JP4929332B2 - 電子部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品の製造方法に関する。
従来、電子部品の製造において、いわゆる側壁転写プロセスにより配線を形成する場合は、芯材の周りを囲むように側壁が形成される。言い換えると、側壁は閉ループ状に形成される。そして、側壁をマスクとして配線材料を加工して側壁のパターンを配線材料に転写するため、配線も閉ループ状に形成される。この閉ループ状の配線を通常の配線として用いるためには、閉ループを切って線を形成する閉ループカットと呼ばれる工程が必要になる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この閉ループカット工程は、配線一層につき一回ずつ行われる。このため、側壁転写プロセスにより形成された配線を複数層有する電子部品を製造する場合は、工程数が増加する、特にマスクの使用枚数が増える、という問題がある。このような問題の影響は、例えば抵抗変化型メモリ(ReRAM:Resistive Random Access Memory)の製造において顕著となる。
特開2008−27991号公報
本発明は、側壁転写プロセスにより複数層に形成された配線層を有する電子部品を簡便且つ安価な方法で製造する電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、パターンの側壁に沿った閉ループを有する側壁膜を形成し、このパターンを除去して前記側壁膜を残存させた後この側壁膜をマスクとして下地材料を選択的に除去する側壁転写プロセスを用いて下層配線層を形成する第1の工程と、前記下層配線層の上層に、前記側壁転写プロセスを用いて1層以上の上層配線層を他の層を介して形成する第2の工程と、前記下層配線層および前記上層配線層のそれぞれを切断するエッチングを一括で行うことにより、前記下層配線層と前記上層配線層に対して閉ループカットを施す第3の工程と、を含むことを特徴とする電子部品の製造方法が提供される。
本発明によれば、側壁転写プロセスにより複数層に形成された配線層を有する電子部品を簡便且つ安価に製造することができる、という効果を奏する。
図1−1は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図1−2は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図1−3は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図1−4は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図1−5は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図1−6は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図1−7は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図1−8は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図1−9は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図2−1は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を示す模式図である。 図2−2は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を示す模式図である。 図2−3は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を示す模式図である。 図3−1は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図3−2は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図4は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す平面図である。 図5−1は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図5−2は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図5−3は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図5−4は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図5−5は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図5−6は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す断面図である。 図6は、この発明の一実施形態に従った不揮発性記憶装置の製造方法の一例を模式的に示す平面図である。
以下に、本発明にかかる電子部品の製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、側壁転写技術を用いて複数層の配線層を形成した不揮発性記憶装置として、整流素子(ダイオード)と抵抗変化素子(不揮発性記憶素子)とを含むメモリセルを有するクロスポイント型ReRAMの作製方法について説明する。図1−1〜図1−9は、第1の実施の形態による不揮発性記憶装置の製造方法の手順の一例を模式的に示す断面図である。
まず、下地層として公知の方法によってトランジスタ素子11および配線12が形成された半導体基板10を用意する(図1−1(a))。この半導体基板10は、図1−1(a)に示すように半導体ウエハ上のトランジスタ素子11および該トランジスタ素子11に接続する配線12が絶縁層13であるシリコン酸化膜により埋め込まれ、表面がCMP処理により平坦化されている。
次に、第1の素子層を形成する。まず、半導体基板10上に、クロスポイント型ReRAMの第1の配線層(下層配線層)となるタングステン膜21をスパッタリング法やCVD(Chemical Vapor Deposition)法などの成膜法によって形成する。ここで、タングステン膜21の上下には、例えば窒化チタン膜などの図示しないバリアメタルを形成することが好ましい。タングステン膜21の上下にバリアメタルを形成することにより、下地層や上層との密着性が向上し、また拡散による上下層との物質混合を防ぐことができる。
