JP2006040246A - 添付文書適応症コード変換方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 標準病名マスタのデータと、添付文書に記載された病名とが関連付けられた商品情報マスタのデータ作成や更新を容易にする。
【解決手段】 システム10は、病名を示す上位概念語および下位概念語を含む標準病名と、レセプト電算コードを含む変換コードとを有するレコードからなるMEDIS辞書28を有する。データ作成・更新処理部16は、医薬品の添付文書に記載された文字列のデータを参照して、1以上の商品名、および、効能又は効果の欄に記載された文字列のデータから1以上の病名を抽出し、抽出された病名をマッチングキーワードとしてマッチングを実行し、病名に相当する上位概念語或いは下位概念語を含むMEDIS辞書28のレコードを特定する。その後、データ作成・更新処理部16は、添付文書ID,病名、MEDIS辞書28のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、商品情報マスタ22に格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、添付文書適応症コード変換方法、より詳細には、添付文書中の適応症を含む医薬品情報を格納するデータの作成および更新、並びに、データを検索するシステムおよびプログラムに関する。
医薬品には、「警告」、「禁忌」、「効能又は効果」などが記載された添付文書が添付される。旧来、医療機関においては、使用する医薬品の添付文書を保存しておき、患者に対して処方する際に、必要に応じてこれを確認してきた。
近年、(MEDIS−DC)財団法人医薬情報システム開発センターにより作成された、ICD10(国際疾病分類第10版)に準拠した電子カルテ用標準病名マスタのデータが提供されている。このような標準病名マスタを利用すれば、疾病に対して適切な医薬品を見出すことが可能である。
たとえば、特許文献1、特許文献2には、傷病と傷病に適応する医薬品とを組み合わせた情報、並びに、傷病と傷病に適応する診療行為とを組み合わせた補助記憶装置を備え、レセプトに含まれる傷病から、適応する医薬品や診療行為を取得することができ、レセプトのチェックが可能な装置が開示されている。
特開2000−11038号公報 特開2001−184411号公報
しかしながら、添付文書の「効能又は効果」の欄に記載された病名は、必ずしも、標準病名マスタに登録されたものと同一とは限らない。たとえば、「胃潰瘍」および「十二指腸潰瘍」と記載するかわりに、「胃・十二指腸潰瘍」と記述する場合もある。
また、医薬品に新たな効能又は効果が認められた場合には、添付文書の「効能又は効果」の欄には、新たな効能又は効果が記載される。このような添付文書の更新に伴って、医療機関や審査機関が参照するマスタのデータも、迅速に更新されるのが望ましい。
本発明は、標準病名マスタのデータと、添付文書に記載された病名とが関連付けられた商品情報マスタを備え、かつ、そのデータ作成や更新が容易なシステムおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の目的は、電子カルテ用の標準病名であって、当該病名を示す基本語である上位概念語および当該上位概念語と同義の索引用語である下位概念語とを含む標準病名と、レセプト電算コードを含む変換コードとを有するレコードからなる標準病名マスタと、医薬品の添付文書に記載された文字列のデータを参照して、当該添付文書に記載された1以上の商品名を特定する商品名特定手段と、前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、効能又は効果の欄に記載された文字列を特定し、当該文字列に含まれる1以上の病名を抽出する病名抽出手段と、前記抽出された病名をマッチングキーワードとして、前記標準病名に含まれる上位概念語或いは下位概念語とのマッチングを実行し、前記標準病名マスタ中、当該病名に相当する上位概念語或いは下位概念語を含む1以上のレコードを特定するマッチング実行手段と、前記医薬品の添付文書を特定する添付文書ID,病名、および、前記特定された標準病名マスタ中のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、生成されたレコードを商品情報マスタに格納するレコード生成手段と、を備えたことを特徴とする医薬品データ生成システムにより達成される。
本発明によれば、標準病名に含まれる上位概念語および下位概念語と、添付文書中の病名とのマッチングを実行することで、医薬品の商品名、添付文書中の病名、上記標準病名、レセプト電算コードとが関連付けられたレコードを含む商品情報マスタを得ることができる。
好ましい実施態様においては、前記商品名特定手段が、前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、前記商品名に基づいて、前記商品情報マスタ中の1以上のレコードを特定し、前記病名抽出手段が、抽出された病名と、前記特定されたレコード中のマッチングキーワードとを比較して、添付文書において追加された病名の有無を判断し、病名が追加されたと判断された場合に、前記マッチング実行手段が、前記マッチングを実行して、標準病名マスタ中の1以上のレコードを特定するとともに、前記レコード生成手段が、前記添付文書ID,病名、および、前記特定された標準病名マスタ中のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、生成されたレコードを商品情報マスタに格納するように構成されている。
これにより、医薬品に新たな効能または効果が追加され、その添付文書が更新されるのに伴って、医療機関や審査機関が参照する商品情報マスタのデータも、迅速に更新することが可能となる。
また、好ましい実施態様においては、前記商品名特定手段が、前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、複数名の商品名が存在すると判断した場合に、前記レコード生成手段が、添付文書ID、それぞれの商品名を特定する枝番号を含むレコードを生成する。
別の好ましい実施態様においては、前記マッチング実行手段が、あるマッチングキーワードについて、上位概念語或いは下位概念語のいずれも見出さなかった場合に、当該マッチングキーワードを提示し、必要に応じて変更された新たなマッチングキーワードについて、再度、標準病名に含まれる上位概念語或いは下位概念語とのマッチングを実行する。
