JP3600914B2 - レセプト事務共助支援装置、レセプト審査支援装置及びそれらの方法並びにプログラム - Google Patents

レセプト事務共助支援装置、レセプト審査支援装置及びそれらの方法並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療機関又は保険薬局から送付されるレセプトの事務共助及びレセプトの審査の支援に用いられるレセプト事務共助支援装置、レセプト審査支援装置及びそれらの方法並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
健康保険の被保険者は、一部負担金を支払うことにより、病院及び診療所などの医療機関で診察、治療、薬の支給・入院などの治療を治るまで受けることができる。また、医師の処方せんをもらった場合にも、一部負担金を支払うことにより、保険薬局で薬剤の調剤をしてもらうことができる。
【0003】
医療機関や保険薬局は、健康保険の保険者に対して、保険者が負担すべき負担金(以下、保険者負担金という)の支払いを請求することが必要となる。
【0004】
ここで、医療機関や保険薬局による健康保険の保険者に対する保険者負担金の支払いの請求は、レセプトと呼ばれる請求書(以下、レセプトという)を介して行われる。レセプトは、被保険者に対しての処置の回数や投薬の種類と回数などといった医療行為や調剤の内容に関する事項が詳細に記載されており、この記載内容に従って支払が行われる必要がある。
【0005】
ところで、レセプトを介してする保険者負担金の支払いは、医療機関や保険薬局から健康保険の保険者への一方的な請求に対応して行われるものであり、何らの監視機関も有しない場合には、保険者負担金を間違いを含む不当な請求によって取得したり、不正な行為によって取得したりすることが可能となる。そのため、そのような不当な請求或いは不正な行為を排除する必要があり、レセプトの真性を確認する仕組みが構築されている。
【0006】
ここで、そのような不当な請求としては、例えば診療行為(投薬、注射など)に関する記載が無かったり、診療行為とレセプト点数が合わなかったりするケースであり、不正な行為としては、例えば実体のない診療行為について保険者負担金の支払いの請求をするケースである。
【0007】
すなわち、医療機関や保険薬局と健康保険の保険者との間には、レセプトの真性を確認するためのレセプトの審査を行う機関としての社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険組合連合会など(以下、審査支払機関という)を介在させている。
【0008】
それゆえ、医療機関や保険薬局によって作成されたレセプトは、審査支払機関に集められた上で、まず事務共助担当者によって疑義があるものが排除され、続いて、十分な専門的・技術的知識を有する医師など(以下、審査担当者という)による詳細な審査に付される。その結果、真性が確認されたレセプトのみが健康保険の各保険者に対して送付されるが、それ以外は医療機関や保険薬局に返送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような事務共助担当者による事務共助では、事務共助担当者があらゆる角度からの点検を行い、明らかに疑義があるレセプトを抽出するという方法に止まっており、明らかに疑義があるとはいえないレセプトについては、事務共助担当者のカンや熟練度に依存するところが大きいことから、効率的な事務共助作業を確保できないのみならず、非科学的であって間違いの発見自体がそもそも困難である状況となっている。
【0010】
加えて、このような審査担当者による審査では、各レセプトによって不正確さの程度やこれに対応して注力すべき程度が相当に異なるという実体があるにもかかわらず、同様な人的資力を振り向けているのが実状であり、事務共助担当者による疑義があるレセプトの抽出が不十分なこともあり、十分な審査処理負担の軽減効果が得られない状況となっている。
【0011】
なお、従来、このようなレセプトや保険の手続きに関するシステムや方法としては特開2001−344337号公報、特開2002−41649号公報及び特開2002−109069号公報などがある。
【0012】
ここで、特開2001−344337号公報は、保険者がレセプトを受領するとそのレセプトの請求を決済するか又は医療機関に差し戻すかの決済システムである。また、特開2002−41649号公報は医療情報を保管している医療情報保管管理会社のデータベースに被保険者ごとの保険証データを格納しておき受信時の保険証の確認や保険者への請求はこの管理会社を介して行ない保険医療機関の負担軽減を図るものである。さらに、特開2002−109069号公報は資格認証機関に被保険者の資格の有無を確認し、保険者にとっての医療費損失を防止しようとするものである。
【0013】
これらのいずれもが、健康保険の保険者及び被保険者、医療機関や保険薬局における、効率的な事務作業の確保、処理負担の軽減という課題を解決しようとしており、審査支払機関における、効率的な事務作業の確保、処理負担の軽減という課題を解決しようとするものではない。
【0014】
そこで、本発明の課題は、事務共助作業の効率向上効果及び審査処理負担の軽減効果が十分に得られるように、各レセプトについての間違いの発見が容易に可能となり、かっ、各レセプトの有する不正確さの程度や注力すべき程度に対応して人的資力を的確に振り向けることが可能となるようなレセプト事務共助支援装置、レセプト審査支援装置及びそれらの方法並びにプログラムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、第一発明、第二発明、第三発明及び第四発明とを含むものとして構成されている。第一発明は、レセプト事務共助支援装置に係るものであり、第二発明は、レセプト審査支援装置に係るものである。また、第三発明は、レセプト事務共助支援方法に係るものであり、第四発明は、レセプト審査支援方法に係るものである。
【0016】
第一発明に係るレセプト事務共助支援装置は、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を行う入力部及び表示部を含むものである。
【0017】
これは、項目別不正確度情報記憶部と、入力実行部と、画像文字変換部と、レセプト情報表示実行部と、レセプトランク付け(レセプト注力度)情報表示実行部と、共助者からの付箋情報入力実行部(的確審査情報入力実行部とからなっている。
【0018】
ここで、項目別不正確度情報記憶部は、診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別にレセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶しておくものである。入力実行部は、請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって項目特定情報及び保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むレセプト情報の入力を入力部を通じて実行する機能を果たす。画像文字変換部は、入力された画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換する機能を果たす。レセプト情報表示実行部は、変換されたレセプト情報の表示を表示部を通じて実行する機能を果たす。レセプトランク付け(レセプト注力度情報表示実行部は、項目別不正確度情報記憶部に基づいて請求がなされたレセプトについての事務共助に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報(レセプト注力度情報の算定をするとともに、算定されたレセプトランク付け情報の表示をレセプト情報の表示とともに表示部を通じて実行する機能を果たす。付箋情報入力実行部(的確審査情報入力実行部は、請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための付箋情報(的確審査情報の入力を入力部を通じて実行する機能を果たす。