次に、タングステン膜21上に、整流素子である第1のダイオードとなるポリシリコン膜22をCVD法などの成膜法によって形成する。ポリシリコン膜22は、下層側(タングステン膜21側)から、または上層側からP型ポリシリコン膜、I型ポリシリコン膜、N型ポリシリコン膜の順で積層形成することにより、ダイオードとして動作させることができる。
次に、ポリシリコン膜22上に、第1の抵抗変化素子となる抵抗変化層23をスパッタリング法などの成膜法によって形成する。抵抗変化層23は、複数の抵抗状態(たとえば高抵抗状態と低抵抗状態)を切り換えることができる抵抗変化材料からなる。抵抗変化材料として、両端に印加された電圧によって、その抵抗状態が変わる物質を用いることができ、たとえばTiドープNiOx,C,NbOx,CrドープSrTiO3-x,PrxCayMnOz,ZrOx,NiOx,ZnOx,TiOx,TiOxy,CuOx,GdOx,CuTex,HfOx,ZnMnxyおよびZnFexyからなる群から選択される少なくとも一つを含む材料を用いることができる。また、両端に印加された電圧で発生するジュール熱によって、その抵抗状態が変わるカルコゲナイド系のGST(GeSbxTey),NドープGST,OドープGST,GeSb,InGexTeyなどを用いることもできる。抵抗変化層23の上下には、例えば窒化チタン膜などの図示しないバリアメタルを形成することが好ましい。抵抗変化層23の上下にバリアメタルを形成することにより、下地層や上層との密着性が向上し、また拡散による上下層との物質混合を防ぐことができる。なお、抵抗変化素子は、抵抗変化層23の上下を電極層で挟んだ構成とされてもよい。そして、抵抗変化層23上に、タングステン膜24をスパッタリング法やCVD法などの成膜法によって形成する。(図1−1(b))。このタングステン膜24は、後工程においてCMP処理時のストッパとして機能する。
この状態で、次のようにして第1の側壁転写加工を行う。まず、タングステン膜24上に、下地保護層とハードマスク材とを兼ねてシリコン酸化膜25をCVD法を用いて形成する。さらに、該シリコン酸化膜25上に、シリコン窒化膜26をCVD法を用いて形成する。
次に、シリコン窒化膜26上に、側壁転写加工時の芯材となるシリコン酸化膜27をCVD法を用いて形成する。そして、該シリコン酸化膜27上に、芯材の加工時のマスク材となるアモルファスシリコン膜28をCVD法を用いて形成する。さらに、アモルファスシリコン膜28上にリソグラフィ技術によりレジストパターン29を形成する。このとき、メモリセルアレイ領域内では、ハーフピッチをWとし、Line/Space=W/Wである多数本のレジストパターン29を形成する(図1−2(c))。
次に、反応性イオンエッチング技術(以下、RIE(Reactive Ion Etching)法という)によりアモルファスシリコン膜28を加工し、レジストパターン29のパターンをアモルファスシリコン膜28に転写する。そして、アッシングを行い、レジストパターン29を灰化して除去する。
次に、パターニングされたアモルファスシリコン膜28をマスクとして、芯材であるシリコン酸化膜27をRIE法により加工してパターニングする。さらに、パターニングしたシリコン酸化膜27をバッファードフッ酸によりウェットエッチングし、幅がW/2になるまで芯材であるシリコン酸化膜27をスリミングする(図1−2(d))。これにより、芯材として細幅のシリコン酸化膜27が形成される。
次に、アモルファスシリコン膜28をウェットエッチング処理により除去する。そして、側壁材として厚さW/2のアモルファスシリコン膜30を半導体基板10の全面に形成し、RIE法によりシリコン酸化膜27が露出するまで該アモルファスシリコン膜30のエッチングバックを行う。これにより、シリコン酸化膜27の側壁部にアモルファスシリコン膜30が残存し、第1の側壁として、細幅のシリコン酸化膜27の側壁部にアモルファスシリコン膜30が形成される(図1−3(e))。
次に、リソグラフィ技術により、メモリセルアレイ領域外における引き出し部分などに対応させてシリコン酸化膜27を残したい領域をレジストで覆う。この状態で、レジストをマスクとして芯材であるシリコン酸化膜27をバッファードフッ酸によりウェットエッチングして除去する(図1−3(f))。これにより、Line/Space=(W/2)/(W/2)のアモルファスシリコン膜30のパターンが形成される。また、レジストで覆われていた領域の芯材であるシリコン酸化膜27は、エッチングされずに残る。
図2−1は、第1の側壁であるアモルファスシリコン膜30のパターンの形成例を示す平面図である。図2−1(a)に示されるように、芯材である細幅のシリコン酸化膜27が除去された領域の周囲およびレジストで覆われていた領域31に残存する芯材であるシリコン酸化膜27cの周囲にアモルファスシリコン膜30が形成され、該アモルファスシリコン膜30は閉ループ状になっている。
次に、第1の側壁であるアモルファスシリコン膜30をマスクとして、RIE法により下地のシリコン窒化膜26およびシリコン酸化膜25を加工する(図1−4(g)。この加工により、アモルファスシリコン膜30のパターンがシリコン窒化膜26およびシリコン酸化膜25に転写される。すなわち、アモルファスシリコン膜30の下にシリコン窒化膜26およびシリコン酸化膜25が残存する。また、シリコン酸化膜27cを残していた領域の下にもシリコン窒化膜26およびシリコン酸化膜25が残存する。
次に、アモルファスシリコン膜30とシリコン窒化膜26とをRIE法により除去する。これにより、マスク材としてはシリコン酸化膜25のみが残る。そして、このシリコン酸化膜25をマスクとして、下地のタングステン膜24、抵抗変化層23、ポリシリコン膜22およびタングステン膜21をRIE法によってライン状に加工する。各層は、その材質に適したガス条件により加工される。
この加工により、タングステン膜21からなる1層目の配線(第1の配線層)が形成される。また、ポリシリコン膜22と抵抗変化層23とCMPストッパとなるタングステン膜24とが、タングステン膜21と同じパターンで該タングステン膜21上に積層された状態となる(図1−4(h))。この状態においては、タングステン膜21からなる1層目の配線(第1の配線層)は、閉ループ状になっている。
