JP4932357B2 - 傘袋 - Google Patents

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Description

本発明は、閉じた折畳み傘を伸長状態で収納できる第1収納部と、閉じた折畳み傘を短縮状態で収納できる第2収納部とを備える傘袋に関する。
従来の折畳み傘の傘袋には、折り畳んで短縮状態にして収納可能であるが、傘を使用した後で、閉じて伸ばしたままの状態で収納することができないものがあった。そのため、折り畳み傘を使用した後は、傘を折り畳んで短縮させて、傘袋に収納する必要があり、非常に煩雑となっていた。従って、折り畳み傘を使用した後は、傘を折り畳まずに保持することが多く、傘袋は使用されないことが多かった。
そこで、従来より折畳み傘を折り畳んで短縮状態にしたもの、及び閉じて伸ばした状態のものを収納可能な傘袋が提案されている。
このような傘袋には、例えば図8(a)〜(c)に示すように、収納袋部2と、この収納袋部に収納可能な傘袋部3とを有する傘袋1がある(特許文献1参照)。
この傘袋1を使用して折り畳んで短縮状態にした折畳み傘4を収納するときは、図8(a)に示すように、傘袋部3を小さく折り畳んで収納袋部2に入れた上で、収納袋部2にこの折り畳んで短縮させた折畳み傘4を収納する。また、閉じて伸長状態の折畳み傘4を収納するときは、図8(b)、(c)に示すように、収納袋部2に収納されている傘袋部3を収納袋部2の外に出して、この外に出した傘袋部3内に、閉じて伸長状態の傘4を収納する。
また別の従来例として、図9(a)、(b)に示すように、傘袋5の一端に形成された傘出し入れ部6に雄ホック8を設け、傘袋5の他端に雌ホック9を設けた傘袋5がある。(特許文献2参照)
この傘袋5によると、図9(a)に示すように、雌ホック9に雄ホック8(この雌ホック9及び雄ホック8は第1ホック7である。)を掛けていない状態で、閉じて伸長状態にした折畳み傘10を傘袋5に収納することができる。また、図9(b)に示すように、雌ホック9に雄ホック8を掛けた状態で、折り畳んで短縮状態にした折畳み傘10を傘袋5に収納することができる。
特開平10−192023 実公平4−17050
しかし、図8(a)〜(c)に示す従来の傘袋1では、収納袋部2に傘袋部3を折り畳んで収納したり、収納袋部2から傘袋部3を取り出したりする作業が非常に煩雑である。例えば降雨時に傘を片手に持ちながら収納袋部2に傘袋部3を折り畳んで収納したり、反対に収納袋部2から傘袋部3を取り出したりする作業を行うのは、困難である。
また、図9(a)、(b)に示す従来の傘袋5は、この傘袋5を2つ折りにした状態を保持するための専用の第1ホック7の他に、傘袋5の傘出し入れ部6を縮径するための専用の第2ホック11が必要であり、これら第1及び第2ホック7、11の掛け外しに手間が掛かる。更に、図9(b)に示すように、折り畳んで短縮状態にして傘袋5に収納した状態において、掛けておいた第1ホック7が外れてしまうと、傘袋5の中に折り畳んで短縮状態にした傘10が傘袋5の底の方に落ち込んでしまうことがあり、この落ち込んだ傘10を取り出すのに手間が掛かる。
このように、図8及び図9の傘袋1、5では、短縮状態及び伸長状態の折畳み傘を傘袋に対して収納したり、取り出したりするのに手間が掛かるので、使用されないことが多く、そのために、傘袋を紛失することが多くあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、閉じて短縮状態にした折畳み傘、及び閉じて伸長状態のままの折畳み傘を、それぞれと対応して設けた第2収納部及び第1収納部に対して、手間を掛けることなく簡単に出し入れすることができ、第2収納部に折り畳んで短縮状態で収納された折畳み傘が傘袋から抜け出ないようにすることができる傘袋を提供することである。
