JP2009045266A - キャリングバッグ及び結合ベルト - Google Patents

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信正 桜井
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Abstract

【課題】バッグ本体部からサブバッグを取り外してウエストバッグとして使用する場合には、バッグ本体部とサブバッグを結合している結合ベルトをウエストベルト通しとして使用する。サブバッグをショルダーバッグとして使用する場合には、結合ベルトをサブバッグから取外して結合ベルトの存在がショルダーバッグとして使用するサブバッグの邪魔にならないようにする。
【解決手段】
キャリングバッグ1は、バッグ本体部2と、バッグ本体部2の外面に着脱自在に組み付けられるサブバッグ6と、サブバッグ6をバッグ本体部2に着脱自在に組み付けると共にバッグ本体部2から分離したサブバッグ6をウエストベルトに取り付ける結合ベルト15と、を備えている。結合ベルト15をサブバッグ6に対して着脱自在とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、バッグ本体部とサブバッグを備え、必要に応じてバッグ本体部からサブバッグを分離して、独立のバッグ、例えばウエストポーチやショルダーバッグとして使用可能にしたキャリングバッグ及びバッグ本体部にサブバッグを取り付けると共に、バッグ本体部からサブバッグを分離した場合に、サブバッグをウエストベルトに取り付けて所謂ウエストポーチとして使用するための結合ベルト(ベルトクリップ)に関するものである。
上述のキャリングバッグとして、バッグ本体部にビデオカメラ等の撮像機器や交換レンズ等を収納し、サブバッグに電池やアクセサリー等を収納して持ち運ぶようにした撮像機器用のキャリングバッグが開発されている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平03−123505号公報 特開平10−014639号公報
ところで、上記従来のキャリングバッグは、バッグ本体部にサブバッグを結合するための結合ベルトがバッグ本体部或いはサブバッグに固着、即ち容易に取外すことができない状態に取り付けられていたために、上記結合ベルトを使用しない場合、即ちバッグ本体部とサブバッグを独立に使用する場合に、上記結合ベルトの存在が邪魔になるという問題点があった。
本発明の目的は、サブバッグをショルダーバッグとして使用する場合に、結合ベルトの存在がショルダーバッグとして使用するサブバッグの邪魔にならないようにすることにある。
本発明は、バッグ本体部と、該バッグ本体部の外面に着脱自在に組み付けられるサブバッグと、該サブバッグを上記バッグ本体部に着脱自在に組み付けると共に上記バッグ本体部から分離した上記サブバッグをウエストベルトに取り付ける結合ベルトと、を備えたキャリングバッグにおいて、上記結合ベルトを、上記サブバッグに着脱自在とした。
また、本発明は、サブバッグをバッグ本体部に取り付けるとともに、バッグ本体部から取り外したサブバッグをウエストベルトに取り付ける結合ベルトを、上記サブバッグに設けた結合ベルト取付部内に挿入されて長手方向の両端部が上記結合ベルト取付部の一対の開口部から突出するベルト本体部と、該ベルト本体部の長手方向の一端部側に設けられて上記一対の開口部の一方の開口部の縁部に係合可能な抜け阻止部と、上記ベルト本体部の長手方向の他端部側に設けられたヒンジ部と、該ヒンジ部を介して上記ベルト本体部の長手方向の他端部側に設けられて上記ベルト本体部に重ねる折返部と、該折返部を上記ベルト本体部に結合する結合部材と、で構成した。
本発明のキャリングバッグは、バッグ本体部からサブバッグを取外して独立のバッグとして使用する場合、例えばサブバッグをショルダーバッグとして使用するために結合ベルトが邪魔になるときには、結合ベルトを取外すことができる。