次に、PSZ(ポリシラザン)を用いて各パターン間の隙間に絶縁膜であるシリコン酸化膜32を埋め込む。各パターン間の隙間の断面のアスペクト比が大きいため、このシリコン酸化膜32の埋め込みにはPSZの使用が適している。そして、タングステン膜24をストッパとして、余分なシリコン酸化膜32およびタングステン膜24上のシリコン酸化膜25をCMP処理により除去して表面を平坦化する(図1−5(i))。
次に、第2の素子層を形成する。まず、シリコン酸化膜32を平坦化した半導体基板10上に、クロスポイント型ReRAMの第2の配線層(上層配線層)となるタングステン膜41を形成する。また、タングステン膜41の上下には、適宜バリアメタルを形成する。
次に、タングステン膜41上に、整流素子である第2のダイオードとなるポリシリコン膜42を形成する。ポリシリコン膜42は、下層側(タングステン膜41側)から、または上層側からP型ポリシリコン膜、I型ポリシリコン膜、N型ポリシリコン膜の順で積層形成する。
次に、ポリシリコン膜42上に、第2の抵抗変化素子となる抵抗変化層43を形成する。抵抗変化層43の上下には、適宜バリアメタルを形成する。なお、抵抗変化素子は、抵抗変化層43の上下を電極層で挟んだ構成とされてもよい。そして、抵抗変化層43上に、CMP処理時のストッパとして機能するタングステン膜44を形成する(図1−5(j))。
この状態で、第2の側壁転写加工を行う。第2の側壁転写加工は、第1の素子層の場合と同様にして行う。加工方法は第1の素子層の場合と基本的に同じである。第1の素子層の場合と異なる点は、Line/Space=(W/2)/(W/2)の細いパターンの側壁(第1の素子層の場合のアモルファスシリコン膜30のパターンに対応)を、タングステン膜21からなる1層目の配線(第1の配線層)と直交する方向に延在するように形成することである。これにより、第1の素子層の第1の配線層と第2の素子層の第2の配線層とは、半導体基板10の面内方向において直交する方向に形成されることになる。
図2−2は、第2の側壁転写加工における第2の側壁の形成例を示す平面図である。図2−2では、第1の側壁転写加工における第1の側壁(アモルファスシリコン膜30)と、第2の側壁転写加工における第2の側壁46と、のパターンを重ねて上から見た状態を示している。図2−2に示されるように、第1の側壁(アモルファスシリコン膜30)の並列に延在する細いパターンと、第2の側壁46の並列に延在する細いパターンとは、直交する方向に形成される。そして、第2の側壁46は、芯材が除去された領域の周囲および芯材であるシリコン酸化膜47cの周囲にアモルファスシリコン膜により形成され、閉ループ状になっている。なお、1層目の形成時に、第1の配線層で部分的にアレイからの引き出し部分(引き出し配線とのコンタクト部)を作製したが、その上には第2の配線層の引き出し部分(引き出し配線とのコンタクト部)が配置されないようにする。
また、第1の素子層の場合と同様に、第2の側壁46のパターンを転写したシリコン酸化膜からなるパターンをCMP処理時のストッパとなるタングステン膜44上に形成し、このパターンをマスクとして、下地のタングステン膜44、抵抗変化層43、ポリシリコン膜42およびタングステン膜41をRIE法により加工するが、この際、2層目の配線(第2の配線層)としてのタングステン膜41をエッチング加工した後、同じパターンで1層目のタングステン膜24、抵抗変化層23、ポリシリコン膜22を加工する。
したがって、第1の側壁(アモルファスシリコン膜30)の並列に延在する細いパターンと、第2の側壁(アモルファスシリコン膜46)の並列に延在する細いパターンと、が積層方向において重なる領域(メモリセルアレイ領域Ar)では、1層目のタングステン膜24、抵抗変化層23、ポリシリコン膜22は、半導体基板10の面内方向において直交する方向に2回パターニングされる。そして、第1の素子層において、第1の配線層と第2の配線層との各交点に、独立したダイオードと抵抗変化素子が形成される。すなわち、第1の配線層と第2の配線層との各交点に、ポリシリコン膜22からなる第1のダイオードと、抵抗変化層23からなる第1の抵抗変化素子と、を有するメモリセルアレイが形成される。
そして、第1の素子層の場合と同様に、PSZ(ポリシラザン)を用いて各パターン間の隙間に絶縁膜であるシリコン酸化膜45を埋め込み、タングステン膜44をストッパとして、余分なシリコン酸化膜45をCMP処理により除去して表面を平坦化する(図1−6(k))。この状態におけるメモリセルアレイ領域Arの構造を図3−1に示す。図3−1は、メモリセルアレイ領域Arの要部断面図である。図3−1(a)は、図2−2の線分A−A方向に対応する要部断面図である。図3−1(b)は、図2−2の線分B−B方向に対応する要部断面図である。
次に、第3の素子層を形成する。まず、シリコン酸化膜45を平坦化した半導体基板10上に、クロスポイント型ReRAMの第3の配線層(上層配線層)となるタングステン膜51を形成する。また、タングステン膜51の上下には、適宜バリアメタルを形成する。
次に、タングステン膜51上に、整流素子である第3のダイオードとなるポリシリコン膜52を形成する。ポリシリコン膜52は、下層側(タングステン膜51側)から、または上層側からP型ポリシリコン膜、I型ポリシリコン膜、N型ポリシリコン膜の順で積層形成する。
次に、ポリシリコン膜52上に、第3の抵抗変化素子となる抵抗変化層53を成膜する。抵抗変化層53の上下には、適宜バリアメタルを形成する。なお、抵抗変化素子は、抵抗変化層53の上下を電極層で挟んだ構成とされてもよい。そして、抵抗変化層53上に、CMP処理時のストッパとして機能するタングステン膜54を形成する(図1−6(l))。
この状態で、第3の側壁転写加工を行う。第3の側壁転写加工は、第1の素子層の場合と同様にして行う。加工方法は第1の素子層の場合と基本的に同じである。Line/Space=(W/2)/(W/2)の細いパターンの側壁(第1の素子層の場合のアモルファスシリコン膜30のパターンに対応)も、タングステン膜21からなる1層目の配線(第1の配線層)と略平行な方向に延在し、且つ水平面内におけるそれらの位置がメモリセルアレイ領域内で同じになるように形成する。これにより、第1の素子層の第1の配線層と第3の素子層の第3の配線層とは、半導体基板10の面内方向において略平行な方向に形成され、且つ高さ位置が異なるがメモリセルアレイ領域内において同じパターンで積層方向において重なることになる。
