する医師用端末とが通信自在に接続され、前記サーバから前記医師用端末に医療情報を提供し、前記医師用端末に於ける薬品選択を支援する薬品選択支援システムであって、
前記サーバは、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報を前記医療情報データベースに登録する登録手段を備え、
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき前記サーバから前記病名薬品情報を受信する病名薬品情報受信手段と、受信した前記病名薬品情報に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示手段を備えていることを特徴とする薬品選択支援システムを提供するものである。
請求項1に係る発明は、医療情報データベースを備えたサーバと、医師が操作する医師用端末とが通信自在に接続され、前記サーバから前記医師用端末に医療情報を提供し、前記医師用端末に於ける薬品選択を支援する薬品選択支援システムであって、
前記サーバは、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報を前記医療情報データベースに登録する登録手段を備え、
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき前記サーバから前記病名薬品情報を受信する病名薬品情報受信手段と、受信した前記病名薬品情報に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示手段を備えていることを特徴とする薬品選択支援システムを提供するものである。
請求項2に係る発明は、前記医療情報データベースは、前記医療情報として、先発医薬品及び前記先発医薬品に関連付けられた後発医薬品を格納すると共に、先発医薬品と後発医薬品とを区別する区別情報を前記先発医薬品と後発医薬品とに夫々関連付けて格納し、
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記病名薬品情報の薬品に関連付けられた前記区別情報を受信する区別情報受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって前記病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記区別情報を表示する区別情報表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記病名薬品情報の薬品に関連付けられた前記区別情報を受信する区別情報受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって前記病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記区別情報を表示する区別情報表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
請求項3に係る発明は、前記医療情報データベースは、前記医療情報として、前記薬品に関連付けられた薬価を格納し、且つ、患者情報に関連付けられた患者の保険に係る負担割合を格納し、
前記サーバは、前記薬価と前記負担割合から患者の薬品に対する負担額を計算する負担額計算手段を備え、
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記負担額を受信する負担額受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記負担額を表示する負担額表示手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
前記サーバは、前記薬価と前記負担割合から患者の薬品に対する負担額を計算する負担額計算手段を備え、
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記負担額を受信する負担額受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記負担額を表示する負担額表示手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
請求項4に係る発明は、前記医療情報データベースは、前記医療情報として患者情報と薬品情報とを組み合わせた患者薬品情報を格納し、
前記サーバは、前記患者薬品情報からその薬品が病院内で使用されている使用件数を取得する使用件数取得手段と、前記薬品の先発医薬品又は後発医薬品として関連付けられた薬品が病院内で使用されている件数を合計して合計件数を取得する合計件数取得手段と、前記使用件数と合計件数から前記薬品の使用率を計算する使用率計算手段とを備え、
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記使用率を受信する使用率受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記使用率を表示する使用率表示手段とを備えていることを特徴とする請求項2又は3記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
前記サーバは、前記患者薬品情報からその薬品が病院内で使用されている使用件数を取得する使用件数取得手段と、前記薬品の先発医薬品又は後発医薬品として関連付けられた薬品が病院内で使用されている件数を合計して合計件数を取得する合計件数取得手段と、前記使用件数と合計件数から前記薬品の使用率を計算する使用率計算手段とを備え、
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記使用率を受信する使用率受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記使用率を表示する使用率表示手段とを備えていることを特徴とする請求項2又は3記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
請求項5に係る発明は、前記サーバは、前記医師用端末からの要求に応じて、前記医療情報データベース内の先発医薬品に関連付けられた後発医薬品を検索する後発医薬品検索手段を備え、
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき、前記後発医薬品検索手段によって検索された前記後発医薬品を前記サーバから受信する後発医薬品受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記後発医薬品を表示する後発医薬品表示手段とを備えることを特徴とする請求項2乃至4のうちいずれか一に記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき、前記後発医薬品検索手段によって検索された前記後発医薬品を前記サーバから受信する後発医薬品受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記後発医薬品を表示する後発医薬品表示手段とを備えることを特徴とする請求項2乃至4のうちいずれか一に記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
請求項6に係る発明は、前記医療情報データベースは、患者に関連付けられた薬品が他の薬品に変更されている場合に、前記医療情報として、変更された薬品の履歴である薬品変更履歴を元の薬品に関連付けて格納し、
