JP6334852B2 - 医療面接支援プログラム、サーバ装置、医療面接支援方法、及び医療面接支援システム - Google Patents

医療面接支援プログラム、サーバ装置、医療面接支援方法、及び医療面接支援システム Download PDF

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Description

本発明は、医師又は歯科医師による医療面接を支援するための医療面接支援プログラム、サーバ装置、医療面接方法、及び医療面接システムに関し、より詳しくは、患者が申告した問診票の既往歴、服用薬剤、日常生活等の特定の問診項目に関する医療面接に必要な情報を提供する医療面接支援プログラム、サーバ装置、医療面接支援方法、及び医療面接システムに関する。
従来から、医師又は歯科医師(以下、医師等という。)は、患者が申告した問診票の内容を参照しつつ、自身の知識や経験等に基づいて患者の診療を行っている。
ここで、医師等は、問診票の申告内容に基づき、関連する治療時の注意点を抽出したり、さらに患者に必要な質問を的確に行い、様々な情報を総合的に分析したうえで、患者にとって最適な治療方針を定めて治療を進める必要がある。
例えば、高血圧の申告があった場合、高血圧と診断された時期、普段の血圧値、定期的な受診や服薬の有無、他の循環器系の疾患の有無等の情報を、患者から聞き出した上で、高血圧に起因する弊害が少ない治療方針を決定する必要がある。
また、高血圧患者は、些細なことで血圧が変動し易く、治療中においても適宜血圧を測定する必要があり、また、降圧薬の影響等で起立性低血圧を起こし易いため、治療中の体位変換は緩徐に行う必要があるなど、患者と接する上では種々の注意事項がある。
このような診療方針の決定や注意事項の抽出は、患者に接する医師等が実際の診療の現場で行うことが必要な事項であり、医師等は、問診票の申告内容だけでなく、患者とのコミュニケーションを通して、良好な関係を保ちつつ、患者の容態を注視しながら、柔軟に対応することが求められる。
このように、医師等が、問診票の内容に応じた患者とのコミュニケーションを通じて診療を行う、いわゆる医療面接は、患者の治療時の安全を含め、適切な治療を行う上で重要とされている。
ところで、このような医療面接を適切に進めていくには、そのベースとなる問診票の記載内容の正確性が求められる。
このため、特許文献1には、問診票の入力装置としてタッチパネルを用いることによって、誤入力の少ない正確な問診情報を利用する技術が提案されている。
また、医療面接を経て決定される治療方針は、医師等の判断によるところが大きく、判断を誤った場合には、不適切な処置や処方が行われるおそれが高まる。その一方、正しい判断を行うためには、病気の相互の関連性、薬剤の重複投与、禁忌など、膨大な知識が必要とされる。
このため、特許文献2には、サーバが、患者からの問診情報(療養情報)に基づいて容態を判定し、判定結果を医師の端末装置に送信する技術が提案されている。
また、特許文献3には、問診データ及び疾患毎に注意を要する処置を定義したテーブル等に基づいて患者の状態に合わせた治療方針や治療手順を提示するシステム技術が提案されている。
特許文献2,3に係る技術によれば、コンピュータが、問診情報に基づいて適切な治療方針等を判断するため、医師等の判断に起因する上述の問題を解消することができる。
特開2002−245176号公報 特開2009−17994号公報 特開2011−130908号公報
ところが、このような従来の技術は、問診票の内容に基づく医療面接において、医師等が患者に対して行うコミュニケーションを支援するものではない。
例えば、特許文献1の技術によれば、問診票の記載の不正確を改善することができるが、この場合でも、問診票の申告に基づいて適切な医療面接が行われなければ、治療方針を誤るおそれがある。
また、特許文献2,3の技術は、患者の容体を判定し、又は、患者の状態に合わせて治療方針を提示する技術であり、医療面接を知識面で間接的に支援することはできても、医療面接に必要とされるコミュニケーションを直接的に支援することはできない。
したがって、問診票に基づく医療面接における患者との対話を具体的に支援する情報を医師等に提示するとともに、このような医療面接の重要性に鑑み、患者の診療を開始する前に支援情報を提示できる技術が求められていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、問診票の申告内容に基づいて行う医療面接を的確に支援することができる医療面接支援プログラム、サーバ装置、医療面接支援方法、及び、医療面接支援システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の医療面接支援プログラムは、患者ごとに所定のカルテ情報を保存させ、患者を選択する選択操作に応じ、保存させた前記患者のカルテ情報を表示させるコンピュータを、予め、問診票における特定の問診項目を示す特定問診情報と、特定の問診項目に関する所定の面接支援情報とを対応付けて保存する面接支援情報保存手段、患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、問診項目のうちの特定の問診項目を示す特定問診情報とを、患者の識別情報に紐付けて保存する問診情報保存手段、及び、選択操作があった場合において、選択された患者の識別情報に紐付けて特定問診情報が保存されているときは、選択された患者のカルテ情報を表示する前に、特定問診情報に対応付けて保存されている面接支援情報を表示する出力制御手段、として機能させるようにしている。
また、本発明のサーバ装置は、患者ごとに所定のカルテ情報を保存し、患者を選択する選択操作に応じ、保存した前記患者のカルテ情報を表示するサーバ装置であって、予め、問診票における特定の問診項目を示す特定問診情報と、特定の問診項目に関する所定の面接支援情報とを対応付けて保存する面接支援情報保存手段と、患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、問診項目のうちの特定の問診項目を示す特定問診情報とを、患者の識別情報に紐付けて保存する問診情報保存手段と、選択操作があった場合において、選択された患者の識別情報に紐付けて特定問診情報が保存されているときは、選択された患者のカルテ情報を表示する前に、特定問診情報に対応付けて保存されている面接支援情報を表示する出力制御手段と、を備えるようにしている。
また、本発明の医療面接支援方法は、患者ごとに所定のカルテ情報を保存させ、患者を選択する選択操作に応じ、保存させた前記患者のカルテ情報を表示させるコンピュータにおける医療面接支援方法であって、予め、問診票における特定の問診項目を示す特定問診情報と、特定の問診項目に関する所定の面接支援情報とを対応付けて保存するステップと、患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、問診項目のうちの特定の問診項目を示す特定問診情報とを、患者の識別情報に紐付けて保存するステップと、選択操作があった場合において、選択された患者の識別情報に紐付けて特定問診情報が保存されているときは、選択された患者のカルテ情報を表示する前に、特定問診情報に対応付けて保存されている面接支援情報を表示するステップと、を有するようにしている。