図2−3は、第3の側壁転写加工における第3の側壁の形成例を示す平面図である。図2−3では、第1の側壁転写加工における第1の側壁(アモルファスシリコン膜30)と、第2の側壁転写加工における第2の側壁46と、第3の側壁転写加工における第3の側壁56と、のパターンを重ねて上から見た状態を示している。図2−3に示されるように、第1の側壁(アモルファスシリコン膜30)の並列に延在する細いパターンと、第3の側壁56の並列に延在する細いパターンとは、半導体基板10の面内方向において略平行な方向に形成され、且つ高さ位置が異なるが大部分が積層方向において重なる。そして、第3の側壁56は、芯材が除去された領域の周囲および芯材であるシリコン酸化膜57cの周囲にアモルファスシリコン膜により形成され、閉ループ状になっている。また、1層目および2層目の形成時に、第1の配線層および第2の配線層で部分的にアレイからの引き出し部分(引き出し配線とのコンタクト部)を作製したが、その上には第3の配線層の引き出し部分(引き出し配線とのコンタクト部)が配置されないようにする。
第1の素子層の場合と異なる点は、第1の素子層の場合と同様に、第3の側壁56のパターンを転写したシリコン酸化膜からなるパターンをCMP処理時のストッパとなるタングステン膜54上に形成し、このパターンをマスクとして、下地のタングステン膜54、抵抗変化層53、ポリシリコン膜52およびタングステン膜51をRIE法により加工するが、この際、3層目の配線(第3の配線層)としてのタングステン膜51をエッチング加工した後、同じパターンで2層目のタングステン膜44、抵抗変化層43、ポリシリコン膜42を加工することである。
したがって、第2の側壁(アモルファスシリコン膜46)の並列に延在する細いパターンと、第3の側壁56の並列に延在する細いパターンと、が積層方向において重なる領域(メモリセルアレイ領域Ar)では、2層目のタングステン膜44、抵抗変化層43、ポリシリコン膜42は、半導体基板10の面内方向において直交する方向に2回パターニングされる。そして、第2の素子層において、第2の配線層と第3の配線層との各交点に、独立したダイオードと抵抗変化素子が形成される。すなわち、第2の配線層と第3の配線層との各交点に、ポリシリコン膜42からなる第2のダイオードと、抵抗変化層43からなる第2の抵抗変化素子と、を有するメモリセルアレイが形成される。
そして、第1の素子層の場合と同様に、PSZ(ポリシラザン)を用いて各パターン間の隙間に絶縁膜であるシリコン酸化膜55を埋め込み、タングステン膜54をストッパとして、余分なシリコン酸化膜55をCMP処理により除去して表面を平坦化する(図1−7(m))。この状態におけるメモリセルアレイ領域Arの構造を図3−2に示す。図3−2は、メモリセルアレイ領域Arの要部断面図である。図3−2(a)は、図2−3の線分A−A方向に対応する要部断面図である。図3−2(b)は、図2−3の線分B−B方向に対応する要部断面図である。
つぎに、シリコン酸化膜55を埋め込み後、次のようにして接続ビアを形成する。この接続ビアは、複数層分の配線を一気に接続するコンタクトである。接続ビアは、所望の配線層に接続させて、半導体基板10のトランジスタ層の配線12まで到達させる。
図1−8は、接続ビアの形成例を示す断面図である。図1−8(n)は、図2−3の線分A−A方向に対応する要部断面図である。図1−8(o)は、図2−3の線分B−B方向に対応する要部断面図である。図1−8(n)に示されるように、接続ビア61は、シリコン酸化膜55の表面から第2の配線層であるタングステン膜41に接続して半導体基板10のトランジスタ層の配線12まで達する接続ビアである。また、図1−8(o)に示されるように、接続ビア62は、シリコン酸化膜55の表面から第1の配線層であるタングステン膜21に接続して半導体基板10のトランジスタ層の配線12まで達する接続ビアである。
接続ビアは、リソグラフィ技術とエッチング技術により所望の位置にビアホールを形成した後、該ビアホールを導電材料により埋め込むことで形成する。ビアホールは、面内方向において、所望の配線および半導体基板10のトランジスタ層の配線12の双方に接続する位置に形成される。接続ビアの埋め込み材料には例えばタングステンを使用し、余分なタングステンはCMP処理により除去される。
次に、各層の配線層の閉ループカット(切断加工)を実施する。各層の配線層は側壁転写プロセスにより形成されているため、閉ループ状になっている。メモリセルアレイ領域内の配線を電気的に一本一本独立させるためには、この閉ループ状に形成されている配線層を所定の切断領域において閉ループカットする必要がある。そして、本実施の形態では、この閉ループカットを各層の配線層毎に行うのではなく、複数の素子層において一回の処理で一括して行う。すなわち、側壁転写プロセスにより複数の素子層に閉ループ状の配線を形成した後、ドライエッチングにより上層から下層まで貫通した穴を形成することにより複数の素子層に形成された配線層の閉ループカットを一回の処理で一括して行う。
具体的には、図1−9に示されるように、接続ビアの形成時のようにRIE法を用いてシリコン酸化膜55の表面から半導体基板10のトランジスタ層の絶縁層13まで到達する閉ループカット穴71を複数形成する。そして、この閉ループカット穴71は、絶縁材料72により埋められる。図1−9は、閉ループカットの例を示す断面図である。図1−9(p)は、図2−3の線分A−A方向に対応する要部断面図である。図1−9(q)は、図2−3の線分B−B方向に対応する要部断面図である。なおこれらの図は、閉ループカットを行うことで各配線層が切断されることを説明するためのものであって、ここでの配線層の切断位置は後述する図4に示す例の場合と一致させていない。
図1−9(p)に示されるように、第2の配線層であるタングステン膜41は、閉ループカット穴71が形成されて該閉ループカット穴71内が絶縁材料72により埋め込まれることにより、電気的にタングステン膜41aとタングステン膜41bとに分断される。また、図1−9(q)に示されるように、第1の配線層であるタングステン膜21と第3の配線層であるタングステン膜51は、ともに閉ループカット穴71が形成されて該閉ループカット穴71内が絶縁材料72により埋め込まれることにより、電気的にタングステン膜21aとタングステン膜21bと、およびタングステン膜51aとタングステン膜51bとにそれぞれ分断される。なお、この閉ループカット穴71は、該閉ループカット穴71の形成箇所の下部に位置する複数の配線層を全て貫通して閉ループカットできる深さであればよいが、少なくとも下層の配線層である第1の配線層の下層まで達する深さとされる。閉ループカット穴71は、アスペクト比が大きいのでPSZで埋め込むようにするとよい。
