JP4925105B2 - エレベータのブレーキ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かご及び釣合おもりの昇降を制動するためのエレベータのブレーキ装置に関するものである。
従来、モータ軸と一体に回転するディスクをプレートとアーマチュアとの間で挟圧してディスクの回転を制動するエレベータのブレーキ装置が提案されている。このような従来のブレーキ装置では、制動時の衝撃音を低減するための緩衝材がプレート及びアーマチュアに設けられている(特許文献1参照)。
特開2003−184919号公報
しかし、従来のエレベータのブレーキ装置では、衝撃音を低減するための緩衝材が必要になるので、製造コストの増大を招いてしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ブレーキ動作時に発生する音の低減を図ることができるとともに、製造コストの低減を図ることができるエレベータのブレーキ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータのブレーキ装置は、回転体、回転体に接触する制動位置と、回転体から開離される開放位置との間で変位可能な制動体、制動体が制動位置に変位される方向へ制動体を付勢する付勢体、通電により電磁吸引力をそれぞれ発生する第1電磁コイル及び第2電磁コイルを有し、電磁吸引力の発生により、付勢体による付勢力に逆らって、開離位置へ制動体を変位させる電磁マグネット、及び第1電磁コイル及び第2電磁コイルのそれぞれへの通電を制御するブレーキ制御装置を備え、ブレーキ制御装置は、制動体を変位させるときに、第1電磁コイル及び第2電磁コイルに対して互いに異なる通電の制御を行うようになっている。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す模式的な構成図である。 図1のブレーキ装置本体を示す側断面図である。 図2の電磁マグネットを模式的に示す構成図である。 図2の第1及び第2制動体が制動位置にあるときのブレーキ装置本体を示す模式的な構成図である。 図4の第1及び第2制動体が開放位置にあるときのブレーキ装置本体を示す模式的な構成図である。 図3のブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。 図5の第1制動体が撓んでいるときのブレーキ装置本体を示す模式的な構成図である。 この発明の実施の形態2によるブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。 この発明の実施の形態3によるブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。 この発明の実施の形態4によるブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。 この発明の実施の形態5によるブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す模式的な構成図である。図において、昇降路1内には、かご2及び釣合おもり3が昇降可能に設けられている。昇降路1の上部には、かご2及び釣合おもり3を昇降させるための巻上機(駆動装置)4が設けられている。巻上機4は、巻上機本体5と、巻上機本体5により回転される駆動シーブ6とを有している。駆動シーブ6には、複数本の主索7が巻き掛けられている。かご2及び釣合おもり3は、各主索7により昇降路1内に吊り下げられている。かご2及び釣合おもり3は、駆動シーブ6の回転により昇降路1内を昇降される。
駆動シーブ6の回転は、ブレーキ装置8により制動される。ブレーキ装置8は、巻上機本体5に搭載されたブレーキ装置本体9と、ブレーキ装置本体9の動作を制御するためのブレーキ制御装置10とを有している。
ここで、図2は、図1のブレーキ装置本体9を示す側断面図である。図において、巻上機本体5は、モータ11を有している。モータ11は、駆動シーブ6と一体に回転されるモータ軸12を有している。
モータ11には、モータ軸12と平行に配置された複数本のロッド14を介してカバープレート13が固定されている。これにより、カバープレート13は、モータ軸12の軸線方向について、モータ11から離されて配置されている。ブレーキ装置本体9は、モータ11とカバープレート13との間に配置されている。
ブレーキ装置本体9は、モータ軸12と一体に回転可能な第1ブレーキディスク(回転体)15及び第2ブレーキディスク(回転体)16と、第1及び第2ブレーキディスク15,16の少なくともいずれかに接触する制動位置と第1及び第2ブレーキディスク15,16から開離される開放位置との間で変位可能な第1制動体17及び第2制動体18と、第1及び第2制動体17,18を制動位置へ付勢する複数のばね(付勢体)19と、各ばね19の付勢力に逆らって、第1及び第2制動体17,18を開放位置へ変位させるための電磁マグネット20とを有している。
第1及び第2ブレーキディスク15,16は、スプラインハブ21を介してモータ軸12に設けられている。これにより、第1及び第2ブレーキディスク15,16は、モータ軸12の軸線方向についてはモータ軸12に対して変位可能とされ、回転方向についてはモータ軸12に対して固定される。また、第1及び第2ブレーキディスク15,16は、モータ軸12の軸線方向へ互いに間隔を置いて配置されており、この例では、第1ブレーキディスク15が第2ブレーキディスク16よりもカバープレート13から離れた側に配置されている。