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき、前記サーバから前記薬品変更履歴を受信する薬品変更履歴受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記薬品変更履歴を表示する薬品変更履歴表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき、前記サーバから前記薬品変更履歴を受信する薬品変更履歴受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記薬品変更履歴を表示する薬品変更履歴表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の薬品選択支援システムを提供するものである。
請求項7に係る発明は、医療情報データベースを備えたサーバと、医師が操作する医師用端末とが通信自在に接続され、前記サーバから前記医師用端末に医療情報を提供し、前記医師用端末に於ける薬品選択を支援する薬品選択支援システムに於いて、
前記サーバに、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報を前記医療情報データベースに登録する登録機能を実行させ、
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき前記サーバから前記病名薬品情報を受信する病名薬品情報受信機能と、受信した前記病名薬品情報に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示機能とを実行させることを特徴とする薬品選択支援プログラムを提供するものである。
前記サーバに、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報を前記医療情報データベースに登録する登録機能を実行させ、
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき前記サーバから前記病名薬品情報を受信する病名薬品情報受信機能と、受信した前記病名薬品情報に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示機能とを実行させることを特徴とする薬品選択支援プログラムを提供するものである。
請求項8に係る発明は、前記医療情報データベースは、前記医療情報として、先発医薬品及び前記先発医薬品に関連付けられた後発医薬品を格納すると共に、先発医薬品と後発医薬品とを区別する区別情報を前記先発医薬品と後発医薬品とに夫々関連付けて格納し、
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記病名薬品情報の薬品に関連付けられた前記区別情報を受信する区別情報受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって前記病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記区別情報を表示する区別情報表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記病名薬品情報の薬品に関連付けられた前記区別情報を受信する区別情報受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって前記病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記区別情報を表示する区別情報表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
請求項9に係る発明は、前記医療情報データベースは、前記医療情報として、前記薬品に関連付けられた薬価を格納し、且つ、患者情報に関連付けられた患者の保険に係る負担割合を格納し、
前記サーバに、前記薬価と前記負担割合から患者の薬品に対する負担額を計算する負担額計算機能を実行させ、
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記負担額を受信する負担額受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記負担額を表示する負担額表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7又は8記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
前記サーバに、前記薬価と前記負担割合から患者の薬品に対する負担額を計算する負担額計算機能を実行させ、
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記負担額を受信する負担額受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記負担額を表示する負担額表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7又は8記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
請求項10に係る発明は、前記医療情報データベースは、前記医療情報として患者情報と薬品情報とを組み合わせた患者薬品情報を格納し、
前記サーバに、前記患者薬品情報からその薬品が病院内で使用されている使用件数を取得する使用件数取得機能と、前記薬品の先発医薬品又は後発医薬品として関連付けられた薬品が病院内で使用されている件数を合計して合計件数を取得する合計件数取得機能と、前記使用件数と合計件数から前記薬品の使用率を計算する使用率計算機能とを実行させ、
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記使用率を受信する使用率受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記使用率を表示する使用率表示機能とを実行させることを特徴とする請求項8又は9記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
前記サーバに、前記患者薬品情報からその薬品が病院内で使用されている使用件数を取得する使用件数取得機能と、前記薬品の先発医薬品又は後発医薬品として関連付けられた薬品が病院内で使用されている件数を合計して合計件数を取得する合計件数取得機能と、前記使用件数と合計件数から前記薬品の使用率を計算する使用率計算機能とを実行させ、
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記使用率を受信する使用率受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記使用率を表示する使用率表示機能とを実行させることを特徴とする請求項8又は9記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
請求項11に係る発明は、前記サーバに、前記医師用端末からの要求に応じて、前記医療情報データベース内の先発医薬品に関連付けられた後発医薬品を検索する後発医薬品検索機能を実行させ、
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき、前記後発医薬品検索機能によって検索された前記後発医薬品を前記サーバから受信する後発医薬品受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記後発医薬品を表示する後発医薬品表示機能とを実行させることを特徴とする請求項8乃至10のうちいずれか一に記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき、前記後発医薬品検索機能によって検索された前記後発医薬品を前記サーバから受信する後発医薬品受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記後発医薬品を表示する後発医薬品表示機能とを実行させることを特徴とする請求項8乃至10のうちいずれか一に記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