次に、閉ループカット穴71の形成箇所(切断箇所)について説明する。図4は、閉ループカットのための切断領域を説明する模式図であり、第1の配線層、第2の配線層、第3の配線層のパターンを重ねて示す図である。上述した接続ビアを形成する場合には各配線層を切断しないような条件で、穴を各配線層に部分的に積層方向において重ね合わせてビアホールを形成する。しかし、閉ループカットにおいては、閉ループ状の配線層を切断して電気的に一本一本独立させるために、積極的に配線層を切断するように閉ループカット穴71を形成する。
図4に示す例の場合は、メモリセルアレイ領域Ar外であって、第1の配線層であるタングステン膜21における並列に延在する細いパターンが折り返す端部(第1の配線層の長手方向の一端)と第3の配線層であるタングステン膜51における並列に延在する細いパターンが折り返す端部(第3の配線層の長手方向の一端)とが積層方向において重なった端部領域73、第2の配線層であるタングステン膜41における並列に延在する細いパターンが折り返す端部領域74、第1の配線層であるタングステン膜21に接続して設けられたコンタクト部21cにおける半導体基板10の面内方向の中央領域75、第2の配線層であるタングステン膜41に接続して設けられたコンタクト部41cにおける半導体基板10の面内方向の中央領域76、第3の配線層であるタングステン膜51に接続して設けられたコンタクト部51cにおける半導体基板10の面内方向の中央領域77、を切断領域とする。
このように、図4に示す例では、3層の配線層のうち第1の配線層(下層配線層)と第3の配線層(上層配線層)とは、これらの配線層の長手方向の一端において積層方向に互いに重なり合って形成されている。そして、これらの配線層の長手方向の一端が切断領域とされ、閉ループカット穴71が形成されることにより第1の配線層と第3の配線層とがともに切断される。なお、この例では、2層の配線層が長手方向の一端において互いに重なり合って形成されているが、3層以上であってもよい。また、3層の配線層のうち第1の配線層と第3の配線層とは、これらの配線層の長手方向の他端においては積層方向に互いに重なり合うことなく形成されている。そして、コンタクト部21cを分断する閉ループカット穴71が形成されることで、第1の配線層の他端は、閉ループカット後の独立した配線層において引き出し配線とのコンタクト部とされる。またこれとは別に、コンタクト部41c、51cをそれぞれ分断する閉ループカット穴71が加工されることで、第2、第3の配線層についても閉ループカット後の独立した配線層に対する引き出し配線とのコンタクト部が形成される。
そして、これらの各切断領域にシリコン酸化膜55の表面から半導体基板10のトランジスタ層の絶縁層13まで達する閉ループカット穴71をRIE法により同時に形成することにより、第1の配線層、第2の配線層および第3の配線層の閉ループカットを一回の処理で一括して行う。そして、この閉ループカット穴71は、絶縁材料により埋められる。
このように、側壁転写プロセスによって形成され、メモリセルを介して3次元的に積層された閉ループ状の3層の配線層をまとめて同一工程で切断(閉ループカット)することにより、従来は3回必要であった閉ループカット処理が1回で終了する。したがって、配線層の閉ループカットに要する工程数およびマスク層の使用枚数を削減することができ、コストを低減することができる。
また、第1の配線層であるタングステン膜21における細幅のパターンが折り返す端部と第3の配線層であるタングステン膜51における細幅のパターンが折り返す端部とを積層方向において重ねて形成しておくことにより、1つの切断箇所(端部領域73)に閉ループカット穴71を形成することで、第1の配線層と第3の配線層の両方の閉ループカットを行うことができる。すなわち、複数の配線層において、閉ループカット穴71の形成領域を同じくするように予め配線の配置を考慮しておくことが好ましい。これにより、閉ループカット穴71の形成数を低減することができる。なお、第1の配線層であるタングステン膜21における細幅のパターンが折り返す端部と第3の配線層であるタングステン膜51における細幅のパターンが折り返す端部との位置が完全に一致する場合に限らず、双方の端部の位置が多少ずれていても、上から見た場合に双方の端部が1つの切断領域(開口)内に納まるように配置すれば同様にこれらの層をまとめて切断(閉ループカット)することが可能となる。
次に、閉ループカット穴71を埋めた際の余分な絶縁材料をCMP処理により除去し、接続ビア61、62と素子層の上部のタングステン膜54を露出させる。引き続き、上記と同様の工程を繰り返すことにより第4の素子層、第5の素子層を形成する。そして、第5の素子層の形成後、2回目の接続ビアの形成および閉ループカットを上記と同様にして行う。このような素子層の形成と接続ビアの形成および閉ループカットを繰り返すことによって、上下の配線層間に柱状構造のメモリセルが挟持され、3次元的にメモリセルが積層された構造の不揮発性記憶装置を得ることができる。
なお、最上層の素子層を形成する場合は、たとえば図3−2においてシリコン酸化膜55を埋め込み、CMP処理により除去して表面を平坦化した後に、タングステン膜を形成し、リソグラフィ技術とRIE法によって、該タングステン膜から第3のダイオードであるポリシリコン膜52までの積層膜を、第2の配線層であるタングステン膜41の延在方向のライン状に一括加工する。そして、加工を行った積層体間に層間絶縁膜を埋め込み、最上層のタングステン膜をストッパ膜としてCMP処理することによって、最上層の配線層(第4の配線層)が形成される。以上によって、上下の配線層間に柱状構造のメモリセルが挟持された不揮発性記憶装置が得られる。
この第1の実施の形態によれば、側壁転写プロセスによって形成され、メモリセルを介して3次元的に積層された閉ループ状の配線層を複数層分まとめて同一工程で切断(閉ループカット)するため、配線層の閉ループカットに要する工程数およびマスク層の使用枚数を削減することができ、コストを低減することができる、という効果を奏する。