さらに別の好ましい実施態様においては、前記マッチング実行手段が、あるマッチングキーワードについて、上位概念語或いは下位概念語のいずれも見出さなかった場合に、当該マッチングキーワードに類似する上位概念語および/または下位概念語を、前記標準病名マスタから取得し、当該類似する上位概念語および/または下位概念語の一覧を提示するように構成されている。
たとえば、前記標準病名マスタは、国際疾病分類に準拠した標準病名を含むレコードから構成されることを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載のシステム。
また、本発明の目的は、上述したようにして生成されたレコードからなる商品情報マスタと、病名、商品名、或いは、病名および商品名の入力を受け入れ、前記病名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された病名と、前記レコード中の前記上位概念語或いは下位概念語とが一致するようなレコードを見出し、前記商品名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された商品名と、前記レコード中の前記商品名とが一致するようなレコードを見出し、前記病名および商品名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された病名と、前記レコード中の前記上位概念語或いは下位概念語とが一致し、かつ、入力された商品名と、前記レコード中の前記商品名とが一致するようなレコードを見出す検索手段と、を備えたことを特徴とする検索システムによっても達成される。
上記商品情報マスタを、CD−ROMなどの可搬記憶媒体に収容し、当該可搬記憶媒体に格納されたレコードをコンピュータが検索するように構成しても良い。或いは、可搬記憶媒体中の商品情報マスタのレコードをハードディスクにインストールした上で、当該ハードディスク中のレコードを検索するように構成しても良い。特に、添付文書の更新に伴って商品情報マスタが更新された場合には、新たな商品情報マスタを格納した可搬記憶媒体を、コンピュータにより読み取らせることができる。これにより、最新の添付文書と、電子カルテ用の標準病名等とが関連付けられた商品情報マスタを利用した検索が可能となる。
さらに、本発明の目的は、上記検索システムと協働する電子カルテシステムであって、
医師の診断に基づく薬品名を受理する薬品名受理手段と、前記薬品名受理手段にて受理された薬品名を検索システムに送信し、かつ、検索システムにおいて検索された、前記薬品名の文字列を含む商品名を含むようなレコードを受信する送受信手段と、前記受信されたレコードに含まれる上位概念語および下位概念語のリストを提示するリスト提示手段と、前記提示されたリストからの選択を受理し、当該薬品名および選択された上位概念語或いは下位概念語を含む電子カルテのレコードを生成し、当該電子カルテを、カルテデータベースに記憶するレコード生成手段と、を備えたことを特徴とする電子カルテシステムによっても達成される。
また、本発明の目的は、上記検索システムおよび上記電子カルテシステムと協働するレセプト電算システムであって、前記電子カルテシステムから、カルテデータベースに記憶されたレコードを受信するレコード受信手段と、前記レコード中の少なくとも病名および薬品名の組を、前記検索システムに送信し、かつ、検索システムにおいて検索された、当該薬品名の文字列を含む商品名、並びに、病名に対応する上位概念語或いは下位概念語を含むようなレコードを受信する送受信手段と、前記受信したレコードに基づきレセプトを作成するレセプト作成手段と、を備えたことを特徴とするレセプト電算システムによっても達成される。
また、本発明の目的は、電子カルテ用の標準病名であって、当該病名を示す基本語である上位概念語および当該上位概念語と同義の索引用語である下位概念語とを含む標準病名と、レセプト電算コードを含む変換コードとを有するレコードからなる標準病名マスタを備えたコンピュータにより読み出し可能な医薬品データ生成プログラムであって、前記コンピュータを、
医薬品の添付文書に記載された文字列のデータを参照して、当該添付文書に記載された1以上の商品名を特定する商品名特定手段、前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、効能又は効果の欄に記載された文字列を特定し、当該文字列に含まれる1以上の病名を抽出する病名抽出手段、前記抽出された病名をマッチングキーワードとして、前記標準病名に含まれる上位概念語或いは下位概念語とのマッチングを実行し、前記標準病名マスタ中、当該病名に相当する上位概念語或いは下位概念語を含む1以上のレコードを特定するマッチング実行手段、並びに、前記医薬品の添付文書を特定する添付文書ID,病名、および、前記特定された標準病名マスタ中のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、生成されたレコードを商品情報マスタに格納するレコード生成手段として機能させることを特徴とするプログラムによっても達成される。
好ましい実施態様においては、前記コンピュータを商品名特定手段として機能させる際に、前記コンピュータを、
添付文書に記載された文字列のデータを参照して、前記商品名に基づいて、前記商品情報マスタ中の1以上のレコードを特定し、抽出された病名と、前記特定されたレコード中のマッチングキーワードとを比較して、添付文書において追加された病名の有無を判断し、病名が追加されたと判断された場合に、前記マッチングを実行して、標準病名マスタ中の1以上のレコードを特定するとともに、前記添付文書ID,病名、および、前記特定された標準病名マスタ中のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、生成されたレコードを商品情報マスタに格納するように作動させる。
また、好ましい実施態様においては、前記コンピュータを商品名特定手段として機能させる際に、前記コンピュータを、
前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、複数名の商品名が存在すると判断した場合に、前記レコード生成手段が、添付文書ID、それぞれの商品名を特定する枝番号を含むレコードを生成するように作動させる。