第1及び第2制動体17,18は、モータ軸12の軸線方向へ互いに間隔を置いて配置されている。この例では、第1制動体17が第2制動体18よりもカバープレート13から離れた側に配置されている。また、第1制動体17と第2制動体18との間には、第1ブレーキディスク15が配置され、第2制動体18とカバープレート13との間には、第2ブレーキディスク16が配置されている。
第1及び第2制動体17,18は、開放位置から制動位置へ変位されるときに、第1及び第2ブレーキディスク15,16を押しながら、カバープレート13に近づく方向へ変位される。また、第1及び第2制動体17,18は、制動位置から開放位置へ変位されることにより、カバープレート13から離れる方向へ変位され、第1及び第2ブレーキディスク15,16から開離される。
第1制動体17は、各ロッド14にスライド可能に支持された円板状のアーマチュア22と、アーマチュア22に設けられ、第1制動体17が制動位置にあるときに第1ブレーキディスク15に接触する摺動材23とを有している。第2制動体18は、各ロッド14にスライド可能に支持された円板状の可動プレート24と、可動プレート24に設けられ、第2制動体18が制動位置にあるときに第1及び第2ブレーキディスク15,16にそれぞれ接触する摺動材25,26とを有している。また、カバープレート13には、第1及び第2制動体17,18が制動位置にあるときに第2ブレーキディスク16に接触する摺動材27が設けられている。
電磁マグネット20は、モータ11に固定されている。各ばね19は、縮められた状態で電磁マグネット20とアーマチュア22との間に配置されている。これにより、第1制動体17は、電磁マグネット20から離れる方向へ各ばね19により付勢されている。
ここで、図3は、図2の電磁マグネット20を模式的に示す構成図である。図において、電磁マグネット20は、モータ11に固定された円柱状の固定鉄心28(図2)と、アーマチュア22を吸引する電磁吸引力を通電により発生する一対の第1電磁コイル29及び一対の第2電磁コイル30とを有している。
第1電磁コイル29及び第2電磁コイル30は、第1制動体17が変位される方向に対して垂直な平面上に配置されている。また、第1電磁コイル29及び第2電磁コイル30は、固定鉄心28の周方向へ等間隔にかつ交互に配置されている。さらに、各第1電磁コイル29はモータ軸12の軸線に関して対称に配置され、各第2電磁コイル30はモータ軸12の軸線に関して対称に配置されている。
各第1電磁コイル29には、第1電源31からの電力が供給され、各電磁コイル30には、第2電源32からの電力が供給されるようになっている。また、第1電源31から各第1電磁コイル29への通電量は第1電流検出器(CT)33により計測され、第2電源32から各第2電磁コイル30への通電量は第2電流検出器(CT)34により計測されるようになっている。さらに、ブレーキ制御装置10には、エレベータの運転を制御する運転制御装置(図示せず)が電気的に接続されている。
ブレーキ制御装置10には、第1電流検出器33、第2電流検出器34及び運転制御装置のそれぞれからの情報が入力される。また、ブレーキ制御装置10は、第1電流検出器33、第2電流検出器34及び運転制御装置のそれぞれからの情報に基づいて、第1及び第2電磁コイル29,30への通電を制御するようになっている。
ブレーキ制御装置10は、第1電磁コイル29に対する電圧指令を第1電源31に出力し、第2電磁コイル30に対する電圧指令を第2電源32に出力するようになっている。第1電源31は、第1電磁コイル29に対する電圧指令の値に応じた電圧を第1電磁コイル29に印加し、第2電源32は、第2電磁コイル30に対する電圧指令の値に応じた電圧を第2電磁コイル30に印加するようになっている。即ち、ブレーキ制御装置10は、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令を出力することにより、第1及び第2電磁コイル29,30への通電を制御するようになっている。
ブレーキ制御装置10は、ブレーキ装置本体9を動作させるときに、第1電磁コイル29及び第2電磁コイル30に対して互いに異なる通電の制御を行うようになっている。即ち、ブレーキ制御装置10は、ブレーキ装置本体9を動作させるときに、電磁吸引力にアンバランスを生じさせるように、第1電磁コイル29への通電量と第2電磁コイル30への通電量とを制御するようになっている。
この例では、ブレーキ制御装置10は、ブレーキ装置本体9を動作させるときに、各ばね19による付勢力と、第1及び第2電磁コイル29,30から発生する電磁吸引力とによって、第1制動体17が撓むように、第1電磁コイル29及び第2電磁コイル30に対して互いに異なる通電の制御を行うようになっている。
図4は、図2の第1及び第2制動体17,18が制動位置にあるときのブレーキ装置本体9を示す模式的な構成図である。図に示すように、第1及び第2電磁コイル29,30への通電が停止されているときには、各ばね19の付勢力により、第1制動体17、第1ブレーキディスク15、第2制動体18及び第2ブレーキディスク16がモータ軸12の軸線方向へ重なった状態でカバープレート13に押圧されている。このとき、第1ブレーキディスク15には摺動材23,25が接触し、第2ブレーキディスク16には摺動材26,27が接触しており、第1及び第2ブレーキディスク15,16の回転は制動される。