また、本発明の医療面接支援システムは、患者の受付けを行う受付端末と、受付けた患者の所定のカルテ情報を保存するサーバ装置と、患者を選択する選択操作に応じ患者のカルテ情報を表示する診療室端末とを備えた医療面接支援システムであって、受付端末は、患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、問診項目のうちの特定の問診項目を示す特定問診情報とを、患者の識別情報とともにサーバ装置に出力する問診情報出力手段を備え、サーバ装置は、予め、問診票における特定の問診項目を示す特定問診情報と、特定の問診項目に関する所定の面接支援情報と、を対応付けて保存する面接支援情報保存手段と、受付端末から入力した問診情報と前記特定問診情報とを、前記患者の識別情報に紐付けて保存する問診情報保存手段と、診療室端末の選択操作によって患者のカルテ情報の要求があった場合に、患者の識別情報に紐付けて特定問診情報が保存されているときは、当該特定問診情報に対応付けて保存されている面接支援情報を、患者のカルテ情報とともに、診療室端末に出力する出力制御手段と、を備え、診療室端末は、選択操作に応じて行った患者のカルテ情報の要求に対し、サーバ装置から患者のカルテ情報とともに面接支援情報を入力したときは、患者のカルテ情報を表示する前に、面接支援情報を表示する表示制御手段を備えるようにしている。
本発明によれば、問診票の申告内容に基づいて行う医療面接を的確に支援することができる。
本発明の第一実施形態に係る医療面接支援システムの概略構成図である。 本発明の第一実施形態に係る医療面接支援システムの概略を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る受付端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る診療室端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。 歯科問診票の一例を示す図である。 タブレット端末における問診票の入力画面を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る面接支援情報テーブルを示す図である。 面接支援情報テーブルにおけるファイル情報の内容を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る問診情報データベースにおける問診情報を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る医療面接支援方法に係る第一のフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係る医療面接支援方法に係る第二のフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係る医療面接支援方法に係る第三のフローチャートである。 受付端末にて表示される基本問診登録画面を示す図である。 診療室端末にて表示される患者一覧画面を示す図である。 診療室端末にて表示されるカルテ入力画面を示す図である。 診療室端末にて表示されるアラート画面を示す図である。 診療室端末にて表示される追加問診画面を示す図である。 診療室端末にて表示される解説画面を示す図である。 診療室端末にて表示される基本問診票参照画面を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る医療面接支援システムにおけるサーバ装置の構成を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る薬剤情報データベースにおける薬剤情報を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る医療面接支援システムにおけるサーバ装置の構成を示す図である。 追加問診画面上に表示される文字入力画面を示す図である。 SOAP入力画面及び問診取込画面を示す図である。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態に係る医療面接支援システムについて、図面を参照しながら説明する。
以下、歯科医院における医療面接支援システムSについて説明する。
図1に示すように、本実施形態の医療面接支援システムSは、患者の受付けを行う受付に設置される受付端末2と、初診時等、患者が問診票を入力する際に用いるタブレット端末2aと、診察・治療を行う診療室に設置され、主に歯科医師が診療の際に使用する診療室端末3と、カルテ情報、問診情報等を管理、提供するサーバ装置1とから構成され、それぞれがLAN4を介して通信可能に接続されている。
このような構成においては、歯科医師の操作により、診療室端末3から、ある患者のカルテ情報(患者のカルテ情報を登録するための入力用フォームを含む)の要求を行った場合には、サーバ装置1が要求されたカルテ情報を診療室端末3に送信し、診療室端末3では、サーバ装置1から受信したカルテ情報を表示し、入力操作によってカルテ情報を登録できるようになっている。
すなわち、本実施形態の医療面接支援システムSは、いわゆる電子カルテシステムとしての構成を備えつつ、問診票の申告内容に基づいて医療面接を支援することができる面接支援情報を提供するための構成を備える。
なお、電子カルテシステムは、既存のものを使用でき、例えば、「With」(メディア株式会社製)を好適に用いることができる。
以下、このような医療面接支援システムSの概略を説明した上で、各構成について説明する。
本実施形態の医療面接支援システムSは、図2に示すように、診療室端末3における患者の選択によって(1)、診療室端末3からカルテ情報の要求が行われ(2)、サーバ装置1は、その要求を受けて、患者のカルテ情報を、カルテ情報DB111から取り出すとともに(3−1)、患者の面接支援情報を、受付端末2から入力された問診情報からなる問診情報DB112を介して面接支援情報テーブルTから取り出し(3−2)、取り出したカルテ情報と面接支援情報をともに診療室端末3に送信する(4)。
そして、診療室端末3では、まず、面接支援情報を表示させ(5)、その後に、カルテ情報を表示するようにしている(6)。
(受付端末2)
受付端末2は、プログラム制御により動作するパーソナルコンピュータなどの情報処理端末である。
受付端末2は、図3に示すように、記憶部21と、操作部22と、表示部23と、通信部24と、制御部25とを備える。
記憶部21は、図示しないROM、RAM、ハードディスク等の記憶媒体で構成され、ROMには、受付端末2の機能に関するプログラムが記憶されている。
また、記憶部21には、図6に示す歯科問診票の内容に基づいた問診項目の入力画面が記憶されている。
すなわち、図6に示すように、「主訴」(患者が訴える主な症状をいう。)に関する項目、「既往歴」(全身疾患の現病歴・既往歴をいう。)に関する項目、「服用薬剤」に関する項目、「日常生活」に関する項目等からなり、項目ごとの申告が可能な問診票の入力フォームが記憶部21に記憶されている。
操作部22は、図示しないキーボード、マウス等で構成され、受付担当者の操作によって、電子カルテシステム上の患者の受付処理ができるようになっている。
なお、問診票の入力は、主に、患者が後記タブレット端末2aを操作して行うが、患者による操作に代えて、この操作部22の操作によって問診票の入力ができるようになっている。
問診票の入力は、例えば、「既往歴」や「日常生活」については、該当する問診項目を選択するだけで、その問診項目を申告することができる。
また、「服用薬剤」については、患者が服用している薬剤の名称を入力する。
表示部23は、図示しない液晶ディスプレイなどで構成され、問診票の入力画面を表示できるようになっている(図14参照)。