請求項12に係る発明は、前記医療情報データベースは、患者に関連付けられた薬品が他の薬品に変更されている場合に、前記医療情報として、変更された薬品の履歴である薬品変更履歴を元の薬品に関連付けて格納し、
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき、前記サーバから前記薬品変更履歴を受信する薬品変更履歴受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記薬品変更履歴を表示する薬品変更履歴表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7乃至11のうちいずれか一に記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき、前記サーバから前記薬品変更履歴を受信する薬品変更履歴受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記薬品変更履歴を表示する薬品変更履歴表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7乃至11のうちいずれか一に記載の薬品選択支援プログラムを提供するものである。
本発明の請求項1記載の発明によれば、薬品選択支援システムに於いて、サーバは、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報を医療情報データベースに登録する登録手段を備え、医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する病名薬品情報受信手段と、受信した前記病名薬品情報に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示手段とを備えているので、患者に薬品を処方時、患者に登録されている病名に最適な薬品一覧を表示させることにより、薬品を選び出す煩わしさから解放し、医師が効率的に薬品の選択作業を行えるようになる。
請求項2記載の発明によれば、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて、先発医薬品と後発医薬品とを区別する区別情報を表示する区別情報表示手段を備えているので、請求項1記載の発明の効果に加え、先発医薬品と後発医薬品との区別が容易になる。
請求項3記載の発明によれば、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて負担額を表示する負担額表示手段を備えているので、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、患者の負担額を表示することにより、患者にとって、より効果的で経済的に最適な薬品を短時間で選び出すことができ、患者の視点に立った医療行為を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記使用率を表示する使用率表示手段を備えているので、請求項2又は3記載の発明の効果に加え、医師にとって病院内における先発医薬品と後発医薬品の使用率を表示させることにより、病院内の使用状況を把握することができることで、薬品を容易に選び出すことができ、更に後発医薬品の促進につながる。
請求項5記載の発明によれば、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した後発医薬品を表示する後発医薬品表示手段を備えているので、請求項2乃至4のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、後発医薬品から薬品を容易に選択することができる。
請求項6に係る発明は、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した薬品変更履歴を表示する薬品変更履歴表示手段を備えているので、請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、変更後の最適な薬品を選択することができる。
請求項6に係る発明は、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した薬品変更履歴を表示する薬品変更履歴表示手段を備えているので、請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、変更後の最適な薬品を選択することができる。
請求項7乃至12記載の発明によれば、夫々のプログラムを実行することにより夫々請求項1乃至6記載の発明と同様の効果が期待できる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の一形態の薬品選択支援システムの概略構成を示すブロック図である。本システムは、図1に示すように、サーバ10と医師用端末11により構成されている。サーバ10は、図示省略の専用の設置室に配置され、医師用端末11は図示省略の診察室など医師が医療行為を行う場所に配置され、主として医師が操作する。
図1は、本発明の実施の一形態の薬品選択支援システムの概略構成を示すブロック図である。本システムは、図1に示すように、サーバ10と医師用端末11により構成されている。サーバ10は、図示省略の専用の設置室に配置され、医師用端末11は図示省略の診察室など医師が医療行為を行う場所に配置され、主として医師が操作する。
サーバ10は、サーバ本体12、外部記憶装置13、ローカルネットワークハブ14を有しており、医師用端末11に対して、薬品を選択するための情報が提供される。サーバ本体12は、図示しない中央処理装置、メモリ、ハードディスク、ネットワークカードなどから構成され、後述する薬品情報や患者情報などの医療情報を格納する医療情報データベースを有しており、医師用端末11から要求された薬品情報や患者情報に基づき医療情報データベースを検索し、その検索結果を医師用端末11に返却する機能を有する。外部記憶装置13は、MOやDVD−RWなどのように、サーバ本体12と外部接続されてデータベースのバックアップなどのために用いられる。ローカルネットワークハブ14は、病院内におけるローカルエリアネットワークを構築し、医師用端末11と接続するために用いられる。
医師用端末11は、端末本体15、プリンタ16、スキャナ17を有しており、サーバ10から提供された薬品情報を表示する。端末本体15は、図示しない中央処理装置、メモリ、ハードディスク、ネットワークカードなどから構成されている。
前記医師用端末11は、サーバ10に対して薬品情報と患者情報の情報提供を依頼(要求)し、返却されたこれらの情報を基に、以下の情報を表示する。
(1)先発医薬品および後発医薬品、並びにそれらを区別する情報
(2)薬価および患者の負担割合による負担額
(3)同効能・同効果の薬品(先発医薬品及び後発医薬品として関連する薬品)の病院内における使用率
(4)先発医薬品であれば、候補となる後発医薬品の情報
(5)病状の回復が見込めずに別の薬品に変更している場合は、薬品の変更歴
(1)先発医薬品および後発医薬品、並びにそれらを区別する情報
(2)薬価および患者の負担割合による負担額
(3)同効能・同効果の薬品(先発医薬品及び後発医薬品として関連する薬品)の病院内における使用率
(4)先発医薬品であれば、候補となる後発医薬品の情報