別の好ましい実施態様においては、前記コンピュータをマッチング実行手段として機能させる際に、前記コンピュータを、
あるマッチングキーワードについて、上位概念語或いは下位概念語のいずれも見出さなかった場合に、当該マッチングキーワードを提示し、必要に応じて変更された新たなマッチングキーワードについて、再度、標準病名に含まれる上位概念語或いは下位概念語とのマッチングを実行するように作動させる。
さらに別の好ましい実施態様においては、前記コンピュータをマッチング実行手段として機能させる際に、前記コンピュータを、
あるマッチングキーワードについて、上位概念語或いは下位概念語のいずれも見出さなかった場合に、当該マッチングキーワードに類似する上位概念語および/または下位概念語を、前記標準病名マスタから取得し、当該類似する上位概念語および/または下位概念語の一覧を提示するように作動させる。
また、本発明の目的は、上記プログラムを実行することにより生成された商品情報マスタを有するコンピュータにより読み出し可能なプログラムであって、前記コンピュータを、
病名、商品名、或いは、病名および商品名の入力を受け入れ、
前記病名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された病名と、前記レコード中の前記上位概念語或いは下位概念語とが一致するようなレコードを見出し、
前記商品名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された商品名と、前記レコード中の前記商品名とが一致するようなレコードを見出し、
前記病名および商品名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された病名と、前記レコード中の前記上位概念語或いは下位概念語とが一致し、かつ、入力された商品名と、前記レコード中の前記商品名とが一致するようなレコードを見出す検索手段として機能させることを特徴とする検索プログラムによっても達成される。
本発明によれば、標準病名マスタのデータと、添付文書に記載された病名とが関連付けられた商品情報マスタを備え、かつ、そのデータ作成や更新が容易なシステムおよびプログラムを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる検索システムの構成を示すブロックダイヤグラムである。図1に示すように、本実施の形態にかかる検索システムは、後述する辞書データを格納したDB12と、入力装置(図示せず)からの入力やネットワークを介した外部のシステム(図示せず)からの要求に応答して、DB12を検索する検索処理部14と、オペレータによる入力装置の操作にしたがって、前記辞書データを更新するデータ作成・更新処理部16とを備えている。本実施の形態においては、パーソナルコンピュータやサーバに、検索プログラムをインストールすることにより、検索システムを実現することができる。
また、図1に示すように、DB12には、商品情報マスタ22、添付文書イメージファイル24、添付文書全文テキストファイル26、および、MEDIS辞書28を有している。商品情報マスタのレコードのキー項目(たとえば、後述する「添付文書ID」により、添付文書イメージファイルのレコードおよび添付文書全文テキストファイル26のレコードは関連付けられている。商品情報マスタ22の検索に伴って、添付文書イメージファイル24や添付文書全文テキストファイル26のレコードを取得することもできる。また、MEDIS辞書は、後述するデータ作成やデータ更新の際に参照される。
図2(a)は、本実施の形態にかかる商品情報マスタの辞書データのデータ構成を示す図である。図2(a)に示すように、本実施の形態において、辞書データのレコードは、項目として、「添付文書ID」、「添付文書枝番号」、「商品名」、「規格」、「マッチングキーワード」、「電算コード」、「基本語」、「索引用語」、「ICD10コード」、および、「個別医薬品コード」を含む。
「添付文書ID」は、添付文書ごとに付与され、添付文書を一意的に特定する。1枚の添付文書には、1以上の商品が記載されている。たとえば、ある商品「AAA」の添付文書に、
「AAA細粒」
「AAA200mg錠」
「AAA400mg錠」
「AAA散」
「AAAドライシロップ」
が記載されている場合がある。この場合、添付文書には複数の商品が記載されているため、添付文書IDのみでは、これら個々の商品を特定することができない。そこで、図2(b)に示すように、枝番号を付与することにより、各商品を特定可能としている。
「商品名」は、添付文書に記載されたそれぞれの商品の名称に相当する。図2(b)の例では、「AAA細粒」、「AAA200mg錠」などが商品名に相当する。
「規格」は、その商品あたりの量および商品形態(瓶、カプセル、錠剤など)を示す。
「マッチングキーワード」は、添付文書中の適応症の項目から抽出された病名に相当する。「基本語」は、MEDIS−DC(財団法人医療情報システム開発センター)による辞書(MEDIS辞書)の基本語(上位概念語)に相当し、また、「索引用語」は、MEDIS辞書の索引用語(下位概念語:慣用語)に相当する。
「電算コード」は、「レセプト電算コード(レセ電コード)」に相当する。「ICD10コード」は、ICD10(国際疾病分類第10版)に対応した電子カルテ用標準病名マスタ中のコードに相当する。また、「個別医薬品コード」は、医薬品ごとに別途割り当てたコードである。「ICD10コード」や「個別医薬品コード」は、このコード体系にしたがった検索処理を実行するときのキーとして利用することができる。
さらに、図2において図示していないが、商品情報マスタの辞書データのレコードには、付加情報として、用法用量が含まれる。
次に、本実施の形態にかかる検索システムにおけるデータ作成について説明する。図3は、検索システム10のデータ作成・更新処理部16により実行される処理を概略的に示すフローチャートである。図3の処理は、添付文書をスキャナなどで読み込み、OCRなどで文字認識され、その画像が添付文書イメージファイル24に格納されるとともに、文字認識されたテキストデータが、添付文書全文テキストファイル26に格納されることと、ほぼ同時に実行され得る。
データ作成・更新処理部16は、テキストデータを参照して、商品名を特定する(ステップ301)。データ作成・更新処理部16は、添付文書に対して、添付文書IDとして一意的な番号を付与するとともに(ステップ302)、商品名の欄に複数の商品が記載されると判断された場合には、それぞれの商品名と、枝番号とを関連付ける(ステップ303)。