図5は、図4の第1及び第2制動体17,18が開放位置にあるときのブレーキ装置本体9を示す模式的な構成図である。図に示すように、第1及び第2電磁コイル29,30への通電が行われているときには、第1制動体17は、電磁マグネット20に吸引されてカバープレート13から離れる方向へ変位されている。これにより、第1及び第2ブレーキディスク15,16に対する制動は解除される。
次に、動作について説明する。図6は、図3のブレーキ装置8の動作を説明するためのグラフであり、図6(a)は運転制御装置のブレーキ開放指令と時間との関係を示すグラフ、図6(b)は第1電磁コイル29に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図6(c)は第2電磁コイル30に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図6(d)は第1電磁コイル29への通電量と時間との関係を示すグラフ、図6(e)は第2電磁コイル30への通電量と時間との関係を示すグラフである。
図に示すように、かご2が階床に停止しているとき(時刻T0)には、運転制御装置からブレーキ制御装置10へのブレーキ開放指令の出力は停止されている(図6(a))。このときには、第1及び第2電磁コイル29,30への電力の供給が停止され(図6(b)、図6(c))、各ばね19の付勢力により、第1及び第2制動体17,18が制動位置に変位されている(図4)。これにより、第1及び第2ブレーキディスク15,16の回転が制動され、かご2の停止位置が保持されている。
かご2の移動が開始されるとき(時刻T1)には、ブレーキ開放指令が運転制御装置からブレーキ制御装置10へ出力される(図6(a))。これにより、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令がブレーキ制御装置10から第1及び第2電源31,32へ同時に出力され(図6(b)、図6(c))、第1及び第2電磁コイル29,30に電力が供給される。この後、第1及び第2電磁コイル29,30への通電量が増大して時刻T2になったときに(図6(d)、図6(e))、第1及び第2制動体17,18が開放位置へ変位され(図5)、第1及び第2ブレーキディスク15,16に対する制動が解除される。
この後、かご2が移動され、かご2が別の階床に再度停止されると、運転制御装置からのブレーキ開放指令の出力が停止される(図6(a))。これにより、ブレーキ制御装置10からの電圧指令は、第1電磁コイル29に対する出力のみがまず停止される(図6(b))。この後、時間Tだけ遅れて時刻T4になったときに、第2電磁コイル30に対する出力が停止される(図6(c))。即ち、第1電磁コイル29への通電の停止の時期と、第2電磁コイル30への通電の停止の時期とが互いに異なるように、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれへの通電がブレーキ制御装置10により制御される。これにより、第1電磁コイル29への通電量が低下し始めてから時間T後に、第2電磁コイル30への通電量が低下し始める(図6(d)、図6(e))。
この後、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれへの通電量が低下し続けて時刻T5になったときに(図6(d)、図6(e))、第1制動体17は、第2電磁コイル30によって吸引されたまま、第1電磁コイル29によって吸引されている部分のみが各ばね19の付勢力により電磁マグネット20から離れる。即ち、通電量が先に低下し始めた第1電磁コイル29の電磁吸引力が第2電磁コイル30の電磁吸引力よりも弱くなっているので、第1電磁コイル29によって吸引されている第1制動体17の部分が先に電磁マグネット20から離れる。これにより、第1制動体17が撓む。
ここで、図7は、図5の第1制動体17が撓んでいるときのブレーキ装置本体9を示す模式的な構成図である。図に示すように、第1制動体17が撓んでいるときには、第1制動体17と第1ブレーキディスク15との間の間隔は、第1制動体17の撓みが大きくなっている部分ほど、小さくなっている。即ち、第1制動体17とブレーキディスク15との間の間隔は、部分的に小さくなっている。
この後、第1及び第2電磁コイル29,30への通電量がさらに低下して0に近づくと、各ばね19の付勢力が第2電磁コイル30の電磁吸引力にも打ち勝ち、第1及び第2制動体17,18が制動位置へ変位される。即ち、第1制動体17と第1ブレーキディスク15との間の間隔が部分的に小さくなった状態から、第1制動体17の制動位置への変位が開始され、第1及び第2制動体17,18が制動位置へ変位される。これにより、第1及び第2ブレーキディスク15,16の回転が制動される。
このようなエレベータのブレーキ装置8では、ブレーキ制御装置10が、第1制動体17を変位させるときに、第1電磁コイル29及び第2電磁コイル30に対して互いに異なる通電の制御を行うようになっているので、第1制動体17を変位させるときの第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれの電磁吸引力を互いに異なる強さにすることができる。これにより、各ばね19の付勢力によって、第1制動体17を部分的に電磁マグネット20から開離させてから、第1制動体17全体の制動位置への変位を開始させることができる。従って、制動位置に達するときの第1制動体17の速度を小さくすることができ、ブレーキ装置本体9の制動動作時に発生する衝撃音の低減を図ることができる。また、衝撃を吸収するための緩衝材が不要となるので、製造コストの低減も図ることができる。
また、ブレーキ制御装置10による通電の制御は、第1及び第2電磁コイル29,30への通電の停止の時期が互いに異なるようにされているので、第1電磁コイル29の電磁吸引力と、第2電磁コイル30の電磁吸引力とを容易に異なる強さにすることができ、ブレーキ装置本体9の制動動作時に発生する衝撃音の低減を図ることができる。
また、第1制動体17が開放位置から制動位置へ変位されるときに、第1及び第2電磁コイル29,30の電磁吸引力及び各ばね19の付勢力によって第1制動体17が撓むようになっているので、ブレーキ装置本体9の制動動作時に発生する衝撃音の低減を図ることができるとともに、第1制動体17の変形を左右対称にすることもできるので、より安定した制動動作を行うことができる。
実施の形態2.
なお、実施の形態1では、第1及び第2電磁コイル29,30への通電の停止の時期を異ならせることにより、ブレーキ装置本体9の制動動作時に、互いに異なる強さの電磁吸引力を第1及び第2電磁コイル29,30にそれぞれ発生させるようになっているが、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の停止を開始してから0になるまでの時間を互いに異ならせることにより、ブレーキ装置本体9の制動動作時に、互いに異なる強さの電磁吸引力を第1及び第2電磁コイル29,30にそれぞれ発生させるようにしてもよい。
即ち、図8は、この発明の実施の形態2によるブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。また、図8(a)は運転制御装置のブレーキ開放指令と時間との関係を示すグラフ、図8(b)は第1電磁コイル29に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図8(c)は第2電磁コイル30に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図8(d)は第1電磁コイル29への通電量と時間との関係を示すグラフ、図8(e)は第2電磁コイル30への通電量と時間との関係を示すグラフである。
図に示すように、ブレーキ制御装置10は、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の停止を時刻T3で同時に開始するようになっている(図8(b)、図8(c))。また、ブレーキ制御装置10は、第1電磁コイル29に対する電圧指令については、電圧指令の停止を開始してから瞬時に0になるように制御し、第2電磁コイル30に対する電圧指令については、電圧指令の停止を開始してから一定の割合で連続的に低下させて所定の時間が経過したときに0になるように制御するようになっている。即ち、ブレーキ制御装置10は、電圧指令の停止を開始してから0になるまでの時間が互いに異なるように、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令を制御するようになっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。ブレーキ装置本体9の開放動作、即ち第1及び第2制動体17,18が制動位置から開放位置へ変位されるときの動作は、実施の形態1と同様である。
運転制御装置からのブレーキ開放指令の出力が停止され(図8(a))、ブレーキ装置本体9が制動動作を行うときには、ブレーキ制御装置10の制御により、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の出力の停止が時刻T3で同時に開始される。この後、ブレーキ制御装置10の制御により、第1電磁コイル29に対する電圧指令は瞬時に0になり(図8(b))、第2電磁コイル30に対する電圧指令は連続的に低下して所定の時間が経過したときに0になる(図8(c))。
これにより、時刻T3が経過した後には、第1及び第2電磁コイル29,30への通電量が互いに異なる量になり(図8(d)、図8(e))、実施の形態1と同様に、第1制動体17が撓む。この後の動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのブレーキ装置では、ブレーキ装置本体9の制動動作時に、ブレーキ制御装置10の制御により、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の停止を開始してから0になるまでの時間が互いに異なるようになっているので、実施の形態1と同様に、第1制動体17を部分的に電磁マグネット20から開離させてから、第1制動体17全体の制動位置への変位を開始させることができる。従って、ブレーキ装置本体9の制動動作時に発生する衝撃音の低減を図ることができる。
実施の形態3.
