JP2010231616A - 処方支援装置及び処方支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】処方箋決定の際の患者の利便性を向上させることが可能な処方支援装置及び処方支援プログラムを提供する。
【解決手段】処方箋を発行する発行者により操作される処方支援装置であって、複数種類の各薬剤についての薬剤情報を、所定の分類項目に属する薬剤毎に関連付けて記憶した薬剤記憶手段と、患者の状態に応じて入力された少なくとも一の薬剤を基本処方箋として受け付ける第1受付手段と、前記基本処方箋が属する分類項目に関連付けて記憶された各薬剤情報を、前記薬剤記憶手段から抽出する第1抽出手段と、前記第1抽出手段により抽出された各薬剤情報を前記発行者及び前記患者に提示する提示手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、処方支援装置及び処方支援プログラムに関する。
近年、コンピュータ技術の普及に伴い、医療分野においても電子カルテ等様々な情報を電子データで管理することが行われている。例えば、特許文献1には、処方箋に関する情報を記憶する記憶媒体を用いて、当該処方箋に利用する薬剤の調合及び精算を行うシステムが開示されている。
ところで、医療現場では、患者の症状に応じて担当医が処方する薬剤をカルテに記述することが行われている。このとき、処方される薬剤は担当医が決定することが一般的であるが、後発医薬品(所謂ジェネリック医薬品)等の薬剤選択の機会も患者には確保されている。そのため、処方箋決定の際の患者の利便性を改善することが求められている。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、処方箋決定の際の患者の利便性を向上させることが可能な処方支援装置及び処方支援プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、処方箋を発行する発行者により操作される処方支援装置であって、複数種類の各薬剤についての薬剤情報を、所定の分類項目に属する薬剤毎に関連付けて記憶した薬剤記憶手段と、患者の状態に応じて入力された少なくとも一の薬剤を基本処方箋として受け付ける第1受付手段と、前記基本処方箋が属する分類項目に関連付けて記憶された各薬剤情報を、前記薬剤記憶手段から抽出する第1抽出手段と、前記第1抽出手段により抽出された各薬剤情報を前記発行者及び前記患者に提示する提示手段と、を備える。
また、本発明は、処方箋を発行する発行者により操作される処方支援装置のコンピュータを、患者の状態に応じて入力された少なくとも一の薬剤を基本処方箋として受け付ける受付手段と、複数種類の各薬剤についての薬剤情報を、所定の分類項目に属する薬剤毎に関連付けて記憶した薬剤記憶手段から、前記基本処方箋が属する分類項目に関連付けて記憶された各薬剤情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された各薬剤情報を前記発行者及び前記患者に提示する提示手段と、して機能させる。
本発明によれば、処方箋決定の際の患者の利便性を向上させることが可能な処方支援装置及び処方支援プログラムを提供することができる。
図1は、薬剤処方システムの全体構成を概略的に示したシステム構成図である。 図2は、図1に示した処方薬データDBが格納する情報の一例を示した図である。 図3は、図1に示した製薬会社DBが格納する情報の一例を示した図である。 図4は、図1に示した処方履歴DBが格納する情報の一例を示した図である。 図5は、処方箋候補データの一例を示した図である。 図6は、図1に示した処方箋DBが格納する情報の一例を示した図である。 図7は、処方箋発行システム及び薬局システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、処方箋候補データ生成処理の手順を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る処方支援装置及び処方支援プログラムの最良な実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る薬剤処方システム100の全体構成を概略的に示したシステム構成図である。同図に示したように、薬剤処方システム100は、処方支援装置(ホストコンピュータ10)を含む処方箋発行システム1と、薬局システム2とを有している。ここで、処方箋発行システム1と薬局システム2とは、LANやWAN、専用線等のネットワークを介して通信可能に接続されている。
まず、処方箋発行システム1について説明する。処方箋発行システム1は、患者の診察・診療を行う医院内等に導入されるシステムであって、図1に示したように、ホストコンピュータ10、処方薬データDB21、製薬会社DB22、処方履歴DB23及び情報端末30等を有している。