次いで、データ作成・更新処理部16は、テキストデータ中、「効能又は効果」欄に記載された文字列(マッチングキーワード)と、MEDIS辞書28中の文字列との間でマッチング処理を実行し、一致する文字列を見出す(ステップ304)。
本実施の形態において、MEDIS辞書28は、図4に示すような構造を有する。すなわち、基本語である上位概念語と、当該上位概念語と関連付けられた1以上の下位概念語(慣用語)を有する。たとえば、図4に示すように、MEDIS辞書28には、上位概念語である、「動脈管開存症」について、下位概念語として、「動脈管開存(症)」、「動脈管開存症」、「動脈管開存」、「ボタロー管開存症」、「ボタロー氏管開存症」、「PDA」、「BOTALLO管開存症」、「BOTALLO氏管開存症」が、関連付けられている。
本実施の形態において、マッチングキーワードと、MEDIS辞書28中の上位概念語或いは下位概念語との間で、マッチングが実施される。このマッチングにおいては、オペレータの設定により、いわゆる前方一致、後方一致、完全一致などが設定可能である。
マッチングできた場合(ステップ305でイエス(Yes))、つまり、マッチングキーワードが、上位概念語或いは下位概念語の何れかと一致した場合には、データ作成・更新処理部16は、ステップ301で特定された商品名について、当該MEDIS辞書28において、当該索引用語を含むレコード中の他の項目、たとえば、「電算コード」、「ICD10コード」とともに、見出された上位概念語を「基本語」の項目として、下位概念語を、「索引用語」の項目として、また、添付文書から取り出されたマッチングキーワードを、「マッチングキーワード」の項目としてレコードを生成し、商品情報マスタ22に格納する(ステップ306)。
ここで、MEDIS辞書28において、マッチングにかかる上位概念語に関連付けられた下位概念語が複数存在する場合には、下位概念語の数だけ、レコードが生成される。たとえば、「***静注用」という商品名について、マッチングキーワードが「未熟児の動脈管開存症」であった場合には、MEDIS辞書28中の上位概念語「動脈管開存症」、或いは、「下位概念語」の「動脈管開存症」とマッチする。そこで、上位概念語「動脈管開存症」と関連付けられた下位概念語についても、レコードが生成され、商品情報マスタ22に格納されることになる。
これに対して、ステップ305でノー(No)と判断された場合には、手動或いは半手動(半自動)のアンマッチ処理が実行される(ステップ307)。より詳細には、図5に示すように、データ作成・更新処理部16は、マッチングキーワードと類似する上位概念語或いは下位概念語のリストを提示する(ステップ501)。オペレータがリスト中の一以上の上位概念語或いは下位概念語を指定し(ステップ502で「語の指定あり」)、指定された上位概念語或いは下位概念語が受理されると(ステップ503)、データ作成・更新処理部16は、MEDIS辞書28において、指定された上位概念語或いは下位概念語を含むレコードや、指定された上位概念語や下位概念語に関連する下位概念語を含むレコードを生成して、商品情報マスタ22に格納する(ステップ504)。ステップ504の処理は、ステップ305の処理とほぼ同様である。
その一方、リスト中にオペレータが指定すべき上位概念語或いは下位概念語が存在しなかった場合には、オペレータは、入力装置を操作して、適切な語が存在しないことを入力する。この場合には(ステップ502で「該当語が存在せず」)、MEDIS辞書28中に該当する語が存在しないため、オペレータは、入力可能な項目の値のみを手動で入力する。データ作成・更新処理部16は、入力された項目の値を受理し(ステップ505)、受理した項目の値にしたがってレコードを生成し、商品情報マスタ22に格納する(ステップ506)。なお、ステップ505においては、データ作成・更新処理部16は、レコード中に、アンマッチフラグをセットしておき、MEDIS辞書28との間でマッチする語がなかったことを示すことができるようにする。このようにして、商品情報マスタ22にレコードが格納される。
上記商品情報マスタ22のレコード生成処理を、表示装置の画面例にしたがって、さらに説明する。テキストデータ中の「効能又は効果」の欄の文字列は、図6に示す画像中、「本文欄(符号600参照)」に表示される。「マッチング」ボタン611がオンされることにより、文字列からマッチングキーワードが切り出され、それぞれのマッチングキーワードと、MEDIS辞書28中の上位概念語或いは下位概念語とのマッチングが実行される。
図7に示すように、マッチングができた文字列中のマッチングキーワードは、置換後の文字列表示欄702において、「<<>>」という印で表わされる。この例では、「心身症」、「過敏性腸症候群」、「慢性胃炎」、「不安・緊張・抑うつ」というマッチングキーワードについては、MEDIS辞書28中に対応する語が見出されている。マッチングができたマッチングキーワードは、表示欄703において、対応するレセプト電算コード(レセ電コード)とともに表示される。
オペレータは、入力装置を操作して、置換後の文字列表示欄702から、類似語検索をすべき語を特定する。この例では、「胃・十二指腸潰瘍」という語が取り出されている。無論、データ作成・更新処理部16が、自動的に、類似後検索すべき語の候補を特定して、これをオペレータに提示するように構成しても良い。類似語検索すべき語は、図8に示すように、新たに表示されるウィンドウ画像の文字列表示欄801に表示される。オペレータは、必要に応じて、入力装置を操作して、検索が容易になるように文字列に変更を加えても良い。
オペレータが、「検索」ボタン802をオンすると、データ作成・更新処理部16は、MEDIS辞書28から、類似語を検索して、検索結果表示欄810に類似語を提示する。或いは、オペレータにより変更が加えられた文字列を含む上位概念語や下位概念語を、MEDIS辞書28から検索しても良い。
オペレータは、検索結果表示欄810から所望の語を選択し、「セット」ボタン803をオンする。これにより、図9に示すように、画像の用語仮登録欄に、選択された用語およびそのレセプト電算コードが表示される。次いで、オペレータが、「仮登録」ボタン901をオンすることにより、索引用語が登録され、MEDIS辞書28に含まれる種々の項目の値を含むレコードが生成される。
