JP2017178550A - エレベータ装置及びその動作制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁ブレーキ装置の更なる静音化に寄与することができるエレベータ装置及びその動作制御方法の提供。
【解決手段】本発明は、電磁ブレーキ装置21の動作を検出する動作検出センサ22を備え、制御盤20は、動作指令信号を送信してから動作検出センサ22の検出信号を受信するまでの経過時間を測定する測定部201と、測定部201によって測定された経過時間と、電磁ブレーキ装置21に対して予め設定された許容動作時間とを比較し、経過時間と許容動作時間との大小を判定する時間判定部203と、時間判定部203によって経過時間が許容動作時間よりも短いと判定されたとき、次回の電磁ブレーキ装置21の動作時に、当該電磁ブレーキ装置21の電磁コイルへ印加する電流の大きさを低減した状態で、電磁ブレーキ装置21を動作させる制御を行う動作制御部206とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、巻上機に制動力を付与する電磁ブレーキ装置を備えたエレベータ装置及びその動作制御方法に関する。
近年、エレベータ装置の巻上機に用いられる電磁ブレーキ装置に対して静音化の要求が高まっている。そのような要求に応えるために、例えば、下記の特許文献1に記載の電磁ブレーキ装置が提案されている。
この特許文献1には、電磁コイルが巻装された固定鉄心と、この固定鉄心との間に設けられた制動バネに付勢されて制動力を発生させ、固定鉄心に吸引されて制動を解放する可動鉄心と、固定鉄心及び可動鉄心の対向する一方の端面からその一部が突出するように設けられ、可動鉄心の吸引時に固定鉄心及び可動鉄心の対向する他方の端面に接触して、固定鉄心及び可動鉄心の衝突力を低減させる弾性部とを備え、弾性部は、固定鉄心及び可動鉄心の対向する一方の端面からの突出量が互いに異なる第1弾性体と第2弾性体とを有する構成が開示されている。
特開2007−64247号公報
上述した特許文献1に開示された従来技術においては、電磁ブレーキ装置が巻上機に対する制動を解放する際に、第1弾性体及び第2弾性体によって可動鉄心に作用する吸引力を段階的に低下させることにより、固定鉄心と可動鉄心とが衝突することで発生する騒音を低減することができる。
しかし、固定鉄心に対する可動鉄心の動作状態は、例えば、使用による摩耗や変形等の経年劣化、あるいは電磁コイルの発熱状態に応じて変化するため、従来技術の電磁ブレーキ装置によって得られる騒音の低減量が、要求される騒音の低減量に対して十分でない場合には、弾性体の数を増加したり、弾性体の長さを変更したりする等の対応が必要となる。このように、特許文献1の従来技術は、電磁ブレーキ装置による静音化に対する信頼性が低いことが問題になっている。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、電磁ブレーキ装置の更なる静音化に寄与することができるエレベータ装置及びその動作制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のエレベータ装置は、建物の昇降路内に配置された乗りかごと、前記乗りかごを昇降させる駆動源としての巻上機と、前記巻上機に制動力を付与する電磁ブレーキ装置と、前記巻上機及び前記電磁ブレーキ装置の動作を制御する制御装置とを備えたエレベータ装置において、前記電磁ブレーキ装置に設けられ、前記電磁ブレーキ装置の動作を検出する動作検出装置を備え、前記制御装置は、前記電磁ブレーキ装置を制動時の状態から解放させる動作指令信号を送信してから、前記動作検出装置の検出信号を受信するまでの経過時間を測定する測定部と、前記測定部によって測定された前記経過時間と、前記電磁ブレーキ装置に対して予め設定された許容動作時間とを比較し、前記経過時間と前記許容動作時間との大小を判定する時間判定部と、前記時間判定部によって前記経過時間が前記許容動作時間よりも短いと判定されたとき、次回の前記電磁ブレーキ装置の動作時に、当該電磁ブレーキ装置の電磁コイルへ印加する電流の大きさを低減した状態で、前記電磁ブレーキ装置を動作させる制御を行う動作制御部とを有することを特徴としている。