【0019】
このような第一発明に係るレセプト事務共助支援装置によれば、このような項目別不正確度情報記憶部、入力実行部自動入力実行部、画像文字変換部、レセプト情報表示実行部、レセプトランク付け(レセプト注力度)情報表示実行部及び付箋情報(的確審査情報入力実行部を含むものとして構成されているので、各レセプトについての間違いの発見が容易に可能となり、かつ、各レセプトの有する不正確さの程度や注力すべき程度に対応して人的資力を的確に振り向けることが可能となる。
【0020】
従って、これによれば、事務共助作業の効率向上効果及び審査処理負担の軽減効果が十分に得られることが可能となる。
【0021】
このような第一発明に係るレセプト事務共助支援装置において、項目別不正確度情報は、診療パターン、医療機関及びその他の項目などの項目別不正確度情報を統計的に取得しているものであり、逐次最新の情報に設定しておくことによりレセプトランク付け情報(レセプト注力度情報が適切なものになり重要度の高いレセプトの間違いの発見が高くなるという観点からすれば、項目別不正確度情報更新実行部を含むことが好ましい。
【0022】
ここで、項目別不正確度情報更新実行部は、項目別不正確度情報記憶部に記憶された項目別不正確度情報記憶部における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を入力部を通じて実行する機能を果たす。
【0023】
また、第二発明に係るレセプト審査支援装置は、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を行う入力部及び表示部を含むものである。
【0024】
これは、項目別不正確度情報記憶部と、入力実行部と、画像文字変換部と、レセプト情報表示実行部と、レセプトランク付け情報表示実行部と、的確審査情報表示実行部とからなっている。
【0025】
ここで、項目別不正確度情報記憶部は、診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別にレセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶しておくものである。入力実行部は、請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって項目特定情報及び保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むレセプト情報の入力を入力部を通じて実行する機能を果たす。画像文字変換部は、入力された画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換する機能を果たす。レセプト情報表示実行部は、変換されたレセプト情報の表示を表示部を通じて実行する機能を果たす。レセプトランク付け情報表示実行部は、項目別不正確度情報記憶部に基づいて請求がなされたレセプトについての審査に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報の算定をするとともに、算定されたレセプトランク付け情報の表示をレセプト情報の表示とともに表示部を通じて実行する機能を果たす。的確審査情報表示実行部は、レセプト事務共助者が利用する共助者支援装置から送信され又は入力部を通じて入力された請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための付箋情報であって保険者負担金の算定に影響を与える可能性があるものの表示をレセプト情報の表示及びレセプトランク付け情報の表示とともに表示部を通じて実行する機能を果たす。
【0026】
このような第二発明に係るレセプト審査支援装置によれば、このような項目別不正確度情報記憶部、入力実行部、画像文字変換部、レセプト情報表示実行部、レセプトランク付け情報表示実行部及び的確審査情報表示実行部を含むものとして構成されているので、各レセプトについての間違いの発見が容易に可能となり、かつ、各レセプトの有する不正確さの程度や注力すべき程度に対応して人的資力を的確に振り向けることが可能となる。
【0027】
従って、これによれば、事務共助作業の効率向上効果及び審査処理負担の軽減効果が十分に得られることが可能となる。
【0028】
このような第二発明に係るレセプト審査支援装置において、項目別不正確度情報は、診療パターン、医療機関及びその他の項目などの項目別不正確度情報を統計的に取得しているものであり、逐次最新の情報に設定しておくことによりレセプトランク付け情報が適切なものになり重要度の高いレセプトの間違いの発見が高くなるという観点からすれば、項目別不正確度情報更新実行部を含むことが好ましい。
【0029】
ここで、項目別不正確度情報更新実行部は、項目別不正確度情報記憶部に記憶された項目別不正確度情報記憶部における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を入力部を通じて実行する機能を果たす。
【0030】
一方、第三発明に係るレセプト事務共助支援方法は、項目別不正確度情報記憶部入力実行部、画像文字変換部、レセプト情報表示実行部、レセプトランク付け情報表示実行部、付箋情報入力実行部、入力部及び表示部を含むレセプト事務共助支援装置を用いて行うものであり、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の事務共助を行う方法である。
【0031】
これは、以下の各ステップを含む方法として構成されている。
【0032】
すなわち、項目別不正確度情報記憶部が、診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別にレセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶するステップ。
【0033】
力実行部が、請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって項目特定情報及び保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むレセプト情報の入力を入力部を通じて実行するステップ。
【0034】
画像文字変換部が、入力された画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換するステップ。
【0035】
レセプト情報表示実行部が、変換されたレセプト情報の表示を表示部を通じて実行するステップ。