(5)病状の回復が見込めずに別の薬品に変更している場合は、薬品の変更歴
プリンタ16は、病院外処方箋などの病院外や病院内で必要な帳票を端末本体15からの指示により出力し、スキャナ17は、他病院からの紹介状など書類を読み取り、端末本体を経由してサーバ本体12の医療情報データベースに保存するためのものである。
図2は、前記サーバ10及び前記医師用端末11が備える本発明の各種機能を実現するための主要な手段と、前記医療情報データベースb01に格納される主要な情報を示している。
前記サーバ10は、ハードウェア及び/又はソフトウエア(プログラム)から成る次の各手段を備えている。
即ち、前記サーバ10は、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報b03を前記医療情報データベースに登録する登録手段a01と、後述する薬価と負担割合から患者の薬品に対する負担額を計算する負担額計算手段a02と、患者薬品情報からその薬品が病院内で使用されている使用件数を取得する使用件数取得手段a03と、前記薬品の先発医薬品又は後発医薬品として関連付けられた薬品が病院内で使用されている件数を合計して合計件数を取得する合計件数取得手段a04と、前記使用件数と合計件数から前記薬品の使用率を計算する使用率計算手段a05と、医師用端末11からの要求に応じて、医療情報データベースb01内の先発医薬品b04に関連付けられた後発医薬品b05を検索する後発医薬品検索手段a06とを備えている。
前記サーバ10は、ハードウェア及び/又はソフトウエア(プログラム)から成る次の各手段を備えている。
即ち、前記サーバ10は、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報b03を前記医療情報データベースに登録する登録手段a01と、後述する薬価と負担割合から患者の薬品に対する負担額を計算する負担額計算手段a02と、患者薬品情報からその薬品が病院内で使用されている使用件数を取得する使用件数取得手段a03と、前記薬品の先発医薬品又は後発医薬品として関連付けられた薬品が病院内で使用されている件数を合計して合計件数を取得する合計件数取得手段a04と、前記使用件数と合計件数から前記薬品の使用率を計算する使用率計算手段a05と、医師用端末11からの要求に応じて、医療情報データベースb01内の先発医薬品b04に関連付けられた後発医薬品b05を検索する後発医薬品検索手段a06とを備えている。
又、前記医療情報データベースb01は、前記医療情報b02として、少なくとも、先発医薬品b04と、先発医薬品b04に関連付けられた後発医薬品b05とを格納すると共に、先発医薬品b04と後発医薬品b05とを区別する区別情報b06を先発医薬品b04と後発医薬品b05とに夫々関連付けて格納し、更に、前記先発医薬品又は後発医薬品に関連付けられた薬価b07と、患者情報に関連付けられた患者の保険に係る負担割合b08と、患者情報と薬品情報とを組み合わせた患者薬品情報b09とを格納し、更に又、患者に関連付けられた薬品が他の薬品に変更されている場合に変更された薬品の履歴である薬品変更履歴b10を元の薬品に関連付けて格納している。
そして、前記医師用端末11は、ハードウェア及び/又はソフトウエア(プログラム)から成る次の各手段を備えている。
即ち、前記医師用端末11は、医師用端末11からの要求に基づきサーバ10から前記病名薬品情報b03を受信する病名薬品情報受信手段c01と、受信した病名薬品情報b03に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示手段c02とを備えている。
即ち、前記医師用端末11は、医師用端末11からの要求に基づきサーバ10から前記病名薬品情報b03を受信する病名薬品情報受信手段c01と、受信した病名薬品情報b03に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示手段c02とを備えている。
又、サーバ10から前記病名薬品情報b03を受信する時、病名薬品情報b03の薬品に関連付けられた前記区別情報b06を受信する区別情報受信手段c03と、病名薬品一覧表表示手段c02によって病名薬品一覧表を表示する時に、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて区別情報b06を表示する区別情報表示手段c04とを備えている。
更に、サーバ10から病名薬品情報b03を受信する時、前記負担額を受信する負担額受信手段c05と、病名薬品一覧表表示手段c02によって病名薬品一覧表を表示する時に、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記負担額を表示する負担額表示手段c06とを備えている。
更に、サーバ10から病名薬品情報b03を受信する時、前記負担額を受信する負担額受信手段c05と、病名薬品一覧表表示手段c02によって病名薬品一覧表を表示する時に、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記負担額を表示する負担額表示手段c06とを備えている。
更に又、サーバ10から病名薬品情報b03を受信する時、前記使用率を受信する使用率受信手段c07と、病名薬品一覧表表示手段c02によって病名薬品一覧表を表示する時に、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記使用率を表示する使用率表示手段c08とを備えている。
そして、医師用端末11からの要求に基づき、後発医薬品検索手段a06によって検索された後発医薬品b05をサーバ10から受信する後発医薬品受信手段c09と、病名薬品一覧表表示手段c02によって病名薬品一覧表を表示する時に、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した後発医薬品b05を表示する後発医薬品表示手段c10とを備えている。
又、医師用端末11からの要求に基づき、サーバ10から薬品変更履歴b10を受信する薬品変更履歴受信手段c11と、病名薬品一覧表表示手段c02によって病名薬品一覧表を表示する時に、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した薬品変更履歴b10を表示する薬品変更履歴表示手段c12とを備えている。
そして、医師用端末11からの要求に基づき、後発医薬品検索手段a06によって検索された後発医薬品b05をサーバ10から受信する後発医薬品受信手段c09と、病名薬品一覧表表示手段c02によって病名薬品一覧表を表示する時に、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した後発医薬品b05を表示する後発医薬品表示手段c10とを備えている。
又、医師用端末11からの要求に基づき、サーバ10から薬品変更履歴b10を受信する薬品変更履歴受信手段c11と、病名薬品一覧表表示手段c02によって病名薬品一覧表を表示する時に、病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した薬品変更履歴b10を表示する薬品変更履歴表示手段c12とを備えている。
前記医療情報データベースb01に格納される医療情報b02の各レコードを更に詳細に説明すると、図3の薬品マスタレコード20は、薬品についての各種データである薬品ID、薬品名称、薬品区分、単位、仮定用法、後発医薬品識別(図2に於いて区別情報b06)、薬価(図2に於いてb07)を有しているマスタレコードである。薬品マスタレコード20は、薬品IDを介して、病名薬品関連ファイルレコード21の薬品IDや、後発医薬品情報ファイルレコード22の薬品ID、後発医薬品ID、薬品変更履歴ファイルレコード23の薬品ID、変更した薬品IDに関連付けられている。