なお、上記においては実際の物質名を挙げて具体的に説明したが、電子部品を直接構成するものに限らず側壁転写加工の際の芯材、側壁材、マスク材なども含めて絶縁膜や導電体などの種類は上記材質に限ったものではなく、適宜変更が可能である。また、閉ループカットを同時に処理する層数も3層に限らず任意の何層でかまわない。さらに、接続ビアの形成と閉ループカットの順序も特に制限はなく、例えば任意の層数が接続された所定の積層状態において、まず閉ループカットの処理を行い、続いて接続ビアの形成を行ってもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、整流素子と抵抗変化素子とを、配線層とは異なる工程でエッチングして不揮発性記憶装置を製造する場合について説明する。図5−1〜図5−6は、第2の実施の形態による不揮発性記憶装置の製造方法の手順の一例を模式的に示す断面図である。
まず、第1の実施の形態の場合と同様に、下地層として公知の方法によってトランジスタ素子11および配線12が形成された半導体基板10を用意する。この半導体基板10は、図5−1(a)に示すように半導体ウエハ上のトランジスタ素子11および該トランジスタ素子11に接続する配線12が絶縁層13であるシリコン酸化膜により埋め込まれ、表面がCMP処理により平坦化されている。
次に、第1の素子層を形成する。まず、半導体基板10上にタングステン膜121をスパッタリング法やCVD法などの成膜法によって形成する。そして、実施の形態1における図1−2〜図1−4において説明したプロセスと同様の側壁転写プロセスを用いて加工する。この加工により、Line&Spaceパターンを有するタングステン膜121からなる1層目の配線(第1の配線層)が半導体基板10上に形成される。この状態においては、タングステン膜121からなる1層目の配線(第1の配線層)は、閉ループ状になっている。なお、ここでは、タングステン膜121をRIE法により加工するが、必要に応じてダマシン法を用いてもよい。
次に、PSZ(ポリシラザン)を用いて各パターン間の隙間に絶縁膜であるシリコン酸化膜122を埋め込む。そして、タングステン膜121をストッパとして、余分なシリコン酸化膜122をCMP処理により除去して表面を平坦化する(図5−1(b))。
次に、半導体基板10上に、整流素子である第1のダイオードとなるポリシリコン膜123をCVD法などの成膜法によって形成する。ポリシリコン膜123は、下層側(タングステン膜121側)から、または上層側からP型ポリシリコン膜、I型ポリシリコン膜、N型ポリシリコン膜の順で積層形成することにより、ダイオードとして動作させることができる。
次に、ポリシリコン膜123上に、第1の抵抗変化素子となる抵抗変化層124をスパッタリング法などの成膜法によって形成する。抵抗変化層124の上下には、例えば窒化チタン膜などの図示しないバリアメタルを必要に応じて適宜形成する。なお、抵抗変化素子は、抵抗変化層124の上下を電極層で挟んだ構成とされてもよい。そして、抵抗変化層124上に、タングステン膜125をスパッタリング法やCVD法などの成膜法によって形成する。このタングステン膜125は、後工程においてCMP処理時のストッパとして機能する。
さらに、タングステン膜125上に、ハードマスク膜として例えばシリコン酸化膜127を、CVD法を用いて形成する。このシリコン酸化膜127は、後の抵抗変化素子および整流素子形成のエッチング処理時のマスクとして機能する。さらに、シリコン酸化膜127上に、公知のリソグラフィ技術により柱形状のレジストパターンを形成する。レジストパターンは、1層目の配線(第1の配線層)上に位置するように、且つ1層目の配線(第1の配線層)の延在方向において所定の間隔をおいてメモリセルアレイのパターンに形成される。
その後、レジストパターンをマスクにしてRIE法によりシリコン酸化膜127を加工し、メモリセルアレイのパターンをシリコン酸化膜127に転写する。そして、レジストパターンを除去し、シリコン酸化膜127をマスクにしてタングステン膜125、抵抗変化層124、ポリシリコン膜123をRIE法によって柱状に加工して柱状構造部を形成する(図5−2(c))。各層は、その材質に適したガス条件により加工される。これによって、第1の配線層(タングステン膜121)上に所定の間隔に第1のダイオードと抵抗変化層が積層された1層目のメモリセルが形成される。このとき、メモリセルアレイのハーフピッチは、例えばリソグラフィの最小加工寸法とする。
次に、PSZ(ポリシラザン)を用いて、柱状に加工したメモリセル間を埋め込むとともに、タングステン膜125の上面よりも厚く形成されるように、層間絶縁膜としてシリコン酸化膜126を形成する。その後、タングステン膜125をストッパとして、CMP法によって余分なシリコン酸化膜126とマスクのシリコン酸化膜127を除去し、シリコン酸化膜126の表面を平坦化する(図5−2(d))。
次に、第2の素子層を形成する。タングステン膜125上およびシリコン酸化膜126上にタングステン膜131を形成し、1層目の配線(第1の配線層)と同様にして側壁転写プロセスを用いて、Line&Spaceパターンを有するタングステン膜131からなる2層目の配線(第2の配線層)を形成する。このとき、メモリセルアレイの形成領域では、1層目の配線(第1の配線層)と2層目の配線(第2の配線層)とのLine&Spaceパターンが半導体基板10の面内方向において直交する方向に2層目の配線(第2の配線層)を形成する。この状態においては、タングステン膜131からなる2層目の配線(第2の配線層)は、閉ループ状になっている。
そして、PSZ(ポリシラザン)を用いて各パターン間の隙間に絶縁膜であるシリコン酸化膜を埋め込む。そして、タングステン膜131をストッパとして、余分なシリコン酸化膜をCMP処理により除去し、シリコン酸化膜の表面を平坦化する(図5−3(e))。
次に、半導体基板10上に、整流素子である第2のダイオードとなるポリシリコン膜133、第2の抵抗変化素子となる抵抗変化層134、CMP処理時のストッパとして機能するタングステン膜135を順次形成する(図5−3(f))。そして、これらの層を1層目と同様にして柱状に加工する。これによって、第2の配線層(タングステン膜131)上に所定の間隔に第2のダイオードと抵抗変化層が積層された2層目のメモリセルが形成される。その後、1層目と同様に、柱状に加工したメモリセル間をPSZ(ポリシラザン)を用いてシリコン酸化膜136で埋め込み、余分なシリコン酸化膜136を除去し、シリコン酸化膜136の表面を平坦化する(図5−4(g))。