本発明のエレベータ装置及びその動作制御方法によれば、電磁ブレーキ装置の更なる静音化に寄与することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係るエレベータ装置の構成を示す全体図である。 図1に示す制御盤のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 図1に示す制御盤の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る制御盤による巻上機及び電磁ブレーキ装置の制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る動作検知センサの検出信号、チョッパ制御の動作状態、及び電磁コイルへの印加電流の関係の一例を示す図であり、特に電磁コイルへの印加電流が調整される前の関係を示す図である。 本実施形態に係る動作検知センサの検出信号、チョッパ制御の動作状態、及び電磁コイルへの印加電流の関係の一例を示す図であり、特に電磁コイルへの印加電流が調整された後の関係を示す図である。
以下、本発明に係るエレベータ装置及びその動作制御方法を実施するための形態を図に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係るエレベータ装置の構成を示す全体図である。
図1に示すように、本実施形態に係るエレベータ装置101は、建物11を構成する建築構造物内に形成された昇降路12と、この昇降路12内を昇降する乗りかご13と、一端が乗りかご13に取付けられた主ロープ14と、この主ロープ14の他端が取付けられ、昇降路12内に吊り下げられた釣合い錘15とを備えている。
また、エレベータ装置101は、昇降路12の上方に位置する機械室16に設けられ、主ロープ14を介して乗りかご13及び釣合い錘15を駆動する駆動源としての巻上機17と、この巻上機17の近傍に配置されたそらせ車18と、建物11の各階に設けられ、乗りかご13が停止する停止階となる乗り場19と、機械室16内に設置され、乗りかご13を制御する制御装置としての制御盤20とを備えている。
巻上機17は、主ロープ14が巻き掛けられた綱車171と、この綱車171の回転軸(図示せず)と同軸の出力軸(図示せず)を含み、この出力軸を介して綱車171を回転させるモータ172(図3参照)と、綱車171の回転軸及びモータ172の出力軸と一体となって回転する被制動体173とを有している。また、巻上機17には、この被制動体173の回転を制動する電磁ブレーキ装置21が付設されており、モータ172及び電磁ブレーキ装置21は、制御盤20に電気的に接続されている。
このような構成の巻上機17では、モータ172及び電磁ブレーキ装置21が制御盤20からの制御信号に従って作動することにより、建物11の昇降路12内において、乗りかご13が釣合い錘15に対して相対的に昇降したり、乗りかご13が建物11の各階の乗り場19に停止したりするようになっている。
電磁ブレーキ装置21は、被制動体173を介して巻上機17に制動力を付与する装置である。また、電磁ブレーキ装置21の内部には、当該電磁ブレーキ装置21の動作を検出する動作検出装置としての動作検出センサ22(図3参照)が取り付けられており、この動作検出センサ22は通信ケーブル等(図示せず)で制御盤20に通信接続されている。
本実施形態においては、電磁ブレーキ装置21は、例えば、パッド等の摩擦部材(図示せず)を被制動体173の両側から挟み込むことにより、これらの摩擦部材と被制動体173との間で発生した摩擦力を利用して乗りかご13を減速若しくは停止させることが可能なディスク式ブレーキ装置から成っている。
具体的には、ディスク式ブレーキ装置は、図示されないが、電磁コイルが搭載された固定鉄心と、この固定鉄心と被制動体173との間に配置され、電磁コイルからの電磁力を受けて移動する可動鉄心と、この可動鉄心を被制動体173側へ向かって付勢するスプリングとから少なくとも構成されている。また、可動鉄心のうち固定鉄心と反対側に位置する端部、すなわち、可動鉄心の被制動体173側の端部には、上述の摩擦部材が一体に取り付けられている。
このような構成の電磁ブレーキ装置21においては、制御盤20からの制御信号に従って、電磁コイルへの通電が停止されて電流が流れなくなると、可動鉄心がスプリングの弾性力によって摩擦部材と共に被制動体173側へ押圧され、摩擦部材が被制動体173に接触してそのまま押し付けられる。これにより、摩擦部材と被制動体173との間に摩擦力が発生し、この摩擦力によって被制動体173の回転が停止することにより、被制動体173が制動した状態で保持される。
一方、電磁ブレーキ装置21は、制御盤20からの制御信号に従って、電磁コイルへの通電が開始されて電流が流れると、電磁コイルが励磁されて電磁力が発生し、この電磁力によって可動鉄心が固定鉄心側へ吸引される。その結果、可動鉄心がスプリングの弾性力に抗して摩擦部材と共に変位し、この摩擦部材が被制動体173から離反することにより、被制動体173が制動した状態から解放される。
このとき、動作検出センサ22は、摩擦部材が被制動体173から離反する動作に伴って内部の回路が閉じることにより、電磁ブレーキ装置21の動作を検出し、その検出信号を制御盤20へ送信する。なお、上述したディスク式ブレーキ装置の構成は一例にすぎず、ディスク式ブレーキ装置の内部に別の装置や部材を含んでもよい。
本実施形態に係るエレベータ装置101は、制御盤20が電磁ブレーキ装置21を制動時の状態から解放させる動作指令信号を送信してから、動作検出センサ22の検出信号を受信するまでの経過時間Txに応じて、巻上機17及び電磁ブレーキ装置21の動作を制御する構成に特徴がある。
次に、本実施形態の特徴をなす制御盤20を構成するハードウェアについて、図2を参照しながら詳細に説明する。図2は制御盤20のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。
制御盤20は、巻上機17及び電磁ブレーキ装置21の動作等を含む乗りかご13の運行を制御するための各種の演算を行うCPU(Central Processing Unit)31、CPU31による演算を実行するためのプログラムを格納するROM(Read Only Memory)32やHDD(Hard Disk Drive)33等の記憶装置、CPU31がプログラムを実行する際の作業領域となるRAM(Random Access Memory)34、外部の装置との間で各種の情報や信号の入出力を行う入出力インターフェース35とを含むハードウェアから構成されている。
このようなハードウェア構成において、CPU31が、制御盤20に予め搭載されたソフトウェアを起動し、ROM32やHDD33等の記憶装置に記憶されたプログラムをRAM34に読み出して、それらのプログラムに従って演算を行うことにより、巻上機17及び電磁ブレーキ装置21に対する各処理が実施される。すなわち、これらのハードウェアとソフトウェアが協働することで、制御盤20としての機能が実現される。
そして、本実施形態に係る制御盤20は、チョッパ制御方式を用いることにより、電磁ブレーキ装置21の電磁コイルへ印加する電流Iの大きさを調整する機能を有している。以下、このような制御盤20の機能を示す具体的な構成について、図3を参照しながら詳細に説明する。図3は本実施形態に係る制御盤20の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御盤20は、測定部201、記録部202、時間判定部203、異常判定部204、異常通知部205、及び動作制御部206を含んで構成されている。測定部201は、制御盤20が動作指令信号を電磁ブレーキ装置21へ送信してから、動作検出センサ22の検出信号を受信するまでの経過時間Txを測定する。
記録部202は、測定部201によって測定された経過時間Txを記録する。この他、記録部202には、電磁コイルへの印加電流Iの大きさ、後述の許容最大動作時間Tmax、及び許容最小動作時間Tmin等も予め記録されている。なお、記録部202は、図2に示すROM32やHDD33等の記憶装置によって実現される。
時間判定部203は、測定部201によって測定された経過時間Txと、電磁ブレーキ装置21に対して予め設定された許容動作時間(以下、便宜的に許容最大動作時間と称する)Tmaxとを比較し、経過時間Txと許容最大動作時間Tmaxとの大小を判定する。また、時間判定部203は、測定部201によって測定された経過時間Txと、許容最大動作時間Tmaxよりも予め短く設定された許容最小動作時間Tminとを比較し、経過時間Txと許容最小動作時間Tminとの大小を判定する。
異常判定部204は、時間判定部203によって経過時間Txが許容最小動作時間Tminよりも短いと判定されたとき(Tx<Tmin)、電磁ブレーキ装置21が異常であると判定する。一方、異常判定部204は、時間判定部203によって経過時間Txが許容最小動作時間Tminよりも長い、又は同一であると判定されたとき(Tx≧Tmin)、電磁ブレーキ装置21が正常であると判定する。
異常通知部205は、異常判定部204によって電磁ブレーキ装置21が異常であると判定されたとき、その旨を連絡する異常通報を、例えば、エレベータ装置101の保守作業を行う外部の保守会社41に対して行う。
動作制御部206は、時間判定部203によって経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxよりも短いと判定されたとき(Tx<Tmax)、次回の電磁ブレーキ装置21の動作時に、当該電磁ブレーキ装置21の電磁コイルへ印加する電流Iの大きさを低減した状態で、電磁ブレーキ装置21を動作させる制御を行う。
また、動作制御部206は、時間判定部203によって経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxよりも長いと判定されたとき(Tx>Tmax)、次回の電磁ブレーキ装置21の動作時に、当該電磁ブレーキ装置21の電磁コイルへ印加する電流Iの大きさを増加した状態で、電磁ブレーキ装置21を動作させる制御を行う。
さらに、動作制御部206は、異常判定部204によって電磁ブレーキ装置21が異常であると判定されたとき、乗りかご13の運行として、予め設定された非常時の運行が実施されるように、巻上機17及び電磁ブレーキ装置21を動作させる制御を行う。
具体的には、動作制御部206は、非常時の運行として、例えば、巻上機17及び電磁ブレーキ装置21を駆動して乗りかご13を建物11の最寄階の乗り場19に停止させた後、乗りかご13のドアを開いて巻上機17及び電磁ブレーキ装置21を休止させる制御を行う。
次に、本実施形態に係る制御盤20による巻上機17及び電磁ブレーキ装置21の制御処理について、図4のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
図4に示すように、まずは、動作制御部206が、停止した乗りかご13を昇降させるために、動作指令信号を電磁ブレーキ装置21へ送信すると共に(ステップ(以下、Sと記す)401)、測定部201が経過時間Txの測定を開始する。
次に、電磁ブレーキ装置21が動作制御部206から動作指令信号を受信すると、記録部202に予め記録された電流値Ip(初期値)に相当する電流Iが電磁コイルに印加されることにより(S402)、電磁ブレーキ装置21が制動時の状態から解放される(S403)。このとき、動作検出センサ22は、電磁ブレーキ装置21の動作を検出し、その検出信号を測定部201へ送信する。
次に、測定部201は、動作検出センサ22から検出信号を受信すると、経過時間Txの測定を終了し、測定した経過時間Txを記録部202に記録する(S404)。そして、記録部202に記録された経過時間Txが時間判定部203に入力されることにより、下記のように説明される電磁コイルへの印加電流Iの調整処理モードが実施される。
具体的には、まず、時間判定部203は、記録部202から許容最小動作時間Tminを入力し(S405)、経過時間Txが許容最小動作時間Tminよりも短いか否かを判定する(S406)。このとき、時間判定部203は、経過時間Txが許容最小動作時間Tminよりも短いと判定すると(S406/YES)、異常判定部204は、電磁ブレーキ装置21が異常であると判定し、その判定結果を動作制御部206及び異常通知部205へ送信する。
続いて、動作制御部206は、異常判定部204から判定結果を受信すると、非常時の運行を実施する(S407)。その結果、巻上機17及び電磁ブレーキ装置21が、動作制御部206からの制御信号に従って駆動し、乗りかご13が建物11の最寄階の乗り場19に停止した後、乗りかご13のドアが開いて巻上機17及び電磁ブレーキ装置21が休止する。この状態では、利用者によってかご呼びや乗り場呼びが登録されても、巻上機17及び電磁ブレーキ装置21が動作しないので、電磁ブレーキ装置21の異常が悪化するのを未然に防止することができる。
また、異常通知部205は、異常判定部204から判定結果を受信すると、異常通報を外部の保守会社41に対して行う(S408)。これにより、異常通報を受けた保守会社41の保守点検員は、電磁ブレーキ装置21に対して点検が必要であることを容易に把握できるので、エレベータ装置101が設置された建物11に赴いて電磁ブレーキ装置21を点検し、適切な処置を迅速に行うことができる。
そして、最終的にエレベータ装置101による安全運転が確認されると、エレベータ装置101が復旧して乗りかご13の運行が再開されることになる。なお、S408の処理が行われると、制御盤20は巻上機17及び電磁ブレーキ装置21の制御処理を終了する。
一方、S406において、時間判定部203は、経過時間Txが許容最小動作時間Tminよりも長い、又は同一であると判定すると(S406/NO)、異常判定部204は、電磁ブレーキ装置21が正常であると判定する。次に、時間判定部203は、記録部202から許容最大動作時間Tmaxを入力し(S409)、経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxと同一であるか否かを判定する(S410)。
このとき、時間判定部203は、経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxと同一であると判定すると(S410/YES)、制御盤20は、そのまま巻上機17及び電磁ブレーキ装置21の制御処理を終了する。S410において、時間判定部203は、経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxと同一でないと判定すると(S410/NO)、経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxよりも短いか否かを判定する(S411)。
このとき、時間判定部203は、経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxよりも短いと判定すると(S411/YES)、電磁コイルに過大な電流Iが印加されていることが把握されるので、次回の電磁ブレーキ装置21の動作時に備えて、電磁コイルへの印加電流Iの大きさを、現在の電流値よりも低減したIaに設定し、この電流値Iaを記録部202に記録して更新する(S412)。これにより、次に電磁ブレーキ装置21が動作する際には、電流値Iaの電流Iが電磁コイルに印加されることになる。
S411において、時間判定部203は、経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxよりも長いと判定すると(S411/NO)、電磁コイルに印加されている電流Iが不足していることが把握されるので、次回の電磁ブレーキ装置21の動作時に備えて、電磁コイルへの印加電流Iの大きさを、現在の電流値よりも増加したIbに設定し、この電流値Ibを記録部202に記録して更新する(S413)。これにより、次に電磁ブレーキ装置21が動作する際には、電流値Ibの電流Iが電磁コイルに印加されることになる。
このような処理により、制御盤20による巻上機17及び電磁ブレーキ装置21の制御処理が終了する。本実施形態においては、S401〜S404までの処理が測定ステップ、S410及びS411の処理が判定ステップ、S412及びS413の処理が動作制御ステップにそれぞれ対応する。
図5は電磁コイルへの印加電流Iの調整処理モードが実施される前の通常の動作時における、動作検出センサ22の検出信号、チョッパ制御の動作状態、及び電磁コイルへの印加電流Iの関係の一例を示す特性図である。
図5に示すように、停止中の乗りかご13を昇降させるために、制御盤20がチョッパ制御の動作状態をON状態に制御すると、記録部202に記録された電流値Ipに相当する電流Iが電磁コイルに印加されることにより、電磁コイルが励磁されて発生した電磁力が電磁ブレーキ装置21の可動鉄心に作用する。これにより、電磁ブレーキ装置21の摩擦部材が被制動体173から離反し、電磁ブレーキ装置21が制動時の状態から解放される。
このとき、電磁ブレーキ装置21の内部において可動鉄心が固定鉄心に衝突することで騒音が発生するが、この騒音の大きさは、電磁ブレーキ装置21の動作速度、すなわち、電磁コイルに励磁される電磁力に相関する。また、電磁ブレーキ装置21が制動時の状態から解放されることに伴って、動作検出センサ22の検出信号が制御盤20に入力されると、制御盤20は、電磁コイルの発熱を抑制するために、チョッパ制御の動作状態をON状態又はOFF状態に一定の間隔で交互に切り換えることにより、電磁コイルへの印加電流Iを予め設定された保持電流Icに変更する。
一方、測定部201は、制御盤20が動作指令信号を送信してから、動作検出センサ22の検出信号を受信するまでの経過時間Txを測定しており、このときの経過時間Txは、図5に示すTaに相当する(Tx=Ta)。
次に、電流Iが保持電流Icに変更されてから暫くした後、乗りかご13が停止する際には、制御盤20がチョッパ制御の動作状態をOFF状態に制御し、電磁コイルへの印加電流Iを減少させる。そして、電磁コイルへの印加電流Iが0になると、可動鉄心に作用する電磁力が消失することにより、電磁ブレーキ装置21が制動時の状態に維持される。
ところで、一般に、電磁コイルへの印加電流Iの電流値は、電磁ブレーキ装置21を適用する上での最悪条件(例えば、可動鉄心の動作ストロークが最大であり、かつ、エレベータ装置101の運転が長時間継続したことに伴って発熱した状態)を基に設定されるので、電磁コイルへの印加電流Iの調整処理モードが実施される前の通常の動作時において過大となる。
図6は電磁コイルへの印加電流Iの調整処理モードが実施された後における、動作検出センサ22の検出信号、チョッパ制御の動作状態、及び電磁コイルへの印加電流Iの関係の一例を示す特性図である。
図6に示すように、制御盤20がチョッパ制御の動作状態をON状態又はOFF状態に所定の間隔で切り換えることにより、記録部202に記録された電流値Ia(<Ip)に相当する電流Iが電磁コイルに印加される。その結果、電磁コイルが励磁されて発生する電磁力が小さくなるので、制御盤20が動作指令信号を送信してから、動作検出センサ22の検出信号を受信するまでの経過時間Tbが、電流値Ipに相当する電流Iを電磁コイルに印加したときの経過時間Taよりも長くなるが(Tb>Ta)、その代わり、可動鉄心が固定鉄心に衝突する衝突音、すなわち、電磁ブレーキ装置21において発生する騒音を低減することができる。
このように構成した本実施形態に係るエレベータ装置101によれば、時間判定部203が、測定部201によって測定された経過時間Txと、許容最大動作時間Tmax及び許容最小動作時間Tminとを比較し、これらの経過時間Txと、許容最大動作時間Tmax及び許容最小動作時間Tminとの大小をそれぞれ判定することにより、電磁コイルへの印加電流Iの大きさが適切であるか否かを判断することができる。
そして、動作制御部206は、時間判定部203によって経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxよりも短いと判定されたとき、すなわち、電磁コイルへの印加電流Iが過大であるとき、次回の電磁ブレーキ装置21の動作時に、電磁コイルへの印加電流Iの大きさを低減することにより、可動鉄心に作用する電磁力が小さくなるので、可動鉄心と固定鉄心との衝突を緩和することができる。これにより、電磁ブレーキ装置21において発生する騒音を容易かつ十分に低減できるので、電磁ブレーキ装置21の更なる静音化に寄与することができる。
また、本実施形態に係るエレベータ装置101では、動作制御部206は、時間判定部203によって経過時間Txが許容最大動作時間Tmaxよりも長いと判定されたとき、すなわち、電磁コイルへの印加電流Iが不足しているとき、次回の電磁ブレーキ装置21の動作時に、電磁コイルへの印加電流Iの大きさを増加することにより、可動鉄心に作用する電磁力が大きくなり、摩擦部材が可動鉄心と共に被制動体173から離反し易くなるので、乗りかご13が昇降する際に、電磁ブレーキ装置21を制動時の状態から迅速に解放することができる。
また、本実施形態に係るエレベータ装置101では、異常判定部204は、時間判定部203によって経過時間Txが許容最小動作時間Tminよりも短いと判定されたとき、電磁ブレーキ装置21が異常であると判定し、非常時の運行が実施されるので、電磁ブレーキ装置21の状態を的確に把握した上で、電磁ブレーキ装置21の異常に対して迅速な対応を図ることができる。これにより、信頼性の高いエレベータ装置101を提供することができる。
なお、上述した本実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
特に、本実施形態に係る電磁ブレーキ装置21は、ディスク式ブレーキ装置から構成された場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、ドラム式ブレーキ装置等の他の種類のブレーキ装置から構成されてもよい。
また、電磁コイルへの印加電流Iの電流値は、上述したIp,Ia,Ibのいずれかに設定された場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。例えば、チョッパ制御のON状態とOFF状態とを切り換える間隔を変化させることにより、複数の電流値を設定してもよいし、あるいは電磁コイルの温度を検出する温度センサを設け、この温度センサの検出値に応じて各電流値を設定してもよい。
さらに、本実施形態は、建物11の昇降路12内に乗りかご13が1台設置された1系統のエレベータ装置101を一例として挙げて説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、乗りかご13が2台以上設置される複数系統のエレベータ装置にも適用可能であり、本発明のエレベータ装置及びその動作制御方法は上述した実施形態に限定されるものではない。
11…建物、12…昇降路、13…乗りかご、17…巻上機、19…乗り場、20…制御盤(制御装置)、21…電磁ブレーキ装置、22…動作検出センサ(動作検出装置)、41…保守会社
101…エレベータ装置、171…綱車、172…モータ、173…被制動体、201…測定部、202…記録部、203…時間判定部、204…異常判定部、205…異常通知部、206…動作制御部

Claims (7)