病名薬品関連ファイルレコード21は、1つの病名コードに対して複数の薬品コードを登録するためのデータベース(図2に於いて病名薬品情報b03)である。
後発医薬品情報ファイルレコード22は、先発医薬品(図2に於いてb04)であれば、その薬品に対する後発医薬品(図2に於いてb05)を登録するためのデータベースである。
薬品変更履歴ファイルレコード23は、ある薬品に対して別の薬品に変更した場合に、その薬品IDと変更した薬品IDの組み合わせで薬品変更履歴(図2に於いてb10)を登録するためのデータベースである。
病名薬品関連ファイルレコード21は、1つの病名コードに対して複数の薬品コードを登録するためのデータベース(図2に於いて病名薬品情報b03)である。
後発医薬品情報ファイルレコード22は、先発医薬品(図2に於いてb04)であれば、その薬品に対する後発医薬品(図2に於いてb05)を登録するためのデータベースである。
薬品変更履歴ファイルレコード23は、ある薬品に対して別の薬品に変更した場合に、その薬品IDと変更した薬品IDの組み合わせで薬品変更履歴(図2に於いてb10)を登録するためのデータベースである。
図4の患者情報ファイルレコード24は、患者についての各種データである患者ID、患者氏名、患者カナ氏名、性別、生年月日、連絡先情報を有しているファイルレコードである。
患者情報ファイルレコード24は、患者IDを介して、患者病名情報ファイルレコード25の患者IDや患者保険情報ファイルレコード26の患者ID、患者薬品情報ファイルレコード27の患者IDに関連付けられている。
患者病名情報ファイルレコード25は、患者に対する複数の病名IDを登録するためのデータベースである。
患者保険情報ファイルレコード26は、患者に対する複数の保険を保険番号と負担割合(図2に於いてb08)の組み合わせで登録するためのデータベースである。患者薬品情報ファイルレコード27は、患者に処方する薬品を登録するためのデータベース(図2に於いて患者薬品情報b09)であり、薬品IDを介して、薬品マスタレコード20と関連付けられている。
患者情報ファイルレコード24は、患者IDを介して、患者病名情報ファイルレコード25の患者IDや患者保険情報ファイルレコード26の患者ID、患者薬品情報ファイルレコード27の患者IDに関連付けられている。
患者病名情報ファイルレコード25は、患者に対する複数の病名IDを登録するためのデータベースである。
患者保険情報ファイルレコード26は、患者に対する複数の保険を保険番号と負担割合(図2に於いてb08)の組み合わせで登録するためのデータベースである。患者薬品情報ファイルレコード27は、患者に処方する薬品を登録するためのデータベース(図2に於いて患者薬品情報b09)であり、薬品IDを介して、薬品マスタレコード20と関連付けられている。
図5の病名マスタレコード28は、病院内で使用される病名名称、病名カナ名称を有しているマスタレコードである。病名マスタレコード28は、病名IDを介して、患者病名情報ファイルレコード25の病名IDや病名薬品関連ファイルレコード21の病名IDに関連付けられている。
次に、図6〜11を用いて、本システムの実施形態における画面の操作方法を説明する。図6は、患者に処方する薬品の一覧が表示される画面の一例である。この処方薬品一覧画面を展開前に、患者情報ファイルレコード24で登録されている患者を選択した状態であり、その患者に対して登録されている患者保険情報ファイルレコード26の保険が選択されているものとする。
この画面は、医師用端末11に表示されるもので、医師はこの画面を用いて、画面内で選択した患者に登録されている病名に対して、薬品、用法、服用開始日、日数、用量を決定し、患者に処方する。
尚、選択可能な患者の病名は、患者病名保険情報ファイルレコード25に登録されている病名IDに対する病名マスタレコード28の病名名称が表示されている。この画面内の「病名薬品」ボタンを押下することにより、選択されている病名に関する図7の病名薬品一覧が表示される。
この画面は、医師用端末11に表示されるもので、医師はこの画面を用いて、画面内で選択した患者に登録されている病名に対して、薬品、用法、服用開始日、日数、用量を決定し、患者に処方する。
尚、選択可能な患者の病名は、患者病名保険情報ファイルレコード25に登録されている病名IDに対する病名マスタレコード28の病名名称が表示されている。この画面内の「病名薬品」ボタンを押下することにより、選択されている病名に関する図7の病名薬品一覧が表示される。
図7は、患者の病名に対する病名薬品一覧表が表示される画面の一例である。この病名薬品一覧画面は、サーバ本体12内の医療情報データベースのひとつである病名薬品関連ファイルレコード21に於いて、選択されている病名に対する薬品の一覧(病名薬品一覧表)が表示される。表示される薬品に対して、サーバ本体12内の複数のデータベースを用いて、以下の情報が付加して表示される。
(1)薬品マスタレコード20に登録されている薬価
(2)前記薬価に対して、選択されている保険の患者保険情報ファイルレコード26に登録されている負担割合をかけて計算した患者の負担額
(3)患者薬品情報ファイルレコード27内の該当する薬品と、後発医薬品情報ファイルレコード22に登録されている関連する薬品すべてを検索し、それぞれの使用回数を足して計算した使用率
(4)薬品マスタレコード20内の後発医薬品識別を用いた先発医薬品か後発医薬品かの識別情報
(5)先発医薬品で後発医薬品情報ファイルレコード22に登録されていれば、登録されている後発医薬品の薬品名称
(6)薬品変更履歴ファイルレコード23に登録されていれば、登録されている変更先の薬品名称
すべての情報が表示しきれないため、スクロールバーを左右に動かすことによって、図8のように、図7で表示しきれない情報を表示できるようにする。なお、本図面には図示していないが、上下方向のスクロールにより、画面全体の状態遷移も可能である。更に、後発医薬品や薬品変更履歴が表示されている場合は、その薬品を選択して、「後発医薬品」ボタンや「薬品変更履歴」ボタンを押下することにより、図9の後発医薬品一覧や図10の薬品変更履歴一覧が表示される。
(1)薬品マスタレコード20に登録されている薬価
(2)前記薬価に対して、選択されている保険の患者保険情報ファイルレコード26に登録されている負担割合をかけて計算した患者の負担額
(3)患者薬品情報ファイルレコード27内の該当する薬品と、後発医薬品情報ファイルレコード22に登録されている関連する薬品すべてを検索し、それぞれの使用回数を足して計算した使用率
(4)薬品マスタレコード20内の後発医薬品識別を用いた先発医薬品か後発医薬品かの識別情報
(5)先発医薬品で後発医薬品情報ファイルレコード22に登録されていれば、登録されている後発医薬品の薬品名称
(6)薬品変更履歴ファイルレコード23に登録されていれば、登録されている変更先の薬品名称
すべての情報が表示しきれないため、スクロールバーを左右に動かすことによって、図8のように、図7で表示しきれない情報を表示できるようにする。なお、本図面には図示していないが、上下方向のスクロールにより、画面全体の状態遷移も可能である。更に、後発医薬品や薬品変更履歴が表示されている場合は、その薬品を選択して、「後発医薬品」ボタンや「薬品変更履歴」ボタンを押下することにより、図9の後発医薬品一覧や図10の薬品変更履歴一覧が表示される。
図9は、病名薬品一覧で選択した薬品の後発医薬品一覧が表示される画面の一例である。この後発医薬品一覧画面は、サーバ本体12内のデータベースのひとつである後発医薬品情報ファイルレコード22に於いて、選択されている薬品に対する後発医薬品の一覧が表示される。