ホストコンピュータ10は、患者を診察・診療し、当該患者の処方箋を発行する医師等の発行者により操作される処方支援装置である。
ホストコンピュータ10は、CPU、ROM及びRAM等で構成される制御部、LCDパネル等の表示デバイスにより構成される表示部、キーボードやマウス等の入力デバイスにより構成される入力部、制御部が実行する各種プラグラム等を格納した記憶部、外部装置との通信を制御する通信部等を備えている(何れも図示せず)。なお、ホストコンピュータ10の機能や動作は、当該ホストコンピュータ10の制御部と記憶部等に保持された所定のプログラムとの協働により実現されるものとするが、以下では説明の便宜を図るため、その主体をホストコンピュータ10と表記する。
医師は、患者の診察・診療に際し、患者を識別するための患者IDやカルテ番号等(以下、患者識別情報という)を、ホストコンピュータ10の入力部を介して入力する。また、医師は、ホストコンピュータ10の入力部を介して、患者の状態に応じた少なくとも一の薬剤名を基本処方箋データとして入力する。
ホストコンピュータ10は、入力部から患者識別情報と基本処方箋データとを受け付けると、これらのデータから処方箋の候補となる各薬剤に関する情報を処方薬データDB21、製薬会社DB22及び処方履歴DB23から取得する。
以下、図2、3及び4を参照して、処方薬データDB21、製薬会社DB22及び処方履歴DB23について説明する。
処方薬データDB21は、複数種類の各薬剤の薬剤情報を、所定の分類項目に属する薬剤毎に関連付けて記憶・管理している。例えば、分類項目を薬剤の「効能・効果」とした場合、効能・効果の類似する薬剤同士が分類され、その薬剤情報が分類名(効能・効果)と関連付けて記憶される。ここで“薬剤情報”とは、例えば、薬剤名、成分、効能・効果、製薬会社名、副作用及び価格等の薬剤に関する情報群である。
本実施形態では、各薬剤についての薬剤情報は、処方薬データDB21と製薬会社DB22とに分散した状態で保持されている。薬剤情報に含まれる特定の情報は、処方薬データDB21と製薬会社DB22に夫々重複して保持されている。以下、処方薬データDB21に記憶されている薬剤情報を“第1薬剤情報”と表記し、製薬会社DB22に記憶されている薬剤情報を“第2薬剤情報”と表記する。
図2は、処方薬データDB21に記憶された第1薬剤情報の一例を示した図である。図2の処方薬データDB21では、分類項目を薬剤の「効能・効果」した例を示しており、効能Aの分類名に属する各薬剤の第1薬剤情報として、薬剤名D11、D12及びD13と、その製薬会社C1、C2及びC3とを関連付けて記憶している。また、効能Bの分類名に属する各薬剤の第1薬剤情報として、薬剤名D21、D22及びD23と、その製薬会社C1、C2及びC3とを関連付けて記憶している。なお、図3で示した効能A、Bは、類似する薬剤を検索する際の分類名として機能し、より詳細な情報(効能・効果)については製薬会社DB22に記憶されているものとする。
ホストコンピュータ10は、上記処方薬データDB21に対し、入力部から受け付けた基本処方箋(薬剤名)が属する分類項目(効能)に関連付けて記憶された第1薬剤情報を夫々抽出する。
製薬会社DB22は、様々な製薬会社から提供される薬剤と、その薬剤情報(第2薬剤情報)とを関連付けて記憶・管理している。なお、処方薬データDB21と製薬会社DB22とは、上述した薬剤名及び製薬会社名を夫々重複して保持している。
図3は、製薬会社DB22が記憶する第2薬剤情報の一例を示した図である。同図に示したように、製薬会社DB22は、第2薬剤情報として、各製薬会社(C1、C2及びC3)から提供される各薬剤の薬剤名と、その効能・効果、副作用、成分及び価格とを関連付けて記憶している。
ホストコンピュータ10は、上記製薬会社DB22に対し、処方薬データDB21から抽出した第1薬剤情報に含まれる薬剤名及び製薬会社に基づいて、この薬剤名及び製薬会社に対応する第2薬剤情報を抽出する。
処方履歴DB23は、複数の患者に処方された薬剤情報の処方履歴を、各患者の患者識別情報と関連付けて記憶している。ここで、処方履歴には、処方された薬剤の薬剤名、処方量等を含んだ処方箋データと、この処方箋データの調薬が行われた年月日(処方日付)等が含まれる。
図4は、処方履歴DB23が記憶する処方履歴の一例を示した図である。同図に示したように、処方履歴DB23は、患者識別情報がP1、P2の患者について処方箋データと、その処方日付とを関連付けて記憶している。
ホストコンピュータ10は、上記処方履歴DB23に対し、入力部から受け付けた患者識別情報に基づいて、この患者識別情報に関連付けられた処方履歴を抽出する。
処方薬データDB21及び製薬会社DB22は、ホストコンピュータ10が設けられる施設(病院や医院等)内に設置される形態としてもよいし、施設外の第3機関(例えば、製薬会社等)に設置され、インターネット等のネットワークを介してアクセスが行われる形態としてもよい。