本発明の結合ベルトは、ベルト本体部を、サブバッグに設けた結合ベルト取付部内に挿入することにより容易にサブバッグに取り付けることができる。また、結合ベルトが不必要な時には、結合ベルトを結合ベルト取付部から引き抜くことにより、容易にサブバッグから取外すことができる。
以下、本発明を、(1)撮像機器用キャリングバッグの概略構成、(2)バッグ本体部と蓋部の構成、(3)蓋部を閉じた状態に係止する係止手段の構成、(4)サブバック及び結合ベルト(ベルトクリップ)の構成、(5)レインカバーの構成、(6)他の実施例、の順で説明する。
(1)撮像機器用キャリングバッグの概略構成
図1はバッグ本体部の上面に設けた第1開口部を開いた状態の撮像機器用キャリングバッグの斜視図、図2は上記第1開口部を第1蓋部で閉じた状態の撮像機器用キャリングバッグの斜視図、図3は図2を背面側から見た斜視図、図4は分解斜視図である。
撮像機器用キャリングバッグ1は、バッグ本体部2と、該バッグ本体部2の上面側に設けた第1開口部3を開閉する第1蓋部4と、該第1蓋部4を閉じた状態に係止する係止手段5と、バッグ本体部2の前後の側面2a,2bに設けられたサブバッグ6と、バッグ本体部2の第1主面(撮像機器用キャリングバッグ1を携帯したときに携帯している人に接する面)2cに設けたポケット部7に収納されているレインカバー8と、を備えている。
第1蓋部4は、上面の中央部にグリップ部9を備えている。また、係止手段5は、第1蓋部4の全周をバッグ本体部2に係止する第1係止手段11と、第1蓋部4の一部を部分的にバッグ本体部2に係止する第2係止手段12の2種類の係止手段で構成されている。第1係止手段11は、スライドファスナーで構成され、第2係止手段12は、雄部材13と雌部材14が互いに嵌り合って係合する係止具で構成されている。
サブバッグ6は、結合ベルト(以下、ベルトクリップと称する)15によりバッグ本体部2の前後の側面に着脱可能に取り付けられている。サブバッグ6は、バッグ本体部2から取り外してウエストバッグやショルダーバッグとしても使用される。ショルダーバッグとして使用する場合に、ベルトクリップ15が邪魔になる場合には、ベルトクリップ15をサブバッグ6から取り外す。
バッグ本体部2の前後の側面の上端部には前後一対のベルト掛け部16,17が設けられ、これらベルト掛け部16,17にショルダーベルト18の一端部と他端部が掛止される。
図5に示すように、ショルダーベルト18により撮像機器用キャリングバッグ1を肩に掛けて携帯している場合に、第1蓋部4は、携帯している人から離れる方向に開くようになっている。
レインカバー8は、撮像機器用キャリングバッグ1を肩に掛けた状態の侭でも上記ポケット部7から取り出して容易にバッグ本体部2及び第1蓋部4を覆うことができるようになっている。また、レインカバー8は、バッグ本体部2を覆った状態で第1蓋部4を開くことができるようになっていると共に、第1蓋部4を開くとこれに付随して、該第1蓋部4を覆っている部分が開くようになっている。
撮像機器用キャリングバッグ1は、図1に示すように、第1蓋部4を開いて第1開口部3からの撮像装置(以下、カメラと総称する)101や交換レンズ102等の付属品を収納した後に、図2に示すように第1蓋部4を閉じて第1係止手段11及び/又は第2係止手段12で第1蓋部4をバッグ本体部2側に係止して、第1蓋部4を閉じた状態に維持する。
(2)バッグ本体部と第1蓋部の構成
図4に示すように、バッグ本体部2は、上面側に第1開口部3を有する略直方体形状に形成されていて、携帯時において携帯する人の側に位置する第1主面部2cの上端2dが、該第1主面部2cに対向する第2主面部2eの上端2fよりも高位置にあって第1開口部4が外向きの下り勾配の傾斜状に形成されている。
第1開口部3は、第1蓋部4によって開閉される。第1蓋部4は、第1屈曲部21を介して第2主面部2eの上端2fに連結されている。