図10は、病名薬品一覧で選択した薬品の薬品変更履歴一覧が表示される画面の一例である。この薬品変更履歴一覧画面は、サーバ本体12内のデータベースのひとつである薬品変更履歴情報ファイルレコード23に於いて、選択されている薬品に対する薬品変更履歴の一覧が表示される。
図10は、病名薬品一覧で選択した薬品の薬品変更履歴一覧が表示される画面の一例である。この薬品変更履歴一覧画面は、サーバ本体12内のデータベースのひとつである薬品変更履歴情報ファイルレコード23に於いて、選択されている薬品に対する薬品変更履歴の一覧が表示される。
図11は、患者に処方する薬品を追加後に表示される画面の一例である。図7の患者病名一覧内の薬品や図9の後発医薬品一覧画面、図10の薬品変更履歴一覧画面に於いて、選択後にそれぞれの画面内の「追加」ボタンを押下して、処方薬品一覧画面に追加される。なお、本図面には図示していないが、上下左右方向のスクロールにより、画面全体の状態遷移も可能である。「登録」ボタンを押下することにより、患者薬品情報ファイルレコード27に患者IDに対する薬品IDのレコードに追加される。更に、病名薬品関連ファイルレコード21に登録されていない病名IDと薬品IDの組み合わせがあれば、その組み合わせのレコードが病名薬品関連ファイルレコード21に追加される。又、図7に示す病名薬品一覧から追加した図6に示す処方薬品一覧内の薬品を選択して「薬品変更」ボタンを押下することにより、薬品が変更された場合は、その変更歴が薬品変更履歴ファイルレコード23に登録される。
次に、図12〜21を用いて、本システムの実施形態における薬品選択支援システムのプログラム処理内容を説明する。
図12は、図6の処方薬品一覧画面から図7の病名薬品一覧画面を展開し、各種情報を表示する手順の概要を示すフローチャートである。図12に於いては、まず、医師用端末11に於いて表示されている図6の処方薬品一覧画面上の「病名薬品」ボタンを押下する(ステップ1101)。処方薬品一覧画面上で選択された病名に対して、病名IDが病名薬品関連ファイルレコード21に存在した場合(ステップ1102)は、病名薬品関連ファイルレコード21から該当する病名IDに対するすべての薬品IDの一覧を取得する(ステップ1103)。取得した薬品IDが、薬品マスタレコード20に存在した場合(ステップ1104)は、薬品マスタレコード20の薬価と患者保険情報ファイル26の負担割合から負担額計算手段a02によって患者の負担額を計算する(ステップ1105)。次に、使用率計算手段a05によって患者薬品ファイルレコード27から該当する薬品の病院内における使用率を計算する(ステップ1106)。
図12は、図6の処方薬品一覧画面から図7の病名薬品一覧画面を展開し、各種情報を表示する手順の概要を示すフローチャートである。図12に於いては、まず、医師用端末11に於いて表示されている図6の処方薬品一覧画面上の「病名薬品」ボタンを押下する(ステップ1101)。処方薬品一覧画面上で選択された病名に対して、病名IDが病名薬品関連ファイルレコード21に存在した場合(ステップ1102)は、病名薬品関連ファイルレコード21から該当する病名IDに対するすべての薬品IDの一覧を取得する(ステップ1103)。取得した薬品IDが、薬品マスタレコード20に存在した場合(ステップ1104)は、薬品マスタレコード20の薬価と患者保険情報ファイル26の負担割合から負担額計算手段a02によって患者の負担額を計算する(ステップ1105)。次に、使用率計算手段a05によって患者薬品ファイルレコード27から該当する薬品の病院内における使用率を計算する(ステップ1106)。
次に、後発医薬品検索手段a06によって後発医薬品情報ファイルレコード22から該当する薬品IDのすべての後発医薬品の薬品IDを読み込む(ステップ1107)。次に、薬品変更履歴ファイルレコード23から該当する薬品IDの変更したすべての薬品の薬品IDを読み込む(ステップ1108)。医師用端末11の病名薬品情報受信手段c01、区別情報受信手段c03、負担額受信手段c05、使用率受信手段c07、後発医薬品受信手段c09及び薬品変更履歴受信手段c11によって、前述の読み込まれたすべての情報及び計算後の情報をサーバ10から受信し、医師用端末11に於いて病名薬品一覧画面を展開する(ステップ1109)。画面が展開された段階で、病名薬品一覧表表示手段c02、区別情報表示手段c04、負担額表示手段c06、使用率表示手段c08、後発医薬品表示手段c10及び薬品変更履歴表示手段c12によって、取得した各情報を図7及び図8に示す画面に表示し(ステップ1110)、処理が完了する。尚、ステップ1102、1104のレコード存在判定処理で未存在となった場合はエラー処理とする(ステップ1111)。
図13は、薬品情報マスタレコード20から必要な情報を読み込む手順の概要を示すフローチャートである。図12のステップ1104である図13に於いては、該当する薬品IDが薬品マスタレコード20に存在した場合(ステップ1201)、薬品マスタレコード20から薬品名称、後発医薬品識別、薬価を読み込む(ステップ1202)。尚、ステップ1201のレコード存在判定処理で未存在となった場合はエラー処理とする(ステップ1203)。
図14は、患者負担額の計算手順の概要を示すフローチャートである。図12のステップ1105である図14に於いては、患者保険情報ファイルレコード26から負担割合を読み込む(ステップ1301)。次に、負担額計算手段a02によって、図13のステップ1202で取得した薬価を掛けて患者の負担割合を計算する(ステップ1302)。
図15は、病院内における薬品の使用率を計算する手順の概要を示すフローチャートである。図12のステップ1106である図15に於いては、後発医薬品ファイルレコード22から該当する薬品IDに関係する先発医薬品又は後発医薬品すべての薬品IDを読み込む(ステップ1401)。次に、該当する薬品が薬品マスタレコード20に存在する場合(ステップ1402)、使用件数取得手段a03によって、患者薬品情報ファイルレコード27から病院内で使用されている件数を取得し(ステップ1403)、合計件数取得手段a04によって、先発医薬品及び後発医薬品として前記該当する薬品と関連する薬品の件数を合計する(ステップ1404)。尚、ステップ1402のレコード存在判定処理で未存在となった場合はステップ1403とステップ1404の処理を飛ばす。この取得した薬品IDの件数分(ステップ1405)まで、ステップ1402とステップ1403、ステップ1404の処理を行う。
次に、使用率計算手段a05によって、ステップ1403で取得した薬品の件数とステップ1404で計算した薬品の合計件数を用いて使用率を計算する(ステップ1406)。この取得した薬品IDの件数分(ステップ1407)まで、ステップ1406の処理を行う。
図16は、後発医薬品情報ファイルレコード22から後発医薬品一覧を読み込む手順の概要を示すフローチャートである。図12のステップ1107である図16に於いては、該当する薬品IDが後発医薬品情報ファイルレコード22に存在する場合(ステップ1501)、後発医薬品検索手段a06によって、後発医薬品情報ファイルレコード22から後発医薬品ID一覧を取得する(ステップ1502)。取得した薬品IDを基に、薬品マスタレコード20から薬品名称を取得し(ステップ1503)、取得した後発医薬品の件数分(ステップ1504)まで、ステップ1503の処理を行う。尚、ステップ1501のレコード存在判定処理で未存在となった場合は処理不要を返却する(ステップ1505)。
図17は、薬品変更履歴ファイルレコード23から薬品変更履歴一覧を読み込む手順の概要を示すフローチャートである。図12のステップ1108である図17に於いては、該当する薬品IDが薬品変更履歴ファイルレコード23に存在する場合(ステップ1601)、薬品変更履歴ファイルレコード23から変更薬品ID一覧を取得する(ステップ1602)。取得した薬品IDを基に、薬品マスタレコード20から薬品名称を取得し(ステップ1603)、取得した変更薬品の件数分(ステップ1604)まで、ステップ1603の処理を行う。尚、ステップ1601のレコード存在判定処理で未存在となった場合は処理不要を返却する(ステップ1605)。