上記課題を解決するための本発明に係る傘袋は、それぞれが閉じた折畳み傘を出し入れすることができる開口部を有する第1収納部及び第2収納部を備え、第1収納部は、閉じた折畳み傘を伸長状態で収納できる長さであって、第2収納部は、折り畳んだ折畳み傘を短縮状態で収納できる長さであり、第1収納部を折り曲げることによって、第2収納部の開口部を閉じることができ、この折り曲げた状態で第1収納部を留めるための留め手段を備えてなるものである。
本発明に係る傘袋において、今、折り畳まれて短縮状態となっている折畳み傘が第2収納部に収納されており、第1収納部が折り曲げられて第2収納部の開口部が閉じられ、この折り曲げられた状態で第1収納部が留め手段によって留められているとする。次に、第2収納部に収納されている短縮状態の折り畳み傘を取り出すときは、留め手段を外せばよい。これによって、短縮状態で折り畳まれた傘を第2収納部の開口部から取り出すことができる。そして、傘を使用した後の閉じて伸長状態の傘は、第1収納部の開口部から挿入して第1収納部に収納することができる。次に、この第1収納部に収納されている伸長状態の傘は、第1収納部から取り出して折り畳んで短縮状態にして、第2収納部の開口部から挿入して第2収納部に収納することができる。そして、第1収納部を折り曲げることによって、第2収納部の開口部を閉じた状態にして第1収納部を留め手段でこの傘袋に対して留める。これによって、第2収納部に収納されている傘が、その開口部から抜け出ないようにすることができる。
また、第1収納部の底部と、第2収納部の底部とを互いに略一致させて形成するのが好ましい。そうすれば、第1収納部及び第2収納部いずれか一方の底部が、他方の底部の下方から延びる長さを短くすることができるし無くすことができる。これによって、傘袋をよりコンパクトに折り畳むことができる。
更に、留め手段は、紐状体であり、この留め手段の一端部が第1収納部と結合する構成とするのが好ましい。そうすれば、留め手段を第1収納部及び第2収納部の上から巻き付けることにより、第1収納部を折り曲げた状態に簡単に留められるようにすることができる。
そして、留め手段の他端部を第1収納部又は第2収納部に係止するための係止具を設けるのが好ましい。この係止具を用いて、折り曲げた第1収納部の開口側部を、確実にかつ速やかに、第1収納部及び第2収納部に係止することができるし、この係止状態を解除できる。
更に、係止具は、雄ホックと雌ホックとを備えるようにすれば、汎用的で安価な部材を用いることができ、コストの低減に寄与し、補修も容易となる。
そして、第1収納部に収納した伸長状態の折畳み傘が、第1収納部の開口部から抜け出すことを防止する抜出し防止手段を設けることが好ましい。そうすれば、第1収納部に収納した伸長状態の折畳み傘が、この第1収納部から抜け出すことを防止することができる。
また、第1収納部及び第2収納部は、撥水性を有するようにするのが好ましい。そうすれば、濡れた折畳み傘を傘袋に収納しても、雨滴が傘袋の外に滲み出ないようにすることができる。また、傘袋の外の雨滴が傘袋の中に浸入することを防ぐことができる。
そして、第1収納部又は第2収納部の側面に、第2収納部よりも長さが短い第3収納部を設けてもよい。そうすれば、第2収納部又は第3収納部に応じた長さの短縮させた折畳み傘を収納することができる。
また、第1収納部の内部と、第2収納部の内部とが互いに連通し、それぞれの底部が第1収納部と第2収納部とで共用されていてもよい。そうすれば傘袋を軽量化することができ、しかも製造コストの低減に寄与する。
本発明によれば、第1収納部を折り曲げて留め手段で留めることによって、極めて簡単に傘袋を短縮状態の傘の長さに調整できると共に、この折り曲げ部分によって第2収納部に収納されている折り畳まれた傘が、第2収納部の開口部から抜け出ないようにすることができる。そして、留め手段を外すことによって、極めて簡単に折り畳まれた傘を第2収納部から取り出すことができる。そして、留め手段を外すことによって、閉じた伸長状態の傘を、極めて簡単に第1収納部に収納することができる。