通信部24は、いわゆる通信インターフェースであり、LAN4を介してネットワーク上の他の装置(主にサーバ装置1)と各種情報を送受信できるようになっている。
制御部25は、図示しないCPUで構成されており、ROMに記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、受付端末2の有する各種機能を実行する。
例えば、本実施形態の受付端末2は、いわゆるリモートデスクトップ接続を許容する設定により、特定のタブレット端末2aに受付端末2のデスクトップ画面を表示させ、受付端末2の操作部22と同様の操作ができるようになっている。
このようなリモートデスクトップ機能によれば、記憶部21に記憶されている問診票の入力画面をタブレット端末2aに表示させて、タブレット端末2aから問診票を入力することができる(図7参照)。
すなわち、本実施形態においては、タブレット端末2aを利用することによって、患者は、待合室等にいながら、問診票における各問診事項について申告できるようになっている。
制御部25は、問診情報出力手段251として動作することで、患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、その問診項目のうちの特定の問診項目を示す特定問診情報とを、その患者の識別情報(患者番号)とともにサーバ装置1に出力する。
具体的には、図14に示すように、受付端末2の基本問診登録画面P1において、入力された問診情報が表示されたまま、該当する患者を選択した状態で、「患者紐付」ボタンK1を選択すると、入力した問診情報と患者(患者番号)とが紐付けられる。
その後、「登録」ボタンK2を選択すると、受付端末2は、入力した問診情報(特定問診情報を含む)と患者番号とをともにサーバ装置1に送信する。
「問診項目」は、「特定の問診項目」を含む、問診票のすべての問診項目をいう。
「特定の問診項目」は、「問診項目」に含まれ、その項目に関する診療時の注意事項やその項目に関し患者に質問すべき情報を含む追加問診等、患者と医療面接を行うに際し必要な情報(面接支援情報)が定められている特定の問診項目をいう。
具体的には、前述した項目のうちの「既往歴」、「服用薬剤」、「日常生活」に関する問診項目が特定の問診項目に相当する。「既往歴」は、例えば、高血圧、心臓病などの特定の疾患の有無を問う項目であり、「服用薬剤」は、例えば、循環器系薬剤等の特定の薬剤やペースメーカの使用の有無を問う項目であり、「日常生活」は、例えば、「階段を休まずに2階まで登れるか」といった日常生活の中で患者が気になる状態を問う項目である。
「問診情報」は、患者が申告した問診項目の内容を示す情報をいい、「特定問診情報」は、特定の問診項目を識別するための情報(特定問診ID)をいう。
(サーバ装置1)
サーバ装置1は、プログラム制御により動作する情報処理装置であって、本実施形態においては、歯科医院における患者のカルテ情報、問診情報等を一元的に保存、管理する。
サーバ装置1は、本発明の構成の他、従来の電子カルテシステムの構成を備えている。
例えば、サーバ装置1は、電子カルテシステムにおける動作として、診療室端末3における所定の選択操作によって患者のカルテ情報の要求があった場合に、カルテ情報DB111からその患者のカルテ情報を取り出して診療室端末3に出力することができる。
サーバ装置1は、図5に示すように、記憶部11と、通信部12と、制御部13とを備えている。
記憶部11は、図示しないROM、RAM、ハードディスク等の記憶媒体で構成され、ROMには、サーバ装置1の機能に関するプログラムが記憶されている。
記憶部11は、患者のカルテ情報とその患者の患者番号とを紐付けたカルテ情報DB111の他、後記問診情報DB112及び面接支援情報テーブルTを有する。
通信部12は、通信インターフェースであり、LAN4を介してネットワーク上の他の装置(受付端末2及び診療室端末3)と各種情報を送受信できるようになっている。
制御部13は、図示しないCPUで構成されており、ROMに記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、サーバ装置1の有する各種機能を実行する。
制御部13は、面接支援情報保存手段131として動作することで、予め、問診票における特定の問診項目を示す特定問診情報と、特定の問診項目に関する所定の面接支援情報とを対応付けた面接支援情報テーブルTを記憶部11に保存する。
「面接支援情報」とは、患者と医療面接を行うに際し必要な情報であって、問診票の特定の問診項目と関連した「診療時の注意事項」情報、「追加問診」情報、「解説」情報を例示することができる。
図8は、面接支援情報テーブルを示す図である。
図8に示すように、面接支援情報テーブルTは、特定の問診項目を示す「特定問診ID」と、「診療時の注意事項」、「追加問診」、「解説」の各ファイル情報からなる面接支援情報とが対応付けて構成される。
図9は、面接支援情報テーブルにおけるファイル情報の内容を示す図であり、問診票の既往歴において「高血圧」の申告があった患者に関する面接支援情報の例を示すものである。
図9(a)は、「診療時の注意事項」として、「高血圧患者への対応」を説明したファイル016aの情報、図9(b)は、「追加問診」として、具体的な質問事項等が列記したファイル016bの情報、図9(c)は、「解説」として、文字や図表により詳細な解説を示したファイル016cの情報であり、これらのファイル情報が、面接支援情報テーブルTに含まれ、又は、紐付けされている。
制御部13は、問診情報保存手段132として動作することで、受付端末2から入力した問診情報と、特定問診情報とを、患者の識別情報に紐付けて問診情報DB112として記憶部11に保存する。
具体的には、図10に示すように、問診表の問診項目(基本問診項目及び申告項目)の内容を示す問診情報と、特定問診IDとを、患者番号に紐付ける。
例えば、「通院中・治療中の病気はありますか?」(「既往歴」)について「高血圧」を申告する入力があった場合、その内容(基本問診項目)の情報と、申告のあった「高血圧」を示す申告項目の情報と、「高血圧」の項目に予め設けられてある特定問診ID「016」と、を患者番号に紐付けて保存する。
また、「いかがなされましたか?」「痛みはどの程度ありますか?」(「主訴」)など、特定の問診項目でない項目について申告があった場合は、基本問診項目と申告項目とを、患者番号と紐付けて保存する。
制御部13は、出力制御手段133として動作することで、診療室端末3の選択操作によって患者のカルテ情報の要求があった場合に、その患者の識別情報に紐付けて特定問診情報が保存されているときは、当該特定問診情報に対応付けて保存されている面接支援情報を、患者のカルテ情報とともに、診療室端末3に出力する。
すなわち、ある患者(患者番号001)のカルテ情報の要求があった場合には、問診情報DB112におけるその患者の問診情報の特定問診ID(016,118)をキーとして面接支援情報テーブルTから対応する面接支援情報(ファイル016a〜016c,ファイル118a〜118c)を取り出してカルテ情報とともに送信するようにしている(図8,9等参照)。
例えば、患者が問診票において「高血圧」の申告をしている場合には、要求のあった患者のカルテ情報とともに、図9(a)〜(c)に示す、「診療時の注意事項」情報(ファイル016a)、「追加問診」情報(ファイル016b)及び「解説」情報(ファイル016c)からなる面接支援情報を診療室端末3に送信する。
(診療室端末3)
