JP6746054B2 - 医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラム - Google Patents

医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6746054B2
JP6746054B2 JP2016079189A JP2016079189A JP6746054B2 JP 6746054 B2 JP6746054 B2 JP 6746054B2 JP 2016079189 A JP2016079189 A JP 2016079189A JP 2016079189 A JP2016079189 A JP 2016079189A JP 6746054 B2 JP6746054 B2 JP 6746054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
medical
input
stamp
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016079189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017191389A (ja
Inventor
正和 小柳
正和 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Healtheeone
Original Assignee
Healtheeone
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Healtheeone filed Critical Healtheeone
Priority to JP2016079189A priority Critical patent/JP6746054B2/ja
Publication of JP2017191389A publication Critical patent/JP2017191389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6746054B2 publication Critical patent/JP6746054B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

本発明は、病院、診療所、介護施設、又は患者自宅での医療業務、看護業務及び介護業務を支援するシステム等に係り、特に該病院等での受付、予診、診察、診療報酬計算、及び会計までの一連の業務を支援する、医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラムに関する。
従来、病院や診療所では、診療の受付から診察、会計に至るまでの作業の一部を自動化することで看護師や医師の負担を軽減する各種の提案がなされている。
例えば、特許文献1では、医師によって入力された患者の病名と治療開始日に基づいて患者の病名に対応する治療手順を取得し、治療の予約日を複数の患者間で調整することで治療計画を立案するプログラム等が開示されている。
特願2008−077314号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものは、治療計画の立案という一部の作業を自動化するものにすぎず、病院等での受付、予診、診察、診療報酬計算、及び会計までの一連の業務を支援するものではない。
さらに、情報技術導入に伴い看護師や医師等に課せられるテキスト入力は、その作業負担が大きいことから、その改善が嘱望されている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、例えば病院や診療所等の医療機関及び介護施設並びに患者自宅等における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び会計までの一連の業務を支援すると共に、看護師や医師等に課せられるテキスト入力の負担を軽減する医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る医療業務支援システムは、情報端末とサーバ装置とからなり、医療機関、介護施設、又は患者自宅における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び診療報酬申請までの一連の業務を支援する医療業務支援システムであって、前記情報端末は、少なくとも前記予診、前記診察に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付ける情報入力支援部と、前記診察に係る情報入力のときに、段階的に表示されるボタンを選択することで問診情報を整理するようにガイドするガイド部と、を備え、前記サーバ装置は、医療情報と前記情報端末の使用者の属性情報を少なくとも格納した記憶部と、前記スタンプに係る情報を含む入力情報を受信すると、前記スタンプに係る情報をテキスト情報に変換した後に、前記記憶部に記憶する情報変換部と、前記情報端末の使用者の属性情報に基づいて使用頻度の高いスタンプを、流行、キーワード、分析データ、過去の入力情報に基づいて自動的に抽出し、前記情報端末に通知するように制御する主制御部と、を備えている。