その結果、降雨時等において傘を片手に持っている状態であっても、短縮状態及び伸長状態どちらの状態の折畳み傘でも、手間をかけることなく容易に傘袋に対して出し入れすることができる。
このように、折畳み傘を極めて簡単に傘袋に対して出し入れできるため、傘袋を有効に利用することができ、これによって傘袋の紛失も防止できる。
以下、本願発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は本願発明の傘袋の第1実施形態を示しており、(a)はその斜視図、(b)はその正面図、(c)はその背面図、(d)はそのA−A断面図である。
図1(a)〜(d)に示すように、第1実施形態に係る傘袋15は、第1収納部16と、第2収納部17と、留め部18(留め手段)とを備え、第1収納部16は、第1布地部19と第2布地部20とを互いに縫合して袋状に形成したものである。また、第2収納部17は、第1布地部19に対して第3布地部21を縫合して袋状に形成したものである。なお、図1(d)において、縦方向に伸びる3重の2点鎖線は、第1布地部19と第2布地部20及び第3布地部21との縫合部を示したものである。
第1布地部19、第2布地部20、第3布地部21、及び留め部18は、撥水性を有する布地が用いられている。ただし、第1〜第3布地部19、20、21、及び留め部18は、撥水性を有しない布地を用いて、その表面に撥水加工を施してもよい。また、これらを例えばビニール製のシートで形成してもよい。更に、第1〜第3布地部19、20、21は、縫合せずに、互いに接着剤で接着してもよい。これによって、接合部からの水漏れを防止できる。このように第1及び第2収納部16、17が撥水性の機能を有することによって、濡れた折畳み傘14を傘袋15に収納しても、雨滴が傘袋15の外に滲まないようにすることができる。また、傘袋15の外の雨滴が傘袋15の中に侵入することを防ぐことができる。
第1収納部16及び第2収納部17は、図2及び図3に示すように、それぞれが閉じた折畳み傘14を出し入れすることができる開口部22、23を有する袋状体であり、側面24、25及び底部26、27を有する。
第1収納部16は、図3(a)、(b)、(c)に示すように、閉じた折畳み傘14を伸長状態で収納できる長さ及び内径に形成されている。そして、第2収納部17は、図2に示すように、折り畳んだ折畳み傘14を短縮状態で収納できる長さ及び内径に形成されている。従って、第1〜第3布地部19、20、21は、第1及び第2収納部16、17を形成できるように、所定の形状に既定されている。
なお、第1布地部19と第2布地部20は、略同一の寸法及び形状である。そして、第3布地部21は、第1及び第2布地部20の約1/2の長さであり、略同一の横幅である。そして、図1(d)に示すように、第1収納部16の底部26と、第2収納部17の底部27とが互いに略一致するように、第3布地部21を第1布地部19に縫合してある。
留め部18は、図2(a)〜(c)に示すように、紐状体であり、その一端が第1収納部16の開口縁部の外面に縫合されて結合している。そして、この留め部18の他端に雌ホック28が設けられ、この雌ホック28と係合される雄ホック29が第1収納部16の開口縁部の外面に設けられている。この雌ホック28及び雄ホック29が係止具30である。また、留め部18は、図2(a)〜(c)に示すように、折り畳んで短縮状態にした折畳み傘14を第2収納部17に収納し、第1収納部16を折り曲げた状態にしてこれら傘14及び傘袋15を約1周半巻き付けて、係止具30で留めることができる長さに形成されている。