次に、添付文書が改訂された場合のデータ更新処理について説明する。添付文書が改訂された場合、当該改訂された添付文書をスキャンしてテキストデータを取得する。図10に示すように、データ作成・更新処理部16は、テキストデータ中、「効能又は効果」欄に記載された文字列を参照して(ステップ1001)、添付文書IDで特定される商品情報マスタ22中、1以上のレコードの「マッチングキーワード」と比較して、追加された文字列を特定する(ステップ1002)。次いで、データ作成・更新処理部16は、追加された「効能又は効果」欄に記載された文字列と、MEDIS辞書中の文字列とをマッチングする(ステップ1003)。以下、ステップ1004〜ステップ1006の処理は、図3のステップ305〜307の処理に対応する。
このようにして、データ作成・更新処理部16は、商品に新たな「効能又は効果」が追加され、これに伴って、添付文書に記載が追加された場合であっても、当該添付文書の効能又は効果の欄に追加された文字列を検出し、適切に商品情報マスタ22に、適切な情報を格納することが可能となる。
次に、本実施の形態にかかる検索システム10の利用について説明する。なお、本実施の形態においては、外部からのクライアント(図示せず)を利用して、検索システム10にアクセスして、クライアントが必要な情報を取得するように構成している。無論、これに限定されるものではなく、データ作成・更新処理部16により作成された商品情報マスタ22などを格納したCD−ROMなどの記憶媒体を、パーソナルコンピュータなどで読み出すような形態であっても良い。
たとえば、医療機関においては、医師が診療する際に、医師などがクライアントの入力装置を操作して、診断した病名を入力する。ここで、医師は、MEDISにしたがった病名(MEDIS傷病名)を入力する。たとえば、「高血圧症」を入力すると、検索処理部14は、商品情報マスタ22中、MEDIS辞書と関連付けられた項目(基本語および索引用語)が、入力された「高血圧症」と一致するレコードを見出す。次いで、検索処理部14は、見出されたレコードのリストを提示する。リストにより、「高血圧症」を適応とする医薬品が一覧される。医師は、医薬品の一覧から所望の医薬品を選択して処方箋を発行することができる。
また、医療機関において、処方薬が、診断された病名に適応しているかを調べたい場合にも、検索システム10を利用することができる。この場合には、医師などはクライアントの入力装置を操作して、処方薬の名称を入力する。検索システム10の検索処理部14は、入力された情報から、商品名および規格を特定し、商品情報マスタ22中、特定された商品名および規格を含むレコードを見出す。次いで、検索処理部14は、見出されたレコードのリストを提示する。リストにより、入力された処方薬の適応症が一覧される。
審査機関や健保組合においては、レセプト請求データを参照して、レセプトをチェックしている。このレセプトチェックにおいても、検索システム10を利用することができる。この場合、審査機関や健保組合のオペレータは、レセプト請求データのレコード中、病名および処方薬の名称を取り出して、レセプトチェックをするように、検索システム10に指示を与える。検索システム10の検索処理部14は、レセプト請求データのレコード中、処方薬の名称から、商品名および規格を特定する。次いで、検索処理部14は、商品情報マスタ22中、病名に対応する基本語或いは索引用語と、商品名および規格を含むようなレコードが存在するか否かを判断する。そのようなレコードが存在すれば、当該レセプト請求データのレコードは、適切であると判断される。その一方、レコードが存在しなければ、エラーであることを審査機関や健保組合のクライアントに提示する。この際に、検索処理部14は、レセプト請求データのレコード中の病名の治療薬となる医薬品のリスト、および/または、当該レコード中の処方薬の適応症に相当する病名(基本語および索引用語)のリストを提示しても良い。
このように、本実施の形態によれば、データ作成・更新処理部16により、随時更新される商品情報マスタ22を利用して、医療機関におけるオーダリングや電子カルテ作成の際の、医薬品の検索、病名の検索、或いは、審査機関や健保組合におけるレセプトチェックの際の、医薬品および病名の適合性のチェックなどに利用することができる。
次に、本発明にかかる検索システム10のさらに他の利用および他のシステムとの協働について説明する。図11(a)は、本発明にかかる検索システム10を利用したシステム構築例を示す図である。図11(a)に示すように、検索システム10は、電子カルテシステム100およびレセプト電算システム110とLAN(Local Area Network)などのネットワーク112を介して接続されている。
なお、ここで利用される検索システム10は、DB12および検索処理部14があれば足りる。なお、このようにデータ作成・更新部16を設けない場合には、DB12のデータを、CD−ROMやDVD−ROMなど可搬記憶媒体を読み出すことで更新できるのが望ましい。また、検索システム10は、電子カルテシステム100或いはレセプト電算システム110に組み込まれていても良い。たとえば、図11(b)に示すように、電子カルテシステム100に検索システム10が組み込まれている場合には、レセプト電算システム110は、ネットワーク112を介して、電子カルテシステム100に組み込まれた検索システム10にアクセスすることが可能である。
電子カルテシステム100は、患者名、健康保険証番号、病名および投与された医薬品などの項目のデータの組を生成し、これらのデータの組を、カルテDB(図示せず)に記憶する。また、電子カルテシステム100は、医師による患者名や健康保険証番号の入力に応答して、カルテDBから当該患者名や健康保険証番号を含むデータのレコードを取り出して、表示装置(図示せず)の画面上に表示し、医師による新たな入力を受け付けることができる。
レセプト電算システム110は、電子カルテシステム100のカルテDBのレコードを読み出して、レセプトを作成することができる。
このように構成されたシステムの動作について説明する。ここでは、図11(a)に示すシステム構成例を利用した場合について説明する。図12に示すように、医師は、患者名や健康保険証番号を入力することで、カルテDB中、当該患者にかかるデータレコードを開くことができる(ステップ1201)。医師は、患者を診察して、カルテに記載すべき病名と、投薬すべき薬品名を判断する。ここに、医師の判断にかかる病名は、たとえば、医療機関ごとの固有の名称であることが多く、必ずしも標準化した病名と合致しない場合が多い。その一方、投与すべきと判断された医薬品の名称は正確であることが多い。そこで、医師は、薬品名を入力する(ステップ1202)。入力された薬品名は、ネットワーク112を介して検索システム10に送信される(ステップ1203)。