【0036】
レセプトランク付け情報表示実行部が、項目別不正確度情報記憶部に基づいて請求がなされたレセプトについての事務共助に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報の算定をするとともに、算定されたレセプトランク付け情報の表示をレセプト情報の表示とともに表示部を通じて実行するステップ。
ここで、「レセプトランク付け情報の表示をレセプト情報の表示とともに実行する」とは、レセプトランク付け情報の表示およびレセプト情報の表示が同時に実行される場合に限られるものではなく、レセプトランク付け情報の表示およびレセプト情報の表示が時間的に前後して実行される場合等をも含む概念である。
【0037】
そして、付箋情報(的確審査情報入力実行部が、請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための付箋情報(的確審査情報の入力を入力部を通じて実行するステップである。
【0038】
このような第三発明に係るレセプト事務共助支援方法によれば、このようなレセプトランク付け情報の算定、算定されたレセプトランク付け情報の表示、付箋情報の入力を含むものとして構成されているので、各レセプトについての間違いの発見が容易に可能となり、かつ、各レセプトの有する不正確さの程度や注力すべき程度に対応して人的資力を的確に振り向けることが可能となる。
【0039】
従って、これによれば、事務共助作業の効率向上効果及び審査処理負担の軽減効果が十分に得られることが可能となる。
【0040】
このような第三発明に係るレセプト事務共助支援方法において、項目別不正確度情報は、診療パターン、医療機関及びその他の項目などの項目別不正確度情報を統計的に取得しているものであり、逐次最新の情報に設定しておくことによりレセプトランク付け情報が適切なものになり重要度の高いレセプトの間違いの発見が高くなるという観点からすれば、レセプト事務共助支援装置が項目別不正確度情報更新実行部をさらに含むものである場合において、以下の各ステップを含む方法として構成されていることが好ましい。
【0041】
すなわち、項目別不正確度情報更新実行部が、項目別不正確度情報記憶部に記憶された項目別不正確度情報記憶部における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を入力部を通じて実行するステップである。
【0042】
また、第四発明に係るレセプト審査支援方法は、項目別不正確度情報記憶部入力実行部、画像文字変換部、レセプト情報表示実行部、レセプトランク付け情報表示実行部、的確審査情報表示実行部、入力部及び表示部を含むレセプト審査支援装置を用いて行うものであり、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を行う方法である。
【0043】
これは、以下の各ステップを含む方法として構成されている。
【0044】
すなわち、項目別不正確度情報記憶部が、診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別にレセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶するステップ。
【0045】
力実行部が、請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって項目特定情報及び保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むものの入力を入力部を通じて実行するステップ。
【0046】
画像文字変換部が、入力された画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換するステップ。
【0047】
レセプト情報表示実行部が、変換されたレセプト情報の表示を表示部を通じて実行するステップ。
【0048】
レセプトランク付け情報表示実行部が、項目別不正確度情報記憶部に基づいて請求がなされたレセプトについての審査に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報の算定をするとともに、算定されたレセプトランク付け情報の表示をレセプト情報の表示とともに表示部を通じて実行するステップ。
ここで、「レセプトランク付け情報の表示をレセプト情報の表示とともに実行する」とは、レセプトランク付け情報の表示およびレセプト情報の表示が同時に実行される場合に限られるものではなく、レセプトランク付け情報の表示およびレセプト情報の表示が時間的に前後して実行される場合等をも含む概念である。
【0049】
そして、的確審査情報表示実行部が、レセプト事務共助者が利用する共助者支援装置(レセプト審査支援装置以外の装置から送信され又は入力部を通じて入力された請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための付箋情報(的確審査情報の表示をレセプト情報の表示及びレセプトランク付け情報(レセプト注力度情報の表示とともに表示部を通じて実行するステップである。
ここで、「付箋情報(的確審査情報の表示をレセプト情報の表示及びレセプトランク付け情報(レセプト注力度情報の表示とともに実行する」とは、これらのすべての表示が同時に実行される場合に限られるものではなく、これらのうちの二つが同時に実行されるが、残余の表示は時間的に前後して実行される場合やこれらのすべてが別々に時間的に前後して実行される場合等をも含む概念である。
【0050】
このような第四発明に係るレセプト審査支援方法によれば、このようなレセプトランク付け情報の算定、算定されたレセプトランク付け情報の表示、付箋情報の表示を含むものとして構成されているので、各レセプトについての間違いの発見が容易に可能となり、かつ、各レセプトの有する不正確さの程度や注力すべき程度に対応して人的資力を的確に振り向けることが可能となる。
【0051】
従って、これによれば、事務共助作業の効率向上効果及び審査処理負担の軽減効果が十分に得られることが可能となる。
【0052】
このような第四発明に係るレセプト審査支援方法において、項目別不正確度情報は、診療パターン、医療機関及びその他の項目などの項目別不正確度情報を統計的に取得しているものであり、逐次最新の情報に設定しておくことによりレセプトランク付け情報が適切なものになり重要度の高いレセプトの間違いの発見が高くなるという観点からすれば、以下の各ステップを含む方法として構成されていることが好ましい。
【0053】
すなわち、レセプト審査支援装置が項目別不正確度情報更新実行部をさらに含む場合において、項目別不正確度情報更新実行部が項目別不正確度情報記憶部に記憶された項目別不正確度情報記憶部における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を入力部を通じて実行するステップである。
【0054】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0055】
[レセプト審査支援システム]
図1は本発明の一実施の形態に係るレセプト審査支緩システムの構成図である。レセプト審査支援システム1はレセプト事務共助支援装置2とレセプト審査支援装置3の部分横成(図1のケース)、又はレセプト事務共助支援装置2の部分構成とレセプト審査支援装置3で構成される(図示せず)。なお、図1のレセプト審査支援システム1は、レセプト審査支援装置3の部分構成として的確審査情報表示実行部31を使用している。