次に、第3の素子層を形成する。タングステン膜135上およびシリコン酸化膜136上にタングステン膜141を形成し、1層目の配線(第1の配線層)と同様にして側壁転写プロセスを用いて、Line&Spaceパターンを有するタングステン膜141からなる3層目の配線(第3の配線層)を形成する。このとき、メモリセルアレイの形成領域では、半導体基板10の面内方向において1層目の配線(第1の配線層)のLine&Spaceパターンと同じ方向に3層目の配線(第3の配線層)を形成する。この状態においては、タングステン膜141からなる3層目の配線(第3の配線層)は、閉ループ状になっている。
そして、PSZ(ポリシラザン)を用いて各パターン間の隙間に絶縁膜であるシリコン酸化膜142を埋め込む。そして、タングステン膜141をストッパとして、余分なシリコン酸化膜142をCMP処理により除去し、シリコン酸化膜142の表面を平坦化する。
次に、半導体基板10上に、整流素子である第3のダイオードとなるポリシリコン膜143、第3の抵抗変化素子となる抵抗変化層144、CMP処理時のストッパとして機能するタングステン膜145を順次形成する。そして、これらの層を1層目と同様にして柱状に加工する。これによって、第3の配線層(タングステン膜141)上に所定の間隔に第3のダイオードと抵抗変化層が積層された3層目のメモリセルが形成される。その後、1層目と同様に、柱状に加工したメモリセル間をPSZ(ポリシラザン)を用いてシリコン酸化膜146で埋め込み、余分なシリコン酸化膜146を除去し、シリコン酸化膜146の表面を平坦化する(図5−4(h))。図6は、3層目のメモリセル形成後における各配線層の位置を示す模式図であり、第1の配線層、第2の配線層、第3の配線層のパターンを重ねて示す図である。
つぎに、シリコン酸化膜146を埋め込み後、第1の実施の形態と同様にして接続ビアを形成する。接続ビアは、所望の配線層に接続させて、半導体基板10のトランジスタ層の配線12まで到達させる。
図5−5は、接続ビアの形成例を示す断面図である。図5−5(i)は、図1−8(n)に対応する要部断面図である。図5−5(j)は、図1−8(o)に対応する要部断面図である。図5−5(i)に示されるように、接続ビア161は、シリコン酸化膜146の表面から第2の配線層であるタングステン膜131に接続して半導体基板10のトランジスタ層の配線12まで達する接続ビアである。また、図5−5(j)に示されるように、接続ビア162は、シリコン酸化膜146の表面から第1の配線層であるタングステン膜121に接続して半導体基板10のトランジスタ層の配線12まで達する接続ビアである。
次に、各層の配線層の閉ループカット(切断加工)を実施する。各層の配線層は側壁転写プロセスにより形成されているため、閉ループ状になっている。メモリセルアレイ領域内の配線を電気的に一本一本独立させるためには、この閉ループ状に形成されている配線層を所定の切断領域において閉ループカットする必要がある。そして、本実施の形態では、この閉ループカットを各層の配線層毎に行うのではなく、複数の素子層において一回の処理で一括して行う。すなわち、側壁転写プロセスにより複数の素子層に閉ループ状の配線を形成した後、ドライエッチングにより上層から下層まで貫通した穴を形成することにより複数の素子層に形成された配線層の閉ループカットを一回の処理で一括して行う。
具体的には、図5−6に示されるように、接続ビアの形成時のようにRIE法を用いてシリコン酸化膜146の表面から半導体基板10のトランジスタ層の絶縁層13まで到達する閉ループカット穴171を複数形成する。そして、この閉ループカット穴171は、絶縁材料172により埋められる。図5−6は、閉ループカットの例を示す断面図である。図5−6(k)は、図1−9(p)に対応する要部断面図である。図5−6(l)は、図1−9(q)に対応する要部断面図である。
図5−6(k)に示されるように、第2の配線層であるタングステン膜131は、閉ループカット穴171が形成されて該閉ループカット穴171内を絶縁材料172により埋め込まれることにより、電気的にタングステン膜131aとタングステン膜131bとに分断される。また、図5−6(l)に示されるように、第1の配線層であるタングステン膜121と第3の配線層であるタングステン膜141は、ともに閉ループカット穴171が形成されて該閉ループカット穴171内が絶縁材料172により埋め込まれることにより、電気的にタングステン膜121aとタングステン膜121bと、およびタングステン膜141aとタングステン膜141bとにそれぞれ分断される。なお、この閉ループカット穴171は、閉ループカット穴の形成箇所の下部に位置する複数の配線層を全て貫通して閉ループカットできる深さであればよい。閉ループカット穴171は、アスペクト比が大きいのでPSZで埋め込むようにするとよい。
次に、閉ループカット穴171の形成箇所(切断箇所)について説明する。図6に示す例の場合は、メモリセルアレイから外れた領域であって、第1の配線層であるタングステン膜121における並列に延在する細いパターンが折り返す端部(第1の配線層の長手方向の一端)と第3の配線層であるタングステン膜141における並列に延在する細いパターンが折り返す端部(第3の配線層の長手方向の一端)とが積層方向において重なった端部領域173、第2の配線層であるタングステン膜131における並列に延在する細いパターンが折り返す端部領域174、第1の配線層であるタングステン膜121に接続して設けられたコンタクト部121cにおける半導体基板10の面内方向の中央領域175、第2の配線層であるタングステン膜131に接続して設けられたコンタクト部131cにおける半導体基板10の面内方向の中央領域176、第3の配線層であるタングステン膜141に接続して設けられたコンタクト部141cにおける半導体基板10の面内方向の中央領域177、を切断領域とする。
このように、図6に示す例では、3層の配線層のうち第1の配線層と第3の配線層とは、これらの配線層の長手方向の一端において積層方向に互いに重なり合って形成されている。そして、これらの配線層の長手方向の一端が切断領域とされ、閉ループカット穴71が形成されることにより第1の配線層と第3の配線層とがともに切断される。なお、この例では、2層の配線層が長手方向の一端において互いに重なり合って形成されているが、3層以上であってもよい。また、3層の配線層のうち第1の配線層と第3の配線層とは、これらの配線層の長手方向の他端においては積層方向に互いに重なり合うことなく形成されている。そして、各コンタクト部121c、131c、141cを分断する閉ループカット穴71を個別に加工することで、第1、第2、第3の配線層には、閉ループカット後の独立した配線層においてそれぞれ引き出し配線とのコンタクト部が形成される。