診療室端末3は、プログラム制御により動作する情報処理装置であって、本実施形態の医療面接支援システムSの構成の一部であり、かつ、電子カルテシステムの構成の一部をなす。
具体的には、図15に示すように、患者一覧画面P2に表示される受付済み患者の一覧から、所望の患者を選択することによって、その患者のカルテ情報をサーバ装置1に要求するようになっており、この場合、電子カルテシステム上では、図16に示すように、サーバ装置1から受信したその患者のカルテ情報をカルテ入力画面P3に表示し、入力して登録できるようになっている。
診療室端末3は、図4に示すように、記憶部31と、操作部32と、表示部33と、通信部34と、制御部35とを備えている。
記憶部31は、図示しないROM、RAM、ハードディスク等の記憶媒体で構成され、ROMには、診療室端末3の機能に関するプログラムが記憶されている。
操作部32は、図示しないキーボード、マウス等の入力デバイスで構成され、例えば、患者のカルテ情報を要求するため、受付済みの患者の一覧の中からをその患者の欄を選択する操作等を行う。
表示部33は、図示しない液晶ディスプレイなどで構成され、例えば、患者のカルテ情報や面接支援情報を表示することができる。
通信部34は、通信インターフェースであり、LAN4を介してネットワーク上の他の装置(主にサーバ装置1)と各種情報を送受信できるようになっている。
制御部35は、図示しないCPUで構成されており、ROMに記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、診療室端末3の有する各種機能を実行する。
例えば、制御部35は、表示制御手段351として動作することで、選択操作に応じて行った患者のカルテ情報の要求に対し、サーバ装置1から患者のカルテ情報とともに面接支援情報を入力したときは、患者のカルテ情報を表示する前に、まず、面接支援情報を表示させる表示制御を行う。
表示された面接支援情報を確認することによって、歯科医師は、医療面接に際し必要な事項を認識することができ、歯科医師としての経験や医療面接の経験が浅い場合でも、患者とのコミュニケーションを的確かつ円滑に行うことが可能となる。
また、面接支援情報は、カルテ情報を表示する前に表示でき、その後の所定操作に応じて、カルテ情報を表示する。
このため、医療面接が行われないまま、診療を行った結果、不適切な診察・治療が進められたり、その結果生じうる医療事故等の弊害を未然に防ぐことができる。
以下、面接支援情報の具体的な表示態様について説明する。
面接支援情報には、「診療時の注意事項」と「追加問診情報」とが含まれ、これらの情報を、カルテ情報を表示する前に表示させることができる。
また、「診療時の注意事項」と「追加問診情報」は、表示の先後を設定して、段階的に表示させることも可能である。
ここでは、診療時の注意事項の表示の後に、追加問診情報その他種々の情報を表示させる例について説明する。
図17は、「診療時の注意事項」が掲載されるアラート画面P4を示す図である。
例えば、問診票において「高血圧」の申告があった場合は、図17に示すアラート画面P4を介し、歯科治療時の注意点として、高血圧患者を歯科治療する場合の具体的な対応方法が表示される。
このため、歯科医師は、この診療時の注意事項を参照することによって、治療時の注意事項を明確に意識することができ、治療に先立って行われる医療面接においても、患者との対話や接し方に活かすことが可能となる。
例えば、高血圧患者への対応として「高血圧の患者は、ちょっとしたことで血圧が変動する。」とあるため、歯科医師は、患者に対し余計なストレスを与えないように医療面接を行い、治療を行うことができる。
しかも、このような面接支援情報が患者の診療に先だって提示されるため、歯科医師は、診療に際し、必要な注意事項を念頭に置きつつ、医療面接を行い、適切な治療方針に基づいた治療ができるようになる。
また、アラート画面P4には、「追加問診」ボタンK4が設けられており、「追加問診」ボタンK4を選択することによって、図18に示す追加問診画面P5に表示画面を移行することができる。
追加問診画面P5には、医療面接において、患者からヒアリングすべき事項や具体的な質問事項(追加問診情報)が順序立てて掲載されており、また、この追加問診情報は、アラート画面P4において表示した「診療時の注意事項」に則した内容となっている。
このため、医療面接経験の少ない歯科医師や、対話能力が高くない歯科医師を含め、「診療時の注意事項」を閲覧しただけでは、どのように問診を進めていけばよいかわからない場合に、より具体的な情報として参照することができる。
また、この追加問診画面P5には、問診すべき事項ごとに「解説」ボタンK8が設けられており、所望の問診事項に対応した「解説」ボタンK8を選択すると、その事項に関連した解説画面P6に表示画面を移行することができる(図19参照)。
図19に示すように、解説画面P6には、追加問診事項に関連する詳細な医療情報が掲載されている。
このため、追加問診時、すなわち、医療面接の際に、より詳しい情報が必要になった場合には、「解説」ボタンK8を選択するだけで、関連する解説画面P6を表示することができる。
また、解説画面P6には、適宜、図表とともに詳細な解説を掲載しているため、歯科医師が参照する他、患者に解説画面P6を見せるなどして、医療面接をより効果的に進めることができる。
また、選択された患者の識別情報に紐付けて保存されている問診情報を表示させることもできる。
例えば、図17に示すアラート画面P4に設けられた「基本問診票参照」ボタンK5を選択することによって、図20に示す基本問診票参照画面P8に表示画面移行することができる。
具体的には、診療室端末3が、サーバ装置1に、カルテ情報の要求の際に選択した患者の識別番号を含む問診情報の要求信号を送信し、サーバ装置1は、その要求信号を受信すると、要求信号に含まれる患者の識別番号に基づいて問診情報DB112を検索し、その患者番号に紐付けて保存されてある問診情報を診療室端末3に送信する。
このため、診療室端末3は受信した問診情報を表示することができる。
このようにすると、医療面接の際、問診情報の参照が必要となった場合に、すぐに、これを表示させて参照することができる。
以上のように、本発明の第一実施形態に係る医療面接支援システムSの特徴的な構成によれば、問診票の既往歴、服用薬剤、日常生活等の申告内容に基づいて、医療面接を的確に支援することができる種々の面接支援情報を提供できる。
このため、医療面接における患者との対話を具体的に支援することができ、また、歯科医師の経験や知識を問わず、多くの歯科医師に利用できるシステムを提供することが可能となる。
また、面接支援情報を、患者のカルテ情報を表示する前に表示するようにして、その閲覧を強制することもできる。
このため、医療面接を適切に行わないことに起因する診察ミスや治療ミスの発生を未然に防ぐことが可能となる。
さらに、必要な場合は、解説情報や基本問診票を参照することができるようになっているため、医療面接をより有用なものとすることも可能となる。
(医療面接支援方法)
次に、本発明の第一実施形態に係る医療面接支援方法について説明する。
図11は、問診情報に基づく面接支援情報がなかった場合を含む医療面接支援方法の全体の手順を示すフローチャートである。図12は、問診情報に基づく面接支援情報の有無を確認する手順を示すフローチャートである。図13は、問診情報に基づく面接支援情報があった場合の手順を示すフローチャートである。
なお、患者のカルテ情報は、患者番号ごとに対応付けて、カルテ情報DB111として予め保存されているものとする。
また、面接支援情報は、特定問診IDに対応付けて、面接支援情報テーブルTとして予め保存されているものとする。