図6に示すように、上記第2主面部2eは、第2開口部22を備えていて、該第2開口部22から交換レンズ103やバッテリー104、その他の付属品105をバッグ本体部2内に収納可能になっている。
第2開口部22は、第2蓋部23によって開閉される。第2蓋部23は、第2屈曲部24を介して第2開口部22の下端に取り付けられている。第2蓋部23は、スライドファスナー25によって開閉される。
第2蓋部23の両側部と第2開口部22の両側部は、まち部(襞部)26によって連結されている。第2蓋部23は、まち部26によって最大約90°開くようになっている。
図4〜図6に示すように、バッグ本体部2内には第1開口部4と第2開口部22の間を仕切る水平方向の仕切壁27が設けられている。水平方向の仕切壁27の上部は、垂直方向の仕切壁28で2つの部屋に仕切られていて、その内の1つの部屋にカメラ101を収納し、他の部屋に使用頻度の高い交換レンズ102等を収納する。また、水平方向の仕切壁27の下部は、垂直方向の仕切壁29で3つの部屋に仕切られていて、各部屋に比較的に使用頻度の低い交換レンズ103やバッテリー104、その他の付属品105等を収納する。水平方向の仕切壁27及び垂直方向の仕切壁28,29,30は、ベルクロ等の着脱部材により仕切位置を変化させることが可能になっている。
(3)第1蓋部を閉じた状態に係止する係止手段の構成、
上述したように、第1蓋部4は、係止手段5によって、第1開口部3を閉じた状態に維持される。係止手段5は、第1,第2の2種類の係止手段11,12によって構成されている。第1係止手段11は、第1開口部3の全周に亘って第1蓋部4をバッグ本体部2に係止するスライドファスナーによって構成されている。(以下、第1係止手段をスライドファスナーと称する)。
第2係止手段12は、スライドファスナー11を跨いで第1開口部3の中央部において部分的に第1蓋部4をバッグ本体部2に係止する雄部材13と雌部材14とからなる係止具で構成されている。(以下、第2係止手段をフィックスロックと称する)。
図7に示すように、雄部材13は、バッグ本体部2への取付部31と、該取付部31の先端面の中央部に設けられた挿入ガイド突起32と、該挿入ガイド突起32の両側部に略平行に設けられた第1,第2の係合突起33,34と、を備えている。
第1,第2の係合突起33,34は、弾性を有し、先端部に雌部材14との係合部35を備えている。係合部35は、外面(挿入ガイド突起32に対向する面と反対側の面)に先端から後端に向かって後退するに従って突出度を増す傾斜面36と、該傾斜面36に連続していて上記外面に対して略直角の垂直面37と、を備えている。
雄部材13は、雌部材14に挿入すると、係合部35の垂直面37が次に説明する雌部材14の被係合部に係合して、雌部材14に結合される。
雌部材14は、扁平な断面略長四角形に形成されていて一端側に第1蓋部4への取付部41を有する筒状のフレーム部42と、該フレーム部42の上下の主面の中央部に設けられていて上記雄部材13の挿入ガイド突起32をガイドする一対のリブ状のガイド部43,44と、これらガイド部43,44の外側に設けられていて長さ方向の先端部45a,46aに上記第1,第2の係合突起33,34の係合部35の垂直面37が係合するリブ状の被係合部45,46と、これら被係合部45,46の外側に設けられ上記係合部35の垂直面37と上記被係合部45,46の係合を解除する係合解除操作部47,48を備えている。
図8に示すように、上記係合解除操作部47は、一端側が屈曲部49を介してフレーム部42の側面に設けられていると共に自由端側の内面には第1,第2の係合突起33,34を内側に向けて押圧する押圧突起50を備えている。他方の係合解除操作部48も係合解除操作部47と同様に形成されている。
雄部材13は、取付バンド51を介してバッグ本体部2に取り付けられている。また、雌部材14は、取付バンド52を介して第1蓋部4に取り付けられている。