なお、実施の形態2では、ブレーキ装置本体9の制動動作時に、第2電磁コイル30に印加する電圧を一定の割合で連続的に低下させるようになっているが、第2電磁コイル30に印加する電圧を、あらかじめ設定された設定値まで瞬時に低下させた後に、一定の割合で連続的に低下させるようにしてもよい。
即ち、図9は、この発明の実施の形態3によるブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。また、図9(a)は運転制御装置のブレーキ開放指令と時間との関係を示すグラフ、図9(b)は第1電磁コイル29に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図9(c)は第2電磁コイル30に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図9(d)は第1電磁コイル29への通電量と時間との関係を示すグラフ、図9(e)は第2電磁コイル30への通電量と時間との関係を示すグラフである。
図に示すように、ブレーキ制御装置10は、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の停止を時刻T3で同時に開始するようになっている(図9(b)、図9(c))。また、ブレーキ制御装置10は、第1電磁コイル29に対する電圧指令については、電圧指令の停止を開始してから瞬時に0になるように制御し、第2電磁コイル30に対する電圧指令については、電圧指令の停止を開始してから、あらかじめ設定された設定値まで瞬時に低下させた後に一定の割合で連続的に低下させ、所定の時間が経過したときに0になるように制御するようになっている。設定値は、第2電磁コイル30に対する電圧指令の最大値(所定値)と0との間の値とされている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。ブレーキ装置本体9の開放動作、即ち第1及び第2制動体17,18が制動位置から開放位置へ変位されるときの動作は、実施の形態1と同様である。
運転制御装置からのブレーキ開放指令の出力が停止され(図9(a))、ブレーキ装置本体9が制動動作を行うときには、ブレーキ制御装置10の制御により、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の停止が時刻T3で同時に開始される。この後、ブレーキ制御装置10の制御により、第1電磁コイル29に対する電圧指令は、瞬時に0になる(図9(b))。これに対し、第2電磁コイル30に対する電圧指令は、設定値まで瞬時に低下した後、一定の割合で連続的に低下して所定の時間が経過したときに0になる(図8(c))。
これにより、時刻T3が経過した後には、第1及び第2電磁コイル29,30への通電量が互いに異なる量になり(図9(d)、図9(e))、実施の形態1と同様に、第1制動体17が撓む。この後の動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのブレーキ装置であっても、ブレーキ装置本体9の制動動作時に、ブレーキ制御装置10の制御により、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の停止を開始してから0になるまでの時間が互いに異なるようになっているので、実施の形態2と同様に、ブレーキ装置本体9の制動動作時に発生する衝撃音の低減を図ることができる。また、第2電磁コイル30に対する電圧指令は、ブレーキ装置本体9の制動動作時に、設定値まで瞬時に低下した後に一定の割合で連続的に低下するようになっているので、第1制動体17を制動位置に保持することができる電圧指令の最低値にまで第2電磁コイル30に対する電圧指令を瞬時に低下させることができ、ブレーキ装置本体9の動作時間の短縮化を図ることもできる。
実施の形態4.