ホストコンピュータ10は、処方薬データDB21、製薬会社DB22及び処方履歴DB23の夫々から第1薬剤情報、第2薬剤情報及び処方履歴を取得すると、これらの情報を用いて処方箋候補データを生成し、処方の対象者となった患者の患者識別情報とともに情報端末30へ送信する。
図5は、処方箋候補データの一例を示した図である。同図に示したように、処方箋候補データは、第1薬剤情報及び第2薬剤情報に含まれた各薬剤名(D11、D12及びD13)について、この第1薬剤情報及び第2薬剤情報に含まれた各情報(効能・効果、副作用、価格、成分及び製薬会社名)が比較可能な状態で表されている。また、各薬剤名(D11、D21及びD31)に対し、その処方履歴(処方日付及び処方量)が関連付けられている。
また、ホストコンピュータ10は、薬局システム2から患者識別情報と処方箋データと処方日付とを含んだ後述する会計済処方箋データを受け付けると、この会計済処方箋データに含まれた処方箋データ及び処方日付を処方履歴として、当該会計済処方箋データに含まれた患者識別情報と関連付けて処方履歴DB23に登録する。
次に、情報端末30について説明する。情報端末30は、PC等の情報処理装置であって、ホストコンピュータ10から提供される処方箋候補データを後述する表示部に表示することで、この処方箋候補データを医師及び患者が視認可能な状態で提示する。
情報端末30は、ホストコンピュータと同様に、CPU、ROM及びRAM等で構成される制御部、LCDパネル等の表示デバイス等により構成される表示部、キーボードやマウス等の入力デバイス等により構成される入力部、制御部が実行する各種プラグラム等を格納した記憶部、外部装置との通信を制御する通信部を備えている(何れも図示せず)。なお、情報端末30の機能や動作は、当該情報端末30の制御部と記憶部等に保持された所定のプログラムとの協働により実現されるものとするが、以下では説明の便宜を図るため、その主体を情報端末30と表記する。
情報端末30は、ホストコンピュータ10から送信された処方箋候補データ及び患者識別情報を受け付けると、この処方箋候補データを表示部に表示する。患者は、表示部に表示された処方箋候補データを閲覧することで、処方の候補となる薬剤に関する情報を知ることが可能となり、医師との協議のもと処方の対象となる薬剤を自ら意思決定することができる。医師は、情報端末30の入力部を用いて、表示部に提示された処方箋データから患者が意思決定した薬剤名の選択とその処方量の入力を行い、さらに処方箋として確定するための所定の操作(例えば、確定キーの入力)を行うことで、この薬剤名と処方量とを処方箋として確定入力する。
情報端末30では、入力部を介して処方箋の確定入力を受け付けると、この処方箋の内容(薬剤名とその処方量)を含んだ処方箋データを生成し、処方の対象者となる患者の患者識別情報とともに薬局システム2の薬局端末40へ送信する。
次に、薬局システム2について説明する。薬局システム2は、調剤薬局等に導入されるシステムであって、処方箋データの出力と処方箋の会計に係る処理を行う。薬局システム2は、処方箋発行システム1と通信可能に接続された薬局端末40の他、調剤された薬剤の精算に係る処理を行う図示しない薬価精算装置等を有している。
薬局端末40は、CPU、ROM及びRAM等で構成される制御部、LCDパネル等の表示デバイス等により構成される表示部、キーボードやマウス等の入力デバイス等により構成される入力部、制御部が実行する各種プラグラム等や処方箋DB41を格納した記憶部、外部装置との通信を制御する通信部、処方された薬剤に関する情報等の印刷を行う印刷部を備えている(何れも図示せず)。なお、薬局端末40の機能や動作は、当該薬局端末40の制御部と記憶部等に保持された所定のプログラムとの協働により実現されるものとするが、以下では説明の便宜を図るため、その主体を薬局端末40と表記する。
薬局端末40は、情報端末30から送信された処方箋データと患者識別情報とを受け付けると、これらの情報を関連付けて処方箋DB41に登録する。
ここで、図6は、処方箋DB41が記憶する情報の一例を示した図である。同図に示したように、処方箋DB41には、患者識別情報(P1)と、処方箋データとが関連付けて記憶されている。
医師の診察・診療が終了した患者は、薬局端末40が設けられた調剤薬局等へ行く。ここで、患者は、薬局端末40を操作する薬剤師等に自己の患者識別情報を通知する。薬局端末40では、入力部を介して患者識別情報が入力されると、薬局端末40は、この患者識別情報に関連付けられた処方箋データを処方箋DB41から読み出し、表示部や印刷部を用いて出力する。薬剤師は、出力された処方箋データ、即ち薬剤名と処方量とに基づいて調薬する。そして、調薬された薬剤は所定の手続きにより会計が行われた後、患者へと引き渡される。
また、薬局端末40は、入力部を介して会計完了を指示した所定の操作を受け付けると、この会計を済ませた患者の患者識別情報と、この会計に係る処方箋データと、現在の日付を表す処方日付とを含んだ会計済処方箋データを生成し、ホストコンピュータ10に送信する。
以下、図1、図7及び図8を参照して、処方箋発行システム1及び薬局システム2の動作について説明する。ここで、図7は、処方箋発行システム1及び薬局システム2の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、医師は、患者の診察・診療を行うと、患者の状態に応じた少なくとも1以上の薬剤名を基本処方箋データとし、この患者の患者識別情報とともにホストコンピュータ10の入力部に入力する。ホストコンピュータ10は、基本処方箋と患者識別情報との入力を受け付けると(ステップS11)、処方箋候補データの生成を行う“処方箋候補データ生成処理”を実行する(ステップS12)。以下、図11を参照して、ステップS12の処方箋候補データ生成処理について説明する。
図8は、処方箋候補データ生成処理の手順を示したフローチャートである。まず、ホストコンピュータ10は、処方薬データDB21を参照し、この基本処方箋(薬剤名)が属する分類項目に関連付けて記憶された第1薬剤情報を処方薬データDB21から抽出する(ステップS121)。
続いて、ホストコンピュータ10は、ステップS11で抽出した第1薬剤情報に含まれる薬剤名及び製薬会社をキーとし、このキーに対応する第2薬剤情報を製薬会社DB22から抽出する(ステップS122)。
さらに、ホストコンピュータ10は、処方履歴DB23を参照し、ステップS11で受け付けた患者識別情報と関連付けて記憶された処方履歴を、処方履歴DB23から抽出する(ステップS123)。
そして、ホストコンピュータ10は、ステップS121、S122及びS123の夫々で抽出した第1薬剤情報、第2薬剤情報及び処方履歴を用いて、図6に示したような処方箋候補データを生成し(ステップS124)、ステップS13の処理に移行する。
図10に戻り、ホストコンピュータ10は、処方箋候補データ生成処理により生成した処方箋候補データを、患者識別情報とともに情報端末30へ送信する(ステップS13)。
情報端末30では、ホストコンピュータ10から送信された処方箋候補データを受け付けると、この処方箋候補データを表示部に表示することで、医師及び患者が視認可能な状態で提示する(ステップS14)。
情報端末30の表示部に表示された処方箋候補データが閲覧され、医師との協議のもと処方の対象となる薬剤が患者により意思決定されると、医師は入力部を用いて、意思決定された薬剤名を選択とその処方量の入力を行い、さらに処方箋として確定するための所定の操作(例えば、確定キーの入力)を行うことで、この薬剤名と処方量とを処方箋として確定入力する。
情報端末30は、入力部を介して処方箋の確定入力を受け付けると、この処方箋の内容(薬剤名とその処方量)を含んだ処方箋データを生成する(ステップS16)。そして、情報端末30は、ステップS16で生成した処方箋データと、ステップS13で受け付けた患者識別情報とを薬局端末40へ送信する(ステップS17)。
薬局端末40では、処方箋データと患者識別情報との組みを情報端末30から受信すると、これらの情報を関連付け処方箋DB41に登録する(ステップS18)。
続いて、薬局端末40は、患者識別情報の入力を受け付けると(ステップS19)、この患者識別情報に関連付けられた処方箋データを処方箋DB41から読み出し、表示部や印刷部を用いて出力する(ステップS20)。
薬剤師は、出力された処方箋データに基づき調剤を行った後、図示しない薬価精算装置等を用いて患者との会計を済ますと、会計の完了を指示する所定の操作を薬局端末40の入力部から入力する。
薬局端末40は、会計の完了を指示する所定の操作の入力を受け付けると(ステップS21)、ステップS19で受け付けた患者識別情報と、この患者識別情報と関連付けて処方箋DB41に記憶された処方箋データと、現在の日付を表す処方日付とを含む会計済処方箋データを生成し(ステップS22)、ホストコンピュータ10へ送信する(ステップS23)。
一方、ホストコンピュータ10では、会計済処方箋データを薬局端末40から受信すると、この会計済処方箋データに含まれた患者識別情報に対応するエントリを処方履歴DB23から検索し、該当するエントリに対して、この会計済処方箋データに含まれる処方箋データ及び処方日付を処方履歴として登録(追記)する(ステップS24)。
以上のように、本実施形態によれば、基本処方箋及び当該基本処方箋と類似関係にある各薬剤についての薬剤情報を比較可能な状態で医師及び患者に提示することで、当該患者に自己の状態に応じた各種の薬剤に関する情報を提供することができる。また、提示された薬剤情報を閲覧しながら、患者は医師との協議のもと使用する薬剤を選択することができるため、処方箋決定の際の患者の利便性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲での種々の変更、置換、追加等が可能である。