次に、上記のように構成された傘袋15の使用例を、図2及び図3を参照して説明する。なお、この傘袋15に収納される折畳み傘14は、例えば2段式折畳み傘である。今、図2(c)に示すように、折り畳まれて短縮状態となっている折畳み傘14が第2収納部17に収納されており、第1収納部16が折り曲げられて第2収納部17の開口部23が閉じられ、この折り曲げられた状態で、第1収納部16が留め部18によって留められているとする。留め部18は、傘14が第2収納部17に収納されて、第1収納部16が折り曲げられた傘袋15の外周に巻き付けてあり、そして、係止具30の雄ホック29と雌ホック28とが互いに係合していることによって、第1収納部16の開口部側端部を折り曲げ状態に保持している。
図2(c)では、傘14の手提げ紐31が折り曲げ部分32の内側から外側に導出されており、この手提げ紐31を手で持つことによって、傘袋15に収納された折畳み傘14を簡単に持ち運ぶことができる。
次に、第2収納部17に収納されている短縮状態の折り畳み傘14を取り出すときは、図2(b)に示すように、係止具30を外して留め部18の巻き付けを解けばよい。これによって、図2(a)に示すように、短縮状態で折り畳まれた傘14を、第2収納部17の開口部23から簡単に取り出すことができる。
次に、傘14を使用した後で、閉じて伸長状態の傘14をこの傘袋15に収納するときは、図3(a)〜(c)に示すように、傘14の先端部を第1収納部16の開口部22から挿入すればよい。そして、この第1収納部16に収納されている伸長状態の傘14は、図2(a)〜(c)に示すように、第1収納部16から取り出して折り畳んで短縮状態にして、第2収納部17の開口部23から挿入して第2収納部17に収納することができる。そして、第1収納部16を、第2収納部17の開口部23を閉じる方向に折り曲げることによって、第2収納部17の開口部23を閉じた状態にして、上記と同様に、第1収納部16を留め部18でこの傘袋15に対して留める。これによって、第2収納部17に収納されている傘14が、その開口部23から抜け出ないようにすることができる。
このように、図2及び図3に示す傘袋15によると、第1収納部16を折り曲げて留め部18で留めることによって、極めて簡単に傘袋15を短縮状態の傘14の長さに調整できると共に、この折り曲げ部分32によって第2収納部17に収納されている折り畳まれた傘14が、第2収納部17の開口部23から抜け出ないようにすることができる。そして、留め部18を外すことによって、極めて簡単に折り畳まれた傘14を第2収納部17から取り出すことができる。また、留め部18を外すことによって、閉じた伸長状態の傘14を第1収納部16に、極めて簡単に収納することができる。
その結果、降雨時等において、傘を片手に持っている状態であっても、短縮状態及び伸長状態どちらの状態の折畳み傘14でも、手間をかけることなく容易に傘袋15に対して出し入れすることができる。
このように、折畳み傘14を極めて簡単に傘袋15に対して出し入れできるため、傘袋15を有効に利用することができ、これによって傘袋15の紛失も防止できる。
また、図2(c)に示すように、第1収納部16の底部26と、第2収納部17の底部27とを互いに略一致させて形成しているので、第1収納部16及び第2収納部17のいずれか一方の底部が、他方の底部の下方から延びる長さを短くすることができるし無くすことができる。これによって、傘袋15をよりコンパクトに折り畳むことができる。
更に、留め部18は、図2(a)〜(c)に示すように、紐状体であり、この留め部18の一端部が第1収納部16と結合しているので、留め部18を第1収納部16及び第2収納部17の上から巻き付けることにより、第1収納部16を折り曲げた状態に簡単に留められるようにすることができる。第1収納部16を折り曲げた状態に、留め部18によって留めておくことによって、第2収納部17の開口部23を、この第1収納部16の折り曲げ部分32で閉じることができ、これによって、第2収納部17に収納されている短縮状態の傘14が、その開口部23から抜け出ることを確実に防止することができる。