図18は、図7の病名薬品一覧画面から図9の後発医薬品一覧画面を展開し、各種情報を表示する手順の概要を示すフローチャートである。図18に於いては、まず、図7の病名薬品一覧画面上の薬品リスト(薬品行)を選択し(ステップ1701)、「後発医薬品」ボタンを押下する(ステップ1702)。選択されている薬品IDに対して、医師用端末11で保持している後発医薬品の薬品IDを基に、薬品マスタレコード20から薬品名称と薬価を読み込む(ステップ1703)。次に、ステップ1703で取得した薬品マスタレコード20の薬価と患者保険情報ファイルレコード26の負担割合から、負担額計算手段a02によって、患者の負担額を計算する(ステップ1704)。次に、患者薬品情報ファイルレコード27から、使用率計算手段a05によって、該当する薬品の病院内における使用率を計算する(ステップ1705)。サーバ10がすべての情報を取得後、医師用端末11は、それらの情報を後発医薬品受信手段c09、負担額受信手段c05及び使用率受信手段c07によってサーバ10から受信し、後発医薬品一覧画面を展開する(ステップ1706)。画面が展開された段階で、後発医薬品表示手段c10、負担額表示手段c06及び使用率表示手段c08によって、取得した各情報を画面に表示する(ステップ1707)。
図19は、図7の病名薬品一覧画面から図10の薬品変更履歴一覧画面を展開し、各種情報を表示する手順の概要を示すフローチャートである。図19に於いては、まず、図7の病名薬品一覧画面上の薬品リスト(薬品行)を選択し(ステップ1801)、「薬品変更履歴」ボタンを押下する(ステップ1802)。選択されている薬品IDに対して、医師用端末11で保持している薬品変更履歴の薬品IDを基に、薬品マスタレコード20から薬品名称と薬価を読み込む(ステップ1803)。次に、ステップ1803で取得した薬品マスタレコード20の薬価と患者保険情報ファイルレコード26の負担割合から、負担額計算手段a02によって、患者の負担額を計算する(ステップ1804)。次に、患者薬品情報ファイルレコード27から、使用率計算手段a05によって、該当する薬品の病院内における使用率を計算する(ステップ1805)。サーバ10がすべての情報を取得後、医師用端末11は、それらの情報をサーバ10から薬品変更履歴受信手段c11、負担額受信手段c05及び使用率受信手段c07によって受信して薬品変更履歴一覧画面を展開する(ステップ1806)。画面が展開された段階で、薬品変更履歴表示手段c12、負担額表示手段c06及び使用率表示手段c08によって、取得した各情報を画面に表示する(ステップ1807)。
図20は、図7の病名薬品一覧画面や図9の後発医薬品一覧画面、図10の薬品変更履歴一覧画面から薬品を追加して、処方薬品一覧画面に薬品を表示する手順の概要を示すフローチャートである。図20に於いては、まず、図7,9及び10の各画面上の薬品リスト(薬品行)を選択し(ステップ1901)、「追加」ボタンを押下する(ステップ1902)。ステップ1902で追加処理を行った薬品に対して、薬品マスタレコード20の仮定用法を読み込み(ステップ1903)、薬品を図11の処方薬品一覧画面に表示する(ステップ1904)。
図21は、処方する薬品が追加されている図11の処方薬品一覧画面に於いて、薬品を登録する手順の概要を示すフローチャートである。図21に於いては、図11の処方薬品一覧画面上に薬品が追加された状態で、「登録」ボタンを押下すると(ステップ2001)、サーバ10は、情報を受信し、登録手段a01によって、患者薬品情報ファイルレコード27に患者に処方する薬品IDを登録する(ステップ2002)。次に、患者病名情報ファイルレコード25にその患者の病名が登録されている場合(ステップ2003)、患者病名と薬品の組み合わせが病名関連薬品ファイルレコード21に登録されていなければ(ステップ2004)、患者病名と薬品の組み合わせを病名関連薬品ファイルレコード21に登録する(ステップ2005)。尚、患者病名と薬品の組み合わせが病名薬品関連ファイルレコード21に登録されていれば、ステップ2005の処理を飛ばす。患者に処方する薬品の件数分(ステップ2006)まで、ステップ2004とステップ2005の処理を行う。尚、患者病名情報ファイルレコード25にその患者の病名が登録されていない場合は、ステップ2004とステップ2005、ステップ2006の処理を飛ばす。
10 サーバ
11 医師用端末
a01 登録手段
a02 負担額計算手段
a03 使用件数取得手段
a04 合計件数取得手段
a05 使用率計算手段
a06 後発医薬品検索手段
b01 医療情報データベース
b02 医療情報
b03 病名薬品情報
b04 先発医薬品
b05 後発医薬品
b06 区別情報
b07 薬価
b08 負担割合
b09 患者薬品情報
b10 薬品変更履歴
c01 病名薬品情報受信手段
c02 薬品一覧表表示手段
c03 区別情報受信手段
c04 区別情報表示手段
c05 負担額受信手段
c06 負担額表示手段
c07 使用率受信手段
c08 使用率表示手段
c09 後発医薬品受信手段
c10 後発医薬品表示手段
c11 薬品変更履歴受信手段
c12 薬品変更履歴表示手段
11 医師用端末
a01 登録手段
a02 負担額計算手段
a03 使用件数取得手段
a04 合計件数取得手段
a05 使用率計算手段
a06 後発医薬品検索手段
b01 医療情報データベース
b02 医療情報
b03 病名薬品情報
b04 先発医薬品
b05 後発医薬品
b06 区別情報
b07 薬価
b08 負担割合
b09 患者薬品情報
b10 薬品変更履歴
c01 病名薬品情報受信手段
c02 薬品一覧表表示手段
c03 区別情報受信手段
c04 区別情報表示手段
c05 負担額受信手段
c06 負担額表示手段
c07 使用率受信手段
c08 使用率表示手段
c09 後発医薬品受信手段
c10 後発医薬品表示手段
c11 薬品変更履歴受信手段
c12 薬品変更履歴表示手段
Claims (12)
- 医療情報データベースを備えたサーバと、医師が操作する医師用端末とが通信自在に接続され、前記サーバから前記医師用端末に医療情報を提供し、前記医師用端末に於ける薬品選択を支援する薬品選択支援システムであって、
前記サーバは、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報を前記医療情報データベースに登録する登録手段を備え、
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する病名薬品情報受信手段と、受信した前記病名薬品情報に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示手段とを備えていることを特徴とする薬品選択支援システム。 - 前記医療情報データベースは、前記医療情報として、先発医薬品及び前記先発医薬品に関連付けられた後発医薬品を格納すると共に、先発医薬品と後発医薬品とを区別する区別情報を前記先発医薬品と後発医薬品とに夫々関連付けて格納し、
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記病名薬品情報の薬品に関連付けられた前記区別情報を受信する区別情報受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって前記病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記区別情報を表示する区別情報表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の薬品選択支援システム。 - 前記医療情報データベースは、前記医療情報として、前記薬品に関連付けられた薬価を格納し、且つ、患者情報に関連付けられた患者の保険に係る負担割合を格納し、