本発明の第2の態様に係る医療業務支援システムは、第1の態様において、前記サーバ装置は、前記入力情報に基づいて電子カルテを生成する電子カルテ生成部を更に備えている。
本発明の第3の態様に係る医療業務支援システムは、第1の態様において、前記情報端末は、前記情報入力に係る画面において、選択可能に提示するスタンプを、医療機関ごと、診療科ごと、担当医ごと、看護師ごと、医療事務ごと、ケアマネージャごと、その他医療介護従事者ごとに選択し、登録するスタンプ選択登録部を更に有する。
本発明の第4の態様に係る医療業務支援システムは、第1乃至第3の態様において、前記サーバ装置は、前記入力情報に基づいて診療報酬を演算する診療報酬演算部と、前記演算の結果に基づいて診療明細書を生成する診療明細書生成部と、を備えている。
本発明の第5の態様に係る医療業務支援システムは、第4の態様において、前記サーバ装置は、前記診療明細書に基づいて診療報酬申請を行う診療報酬申請部を更に備える。
本発明の第の態様に係るサーバ装置は、情報端末と接続され、医療機関、介護施設、又は患者自宅における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び診療報酬申請までの一連の業務を支援するサーバ装置であって、医療情報と前記情報端末の使用者の属性情報を少なくとも格納した記憶部と、前記情報端末からスタンプに係る情報を含む入力情報を受信すると、前記スタンプに係る情報をテキスト情報に変換した後に、前記記憶部に記憶する情報変換部と、前記情報端末の使用者の属性情報に基づいて使用頻度の高いスタンプを、流行、キーワード、分析データ、過去の入力情報に基づいて自動的に抽出し、前記情報端末に通知するように制御する主制御部と、を備え、前記情報端末において、少なくとも前記予診、前記診察に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付け可能とした。
本発明の第7の態様に係るプログラムは、医療機関、介護施設、又は患者自宅での予診、診察を支援するプログラムであって、コンピュータを、少なくとも前記予診、前記診察に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付ける情報入力支援部、前記診察に係る情報入力のときに、段階的に表示されるボタンを選択することで問診情報を整理するようにガイドするガイド部、及び、情報端末の使用者の属性情報に基づいて使用頻度の高いスタンプを、流行、キーワード、分析データ、過去の入力情報に基づいて自動的に抽出し、前記情報端末に通知するように制御する主制御部と、として機能させる。
本発明によれば、例えば病院や診療所等の医療機関、介護施設、又は患者自宅等における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び会計までの一連の業務を支援すると共に、看護師や医師等に課せられるテキスト入力の負担を軽減する医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る医療業務支援システムの構成図である。 同システムのサーバ装置の構成図である。 同システムの情報端末の構成図である。 同システムによる受付業務の処理手順を示すフローチャートである。 同システムによる予診業務の処理手順を示すフローチャートである。 同システムによる診察業務の処理手順を示すフローチャートである。 受付、予診業務に係る画面構成例を示す図である。 受付、予診業務に係る画面構成例を示す図である。 診察業務に係る画面構成例を示す図である。 診察業務に係る画面構成例を示す図である。 診察業務に係る画面構成例を示す図である。 診察業務に係る画面構成例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る医療業務支援システムの構成を示し説明する。この一実施形態に係る医療業務支援システムは、例えば病院や診療所等の医療機関、介護施設、又は患者自宅等における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び会計までの一連の業務を支援すると共に、看護師や医師等に課せられるテキスト入力の負担を軽減するものである。以下では、特に医療機関での実施を例に挙げて説明を進める。
同図に示されるように、医業業務支援システムは、サーバ装置1と、情報端末2a,2b,2c,2d…(以下、これらを符号2で総称する)と、行政のサーバ装置3とが、インターネット等のネットワーク4を介して接続されている。情報端末2aは、受付係による受付業務、看護師による予診業務に用いられる。情報端末2bは、医師等による診察業務に用いられる。情報端末2cは、会計係による会計業務に用いられる。そして、情報端末2dは、診療報酬申請業務に用いられる。情報端末2としては、スマートフォン、タブレット端末、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)、デスクトップ型パソコン等、各種のものを用いることができる。