また、診療が開始された後の工程は含まず、すなわち、カルテ情報の入力・表示が可能なカルテ入力画面P3(図16参照)の表示に至るまでの各工程について説明する。
図11に示すように、まず、問診票の入力を行う(S1)。
具体的には、タブレット端末2a又は受付端末2における患者又は患者の申告に基づく受付担当者の入力操作によって、問診票の問診項目の問診情報を入力する(図7参照)。
次に、問診情報の登録を行う(S2)。
具体的には、受付端末2の基本問診登録画面P1における患者選択、「患者紐付」ボタンK1の選択、「登録」ボタンK2の選択を順次行うことによって、受付端末2は、入力した問診情報(特定問診情報を含む)と患者番号とをともにサーバ装置1に送信し、サーバ装置1は、受信した問診情報と患者番号とを紐付けて問診情報DB112として登録(保存)する。
次に、患者の選択を行う(S3)。
具体的には、診療室端末3の患者一覧画面P2において、受付済みの患者の一覧からこれから診療を開始する患者を選択する(図15参照)。
この選択操作に応じ、診療室端末3は、選択された患者の患者番号を含むカルテ情報の要求信号をサーバ装置1に送信する。
次に、問診情報のチェックを行う(S4)。
問診情報のチェックは、サーバ装置1が、問診情報DB112に登録した問診情報において、特定の問診項目に関する申告があるか否か、すなわち、特定問診IDが登録されているか否かによって行う。
具体的には、図12に示すように、既往歴に関する特定問診項目が申告されているか否か(S11)、服用薬剤に関する特定問診項目が申告がされているか否か(S12)、日常生活に関する特定問診項目が申告されているか否か(S13)によって判断する。
S11,S12,S13のいずれも該当しない場合(S11,S12,S13−No)は、面接支援情報はないと判断され(S14)、S11,S12,S13のうちいずれか一つでも該当する場合(S11,S12,S13−Yes)は、面接支援情報があると判断される(S15)。なお、S11〜S13は、図12に示す以外の順番でもよく、また、各工程を並列に行うこともできる。
問診情報のチェックを行った結果、面接支援情報がないと判断した場合(S5−NO)、診療室端末3は、カルテ入力画面P3(図16参照)を表示する(S6)。
この場合、カルテ入力画面P3の「カルテ入力」ボタンK3を選択すると、診療録の入力が可能となり、歯科医師は、診療を進めつつ、必要な診療録を登録することが可能となる。
一方、問診情報のチェックを行った結果、面接支援情報があると判断した場合(S5−Yes)、診療室端末3は、図13のS21以降の処理に進む(A)。
図13に示すように、S21においては、アラート画面P4を表示する(S21,図17参照)。具体的には、診療室端末3が、アラート画面P4を介して「診療時の注意事項」を表示する。
例えば、図17に示すように、問診票にて「高血圧」の申告を行った患者に対しては、「歯科治療時の注意点」として、高血圧患者への対応に関する種々の注意事項が表示される。
アラート画面P4には、「追加問診」ボタンK4、「基本問診票参照」ボタンK5、「カルテ入力」ボタンK6が設けられており、診療室端末3は、各ボタンの操作に応じて、種々の情報を表示する。
アラート画面P4において、「追加問診」ボタンK4が選択されると(S22−「追加問診」)、診療室端末3は、追加問診画面P5を表示する(S23,図18参照)。
具体的には、診療室端末3が、問診票の申告内容に関連して、患者に対しさらに問診すべき事項(追加問診情報)を表示する。
例えば、図18に示すように、問診票にて「高血圧」の申告を行った患者に対する追加問診情報として、「1.いつ頃から高血圧または血圧が高めといわれていますか?」、「2.普段の血圧はどのくらいですか?」といった患者に質問すべき具体的事項を所定の順序で表示することができる。
また、各質問事項に対し想定される患者の応答の内容及びその応答内容に対する注意事項を更なる追加問診情報として表示することができる。
例えば、上記「1.」の質問に対しては、「高血圧を指摘されてからの期間が長い」(想定される応答内容)や、「→冠動脈などの動脈硬化も進行している可能性がある。」(想定される応答内容に対する注意事項)を表示する。
追加問診画面P5に設けられた「終了」ボタンK7が選択されると(S24−Yes)、診療室端末3は、アラート画面P4を再び表示する(S21)。
また、追加問診画面P5には、「解説」ボタンK8及び「記入」ボタンK9が、追加問診事項ごとに設けられている。
追加問診画面P5において「解説」ボタンK8が選択されると(S25−「解説」)、解説画面P6を表示する(S26,図19参照)。
具体的には、診療室端末3にて、追加問診画面P5における追加問診事項ごとに各事項を詳細に解説した情報を表示する。
例えば、図19に示す「表1 診察室血圧に基づく血圧の分類」のように、関連する図表等の資料を表示することができる。
診療室端末3は、解説画面P6に設けられた「閉じる」ボタンK11が選択されるまで解説画面P6を表示し(S27−No)、「閉じる」ボタンK11が選択されると(S27−Yes)、追加問診画面P5を再び表示する(S23)。
また、アラート画面P4において、「基本問診票参照」ボタンK5が選択されると(S22−「基本問診票参照」)、基本問診票参照画面P8を表示する(S31,図20)。
診療室端末3は、基本問診票参照画面P8に設けられた「閉じる」ボタンK14が選択されるまで(S32−No)、基本問診票参照画面P8を表示し、「閉じる」ボタンK14が選択されると(S32−Yes)、アラート画面P4を再び表示する(S21)。
そして、診療室端末3は、アラート画面P4において、「カルテ入力」ボタンK6が選択されると(S22−「カルテ入力」)、カルテ情報を表示する(S33)。
このため、例えば、アラート画面P4を参照した歯科医師が、それ以上の面接支援情報(追加問診情報、解説情報、基本問診票の情報)を必要としていない場合に、カルテ入力」ボタンK6を選択することによって、即座に診療を始めることができる。
なお、追加問診画面P5において「記入」ボタンK9が選択された後の工程については、後述の第三実施形態にて説明する。
このように、本発明の第一実施形態に係る医療面接支援方法によれば、上記各ステップにおける処理を所定の順序で進めることによって、上述した医療面接支援システムSやサーバ装置1と同様の動作を行わせることができる。
すなわち、本発明は、方法によっても実施することができる。
このため、上述した医療面接支援システムSやサーバ装置1の構成に関わらず、上記方法によって発明を実現することができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態に係る医療面接支援システムについて説明する。
本実施形態では、患者の申告に基づき、問診票の「服用薬剤」の項目において、患者が服用している「薬剤の名称」が入力されたときの動作やその動作を可能とする構成について説明する。
図21に示すように、本実施形態においては、サーバ装置1が、薬剤情報保存手段134及び薬剤情報DB113を備える点において、前述の第一実施形態と異なる。
薬剤情報保存手段134及び薬剤情報DB113並びにこれらに関連する下記手段以外の構成については、第一実施形態と共通する。このため、共通する部分についての詳細な説明は省略する。
本実施形態の制御部13は、薬剤情報保存手段134として動作することで、薬剤の名称を、薬剤に対応した特定問診情報に紐付けて薬剤情報DB113として記憶部11に保存する。