そして、これらの各切断領域にシリコン酸化膜146の表面から半導体基板10のトランジスタ層の絶縁層13まで達する閉ループカット穴171をRIE法により同時に形成することにより、第1の配線層、第2の配線層および第3の配線層の閉ループカットを一回の処理で一括して行う。そして、この閉ループカット穴171は、絶縁材料により埋められる。
次に、閉ループカット穴171を埋めた際の余分な絶縁材料をCMP処理により除去し、接続ビア161、162と素子層の上部のタングステン膜145を露出させる。引き続き、上記と同様の工程を繰り返すことにより第4の素子層、第5の素子層を形成する。そして、第5の素子層の形成後、2回目の接続ビアの形成および閉ループカットを上記と同様にして行う。このような素子層の形成と接続ビアの形成および閉ループカットを繰り返し、最後にボンディング用の配線とパッシベーション膜の形成を行う。これにより、上下の配線層間に柱状構造のメモリセルが挟持され、3次元的にメモリセルが積層された構造の不揮発性記憶装置を得ることができる。
この第2の実施の形態によれば、側壁転写プロセスによって形成され、メモリセルを介して3次元的に積層された閉ループ状の配線層を複数層分まとめて同一工程で切断(閉ループカット)するため、配線層の閉ループカットに要する工程数およびマスク層の使用枚数を削減することができ、コストを低減することができる、という効果を奏する。
なお、上記においては第1の実施の形態と同様に実際の物質名を挙げて具体的に説明したが、電子部品を直接構成するものに限らず側壁転写加工の際の芯材、側壁材、マスク材なども含めて絶縁膜や導電体などの種類は上記材質に限ったものではなく、適宜変更が可能である。また、閉ループカットを同時に処理する層数も3層に限らず任意の何層でかまわない。接続ビアの形状と閉ループカットの順序についても特に限定されない。
また、上記の実施の形態においては、クロスポイント型ReRAMを例に挙げて説明したが、本発明は側壁転写プロセスにより形成された配線を複数層有する電子部品の製造に広く適用可能である。
10 半導体基板、11 トランジスタ素子、12 配線、13 絶縁層、21、21a、21b タングステン膜、21c コンタクト部、22 ポリシリコン膜、23 抵抗変化層、24 タングステン膜、25 シリコン酸化膜、26 シリコン窒化膜、27 シリコン酸化膜、27c シリコン酸化膜、28 アモルファスシリコン膜、29 レジストパターン、30 アモルファスシリコン膜、31 レジストで覆われていた領域、32 シリコン酸化膜、41、41a、41b タングステン膜、41c コンタクト部、42 ポリシリコン膜、43 抵抗変化層、44 タングステン膜、45 シリコン酸化膜、46 第2の側壁、47c シリコン酸化膜、51、51a、51b タングステン膜、51c コンタクト部、52 ポリシリコン膜、53 抵抗変化層、54 タングステン膜、55 シリコン酸化膜、56 第3の側壁、57c シリコン酸化膜、61、161 接続ビア、62、162 接続ビア、71、171 閉ループカット穴、72、172 絶縁材料、73、173 端部領域、74、174 端部領域、75、175 中央領域、76、176 中央領域、77、177 中央領域、121、121a、121b タングステン膜、121c コンタクト部、122 シリコン酸化膜、123 ポリシリコン膜、124 抵抗変化層、125 タングステン膜、126 シリコン酸化膜、127 シリコン酸化膜、131、131a、131b タングステン膜、131c コンタクト部、133 ポリシリコン膜、134 抵抗変化層、135 タングステン膜、136 シリコン酸化膜、141、141a、141b タングステン膜、141c コンタクト部、142 シリコン酸化膜、143 ポリシリコン膜、144 抵抗変化層、145 タングステン膜、146 シリコン酸化膜。

Claims (5)

  1. パターンの側壁に沿った閉ループを有する側壁膜を形成し、このパターンを除去して前記側壁膜を残存させた後この側壁膜をマスクとして下地材料を選択的に除去する側壁転写プロセスを用いて下層配線層を形成する第1の工程と、
    前記下層配線層の上層に、前記側壁転写プロセスを用いて1層以上の上層配線層を他の層を介して形成する第2の工程と、
    前記下層配線層および前記上層配線層のそれぞれを切断するエッチングを一括で行うことにより、前記下層配線層と前記上層配線層に対して閉ループカットを施す第3の工程と、
    を含むことを特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 前記エッチングでは、前記下層配線層および前記上層配線層のそれぞれを切断して少なくとも前記下層配線層の下層まで達する複数の穴をRIE(Reactive Ion Etching)法により一括で形成すること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 前記下層配線層と前記上層配線層の少なくとも1層とが、これらの配線層の長手方向の一端で積層方向に互いに重なり合って形成され、前記長手方向の一端で前記下層配線層および前記上層配線層の少なくとも1層をともに切断する穴が形成されるように前記エッチングを行うこと、
    を特徴とする請求項2に記載の電子部品の製造方法。
  4. 前記下層配線層と前記上層配線層の少なくとも1層とは、これらの配線層の長手方向の他端では積層方向に互いに重なり合うことなく形成され、前記長手方向の他端は、これらの配線層を切断する穴がそれぞれ形成されたうえで引き出し配線とのコンタクト部に供されること、
    を特徴とする請求項3に記載の電子部品の製造方法。
  5. 前記下層配線層としての第1の配線層が第1の方向に延在するとともに前記下層配線層の1層上層に位置する前記上層配線層としての第2の配線層が第2の方向に延在し、前記第1の配線層と前記第2の配線層とが交差する位置における前記第1の配線層と前記第2の配線層との間に、前記他の層として不揮発性記憶素子と整流素子と含む不揮発性メモリセルが配置されること、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子部品の製造方法。
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