更に、係止具30は、図2(a)〜(c)に示すように、雄ホック29と雌ホック28とで構成してあるので、この係止具30を使用することによって、確実に、かつ速やかに、折り曲げた第1収納部16の開口部22側をこの傘袋15に対して係止することができるし、この係止状態を解除することができる。また、雄ホック29及び雌ホック28は、汎用的で安価であるので、コストの低減に寄与し、補修も容易となる。
そして、留め部18は、図3(c)に示すように、閉じた伸長状態の折畳み傘14を第1収納部16に収納した状態で、留め部18の端部に設けた雌ホック28を、第1収納部16の開口縁部外面に設けた雄ホック29に係合させることによって、傘袋15の手提げ紐として使用することができる。
次に、図4は、第1収納部16に収納した伸長状態の折畳み傘14が、第1収納部16の開口部22から抜け出すことを防止する抜出し防止手段を設けた例を示す。同図に示すように、傘14の巻き留め紐36の端部に、例えば面ファスナ37が取り付けられている場合は、第1収納部16の開口縁部の外面に面ファスナ38を取り付ける。このようにすると、伸長状態の傘14が第1収納部16に収納されている状態で、巻き留め紐36の面ファスナ37を、傘袋15の面ファスナ38に係合させておくことによって、傘14が第1収納部16から抜け出ないようにすることができる。なお、傘14の巻き留め紐36の端部に、例えばホックが取り付けられている場合は、第1収納部16の開口部の外面にそれと係合自在なホックを取り付けておけばよい。なお、この面ファスナ37、38は図1〜図3等の他の図では省略している。
次に、図5(a)、(b)を参照して、本発明に係る傘袋の第2実施形態を説明する。この図5(a)、(b)に示す第2実施形態の傘袋40と、図2(a)、(b)、(c)に示す第1実施形態の傘袋15とが相違するところは、第1実施形態の傘袋15は、2段式折畳み傘14を収納できるものであり、第1収納部16が第2収納部17の約2倍の長さであるのに対して、第2実施形態の傘袋40は、3段式折畳み傘41を収納できるものであり、第1収納部16が第2収納部42の約3倍の長さとしたところである。これ以外は、第1実施形態と同等であるので、同等部分を同一の図面符号で示し、それらの説明を省略する。
この実施形態の傘袋40に、折り畳んで短縮させた折畳み傘14を収納するときは、図5(a)、(b)に示すように、この短縮状態の折畳み傘14を第2収納部42に収納して、第1収納部16を、第2収納部42の開口部23を閉じる方向に折り曲げて、更にこの第1収納部16の開口側部を、傘41の先端部と対応する箇所で折り曲げて上方に向かわせる。そして、第1実施形態と同様に、この第1収納部16の開口側部を留め部18で留めればよい。
次に、図6(a)〜(d)を参照して、本発明に係る傘袋の第3実施形態を説明する。この図6(a)〜(d)に示す第3実施形態の傘袋45と、図2(a)〜(c)に示す第1実施形態の傘袋15とが相違するところは、第1実施形態の傘袋15は、図2(c)に示すように、留め部18を紐状体で形成して、第1収納部16を折り曲げた状態の傘袋15にこの留め部18を巻き付けて、雄ホック29と雌ホック28とを係合させて留め部18を固定するようにしたのに対して、第3実施形態の傘袋45は、図6(c)に示すように、留め部18を一対の面ファスナ46、47で形成して、この一対の面ファスナ46、47によって、折り曲げた状態の第1収納部49の開口側部を傘袋45に留めるようにしたところである。
また、第1実施形態の傘袋15は、図1(d)に示すように、第1収納部16と、第2収納部17とが第1布地部19によって仕切られているのに対して、第3実施形態の傘袋45は、図6(b)に示すように、第1収納部49の内部と、第2収納部50の内部とが互いに連通し、それぞれの底部51、52が共用されているところで両者が相違している。なお、図6(b)において、縦方向に伸びる3重の2点鎖線は、第1布地部53と第2布地部20及び第3布地部21との縫合部を示したものである。