図22は、薬剤情報DB113における薬剤情報を示す図である。
図22に示すように、薬剤情報DB113には、様々な薬剤の情報が、所定のカテゴリーに基づいて分類可能に保存されている。
具体的には、睡眠鎮静剤・抗不安剤、抗てんかん剤、解熱鎮痛消炎剤、循環器系薬剤、副腎皮質ホルモン剤、抗血栓剤、糖尿病用剤、BP製剤(ビスホスホネート製剤)、腫瘍用薬・免疫抑制剤等のカテゴリー(図6の「服用薬剤」欄参照)があり、このカテゴリーごとに、「診療時の注意事項」、「追加問診情報」等の面接支援情報が定められている。
このため、薬剤情報DB113においては、薬剤名称が属する各カテゴリーを特定の問診項目とみなして、薬剤名称ごとに特定問診情報(特定問診ID)が紐付けられる。
制御部13は、面接支援情報保存手段131として動作することで、薬剤に対応した特定問診情報と、薬剤に関する面接支援情報とを対応付けた面接支援情報テーブルTを記憶部11に保存する。
例えば、図8に示すように、循環器系薬剤の特定問診ID「118」に対しては、「診療時の注意事項」情報からなるファイル118a、「追加問診」情報からなるファイル118b、及び「解説」情報からなるファイル118cが、対応付けられている。
制御部13は、問診情報保存手段132として動作することで、薬剤に対応した特定問診情報と、入力された患者の服用薬剤とを、患者の識別情報に紐付けて問診情報DB112として記憶部11に保存する。
例えば、問診票の申告の操作において、受付端末2等から「服用薬剤」として、薬剤名称「ABC」の文字情報の入力があった場合について説明する。
この場合、受付端末2は、問診情報出力手段251として動作することで、「現在服用中の薬剤はありますか?」(基本問診項目)の情報と、「ABC」(申告項目)の文字情報とからなる問診情報を、患者番号とともにサーバ装置1に送信する。
サーバ装置1は、患者番号とともに、上記基本問診項目及び申告項目の情報を受信すると、これらのデータを保持しつつ、申告項目である「ABC」の文字情報をキーとして、薬剤情報DB113の検索を行う。
この結果、検出された特定問診ID「118」と問診情報とを患者番号に紐付けて問診情報DB112として保存する(図10参照)。
制御部13は、出力制御手段133として動作することで、選択された患者の識別情報に紐付けて服用薬剤の名称が保存されているときは、当該服用薬剤の名称から特定される特定問診情報に対応付けて保存されている面接支援情報を、選択された患者のカルテ情報とともに診療室端末3に送信する。
すなわち、問診情報DB112において、ある患者の問診情報の所定の申告項目に、文字情報(ABC)がある場合には、その文字情報をキーとして薬剤情報DB113を検索し、ヒットした薬剤に紐付けられた特定問診ID(118)を特定して問診情報DB112に紐付けて保存し、次いで、その患者のカルテ情報の要求があった場合には、その患者の問診情報における特定問診ID(118)をキーとして面接支援情報テーブルTから対応する面接支援情報(ファイル118a,118b,118c)を取り出して診療室端末3に送信するようにしている。
このように本発明の第二実施形態に係る医療面接支援システムSによれば、問診票の「服用薬剤」の申告として文字情報の入力があった場合でも、診療室端末3において、その服用薬剤に関する「診療時の注意事項」等の面接支援情報を表示させることができる。
また、患者がお薬手帳を持参している場合には、お薬手帳に記載されている薬歴情報を図示しないスキャナで読み取り、またはカメラで撮影して、いずれも得られた画像情報をOCR(Optical Character Recognition)変換して得た文字情報を、申告に係る「服用薬剤」の名称として入力させた場合にも適用することができる。さらに今後、市場に現れる患者の医療記録又は患者への投薬記録等を保持した電子カードの情報に対しても適用することができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態に係る医療面接支援システムについて説明する。
本実施形態では、医療面接の過程で患者から得た情報等をその場で記録するとともに、この情報をカルテ情報として登録する動作やその動作を可能とする構成について説明する。
図23に示すように、本実施形態においては、サーバ装置1が、入力文字情報保存手段135及び文字情報DB114を備える点において前述の各実施形態と異なる。
入力文字情報保存手段135及び文字情報DB114並びにこれらに関連する下記手段以外の構成については、第一実施形態の構成と共通する。このため、共通する部分についての詳細な説明は省略する。
本実施形態の制御部13は、入力文字情報保存手段135として動作することで、所定の操作に応じて入力された文字情報を、選択された患者の識別情報とを紐付けて文字情報DB114として記憶部11に保存するとともに、出力制御手段133として動作することで、面接支援情報を表示する所定の領域にその文字情報を表示させ、さらに、その文字情報を選択された患者のカルテ情報として保存させる動作を行う。
このような、本実施形態の動作について、図13及び必要な表示図を参照しながら説明する。
ここでは、図18に示す追加問診画面P5が表示されている状態から始まる動作について説明する。
追加問診画面P5において、任意の「記入」ボタンK9が選択されると(S25−「記入」)、図24に示すように、文字入力画面P51がポップアップ表示される。
次に、文字情報の入力・登録を行う(S28)。
具体的には、歯科医師のキーボード等の操作によって、文字入力画面P51に任意の文字を入力し、「確定」ボタンK51を選択すると、文字入力画面P51が閉じられるとともに追加問診画面P5の対応する記入欄に入力した文字が表示される。次いで、「登録」ボタンK10を選択すると、入力した文字情報が患者番号とともにサーバ装置1に送信される。サーバ装置1は、受信した文字情報と患者番号とを紐付けて文字情報DB114として保存する。
このとき、サーバ装置1は、その文字情報を、カルテ情報DB111において、その患者番号に紐付いた所定のカルテ情報に付加して登録(保存)する(S29)。
診療室端末3は、カルテ情報の登録が終了すると、追加問診画面P5を再び表示する(S23)。
このように、本発明の第三実施形態に係る医療面接支援システムSによれば、医療面接において患者からヒアリングして得た情報や歯科医師の所見等を記録(保存)することができるとともに、この情報をカルテ情報として記録(保存)することもできるようになっている。
すなわち、医療面接の際に得た情報を、その場で視認しながらリアルタイムに記録できるとともに、同時に、電子カルテシステムにアクセスしてカルテ情報に反映させるようになっている。
このため、医療面接の際に得た情報を、後日、文字情報DB114から取り出して確認することができるだけでなく、カルテ情報DB111への取込みを電子カルテシステムにアクセスする操作を介することなく行い、後日、カルテ情報DB111から取り出して確認することもできる。
さらに、入力した文字情報を、その患者向けに提示された面接支援情報とともに保存することも可能である。
例えば、図24に示すように、「1.いつ頃から高血圧または血圧が高いといわれていますか?」などの追加問診情報とともに、「約1年前に高血圧の診断を受けた」などの患者から得た情報を保存することができる。
また、図24に示すように、入力文字情報を、追加問診を行った日付の情報とともに保存することができる。
このため、患者に関する追加問診情報とともに、その医療面接の際における歯科医師の所見等を後日参照することもできる。