また、実施の形態1では、第1及び第2電磁コイル29,30への通電の停止の時期のみを互いに異なるようにして、ブレーキ装置本体9の制動動作時の衝撃音の低減を図っているが、第1及び第2電磁コイル29,30への通電の開始の時期を互いに異なるようにすることにより、ブレーキ装置本体9の開放動作時にも、衝撃音の低減を図るようにしてもよい。
即ち、図10は、この発明の実施の形態4によるブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。また、図10(a)は運転制御装置のブレーキ開放指令と時間との関係を示すグラフ、図10(b)は第1電磁コイル29に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図10(c)は第2電磁コイル30に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図10(d)は第1電磁コイル29への通電量と時間との関係を示すグラフ、図10(e)は第2電磁コイル30への通電量と時間との関係を示すグラフである。
図に示すように、ブレーキ制御装置10は、運転制御装置からのブレーキ開放指令を受けると、第1電磁コイル29に対する電圧指令の出力を開始した後、時間Tだけ遅れて、第2電磁コイル30に対する電圧指令の出力を開始するようになっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。運転制御装置からのブレーキ開放指令をブレーキ制御装置10が受けると、ブレーキ制御装置10からは、第1電磁コイル29に対する電圧指令のみがまず出力される(図10(b))。この後、時間Tだけ遅れて時刻T6になったときに、第2電磁コイル30に対する電圧指令が出力される(図10(c))。これにより、第1電磁コイル29への通電が開始されてから時間T後に、第2電磁コイル30への通電が開始される(図10(d)、図10(e))。即ち、この例では、第1電磁コイル29への通電の開始の時期と、第2電磁コイル30への通電の開始の時期とが互いに異なるように、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれへの通電がブレーキ制御装置10により制御される。
この後、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれへの通電量が増加し、第1制動体17は、まず、第2電磁コイル30によって吸引されている部分を制動位置に残したまま、第1電磁コイル29によって吸引されている部分のみが各ばね19の付勢力に打ち勝って電磁マグネット20に近づく方向へ変位される。これにより、第1制動体17が撓む。
この後、第2電磁コイル30によって吸引されている部分も各ばね19の付勢力に打ち勝ち、第1制動体17全体が開放位置へ変位される。この後の動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのブレーキ装置では、ブレーキ制御装置10の制御により、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれへの通電の開始の時期が互いに異なるようになっているので、ブレーキ装置本体9の開放動作時においても、第1電磁コイル29の電磁吸引力と、第2電磁コイル30の電磁吸引力とを容易に異なる強さにすることができ、ブレーキ装置本体9の動作による衝撃音の低減を図ることができる。
実施の形態5.
また、実施の形態2では、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令は、いずれもブレーキ制御装置10からの出力が開始されてから瞬時に最大値(所定値)に達するようになっているが、電圧指令の出力が開始されてから最大値に達するまでの時間を異ならせて、ブレーキ装置本体9の開放動作時にも、衝撃音の低減を図るようにしてもよい。
即ち、図11は、この発明の実施の形態5によるブレーキ装置の動作を説明するためのグラフである。また、図11(a)は運転制御装置のブレーキ開放指令と時間との関係を示すグラフ、図11(b)は第1電磁コイル29に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図11(c)は第2電磁コイル30に対する電圧指令と時間との関係を示すグラフ、図11(d)は第1電磁コイル29への通電量と時間との関係を示すグラフ、図11(e)は第2電磁コイル30への通電量と時間との関係を示すグラフである。
図に示すように、ブレーキ制御装置10は、運転制御装置からのブレーキ開放指令を受けると、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の出力を同時に開始するようになっている。また、ブレーキ制御装置10は、第1電磁コイル29に対する電圧指令については、電圧指令の出力を開始してから瞬時に最大値に達するように制御し、第2電磁コイル30に対する電圧指令については、電圧指令の出力を開始してから一定の割合で連続的に上昇させて所定の時間が経過したときに最大値になるように制御するようになっている。即ち、ブレーキ制御装置10は、電圧指令の出力を開始してから最大値になるまでの時間が互いに異なるように、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令を制御するようになっている。他の構成は実施の形態2と同様である。