更に、第1実施形態の傘袋15は、図3(c)に示すように、留め部18を紐状体とすることによって、この留め部18を傘袋15の手提げ紐として使用できるようにしたのに対して、第3実施形態の傘袋45は、図6(d)に示すように、第1収納部49の開口縁部に挿通孔48を形成し、この挿通孔48に傘14の手提げ紐31を通してこの手提げ紐31で、伸長状態の傘14が収容されている傘袋45を提げれるようにしたところでも両者が相違している。これ以外は、第1実施形態と同等であるので、同等部分を同一の図面符号で示し、それらの説明を省略する。
つまり、図6(c)に示すように、留め部54(留め手段)である一対の面ファスナ46、47の一方46が、第1収納部49の開口縁部の外面に取り付けられ、他方の面ファスナ47が、第2収納部50の側面の外面に取り付けられている。これによって、第1収納部49の開口側部を簡単に第2収納部50の側面に係合させることができるし、両者を引き離すことができる。
そして、図6(b)に示すように、第1収納部49の内部と、第2収納部50の内部とが互いに連通し、それぞれの底部51、52を共用する構成とすることによって、第1布地部53の一部を省略でき、よって傘袋45を軽量にすることができ、しかも製造コストを低減することができる。
次に、図7を参照して、本発明に係る傘袋の第4実施形態を説明する。この図7に示す第4実施形態の傘袋55は、図2(a)に示す第1実施形態の傘袋15の第2収納部17を形成する第3布地部21の外面に、第2収納部17よりも長さが短い第四布地部57を縫合して第3収納部56を設けたものである。この第3収納部56は、第2実施形態の第2収納部42と同じ長さのものである。これによって、この第3収納部56には、例えば短縮状態にした3段式折畳み傘41を収納することができる。
この図7に示す傘袋55によると、2段式及び3段式折畳み傘のいずれにも使用することができる。勿論、第3収納部56は、短縮した3段式折畳み傘41を収納できる寸法にしたが、短縮した4段式折畳み傘を収納できる寸法にしてもよい。
なお、これら第1、第2及び第3収納部16、17、56のそれぞれの底部26、27、58は、互いに略一致する箇所に形成されている。これ以外は、第1実施形態と同等であるので、同等部分を同一の図面符号で示し、それらの説明を省略する。
また、上記第1〜第4実施形態においては、留め手段を紐状体の留め部18や面ファスナ46、47としたが、これらに限られるものではなく、これに代えて、ボタン留めやホック留めであってもよい。
更に、第1〜第4実施形態においては、抜出し防止手段として、図4に示すように、面ファスナ37、38やホックを使用したが、これ以外のものを使用してもよい。
そして、上記実施形態では、図1に示すように、係止具30として雌ホック28及び雄ホック29としたが、これ以外のものを使用してもよい。
本発明に係る傘袋は、閉じて短縮状態にした折畳み傘、及び閉じて伸長状態のままの折畳み傘を、それぞれと対応して設けた第2収納部及び第1収納部に対して、手間を掛けることなく簡単に出し入れすることができ、第2収納部に閉じて短縮状態で収納された折畳み傘が傘袋から抜け出ないようにする優れた効果を有し、このような傘袋に適用するのに適している。
この発明の第1実施形態に係る傘袋を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)はその正面図、(c)はその背面図、(d)はA−A断面図である。 同第1実施形態に係る傘袋の使用態様の一例を示す図であり、(a)は短縮状態の折畳み傘を第2収納部に収納する前の状態を示す斜視図、(b)は短縮状態の折畳み傘を第2収納部に収納した状態を示す斜視図、(c)は第1収納部の開口側部を折り曲げて留め部を傘袋の全体に巻き付けた状態を示す斜視図である。 同第1実施形態に係る傘袋の使用態様の一例を示す図であり、(a)は伸長状態の折畳み傘を第1収納部に収納する前の状態を示す図、(b)は留め部の雌ホックを雄ホックに係合させる状態を示す斜視図、(c)は留め部を手提げ紐として使用する状態を示す斜視図である。 