前記サーバは、前記薬価と前記負担割合から患者の薬品に対する負担額を計算する負担額計算手段を備え、
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記負担額を受信する負担額受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記負担額を表示する負担額表示手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の薬品選択支援システム。 - 前記医療情報データベースは、前記医療情報として患者情報と薬品情報とを組み合わせた患者薬品情報を格納し、
前記サーバは、前記患者薬品情報からその薬品が病院内で使用されている使用件数を取得する使用件数取得手段と、前記薬品の先発医薬品又は後発医薬品として関連付けられた薬品が病院内で使用されている件数を合計して合計件数を取得する合計件数取得手段と、前記使用件数と合計件数から前記薬品の使用率を計算する使用率計算手段とを備え、
前記医師用端末は、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記使用率を受信する使用率受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記使用率を表示する使用率表示手段とを備えていることを特徴とする請求項2又は3記載の薬品選択支援システム。 - 前記サーバは、前記医師用端末からの要求に応じて、前記医療情報データベース内の先発医薬品に関連付けられた後発医薬品を検索する後発医薬品検索手段を備え、
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき、前記後発医薬品検索手段によって検索された前記後発医薬品を前記サーバから受信する後発医薬品受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記後発医薬品を表示する後発医薬品表示手段とを備えることを特徴とする請求項2乃至4のうちいずれか一に記載の薬品選択支援システム。 - 前記医療情報データベースは、患者に関連付けられた薬品が他の薬品に変更されている場合に、前記医療情報として、変更された薬品の履歴である薬品変更履歴を元の薬品に関連付けて格納し、
前記医師用端末は、前記医師用端末からの要求に基づき、前記サーバから前記薬品変更履歴を受信する薬品変更履歴受信手段と、前記病名薬品一覧表表示手段によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記薬品変更履歴を表示する薬品変更履歴表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の薬品選択支援システム。 - 医療情報データベースを備えたサーバと、医師が操作する医師用端末とが通信自在に接続され、前記サーバから前記医師用端末に医療情報を提供し、前記医師用端末に於ける薬品選択を支援する薬品選択支援システムに於いて、
前記サーバに、患者に登録されている病名と、その病名に対する薬品とを組み合わせた病名薬品情報を前記医療情報データベースに登録する登録機能を実行させ、
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき前記サーバから前記病名薬品情報を受信する病名薬品情報受信機能と、受信した前記病名薬品情報に基づき、患者の病名に対して登録されている薬品の一覧表である病名薬品一覧表を表示する病名薬品一覧表表示機能とを実行させることを特徴とする薬品選択支援プログラム。 - 前記医療情報データベースは、前記医療情報として、先発医薬品及び前記先発医薬品に関連付けられた後発医薬品を格納すると共に、先発医薬品と後発医薬品とを区別する区別情報を前記先発医薬品と後発医薬品とに夫々関連付けて格納し、
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記病名薬品情報の薬品に関連付けられた前記区別情報を受信する区別情報受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって前記病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記区別情報を表示する区別情報表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7記載の薬品選択支援プログラム。 - 前記医療情報データベースは、前記医療情報として、前記薬品に関連付けられた薬価を格納し、且つ、患者情報に関連付けられた患者の保険に係る負担割合を格納し、
前記サーバに、前記薬価と前記負担割合から患者の薬品に対する負担額を計算する負担額計算機能を実行させ、
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記負担額を受信する負担額受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記負担額を表示する負担額表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7又は8記載の薬品選択支援プログラム。 - 前記医療情報データベースは、前記医療情報として患者情報と薬品情報とを組み合わせた患者薬品情報を格納し、
前記サーバに、前記患者薬品情報からその薬品が病院内で使用されている使用件数を取得する使用件数取得機能と、前記薬品の先発医薬品又は後発医薬品として関連付けられた薬品が病院内で使用されている件数を合計して合計件数を取得する合計件数取得機能と、前記使用件数と合計件数から前記薬品の使用率を計算する使用率計算機能とを実行させ、
前記医師用端末に、前記サーバから前記病名薬品情報を受信する時、前記使用率を受信する使用率受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて前記使用率を表示する使用率表示機能とを実行させることを特徴とする請求項8又は9記載の薬品選択支援プログラム。 - 前記サーバに、前記医師用端末からの要求に応じて、前記医療情報データベース内の先発医薬品に関連付けられた後発医薬品を検索する後発医薬品検索機能を実行させ、
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき、前記後発医薬品検索機能によって検索された前記後発医薬品を前記サーバから受信する後発医薬品受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記後発医薬品を表示する後発医薬品表示機能とを実行させることを特徴とする請求項8乃至10のうちいずれか一に記載の薬品選択支援プログラム。 - 前記医療情報データベースは、患者に関連付けられた薬品が他の薬品に変更されている場合に、前記医療情報として、変更された薬品の履歴である薬品変更履歴を元の薬品に関連付けて格納し、
前記医師用端末に、前記医師用端末からの要求に基づき、前記サーバから前記薬品変更履歴を受信する薬品変更履歴受信機能と、前記病名薬品一覧表表示機能によって病名薬品一覧表を表示する時に、前記病名薬品一覧表の薬品に関連付けて受信した前記薬品変更履歴を表示する薬品変更履歴表示機能とを実行させることを特徴とする請求項7乃至11のうちいずれか一に記載の薬品選択支援プログラム。
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