【0056】
〔レセプト事務共助支援装置〕
図2はレセプト事務共助支援装置2の構成図である。
【0057】
本実施の形態において、レセプト事務共助支援装置2は、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を行うにあたり、事務共助担当者の事務共助を支援するものである。
また、レセプト情報は、レセプトに記載されている受信者の氏名、保険証の記号番号、傷病名、診療開始日、診療行為の内容である再診、在宅、投薬などの情報でできている。
【0058】
図2のように、具体的には、レセプト事務共助支援装置2は、レセプト情報や事務共助のための情報を表示する表示部と、表示部の制御などを行なう制御部と、レセプトの入力などを受付ける入力部と各種のデータを記憶することができる記憶部とを含んで構成される。
表示部は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode−Ray Tube)などを利用したモニタを使用することができる。制御部は中央処理装置や記憶装置などを有し、所定のプログラムが展開・起動することで各種の処理を実現することができる。入力部はキーボード、マウス、ペンタブレットなどで横成される。またレセプト入力としては99.5%が紙レセプトであり光学読取装置などで横成される。記憶部はHDD(Hard Disk Drive)装置などにより構成される。
【0059】
図2に示すように、さらにレセプト事務共助支援装置2の記憶部、入力部及び制御部は、項目別不正確度情報記憶部21と、自動入力実行部23aと、画像文字変換部23bと、レセプト情報表示実行部24と、レセプト注力度情報表示実行部25と、的確審査情報入力実行部26と項目別不正確度情報更新実行部27を備えた構成でできている。
【0060】
以下、これらの各構成要素についてさらに詳細に説明する。
【0061】
(1)項目別不正確度情報記憶部
項目別不正確度情報記憶部21は、診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別に把握されるレセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報であってレセプト情報についての統計的な調査を通じてあらかじめ取得されるものが対応させられている項目別不正確度情報テーブル22を記憶する機能を果たす。
【0062】
図4は項目別不正確度情報テーブル22を示している。
項目別不正確度情報テーブル22は、項目別不正確度情報記憶部21にあらかじめ格納された項目別不正確度情報220である項目特定情報221(診療パターン、医療機関等)の各項目と間違い率222でできている。
項目別不正確度情報テーブル22は、レセプト情報の審査のための後述するランク付けポイントを求めるために、あらかじめ診療行為(初診、再診、指導、在宅、投薬、注射、処置、手術、検査、画像、入院、その他)に関する記載の有無などをレセプト点数欄より求めて、診療パターンごとの間違い率を統計的に求めたものであり項目別不正確度情報記憶部21に記憶されている。
また、診療パターンに加え、医療機関(病院、診療所)、性別、世代(子供、大人、老人)、病気(疾病分類コード)、診療日数、入院・外来、請求点階級などの情報も合わせて記憶しておくことにより、より多角的に低リスクなレセプトのパターンを抽出する基準を提供できる。
【0063】
(2)自動入力実行部
自動入力実行部23aは、請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって項目特定情報及び保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むものの自動的な入力を入力部を通じて実行する機能を果たす。
【0064】
具体的には、自動入力実行部23aは、紙レセプトに記載されたレセプト情報を光学的に読み取ることができ、読み取られたレセプト情報は記憶部に記憶され、レセプト事務共助及び審査のために使用される。光学読取手段は例えば通常使用されている光学読取装置で良い。
また、自動入力実行部23aは、レセプト情報が電子化されている磁気レセプトの場合も磁気レセプトを入力する機能を持っている。磁気レセプトは例えばフロッピー(R)ディスク又は磁気テープなどの記憶媒体で送られてくる。又はファイル転送などのオンライン入力でもよい。
【0065】
(3)画像文字変換部
画像文字変換部23bは、入力された画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換する機能を果たす。
光学読取手段で文字認識できる部分は画像取得の際に文字認識(文字変換)を行う。
【0066】
(4)レセプト情報表示実行部
レセプト情報表示実行部24は、変換されたレセプト情報の表示を表示部を通じて実行する機能を果たす。
図5は本発明の一実施形態に係る事務共助の画面を示す図である。レセプト情報51の一部が表示されている。
【0067】
(5)レセプト注力度情報表示実行部
レセプト注力度情報表示実行部25は、変換されたレセプト情報に含まれる項目特定情報221に基づいて項目別不正確度情報テーブル22を検索して対応する項目別不正確度情報220を抽出し、抽出した項目別不正確度情報220及びレセプト情報に含まれる保険者負担金情報に基づいて請求がなされたレセプトについての事務共助に対して注力すべき程度を示すレセプト注力度情報の算定をするとともに、算定されたレセプト注力度情報の表示をレセプト情報の表示とともに表示部を通じて実行する機能を果たす。
【0068】
レセプト注力度情報表示実行部25は、項目別不正確度情報テーブル22の項目別不正確度情報220をもとに、図5に示すレセプト注力度情報53の一つであるレセプトのランク付けポイント52を求め、事務共助及び審査でレセプトの重要度を注視できるようにするものである。
レセプト注力度情報表示実行部25は、項目別不正確度情報220をもとにランク付けポイント52を算出する。例えば図4の診療パターンや医療機関などの各項目の各々で重み付けした間違い率を求め、例えば(間違い率)×(請求点)などをランク付けポイント52として求める。結果としてランク付けポイント52はレセプト請求点が高く、同時に間違い率の高い診療パターンであったり又は間違い率の高い医療機関であるとランク付けポイント52が高く充分に審査する必要があるということになる。逆にレセプト請求点が低く、同時に間違い率の低い診療パターンであったり又は、間違い率の低い医療機関であるとランク付けポイント52は低くなり無審査に近い形で審査することができることになる。
実際の業務ではこのランク付けポイント52で一定以下のポイントのレセプトは注力せず一定以上のポイントのレセプトのみを審査するということになる。なお、このランク付けポイント52はその月のレセプト審査の業務量、事務共助担当者及び審査担当者の人的資源の増減によって調整することができる。
【0069】
また、レセプト注力度情報表示実行部25は、レセプトに含まれる特定キーワードの抽出による要注意キーワードを抽出して表示し事務共助及び審査で注視することができるようになっている。
さらに、低額レセプトで注意すべき薬品、検査間違いの多い品目名などを検出し使用している場合も、レセプト注力度情報表示実行部25にて表示し、事務共助及び審査で注視することができるようになっている。
なお、これら要注意キーワードや、注意すべき薬品、検査間違いの多い品目などは項目別不正確度情報記憶部21に事前に記憶しておき、レセプト注力度情報表示実行部25で使用することができる。
【0070】
(6)的確審査情報入力実行部
的確審査情報入力実行部26は、請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための的確審査情報であって保険者負担金の算定に影響を与える可能性があるものの入力を入力部を通じて実行する機能を果たす。
【0071】
具体的には、図5において、事務共助担当者は、レセプト情報51とランク付けポイント52などのレセプト注力度情報53からレセプトの重要度を判断して、診療パターンである再診回数、在宅患者に対する往診、投薬回数などの情報をチェックし処置や投薬に疑義があれば後述する的確審査情報である共助付箋情報を共助付箋情報欄55に入力することができる。
なお、本画面の表示部は通常のコンピュータ端末又はPCで構わない。
【0072】
(7)項目別不正確度情報更新実行部
項目別不正確度情報更新実行部27は、項目別不正確度情報記憶部21に記憶された項目別不正確度情報テーブル22における項目別不正確度情報220の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報220への更新を前記入力部を通じて実行する機能を果たす。
【0073】
項目別不正確度情報更新実行部27は診療パターン別、医療機関別などの間違い率をあらかじめ統計情報として採取しておき定期的に項目別不正確度情報テーブル22に反映して項目別不正確度情報220をランク付けポイントに最新の情報として反映できるようにしておく。
【0074】
〔レセプト審査支援装置〕
図3はレセプト審査支援装置3の構成図である。
【0075】
本実施の形態において、レセプト審査支援装置3は、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を行うにあたり、審査担当者の審査を支援するものである。
【0076】
図3のように、具体的には、レセプト審査支援装置3は、レセプト情報や審査のための情報を表示する表示部と、表示部の制御などを行なう制御部と、レセプトの入力などを受付ける入力部と各種のデータを記憶することができる記憶部とを含んで構成される。
表示部は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode−Ray Tube)などを利用したモニタを使用することができる。制御部は中央処理装置や記憶装置などを有し、所定のプログラムが展開・起動することで各種の処理を実現することができる。入力部はキーボード、マウス、ペンタブレットなどで構成される。またレセプト入力としては99.5%が紙レセプトであり光学読取装置などで構成される。記憶部はHDD(Hard Disk Drive)装置などにより横成される。
【0077】
図3に示すように、さらにレセプト審査支援装置3の記憶部、入力部及び制御部は、項目別不正確度情報記憶部21と、自動入力実行部23aと、画像文字変換部23bと、レセプト情報表示実行部24と、レセプト注力度情報表示実行部25と、的確審査情報表示実行部31と項目別不正確度情報更新実行部27を備えた横成でできている。
【0078】
以下、これらの各構成要素についてさらに詳細に説明する。なお、前記のレセプト事務共助支援装置2と重複する部分は、その説明を省略する。
【0079】
(1)的確審査情報表示実行部
的確審査情報表示実行部31は、審査担当者に関するレセプト審査支援装置3以外の装置から送信され又は入力部を通じて入力された前記請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための的確審査情報であって保険者負担金の算定に影響を与える可能性があるものの表示をレセプト情報の表示及びレセプト注力度情報の表示とともに表示部を通じて実行する機能を果たす。
【0080】
図6は本発明の一実施形態に係る審査画面を示す図である。
図6に示すように、的確審査情報表示実行部31は、レセプト情報51、レセプト注力度情報53であるランク付けポイント52とその理由及び的確審査情報54である共助付箋情報をあわせて表示することができるようになっている。
審査担当者は審査画面で共助付箋情報を参考にして、審査結果をキーボード又はペンタブレットにより画面上のレセプト情報51の該当個所(共助付箋情報で指摘された項目)に入力することができる。
【0081】
〔事務共助画面〕
図5は事務共助画面5を示す図である。
事務共助画面5は、レセプト注力度情報表示実行部25の表示画面である。
事務共助画面5は、レセプト情報51である患者のかかった医療機関名、保険者名、患者の氏名、性別、年齢が表示される。また、患者の傷病名56(この例では、上気道炎と大腿骨骨折)、診療開始日、診療実日数が表示される。
さらに、レセプト情報51には再診の回数、在宅関係での往診回数、夜間回数、投薬の内容と回数、注射の内容と回数、処置の回数などのレセプトの表示がなされる。
またレセプト注力度情報53は、ランク付けポイント52とその理由(例えば点数、傷病名の特性、摘要欄の特定文字列)の情報が表示される。 図5の例では、レセプトの重要度を示すランク付けポイント52は11050pt、主な理由としては「レセプトの請求点がXX点、処置、注射あり、インシュリンを使っている」ことがあげられている。
事務共助担当者は、ランク付けポイント52とその理由を見て的確審査情報54を入力する共助付箋情報欄55に疑義内容を入力する。
【0082】
〔審査画面〕
図6は審査画面6を示す図である。
審査画面6は、的確審査情報表示実行部31の表示画面である。審査画面6は、レセプト情報51、レセプト注力度情報53であるランク付けポイント52とその理由及び的確審査情報54である共助付箋情報が並んで表示される。共助付箋情報欄55には前段階の処理である的確審査情報入力実行部26にて入力された共助付箋情報が表示される。
本実施形態では共助付箋情報として入力された「1.上気道炎にセレスタミンが処方されています。」「2.在宅自己注射指導管理料を算定している上で特定疾患処方管理加算が算定されていますが構わないでしょうか?」の内容を見て「問題なし。」とか「認められない。」などの結果を入力する。
共助付箋情報はハイパリンク形式になっており、クリックすることによりレセプトの該当部分を表示することができる。
操作ボタン58は、「戻る」又は「進む」で画面操作をすることができ、また操作ボタン59をクリックすることにより、関連レセプトの過去のレセプトや調剤レセプトを検出することが可能であり、操作ボタン60は次のレセプトへの切り替えボタンとなっている。さらに拡大表示、縮小表示も可能である。
審査担当者は、この画面を見て審査結果をキーボード又はペンタブレットにより画面上のレセプト情報51の該当個所(共助付箋情報で指摘された項目)に入力することができるようになっている。
【0083】