例えば、その患者が再び来院したときには、歯科医師は、過去の医療面接の記録を参照して、医療面接や診療を行うことができるため、特に、その患者を診療する担当歯科医師が変わったような場合に有用である。
なお、文字情報のカルテ情報DB111への取込みを、手動操作を介して行うこともできる。
例えば、前述した登録操作(上記S28参照)に応じ、図25に示す電子カルテシステム上のSOAP(Subjective(主訴)、Objective(所見)、Assessment(評価・診断)、Plan(計画))入力画面P7を表示させる。
ここで、「O:所見」のフィールドをマウスなどで選択した後、「問診取込」ボタンK12を選択すると、記入した文字情報が問診取込画面P71のフィールドに取り込まれてポップアップ表示される。
その後、「挿入」ボタンK71を選択して「O:所見」のフィールドに文字情報を表示させた後、「確定」ボタンK13を選択することによって、このSOAP入力画面P7の「O:所見」のデータと文字情報とを対応付けつつ、カルテ情報として保存する。
問診取込画面P71のフィールドに取り込まれた文字情報は、必要に応じて加筆又は修正し、その上でカルテ情報として登録することもできる。
(医療面接支援プログラム)
次に、医療面接支援プログラムについて説明する。
上記実施形態におけるコンピュータ(サーバ装置1)の面接支援情報保存機能、問診情報保存機能、出力制御機能、薬剤情報保存機能、入力文字情報保存機能等は、ROM等に記憶された医療面接支援プログラムにより実現される。
医療面接支援プログラムは、コンピュータの制御部(CPU)に読み込まれることにより、コンピュータの構成各部に指令を送り、前記各機能に対応した各手段(面接支援情報保存手段、問診情報保存手段、出力制御手段、薬剤情報保存手段、入力文字情報保存手段)を実行させる。
これによって、前記各機能は、ソフトウェアである医療面接支援プログラムとハードウェア資源であるコンピュータの各構成手段とが協働することにより実現される。
なお、上記各機能を実現するための医療面接支援プログラムは、コンピュータのROM等に記憶される他、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体に格納することができる。
外部記憶装置とは、CD−ROM(Compact disc−Read Only Memory)等の記録媒体を内蔵し、コンピュータに外部接続されるメモリ増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、例えば、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
そして、記録媒体に記録された医療面接支援プログラムは、コンピュータのRAM等にロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した実施形態の各機能が実現される。
さらに、コンピュータで医療面接支援プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された医療面接支援プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされたプログラムも、CPUにより実行されることによって上述した実施形態の各機能を実現することができる。
このように、本発明は、プログラムによっても実施することができる。
このため、上記医療面接支援プログラムを他のデバイスにインストールすることによって、本実施形態に係るサーバ装置1と同様の作用効果を奏する装置を構成することができる。
以上、本発明の医療面接支援システムS、サーバ装置1、医療面接支援方法、及び医療面接支援プログラムについて、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施形態では、歯科医院における適用例について説明したが、診療所や病院などの医院における医療面接支援システムSとして適用することもできる。
また、サーバ装置1を外部に設置し、歯科医院内の診療室端末3が、インターネット等を介して受信した面接支援情報を表示するようすることもできる。
また、タブレット端末2aは、受付端末2を介さずに、問診情報を直接サーバ装置1に送信するようにすることもできる。
また、「診療時の注意事項」と「追加問診情報」を同じ画面上に表示させてもよく、また、「診療時の注意事項」を表示させる前に「追加問診情報」を表示させることもできる。
また、「追加問診情報」に「解説情報」を加えて表示することもできる。
また、受付端末2やサーバ装置1においても、面接支援情報を表示することができる。
また、第二実施形態の構成と第三実施形態の構成をともに備えたシステム構成であっても良い。
本発明は、電子カルテシステムを備えた医院又は歯科医院において好適に利用することが可能である。
S 医療面接支援システム
1 サーバ装置
11 記憶部
111 カルテ情報データベース
112 問診情報データベース
113 薬剤情報データベース
114 文字情報データベース
T 面接支援情報テーブル
12 通信部
13 制御部
131 面接支援情報保存手段
132 問診情報保存手段
133 出力制御手段
134 薬剤情報保存手段
135 入力文字情報保存手段
2 受付端末
2a タブレット端末
3 診療室端末
4 LAN

Claims (7)

  1. 患者の受付けを行うための第1のコンピュータと、受付けた患者の所定のカルテ情報を保存するための第2のコンピュータと、患者を選択する選択操作に応じ前記患者のカルテ情報を表示するための第3のコンピュータとが通信可能に接続されてなる医療面接支援システムに係る医療面接支援プログラムであって、
    前記第1のコンピュータを、
    前記患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、前記問診項目のうちの既往歴、服用薬剤、日常生活に関するものを含む特定の問診項目を示す特定問診情報とを、前記患者の識別情報とともに前記第2のコンピュータに出力する問診情報出力手段
    として機能させ、
    前記第2のコンピュータを、
    予め、前記問診票における前記特定の問診項目を示す前記特定問診情報と、前記特定の問診項目に関する所定の面接支援情報であって診療時に注意すべき具体的な対応方法が明示された情報である診療時注意事項情報及び前記診療時注意事項情報に即し追加的にヒアリングすべき質問事項である追加問診情報並びに前記追加問診情報に関連する詳細な医療情報である解説情報を含む面接支援情報とを対応付けて保存する面接支援情報保存手段、
    前記第1のコンピュータから入力された前記問診情報と、前記問診項目のうちの前記特定の問診項目を示す前記特定問診情報とを、前記患者の識別情報に紐付けて保存する問診情報保存手段、及び
    前記第3のコンピュータにおいて前記選択操作によって前記患者のカルテ情報の要求があった場合に、前記患者の識別情報に紐付けて前記特定問診情報が保存されているときは、当該特定問診情報に対応付けて保存されている前記面接支援情報を、前記患者のカルテ情報とともに、前記第3のコンピュータに出力する出力制御手段
    として機能させ、
    前記第3のコンピュータを、
    前記選択操作に応じて行った患者のカルテ情報の要求に対し、前記第2のコンピュータから前記患者のカルテ情報とともに前記面接支援情報が入力されたときは、前記患者のカルテ情報を表示する前に、前記面接支援情報のうち前記診療時注意事項情報及び前記追加問診情報段階的にもしくは同一画面上に表示し前記追加問診情報が表示されている画面上での選択に応じて前記解説情報を表示する出力制御手段、