例えば、上記実施形態では、処方箋候補データを表示する表示装置として情報端末30を用いた例を示したが、これに限らず、ホストコンピュータ10の表示部に表示し、当該ホストコンピュータ10の入力部を用いて処方箋の確定が行われる形態としてもよい。
また、上記実施形態では、薬剤情報の管理を処方薬データDB21と製薬会社DB22の2つのデータベースを用いて行う形態としたが、これに限らず、一のデータベースのみとしてもよい。また、各製薬会社に設けられた製薬会社DB22を使用する等することにより、3以上のデータベースを用いて薬剤情報が管理される形態としてもよい。また、薬剤情報に含まれる情報の種別は、上記実施形態の例に限らず、任意の情報を追加・削除することが可能であるものとする。
なお、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記録媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記録媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記録媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
以上のように、本発明にかかる処方支援装置及び処方支援プログラムは、薬剤を処方するのに有用であり、特に、医師の管理の下、使用する薬剤を患者自らが選択する場合に適している。
100 薬剤処方システム
1 処方箋発行システム
2 薬局システム
10 ホストコンピュータ
21 処方薬データDB
22 製薬会社DB
23 処方履歴DB
30 情報端末
40 薬局端末
特開2001−357133号公報

Claims (5)

  1. 処方箋を発行する発行者により操作される処方支援装置であって、
    複数種類の各薬剤についての薬剤情報を、所定の分類項目に属する薬剤毎に関連付けて記憶した薬剤記憶手段と、
    患者の状態に応じて入力された少なくとも一の薬剤を基本処方箋として受け付ける第1受付手段と、
    前記基本処方箋が属する分類項目に関連付けて記憶された各薬剤情報を、前記薬剤記憶手段から抽出する第1抽出手段と、
    前記第1抽出手段により抽出された各薬剤情報を前記発行者及び前記患者に提示する提示手段と、
    を備えたことを特徴とする処方支援装置。
  2. 複数の患者に処方された薬剤情報の処方履歴を、各患者を識別する患者識別情報と関連付けて記憶した処方履歴記憶手段と、
    処方の対象者となる患者の患者識別情報の入力を受け付ける第2受付手段と、
    前記第2受付手段で受け付けた前記患者識別情報に関連付けられた処方履歴を、前記処方履歴記憶手段から抽出する第2抽出手段と、
    前記第1抽出手段により抽出された各薬剤情報に、前記第2抽出手段により抽出された処方履歴を関連付けた処方箋候補データを生成する処方箋候補データ生成手段と、
    を更に備え、
    前記提示手段は、前記処方箋候補データを前記発行者及び前記患者に提示することを特徴とする請求項1に記載の処方支援装置。
  3. 前記提示手段により提示された各薬剤情報から、前記患者に処方する薬剤の薬剤情報を選択可能な選択手段と、
    前記選択手段により選択された薬剤情報に対応する薬剤名を含んだ処方箋データを生成する処方箋生成手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の処方支援装置。
  4. 前記処方箋生成手段により生成された処方箋データを、この処方の対象者となった患者の処方履歴として、当該患者の患者識別情報と関連付けて前記処方履歴記憶手段に登録する処方履歴登録手段を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の処方支援装置。
  5. 処方箋を発行する発行者により操作される処方支援装置のコンピュータを、
    患者の状態に応じて入力された少なくとも一の薬剤を基本処方箋として受け付ける受付手段と、
    複数種類の各薬剤についての薬剤情報を、所定の分類項目に属する薬剤毎に関連付けて記憶した薬剤記憶手段から、前記基本処方箋が属する分類項目に関連付けて記憶された各薬剤情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された各薬剤情報を前記発行者及び前記患者に提示する提示手段と、
    して機能させるための処方支援プログラム。
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