このような構成において、医療業務支援システムは、病院や診療所等の医療機関、介護施設、及び患者自宅等における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び診療報酬申請までの一連の業務を支援する。より具体的には、情報端末2は、少なくとも予診、診察業務に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付け、更に診察業務に係る情報入力のときに、段階的に表示されるボタンを選択することで問診情報を整理するようにガイドする。そして、サーバ装置1は、医療情報を格納した記憶部を備え、スタンプに係る情報を含む入力情報を受信すると、スタンプに係る情報をテキスト情報に変換した後に、記憶部に記憶する。また、サーバ装置1は、診療報酬を演算し、演算の結果に基づいて診療明細書を生成し、診療明細書に基づいて行政のサーバ装置3に対して診療報酬申請を行う。つまり、計算、会計に係る情報処理、及び診療報酬申請に係る情報処理は、バックヤードのサーバ装置1側で実行され、情報端末2では、そのステータス等が閲覧可能となる。
図2には、本発明の一実施形態に係る医療業務支援システムのサーバ装置の構成を詳細に示し説明する。
同図に示されるように、サーバ装置1は、CPU等の制御部11を備えている。制御部11は、通信部12、記憶部13と接続されている。通信部12は、ネットワーク4を介して情報端末2や行政のサーバ装置3と通信する通信インタフェースである。記憶部13は、制御部11で実行されるプログラム18を記憶している。更に、記憶部13は、論理的には、患者データベース(以下、DBと略記)14、電子カルテDB15、スタンプDB16、及診療報酬DB17を備えている。尚、各種DB14乃至17は、ここでは物理的に1台のサーバ装置1内に論理的に区分けされ構築されている例を示したが、物理的に分離された他のサーバ装置にて保持されるようにしてもよい。
より詳細には、患者DB14には、患者の属性情報(患者ID、氏名、性別、年齢、住所、電話番号、保険証情報、マイナンバーなど)が格納されている。電子カルテDB15には、各患者の電子カルテが格納されている。スタンプDB16には、スタンプIDとその意味内容をテーブル形式でとりまとめたスタンプマスタテーブルが格納されている。そして、診療報酬DB17には診療報酬や、診療報酬明細書、診療報酬の患者負担に係る会計のステータス、診療報酬申請のステータス等が格納されている。
このような構成において、制御部11は、記憶部13のプログラム18を読み出し実行することで、予約部11a、情報変換部11b、電子カルテ生成部11c、診療報酬演算部11d、診療明細書生成部11e、診療報酬申請部11f、及び主制御部11gとして機能する。プログラムの実行のときには、記憶部13がワークエリアを提供する。これら機能により、医療機関における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び診療報酬申請までの一連の業務が支援される。
予約部11aは、情報端末2より、患者の次回診察の予約の要求があったときに、患者DB14の属性情報に含まれる予約情報を更新する。情報変換部11bは、情報端末2よりスタンプ情報を含む入力情報が送信されてきたときに、スタンプDB16のテーブルを参照して、スタンプ情報をテキスト情報に変換する。電子カルテ生成部11cは、情報変換部11bによる変換後の情報に基づいて電子カルテを生成し、電子カルテDB15に格納する。診療報酬演算部11dは、電子カルテの情報に基づいて診療報酬を演算し、演算結果を診療報酬DB17に格納する。診療明細書生成部11eは、診療報酬に基づいて診療明細書を生成し、診療報酬DB17に格納する。診療報酬申請部11fは、診療明細書に基づいて行政のサーバ装置3に対して予め定められた所定のタイミングに診療報酬の申請を実行する。以上のほか、主制御部11gは、例えば、情報端末2からのアクセス時の所定の認証をはじめ、統括的な制御を司る。
このように、情報変換部11bにより、スタンプ情報がテキスト情報に変換された後に各種演算処理、生成処理が実行されるので、情報端末2側では、少なくとも前記予診、前記診察に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付けることが可能となるのである。
図3には、本発明の一実施形態に係る医療業務支援システムの情報端末の構成を詳細に示し説明する。
同図に示されるように、情報端末2は、CPU等の制御部21を備えている。制御部21は、通信部22、操作部23、表示部24、及び記憶部25と接続されている。通信部22は、インターネット等のネットワーク4を介してサーバ装置1と通信するための通信インタフェースである。操作部23はマウスやキーボード等の操作デバイスであり、表示部24は液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。操作部23と表示部24とを、タッチパネルとして一体に構成してもよい。記憶部25はRAM、ROM、EEPRIOM、HDD等からなり、制御部21で実行されるプログラム26を記憶している。プログラム26の実行時には、ワークエリアを提供する。