検索システム10が薬品名を受信すると、検索処理部14は、DB12中の商品情報マスタ22を検索する(ステップ1204)。検索においては、薬品名をキーとして、商品名の項目に、当該薬品名を構成する文字列を含むようなレコードが見出される。検索されたレコードは、検索システム10から電子カルテシステム100に送信される(ステップ1205)。レコードが複数ある場合には、複数のレコードが送信される。たとえば、単一の商品名について、添付文書において複数の効能又は効果が記載されていれば、複数の基本語や索引用語が存在する。このため、単一の商品名について複数のレコードが存在しえる。もちろん、入力された薬品名の文字列を含む商品名が複数存在すれば、レコードは少なくとも複数となる。
電子カルテシステム100は、レコードを受信すると、表示装置の画面上に表示された電子カルテの病名の欄に、たとえば、ドロップダウンメニューにより、レコード中の基本語および索引用語のリストを提示する(ステップ1206)。医師は、これらリストを参照して、先に判断した病名に該当する基本語或いは索引用語を選択すればよい(ステップ1207)。また、この選択に際して、商品情報マスタのレコード中の用法用量の項目の値が、表示装置の画面中に表示される。医師は、用法用量を参照して、値を小さくする必要があれば、用法用量より小さな所望の値を入力することができる。
なお、医師が入力した薬品名に相当する商品名が複数ある場合には、電子カルテシステム100は、表示装置の画面上に表示された薬品名の欄に、たとえばドロップダウンメニューにより、複数の商品名のリストを提示し、何れかの商品名を医師に選択させた後、選択された商品名に関連付けられた病名(つまり、基本語および索引用語)を提示すればよい。
このようにして、薬品名と病名との入力が終了した後、医師が、さらに必要な事項を、電子カルテの入力欄に入力する(ステップ1208)。その後、たとえば、「更新」ボタンをオンすることにより、入力された情報(病名、薬品名、用法用量など)が、カルテDBに記憶される(ステップ1209)。このように、医師は電子カルテを作成することができる。
図13に示すように、レセプト電算システム110は、所定のタイミング(たとえば、月末や月初)に、電子カルテシステム100から、カルテDB中、新たに作成され或いは更新されたレコードの送信を求める(ステップ1301)。電子カルテシステム100は、要求に応じて、カルテDBから所定のレコード群を、レセプト電算システム110に宛てて送信する(ステップ1302)。レセプト電算システム110は、検索システム10に、カルテDBのそれぞれのレコード中、少なくとも、病名および薬品名の組を送信し(ステップ1303)、病名に対応する基本語或いは索引用語、並びに、薬品名に対応する商品名を含むようなレコードの検索を求める。
検索システム10は、要求に応じて、商品情報マスタ22を検索し(ステップ1304)、病名に対応する基本語或いは索引用語、並びに、薬品名に対応する商品名を含むレコードを特定し、当該レコードをレセプト電算システム110に送信する(ステップ1305)。この処理は、レセプト電算システム110から送信された全ての病名および薬品名の組について実行される。ここで、本実施の形態においては、電子カルテが検索システム10を検索することにより作成されているため、基本的に、全てのデータの組について該当するレコードが見出される。
レセプト電算システム110は、受信したレコードのそれぞれについて、電算コード、ICD10コードなどを参照して、レセプトを作成する(ステップ1306)。
上述したように、電子カルテシステム100およびレセプト電算システム110を、検索システム10と協働して利用することにより以下のような利点がある。
前述したように、従来、医師がカルテに入力する病名は、標準化された病名で無い場合が多く、したがって、レセプトを作成する際には、カルテに記入された病名の標準化された名称を調べる必要があった。また、レセプト提出前に、医師および医事課の職員により、病名と薬品名との照合が必要である場合が多く、このような時間のための人件費が無視できないもの(全国で約800億円)となっている。
これに対して、上述したようなシステムを導入することにより、電子カルテ中の病名は標準化され、かつ、病名とその病名に対して投薬された薬品名とは、商品情報マスタ22に含まれるものであるため、レセプト電算コードが付与され、保険適用が可能なものである。したがって、レセプト作成の際の作業やレセプト提出前の作業を経ることなく、自動的に、査定率(病名と薬品名の不一致により保険適用が受けられないレセプトの率)が著しく小さなレセプトを得ることができる。つまり、作業の軽減によって病院の人件費コストを削減でき、かつ、査定率を減じることが可能となる。
本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない
たとえば、前記実施の形態において、検索システム10は、医療機関、審査機関などのクライアントとネットワークを介して接続され、クライアントからの指示にしたがって、検索システム10の検索処理部14が作動して、必要な処理を実行しているが、前述したように、検索システムのデータ作成・更新処理部16により作成された商品情報マスタ22などを格納したCD−ROMなどの記憶媒体を、医療機関、審査機関などのクライアントが利用するような形態であっても良い。この場合には、PCなどのクライアントにおいて、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶されたレコードを検索する検索処理部が設けられる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる検索システムの構成を示すブロックダイヤグラムである。 図2(a)は、本実施の形態にかかる商品情報マスタの辞書データのデータ構成を示す図、図2(b)は、辞書データ中の枝番号を説明する図である。 図3は、本実施の形態にかかる検索システムのデータ作成・更新処理部により実行される処理を概略的に示すフローチャートである。 