JP4933240B2 - 車両用ライニング - Google Patents
車両用ライニング Download PDFInfo
- Publication number
- JP4933240B2 JP4933240B2 JP2006334902A JP2006334902A JP4933240B2 JP 4933240 B2 JP4933240 B2 JP 4933240B2 JP 2006334902 A JP2006334902 A JP 2006334902A JP 2006334902 A JP2006334902 A JP 2006334902A JP 4933240 B2 JP4933240 B2 JP 4933240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trim
- light guide
- vehicle
- panel
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Description
この従来例では、車室内の内装表面を構成するドアトリムとこれに隣接するアームレストとの間にできる合わせ部に内部空間が形成されるとともに、長手方向に延びる開口部が形成されている。そして、長尺の照明部材は、この開口部に臨むようにして合わせ部の内部空間内に配設されている。この照明部材は、一端がドアトリムに固着された固定用クランプ部材の他端に狭着されており、開口部に沿って長手方向に延びている。
このような構成を備えることで、開口部を通じて照明部材からの光をドアに向けて出射することが可能となり、照明部材が外部に露出することによる見栄えの悪化や、照明部材を外部に配設することによる居住性の悪化を防止することが可能となる。
このように、照明部材の固定用に特別な部材が必要となるため、部品点数が増加し、製造コストが上昇する不都合があった。また、照明部材をドアトリムに固定する際に固定用の部材を取り付けるための工程が必要となり、照明部材の取付けに時間がかかるという不都合があった。
また、固定用の部材を取り付けるためにある程度のスペースを確保する必要があり、このため照明部材を含むドアライニングの省スペース化を図る際の妨げとなっていた。
さらに、照明部材が固定用クランプに狭着されているため、照明部材を合わせ部内に配設した後にスライドさせることが困難となっている。このため、照明部材を正確な位置に移動させる位置出し作業を照明部材の配設後に行うことは困難となっていた。
このように、導光体をベーストリムに直接取り付けることが可能となっているため、導光体を固定するための特別な固定用部品が不要となる。また、固定用部品が不要となることで、固定用部品を設置するためのスペースが不要となる。
また、従来のように2つのトリムの合わせ部に収容するのではなく、本発明では、車両用ライニングを構成するベーストリムとパネルトリムのうち、ベーストリム側のみに導光体を取り付ける構造となっている。このため、2つのトリムの位置ずれ等を原因とする導光体の脱落や露出等が生じにくくなっている。
さらに、収容溝内の導光体が係合爪により係合されているため、導光体を収容溝に入れ込んで収容溝の長手方向に沿ってスライドさせることで、収容溝内での導光体の取付け位置を自在に変更することが可能となる。
さらに、ベーストリムの表面とは反対側(すなわち、裏面側)から係合爪を視認可能な開口が収容溝に形成されているため、開口を通じて導光体の位置を確認しながら収容溝へ収容する作業を行うことができる。したがって、導光体の取付け作業を簡単にすることができる。
また、導光体を収容溝内に収容した後も、導光体が収容溝内の正確な位置に収容されているか否か、係合爪が導光体と係合しているか否かを、開口を通じて確認することができる。したがって、導光体が収容溝にきちんと収容されていない不良品を発見して、高品質の車両用ライニングのみを提供することが可能となる。
このように、車両用ライニングを車両用ドアライニングとすることで、車両用ドアの車室側を照明することが可能となる。これにより、夜間等に乗員がドアや各種操作スイッチなどを視認することを容易にしたり、車両用ドアライニングの装飾効果を高めたりすることができる。
また、ベーストリムとパネルトリムのうちベーストリム側のみに導光体を取り付ける構造となっているため、ベーストリムとパネルトリムの位置ずれ等が生じても導光体の脱落や外部への露出等が生じにくく、導光体を安定的に取り付けることが可能となる。
さらに、収容溝内に導光体を入れ込んでスライド移動可能となっているため、取付け位置を自在に変更することが可能となり、導光体の位置出しを確実に行うことが可能となる。
さらに、ベーストリムの表面とは反対側(すなわち、裏面側)から係合爪を視認可能な開口が収容溝に形成されているため、開口を通じて導光体の位置を確認しながら収容溝へ収容する作業を行うことができる。したがって、導光体の取付け作業を簡単にすることができる。
また、導光体を収容溝内に収容した後も、導光体が収容溝内の正確な位置に収容されているか否か、係合爪が導光体と係合しているか否かを、開口を通じて確認することができる。したがって、導光体が収容溝にきちんと収容されていない不良品を発見して、高品質の車両用ライニングのみを提供することが可能となる。
なお、ベーストリム2やパネルトリム3の意匠面側を表面、反対側を裏面と呼ぶ。
また、ベーストリム2やパネルトリム3は、いずれも樹脂製形等により単一の部材として形成してもよく、あるいは複数の成形品を連結して製造してもよい。
なお、光源としては、上述のLEDに限定されず、例えば白熱電球、蛍光管、ハロゲンランプ、半導体レーザ、ガスレーザ等であってもよい。
LEDユニット11の頂端面には止着片が突出しており、この止着片にねじ穴11aが形成されている。
また、図5にも示すように、ベーストリム2の側端部は、垂直方向に屈曲している。
また、パネルトリム3の側端3aがベーストリム2に向けて屈曲しているため、車両用ドアライニング1の斜め上方から間隙Nを覗いても、この屈曲した側端3aにより導光体12が遮蔽されて、導光体12を視認することが困難となっている。
このように、導光体12が外部から直接視認しにくいため、導光体12が外部に露出することによる見栄えの悪さがほとんどなく、車両用ドアライニング1を良好な外観を有するものとすることができる。