次に、上記フィックスロック12の作用について説明する。図9に示すように、雄部材13を雌部材14に挿入する。雄部材13に設けた挿入ガイド突起32を雌部材14に設けた一対のリブ状のガイド部43,44間に位置させて挿入することにより雄部材13が雌部材14に対して位置決めされて円滑に挿入される。雄部材13が雌部材14内に所定量挿入されると、図10に示すように、雄部材13に設けた第1,第2の係合突起33,34の先端の係合部35の傾斜面36が雌部材14に設けた一対のリブ状の被係合部45,46の上記先端部45a,46aと反対側の端部45b,46bに当接して押圧されて内側に撓み、上記係合部35上記リブ状の被係合部45,46の内側に導入され、これらリブ状の被係合部45,46の内面に沿って移動する。
上記雄部材13に設けた第1,第2の係合突起33,34の先端の係合部35の傾斜面36が,上記雌部材14に設けた一対のリブ状の被係合部45,46の先端部45a,46aから抜けると、第1,第2の係合突起33,34は、一対のリブ状の被係合部45,46による押圧を解除されて、弾性復帰して、図11に示すように、上記係合部35の傾斜面36に連続する垂直面37が上記一対のリブ状の被係合部45,46の先端部45a,46aに係合して、雄部材13は、雌部材14から抜け出るのを防止され両者は結合された状態になる。
フィックスロック12は、雄部材13と雌部材14を係合させることにより、上記グリップ部10で撮像機器用キャリングバッグ1を携えた場合に、バッグ加重を負担して、バッグ加重の全てがスライドファスナー11に掛かるのを防止してスライドファスナー11がダメージを受けるのを防止している。
雄部材13と雌部材14が結合されている状態において、図12に示すように、上記係合解除操作部47,48を押圧すると、上記押圧突起50で上記傾斜面36が押圧されて第1,第2の係合突起33,34が撓み、上記垂直面39と上記リブ状の被係合部45,46の係合が解除されて、雄部材13は、雌部材14から抜き出される。
(4)サブバック及びベルトクリップの構成
サブバッグ6は、バッグ本体部2の前後の側面2a,2bに設けられた小物を入れるためのバッグである。サブバッグ6は、ベルトクリップ15によってバッグ本体部2に取り付けられる。ベルトクリップ15は、サブバッグ6に対して着脱自在になっている。
図13は、サブバッグ6からベルトクリップ15を取り外した状態の斜視図である。サブバッグ6の一側面には、ベルトクリップ15を取り付けるベルトクリップ取付部61が設けられている。ベルトクリップ取付部61は、サブバッグ6の一側面に縦長状の布地等を当てて、該布地の両側をサブバッグ6の一側面に縫い付ける等の方法により形成されていて、上,下端部に開口部62,63を有している。
ベルトクリップ15は、上記ベルトクリップ取付部61内に挿入されるベルト本体部64と、該ベルト本体部64の長手方向の一端部側に設けられて上記一対の開口部62,63のうちの一方の開口部62の縁部に係合する抜け阻止部65と、ベルト本体部63の長手方向の他端部側に設けられたヒンジ部(屈曲部)66と、該ヒンジ部66を介してベルト本体部64の長手方向の他端部側に設けられた折返部67と、該折返部67をベルト本体部64に結合する結合部材68と、を備えている。結合部材68は、ループ側テープ68aとフック側テープ68bからなるベルクロで構成されている。
図14に示すように、ベルトクリップ15は、芯材69と、該芯材69の表面を覆っている合成皮革等の表皮材70と、で構成されている。
抜け阻止部65は、ベルト本体部64の長手方向の一端側を所定の折返角度に折り返すことにより形成されている。また、ヒンジ部66は、ベルト本体部64と折返部67の間において芯材69を除去することにより形成されている。
図15に示すように、ベルトクリップ15は、折返部67をサブバッグ6の一側面に設けた一方の開口部62から挿入して他方の開口部63から抜き出すことによりサブバッグ6に取り付けられる。
図4に示すように、バッグ本体部2の側面には、ベルトクリップ15の折返部67を挿入するベルトクリップ挿入部71が設けられている。ベルトクリップ挿入部71は、ベルトクリップ15の折返部67の長さの略1/2程度の長さに形成されている。
ベルトクリップ15は、上述のような構成であって、図4に示すように、サブバッグ6の一側面にベルトクリップ15を取付けた後、折返部67をバッグ本体部2の側面に設けたベルト挿入部71の一端側から挿入してベルトクリップ挿入部71の他端側から抜き出す。そして、折返部67を抜け阻止部65上に重ね合わせると、これら折返部67と抜け阻止部65は、ベルクロを使用した結合部材68で結合され、サブバッグ6は、バッグ本体部2の側面に取り付けられる。
サブバッグ6は、バッグ本体部2から取外してウエストバッグ或いはショルダーバッグとして使用される。図16に示すように、サブバッグ6をウエストバッグとして使用する場合には、ベルトクリップ15を使用してウエストベルト110にサブバッグ6を取り付ける。
また、サブバッグ6をショルダーバッグとして使用する場合には、図17に示すように、サブバッグ6に設けられているショルダーベルト掛止部72,73にショルダーベルト74を取り付ける。サブバッグ6をショルダーバッグとして使用する場合にベルトクリップ15をサブバッグ6に取り付けた侭だと、サブバッグ6の外観を損なうのみならず、ベルトクリップ15が脇腹等に当たってバッグを携帯している人に違和感を与える虞がある。このような場合には、ベルトクリップ15を引き抜いてサブバッグ6から容易に取外す。
図18は、ベルトクリップ15の他の実施例を示す。この実施例は、ベルトクリップ15を、ポリエチレンやABS等の合成樹脂で一体的に形成した場合を示す。
この実施例において、抜け阻止部65は、ベルト本体部64の長手方向の一端側に両側部に上記サブバッグ6の開口部62の幅よりも大となる一対の抜け止め用の凸部65a,65bを設けることにより形成されている。
ヒンジ部66は、ベルト本体部64と折返部67の間(境目)を薄肉部とすることにより形成されている。
また、折返部67をベルト本体部64に結合する結合部材68は、ベルト本体部64側に設けられた弾性を有する係合突起68cと、折返部67側に設けられた突起係合孔68dと、で構成されている。そして、折返部67をベルト本体部64に重ねると、図19に示すように、係合突起68cが突起係合孔68d内に侵入し、係合突起68cの先端に設けた係合部68eが突起係合孔68dの周縁部に係合して、折返部67とベルト本体部64は、結合状態に維持される。
この実施例において、ベルトクリップは、合成樹脂で一体的に形成されるので、皮革や合成皮革等を縫製して形成されるベルトクリップに較べて安価に製造できる。その他の構成や使用方法等は基本となる実施例のベルトクリップと同じであるので重複する説明は省略する。なお、図21に示すように、バッグ本体部2の側面に長さや配置位置の異なる数種類のベルトクリップ挿入部71を設けておき、これらベルトクリップ挿入部71をベルトクリップの長さに合わせて選択使用しても良い。
(5)レインカバーの構成
レインカバー8は、雨天時等において撮像機器用キャリングバッグ全体をすっぽりと覆って撮像機器を雨水等から保護するものである。レインカバー8は、ナイロン等の柔軟な合成樹脂地に撥水加工および日除けとして使用する場合を考慮して熱反射加工を施した素材で形成されている。図3に示すように、レインカバー8は、バッグ本体部2の第1主面2cに設けたポケット部7に常時収納されていて雨が降り出した時などに上記ポケット部7から取り出して使用される。
図21に示すように、レインカバー8は、連結ベルト81でバッグ本体部2に連結されている。連結ベルト81は、一端側がレインカバー収納用のポケット部7の内部に結合され、他端側が上記ポケット部7の外部に引き出し可能なバッグ本体部側ベルト82と、該バッグ本体部側ベルト82の先端にバックル83を介して接続され、他端側がレインカバー8に結合されているレインカバー側ベルト84と、を備えている。連結ベルト81は、上記バックル83により長さ調整が可能になっている。