同第1実施形態の傘袋に対する折畳み傘の抜出し防止手段を示す部分斜視図である。 同発明の第2実施形態に係る傘袋を示す図であり、(a)は短縮状態の折畳み傘を第2収納部に収納した状態を示す斜視図、(b)は第1収納部の開口側部を折り曲げて留め部を傘袋の全体に巻き付けた状態を示す斜視図である。 同発明の第3実施形態に係る傘袋を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)はその縦断面図、(c)は短縮状態の折畳み傘を第2収納部に収納した状態を示す図、(d)は伸長状態の折畳み傘を第1収納部に収納した状態を示す斜視図である。 同発明の第4実施形態に係る傘袋を示す斜視図である。 従来例の傘袋を示す図であり、(a)は収納袋部内に傘袋部を収納した状態を示す斜視図、(b)は収納袋部から傘袋部を取り出した状態を示す斜視図である。 従来例の他の傘袋を示す図であり、(a)は伸長状態の折畳み傘を収納した状態を示す斜視図、(b)は短縮状態の折畳み傘を収納した状態を示す斜視図である。
符号の説明
14 折畳み傘
15 傘袋
16 第1収納部
17 第2収納部
18 留め部(留め手段)
19 第1布地部
20 第2布地部
21 第3布地部
22 (第1収納部の)開口部
23 (第2収納部の)開口部
24 (第1収納部の)側面
25 (第2収納部の)側面
26 (第1収納部の)底部
27 (第2収納部の)底部
28 (係止具の)雌ホック
29 (係止部の)雄ホック
30 係止具
31 (折畳み傘の)手提げ紐
32 (第1収納部の)折り曲げ部分
36 (折畳み傘の)巻き留め紐
37 (巻き留め紐の)面ファスナ
38 (傘袋の)面ファスナ
56 第3収納部

Claims (9)

  1. それぞれが閉じた折畳み傘を出し入れすることができる開口部を有する第1収納部及び第2収納部を備え、
    上記第1収納部は、閉じた折畳み傘を伸長状態で収納できる長さであって、
    上記第2収納部は、折り畳んだ折畳み傘を短縮状態で収納できる長さであり、
    上記第1収納部を折り曲げることによって、上記第2収納部の開口部を閉じることができ、この折り曲げた状態で上記第1収納部を留めるための留め手段を備えることを特徴とする傘袋。
  2. 上記第1収納部の底部と、上記第2収納部の底部とを互いに略一致させて形成したことを特徴とする請求項1記載の傘袋。
  3. 上記留め手段は、紐状体であり、上記留め手段の一端部が上記第1収納部と結合していることを特徴とする請求項1又は2記載の傘袋。
  4. 上記留め手段の他端部を上記第1収納部又は上記第2収納部に係止するための係止具を設けたことを特徴とする請求項3記載の傘袋。
  5. 上記係止具は、雄ホックと雌ホックとを備えることを特徴とする請求項4記載の傘袋。
  6. 上記第1収納部に収納した伸長状態の折畳み傘が上記第1収納部の開口部から抜け出すことを防止する抜出し防止手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の傘袋。
  7. 上記第1収納部及び上記第2収納部は、撥水性を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の傘袋。
  8. 上記第1収納部又は上記第2収納部の側面に、上記第2収納部よりも長さが短い第3収納部を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の傘袋。
  9. 上記第1収納部の内部と、上記第2収納部の内部とが互いに連通し、それぞれの底部が上記第1収納部と上記第2収納部とで共用されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の傘袋。
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