このような構成において、情報端末2の制御部21は、記憶部25のプログラム26を読み出し実行することで、主制御部21a、閲覧部21b、情報入力支援部21c、ガイド部21d、及びスタンプ選択登録部21eとして機能する。主制御部21aは、サーバ装置1への各種リクエスト等、統括的な制御を司る。閲覧部21bは、プログラム26に基づいて表示部24での各種表示を実現するものである。
情報入力支援部21cは、少なくとも前記予診、前記診察に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付ける。ここで、「スタンプ」とは、一般には、テキストメッセージに挿入できるイラストのことをいうが、ここでは、医療に関わる情報を指標できる情報識別要素として機能する。スタンプは、情報入力用スタンプ入りエリアから自己の意思表示に好適なスタンプを選択してタップすることで使用することができ、複数のスタンプの組み合わせにより文章表現を実質的に行うことも可能である。
ガイド部21dは、診察に係る情報入力のときに、段階的に表示されるボタンを選択することで問診情報を整理するようにガイドする。
スタンプ選択登録部21eは、詳細は後述するが、入力画面の情報入力用スタンプ配置エリアに選択可能に表示するスタンプをカスタマイズすることを可能とする。より詳細には、医療機関ごと、診療科ごと、担当医ごと、看護師ごと、医療事務ごと、ケアマネージャごと、その他医療・介護従事者ごとに、情報入力用スタンプ配置エリアに配置するスタンプを選択し、登録することができる。
スタンプ選択登録部21eは、例えば、スタンプ一覧画面を入力画面とは別ウィンドウで表示させ、該ウィンドウの中から担当医などが使用を欲するものをドラッグ&ドロップで移動させることで配置させることを可能とし、配置させた後に、使用頻度に応じたスタンプの並び替えを所望するときは、ドラッグ&ドロップすることで簡易に並び替えを行うことができる。また、サーバ装置1側で、主制御部が、情報端末2の使用者の属性情報(例えば、看護師、医師など)に基づいて使用頻度が高いと予想されるものをスタンプDB16から自動的に抽出し、情報端末2側に通知するようにしてもよい。このスタンプのレコメンドに際しては、流行(例えば、インフルエンザ等)や関連性(キーワードや分析データによる相関関係)、過去の入力情報のテキストデータの文脈等に基づいて、レコメンドすべきスタンプを選択するようにしてもよい。
以下、本発明の一実施形態に係る医療業務支援システムにより、いかにして病院や診療所等における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び会計までの一連の業務を支援するかについて、各フェーズに分けて詳細に説明する。
<受付>
先ず、図4のフローチャートを参照して、医療業務支援システムによる受付業務に係る処理手順を説明する。ここでは、図7(a)、図7(b)を適宜参照する。
情報端末2において、プログラムを起動すると(S1)、主制御部21aは新規患者受付が要求されたか否かを判断する(S2)。例えば、図7(a)に示されるような画面100において、受付ボタン100aが選択されると、図7(b)に示されるような画面101に遷移する。そして、画面101の下方の新規患者受付ボタン101aがタップされて選択されると、主制御部21aが、新規患者受付の要求があったものと判断し(S2をYes)、受付係による診察券、保険証からの情報入力を受け付ける(S3)。これら入力情報はサーバ装置1へと送信される(S4)。
サーバ装置1では、これら情報を受信すると(S5)、主制御部11gが、患者DB14の記録を更新する(S6)。ステップS2で、新規患者受付要求がないものと判断したときは、そのまま終了する。こうして、受付業務に係る処理を終了する。
<予診>
次に、図5のフローチャートを参照して、医療業務支援システムによる予診業務に係る処理手順を説明する。ここでは、図7(a)乃至図7(c)、図8(a)、図8(b)を適宜参照する。
前提として、患者は医療機関受付にて問診票を記載して提出しているものとする。問診票の記載事項としては、例えば、「主訴(発熱/咽頭痛/咳/鼻汁)」、「現病歴(いつから/どうした/市販薬を服用、改善なし)」、「既往歴」、「喫煙」、「飲酒」、「アレルギー」、「常用薬」、「家族歴」、「月経/妊娠」等である。
情報端末2において、プログラム26を起動すると(S11)、主制御部21aが、患者情報をサーバ装置1に要求する(S12)。サーバ装置1は、情報端末2からの要求を受信すると(S13)、患者DB14より患者情報を読み出し、送信する(S14)。情報端末2では、患者情報を受信し、閲覧部21bの制御の下、表示部24に図7(c)に示されるような画面102が表示される(S15)。
情報端末2では、看護師が、図7(c)に示される画面102の問診票情報入力エリア102aに問診票情報を入力する(S16)。このとき、情報入力支援部21cは、情報入力用スタンプ配置エリア102bに配置されているスタンプから問診票の各情報に合致したスタンプを選択して入力できるように支援する。
情報端末2では、続いて、看護師が、図8(a)に示される画面103の紹介状情報入力エリア103aに紹介状情報を入力し、又は紹介状添付資料情報入力エリア103bに紹介状のデータを添付する(S17)。このとき、情報入力支援部21cは、情報入力用スタンプ配置エリア103cに配置されているスタンプから紹介状の各情報に合致したスタンプを選択して入力できるように支援する。
情報端末2では、続いて、看護師が、図8(b)に示される画面104の予診情報入力エリア104aに予診情報を入力する(S17)。予診情報とは、バイタル情報(血圧、脈拍、酸素飽和度等)や看護師による問診情報等をいう。このとき、情報入力支援部21cは、情報入力用スタンプ配置エリア104bに配置されているスタンプから予診情報の各情報に合致したスタンプを選択して入力できるように支援する。
情報端末2では、入力された情報をサーバ装置1に送信する(S19)。サーバ装置1では、これら情報を受信すると(S20)、患者DB14の情報を更新する(S21)。こうして、予診業務に係る処理を終了する。
<診察>
次に、図6のフローチャートを参照して、医療業務支援システムによる診察業務に係る処理手順を説明する。ここでは、図9(a)乃至図9(d)、図10(a)乃至図10(d)、図11(a)乃至図11(d)、及び図12を適宜参照する。
情報端末2において、プログラム26を起動すると(S31)、主制御部21aが、患者情報をサーバ装置1に要求する(S32)。サーバ装置1は、情報端末2からの要求を受信すると(S33)、患者DB14より患者情報を読み出し、送信する(S34)。情報端末2では、患者情報を受信し、閲覧部21bの制御の下、表示部24に図9(a)に示されるような画面105表示される(S35)。尚、ここでは説明の簡略化の為に、省略しているが、画面105に至る前に、図7(a)に示される画面100で診療ボタン100bがタップされて選択されていることが前提となる。画面105の中では、診察のスケジュールが時系列に示されており、患者別の項目エリア105aを選択すると、図9(b)に示されるような画面106に遷移する。
続いて、情報端末2では、医師が、図9(b)から図9(d)、図10(a)から図10(d)、及び図11(a)から図11(b)に示される画面106〜114において、問診情報の入力を行う(S:Subject段階)(S36)。このとき、ガイド部21dは、診察に係る情報入力のときに、段階的に表示されるボタンを選択することで問診情報を整理しつつ絞り込ながら設定できるようにガイドを行う。
より具体的には、図9(b)に示される画面106において、医師による問診情報入力エリア106aに問診情報を入力する上で、エリア106bに示される「どこが?」、「どのように?」、「いつから?」の項目を順次選択することで、段階的な問診情報の整理及び絞り込みが可能となる。尚、エリア106cには、SOAPのどの段階の入力を行っているのか、状況を示している。
そして、図9(c)に示されるように、入力に際しては、エリア107aに「気分が悪い」、「体調が悪い」の選択枝が表示され、いずれかの選択が促される。そして、いずれかが選択されると(この例では、「体調が悪い」を選択)、図9(d)に示される画面108に遷移して、エリア108aに人間のイラストが表示され、悪い部位をタップして選択するように促される。そして、悪い部位がタップされると、図10(a)に示される画面109に遷移し、エリア109aにおいて、タップした部位の拡大図が示され、悪い部位の詳細な指定が促される。そして、悪い部位をタップすると(この例では、頭部を選択)、図10(b)に示される画面110に遷移し、エリア110aに、痛みの性質(「痛い」、「かゆい」、「苦しい」)の選択枝が表示される。そして、いずれかの選択枝がタップされると(この例では「痛い」が選択)、図10(c)に示される画面111に遷移する。
続いて、図10(c)に示される画面111では、エリア111aに痛みの種類(この例では、「ズキンズキンと脈打つように」、「食い込むような」、「割れるような」…等)の選択枝が表示される。そして、いずれかの選択枝が選択されると、図10(d)に示される画面112に遷移する。画面112では、エリア112aに「いつから?」に対応する選択枝を表示し選択を促す。そして、該当する選択枝が選択されると、図11(a)に示されるように画面113に遷移する。この画面113では、エリア113aに、カレンダー表示がなされ、具体的な年月日を選択するように促される。そして、年月日の選択がなされると、図11(b)に示される画面114に遷移する。画面114では、エリア114aに、これまでに設定された内容が提示され、エリア114aの下方には、「他の症状は?」と表示され、他の症状がある場合に更なる選択をするように促される。
続いて、情報端末2では、医師が、図11(c)に示される画面115において、身体診断情報、及び検査オーダー情報の入力を行う(O:Object段階)(S37)。身体診断情報の入力は、医師による身体診察情報入力エリア115aにて行い、検査オーダー情報の入力は、検査オーダー情報入力エリア115bにて行う。このとき、情報入力支援部21cは、情報入力用スタンプ配置エリア115cに配置されているスタンプから各情報に合致したスタンプを選択して入力できるように支援する。
続いて、情報端末2では、医師が、図11(d)に示される画面116において、診断情報の入力を行う(A:Assessment段階)(S38)。診断情報の入力は、診断情報入力エリア116aにて行う。このとき、情報入力支援部21cは、情報入力用スタンプ配置エリア116bに配置されているスタンプから各情報に合致したスタンプを選択して入力できるように支援する。
そして、情報端末2では、医師が、図12に示される画面117において、プラン(治療計画、対処方法、生活指導、処方箋、次回予約)情報の入力を行う(P:Plan段階)(S39)。プラン情報の入力は、プラン情報入力エリア117aにて行う。このとき、情報入力支援部21cは、情報入力用スタンプ配置エリア117bに配置されているスタンプから各情報に合致したスタンプを選択して入力できるように支援する。
情報端末2では、入力された情報をサーバ装置1に送信する(S40)。サーバ装置1では、これら情報を受信すると(S41)、患者DB14の情報を更新する(S42)。このとき、情報変換部11bは、情報端末2よりスタンプ情報を含む入力情報が送信されてきたときに、スタンプDB16のテーブルを参照して、スタンプ情報をテキスト情報に変換する。こうして、診察業務に係る処理を終了する。
<計算、会計>
次に、医療業務支援システムによる計算、会計業務に係る処理手順を説明する。
会計に際しては、サーバ装置1の診療報酬演算部11dが、電子カルテ記載のデータから診療報酬を自動計算し、診療明細書先生部11eが診療明細書を生成する。医療機関の会計担当の情報端末2cに計算結果を表示するように促す。会計係は、患者に対して処方箋の受け取り有無を口頭で確認し、診療明細書を印刷し、患者負担分の支払いを受けることになる。なお、会計状況を確認するときには、情報端末側にて会計に関わるステータスが確認可能となる。
<報酬請求>
次に、医療業務支援システムによる報酬請求業務に係る処理手順を説明する。
診療報酬申請に際しては、月末締め後、サーバ装置1が、電子カルテより診療報酬データをエクスポートし、エクスポートされたデータをORCAもしくは他レセコン経由にて算出し、行政のサーバ装置3に対して申請を行い、指定する医療機関の銀行口座に診療報酬の入金を受けることになる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、医師や看護師がオリジナルのスタンプをサーバ装置側に登録し、それを複数人で共有するようにしてもよいことは勿論である。その場合には、サーバ装置側では、新たに登録されたスタンプのIDとその意味内容を対応付けてスタンプマスターDBに登録して管理することになる。
1…サーバ装置、2…情報端末、3…行政サーバ装置、4…ネットワーク、11…制御部、11a…予約部、11b…情報変換部、11c…電子カルテ生成部、11d…診療報酬演算部、11e…診療明細書生成部、11f…診療報酬申請部、11g…主制御部、12…通信部、13…記憶部、14…患者DB、15…電子カルテDB,16…スタンプDB、17…診療結果DB、18…プログラム、21…制御部、21a…主制御部、21b…閲覧部、21c…情報入力支援部、21d…ガイド部、22…通信部、23…操作部、24…表示部、25…記憶部、26…プログラム。

Claims (7)

  1. 情報端末とサーバ装置とからなり、医療機関、介護施設、又は患者自宅における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び診療報酬申請までの一連の業務を支援する医療業務支援システムであって、
    前記情報端末は、
    少なくとも前記予診、前記診察に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付ける情報入力支援部と、
    前記診察に係る情報入力のときに、段階的に表示されるボタンを選択することで問診情報を整理するようにガイドするガイド部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    医療情報と前記情報端末の使用者の属性情報を少なくとも格納した記憶部と、
    前記スタンプに係る情報を含む入力情報を受信すると、前記スタンプに係る情報をテキスト情報に変換した後に、前記記憶部に記憶する情報変換部と、
    前記情報端末の使用者の属性情報に基づいて使用頻度の高いスタンプを、流行、キーワード、分析データ、過去の入力情報に基づいて自動的に抽出し、前記情報端末に通知するように制御する主制御部と、を備えた
    医療業務支援システム。
  2. 前記サーバ装置は、
    前記入力情報に基づいて電子カルテを生成する電子カルテ生成部を更に備えた
    請求項1に記載の医療業務支援システム。
  3. 前記情報端末は、
    前記情報入力に係る画面において、選択可能に提示するスタンプを、医療機関ごと、診療科ごと、担当医ごと、看護師ごと、医療事務ごと、ケアマネージャごと、その他医療介護従事者ごとに選択し、登録するスタンプ選択登録部を更に有する
    請求項1に記載の医療業務支援システム。
  4. 前記サーバ装置は、
    前記入力情報に基づいて診療報酬を演算する診療報酬演算部と、
    前記演算の結果に基づいて診療明細書を生成する診療明細書生成部と、を備えた
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の医療業務支援システム。
  5. 前記サーバ装置は、
    前記診療明細書に基づいて診療報酬申請を行う診療報酬申請部を更に備えた
    請求項4に記載の医療業務支援システム。
  6. 情報端末と接続され、医療機関、介護施設、又は患者自宅における受付、予診、診察、診療報酬計算、及び診療報酬申請までの一連の業務を支援するサーバ装置であって、
    医療情報と前記情報端末の使用者の属性情報を少なくとも格納した記憶部と、
    前記情報端末からスタンプに係る情報を含む入力情報を受信すると、前記スタンプに係る情報をテキスト情報に変換した後に、前記記憶部に記憶する情報変換部と、
    前記情報端末の使用者の属性情報に基づいて使用頻度の高いスタンプを、流行、キーワード、分析データ、過去の入力情報に基づいて自動的に抽出し、前記情報端末に通知するように制御する主制御部と、を備え、
    前記情報端末において、少なくとも前記予診、前記診察に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付け可能とした
    サーバ装置。
  7. 医療機関、介護施設、又は患者自宅での予診、診察を支援するプログラムであって、
    コンピュータを、
    少なくとも前記予診、前記診察に係る情報入力のときに、所定のスタンプを用いた入力を受け付ける情報入力支援部、
    前記診察に係る情報入力のときに、段階的に表示されるボタンを選択することで問診情報を整理するようにガイドするガイド部、及び、
    報端末の使用者の属性情報に基づいて使用頻度の高いスタンプを、流行、キーワード、分析データ、過去の入力情報に基づいて自動的に抽出し、前記情報端末に通知するように制御する主制御部と、として機能させる
    プログラム。
JP2016079189A 2016-04-11 2016-04-11 医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラム Active JP6746054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016079189A JP6746054B2 (ja) 2016-04-11 2016-04-11 医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016079189A JP6746054B2 (ja) 2016-04-11 2016-04-11 医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017191389A JP2017191389A (ja) 2017-10-19
JP6746054B2 true JP6746054B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=60084829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016079189A Active JP6746054B2 (ja) 2016-04-11 2016-04-11 医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6746054B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6637563B1 (ja) * 2018-09-26 2020-01-29 株式会社リクルート 医療機関受付システムおよび医療機関受付方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001071584A1 (fr) * 2000-03-21 2001-09-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Dispositif et procede destines a emettre des specifications pour des honoraires medicaux
JP2003323488A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Higashi Nihon Medicom Kk 問診票入力システム
JP2004133610A (ja) * 2002-10-09 2004-04-30 Atelier Momo:Kk 医用データ処理方法
JP2007280206A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Sbs Joho System:Kk 電子カルテシステム
JP5825063B2 (ja) * 2011-11-15 2015-12-02 コニカミノルタ株式会社 医用情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017191389A (ja) 2017-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Oluoch et al. The effect of electronic medical record-based clinical decision support on HIV care in resource-constrained settings: a systematic review