図4は、MEDIS辞書における上位概念語と下位概念語との関係を説明する図である。 図5は、本実施の形態にかかるアンマッチ処理を示すフローチャートである。 図6は、データ作成や更新の際に、検索システムの表示装置の画面上に表示される画像の例を示す図である。 図7は、データ作成や更新の際に、検索システムの表示装置の画面上に表示される画像の例を示す図である。 図8は、データ作成や更新の際に、検索システムの表示装置の画面上に表示される画像の例を示す図である。 図9は、データ作成や更新の際に、検索システムの表示装置の画面上に表示される画像の例を示す図である。 図10は、本実施の形態にかかるデータ更新処理を概略的に示すフローチャートである。 図11は、本実施の形態にかかる検索システムを利用したシステムの構築例を示す図である。 図12は、図11(a)に示すシステムにおいて、検索システムを利用した電子カルテ作成処理を示すフローチャートである。 図13は、図11(a)に示すシステムにおいて、検索システムを利用したレセプト作成処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 検索システム
12 データベース
14 検索処理部
16 データ作成・更新処理部
22 商品情報マスタ
24 添付文書イメージファイル
26 添付文書テキストファイル
28 MEDIS辞書
100 電子カルテシステム
110 レセプト電算システム

Claims (15)

  1. 電子カルテ用の標準病名であって、当該病名を示す基本語である上位概念語および当該上位概念語と同義の索引用語である下位概念語とを含む標準病名と、レセプト電算コードを含む変換コードとを有するレコードからなる標準病名マスタと、
    医薬品の添付文書に記載された文字列のデータを参照して、当該添付文書に記載された1以上の商品名を特定する商品名特定手段と、
    前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、効能又は効果の欄に記載された文字列を特定し、当該文字列に含まれる1以上の病名を抽出する病名抽出手段と、
    前記抽出された病名をマッチングキーワードとして、前記標準病名に含まれる上位概念語或いは下位概念語とのマッチングを実行し、前記標準病名マスタ中、当該病名に相当する上位概念語或いは下位概念語を含む1以上のレコードを特定するマッチング実行手段と、
    前記医薬品の添付文書を特定する添付文書ID,病名、および、前記特定された標準病名マスタ中のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、生成されたレコードを商品情報マスタに格納するレコード生成手段と、を備えたことを特徴とする医薬品データ生成システム。
  2. 前記商品名特定手段が、前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、前記商品名に基づいて、前記商品情報マスタ中の1以上のレコードを特定し、
    前記病名抽出手段が、添付文書において抽出された病名と、前記特定されたレコード中のマッチングキーワードとを比較して、追加された病名の有無を判断し、
    病名が追加されたと判断された場合に、前記マッチング実行手段が、前記マッチングを実行して、標準病名マスタ中の1以上のレコードを特定するとともに、
    前記レコード生成手段が、前記添付文書ID,病名、および、前記特定された標準病名マスタ中のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、生成されたレコードを商品情報マスタに格納するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記商品名特定手段が、前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、複数名の商品名が存在すると判断した場合に、前記レコード生成手段が、添付文書ID、それぞれの商品名を特定する枝番号を含むレコードを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記マッチング実行手段が、あるマッチングキーワードについて、上位概念語或いは下位概念語のいずれも見出さなかった場合に、当該マッチングキーワードを提示し、必要に応じて変更された新たなマッチングキーワードについて、再度、標準病名に含まれる上位概念語或いは下位概念語とのマッチングを実行するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載のシステム。
  5. 前記マッチング実行手段が、あるマッチングキーワードについて、上位概念語或いは下位概念語のいずれも見出さなかった場合に、当該マッチングキーワードに類似する上位概念語および/または下位概念語を、前記標準病名マスタから取得し、当該類似する上位概念語および/または下位概念語の一覧を提示するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載のシステム。
  6. 前記標準病名マスタが、国際疾病分類に準拠した標準病名を含むレコードから構成されることを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載のシステム。
  7. 請求項1ないし6の何れか一項に記載された商品情報マスタと、
    病名、商品名、或いは、病名および商品名の入力を受け入れ、
    前記病名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された病名と、前記レコード中の前記上位概念語或いは下位概念語とが一致するようなレコードを見出し、
    前記商品名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された商品名と、前記レコード中の前記商品名とが一致するようなレコードを見出し、
    前記病名および商品名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された病名と、前記レコード中の前記上位概念語或いは下位概念語とが一致し、かつ、入力された商品名と、前記レコード中の前記商品名とが一致するようなレコードを見出す検索手段と、を備えたことを特徴とする検索システム。