2 ベーストリム
2a 挿通孔
2b 開口
3 パネルトリム
3a 側端
3b 突起
4 ドアアームレスト
5 プルハンドル
6 スイッチパネル
7 スピーカ
11 LEDユニット(光源)
11a ねじ穴
12 導光体
21 収容溝
22 係合爪
23 螺合突起
24 係合片
27 止着ねじ
L 配光部
N 間隙
Claims (4)
- 車両の車室側に設けられ、該車室内を照明することが可能な車両用ライニングであって、
ベーストリムと、
該ベーストリムの前記車室側の表面のうち一部を被覆するパネルトリムと、
光源と、
該光源からの光を導光して周囲に配光する長尺状の導光体と、を備え、
前記ベーストリムと前記パネルトリムとの間には、前記パネルトリムの側端の少なくとも一部の領域に沿って間隙が設けられ、
前記ベーストリムのうち少なくとも前記パネルトリムに被覆された領域には、前記間隙に沿った収容溝と、該収容溝に収容された前記導光体と係合して前記導光体を前記収容溝内に保持するための係合爪と、が一体に形成され、
前記導光体は、前記間隙に臨むように前記収容溝内に収容されるとともに、前記係合爪に係合され前記収容溝内に保持されてなり、
前記収容溝には、前記ベーストリムのうち前記表面とは反対側から前記係合爪を視認可能な開口が形成されていることを特徴とする車両用ライニング。 - 前記パネルトリムのうち前記側端は、その水平位置が前記導光体の上端面の高さ位置よりも上方にあることを特徴とする請求項1に記載の車両用ライニング。
- 前記パネルトリムのうち前記側端は、前記ベーストリムの前記表面側に向けて屈曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ライニング。
- 前記車両用ライニングは、車両用ドアの車室側に設けられる車両用ドアライニングであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ライニング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006334902A JP4933240B2 (ja) | 2006-12-12 | 2006-12-12 | 車両用ライニング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006334902A JP4933240B2 (ja) | 2006-12-12 | 2006-12-12 | 車両用ライニング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008143425A JP2008143425A (ja) | 2008-06-26 |
JP4933240B2 true JP4933240B2 (ja) | 2012-05-16 |
Family
ID=39604059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006334902A Expired - Fee Related JP4933240B2 (ja) | 2006-12-12 | 2006-12-12 | 車両用ライニング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4933240B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9840195B2 (en) | 2013-06-13 | 2017-12-12 | Ts Tech Co., Ltd. | Attachment structure for lighting device |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5387385B2 (ja) * | 2009-12-21 | 2014-01-15 | 三菱自動車工業株式会社 | ガラスルーフの照明構造 |
JP5482439B2 (ja) * | 2010-05-18 | 2014-05-07 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用照明装置 |
JP5334268B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2013-11-06 | サカエ理研工業株式会社 | 車両外装ガーニッシュ |
DE102011119534B4 (de) | 2011-09-24 | 2023-11-16 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum Herstellen eines beleuchtbaren Bauteils für den Innenraum eines Fahrzeugs und Verfahren zum Bilden einer Beleuchtungsanordnung |
JP5794095B2 (ja) * | 2011-10-13 | 2015-10-14 | トヨタ紡織株式会社 | 光源ユニットの取付構造 |
WO2013081070A1 (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用加飾部品及び車両用加飾部品の設置方法 |
JP6091936B2 (ja) * | 2013-03-06 | 2017-03-08 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用照明装置 |
JP6086238B2 (ja) * | 2013-06-28 | 2017-03-01 | トヨタ紡織株式会社 | 照明装置 |
US20160107566A1 (en) * | 2014-10-20 | 2016-04-21 | Nissan North America, Inc. | Vehicle interior lighting structure |
EP3828033B1 (en) | 2016-02-04 | 2024-04-24 | TS Tech Co., Ltd. | Lighting device |
JP6795754B2 (ja) * | 2016-02-04 | 2020-12-02 | テイ・エス テック株式会社 | 照明装置及びドアライニング |