US8775202B2 (en) System and methods for distributed analysis of patient records
Mitchell et al. Clinical and organizational factors associated with feeding tube use among nursing home residents with advanced cognitive impairment
Cortez et al. Changes in short-term, long-term, and preventive care delivery in US office-based and telemedicine visits during the COVID-19 pandemic
US20020022972A1 (en) Method and system for creation of an integrated medical record via a communications computer network
US20060116904A1 (en) Wound electronic medical record system
US20150261918A1 (en) System and method for medical services through mobile and wireless devices
JP2004514982A (ja) 疾患管理を医師ワークフローにて統合するためのシステム及び方法
US20070294109A1 (en) Method and system for creation of an integrated medical record via a communications computer network
Lee et al. Interactive voice response system (IVRS) in health care services
JP2019057171A (ja) 支援装置、コンピュータプログラム、対象者端末装置、医師端末装置、指導者端末装置及び支援方法
Newsham et al. Development of an advanced database for clinical trials integrated with an electronic patient record system
McCutcheon et al. Impact of interprofessional primary care practice on patient outcomes: a scoping review
US20080133274A1 (en) ELECTRONICALLY DOCUMENTED MEDICAL RECORD and MEDICARE BILLING FORMS GENERATION SYSTEM
Yang et al. Economic and demographic characteristics of cerumen extraction claims to medicare
JP2013073253A (ja) 患者由来情報システム、及び診療情報抽出システム
US20160378922A1 (en) Methods and apparatuses for electronically documenting a visit of a patient
Varadaraj et al. Identifying Accessibility Requests for Patients With Disabilities Through an Electronic Health Record–Based Questionnaire
JP6334852B2 (ja) 医療面接支援プログラム、サーバ装置、医療面接支援方法、及び医療面接支援システム
JP6775203B2 (ja) 診療支援装置、診療支援方法、診療支援プログラムおよび診療支援システム
US20100010833A1 (en) Systems and methods for improving medical order entry for high volume situations
US20190237193A1 (en) Method for apparatus, server and method of providing self-diagnosis result and medical information
JP2001350840A (ja) 医療情報供給方法およびそのシステム
JP6746054B2 (ja) 医療業務支援システム、サーバ装置、及びプログラム
Kim et al. Patterns of HIV and mental health service integration in New York State

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6746054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150