上記したように、このようなレセプト事務共助支援装置2、レセプト審査支援装置3において、このような項目別不正確度情報記憶部21、自動入力実行部23a、画像文字変換部23b、レセプト情報表示実行部24、レセプト注力度情報表示実行部25、項目別不正確度情報更新実行部27及びレセプト事務共助支援装置2においては的確審査情報入力実行部26を、レセプト審査支援装置3においては的確審査情報表示実行部31を含むものとして構成されているので、各レセプトについての間違いの発見が容易に可能となり、かつ各レセプトの有する不正確さの程度や注力すべき程度に対応して人的資力を的確に振り向けることが可能となる。
【0084】
従って、これによれば、事務共助作業の効率向上効果及び審査処理負担の軽減効果が十分に得られることが可能となる。
【0085】
[レセプト事務共助支援方法]
図7は本発明の一実施の形態に係る方法の全体構成を説明するフローチャートを示している。
【0086】
本実施の形態において、レセプト事務共助支援方法は、上記したようなレセプト事務共助支援装置2を用いて行うものであり、図7にフローチャートとして示すように、ステップ1〜ステップ7までの各ステップにより構成されている。以下、図7を用いて、各ステップについて説明する。
【0087】
(1)ステップ1
これは、項目別不正確度情報記憶部21が、診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別に把握されるレセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報であってレセプト情報についての統計的な調査を通じてあらかじめ取得されるものが対応させられている項目別不正確度情報テーブル22を記憶する項目別不正確度情報記憶ステップである。
【0088】
(2)ステップ2
これは、自動入力実行部23aが、請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって項目特定情報及び保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むものの自動的な入力を入力部を通じて実行する自動入力実行ステップである。
【0089】
(3)ステップ3
これは、画像文字変換部23bが、入力された画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換する画像文字変換ステップである。
【0090】
(4)ステップ4
これは、レセプト情報表示実行部24が、変換されたレセプト情報の表示を表示部を通じて実行するレセプト情報表示実行ステップである。
【0091】
(5)ステップ5
これは、レセプト注力度情報表示実行部25が、変換されたレセプト情報に含まれる項目特定情報に基づいて項目別不正確度情報テーブル22を検索して対応する項目別不正確度情報を抽出し、抽出した項目別不正確度情報及びレセプト情報に含まれる保険者負担金情報に基づいて請求がなされたレセプトについての事務共助に対して注力すべき程度を示すレセプト注力度情報の算定をするとともに、算定されたレセプト注力度情報の表示をレセプト情報の表示とともに表示するレセプト注力度情報表示実行ステップである。
【0092】
(6)ステップ6
これは、的確審査情報入力実行部26が、請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための的確審査情報であって保険者負担金の算定に影響を与える可能性があるものの入力を入力部を通じて実行する的確審査情報入力実行ステップである。
【0093】
(7)ステップ7
これは、項目別不正確度情報更新実行部27が、項目別不正確度情報記憶部21に記憶された項目別不正確度情報テーブル22における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を前記入力部を通じて実行する項目別不正確度情報更新ステップである。
【0094】
〔レセプト審査支援方法〕
【0095】
図7は本発明の一実施の形態に係る方法の全体構成を説明するフローチャートを示している。
【0096】
本実施の形態において、レセプト審査支援方法は、上記したようなレセプト審査支援装置3を用いて行うものであり、図7にフローチャートとして示すように、ステップ1〜ステップ5までの各ステップ及びステップ7、ステップ8により構成されている。なお、前記のレセプト事務共助支援方法と重複する部分は、その説明を省略する。
【0097】
(1)ステップ8
これは、的確審査情報表示実行部31が、審査担当者に関するレセプト審査支援装置以外の装置から送信され又は入力部を通じて入力された前記請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための的確審査情報であって保険者負担金の算定に影響を与える可能性があるものの表示をレセプト情報の表示及びレセプト注力度情報の表示とともに前記表示部を通じて実行する的確審査情報表示実行ステップである。
【0098】
これにより、本実施形態に係るレセプト事務共助支援装置、レセプト審査支援装置及びそれらの方法並びにプログラムが終了する。
【0099】
すなわち、このようなレセプト事務共助支援装置、レセプト審査支援装置及びそれらの方法並びにプログラムによれば、このようなレセプト注力度情報の算定、算定されたレセプト注力度情報の表示、的確審査情報の入力を含むものとして構成されているので、各レセプトについての間違いの発見が容易に可能となり、かつ、各レセプトの有する不正確さの程度や注力すべき程度に対応して人的資力を的確に振り向けることが可能となる。
【0100】
従って、これによれば、事務共助作業の効率向上効果及び審査処理負担の軽減効果が十分に得られることが可能となる。
【0101】
【発明の効果】
本発明に係るレセプト事務共助支援装置、レセプト審査支援装置及びそれらの方法並びにプログラムによれば、事務共助作業の効率向上効果及び審査処理負担の軽減効果が十分に得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るレセプト審査支援システム構成図である

【図2】本発明の一実施の形態に係るレセプト事務共助支援装置の構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態に係るレセプト審査支援装置の構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る項目別不正確度情報テーブルの図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る事務共助画面を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る審査画面を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・レセプト審査支援システム
2・・・レセプト事務共助支援装置
21・・項目別不正確度情報記憶部
22・・項目別不正確度情報テーブル
220・・項目別不正確度情報
221・・項目特定情報(診療パターン、医療機関)
23a・・自動入力実行部
23b・・画像文字変換部
24・・レセプト情報表示実行部
25・・レセプト注力度情報表示実行部
26・・的確審査情報入力実行部
27・・項目別不正確度情報更新実行部
3・・・レセプト審査支援装置
31・・的確審査情報表示実行部