図21、図22に示すように、レインカバー8は、バッグ本体部2の第1主面2cを覆う第1主面覆い部8aと、バッグ本体部2の底面を覆う底面覆い部8bと、バッグ本体部2の第2主面2eを覆う第2主面覆い部8cと、第1蓋部4を覆う第1蓋部覆い部8dと、バッグ本体部2の前,後の側面2a,2bを覆う前,後の側面覆い部8e,8fと、を備えている。側面覆い部8e,8fの上縁はゴム紐により伸縮可能になっている。
レインカバー8は、略袋状に形成されていて、第1主面覆い部8aの両側部と側面覆い部8e,8fの境目8gは、高さ方向の略中央部よりも上の部分が切断されていて、切断部分はベルクロ8hによって結合可能になっている。また、第1蓋部覆い部8dは、第2主面覆い部8cと境目8iで連結されている。
第1蓋部覆い部8dは、グリップ部9を露出させるためのスリット8jを備えている。上記第1蓋部覆い部8dの周縁部8kは、ゴム紐により伸縮可能になっている。
次に、レインカバー8の着用方法の一例について説明する。図21に示すように、撮像機器用キャリングバッグ1のポケット部7からレインカバー8を取り出す。取り出したレインカバー8に、撮像機器用キャリングバッグ1を底面側から挿入する。
そして、図23に示すように、レインカバー8の第1主面覆い部8aでバッグ本体部2の第1主面2cを覆い、底面覆い部8bでバッグ本体部2の底面を覆い、第2主面覆い部8cでバッグ本体部2の第2主面2eを覆い、前,後の側面覆い部8e,8fでバッグ本体部2の前,後の側面2a,2bを覆った後に、第1主面覆い部8aの両側部と側面覆い部8e,8fの境目8gをベルクロ8hで結合するなどして、レインカバー8をバッグ本体部2に取り付ける。
次に、図24に示すように、第1蓋部覆い部8dで第1蓋部4を覆い、上記第1蓋部覆い部8dを、その周縁部8kに取り付けたゴム紐の伸縮性を利用して、バッグ本体部2側に被せるようにして係止することにより撮像機器用キャリングバッグ1は、全体がレインカバー8で覆われた状態になる。
撮像機器用キャリングバッグ1をレインカバー8で覆っている状態で、カメラを取り出す場合には、図25に示すように、第1蓋部覆い部8dを捲くってスライドファスナー11及びフィックスロック12を露出させた状態にする。そして、これらスライドファスナー11及びフィックスロック12による第1蓋部4のバッグ本体部2への係合を解除することにより第1蓋部4は、開閉可能な状態になり、レインカバー8を取り外すことなく、バッグ本体部2へのカメラの出し入れが可能になる。
また、雨が上がるなどして、レインカバー8が不必要になった場合には、撮像機器用キャリングバッグ1からレインカバー8を取り外して、適宜に折り畳んで、上記ポケット部7内に収納する。
レインカバー8は、連結ベルと81によってバッグ本体部2に結合されているのでレインカバーの紛失の虞がない。そして、乾燥等の必要があるときには上記バックル83によりレインカバー8をバッグ本体部2から取り外すこともできる。
(6)他の実施例
上記実施例では、キャリングバッグとして、実施例の撮像機器用のキャリングバッグを例にとって説明したが、必ずしも撮像機器用のキャリングバッグに限られるものではなく、ハンドバッグやボストンバッグ等のバッグであって、その側面にサブバッグを有するものに適用される。
第1蓋部を開いた状態の斜視図。 第1蓋部を閉じた状態の斜視図。 図2の背面側の斜視図。 分解斜視図。 肩に掛けて第1蓋部を開いた状態の斜視図。 第1蓋部を開いた状態の斜視図。 第2係合手段の斜視図。 開閉操作部の断面図。 第2係止手段の作用を示す平面図。 第2係止手段の作用を示す平面図。 第2係止手段の作用を示す平面図。 第2係止手段の作用を示す平面図。 サブバッグからベルトクリップを取り外した状態の斜視図。 ベルトクリップの断面図。 AとBは、サブバッグへのベルトクリップの取り付けを示す説明図。 サブバッグをウエストバッグとして使用している状態を示す説明図。 