  8. 請求項7に記載の検索システムと協働する電子カルテシステムであって、
    医師の診断に基づく薬品名を受理する薬品名受理手段と、
    前記薬品名受理手段にて受理された薬品名を検索システムに送信し、かつ、検索システムにおいて検索された、前記薬品名の文字列を含む商品名を含むようなレコードを受信する送受信手段と、
    前記受信されたレコードに含まれる上位概念語および下位概念語のリストを提示するリスト提示手段と、
    前記提示されたリストからの選択を受理し、当該薬品名および選択された上位概念語或いは下位概念語を含む電子カルテのレコードを生成し、当該電子カルテを、カルテデータベースに記憶するレコード生成手段と、を備えたことを特徴とする電子カルテシステム。
  9. 請求項7に記載の検索システムおよび請求項8に記載の電子カルテシステムと協働するレセプト電算システムであって、
    前記電子カルテシステムから、カルテデータベースに記憶されたレコードを受信するレコード受信手段と、
    前記レコード中の少なくとも病名および薬品名の組を、前記検索システムに送信し、かつ、検索システムにおいて検索された、当該薬品名の文字列を含む商品名、並びに、病名に対応する上位概念語或いは下位概念語を含むようなレコードを受信する送受信手段と、
    前記受信したレコードに基づきレセプトを作成するレセプト作成手段と、を備えたことを特徴とするレセプト電算システム。
  10. 電子カルテ用の標準病名であって、当該病名を示す基本語である上位概念語および当該上位概念語と同義の索引用語である下位概念語とを含む標準病名と、レセプト電算コードを含む変換コードとを有するレコードからなる標準病名マスタを備えたコンピュータにより読み出し可能な医薬品データ生成プログラムであって、前記コンピュータを、
    医薬品の添付文書に記載された文字列のデータを参照して、当該添付文書に記載された1以上の商品名を特定する商品名特定手段、
    前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、効能又は効果の欄に記載された文字列を特定し、当該文字列に含まれる1以上の病名を抽出する病名抽出手段、
    前記抽出された病名をマッチングキーワードとして、前記標準病名に含まれる上位概念語或いは下位概念語とのマッチングを実行し、前記標準病名マスタ中、当該病名に相当する上位概念語或いは下位概念語を含む1以上のレコードを特定するマッチング実行手段、並びに、
    前記医薬品の添付文書を特定する添付文書ID,病名、および、前記特定された標準病名マスタ中のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、生成されたレコードを商品情報マスタに格納するレコード生成手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 前記コンピュータを商品名特定手段として機能させる際に、前記コンピュータを、
    添付文書に記載された文字列のデータを参照して、前記商品名に基づいて、前記商品情報マスタ中の1以上のレコードを特定し、
    添付文書において抽出された病名と、前記特定されたレコード中のマッチングキーワードとを比較して、追加された病名の有無を判断し、
    病名が追加されたと判断された場合に、前記マッチングを実行して、標準病名マスタ中の1以上のレコードを特定するとともに、
    前記添付文書ID,病名、および、前記特定された標準病名マスタ中のレコードの項目の情報を含むレコードを生成して、生成されたレコードを商品情報マスタに格納するように作動させることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記コンピュータを商品名特定手段として機能させる際に、前記コンピュータを、
    前記添付文書に記載された文字列のデータを参照して、複数名の商品名が存在すると判断した場合に、前記レコード生成手段が、添付文書ID、それぞれの商品名を特定する枝番号を含むレコードを生成するように作動させることを特徴とする請求項10または11に記載のプログラム。
  13. 前記コンピュータをマッチング実行手段として機能させる際に、前記コンピュータを、
    あるマッチングキーワードについて、上位概念語或いは下位概念語のいずれも見出さなかった場合に、当該マッチングキーワードを提示し、必要に応じて変更された新たなマッチングキーワードについて、再度、標準病名に含まれる上位概念語或いは下位概念語とのマッチングを実行するように作動させることを特徴とする請求項10ないし12の何れか一項に記載のプログラム。
  14. 前記コンピュータをマッチング実行手段として機能させる際に、前記コンピュータを、
    あるマッチングキーワードについて、上位概念語或いは下位概念語のいずれも見出さなかった場合に、当該マッチングキーワードに類似する上位概念語および/または下位概念語を、前記標準病名マスタから取得し、当該類似する上位概念語および/または下位概念語の一覧を提示するように作動させることを特徴とする請求項10ないし12の何れか一項に記載のプログラム。
  15. 請求項10ないし14の何れか一項に記載されたプログラムを実行することにより生成された商品情報マスタを有するコンピュータにより読み出し可能なプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    病名、商品名、或いは、病名および商品名の入力を受け入れ、
    前記病名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された病名と、前記レコード中の前記上位概念語或いは下位概念語とが一致するようなレコードを見出し、
    前記商品名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された商品名と、前記レコード中の前記商品名とが一致するようなレコードを見出し、
    前記病名および商品名については、前記商品情報マスタを参照して、入力された病名と、前記レコード中の前記上位概念語或いは下位概念語とが一致し、かつ、入力された商品名と、前記レコード中の前記商品名とが一致するようなレコードを見出す検索手段として機能させることを特徴とする検索プログラム。
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