  1. 建物の昇降路内に配置された乗りかごと、前記乗りかごを昇降させる駆動源としての巻上機と、前記巻上機に制動力を付与する電磁ブレーキ装置と、前記巻上機及び前記電磁ブレーキ装置の動作を制御する制御装置とを備えたエレベータ装置において、
    前記電磁ブレーキ装置に設けられ、前記電磁ブレーキ装置の動作を検出する動作検出装置を備え、
    前記制御装置は、
    前記電磁ブレーキ装置を制動時の状態から解放させる動作指令信号を送信してから、前記動作検出装置の検出信号を受信するまでの経過時間を測定する測定部と、
    前記測定部によって測定された前記経過時間と、前記電磁ブレーキ装置に対して予め設定された許容動作時間とを比較し、前記経過時間と前記許容動作時間との大小を判定する時間判定部と、
    前記時間判定部によって前記経過時間が前記許容動作時間よりも短いと判定されたとき、次回の前記電磁ブレーキ装置の動作時に、当該電磁ブレーキ装置の電磁コイルへ印加する電流の大きさを低減した状態で、前記電磁ブレーキ装置を動作させる制御を行う動作制御部とを有することを特徴とするエレベータ装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ装置において、
    前記動作制御部は、前記時間判定部によって前記経過時間が前記許容動作時間よりも長いと判定されたとき、次回の前記電磁ブレーキ装置の動作時に、前記電磁コイルへ印加する電流の大きさを増加した状態で、前記電磁ブレーキ装置を動作させる制御を行うことを特徴とするエレベータ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベータ装置において、
    前記時間判定部は、前記測定部によって測定された前記経過時間と、前記許容動作時間よりも予め短く設定された許容最小動作時間とを比較し、前記経過時間と前記許容最小動作時間との大小を判定し、
    前記制御装置は、前記時間判定部によって前記経過時間が前記許容最小動作時間よりも短いと判定されたとき、前記電磁ブレーキ装置が異常であると判定する異常判定部を有し、
    前記動作制御部は、前記異常判定部によって前記電磁ブレーキ装置が異常であると判定されたとき、前記乗りかごの運行として、予め設定された非常時の運行が実施されるように、前記巻上機及び前記電磁ブレーキ装置を動作させる制御を行うことを特徴とするエレベータ装置。
  4. 請求項3に記載のエレベータ装置において、
    前記動作制御部は、前記非常時の運行として、前記巻上機及び前記電磁ブレーキ装置を駆動して前記乗りかごを前記建物の乗り場に停止させた後、前記巻上機及び前記電磁ブレーキ装置を休止させる制御を行うことを特徴とするエレベータ装置。
  5. 請求項3に記載のエレベータ装置において、
    前記制御装置は、前記異常判定部によって前記電磁ブレーキ装置が異常であると判定されたとき、その旨を外部に通知する異常通知部を有することを特徴とするエレベータ装置。
  6. 建物の昇降路内に配置された乗りかごと、前記乗りかごを昇降させる駆動源としての巻上機と、前記巻上機に制動力を付与する電磁ブレーキ装置と、前記巻上機及び前記電磁ブレーキ装置の動作を制御する制御装置とを備えたエレベータ装置の動作制御方法において、
    前記制御装置が前記電磁ブレーキ装置を制動時の状態から解放させる動作指令信号を送信してから、前記電磁ブレーキ装置の動作を検出する動作検出装置の検出信号を受信するまでの経過時間を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップで測定された前記経過時間と、前記電磁ブレーキ装置に対して予め設定された許容動作時間とを比較し、前記経過時間と前記許容動作時間との大小を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記経過時間が前記許容動作時間よりも短いと判定されたとき、次回の前記電磁ブレーキ装置の動作時に、当該電磁ブレーキ装置の電磁コイルへ印加する電流の大きさを低減した状態で、前記電磁ブレーキ装置を動作させる制御を行う動作制御ステップとを備えたことを特徴とするエレベータ装置の動作制御方法。
  7. 請求項6に記載のエレベータ装置の動作制御方法において、
    前記動作制御ステップは、前記判定ステップで前記経過時間が前記許容動作時間よりも長いと判定されたとき、次回の前記電磁ブレーキ装置の動作時に、前記電磁コイルへ印加する電流の大きさを増加した状態で、前記電磁ブレーキ装置を動作させる制御を行うステップを含むことを特徴とするエレベータ装置の動作制御方法。
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