次に、動作について説明する。運転制御装置からのブレーキ開放指令をブレーキ制御装置10が受けると、ブレーキ制御装置10からは、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令の出力が同時に開始される。この後、第1電磁コイル29に対する電圧指令は、瞬時に最大値に達し(図11(b))、第2電磁コイル30に対する電圧指令は、一定の割合で連続的に上昇し、所定の時間が経過した後に最大値に達する(図11(c))。即ち、この例では、第1電磁コイル29に対する電圧指令が最大値に達するまでの時間と、第2電磁コイル30に対する電圧指令が最大値に達するまでの時間とが互いに異なるように、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令がブレーキ制御装置10により制御される。
このとき、第1制動体17は、第2電磁コイル30によって吸引されている部分を制動位置に残したまま、第1電磁コイル29によって吸引されている部分のみが各ばね19の付勢力に打ち勝って電磁マグネット20に近づく方向へ変位される。これにより、第1制動体17が撓む。
この後、第2電磁コイル30によって吸引されている部分も各ばね19の付勢力に打ち勝ち、第1制動体17全体が開放位置へ変位される。この後の動作は、実施の形態2と同様である。
このようなエレベータのブレーキ装置では、ブレーキ制御装置10の制御により、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに対する電圧指令について、ブレーキ制御装置10からの出力の開始から所定値に達するまでの時間が互いに異なるようになっているので、ブレーキ装置本体9の開放動作時においても、第1電磁コイル29の電磁吸引力と、第2電磁コイル30の電磁吸引力とを容易に異なる強さにすることができ、ブレーキ装置本体9の動作による衝撃音の低減を図ることができる。
なお、各上記実施の形態では、第1電磁コイル29の数が2つとされ、第2電磁コイル30の数も2つとされているが、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれの数を1つあるいは3つ以上としてもよい。
また、各上記実施の形態では、ブレーキ制御装置10は、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに印加される電圧を所定のパターンに従って制御することにより、第1及び第2電磁コイル29,30への通電量を変化させるようになっているが、第1及び第2電流検出器33,34からの情報に基づいて、第1及び第2電磁コイル29,30への通電量が所定のパターンに従って変化するように、第1及び第2電磁コイル29,30のそれぞれに印加する電圧を制御するようにしてもよい。


Claims (5)

  1. 回転体、
    上記回転体に接触する制動位置と、上記回転体から開離される開放位置との間で変位可能な制動体、
    上記制動体が上記制動位置に変位される方向へ上記制動体を付勢する付勢体、
    通電により電磁吸引力をそれぞれ発生する第1電磁コイル及び第2電磁コイルを有し、上記電磁吸引力の発生により、上記付勢体による付勢力に逆らって、上記開離位置へ上記制動体を変位させる電磁マグネット、及び
    上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルのそれぞれへの通電を制御するブレーキ制御装置
    を備え、
    上記ブレーキ制御装置、上記制動体を変位させるときに、上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルに対して互いに異なる通電の制御を行うことにより、上記電磁吸引力及び上記付勢力によって上記制動体に傾き又は撓みが発生するようになっていることを特徴とするエレベータのブレーキ装置。
  2. 上記ブレーキ制御装置は、上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルへの通電の開始及び停止の少なくともいずれかの時期が互いに異なるように、上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルのそれぞれへの通電を制御するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのブレーキ装置。
  3. 上記ブレーキ制御装置は、上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルへの通電を開始するときに、上記第1電磁コイルに印加する電圧を0から所定値にするまでの時間が、上記第2電磁コイルに印加する電圧を0から上記所定値にするまでの時間よりも短くなるように、上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルのそれぞれに印加する電圧を制御するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのブレーキ装置。
  4. 上記ブレーキ制御装置は、上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルへの通電を停止するときに、上記第1電磁コイルに印加する電圧を所定値から0にするまでの時間が、上記第2電磁コイルに印加する電圧を上記所定値から0にするまでの時間よりも短くなるように、上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルのそれぞれに印加する電圧を制御するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのブレーキ装置。
  5. 上記ブレーキ制御装置は、上記第2電磁コイルへの通電を停止するときに、上記第2電磁コイルに印加する電圧を、所定値から、上記所定値よりも小さな設定値まで瞬時に低下させてから、所定の時間をかけて上記設定値から0へ低下させるようになっていることを特徴とする請求項4に記載のエレベータのブレーキ装置。
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