5・・・事務共助画面
51・・レセプト情報
53・・レセプト注力度情報
54・・的確審査情報(共助付箋情報)
55・・共助付箋情報欄
6・・・審査画面

Claims (11)

  1. 保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を行う入力部及び表示部を含むレセプト事務共助支援装置であって、
    診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別に前記レセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶する項目別不正確度情報記憶部と、
    請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって前記項目特定情報及び前記保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むレセプト情報の入力を、前記入力部を通じて実行する入力実行部と、
    入力された前記画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換する画像文字変換部と、
    変換された前記レセプト情報の表示を前記表示部を通じて実行するレセプト情報表示実行部と、
    前記変換されたレセプト情報に含まれる項目特定情報に基づいて、前記項目別不正確度情報記憶部から前記項目特定情報に対応する項目別不正確度情報を抽出し、この抽出した項目別不正確度情報に基づいて前記請求がなされたレセプトについての事務共助に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報を算定するとともに、算定された該レセプトランク付け情報の表示を前記レセプト情報の表示とともに前記表示部を通じて実行するレセプトランク付け情報表示実行部と、
    前記請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための付箋情報の入力を前記入力部を通じて実行する共助者からの付箋情報入力実行部と
    を含むことを特徴とするレセプト事務共助支援装置。
  2. 前記項目別不正確度情報記憶部に記憶された項目別不正確度情報記憶部における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を前記入力部を通じて実行する項目別不正確度情報更新実行部
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のレセプト事務共助支援装置。
  3. 保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を行う入力部及び表示部を含むレセプト審査支援装置であって、
    診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別に前記レセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶する項目別不正確度情報記憶部と、
    請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって前記項目特定情報及び前記保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むものの入力を前記入力部を通じて実行する入力実行部と、
    入力された前記画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換する画像文字変換部と、
    変換された前記レセプト情報の表示を前記表示部を通じて実行するレセプト情報表示実行部と、
    前記変換されたレセプト情報に含まれる項目特定情報に基づいて、前記項目別不正確度情報記憶部から前記項目特定情報に対応する項目別不正確度情報を抽出し、この抽出した項目別不正確度情報に基づいて前記請求がなされたレセプトについての審査に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報の算定するとともに、算定された該レセプトランク付け情報の表示を前記レセプト情報の表示とともに前記表示部を通じて実行するレセプトランク付け情報情報表示実行部と、
    レセプト事務共助者が利用する共助者支援装置から送信され又は前記入力部を通じて入力された前記請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための前記共助者支援装置からの付箋情報の表示を前記レセプト情報の表示及び前記レセプトランク付け情報の表示とともに前記表示部を通じて実行する的確審査情報表示実行部と
    を含むことを特徴とするレセプト審査支援装置。
  4. 前記項目別不正確度情報記憶部に記憶された項目別不正確度情報記憶部における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を前記入力部を通じて実行する項目別不正確度情報更新実行部
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のレセプト審査支援装置。
  5. 項目別不正確度情報記憶部、入力実行部、画像文字変換部、レセプト情報表示実行部、レセプトランク付け情報表示実行部、付箋情報入力実行部、入力部及び表示部を含むレセプト事務共助支援装置を用いて行うものであり、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の事務共助を行うためのレセプト事務共助支援方法であって、
    前記項目別不正確度情報記憶部が、診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別に前記レセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶するステップと、
    前記入力実行部が、請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって前記項目特定情報及び前記保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むレセプト情報の入力を、前記入力部を通じて実行するステップと、
    前記画像文字変換部が、入力された前記画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換するステップと、
    前記レセプト情報表示実行部が、変換された前記レセプト情報の表示を前記表示部を通じて実行するステップと、
    前記レセプトランク付け情報表示実行部が、前記変換されたレセプト情報に基づいて、項目別不正確度情報記憶部から前記項目特定情報に対応する項目別不正確度情報を抽出し、この抽出した項目別不正確度情報に基づいて前記請求がなされたレセプトについての事務共助に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報の算定をするとともに、算定された該レセプトランク付け情報の表示を前記レセプト情報の表示とともに前記表示部を通じて実行するステップと、