    として機能させるための医療面接支援プログラム。
  2. 前記出力制御手段に、
    前記選択された患者の識別情報に紐付けて保存されている前記問診情報を前記第3のコンピュータに表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療面接支援プログラム。
  3. 前記第2のコンピュータを、
    予め、薬剤の名称を、薬剤に対応した前記特定問診情報に紐付けて保存する薬剤情報保存手段として機能させるとともに、
    前記面接支援情報保存手段に、
    予め、前記特定問診情報と、前記薬剤に関する前記面接支援情報とを対応付けて保存させ、
    前記問診情報保存手段に、
    前記特定問診情報と、入力された患者の服用薬剤の名称とを、前記患者の識別情報に紐付けて保存させ、
    前記出力制御手段に、
    前記選択操作があった場合において、選択された患者の識別情報に紐付けて前記服用薬剤の名称が保存されているときは、前記第3のコンピュータに前記選択された患者のカルテ情報を表示させる前に、前記服用薬剤の名称から特定される前記特定問診情報に対応付けて保存されている前記面接支援情報を前記第3のコンピュータに表示させる
    ことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の医療面接支援プログラム。
  4. 前記第2のコンピュータを、
    所定の操作に応じて入力した文字情報を、前記選択された患者の識別情報に紐付けて保存する入力文字情報保存手段として機能させるとともに、
    前記出力制御手段に、
    前記第3のコンピュータに前記面接支援情報を表示させる所定の領域に前記文字情報を表示させ、
    前記入力文字情報保存手段に、
    前記文字情報を前記選択された患者のカルテ情報として保存させる
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の医療面接支援プログラム。
  5. 患者ごとに所定のカルテ情報を保存し、患者を選択する選択操作に応じ、前記保存した前記患者のカルテ情報を表示するサーバ装置であって、
    予め、問診票における既往歴、服用薬剤、日常生活に関するものを含む特定の問診項目を示す特定問診情報と、前記特定の問診項目に関する所定の面接支援情報であって診療時に注意すべき具体的な対応方法が明示された情報である診療時注意事項情報及び前記診療時注意事項情報に即し追加的にヒアリングすべき質問事項である追加問診情報並びに前記追加問診情報に関連する詳細な医療情報である解説情報を含む面接支援情報とを対応付けて保存する面接支援情報保存手段と、
    患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、前記問診項目のうちの前記特定の問診項目を示す特定問診情報とを、前記患者の識別情報に紐付けて保存する問診情報保存手段と、
    前記選択操作があった場合において、選択された患者の識別情報に紐付けて前記特定問診情報が保存されているときは、前記選択された患者のカルテ情報を表示する前に、前記特定問診情報に対応付けて保存されている前記面接支援情報のうち前記診療時注意事項情報及び前記追加問診情報段階的にもしくは同一画面上に表示し前記追加問診情報が表示されている画面上での選択に応じて前記解説情報を表示する出力制御手段と、を備える
    ことを特徴とするサーバ装置。
  6. 患者の受付けを行うための第1のコンピュータと、受付けた患者の所定のカルテ情報を保存するための第2のコンピュータと、患者を選択する選択操作に応じ前記患者のカルテ情報を表示するための第3のコンピュータとが通信可能に接続されてなる医療面接支援システムにおける医療面接支援方法であって、
    前記第2のコンピュータにおいて、予め、問診票における既往歴、服用薬剤、日常生活に関するものを含む特定の問診項目を示す特定問診情報と、前記特定の問診項目に関する所定の面接支援情報であって診療時に注意すべき具体的な対応方法が明示された情報である診療時注意事項情報及び前記診療時注意事項情報に即し追加的にヒアリングすべき質問事項である追加問診情報並びに前記追加問診情報に関連する詳細な医療情報である解説情報を含む面接支援情報とを対応付けて保存するステップと、
    前記第2のコンピュータにおいて、患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、前記問診項目のうちの前記特定の問診項目を示す特定問診情報とを、前記患者の識別情報に紐付けて保存するステップと、
    前記第2のコンピュータにおいて、前記選択操作があった場合において、選択された患者の識別情報に紐付けて前記特定問診情報が保存されているときは、前記第3のコンピュータに前記選択された患者のカルテ情報を表示させる前に、前記特定問診情報に対応付けて保存されている前記面接支援情報のうち前記診療時注意事項情報及び前記追加問診情報段階的にもしくは同一画面上に前記第3のコンピュータに表示させ、前記追加問診情報が表示されている画面上での選択に応じて前記解説情報を前記第3のコンピュータに表示させるステップと、を有する
    ことを特徴とする医療面接支援方法。
  7. 患者の受付けを行う受付端末と、受付けた患者の所定のカルテ情報を保存するサーバ装置と、患者を選択する選択操作に応じ前記患者のカルテ情報を表示する診療室端末とを備えた医療面接支援システムであって、
    前記受付端末は、
    患者の申告に基づき入力された問診票の問診項目の内容を示す問診情報と、前記問診項目のうちの既往歴、服用薬剤、日常生活に関するものを含む特定の問診項目を示す特定問診情報とを、前記患者の識別情報とともに前記サーバ装置に出力する問診情報出力手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    予め、前記問診票における前記特定の問診項目を示す特定問診情報と、前記特定の問診項目に関する所定の面接支援情報であって診療時に注意すべき具体的な対応方法が明示された情報である診療時注意事項情報及び前記診療時注意事項情報に即し追加的にヒアリングすべき質問事項である追加問診情報並びに前記追加問診情報に関連する詳細な医療情報である解説情報を含む面接支援情報とを対応付けて保存する面接支援情報保存手段と、
    前記受付端末から入力した前記問診情報と前記特定問診情報とを、前記患者の識別情報に紐付けて保存する問診情報保存手段と、
    前記診療室端末の前記選択操作によって患者のカルテ情報の要求があった場合に、前記患者の識別情報に紐付けて前記特定問診情報が保存されているときは、当該特定問診情報に対応付けて保存されている前記面接支援情報を、前記患者のカルテ情報とともに、前記診療室端末に出力する出力制御手段と、を備え、前記診療室端末は、
    前記選択操作に応じて行った患者のカルテ情報の要求に対し、前記サーバ装置から患者のカルテ情報とともに前記面接支援情報を入力したときは、前記患者のカルテ情報を表示する前に、前記面接支援情報のうち前記診療時注意事項情報及び前記追加問診情報段階的にもしくは同一画面上に表示し前記追加問診情報が表示されている画面上での選択に応じて前記解説情報を表示する表示制御手段を備える
    ことを特徴とする医療面接支援システム。

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