サブバッグをショルダーバッグとして使用している状態を示す説明図。 ベルトクリップの他の実施例を示す斜視図。 要部の断面図。 バッグ本体部のベルトクリップ取付部の変形例を示す斜視図。 バッグ本体部からレインカバーを取り出した状態の斜視図。 レインカバーを裏返した斜視図。 レインカバーの組み付け工程図。 レインカバーの組み付け工程図。 レインカバーを付けた状態でのロックの解除を示す斜視図。 第1蓋部を開いた状態の斜視図。 第1蓋部を開いてカメラ等を収納した状態の斜視図。 第2蓋部を開いてバッテリー等を収納した状態の斜視図。 バッグを肩に掛けている状態の斜視図。 バッグを手で提げている状態の斜視図。
符号の説明
1…撮像機器用キャリングバッグ、2…バッグ本体部、6…サブバッグ、61…結合ベルト取付部、62,63…一対の開口部、64…ベルト本体部、65…開口部からの抜け阻止部、66…ヒンジ部、67…折返部、68…結合部材、68a…ベルクロのフック側テープ、68b…ベルクロのループ側テープ、68c…係合突起、68d…突起係合孔、68e…係合凸部、69…芯材、70…
表皮材。

Claims (5)

  1. バッグ本体部と、該バッグ本体部の外面に着脱自在に組み付けられるサブバッグと、該サブバッグを上記バッグ本体部に着脱自在に組み付けると共に上記バッグ本体部から分離した上記サブバッグをウエストベルトに取り付ける結合ベルトと、を備え、
    上記結合ベルトは、上記サブバッグの結合ベルト取付部に着脱自在に取り付けられていることを特徴とするキャリングバッグ。
  2. 上記結合ベルト取付部は、両端部に一対の結合ベルト挿抜用の開口部を備え、
    上記結合ベルトは、上記結合ベルト取付部内に挿入されて長手方方向の両端部が上記一対の開口部から突出するベルト本体部と、該ベルト本体部の長手方向の一端部側に設けられて上記一対の開口部の一方の開口部の縁部に係合可能な抜け阻止部と、上記ベルト本体部の長手方向の他端部側に設けられたヒンジ部と、該ヒンジ部を介して上記ベルト本体部の長手方向の他端部側に設けられて上記ベルト本体部に重ねる折返部と、該折返部を上記ベルト本体部に結合する結合部材と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のキャリングバッグ。
  3. 上記結合ベルトは、芯材と、該芯材の表面を覆っている表皮材と、で形成され、
    上記抜け阻止部は、ベルト本体部の長手方向の一端側を折り返して所定の折返角度に結合することにより形成され、
    上記ヒンジ部は、上記ベルト本体部と上記折返部の間において上記芯材を除去することにより形成されていることを特徴とする請求項2に記載のキャリングバッグ。
  4. 上記結合ベルトは、合成樹脂により一体的に形成されていて、
    上記抜け阻止部は、ベルト本体部の長手方向の一端側に両側部に上記サブバッグの開口部の幅よりも大となる一対の抜け止め用の凸部を設けることにより形成され、
    上記ヒンジ部は、上記ベルト本体部と上記折返部の間に薄肉部を設けることにより形成されていることを特徴とする請求項2に記載のキャリングバッグ。
  5. サブバッグをバッグ本体部に取り付け、且つバッグ本体部から取り外したサブバッグをウエストベルトに取り付ける結合ベルトであって、
    上記サブバッグに設けた結合ベルト取付部内に挿入されて長手方向の両端部が上記結合ベルト取付部の一対の開口部から突出するベルト本体部と、該ベルト本体部の長手方向の一端部側に設けられて上記一対の開口部の一方の開口部の縁部に係合可能な抜け阻止部と、上記ベルト本体部の長手方向の他端部側に設けられたヒンジ部と、該ヒンジ部を介して上記ベルト本体部の長手方向の他端部側に設けられて上記ベルト本体部に重ねる折返部と、該折返部を上記ベルト本体部に結合する結合部材と、を備えていることを特徴とする結合ベルト。
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