    前記付箋情報入力実行部が、前記請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための共助者からの付箋情報の入力を前記入力部を通じて実行するステップと
    を含むことを特徴とするレセプト事務共助支援方法。
  6. 前記レセプト事務共助支援装置が項目別不正確度情報更新実行部をさらに含むものである場合において、
    前記項目別不正確度情報更新実行部が、前記項目別不正確度情報記憶部に記憶された項目別不正確度情報記憶部における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を前記入力部を通じて実行するステップ
    を含むことを特徴とする請求項5に記載のレセプト事務共助支援方法。
  7. 項目別不正確度情報記憶部、入力実行部、画像文字変換部、レセプト情報表示実行部、レセプトランク付け情報表示実行部、的確審査情報表示実行部、入力部及び表示部を含むレセプト審査支援装置を用いて行うものであり、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を行うためのレセプト審査支援方法であって、
    前記項目別不正確度情報記憶部が、診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別に前記レセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶するステップと、
    前記入力実行部が、請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって前記項目特定情報及び前記保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むレセプト情報の入力を前記入力部を通じて実行するステップと、
    前記画像文字変換部が、入力された前記画像情報であるレセプト情報を文字情報であるレセプト情報に変換するステップと、
    前記レセプト情報表示実行部が、変換された前記レセプト情報の表示を、前記表示部を通じて実行するステップと、
    前記レセプトランク付け情報表示実行部が、前記変換されたレセプト情報に基づいて、項目別不正確度情報記憶部から前記項目特定情報に対応する項目別不正確度情報を抽出し、この抽出した項目別不正確度情報に基づいて前記請求がなされたレセプトについての審査に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報を算定するとともに、算定された該レセプトランク付け情報の表示を前記レセプト情報の表示とともに前記表示部を通じて実行するステップと、
    前記的確審査情報表示実行部が、前記レセプト審査支援装置以外の装置から送信され又は前記入力部を通じて入力された前記請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための共助者支援装置からの付箋情報の表示を前記レセプト情報の表示及び前記レセプトランク付け情報の表示とともに前記表示部を通じて実行するステップと
    を含むことを特徴とするレセプト審査支援方法。
  8. 前記レセプト審査支援装置が項目別不正確度情報更新実行部をさらに含む場合において、
    前記項目別不正確度情報更新実行部が前記項目別不正確度情報記憶部に記憶された項目別不正確度情報記憶部における項目別不正確度情報の新たな統計的な調査を通じて取得される項目別不正確度情報への更新を前記入力部を通じて実行するステップ
    を含むことを特徴とする請求項7に記載のレセプト審査支援方法。
  9. 前記的確審査情報表示実行部が、前記付箋情報の表示、前記レセプト情報の表示及び前記レセプトランク付け情報の表示を、前記表示部を通じて行うステップは、1つの画面に同時に前記3つの情報の表示を行うステップであること
    を特徴とする請求項7又は請求項8に記載のレセプト審査支援方法。
  10. 診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別に把握される前記レセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶している項目別不正確度情報記憶部を含み、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の事務共助を行う事務共助担当者を対象としたレセプト事務共助支援装置としてのコンピュータに、
    請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって前記項目特定情報及び前記保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むレセプト情報の入力と、
    入力された前記画像情報であるレセプト情報の文字情報であるレセプト情報への変換と、
    変換された前記レセプト情報の表示と、
    変換された前記レセプト情報に含まれる項目特定情報に基づいて前記項目別不正確度情報記憶部を検索して、前記項目特定情報に対応する項目別不正確度情報の抽出と、
    抽出した項目別不正確度情報及び該レセプト情報に含まれる保険者負担金情報に基づいて前記請求がなされたレセプトについての事務共助に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報の算定と、
    算定された該レセプトランク付け情報の表示と、
    前記請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための共助者からの付箋情報の入力と
    を実行させるためのプログラム。
  11. 診療パターン、医療機関その他の項目を特定するための項目特定情報に対して各項目別に前記レセプト情報の不正確さの程度を示す項目別不正確度情報を対応させて記憶している項目別不正確度情報記憶部を含み、保険者が負担すべき保険者負担金の支払いの請求がなされたレセプトに含まれるレセプト情報の審査を支援するレセプト審査支援装置としてのコンピュータに、
    請求がなされたレセプトに含まれる画像情報であるレセプト情報であって前記項目特定情報及び前記保険者負担金に関する保険者負担金情報を含むレセプト情報の入力と、
    入力された前記画像情報であるレセプト情報の文字情報であるレセプト情報への変換と、
    変換された前記レセプト情報の表示と、
    変換された前記レセプト情報に含まれる項目特定情報に基づいて前記項目別不正確度情報記憶部を検索して、前記項目特定情報に対応する項目別不正確度情報の抽出と、
    抽出した項目別不正確度情報及び該レセプト情報に含まれる保険者負担金情報に基づいて前記請求がなされたレセプトについての審査に対して注力すべき程度を示すレセプトランク付け情報の算定と、
    算定された該レセプトランク付け情報の表示と、
    レセプト事務共助者が利用する事務共助者支援装置装置から送信され又は前記入力部を通じて入力された前記請求がなされたレセプトの的確な審査を行うための前記事務共助者支援装置からの付箋情報の表示と
    を実行させるためのプログラム。
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