KR101983722B1 (ko) * | 2018-03-14 | 2019-06-04 | 주식회사 서연이화 | 차량 실내 조명용 도어트림 라이트가이드 조립구조 |
JP6627922B2 (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-08 | テイ・エス テック株式会社 | 照明装置の取付構造及び車両用ドア |
DE102019200223A1 (de) * | 2019-01-10 | 2020-07-16 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Verkleidungselement für Fahrzeuginnenräume |
JP7088893B2 (ja) * | 2019-10-16 | 2022-06-21 | 矢崎総業株式会社 | ライン照明装置 |
JP7004922B2 (ja) * | 2019-12-04 | 2022-02-07 | テイ・エス テック株式会社 | 照明装置の取付構造及び車両用ドア |
CN114321765B (zh) | 2020-10-12 | 2023-11-24 | 丰田纺织株式会社 | 包括照明装置和运输工具内部部件的安装组件 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0948295A (ja) * | 1995-08-07 | 1997-02-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ドアトリムおよび自動車用ドアトリムにおけるワイヤハーネスの束線方法 |
JP2000142218A (ja) * | 1998-11-18 | 2000-05-23 | Nissan Motor Co Ltd | 車室内用照明装置 |
JP2003068106A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-07 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用照明装置 |
JP2007113639A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Three M Innovative Properties Co | 線条体固定方法、線条体固定構造及び線条体ホルダ |
-
2006
- 2006-12-12 JP JP2006334902A patent/JP4933240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9840195B2 (en) | 2013-06-13 | 2017-12-12 | Ts Tech Co., Ltd. | Attachment structure for lighting device |
US10071683B2 (en) | 2013-06-13 | 2018-09-11 | Ts Tech Co., Ltd. | Attachment structure for lighting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008143425A (ja) | 2008-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4933240B2 (ja) | 車両用ライニング | |
JP5282133B2 (ja) | 車両用照明装置 | |
US9221394B2 (en) | Lighting device for vehicle | |
JP4969544B2 (ja) | 照明部材及びそれを用いたドアライニング | |
US9016914B2 (en) | Light source unit assembly | |
US7938566B2 (en) | Automobile instrument panel cover panel | |
JP4029077B2 (ja) | 自動車の室内照明装置 | |
JP4419990B2 (ja) | 車両室内用照明装置 | |
US20070177397A1 (en) | Lighting apparatus for vehicle | |
JP2009269492A (ja) | 自動車用照明装置並びに導光体及びその製造方法 | |
JP6342241B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5783534B2 (ja) | 車両用照明装置 | |
JP5328160B2 (ja) | 車室用収納構造 | |
KR100820606B1 (ko) | 자동차용 콘솔의 무드램프 | |
KR102037788B1 (ko) | 가니쉬 일체형 차랑용 엠비언트 라이트 | |
KR20160026424A (ko) | 차량 조명 장치 | |
JP7563354B2 (ja) | スライドレール | |
JP6053600B2 (ja) | 車両用発光装置 | |
WO2021060291A1 (ja) | 車両用照明装置 | |
JP2024087943A (ja) | 乗物照明構造 | |
JP2016101856A (ja) | 車両用収納ボックスと照明装置との組み合わせ構造 | |
JP2024146165A (ja) | 車両用照明装置 | |
JP2024111385A (ja) | 乗物用照明構造 | |
WO2023017088A1 (en) | Lighting device, interior trim assembly including the lighting device and method of manufacturing a trim assembly | |
JP2024087944A (ja) | 乗物用照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110927 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |